津倉光平(つくら こうへい)
概要
気弱で優柔不断な少年。
梅屋敷中学校出身。風紀委員所属。前回は剣道部員だったが、今回は部活動はしていない。
家族構成は父母妹。
本作の主人公。
プレイヤー。
くらすくの一員。
特徴
「ゲーム」の「プレイヤー」であり、この作品の主人公。
「前回」の記憶(正確にはクラスメイトの死因と日付、及び一年間に起こった出来事の一部や人物の性格など)を引き継いでいる。
なおそのような記憶を有してプレイヤーとなった経緯は不明。本人も全く覚えていない。
交友関係
性格
- 気弱な性格。
- 悪魔に敗北を喫する度に落ち込んでは周囲の人間に励まされ、立ち直るという流れを繰り返す。(6月26日(木)-5等)
- 作者からも「基本へたれ」「光平の馬鹿は優柔不断なので強く言われたり泣かれたりすると断れない性格」と称される。(2008.05.15/2009.02.13)
- とはいえ直感のまま成り行きに任せて行動することもあるともあるようす。(同上)
- ゲームに関する対応には、状況を甘く見ているのか、軽率な行動も多く見られる。
- 一度殺害を阻止すれば以後は安全だと勝手に思い込んでいた。
- 砂村殺害を阻止した以降、もう彼女は殺される心配はないと考え、砂村家の監視を続けたり、強盗の正体を突き止めようとするといった行動を取らなかった。(4月7日(月))
- 本編では兜橋夢人が日付との関係性を考察した程度で、一度もそのようなルールは言及されていない。
- 周囲の人間はそのようには考えていないようで、予定日以降の北河まりねに警備を付けている。
- 諏似春杏太の毒殺阻止のために弁当を勝手に食べるという、本当に毒が入っていれば自分が死にかねない愚行に走っている。(5月19日(月)-2)
- 食べた動機自体「捨てるのが勿体ないから」であり、明らかに緊張感を欠いている。
- 津倉がこの日の行動について周囲にフォローしなかったことが、倉重英美の疑心暗鬼を強め、余計な被害を増やす結果に繋がっている。
- 死因を書いたノートを教室に置き去りにし、結果盗まれる。(6月28日(土))
- ノートの異常性は4月8日(火)の時点で砂村に指摘されていたのだが、それを受けても周囲の目に触れないように気を付けなかった事がこの展開に繋がっており、津倉の責任は重い。
- ノートを書いた事自体「忘れないため」(4月8日(火))という微妙な動機であり、余計な事をしてリスクを増やしている。なお日付に関してはノートが無くとも6月末にも暗記していた。
- 状況を甘く見ていた事については諏似春の事件以降本人も自覚するも、サタンによる凌釧捺への襲撃までは独力での解決にこだわり、結果凌釧を死なせている。(6月26日(木)-2等)
- くらすく結成後はブレインの兜橋が加わった事もあり軽率な行動は見られなくなっていく。
- 記憶能力に難がある? 記憶を操作されている?
- 「前回」の記憶に曖昧な部分が多い。
- 6月29日(日)にも曖昧な記憶を指摘されるが、その際出来事の記憶はは途中から伝聞であると証言している。
- 前回のことを思い出そうとして倒れてしまったことがある。(6月28日(土))
- 幼い頃に仲の良かった砂村の事をずっと忘れていた。(4月7日(月))
- 普通小学校ぐらいの年齢で、かつ仲の良かった友達を忘れるのは不自然。何故覚えていなかった?
- 何故か「世界的に有名な」エイトカンパニーを全く知らなかった。(7月1日(火))
- 女性に対する免疫は強い。(8月3日(日)-2)
- 服を脱いで迫ってきた瓢鈴を冷静に諭している。(5月4日(日))
- 妹がおり、また恋人がいることから、耐性がついている模様。
その他
- 好きな動物は山羊。「誕生日の星座だから」というのが理由。よくTシャツなどでも山羊柄を好んで着用している。
- 作者のみんく氏曰く「折井は狼で光平は山羊、決して相容れない」とのこと。(ブログ2008.08.28)
- ジャヌコ火災時に彼と仲違いしている。(7月18日(金)-4)
- 部屋に引きこもり葬式に来なかった事を責め立てる折井に対し、「折井くんは何も知らないくせに」と言い返す。(夏休み-告白(後編))
- 元来友人同士でありながら、立場の違いからのすれ違いが深くなってきている事が読み取れる。
- なお山羊座が誕生日となるのは12月下旬~1月上旬生まれの場合。生徒の誕生日が物語に関わることがあるらしいが(ブログ情報)、津倉は現状珍しく誕生日が把握できるひとりである。
- 8月7日(木)-2以降姿を見せず、引きこもっている。(夏休み-告白(後編)等)
- 自責の念に押し潰されたか?
- 現在描かれていない部分でさらに衝撃的な事実を知った?
- 原名護は既に死んでいる?
- 銀峠の遺した物に関係があるのか?
- 兜橋か貴島、もしくはその両名が悪魔だと知った?
各イラスト
- 砂村と共に、列からはみ出た最後尾にいる。
- ブログ(2008.02.11)では手を繋いでいるように見えるが、異世界の扉では枠外なので確認できない。立ち位置が前後しているので、繋いではいない?
- 木刀を持っている。
- 10
- 木刀を持っている。
- 山羊Tシャツ。
- 桜が散っている。
- 前回プレイヤー説のある折井の絵と合わせて、3月から4月に引き継いだ様子?
- 砂村が笑顔を向けている。
- 階段と、踊場に立つ人影。
- 前回10月の転落事件を示唆?何者かに突き落とされる?
- 悪魔と、何かのシルエットが、合わせて四段。
- 二段目はその形状から四犯神と思われる。
- ブログ情報にて、物語は三章仕立てになっており、悪魔編の次の章は四犯神の話(天輪編?)になると予想されている。シルエットはおそらくこれに準じており、下の二段は最終章に関わる内容と考えられる。
行動経緯
プレイヤーとして物語開始当初から事件に関わっていく。
- 5月19日(月):諏似春杏太殺害を防ごうと彼を監視するが、体育の授業中に見失う。危ういところで彼を男子トイレから運びだし、サタン・マモンに遭遇するも、辛くも救出に成功。自身も毒を吸い、しばらく入院する。
- 8月7日(木):失踪した原名護の捜索。
- 捜索中、学校・マンションのゴミ捨て場にて銀峠・貴島と思われる遺体が発見される。津倉は足がすくみ、動けなくなってしまう。(8月7日(木)-2)
- 夏休み-告白(後編)にて
- 8月9日(日):自室に引きこもっている。砂村や折井が説得するも、出てくる様子がない。
死亡記録
10月に階段から転落、3月まで入院(生存?)
今回
現在生存
- 多分関係無いだろうけど最初は結構性格が違うよな -- 名無しさん (2011-06-03 20:54:40)
- 山羊は悪魔の象徴では? -- 名無しさん (2012-06-07 22:16:16)
- エイトカンパニーや戦争論は前回の世界では無かったとか? -- 名無しさん (2013-11-02 11:04:20)
最終更新:2020年08月24日 14:13