アオキ(ポケモン)

登録日:2022/12/09 Fri 22:05:00
更新日:2025/04/22 Tue 09:00:15
所要時間:約 30 分で読めます


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お世話になります アオキです

何とぞ よろしくお願いします



出典:ポケットモンスター、59話『おどれクワッス!碧きチャンプルステップ!!』、
2023年4月14日から放送中。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

アオキ』とは、ゲーム『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の登場人物である。





■概要


パルデア地方のチャンプルタウンにあるチャンプルジムのジムリーダーを務める男性。
ノーマルタイプなどの使い手で、キャッチコピーは『非凡サラリーマン』

アオキもまた他の多くのジムリーダーのように兼業しており、ポケモンリーグの営業部所属のサラリーマンという顔も持つ。
しかし、マップの紹介文によれば成績はあまり良くないらしい。
何を営業しているのかなど、長らく滅茶苦茶謎すぎる設定だったが、ダウンロードコンテンツ『藍の円盤』でのライムとの特殊会話によれば「フリッジジムのバトルコートの発注*1がないと営業成績ゼロの年もあった」と判明したため、不動産関連事業が事業内容の一つと判明した。これはこれでパルデア地方の世界観に細かい新たな謎もできたが……。

ジムリーダーながら(ジムテストとの兼ね合いもあってか)あまり顔出しをしていないらしく、マップでは他のジムリーダー(及びスター団のボス)たちの顔グラが表示されているのに対し、アオキのみ顔を隠して後ろ姿しか見ることができず、そのため相対して初めて顔が判る
ダウンロードコンテンツでは、この件の理由をナンジャモに訊ねられ「目立ちたくない、顔が割れると最悪(飲食店を)出禁になるから」としているが、動画配信者ゆえ目立つことに価値を見出す彼女は驚きをもってその答えを受け止めている。ただ、何故一人だけバックショットを使うこと(ナンジャモいわく「特別待遇」)を認めさせたかの経緯については「立ち回りか経験」などと濁すに留めており、真相は未だ闇の中。

また、チャンプルタウンの名物食堂「宝食堂」の常連客でもあり、線の細さに反して意外と大食い
実際ジム戦後の記念撮影では山盛りのおにぎりを食べようとしており、横にいる主人公も驚いているかのようなリアクションを見せている。大喰らいな割に嗜好が地味なのも彼のモットー故か。

なお、ちょくちょく言及する「上司」「お上」とは、パルデア地方ポケモンリーグを統括するオモダカで、この事はエンディング後に判明する。

年齢は不明だが、Webアニメ『放課後のブレス』第四話では、ナンジャモのジムリーダー紹介にて勤務歴二十五年というのが明かされたため、二十五歳以上であることは確定している。*2。また、アプリゲーム『ポケマス』でフィーチャーされた際のイベントのタイトルが『正反対のおじさんたち』なので、そう呼んで差し支えないくらいの年代ではあるだろう。


■容姿


黒で揃えたビジネススーツ、靴、ビジネスバッグに、グレーのシャツを着て水色のネクタイを締めた、まさしくサラリーマンといった印象。

で、肝心の容貌や雰囲気は
  • ハイライトと生気の無い死んだ魚のような無機質なジト目
  • オールバックに撫で付けてある若干白髪交じりのような髪
  • 頬がこけており幸薄そうで血色もさほど良くない表情に乏しい顔
  • 長身なのに猫背でくたびれ気味の佇まい
  • やたら髪の量が少なめで広めな額
  • 瞼がほぼ全く見えないほどの極太眉

……という、「社会の歯車」「社畜」「社会の荒波に揉まれ過ぎてくたびれた会社員*3」を体現したかのような男性
おまけに公式サイトのキャラクター紹介でも「やる気をあまり感じられない」とされている始末。

とはいえ、上記のような冴えない印象とは裏腹に、テラスタル発動時にオーブを両手で持ったり、放たれる閃光やエネルギーに目を瞑ったり反動でよろけたりするトレーナーも少なくない中で、アオキはテラスタルオーブを片手で持ちながら目を細めずに直視しつつ、またよろめきもしないどころか空いた方の手でネクタイの結び目の位置を直す余裕さえ見せている
やはり曲がりなりにもジムリーダーを務めるだけはあるということか。

ちなみに、一から十まで地味な外見をしているが、その目をよく見ると瞳が四角い形といった地味に個性的な外見的要素を持っている。あと下唇が若干厚め。


■人物


一人称「自分」二人称は「あなた」または名前に「さん」付け。
目上にも目下にも、更には自身の手持ちポケモンにも一貫して丁寧語で話す。

かなり抑揚の薄い終始淡々とした言動を取り、口数は少ない。
またサラリーマン(社会人)らしく、ジムを預かることを「配属」と表現するのに始まり、「業務開始」 「タスク」 「ノー残業デー」といったように、バトル関係の事柄をしばしばビジネス用語で喩える。
その他、バトルの前や最中にネクタイの結び目を触る癖があり、加えて公式サイトでは「長考する時は周りが心配するほど全く動かなくなる」とも紹介されている。

