ルシファー
概要
悪魔達の中でも中核に位置すると思わしき人物。
劇中では名前のみ示されており、明確な形での登場はしていない。
劇中の描写
- 名称の初出は7月7日(月)の神宮貞子の発言から。彼女が寵愛する悪魔である事が語られた。
- 彼女の発言は現実味を欠いており、伝承としての悪魔ルシファーを指しているのか、当項目における本編で活動している悪魔の中核たるルシファーのことなのかは定かでない。
- 5月21日(水)の津倉光平の回想によると、7人の悪魔が自己紹介した際に「今は一人足りない」と挨拶しており、この最後の一人がルシファーであると推測できる。
- 少なくとも劇中では兜橋夢人の推理等においても8人目の悪魔=ルシファーである事が前提にされている。
- 悪魔などの発言によりある程度の人物像が明かされている。
- サタン曰く「俺達の中心的人物」「人間の脳や思考や行動を操るのは容易」。
- アスモデウス曰く、「ルシファー様の命令は絶対」「従っていれば世界は素晴らしいものになる」。
- 複数の悪魔の証言から悪魔は自由に殺害予定を決められない事が分かっており、ルシファーが決めている(または許可を出している)ものと推測できる。
- 真柄和奈が「アレ」と称した人物にルシファーの特徴と類似性が見られ、同一人物である事が疑われる。7月18日(金)-10の考察を参照。
- サタンは7月13日(日)にて凌釧捺を殺せなかったために自身が粛清されることをイメージしており、ルシファーは悪魔の生存権を握ったうえで服従させている事が推測できる。
- 7月18日(金)-11にて北河まりねを焼いた人物の影は他のどの悪魔とも合致しないことから、この人物こそがルシファーではないかと考えられている。
- そのシルエットがクリアのドラゴンの衣装に似ているという考察がある。悪魔の衣装をデザインした人物がいる(ブログ情報)とのことだが、関係はあるか?
正体についての考察
ルシファーについては劇中で明確に登場していない事もあり、正体については諸説ある。現状考えられる説は以下。
- 彼は糸日谷の重要人物である事が示されており、「アレ」の特徴に合致している。
- 彼の本名は「糸日谷仙人掌」。父親の存在も示唆されており、糸日谷の重要人物である事が推察できる。
- 従えている砦という人物は糸日谷の腕章を付けている事が確認できる。
- 5月1日(木)には「初対面の周囲の人間を巧みに誘導し、自身は何一つ痛みを受けずにぬいぐるみを盗み出し、自身を侮辱したアルバイトの男も貶める」といった離れ業を見せている。(サタンの発言と人物像が一致)
- 同日に「世界はボクの物になる」という意味深な発言をしている。(アスモデウスの発言との関連性を示唆)
- 彼女はV・M・Nとの関連性が推察されているが、このV・M・Nの犯行が真柄の言う「周囲の人間の殺害」と同一であるとすれば、V・M・N=兜橋説に則り兜橋が「アレ」の可能性が考えられる。
- 彼女は中学時代引きこもりだった(8月6日(水)-2)ため、実際には通っていない中学校が出身となっている。傷害事件の経歴含め自身の出自を隠すためのダミーと考えられる?
- 公立中学校の卒業資格は不登校でも得られるため、通った実績が一切無くても出身中学とすることは可能である。
- 凌釧に関連する一連の事件において、黒武一大や教師ら等を上手く動かして自体を収束させており、彼女は人を動かす事が得意である事が分かる。(サタンの発言と人物像が一致)
- 7月13日(日)の考察に詳しいが、事件の収束どころかそもそも事件自体彼女が誘導したものである可能性がある。
- ルシファーはマモンの意思に反して津倉を殺害対象から除いた可能性があるが、兜橋は津倉から過去に戻る方法を聞き出そうとしている節があり、彼女がルシファーであれば行動原理が一致する。(7月24日(木)、7月30日(水)参照)
- 糸日谷との繋がりが見えない事や、ジャヌコ火災時に悪魔達が(自身が殺されると分かっているにも関わらず)兜橋を殺そうとしていない事といった、彼女をルシファーとしてみると不自然な描写もある。
- ルシファーを殺害しても計画は変えられない?
- また兜橋はV・M・N被害者説もある。
- 門限が18時である事が、悪魔の活動時刻と一致する。(本人の考察ページも参照)
- 中学時代に家族の事故死により転校したが、転校前の中学校が明確でなく、元神檻中出身では無いかと言う説が有る。
- 一方で門限の遵守や気が弱く周囲の人間に流されがちな言動といった、悪魔の頂点にしては立場が弱い描写が多すぎるのが気にかかる。
- 他の悪魔候補が全員欠席していた8月8日の葬式に出席している点も悪魔との繋がりの弱さを示唆している。
その他候補
最終更新:2021年05月24日 23:01