この項目では『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』のゲーム化作品である『史上最強の土下座』と、スピンオフである『泣きの1回 絶対服従ばいおれんす校長 ワガハイが1番えらいんじゃい!!』を紹介します。判定は共にバカゲーです。
【ぜったいぜつめいでんぢゃらすじーさん しじょうさいきょうのどげざ】
ジャンル | ギャグアクション・アドベンチャー | ![]() |
対応機種 | ゲームボーイアドバンス | |
メディア | 64MbitROMカートリッジ | |
発売元 | キッズステーション | |
開発元 | 六面堂 | |
発売日 | 2003年9月26日 | |
定価 | 4,800円(税抜) | |
判定 | バカゲー | |
ポイント |
自称「クソゲー」 でも原作もだいたいこんなノリ |
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絶体絶命でんぢゃらすじーさんシリーズ |
ハチャメチャで不条理な世界観、でも大長編は本気で泣かせにくる作風で人気を博し、現在20周年を記念しYouTubeにまで進出している曽山一寿作『絶体絶命でんぢゃらすじーさん(*1)』のゲーム化作品。
ストーリーは世の中の危険から身を守る方法を教えることが生き甲斐の「じーさん」が、突如地球に侵攻してきた宇宙人「みょみょみょ星人」から世界各国の都市7ヶ所を守り侵略を阻止するといったもの。
+ | 一覧 |
+ | オープニング映像 |
+ | 侵略方法一覧 一応ネタバレ注意 |
+ | その他ゲーム本編内の雑多なネタの一部を紹介 |
+ | グッドエンディングの詳細 |
このようなことから作者自ら「クソゲー」と暴露した希有なゲームだが、そもそも原作自体がこのような滅茶苦茶で出鱈目な作品であるため、原作通りのキャラゲーでありバカゲー。
しかしながら作り込みは良く結構遊べるゲーム。原作のファンなら買って損はないだろう。
+ | そのメッセージの内容。クリックで開閉 |
【ぜったいぜつめいでんぢゃらすじーさん なきのいっかい ぜったいふくじゅうばいおれんすこうちょう わがはいがいちばんえらいんじゃい】
ジャンル | ギャグアクション・アドベンチャー | ![]() |
対応機種 | ゲームボーイアドバンス | |
メディア | 64MbitROMカートリッジ | |
発売元 | キッズステーション | |
開発元 | 六面堂 | |
発売日 | 2004年3月18日 | |
定価 | 4,800円(税抜) | |
判定 | バカゲー | |
ポイント |
まさかの校長が主役 意外にも作りは丁寧 |
じーさんが地球を危機から救ってから、たった3時間後…。 前回活躍できなかった校長が、自分も侵略から地球を救いたいと言い出した! 校長の泣きの1回を受け、じーさんも立ち上がる! 今度の敵はじーさん!? 大迷惑のみょみょみょ星人を率い、わがまま校長とじーさんが大激突!! 前回以上にパワーアップしたギャグ満載の校長編スタート!! (公式サイトより)
…オイ、ちょっと待て。
なんともアレなストーリーから始まる『史上最強の土下座』のスピンオフ作品。今度の主役は原作で毎回ヒドイ目にあう校長。
作者曰く、「GBAで校長のゲームが出ると聞いたときは冗談だと思った」とのこと。
オープニングムービーでは偽のゲームタイトルが次々と表示されては爆破され、最後に正式なタイトルと校長が出てくるがそのままのノリで爆破される。主人公なのにこの扱い…。
今回の舞台は東京、シドニー、ハワイ、サバンナ、イースター島、+隠しマップ2つ(校長王国、アトランティス)。観光地だらけなのは校長のワガママ。
なお、基本システムは全て『史上最強の土下座』のものを使っており、内容だけが異なる。
+ | 一覧 |
+ | これがその「おちんちんのうた」 |
バカゲーなりにちゃんとスピンオフしている意外な佳作。
前作とはまた違った面白さがあるので、両方プレイしてもいいだろう。
*1 二度のリニューアルを経て、現在は『なんと!でんぢゃらすじーさん』として連載中。
*2 ただし、シナリオでこれをクリアしないと負ける場面はない。
*3 1ミスでクリア失敗の一例として、『beatmania IIDX』の「HAZARDモード」や、太鼓の達人の「かんぺき」オプションなどが存在するが、それらと同等のものを本作の対象であろう層にクリアできるかというと…。
*4 極端に少ないコマンド入力で大ダメージ、一撃必殺、自爆技など。
*5 余談だが、まる子は山本リンダのファンという設定が存在する(それを意識してかアニメの後半へ続くアイキャッチシーンでまる子が「狙い撃ち」のイントロを歌うシーンがあった)がそれと関係しているかは不明である。
*6 一応、原作でも広場でじーさんが呼び出した新幹線(0系)に撥ねられて即死したり、道を散歩していたら突如ゲベにゼロ戦の機銃で撃たれたり(もちろん明確な理由などは一切無い)していたのでこれも原作通りのノリではある。
*7 一応、北京は事実上パリよりも多くミニゲームをする事になるのだが、そちらは3回までなら負けても大丈夫なので、ワンミスで終了となるパリとの難易度は雲泥の差。また、シナリオの進行上「おうさまじーさん」に成るのが容易なので、その場合ミニゲームの難易度は大きく下がる。
*8 尤も、原作でもマンガや単行本のおまけページなどで作者自身の日常での切ない(が、笑える)実体験や、このマンガに対する苦情、スタッフに対する文句などを自虐ネタにしているので、これも「原作(ry」ではある。
*9 ブサイク仙人などを刺すとゲームを続けられる。