あまり表情が変わらないため無愛想な人物……かと思えば、
  • 宝食堂の女将やチャンプルタウンの住民から応援され、内心やる気になってテラスタルを披露する*4
  • ジム戦後、自分の食事も兼ねて主人公に宝食堂の料理をご馳走してくれる
など、割と面倒見は良くサービス精神もなかなかに旺盛。だからなのか、アオキが劣勢になるとバトル会場である店の女将が発破をかけるし、更にオーディエンスが駆け付け声援を送るが、この演出が入るのはアオキだけ(なお、ちゃんと彼だけではなく主人公のことも平等に応援してくれる)。
このように慕われぶりがうかがえる辺り、かなり人望や人徳はある模様。
また、ジム戦後の主人公とのツーショット写真では微かに笑顔を浮かべているように見えなくもない。

……その一方上司のオモダカには割と辛辣気味で、しかもそれを隠そうとはしていない節も
オモダカが考案し主人公に依頼したジムリーダーの実力チェックに関しても、「あの人のやりそうなことです。すべてを察しました……」と一瞬で察し、「まさか学生までこきつかうとは……」などと主人公に同情も込みで愚痴っており、また一切意欲を見せていない
成績が悪いのは、もしかしてそういう姿勢が原因で上司の覚えがめでたくないからなのでは……?*5
また前述の「ノー残業デー」発言の意図は「仕事を切り上げる言い訳」に過ぎない。
加えて、後述のジムテストの形式については、人数を絞ることでできるだけ自分の負担を減らす意図があってのことだと『藍の円盤』で認めている上「自分でもうまく考えたと思います」と自賛するなど、一見こき使われているばかりの社畜に見えながらも、その実割と強かに振る舞っている
将来の夢は窓際族とでも思っているのだろうか。

再戦時にはノーマルタイプのポケモンを好んでいる理由も明かしてくれる。
それは普通、並み、平凡、ありきたりといった印象を踏まえて「個性のない自分に似つかわしく愛着が持てます」という考えがあるから。
そしてその上で

人間も ポケモンも もっと わかりやすくで いいんです
やれ 突飛さだ 奇抜さだ ケレン味が 評価される 世の中ですが
楽しい旅行先よりも 帰ってきた わが家が 一番 安らぐでしょう?

そう シンプルなのが 一番 強いんですよ

というなんやかんやで強かな持論を述べ、エキスパートタイプに静かな自信を覗かせてもいた。
しかし「ケレン味」が評価されるとは言っているがそれを否定しておらず、たとえになった旅行も「楽しい」と付けている辺り、旅や訪れる地を悪く言っているわけではない。
あくまで「そういうのが流行っているのは解っているが、自分はシンプルであることにこだわるつもりだ」と、相手を立てつつも主張は譲らない。そのへんの気配りが大人らしいとも言えるだろう。

なお、DLC『藍の円盤』において、アオキ本人は出張(と、出先で食べられる料理)は好きだと語っており、旅行が楽しいというのは本音のようだ。『藍の円盤』の舞台・ブルーベリー学園があるイッシュ地方の美食も当然把握しており、ビレッジサンドやヒウンアイスを例に挙げている。また、学園の食堂のメニューについては、味は濃いとしつつもボリュームには満足している模様。
更に、同じくジムリーダーにして料理人としての顔も持つハイダイからも食通と目されており、彼の経営するレストランの新メニューについて意見を求められ「目新しいメニューはすぐ飽きられるので今あるメニューを大事にしてほしい、強いて言えばデザートが足りない」と答えている。自分の好みに合うなら量も質もジャンルも問わず、また甘いものもいけるタイプのようだ。

その他、オモダカには辛辣なもののそれ以外の人間にはアオキなりに気を遣う模様。
シナリオ中でオモダカに「好きなジムリーダーは誰か」と訊かれるが、彼女はそのことを本人に伝えている。そして、ダウンロードコンテンツクリア後に解禁される特別講師招聘機能でその相手を呼んで最初に話しかけた際にだけ聞ける特殊会話が発生するが、アオキの場合「何故自分のような平凡な男を指名したのか理解に苦しみます」と主人公の正気を疑った挙句「疲れているのならよい公園がありますよ」とめっちゃオブラートに包んだ言葉で心配してくれる。そういうとこやぞ。


■ジムテスト


ヒントを元に、町にある「宝食堂」という店で「秘密のメニュー」を注文すること。

まず同時にジムテストに挑んでいるトレーナーを倒して、各々にしか知らされていない別々の内容のヒントをすべて得る。そして宝食堂に行って、ヒントをもとにそれをオーダーできたら達成となる。
過去作も含めた多くのジムのように門弟を相手にするのではなく、珍しく他に参加しているトレーナーたちがいて彼らとのみと戦うジムテストでもあるが、その流れがどことなくコレに似ているともっぱらの評判。
なお、主人公の引いたヒントは「宝食堂の常連客の食べ方」で、カウンター席にいるそれらしき人物に話しかけると答えの一つが得られる。

そして全ての正解を引き当て、いざジムリーダーとのバトル……と意気込んでいたら、入口にいる店員が「出番だよー!」と店内に呼び掛ける。
すると、カウンター席で答えを教えてくれた常連客がすっくと立ち上がり、その人こそが誰あろうジムリーダー・アオキだったと明かされるという演出がなされ、このときついにご対面と相成る。
ちなみに、ジムテスト中は話しかけてきた主人公にヒントをくれこそすれ、こちらのほうは見向きもせず料理をムシャモグやり続けるというマイペースぶりを発揮している。また、他のチャレンジャーとのバトル及びヒントを得ることそれ自体は実はフラグでもなんでもなく、いきなり正解を引き当てて強引にクリアすることもできてしまうが。

チリによれば、ジムテストの内容はジムリーダーが決めているとのこと。なので、このテストは自分に挑みに来るトレーナーを効率よく篩い分けた上で挑戦者の数をできる限り減らせる、と言った面からしてもアオキの合理主義ぶり(あと、仕事したくないマンぶり)がうかがえる。ジムテストのときも宝食堂で食事をしていたいからという可能性もなくはない……?

