7月19日(土)
公開日 2008/12/19
登場人物
出来事
- 北河まりねと真柄和奈の顛末を知り、津倉を慰める原名護。津倉は涙ながらに、原名護たちのことは救うと誓う。
- ジャヌコの事件により警察が大きく動けるようになり、悪魔に狙われる危険のある北河やくらすくメンバーを警察で保護する流れとなる。
- 原名護が怪我で病室に戻ったのを見て、津倉は他のくらすくメンバーにサタン・アスモデウスとの会話(7月18日(金)-6参照)について語り、兜橋とやり取りをしながら津倉の推論も含めた内容を語る。
- 話の途中で銀峠が、兜橋の頭の傷について質問。兜橋は「悪魔の誰かに殴られた時できた傷だろう」と答え、銀峠は特に反論せずに流す。
- 質問後兜橋は自分たちが殺されなかった事については日付が意味があるのではと考察。
- そこに福山に呼ばれた相葉が現れる。藤田が諏似春杏太が消えた件について質問すると答えを渋るが、任意同行をちらつかせると焦って「家族に金を渡されて面会謝絶にした、それ以外は何も知らない」と回答する。
重要情報・疑問点
兜橋の発言が引っかかる銀峠
- 悪魔の人数について言及した時に怪訝な表情を浮かべている。
- 兜橋の頭の傷が出来た原因を気にしているようである。
- 7月20日(日)にて、既にこの時点で兜橋がマモンでないかと疑っていたことが分かる。
- 7月31日(木)に兜橋と口論になった際、頭の傷について兜橋本人に突き付けていることから、兜橋の傷に対する回答を虚言では無いかと疑っていたようである。
- ただしこの時点では兜橋への露骨な敵意は見えない。7月20日の時点でも兜橋に気づかれないように振る舞っており、まだこの時点では冷静に判断している様子。だが…。
相葉医師の証言
- 患者の家族から、諏似春の病室を面会謝絶にするよう金で頼まれたと証言する。
- この偽装を始めた時期などは明確に答えていない。
- 明らかに犯罪に関わる工作であるにも関わらず買収されてあっさり行ってしまう相葉の倫理感の欠如が伺える。
- このような行為がこれまで露呈していなかった村谷病院の構造自体が不審でもある。病院自体が既に悪魔の手に落ちている?
家族に頼まれたという証言について
- 諏似春の家族は6月始めには引っ越していたことが7月20日(日)にて判明する。
- 諏似春の家族を名乗る人物は5月19日にも学校に連絡を入れている(5月20日(火)参照)。
- いずれも「諏似春の失踪を事件として大事にしない」という意思に基づいたものと考えれば行動に一貫性があり、その目的で偽装したことが疑われる。
諏似春はいつ、どうして消えたのか、また誰の手引きか
時期
- 面会謝絶にした時期以降と思われるが、作中にその言及はなく、不明。
- 家族の失踪が諏似春の入院直後のため、かなり早い段階から準備されていたことと考えられる。
方法・理由
- 普段から秘密裏に病院へ出入りしている悪魔たちならば、連れ出すことが可能?
- 金や権力があるならば、方法は他にもいろいろあるかもしれない。
誰が
- ベルゼブブが彼を食したと発言したことから、悪魔一派の仕業?(7月18日(金)-7)
- 相場医師に金を渡し、家族の引越しを手引きするなど、金や権力のある者?
- 病院内部の人間?
最終更新:2019年09月27日 17:21