リザルト
公開日 2008/12/12
登場人物
出来事
- くらすくメンバーなど、ジャヌコ火災時に居合わせた人物の火災後の様子が明かされる。
- 病室で眠る津倉の元にマモンが登場。津倉が説得を試みるもマモンは応じる事無く、逆に彼が悪魔の事を打ち明けた者について殺害を示唆し立ち去る。
- 翌日6時に原名護以外のくらすくメンバー及び警察で集まり事件の状況について整理。そこで津倉が現状の無力感を訴えるものの(その場にいない原名護以外の)くらすくメンバー全員に説得される。
- 津倉が自嘲したところで原名護が登場。諏似春杏太の病室に立ち入るが、病室はもぬけの空となっていた。
重要情報・疑問点
被害状況
- 原名護:全治1週間の負傷、内臓に損傷は無い。
- 銀峠:一時的な頭痛と吐き気。
- 兜橋:頭部に軽いけが。
- 津倉:肉体的外傷は無いが心的外傷が見られる。
- 貴島:無傷。
- 北河:皮膚の60%を損傷する重度の火傷。家族とは連絡取れず。
- 真柄:焼死。遺留品から本人と断定される。
- 衣川:腹部を数回刺された後、放置されたうえで失血死。名前自体もこの回が初出。
- またこれまでの悪魔犠牲者と同様に、北河・真柄の家族も連絡が付かなくなっていることが判明する。
- 7月18日(金)-10の描写によると、18:00時点で北河の姉北河ねりあから北河にメールが届いている。この時点ではまだ失踪していなかったか、別人が彼女に成りすまし、携帯を奪ったうえでメールを送った可能性がある。
- 今までの悪魔犠牲者との違いとして、北河は本人が存命なのにも関わらず家族が失踪している。
- 一方で7月18日に失踪した倉重、死亡した衣川の家族は失踪はしていない。この差は何か?
マモンとの会話について
- 他の人物に悪魔について公言する約束を破ったことを言及、津倉の喉元に足に付いた刃を突きつけ脅すが、津倉が動じなかったため話を進める。
- この時、「私は殺したいが殺すなと言われているからそうしない」と発言。マモンも殺害予定を決められないらしいことが明示される。(ルシファーが決めている?)
- 悪魔を知った津倉以外の人物については殺害することを宣言した上で、ノートの話に移る。
- その内容に対し、偶然の可能性も言及しつつ「この世界にとらわれる決心がついた」「心置きなくあなたたちを殺す」「私たちが死ぬのも運命かもしれない、抵抗しても逃げても変えられない」と発言。
- この部分は特に意味深であり、マモンの正体を考察する大きなヒントとなっていると思われる。
- マモンもノートに目を通したこと、ノートに目を通してから上述の考えに至ったことを示唆している。
- 「この世界にとらわれる決心がついた」→以前は決心がついていなかった?
- 「心置きなくあなたたちを殺す」→これまでは躊躇いがあった、或いは行動の意義に対する確信が無かった?
- 「私たちが死ぬのも運命かもしれない、抵抗しても逃げても変えられない」→私たち、との発言から、自身の名前もノートにあるらしいことを示唆。「抵抗しても逃げても変えられない」という発言も、抵抗したり逃げたりした人物(真柄の事?)を意識した発言に見える。
- マモンの正体は真柄という説が有力だが、彼女は既に焼死していることが、その遺留品によって確定している。炎に包まれる前に浮かべたあきらめたような笑み(7月18日(金)-11参照)を見るに、彼女がその後の生存工作を取っていたようには見えない。
- 発言を踏まえると、この時のマモンはジャヌコ火災以前にも悪魔として活動していた可能性が高い。素直に見るなら5月19日(月)-2などに現れたマモンと同一人物か?(実際この日のマモンは殺気にはやるサタンを制止するといった、殺しに対する躊躇いがあったと取れる言動が見られる)
- 津倉に悪魔としての活動を止めるように説得されるも、「私たちもあなたたちももう逃げられない」「抵抗も逃亡も偶然も必然も全て想定済みなんですよ」と跳ね除けてその場を立ち去る。
- この発言は、真柄が上記の状態であったにも関わらず逃げられなかった、という意にも取れる。
諏似春はいつ、どこへ消えたのか
衣川愛花って誰?
- 火災の中で亡くなった女子高生。ジャヌコ近くにある蔵谷高校の生徒。
- その死亡状況から、火災とは関係なく刺殺されたのではと考えられる。
- 悪魔との関わりは不明。火災事件と関係ある?
最終更新:2019年09月27日 17:41