なお、アカデミーの美術教師であるハッサク曰く「宝食堂の料理長は気難しい人」だそうだが、ジムクリア後に彼女は主人公を気に入り、これ以降女将に話しかけると「テラピース」というアイテムと引き換えにテラスタイプを変えてくれるようになる
必要とされる数が多いので、テラピースを手に入れやすくなったDLCを導入しない場合は険しい道ではあるが、これが頼りというポケモンもいるので頑張る価値はある。

その他、パルデア地方にはどの町にもバトルコートが1つあり、ジムリーダーとのバトルもそこで行うのが基本。
しかしチャンプルタウンだけは街中にバトルコートが見当たらず「どこにあるんだろう?」と不思議がるモブキャラもいるくらい。
ではその場所はというと、宝食堂の中。大入りの小上がり客席が、ジムバトルが始まる際には机などの備品やが一瞬で片付けられバトルコートに早変わりという衝撃の演出が入る*6*7。まさに早業おかたづけ
「さっきまで小上がりにいたお客……どこに行った?」
「……君のような勘のいいガキは嫌いだよ」


■手持ちポケモン



社会人 お得意の技! 出しても よろしいでしょうか?


正規ルートにおけるジムチャレンジでは5番手に相当。
「ジムリーダーの中では平均的な強さ」とされている……が、「ノーマルタイプ使いは強敵」というシリーズのお約束に漏れず、アオキもやはり中々の難敵

ノーマルタイプ特有の耐性の高さに加えて、
  • 状態異常を無効化してくる上に「あくび」で妨害をしかけて、ゴーストタイプでメタろうとしたら「ふいうち」をかましてくるネッコアラ
  • 高威力のタイプ一致わざ「ハイパードリル」やノーマル耐性のあるいわはがねタイプ対策のじめんタイプわざ「ドリルライナー」、「へびにらみ」でまひ状態にしてくるノココッチ
……など、中々癖のあるわざを使ってくるトリッキーな手持ちが多め。

切り札はムクホーク。
この時はまだムクホークの代名詞たる「ブレイブバード」や「インファイト」こそ覚えていないもののテラスタルでノーマルタイプ化させ、テラスタルボーナス付き「からげんき」上記のセリフと共に一気に社会人プレイヤーの精神と腹筋諸共仕留めにかかってくる。
某永遠の10歳児が歌っている「じまんのわざ」に比べるとえらく生々しいのが哀愁を誘う……。
特性の『いかく』によって攻撃力を削って来る上に必中の「つばめがえし」持ちなので、ノーマルタイプに強いかくとうタイプに対しても的確に弱点を突いてくるのが強み。
おまけに状態異常にしようものならアオキの思う壺で、「からげんき」の火力が更に増し最悪全タテされるため、弱点を突く正攻法で一気に仕留めるのが最良。次点はデバフで攻撃力を削ぎながら戦うか。

……とはいえ、ナンジャモに比べるとそこまでわざのレパートリーは多くなく、ガンメタを張って来るわけでもないので、きっちりノーマル対策を万全にすればそこまで苦戦することは無いはず。
ムクホークのタイプ一致技を両方半減できる、いわタイプはがねタイプを温存しておけば勝機はある。
寧ろ正規ルート的に3つ目のジムなのにガチガチに対策を仕掛けてくるナンジャモの方が若干おかしい気もする。

ボールを投げるフォームはアンダースロー。元ネタは阪神タイガースの右腕エース・青柳晃洋投手と推測されている。
共通項は額が広めという点か。もっとも青柳の方が年齢に似つかわしくないベテランっぽさ(婉曲表現)を漂わせているが……。


勝利するとジムバッジ:ノーマルと「からげんき」のわざマシンが貰える。









と、ここまでなら「肩書に相応しい個性的なジムリーダーだった」で終わるところ……








■もう一つの顔



面倒なことに 四天王も 兼任なんです



アオキ(四天王)



なんとこの男、サラリーマン、ジムリーダーに加えて四天王まで掛け持ちさせられ三足の草鞋を履いていたという衝撃の事実が判明する。トリプルフェイスかな?
パルデアのポケモンリーグの人員不足の深刻ぶりが垣間見える。*8そして労基法に引っ掛からないのだろうか。*9

チャンプルジムではノーマルタイプを使っていたが、こちらではひこうタイプを使用。
四天王戦でタイプを変えるというのはオモダカの指示らしく、アオキ本人は理由を知らされていないようで若干不満気味。加えて「面倒なことに……」という発言からも、この扱いには色々と思うところがあるらしいことが窺える。

