熱血大陸バーニングヒーローズ

【ねっけつたいりくばーにんぐひーろーず】

ジャンル RPG
対応機種 スーパーファミコン
メディア 16MbitROMカートリッジ
発売元 エニックス
開発元 ジェイフォース
発売日 1995年3月17日
定価 10,800円
プレイ人数 1人
セーブデータ 4個
判定 なし
ポイント オムニバス形式のRPG
NPCの行動をプレイヤー側で選択不可能
陣形の具体的な効果が表示されない
ダンジョンの使い回しが目立つ
欠点は多いが、RPGとしては普通に楽しめる


概要

本作は、ギルドメア地方を舞台に8人の主人公が冒険をするオムニバス形式のRPGである。
ちなみに熱血ではあるが、くにおくんシリーズとは関係がない。

ストーリー

  • 舞台は地球のギルドメア大陸。その中央には「星の遺跡」があり「星の扉」を開けると世界が滅びるという言い伝えがある。7年前には天魔ジャコウが現れたが戦士アダムによって星の遺跡で倒された事でもちきりになっている。

基本的なゲームシステム

  • 戦闘の仕様
    • エンカウント方式でサイドビューで戦う。コマンドで行動を選び、全滅したら即ゲームオーバーという仕様。
  • 陣形
    • フォーメーションが存在し、さまざまな陣形の中から一つを選んで戦闘する。陣形はレベルを上げるか宝箱から手に入るアイテム「秘伝の書」で覚える。
  • 熱血
    • 主人公はダメージを受ける度に「熱血値」が上がり、100%になると熱血攻撃を放てるようになる。強力な全体攻撃でありザコ相手なら即座に全滅させることが可能で、ボス相手にも大ダメージを与えられる。最大999まで。
    • 使えるのは主人公のみで男女に応じて「熱血!」と音声でかけ声も出る。
  • NPC
    • 仲間になってくれるのは、ヴァド、ロック、キッド、グッチ、バーバラ、ステシア、ダン、ライオス、リーザの9名。彼らは色々な街に点在しており話しかけると仲間に入れるよう言って来る。
    • 最大5人パーティーまで。ガオウ編の相棒など一部の固定NPCを除けば自由に入れ替え可能であり、あえて仲間を入れないで進む事もできる。
      • ちなみに、仲間に入れずに準ラストダンジョンの入り口まで来た際はヴァド、キッド、ライオスの3人が仲間に入ってくれるようになっている。
  • ジャンプ移動
    • ジャンプシューズを手に入れると、『時空の覇者 Sa・Ga3 完結編』のような感じで穴や段差を跳び越える事が出来るようになる。ダンジョン内部のみ有効で、穴に落ちたりはしないがジャンプシューズの取得数に応じて飛距離が上がる。

登場人物

  • 個性豊かな8人の主人公達。
    • 以下簡単な主人公紹介。旅の目的もそれぞれ違う。
    • 好きなキャラから選択は自由であるが、一度選んだら変更は効かないようになっている。
リュウ
  • 戦士の男。10才の頃、偉大な戦士である父アダムに捨てられ、父を越える戦士になるために旅に出る。
ライラ
  • お宝ハンターの少女。好きな男フーガの頼みで「ジャボール」というアイテムを探す。
ガオウ
  • 町で評判の悪い不良。殺された親友アスカの仇を討つのが目的。
ナーガ
  • 巨大な鎧に身を包んだ少女。商人ギルドに莫大な借金があり、バナナチームのもとで働いておりそのギルドの命令で旅に出る。
  • 残る4名はシルエットで伏せられている。
  • 登場人物
+ 長いので畳む
アダム
  • 7年前に星の遺跡で天魔ジャコウを倒して英雄になった男。リュウの父親であるがコズミオンパワーを手に入れるべく父親の役目を放棄する。
ロウガ
  • 剣士の男。妹のリチアを救うためにアクアクリンを手に入れようとしている。
フーガ
  • ライラの想い人。ライラを呼び出しジャボール集めの旅をさせる。星の遺跡で待つというが…
シェン
  • トカゲの風貌をした老人。雨の都のガーディアンを務めており、ライラとのハチャメチャな日常は評判になっている。
フローズ
  • ガオウのよき理解者の女性。アスカ殺しの犯人を追うためガオウと旅を続ける。
アスカ
  • ガオウの相棒だったが、『タイガに…』と言い残して息を引き取る。
タイガ
  • 美人姉妹ショコラとエクレア、その姉エクレアとの結婚をするが結婚式当日に姿をくらましているなど不審な点が多く、アスカを殺害した疑いが濃厚である。
エクレア
  • タイガとの結婚を控えていたが、タイガは去ってしまう。妹のエクレアとともにタイガを追う旅をする。
ショコラ
  • 姉のエクレアとともにタイガを追う旅をする。
リンゴチームのリーダー
  • ナーガの借金返済のために色々な指令を出す。他にはリンゴチームともに作戦にあたる。
炎の城主モユル
  • 非常にまじめな性格で、死の商人からの賄賂を拒み逆恨みを買っている。
水の都城主ミズノ
  • 炎の都の城主のいとこにあたる。古の山道からの生活用水が汚染されたりしているのが悩みの種。
ザデス
  • 黒いローブを纏う男。各地で姿が目撃されており世界の終わりなどについて語る。主人公達もあらゆる場所で会う事になる。
天帝ハルド
  • カイザナーブ帝国を治める三代天帝ハルド・カイザル。星の扉について事態を重く見て、帝国情報部などを指揮し、後に部隊を投入する。
  • 以降は4人の裏主人公。
    • クリアした表主人公に応じて解禁される。いずれも作中で強く関わった人物ばかりであり、展開が変わって来る個所もある。彼らもまた、熱血は使えるし、NPCも仲間になってくれる。
+ 裏主人公について伏せる
  • 序盤からエンディングまでの構成
+ ネタバレにつき伏せる
  • 第一部「始まりの大地」
    • ギルドメア地方(東側か西側)~星の遺跡。ファンティマを倒して星の扉前でそれぞれのボス戦。
  • 第二部「滅亡の明日」
    • カイザナーブ地方(東側か西側)~忘れの島の遺跡の里、地下神殿、星の鍵の前。ザデス「グヘッ…いかん、意識が…」
  • 第三部「星くずの彼方」
    • アストラリアでファースト~フォースダンジョン、天魔の塔、コズミオン。そしてラスボスはデスワイズで、スタッフロールは夕日をバックに走るという仕様。この時点でオートセーブで裏主人公の解禁されている。
  • 表主人公とは、基本的に大筋は変わらないものの大きく展開が違って来る場面もあるのである意味パラレルワールドと言えるかもしれない。

