機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
GB | 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ | カードゲームとしては劣るが、キャラゲーとしての要素がファンに高く評価された。 | なし |
GB/GBC | 遊☆戯☆王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 | 召喚魔族やデッキキャパシティ等の導入でゲーム性の改善索を模索し始める。 | なし |
GBC | 遊☆戯☆王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨 |
生贄召喚、効果モンスター等の部分的ではあるが遊戯王OCGのルールを取り入れ始める。 コントラクションモードのおかげでマイナー魔族にも光が差した。 |
良 |
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ/城之内デッキ/海馬デッキ |
シリーズ最高の250万本の売上を記録。 しかし3バージョン分割商法等、ゲームやその周辺のタチの悪さもシリーズ最高。 |
ク | |
GBA | 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ5 エキスパート1 | シリーズ初の完全な遊戯王OCGルール導入。ややもっさり気味。 | なし |
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ6 エキスパート2 |
OCGルール導入の2作目。前作から大幅にパワーアップ。 一部のキャラが明らかな積み込みを使ってくる等の問題点もあるが、全体的には評価は高い。 |
良 | |
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ7 決闘都市伝説 |
バトルシティを追体験できるRPG。 なぜかルールが4以前のものに戻り、融合も出来なくなり大不評。 |
ク | |
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ8 破滅の大邪神 | 『7』の続編でアニメの外伝という体裁。前作の反動か敵が理不尽に強い。 | ク | |
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ インターナショナル ワールドワイドエディション | 『6』を世界大会仕様にマイナーチェンジ。 | ||
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ エキスパート3 |
世界大会使用ソフト2作目。 ストーリーを排除し、デュエルシミュレータに機能を絞ったが、肝心のCPUの思考がややお粗末。 ゲーム内大会やマッチ戦の削除、歯抜け収録の導入等の全体的に中途半端な出来。 |
なし | |
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ インターナショナル2 | 世界大会使用ソフト3作目。ここからデュエルの画面が斜め上から見下ろす形に変わった。 | ||
遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX めざせデュエルキング! | 新シリーズ『GX』の世界観に変わる。バグが非常に多い。 | ク | |
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ エキスパート2006 | エキスパート3同様、デュエルシミュレータに機能を絞った作品。GBA最後の『DM』ソフト。 | 良 | |
DS | 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ NIGHTMARE TROUBADOUR |
遊戯や海馬が登場する『DM』最後の作品。OCGルールで神のカードが使えるようになった。 ソリッドビジョンの採用などDSになったことで操作性・演出が強化された。 |
良 |
遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX スピリットサモナー | 『GX』の世界観にバトンタッチ。アバター導入の他、精霊システム等本作独自の要素も存在する。 | ||
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2007 |
デュエルシミュレータ系最後の作品で、ソフト本体・攻略本ともに特典カードが強力だった。 『NIGHTMARE TROUBADOUR』『スピリットサモナー』と連動するとそのキャラとデュエル可能。 更に条件を満たすと、神のカードを交換出来て使える。 |
||
遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX Card ALMANAC | カード辞典+デュエルをサポートする機能を持った実用ソフト。しかし、肝心の辞典機能が不十分。 | ク | |
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ WORLD CHAMPIONSHIP 2008 | 『GX』までのキャラが出演する最後の作品。これまでのDS系遊戯王の集大成とでもいうべき完成度。 | ||
遊☆戯☆王5D's STARDUST ACCELERATOR -WORLD CHAMPIONSHIP 2009- |
『5D's』の世界観に変わる。ライディング・デュエルやD・ホイールレースも収録。 序盤から敵のデッキが容赦ないため難易度は高め。DSでシンクロ召喚が使えるのはここから。 |
不安定 | |
遊☆戯☆王5D's WORLD CHAMPIONSHIP 2010 -Reverse of Arcadia- |
『2009』のアッパーバージョン。 アニメの世界観を追体験できるのが特徴だが、前作よりも難易度を下げた結果ちょっともっさり。 |
||
遊☆戯☆王5D's WORLD CHAMPIONSHIP 2011 -OVER THE NEXUS- |
『TF』に匹敵するほどのカード追加。Wi-Fiで期間限定大会や初の世界大会予選を実施。 ライディングでの通信対戦や詰めデュエル作成が出来るようになった。 |