四天王とジムリーダーをいずれも現役で兼任していることや、それぞれの立場においてタイプ違いの統一ポケモンを使うのはアオキがシリーズ初の事例となる。
過去作ではキョウも『赤・緑』でジムリーダー、『金・銀』で四天王を経験している。
だが、『赤・緑』から『金・銀』までには3年が経過しており、更に後者の時点では彼の娘であるアンズがジムリーダーとなっているため、ジムリーダーから四天王に昇格したと見られ、掛け持ちではないことがわかる*10
またアニメ版バトルフロンティア編では四天王のキクコがトキワジムのジムリーダーを兼任しているが、こちらはサカキの正式な後任が決まるまで臨時でキクコがジムリーダーも務めている形となっている。

順番は四天王の三番手。やはり四天王の証である黒いグローブをきっちりはめている。
また使用タイプを反映してか、着用するネクタイの色はグレーから水色に変化している。
しかし肩書や場所(あとネクタイの色)が変わったからといって口調や表情、マイペースぶりはジムテストの時から全く崩れておらず、バトルに臨む際もひたすら淡々としている。

一方で大声を上げるのが苦手であるかのような一面も見られ、四番手であるハッサクを呼ぶ声が毎回小さすぎるため、その度にしびれを切らしたチリが呼び出しを代行している模様。*11
このことは最早半ば常習なのか、チリは凄いしかめ面&ジト目でアオキを睨んだ末に頭を抱えて「…ハッサクさーん!!出番やでー!!」とわざわざ大声でハッサクを呼ぶ羽目になり、彼からは若干呆れられつつ「アオキは……またチリに呼ばせましたね」と叱られているあたり、こういうことは何度もあったようだオモダカさん、拡声器くらい用意しようよ……。*12
なお、肝心のアオキはというと無言のままそっぽを向いて知らんぷりするのだった*13かわいい。
そしてチリはその姿を凄いニコニコ顔で見つめている辺り、彼女にとってアオキは若干頭痛の種みたいな扱いなのがうかがえる。
更に、主人公への激励の言葉を掛けようとした寸前でハッサクの大声に遮られるなど不憫な一面も垣間見える。(最終的には伝えることができたが)

……と、四天王内でもうだつが上がらない様子だが、そもそもパルデア四天王とはトップであるオモダカが自らの目と足で選んだ凄腕トレーナーのみで構成されている。
彼女は自他共にとても厳しい人物なので伊達や酔狂、増してや身内びいきなどで四天王に選抜されたわけでは決してない。
その上、今回の四天王は実力順で挑むことになるので四天王の一員、それも三番手に配置されているアオキの実力はそれだけ凄まじいということの証明にもなっているし、彼の実力は本来タイプ相性で有利なはがねタイプ使いのポピーですら大絶賛するほどなのだ。


手持ちポケモン(四天王時)


髪が 乱れますが 風向きを 変えましょう

先輩風を 吹かせましょうか 少しばかり ご注意を


ひこうタイプ使いなので基本はでんき・こおり・いわが弱点。
ちなみにひこうタイプで勝負を仕掛けてくるのは試合が始まってからでないと判らないため、「アオキ?確かノーマルタイプ使いだったな……せや!」とかくとうタイプのポケモンを主体にしたり先手にしたりしていると、思いっきりひこうタイプわざの嵐で容赦なくこちらを狩りに来る
かくとうタイプのポケモンを引っ込める手間で後手に回ってしまい、アオキに先手を許したプレイヤーも多いはず。
この初見殺しに関してアオキは「文句があればトップにお願いしますね」責任転嫁弁明している。

またひこう対策に関しても
  • 先発からでんきわざで弱点を突けず、「にほんばれ」を使って特性の『ようりょくそ』を発動させた上で溜め無し「ソーラービーム」を放ってくるトロピウス
  • 同じくでんきわざ等倍かつ、こおり・はがねタイプ対策の「かえんほうしゃ」を覚えているチルタリス*14
  • やはりでんき等倍かつ、「フラフラダンス」でこんらんを誘い「○○のまい」系の積みわざに便乗してバフを乗せてくるオドリドリ(ぱちぱち)
  • ジム戦時同様の「からげんき」に加え、こおり・いわ・はがねタイプ対策に「インファイト」と最大級の火力を叩き出す「ブレイブバード」をようやく習得したムクホーク*15
……等と、こちらも四天王の名に恥じず幅の広いわざ構成を持つ。

切り札は新ポケモンのカラミンゴ
序盤から見かける鳥ポケモンだからと侮ることなかれ。種族値500、攻撃115、素早さ90というハイスペックにひこうテラスタルボーナスと合わせてぶちかましてくる「ブレイブバード」が何より強烈。
他にもかくとう技の「インファイト」、サブウェポンの「じごくづき」「アクアブレイク」といったひこうタイプの弱点を補う充実の高威力物理わざで正面から殴り殺してくる。
くわえて特性『きもったま』によりゴースト対策もした上でこちら側の『いかく』の効果を受けない点も特徴。
このため「じごくづき」で弱点を突かれる上に音技を封じてくるという点から、特にラウドボーンでゴリ押ししてきたプレイヤーにとっては悪夢のような存在である。*16
メインウェポンの関係で消耗は激しいが、先手を取れなければこちらもどんどん消耗していく……。
なお、ジムリーダーとしての切り札はムクホークだが実は唯一専門タイプと同じであるため、四天王も兼任しているという伏線の可能性が高い。


