5月20日(火)
登場人物
出来事
- 津倉光平は今朝に意識回復、諏似春杏太は依然意識不明。
- 坂木が立ち上がり犯人に名乗り出るよう求めるも、自殺の線が濃いとされていることにショックを受け座り込む。
- 銀峠が凌釧が関係していることを指摘。漂白剤が学校外から持ち込まれた事実を引き出す。
- 丹生袴も凌釧が漂白剤を持ち込んだと証言。尞櫂が凌釧を犯人であると囃し立てる。
- 坂木が凌釧に暴行。椅子を投げつけ、頭部に直撃。
- 流血する凌釧に爬哭と天羽(保健委員)が駆け寄る。
- 依然として収まらない坂木は原名護の静止を振り切り凌釧へ机を投げつけるが、砂村が受け、兜橋が制し事態を収束させる。
- 坂木は凌釧に謝罪。騒ぎに他の教師が駆けつける。
クラス説明後の生徒の動き
- 周囲の目に付かない場所で、ひとりショックを隠せない原名護。
- 周囲の心配に対し、気丈に振る舞う倉重。
- 手を繋いで下校する菰楠と竜撫。
クラス説明後の教師の動き
- 諏似春の件について問い質す銅八。
- 教頭の骨田曰く「警察は自殺未遂と断定し捜査は終了した」。
- 河合曰く「両親にも連絡したが普通の反応だった」。
重要情報・疑問点
坂木の取り乱しぶり
- 自殺という見解に否定的。
- 直前に告白し、返事を待っていたことからの考えと思われる。
- このタイミングでの自殺となれば彼女が原因の可能性も考えられてしまう。そう思わないように必死だったのかもしれない。
- 「誰かがやったに違いない」と強く思っていた。
- 普段の様子からは考えられないほど暴力的である。
- 容疑者として急浮上した凌釧に矛先が向き、暴力に発展した?
- 坂木は諏似春を強く想っていることもあり、ひどく混乱していた。突発的な行動と考えられる。
銀峠・丹釧生・尞櫂による吊るし上げ
- 銀峠は凌袴と事件の関係を指摘。
- 事件直後にクラスメートの前で、それも喜々として本人に突き付けている。
- 場合によっては相手の心情も尊重しない、良くも悪くもジャーナリズム的な姿勢?
- 丹生袴は凌釧による漂白剤持ち込みを目撃しており、それをもとに煽りに加担。
- 砂村が止めに入ってからは煽っておらず、まだ普段の悪ふざけに止まっているように思える。
- 6月3日(火)以降ほどの悪意は見られない。
- 尞櫂は「犯人決定じゃね」と囃し立てる。
- これも丹生袴と同じく、単なる悪ふざけのようである。
砂村が身を挺して事態の収拾をつける
- 津倉は前回において「諏似春の死後クラスの雰囲気が悪くなった」と4月11日(金)に述べている。
- 前回の砂村は入学式の日に死亡しており、この時点では既に存在していなかった。
- 結果的に砂村の存在が事態の悪化を防いだことになる。
- キャラ属性の「天使。」(助けてあげるから。)は砂村?
原名護の黙考
- 諏似春について「自殺を図るはずがない」「誰かが殺そうとしたに決まっている」と断定。
- 中学からの友人であるため、諏似春についてよく知っていたからと思われる。
- 凌釧に暴力を振るう坂木を静止してはいたが、自殺ではなく事件であると考えた点では一致していた。
- 「罪を犯すものは許さない」
- 委員長としての立場だけでなく、強い正義感に基づいて行動している?
- 6月26日(木)-5にて両親が警察官だったことが明かされる。また自身も正義であろうとする姿勢が伺える。
- 腕に手錠を付けていることがわかる。
倉重は津倉を怪しいと感じている
- 「一番怪しいのは一番近くにいた人」「灯台下暗し」
- ただし鉤戸や北河など周囲に対しては平静を装っている。
- 倉重には、坂木ほどではないにせよ、諏似春に好意的な描写があった。坂木らと同じく自殺はありえず、事件性を疑っている。
菰楠と竜撫の意味深な会話
諏似春の制服に絵の具を付け、事件の原因となったことを指している?
- 竜撫は何かを恐れている。
- 菰楠は「竜撫を守る」と発言。
- 仮に故意でなかったとしても、全く悪びれる様子は無い。
- 「前に立っていた諏似春が悪い」とまで言ってのける。
- 誰からも指摘されないのは「みんな友達だから」。
- 以前「犬猫の友達になりませんか」と言って回っていたのはこのための根回しだった?
- 菰楠は悪魔の一員・アスモデウスの正体と推測されている。
教師の姿勢に真剣さが覗えない
- 積極的に事態の解決へ動いていたのは指導的立場にある銅八のみ。
- 担任の浦田は銅八によるクラスへの説明をよそにケータイをいじっていた。
- 校長・教頭はじめ大部分の教員は警察の捜査が終了したことに何の疑問も感じていない。
- 諏似春の両親に連絡をとった河合は「あまり内容を覚えていない」。
- そもそも電話したことすら「たぶん」と前置きしている。
- 何か事情を知っていて隠している?
謎の人物(頭部のシルエットのみ)
- 菰楠・竜撫と教師のシーンの間に描かれている。
- 虚ろな目と左側頭部に付いた物体、「キュウウウウウ」という効果音のみ。
- 他は前後と別の場面であること以外、何も分かっていない。
以下、この人物の正体について考察スレで出た様々な推測。
- 爬哭説
- 諏似春説
- 諏似春が意識を取り戻したシーンとする説。独特な効果音は悪魔による洗脳を意味し、この直後に病院から姿を消したのではないか?
- ブログ情報によれば諏似春の出番はまだあるとのこと。
- エミリー説
- 左側頭部に似た形状の物体(飾り?)が見られる。
- 実は八阪グループによって造られたロボットであり、効果音は起動の瞬間を表現している?
- 他、同じく洗脳の描写と考えて、悪魔の手下と疑われている堂珍とする説など。
最終更新:2019年06月06日 15:41