良 | |
3DS | 遊☆戯☆王ZEXAL 激突!デュエルカーニバル! |
約2年半ぶりの新作。『ZEXAL』が題材になっている。 オリジナルカードやコナミ君などタッグフォースの要素も受け継いだが、対人戦不可。 |
賛否両論 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
携帯機 | ||||
PSP | 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE | 遊戯王=クソゲーという風潮を崩した傑作。従来のシリーズでの問題点も多く解消している。 | 良 | |
遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE2 | 原作のデュエリスト、エド・フェニックスやヨハン・アンデルセン等のキャラや、収録カードを追加。 | 良 | ||
遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE3 |
『GX』の集大成。『GX』の終盤からユベルや2で登場しなかったデュエリストも復活。 この作品から新たなカード「シンクロモンスター」が登場する。 |
良 | ||
遊☆戯☆王5D's TAG FORCE4 |
今作から新たに『5D's』の世界に。世界こそ違うが、『GX』独自の演出は幾つか残っている。 今現在OCG化されていない「ダークシンクロモンスター」がゲームオリジナルカードとして追加されている。 |
なし | ||
遊☆戯☆王5D's TAG FORCE5 |
前作に登場したゲームオリジナルカードとそのカードのOCG仕様が両方とも収録されているため、 プレイヤーの好みで使い分けが可能になった。また、システム面でも幾つかの改良が見られる。 |
良 | ||
遊☆戯☆王5D's TAG FORCE6 |
原作に登場したキャラが『5D's』締め括りに相応しい人数に。前作で指摘されたCPUの思考時間も大幅改善。 この作品からOCGで新たに追加されたカード「エクシーズモンスター」が使えるようになる。 |
良 | ||
遊☆戯☆王ARC-V TAG FORCE SPECIAL |
DL専売。実に3年ぶりとなる『TAG FORCE』シリーズの完全新作。本作からマスタールール3へと移行。 数に偏りが目立つが、『DM』~『ARC-V』までの5作品からキャラクターが出演するオールスター的内容。 |
なし | ||
据置機 | ||||
PS2 | 遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE EVOLUTION | 『1』の移植だが、携帯機→据置機での劣化移植という珍しい例。ボイスは全削除で追加要素もやっつけ。 | 劣化 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
PS | 遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ ~封印されし記憶~ | 理不尽の一言に尽きるゲームバランス。遊ぶときはポケステをお忘れなく。 | ク | |
PS2 | 遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズII 継承されし記憶 |
育成やボードゲーム的な要素を加えたデュエル、薔薇戦争をモチーフにした世界観など、 前作どころかシリーズ全体から見ても異色に位置する作品。 |
なし | |
Wii | 遊☆戯☆王5D's Duel Transer |
実際のカードを読み込んで、ゲーム内で使用できるデュエルスキャナーを同梱。 延期を繰り返しすぎた為に本作の前に発売された『2011』にカードプールが劣る部分が目立つ。 |
||
360 | Yu-Gi-Oh! 5D's DECADE DUELS |
Xbox Live Arcade配信ソフト。タッグフォースから演出部分とストーリーを削除したような内容。 わずか1年ほどで配信停止されてしまい、現在は入手不可。 |
なし | |
Switch | 遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ レガシー・オブ・ザ・デュエリスト:リンク・エボリューション | DL専売。リンク召喚等の追加で大きくルールが変更された新マスタールールに対応。 | なし | |
PS4/One/Win | 遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ レガシー・オブ・ザ・デュエリスト:リンク・エボリューション | DL専売。マスタールール(2020年4月1日改訂版))搭載。Switch版も同日にアップデートされた。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
Win | 遊☆戯☆王ONLINE | 世界が繋がったデュエルのオンライン。ただしサービス終了につき現在はプレイ不可。 | |
AC | 遊☆戯☆王 デュエルターミナル |
遊戯王版TCAG。排出されるカードがOCGでも使用可である。 その為、実際にプレイされることは少なく、カードの自販機扱いにされる不遇の良作。 |
良 |
3DS | 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 最強カードバトル! |
DL専売。課金ありの無料ダウンロードソフト。OCGとは異なるスピードバトルのルール。 デッキ編集不可能なシステムと難易度の高さからシリーズファンには不評。 |
|
Win | 遊☆戯☆王デュエルリンクス | スピードデュエルによるオンラインゲーム。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
Xb | Yu-Gi-Oh! The Dawn of Destiny | ||
Win | Yu-Gi-Oh! Power of Chaos |
Yugi the Destiny/Kaiba the Revenge/Joey the Passionの3バージョンが1作ずつ3ヶ月を空けて販売された。 『4』がベースだが、OCGルールとなっており、遊☆戯☆王ONLINEの前身でもある。 |
|