と、このように「平凡でありたい」という本人の願いとは相反して有能さと実力、そしてノーマルであろうとする拘りなど、今作においてトップクラスに個性が強いキャラクターとして多くのプレイヤー達に愛される存在となった。





■『ポケットモンスター(アニメ第8シリーズ)』において



原作ゲームとは異なり、事前プロモーションなどで四天王であることが当初から明かされている。
登場エピソードは以下の通り。

  • 第18話
同僚たちより一足早く初登場。ただし後ろ姿のみ。
ライジングボルテッカーズを結成する前のフリードが、リコの母にしてかつての恩師であるルッカと宝食堂で再会した回想シーンにて、背景のごとくさりげない形でアニポケデビュー。原作通りの位置の席でざるそばを食していた。
なお、このエピソード時点ではセリフも無いのでCVは付いていなかった。

  • 第46話
ようやくセリフ付きで登場。
リコと彼女のルームメイトであるアンのバトルを観戦する。

  • 第55話
アカデミー生とジムリーダーが二人一組で四天王とバトルをする「交流戦」において、サンゴ(偽名:サンドウィッチ)&ハイダイのペアと対戦し、カラミンゴとオドリドリ(ぱちぱちスタイル)を出す。
しかし結果は、サンゴのオニゴーリが「じばく」を繰り出したために、バトルコートに出ていたポケモンたちが全員ひんしになったことにより彼女(及びハイダイ)の負け。そのジャッジを下したキハダ先生に不服を申し立てるサンゴに向けて「社会に出たら自分ルールは通用しませんよ……」と言った。おまいう……。
また、ドットの「応用テスト」の担当を務めることに。

  • 第58話
チャンプルタウンを訪れたリコたちがひょんなことから手伝った「ナンデモ食堂」で、看板ポケモンのドドゲザンが打ったうどんを食す。
件のメニューは、かつては丼に具がてんこもりに載っていたものから、リニューアルを経てうどんに数種の具だけというシンプルなものに生まれ変わったばかりだが、シンプルを良しとする自分の信条に合うものだったようで、満足そうに「美味かったです」と店主夫妻に告げ去っていった。なお、同じタイミングで店内にいたドットはアオキの存在に気付いていたが会話には発展しなかった。
ちなみにこの店の店主が「うちは寂れたから、前はよく来た冒険家の兄ちゃんも見かけなくなってくたびれたサラリーマンしか来ない」といったことを話しているが、その人物こそアオキだったというわけ。「冒険家の兄ちゃん」は恐らくフリードのことか。*17

  • 第59話
遂にテラスタル研修応用テストを担当するジムリーダーとしてのアオキが描かれる。
と言ってもジムを訪れた当初は外回りのため不在で、そんなアオキの行き先はゲーム版と同じく宝食堂。前回ではうどんを食していたが、今回は定食を平らげていた。外回りは嘘でサボって外食していたワケじゃないよな……?
リコとロイはアオキが四天王であることは知っていたが、ジムリーダーとしての顔も持っているとは初耳だったらしく、ここでの対面に驚愕するというゲーム中とは逆の流れを辿っている。一方、ドットだけは既にアオキが兼任しているのを把握していたので「知らなかったのかよ……」と二人にツッコんでいた。
その際「影が薄い(から知らなかった)」といったことを言われても「目立たないようにするのも勤め人としての誇り」と流す余裕を見せている。面倒ごとを押し付けられたくない口実にしか思えないような。
なおネクタイの色はグレーではなく四天王の時と同じ水色。

また、当然バトルコートもゲーム版と同じく宝食堂だが、ゲーム中では暗転中に行われたその変形の様子が遂に詳しく描かれている。
アオキが要請すると、まず食堂の女将さんが座敷側で食事をしていた客に一言断りを入れてから壁のスイッチ(当然というか、モンスターボールを模したもの)をポチッと押す。
するとテーブルがベルトコンベアのように次々と店の奥へと仕舞われ、畳もスライドして奥へ引っ込むと同時に入れ替わるようにしてバトルコートが地面から迫り上がる、という仕組みだった。
この変形及びここでのバトルは宝食堂の名物でもあるらしく、席の移動を促された常連客も既に食事中だったのを中断させられたが、面倒がるどころか「待ってました!」とばかりにいそいそと見物に回る。

