それはホントにゲームなの?
プロローグ3の津倉の独白内容を見るに、本編以前、ループ前の事と推測される。
プロローグ1やプロローグ2の内容が本編の世界にも適用されているかは不明。
プロローグ1
26名の人物を対象とした契約書。
- 本編に関わるものとすれば、星野高校1年3組生徒についての契約と考えられる。
- 署名欄が2名分あることから、1年3組生徒の両親(義父母含む)を基本とする保護者が契約対象と考えられる。
- 集まった人数26名に対し署名欄が2名分のみのため、同様の書類が複数世帯分あるものと思われる。
- ブログ情報では殺される人物の共通点が示唆されており、生死を譲渡する内容がある本契約書の関連が疑われる。(ブログ2007.12.25)
- 片親の生徒や、両親含め保護者が居ない生徒についてはどう扱っていたのか不明。後見人が存在する可能性は高いのでその辺りが契約対象になっている?
- 生死を含む全ての権利(恐らく人権と同義)を譲渡するといった違法な記述が含まれるため、現実の日本では契約書として通用する内容ではない。
- 泡沫夢幻の作中世界の日本では通用する?(作中の世界観は植民地が現存している等明らかに現実の世界とは異なる)
- 契約書の体を取った脅迫にすぎない?
- 物騒な内容から、契約を拒否したり外部に漏らしたりすれば粛清を受けかねない事が容易に想像できる。「命は取らないでおいてやるから計画の邪魔をするな」と釘を刺すのが目的?
契約対象の考察
※現在は考察・検証材料が十分とは言えない状態のため、以下は考察の一例と考えてください。
対象を
1年3組生徒の保護者と仮定し考察。
家族構成は
7月31日(木)を参照。
保護者計26名全員がその場に集まっており、それぞれが捺印したとする。
候補は以下
- 1年3組生徒のうち両親(一方が義理の者含)が揃っている生徒は22名、つまり候補となる保護者=親は計44名。
- 片親、もしくは父母の一方のみ確認されている生徒は4名、親は計4名。ただし丹生袴の父親がこのとき獄中にいた場合は除外?
- 義理の親や親族夫婦が保護者となっている生徒は2名、親代わりとなる保護者は計4名。
- 年長の兄弟や祖父母が保護者となっている生徒は2名、親代わりとなる保護者は各一人で計2名。
- 上記以外に親代わりとして保護者となり得る年長の兄弟・親族は計19名。
- 該当する可能性の低い年少の兄弟・親族は計10名。
- 家族がいない生徒は6名。ただし銀峠の父親が亡くなったのは一年前と近いため、契約時期によっては対象内?
実際の対象26名に対して候補が多く、「保護者である」以上に厳しい条件が存在していると推測できる。
本契約書にサインする事が生徒の殺害条件であるなら、以下の生徒の保護者は対象から除かれる可能性が高い。
- 初代悪魔。
- 野点・爬哭・貴島・菰楠・瓢鈴・真柄の6名。(推測含む・ルシファーは候補が多いため除外)
- また彼らについては後述のプロローグ2や3も参照。
- 悪魔との関連性が示唆される八阪関係者。
- 前回の死因が他殺「ではない」と思われる生徒。
- 上記以外では自殺した折井・天羽・神宮の3名。
- 行方不明・詳細不明・死因不明は、他殺ではないと断言できない、と考える。
- 黒武の「事故死」や津倉の「転落事故」については故意に起こされた可能性もあり、他殺ないし他殺されかけたとも取れるので除外せず。
- 悪魔の計画通りに殺害が遂行されなかっただけと見ても説明が付くので根拠が弱め。
- また契約書の内容は、子供に愛情がある人物には到底応じられるものでは無い。代わりとなる兄弟がいたり、子供に愛着がない保護者に限定されている?
- 兄弟がいれば代わりになる、という理論は少々強引だが、否定できる根拠も無いので考慮に入れるものとする。
上述を踏まえた具体的な対象について
候補についての考察を纏めると、以下の保護者が候補となる?()内は続柄
この時点で計31名。
5人をここから除くなら以下が有力?
- 水戸灯(母)
- 水戸灯家は生活に苦しんでおり、本契約で経済的な支援をちらつかせると言った懐柔策を取っていない事を示唆している。
- 八阪が接触している点もあり、殺害対象として有象無象の扱いにしているとは考えにくい。
- 坂木(父/母)
- 彼女の死因である射殺は、悪魔によるものとは別件である事が示唆されている。(夏休み-運命の考察参照)
- 堂珍(父/継母)
- 北河(父/母)
- 家族の失踪がいずれも自発的な物ではない事が示唆されている。
- 両親は別居しており巻き添えを受ける危険が無い。姉は北河が重傷を負う直前まで北河と連絡が付いており、明らかに逃げ出す意思が見られない。
- 北河が真柄に深入りしすぎた事が殺され(そうになっ)た原因とみれば、契約はしていなくても殺害される理由に説明が付く。
- 兜橋(父/母)、小荒田(父/母)
- 両者とも両親と別居かつ警察が会えておらず、実際には入学以前に死亡・失踪している可能性あり。
- なお、親と別居している生徒の内、実際に親に会えたのは堂珍のみである。
プロローグ2
7名の人物を対象とした誓約書。
- プロローグ1の契約書と違い、「服従」の指す範囲や対象、それによる恩恵や制約といった誓約書に必要な記述が一切ない。
- 内容は悪魔の契約を連想させるため、対象は悪魔7名と思われる。
プロローグ3
おそらく前回の時系列における津倉視点の入学式。
1年3組の生徒たちの姿が、以前や今後の関係を思わせるように描かれている。
また最後のページには集合写真と
製造固有記号が見られる。集合写真は
1年3組・生徒名簿に使われているもの。
顔が隠れている人たち
最終更新:2019年06月17日 17:24