360/PS3 | Yu-Gi-Oh! 5D's Decade Duels Plus | 『DECADE DUELS』のアップデート版。前作Xbox 360版ユーザーならアップデートされるためプレイ可能。 | |
Yu-Gi-Oh! Millennium Duels |
『DECADE DUELS』に連なる作品で、『5D's』に加えて『DM』~『ZEXAL』までの4作品のキャラが登場。 『Decade Duels Plus』とはDLCの互換性を持つ。 |
||
Win | Yu-Gi-Oh! Duel Arena |
『遊☆戯☆王ONLINE』に次ぐ2作目の遊戯王オンラインカードゲーム。 基本無料ではあるが、マイデッキで勝ち抜く場合はそれなりの課金が必要。 致命的なバグ・エラー・システムが多く、課金限定・パートナーのデッキセットのバランスが強力過ぎた。 日本版の配信が予告されるも無期限延長を経て中止。大元である海外版も1周年を待たずしてサービス終了。 |
|
One/PS4 | Yu-Gi-Oh! Legacy of the Duelist |
『Millennium Duels』に連なる作品で、『DM』~『ARC-V』までの5作品のキャラが登場する。 ただし、『ARC-V』のキャラはDLCによる追加が無ければ少ない。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
PS | 遊☆戯☆王 モンスターカプセル ブリード&バトル |
遊戯王の初ゲーム化作品。育てたモンスターを戦わせる戦術シミュレーション。 キャラデザや声優はテレビ朝日版準拠。COMの思考時間が異常に長い。 |
なし |
GB/GBC | 遊☆戯☆王 モンスターカプセルGB | 遊戯となって仲間を取り戻す為のゲームに挑むRPG。キャラゲーとしてはなかなかの出来。 | 良 |
GBA | 遊☆戯☆王 ダンジョンダイスモンスターズ |
「D・D・D編」をベースにしたGBAのローンチタイトル。スゴロクゲー故に運の要素が強い。 試合時間も長くてだれる。実際に商品化されたが、カード程には人気にならず、すぐに消えた。 |
ク |
遊☆戯☆王 双六のスゴロク | 同じくスゴロクゲーム。デッキ編集不可で、やはり運要素が強い。 | ク | |
PS2 | 遊☆戯☆王 カプセルモンスターコロシアム |
属性と戦略で戦うシミュレーション。PS1と比べて、ロード時間が長くフリーズしやすい。 また、モンスターを育てる「ブリード」が無くなりただの作業ゲーに。ボイスは全て英語版。 |
|
GC | 遊☆戯☆王フォルスバウンドキングダム 虚構に閉ざされた王国 |
フィールドモンスターバトルという名のリアルタイムストラテジー。 1ステージが長いが、普通に遊べる出来。遊戯王シリーズの異色作のひとつ。 |
なし |
Wii | 遊☆戯☆王5D's Wheelie Breakers |
『5D's』の世界で行われた「ライディングデュエル」をモチーフにしたアクションレース。 カードはアイテムのようにして使う。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
DS | JUMP SUPER STARS | 武藤遊戯が参戦。 | なし | |
DS | JUMP ULTIMATE STARS | なし | ||
PS4/One | JUMP FORCE? | 武藤遊戯、海馬瀬人(DLC)が参戦。 | シリ不 | |
Switch | JUMP FORCE デラックスエディション | 武藤遊戯、海馬瀬人が参戦。 | ||
AC | ノスタルジア Op.2 | KONAMIの音ゲー。アニメ版のBGM「熱き決闘者たち」を収録。 | なし | |
ノスタルジア Op.3 |
※その他、『グラディウス』シリーズや『がんばれゴエモン』シリーズ等のコナミ製ゲームのキャラクターがカードとして登場している。
1996年から2004年まで週刊少年ジャンプに連載されていた高橋和希氏による漫画『遊☆戯☆王』の関連作品群。
漫画に登場するカードゲーム「マジック&ウィザーズ(*1)」の携帯型ゲーム/TCG化を中心に、コナミデジタルエンタテインメント(コナミ)から発売されている。
原作が連載終了した現在はアニメシリーズ及び高橋氏の元アシスタントが描くコミカライズが主流になっており、カードゲームがメインでない東映版を除いても、『DM』『GX』『5D's』『ZEXAL』『ARC-V』『VRAINS』の6作が放送され、現在は『SEVENS』が放送中。
ただし、『SEVENS』は弟分といえる別TCG「遊戯王ラッシュデュエル」を扱う。
『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』(以下「遊戯王OCG」)として実際のTCGにもなり、爆発的な大ヒットを飛ばして多くのシリーズ作品を生みだしたことで有名だが、携帯型ゲームは遊戯王OCGが無かった頃から発売されている。
その初代『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』はルール整備がほとんどなされておらず、ゲームとしてはかなり未熟な仕上がりだった。
シリーズを重ねるごとに、「強力なカードを出せばよい」から徐々にゲーム的駆け引きの要素を取り入れてルールを改善。原作や遊戯王OCGの人気に合わせて、携帯型ゲームも多くの作品をコンスタントにリリースしていく。
なお、当記事及び関連作品の記事では、OCGプレイヤー間での慣例に準拠し、単体のカード名は《》(二重山かっこ)・デッキ名は【】(隅付き括弧)で囲んで表記する(*2)。
また、このシリーズについてよく語られるのが、特典カードの存在である。
『デュエルモンスターズ2』より、遊戯王OCGで実際に使用できるファン垂涎のカードがゲームソフトに付属するようになる。
しかし特に初期では「全○種類中の△枚」といった射幸心を煽るような売り方をしたため、カード欲しさにソフトの複数買いをするファンも現れる。当時はゲーム自体の出来が不安定だった事から「ゲームはカードのおまけ」などと揶揄された。
後期では付属カードの性能は抑え気味になっているものの、ルール変更や環境の変化によって付属カードの価値が高騰したため発売後1年経った作品やその攻略本が再販される、という異例の事態も見られた。
ただし、近年はDL専売で特典カードが付かない作品もある。
共通事項
+ | 新マスタールールからの変更点 |
ゲームオリジナルルール
OCGルール
スピードデュエル