そして遂にバトル開始。ここでのアオキの使用ポケモンはノココッチムクホークの2体。
先発で繰り出したノココッチは強靭な尻尾のドリルを活かした攻守に加え、巨体に見合わない反応速度による「へびにらみ」で相手を麻痺させつつ、「ばくおんぱ」や「ハイパードリル」と言った強力な技で攻め立ててくるガチ仕様。
ドットのクワッスを麻痺させつつひっこめさせたが、入れ替わりに投入されたカヌチャンには「へびにらみ」も対処された上で互角の勝負に持ち込まれる。
アオキは完璧な対応を見せたドットに関心を寄せるものの、カヌチャンが空を飛べる相手になす術を持たないことを見抜くとすぐさまムクホークに交代。
カヌチャンの攻撃を躱した直後に「つばさでうつ」を叩きこんで戦闘不能にさせた。
追い込まれたドットは最後の一匹ことクワッスで勇敢に立ち向かうも、ドットの攻撃に次々と対処していく強敵ぶりを発揮する。
いよいよ冷静さを失いパニックに陥るドットだったが、そんな彼女に対し「作戦とは一人で行うものでしょうか?」と自分のポケモンを見るようにアドバイス。
それを元にドットはクワッスのスペックを引き出し、ムクホークを追い詰めることに成功。
更にはウェルカモへの進化を果たしたタイミングでテラスタルを使用して後一歩のところまで追いつめる。
だが、ここで「へびにらみ」による麻痺が残っていたことでウェルカモの動きが止まってしまい、その機を逃さずムクホークをノーマルタイプへとテラスタルさせる。
「社会人お得意の技」こと威力を高めた「からげんき」による一撃でウェルカモを撃破し、勝利をもぎ取った。

なお、アオキはテラスタルの際にゲームと同じく屈伸はするが特に口上は述べない。その他、他の席に移った客たちがドットを応援するという、原作を意識したと思われる演出もある。

結局ドットは敗れたが、テストの合否判定基準は単なる勝ち負けではなく「適切なタイミングでテラスタルを使用できているかどうか」にあるので、彼女が効果的な指示を繰り出していたことやアオキのアドバイスをモノにできていたこと、そしてテラスタル発動のタイミングが適切だった点を評価し、応用テスト合格を認定した。
「自分に教えるために技を淡々と繰り出していたのか?」というドットの問いに対し「偶然です」と白を切ったが、バトル中のアオキは彼女だけでなくクワッスの様子もしっかりと見た上でアドバイスを送っているため、意図があってのことだろう。

その後はドットの合格を祝った打ち上げで、宝食堂の裏メニューである焼きおにぎり(ゲーム中での「秘密のメニュー」そのもの)をご馳走するという大人の気遣いを見せた。
……が、さすがに主人公トリオ+その手持ち(リコとロイは一匹ずつ、ドットはバトルに出た二匹分)の七人前分もあったため、相当な値段*18に。
伝票を見たアオキは一転しおしおとした表情を浮かべ「領収書……は、切れそうにもありませんね……」と経費で落ちないのを悟って自腹を切り、哀愁漂う背中を見せつけながら宝食堂を後にするのであった。
明らかにバトルの時よりダメージを(特に財布に)受けている……。

纏めるとこの59話は、アオキの人物描写がしっかり掘り下げられている他、宝食堂の変形描写、四天王兼ジムリーダーとしての実力の高さとトレーナーの成長を促す手腕、そして大人の気遣いと苦労人っぷりなど彼の魅力が詰まった回と言えるだろう。
また小ネタとして、このエピソードのタイトルが『おどれクワッス!碧きチャンプルステップ!!』であることから、本話の次回予告の締めにドットが「碧き……アオキ?」と呟いている。

  • 66話
Aパートに一瞬だけ後ろ姿のみ登場し、セリフは無し。
恐らくテラスタル研修の関係の報告に来ていたと見られる。


■他媒体において


『レイジングサーフ』『テラスタルフェスex』に登場。全てサポートカード。

  • 漫画『ポケモンカードゲームやろうぜ~っ! スカーレット&バイオレット編』
アオキをモデルにした「青山 春樹(あおやま はるき)」が登場する。第10話で苗字のみ明かされ、その後単行本1巻のカバー裏にも登場した。
サラリーマンというのは共通だが、相違点としては髪型が異なり、表情も豊かになっている点。また妻子持ちでもあり、家族構成は息子の冬樹(ふゆき)、娘の亜希(あき)、そして妻であろう奈津子(なつこ)*19がいる。

  • 公式のオリジナル短編小説『きみと雨上がりを』
同作の主人公であるアンナに挑まれるも勝利し、彼女はジム巡りで初めて敗北を喫することとなった。

2024年6月14日実装。パートナーはノココッチ
イベント『正反対のおじさんたち』でカブとともにフィーチャーされ、最終的には彼と意気投合する。
特にカブと食事に行く際には「食べに」ではなく「食いに」と言っているあたりかなり気分が高揚していると思われる。
ちなみにオモダカと組ませると「トップと……ですか」と口にする小ネタも*20


■余談


  • 由来はおそらくミズキ科の植物「アオキ(アオキバ)」。花言葉は「若く美しく」「初志貫徹」「変わらぬ愛」「永遠の愛」など。ノーマルタイプや「普通であること」へのこだわりを貫こうとする姿勢を表している、とも取れるだろうか。

  • ビジュアルのモデルには実写版『孤独のグルメ』の井之頭五郎が、ボールの投球フォームには上記の通り阪神・青柳投手のネタが入っているのではないかと言われている。実際、設定資料にはゴローちゃんが「腹が、減った」と独白するシーンを思わせるカットもある。
    また「普通・平凡たろうとする(が、本人はその範疇には収まらない何かを持っている)サラリーマン」という点で『ジョジョの奇妙な冒険』の吉良吉影との共通点を指摘する声も聞かれる。
    更に、アカデミーの校長であるクラベルが近年の平沢進に似ているというネタの流れで、アオキもP-MODELにて世に出た頃の同氏に似ていると言及されたことも。

  • 英語名は「Larry」という。「サラリーマン」だからか?