リュウをクリア

+ リュウ
ロウガ
  • 剣士の男。病気の妹を治す薬を入手するのが目的。本編ではリュウとは考えが合わず、親子と何度も衝突を重ねており、今度はリュウを倒す展開がある。
  • 意外だが8人のうち大剣を装備出来るのは彼だけである。
リネア
  • ロウガの母親だったが、リチアの事を託し息を引き取る。
ドクター・ヤブ
  • 炎の街の宿屋でリチアの面倒を見る。
キリー
  • リュウ編ではアクアクリンを奪った人物。人間だった頃デモンバスターと呼ばれていたがアダムにより手柄を奪われた挙句殺されかける。後に研究所に拾われドロールの手によって怪人として復活するという過去があった。オアシスには恋人がいる。
  • 親はジージであり、リトル・ナーガの良き理解者である。

ライラをクリア

+ ライラ
シェン
  • トカゲのような姿の老人。城でガーディアンをしており城から盗まれた「ジャボール」を取り返すために旅に出る。
城主ライウ
  • 雨の都の城主。天魔ジャコウが倒れた際には心・命・力、3つのジャボールを保管していた。
キリー
  • 本編ではライラに怪人をけしかけるものの、アダム親子との戦いで負った深手により命を落とす。
フーガ
  • 天魔ジャコウの意図によりジャボール集めに加担させられていた。
天魔ジャコウ
  • 7年前に戦士アダムに倒されたが3つのジャボールにより復活を遂げる。ザ・テラはライラを海の藻屑にしようとしたり、ジ・アースは行商人を殺害している、その際はライラから「さっき殺した人に_あの世で、あやまらせて_やろうか?」とまで言われている。

ガオウをクリア

+ ガオウ
ショコラ
  • 町の少女。行方をくらました双子の姉の婚約者タイガを探すために姉妹共々旅立つ。姉妹がガオウの裏主人公になる。
エクレア
  • 美人姉妹の双子の姉。タイガとの結婚を控えていたがその当日タイガは姿をくらましてしまう。妹ショコラとともにタイガの行方を追う。
タイガ
  • 結婚式当日に行方をくらます。ガオウ編では星の遺跡にてエメスに殺害されてしまう。
エメス
  • ガオウ編ではクオールとともにアスカ殺しの真犯人。しかもその罪をタイガに擦り付けようとまでしており、他にも多くの命を平然と奪って来ている。
  • クオールとは両想いでありそのためにガオウを道連れにしようと自爆死まで遂げた。
クオール
  • アスカ殺しの共犯。ガオウからは「あの世でアスカに_ワビいれさせてやるぜ!」とまでいわれている。エメスとは狂気レベルでの両想いであり、こちらも多くの者を殺害している。彼もまたエメスの死を知った後は命を絶つ。
ヘル・カノン
  • 兵器みたいな名称だが人物。
  • 20年前の償いとして、エサラリアの民を救うべくコズミオンパワーで支配をすべく、ドロール博士とアッドムとともに星の鍵を破壊する。第3軍にはシンパ(Sympathizer)まで送り込むなどしている。

