ネクロス王
(王子・王様・死神・魔王とも呼ばれる。)
姿
- 本名:不明
- 年齢:不詳
- 性別:男性
- イメージ:ゴシック調の黒い衣装を纏った青年の姿で描かれている。後述のファンが描いたもの。
概要
- ネクロフィリア。主に12~24歳の女性44名を殺害・屍姦。
- 犯行時間は主に深夜から明け方にかけて。
- 全て絞殺後に性的行為を行なっていると判断されている。
- 遺体の傍に一輪のスノードロップとメッセージカードを添えるのが特徴。
- カードには使者への餞の言葉が書かれている。
- 裏にはネクロスの署名が書かれているらしい。(非公開)
- 遺留品などからは手がかりは無し。
- 死亡した被害者からは抵抗した跡が全く見られない。
- 薬品の類の検出は無し。
- 被害者に共通点はほぼ無く、顔見知りである可能性は薄い。
- 力が強い、一瞬で人が昏倒する術を持っていたとしても一切抵抗が見られないのはおかしい。
- 同意の上で殺された?
- 極一部の間ではネクロスは魔術が使えると言われ、根拠も無い耽美でファンタジックな設定が付けられている。
- 2007年、「ネクロス様になら殺されてもいい」「殺してください」という者たちによりファンクラブが結成されるが、遺族の強い要望により解散させられた。
- ファンサイトでは死神様や魔王様とも呼ばれていた。
- ネクロス王を基に作られた歌が、バンド”Nursery Teller”のファーストアルバム「Duke」(2007年8月発売)に収録されている。
- 作詞作曲のB・Loadはメンバー全員がネクロスを尊敬していると語った。
- 現在Nursery TellerはTV出演禁止になっている。
- なお本編内においては8月現在も彼らの名や活動は伺えない。楽曲についても不明。
考察
正体について
- 星野高校の保健教諭である古澤が正体では無いかという説がある。
- 彼と親しい天羽知佳は死を意識した言動や、恋愛方面で夢想的な一面を持ち、ネクロス王の過去の被害者像との一致が見られるため。
- 葬式中に彼に連れ出された際、天羽の証言と実際の古澤の行動が食い違っており、何らかの関係性を隠している事が示唆されている。(夏休み-生死)
- ネクロス王の被害者にすべて抵抗した痕が見られないのは、全員を臨死体験へ慣らし、十分に慣れたところで殺害しているためとも考えられる。つまり死後姦淫は結果であり、臨死体験への依存性を高めてゆくその過程を自然に用意できる人物こそが犯人と考えられる。
- 古澤とこそこそ交わしていた会話の断片(4月16日)や、葬儀中に死に反応した様子で古澤へ寄っていき連れて行かれたとも見える天羽の様子(夏休み-生死)からは、その「慣らされていく」過程が見えるようでもある。
- また、他者へ臨死体験への順応行為を行うさまを直接目撃されている人物として、菰楠がいる。(7月29日)これはプールで竜撫に臨死体験の気持ち良さを教えていたとするものだが、あるいは菰楠はネクロス王へ犠牲者を献上する立ち位置にあるのかもしれない。
- ネクロス王へ(十分に臨死体験に慣らしたのち)犠牲者を献上するシステムが出来上がっているなら、被害者がいずれも顔見知りとは考えられない理由に対しても説明がつく。
記録
他の
四犯神と違い、各被害者や犯行日の詳細は
7月28日(月)には記載されていない。
ファンサイトや曲ができた時期が本編の一年前(2007年)のため、彼の事件が世間に広まったのは最近であると考えられる。
また特に記載も無いため、現在でも一定の活動があるのではと思われる。
最終更新:2020年07月30日 09:29