  • 実は2つのタイプを使うポケモントレーナーであるというヒントは一応マップに書かれていた。
    というのも紹介文にはジムリーダーの中で唯一「ノーマルタイプなどの 使い手」とある。
    つい読み飛ばしがちだが通常は「ノーマルタイプの 使い手」と書けばよく、”など”は要らない。*21
    さらに異名の「非凡サラリーマン」についても、やや強引だが「非凡=ノーマルではない?」という推測はできる。
    総じて、アオキの紹介文はどことなく匂わせがありつつもギリギリ嘘は書いていない、というポケモンリーグの悪趣味さが透けて見える仕上がりとなっている。

  • 他にも、よく見るとアオキのネクタイは薄いグレーだがその中にはの柄も描かれており、ここでもひこうタイプ使いであることを匂わせていた。

  • 更なるヒントしては、テラスタルを使用するポケモンのタイプにもある。
    ジムリーダーたちは手持ちの最後のポケモンをテラスタルさせる際「あえて違うタイプのポケモンを自分の使用タイプに合わせる*22」という点で共通している。
    だが唯一アオキだけは元からノーマルタイプが含まれるムクホークをテラスタルさせる。
    そしてジムリーダーとは異なり四天王は自身の使用タイプが含まれるポケモンをテラスタルさせてくる*23。解り辛いヒントだが、果たして最初の四天王戦でピンときたプレイヤーはどれだけいるだろうか。
    • その一方で、チリの面接においてジム戦の時点で苦戦したためにアオキと答えたら、三番手として彼が登場したために「もしかして三番手の四天王は面接の答え方で変わる仕様?」と勘違いしたプレイヤーも一定数いた模様。

  • ノーマルタイプ使いのジムリーダーとしては『BW2』のチェレン以来4世代10年ぶりの登場で、アオキは歴代通算5人目。
    また、ひこうタイプ使いの四天王としては『SM』及び『USUM』のカヒリ以来2世代6年ぶり2人目にして男性では初。スタイルは違うがオドリドリを使うという共通点がある。
    更に、ネームドの男性ひこうタイプ使いというくくりで見れば『金・銀』及び『HGSS』のハヤト以来実に7世代23年ぶり

  • アオキが管轄するチャンプルタウンは、よりにもよってパルデア地方随一の危険地帯であるパルデアの大穴の入り口・ゼロゲートの近隣に位置しているイダイナキバ/テツノワダチ逃走を除けば通常はあり得ないだろうが、早い話内外から何かあったら真っ先に鉄砲玉同然に対処しなければならないことも考えられるわけで……実力は認めているとはいえオモダカはアオキをどう思っているのだろうか?そりゃ不平不満も言いたくなるわ。

  • よく「青」の対の色として「赤」が取り上げられるが、ポケモンの場合アカギが存在する。しかし彼はエネルギッシュでギンガ団組織のリーダーだが、他人への気配りはできているとは言い難く、また追い詰められたら狼狽する……と、偶然にもアオキと正反対の存在となっている。同じ青ならアオギリもいるが、彼もまぁその……。

  • 海外ユーザーにも人気を博しているのか、Twitterの『ポケモン』UK公式アカウントはアオキのアイコンと壁紙を他のジムリーダーや四天王に先駆けて配布したり、更には何故か彼だけをピックアップしたショート動画(それもテラスタル発動時に通常ならオーブを見ているはずがプレイヤーに目線を向けているバグを逆手に取った上、ハートや光などのエフェクトをふんだんに使ったもの)を投稿したりしている。

  • オモダカとは互いについて言及し合うことこそあれ、プレイヤーの前で二人が直接相対してやり取りをする場面は本編では無かった。
    その後追加DLC『藍の円盤』にて、オモダカや周囲との会話がリーグ部のイベントを進めることによって聴けるようになるが、ポケモントレーナーとしての力量が無ければサラリーマン(社会人)をやれていないのではないかという線が濃厚になっている*24。変なところでずぶといちゃんか。
    肝心のオモダカは言葉巧みに言質を取って有無を言わさず業務を振っているが、アオキ当人の面の皮の厚さを鑑みると寧ろ「そこまでお膳立てしないと仕事をしない」のかもしれない……。

  • 『ニンテンドードリーム』2024年7月号の人気投票では総合第8位を獲得。これはジムリーダーとしては首位で、四天王としてもチリに次ぐ順位である。

  • アニポケでの担当声優である鳥海氏は、『ポケマス』ではタケシ役とキバナ役を兼任している。なお鳥海氏の苗字には、アオキのエキスパートタイプであるひこうタイプに関連する「鳥」の字が含まれるという偶然の一致が生じている*25
    一方、『ポケマス』での担当声優である堀内氏は、アニポケにおいては2代目オーキド博士役とナレーターを務めているほか、『バトレボ』の実況アナウンサーでもあるし、なんと、2017年に配信された、タテアニメ『孤独のグルメ』の井之頭五郎役でもある。


