前回の記憶

前回の記憶


「プレイヤー」である津倉光平が持つ、今の世界とは違うが、これから起こるであろう出来事の記憶。
津倉にとって本編が二巡目の世界であることから、彼が記憶する一巡目での出来事を指す。

また、作中にて津倉以外の人物が「今回ではない記憶」を見る場面がある。今回=本編の展開上では起こり得ない内容のため、これも前回の記憶と思われる。(詳細は7月13日(日)を参照)

ここでは本編の時間軸上で起こった出来事を「今回」とし、それ以外の出来事を「前回」のものとして述べる。


津倉の記憶していた内容



不明瞭な点

  • 一部、死因や時期が不明瞭である。
    • 津倉は10月に、3月まで入院する程の大怪我を負っており、その間の情報は折井清貴からの伝聞。そのため内容がはっきりしない部分があるらしい。


不審点

  • その場にいなかったはずの津倉が詳細な死因を知っているのはおかしい。
    • 報道や噂話によって知った可能性がある。
    • 今回、悪魔一派が情報操作を行った様子がある。これに対し前回も活動していたはずの悪魔は、(今回起こった実際の状況とほぼ同じ情報を津倉が前回の記憶として覚えていたことから)同様の情報操作は行わなかったことになる。これは不自然。
      • 凌釧捺爬哭梨季の死亡状況(腹部を持ち去られる)について津倉は記憶していたが、本編=今回では何者かが「彼らは転校した」と操作している。前回も同様の情報操作があったとすれば、前回は事件に関わらなかっただろう津倉は二人の死について知る機会は無いため、前回はこのような情報操作は無かったと考えられる。
      • 銀峠発の死因は前回の記憶と今回の実際の状況とで若干違いが見られるが、夏休み-告白(前編)で流れている噂とはほぼ一致する。こちらは情報操作があった? ただ噂の流れで話が変わっただけ?
    • 折井が詳細を語った?
      • 自殺する気の折井に全員の死因を語る余裕があったのか。
      • 上記の情報操作について、折井が正しい情報を伝えた可能性もあるが、その場合は「転校したと情報操作された記憶」を持っているはず。津倉にそのような記憶は無かったことから、やはり前回は情報操作は無かったと考えるのが自然か。
  • 不明な場合を除き日付を正確に覚えていること。
  • 思い出そうとする度に何かにひっかかる津倉。
  • 津倉が前回の記憶を有して4月7日に戻ってきた方法。


その他考察

泡の描写

前回の記憶を思い出すとき、思い出そうとするときに泡のようなものが現れることがある。
状況から前回の記憶やゲームに影響する描写と思われる。
また漫画ページのトップイラストが前回の記憶を表していると考察されているが(雑多な考察)、このイラストは「うたかた」と題されており、泡が描かれている。

「前回」の記憶ではない説

本編で津倉が挑戦しているゲームについて、折井が前回(本編以前の周回)のプレイヤーだったのではという説がある(01-折井清貴を参照)。それに基づく考察。
  • 折井が前回のプレイヤーとして今回の津倉と同じゲームに挑戦していたならば、折井も前回において津倉同様に「これから起こるであろう出来事」をゲーム開始時から記憶していたと推測される。
  • 前回の折井がゲーム開始時に持っていた記憶と今回津倉が記憶していたものが同じ内容ならば、折井が伝え現在本編の津倉が持つ記憶は、折井がプレイヤーとして改変しただろう前回における同一時間軸上で起こった出来事に影響されていない内容ということになる。
    • その場合この記憶は「前回」ではなくもっと前の記憶、もしくは予測や予言の類とも考えられる。
      • 前回よりももっと前が存在した場合、本編は二週目ではなく何週もしていることになる?
  • ただし折井が伝え本編の津倉が記憶しているのが「前回における出来事を反映した内容」であり、前回のプレイヤーがゲーム開始時に持っていたものと同じ記憶ではない、とも考えられる。その場合は津倉の記憶は正しく「前回の記憶」ということになる。

津倉死亡説

上述のように前回の津倉は10月から3月まで入院している。この際に本当は死亡したのではないかという説。
  • 漫画ページのトップイラストに描かれた10月の部分が不穏な絵柄で、他に比べかなり強調されている。(雑多な考察)
  • 上記から10月になにか重大なことが起こると推測されているが、この月に死亡する者を津倉は記憶しておらず、10月の事件といばこの転落事故のみが判明している。
  • この事故について推測されているのは以下。
    • 前回のプレイヤーと推測される折井が津倉の死亡日を知っており、この日なんとか助けたが、津倉は3月まで入院するほどの大怪我を負った。
    • 前回の津倉はこの時点で死亡しており、3月に折井と会ったと記憶しているのはゲームの引継ぎをした精神世界のようなもので、3月に退院したという事実は無い。

死亡順絵

前回の記憶における死亡日順に生徒が並んでいるイラスト。
詳細は異世界の扉を参照。


死亡記録

6月29日(日)にて津倉から語られる前回の死亡記録。
その他判明した前回の死亡前後の状況も追記。
なお行方不明とは「遺体が発見されていないということ(ブログ2008.10.19)」。


4月
  • 7日
    • 30-砂村日依/家に強盗(?)が入り他殺
      • 彼女が幼馴染だったことに前回の津倉は気づかなかった。
  • 8日
    • 29-神宮貞子/砂村が殺されたショックで自殺
      • 自殺理由は今回の状況から判断した津倉の推測であり、確定ではない。前回の記憶として津倉が有していたのは、正しくは「自殺」のみ。


5月
  • 19日
    • 08-諏似春杏太/星野高校内で毒殺
      • 前回はこれ以降クラスの雰囲気が悪くなったらしい。


6月


7月


夏休み中


10月
  • 不明(日付を語らなかっただけで記憶している可能性はある)


11月


12月


1月


2月


3月




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最終更新:2020年05月15日 16:47
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