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最終更新:2025年04月22日 09:00
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*1 前任だった現アカデミー数学教師・タイムの引退に伴い、彼女が得意としていた「岩ゴツゴツとしたバトルコート」から、その実妹でラッパーでもあるゴーストタイプの使い手・ライムのステージも開けるゴーストタイプ風のコートに改装された。なお、その発端と経緯は「スター団がいじめっ子たちに対する「スター大作戦」を決行→かつての教師陣がその責任を取り総入れ替えとなる→タイムがジムリーダーとの兼業を辞め教職一本に絞る→ライムがその後任に就く」というものだった。このため、アオキの首の皮はある意味スター団のおかげで繋がったとも言える。

*2 とはいえ『ポケモン』世界においては、実力次第では同じくパルデア四天王のポピーのように年齢ひとけた代でも要職を務められるため、実年齢は不明

*3 よく見ると、靴やバッグも持ち主と同じく少しくたびれ気味。

*4 ちなみにテラスタル発動前には何故か屈伸をする。アオキなりのやる気の入れ方か?

*5 オモダカもオモダカで、「ジムリーダーで誰が印象に残ったか」という彼女の問いにアオキを挙げた場合だけ、他のジムリーダーとは異なり「……アオキですか」と反応するなど何やら思うところがある様子。その妙な間の意味するところは、DLCでアオキとの特殊会話を見れば判るだろう。

*6 奥に机やが積み上げられていることから、フィールドがひっくり返ったわけではないことが判る。また、アオキの手持ちが最後の一体になると、カウンターにいる女将が「腹ペコのお客が待ってるよ」などと鼓舞する。ということでバトルが始まるとなると、その前に小上がりにいた客は移動させられるものと見られていたところ、アニポケ第59話でその通りであることが判明した。

*7 ジムバトル以外では使用できないのか、チャンプルタウンでネモとバトルする際にはジムの建物近辺の道路の真ん中で行うことになる。また3度目のバトルの際にネモは「コートの立地とか 材質とか あらかじめ 知っておくと いいよ」とアドバイスを送ってくれるが、チャンプルタウンでは知りようがない……。

*8 事実、『ポケモンマスターズEX』ではそのことをカブに指摘された際に、人手不足とハッキリ答えている。

*9 もっとも、ポピーの発言から察するにアオキが四天王としての業務をこなす機会は滅多に無いようだ。単純にバッジを6個以上集めることができるのは1割未満で、そこから残りのバッジを獲得、さらにチリの面接・実技いずれも突破できるのが「一握り」となれば納得できる。

*10SM』及び『USUM』』ではアセロラがキャプテンと四天王、ライチハラ(『SM』のみ)もしまキング・クイーンと四天王を兼任していたが、こちらはリーグそのものを創設したばかりで、四天王をしまキングが暫定で務めるというものなので除外する。

*11 本来なら負けたら自分の次の四天王を呼ぶ流れがルールのようだ。

*12 後にDLC後編『藍の円盤』では、呼び出しチャイム自体はあるものの故障しており、おまけに修理業者も忙しいらしく割りと長い間放置されていると判明した。

*13 しかもハッサクに挑む前にアオキに話しかけると、ウトウトしていたかのようなモーションからハッと目を覚まし「……ハッサクさんの説教 長いんですよね」と零す。まるで反省していない?

*14 なお、他のわざは「りゅうのはどう」「れいとうビーム」「ムーンフォース」であり、ひこうタイプのわざは覚えていない。

*15 ちなみに4つ目のわざは「どろぼう」。中々ブラックなネタを思わせてくる…

*16 …と言いたいところだが、相手の思考ルーチンは期待値が最も高くなるわざを撃ってくる傾向であり、ラウドボーンに対しては「アクアブレイク(威力85)」や「じごくづき(威力80)」の不一致抜群よりもひこうテラス「ブレイブバード(威力120)」の一致等倍の方が期待値がずっと高いため、「じごくづき」で音技を封じられるといったシチュエーションは殆ど起こらない。さらに言えば『きもったま』+「インファイト」と「ブレイブバード」の一致威力120の技2つでほとんどのポケモンに対して等倍以上をとれるため、カラミンゴが「アクアブレイク」と「じごくづき」を撃ってくることはほとんど無い。

*17 実は第21話でもフリードがその食堂のことを示唆するセリフがある。

*18 ゲーム内での焼きおにぎりの値段は1人前950円で、合計で6,650円となる。

*19 仕事に行っているか、若しくは他界しているためか本人は未登場。

*20 オモダカ側は「アオキ……ですか」である。いくらポケセンで「食の情熱を仕事に向ければ良いのに(意訳)」と愚痴っていたからって、本人に向かってそれを言うか?

*21 実際、上述の通りジムバトルでアオキが繰り出すポケモンは(テラスタル無しでも)全てノーマルタイプであるため、「など」の説明がイマイチつかない。

*22 例:セルクルタウンジムのカエデは、元はノーマルタイプのヒメグマをテラスタルでむしタイプにする。

*23 例:じめんタイプ使いのチリは、どく/じめんタイプのドオーをテラスタルでじめん単タイプにする。

*24 ハッサクに小言を言われたあと「さっき(小言を言われている最中)寝てました」と返すなど、あまりにも社会人としてはアレな言動が目立つ。

*25 ドラゴンタイプ使いのハッサク役を担当する置鮎龍太郎氏にも同じことが言える。