ナーガをクリア

+ ナーガ
メビウス
  • 女剣士アイリスに仕える青年。アイリスのわがままに付き合わされて旅立つ事に。
  • ナーガ編では船を奪おうとして返り討ちにあったのが最初で最後の出番だったが活躍を見せる。
アイリス
  • 故郷を追い出された過去を持つ。女剣士。ワガママな性格でいつもメビウスを振り回す。
  • ナーガ編では、紅の山道にてアッドムに逃げられた際にブザマだと吐き捨てた。
  • 8人全員クリアすると……
    + 伏せる
    • エンディングの後に、主人公8人が揃った一枚絵が表示されるようになる。ここに来てようやく主人公達の顔が見れるわけである。

評価点

シナリオ

  • 8つのストーリーは基本的には独立しているが、さまざまな部分で繋がっており、8つ全てをプレイすると実は人間関係がかなり複雑に絡み合っているのが分かる。
    • 街の人々も主人公に応じて違ったセリフが用意されているのが実に細かい。
    • ストーリー自体も、単純な勧善懲悪ではなく色々と複雑な事情が垣間見える。
    • ちなみに本作の脚本を担当しているのは後に『みつめてナイト』で脚本を担当する田村純一氏。本作が氏のデビュー作となる。

音楽

  • 本作のBGMは赤堀正直氏による作曲であり、同氏は『らんま1/2 町内激闘篇』『ブレインロード』『ノスフェラトゥ』などの作曲もされている。
    • 良質な曲が多く主人公毎にフィールド曲も用意されており、熱血のとおり熱い曲は勿論、他にも雄大さ深みのある曲なども好評で多岐に渡る。勿論ラスボスは熱い曲で盛り上げてくれる。

ゲーム構成

  • 戦闘画面
    • 主人公達は勿論、雑魚敵に至るまで静止画ではなくアニメーションする動作が用意されており攻撃やガード、被弾など多彩な姿を見せる。
    • 8人の主人公に応じて、陣形の種類、必殺技の演出は勿論、逃走台詞、ゲームオーバーのメッセージも異なっており細かい。
    • カメラワーク
      • 本当に少しだけではあるものの、MODE7とキャラクターの座標計算で回転視差の概念を取り入れて立体感がある。
      • 後の『サガフロ』…とまではいかないものの、SFCでカメラワークの概念を正しく取り入れる事に成功した作品とも言える。ついでに言うと、同じ世界が舞台で複数の主人公、NPCという概念など何かと共通点もあったりする。
      • ちなみに同社は数か月後に『グランヒストリア』を発売しておりこちらも回転視差が実装されていたりする。
  • マップ
    • 基本的に緻密に描き込まれており、更に霧や雨のエフェクトが複合されて非常に質感が良い。
  • ショップ関連
    • 宿屋、道具屋などの施設は1つ1つ店舗名称が設定されている。
    • 武器防具を購入する際は、装備出来るキャラは勿論、装備後に数値が向上するか下降するかが黄、白、灰文字と表示されるようになっている。
  • ジャンプ仕様の実装
    • 穴やちょっとした段差なら飛び越えられる仕様なので立体感があり表現の幅が広がっている。良質なマップと雄大なBGMともに軽々と飛び越えていくのは何とも言えない浮遊感を味わわせてくれる。
  • メニュー画面
    • 項目が十字状に配置されている仕様で見栄えと利便性が良い。こういう取り組みは『イースV』くらいで珍しい。
    • 文章も質が良く、こちらの方も漢字が使われており読みやすくて良い。更にはアイテムの1つ1つに解説が用意されている。
  • アイテムの利便性が良い
    • アイテムの種類は200以上用意されているが、最大120種類まで持てるので通常プレイにおいては上限に悩まされる事はない。
    • アイテムは解説の他にも、仲間が装備出来るかどうかを示してくれる
    • 整頓機能
      • 消耗品、装備品、ジャンプシューズ、秘伝の書などのイベントアイテムという順番に並べられ利便性が良い。
    • 装備する際は数値が高い順から表示されるので選びやすいのも良い。これは先月発売された『永遠のフィレーナ』でも実装された優れた仕様であり、アイテムのリストに関しては本作が上回っていると言える。
      • ただ、アイテムの装備する際の順番は武器、頭、盾、体でアイテム整頓の際は武器、頭、鎧、盾というのはやや統一が甘い。

賛否両論点

  • NPCの影が薄い
    • 加入当初こそ色々な事を言うがイベントには殆ど関わってこない。例えば主人公が殺されかけていたとしても誰も何も言わないという事で戦闘要員である。
  • ストーリーは一本道
    • 本作は序盤、中盤、終盤とはっきりわかれており一度済ませた場所への再訪は出来ないようになっている。
    • 乗り物も船が出て来るが行先は選べないし、空を飛ぶ乗り物は登場すらしない。
      • ついでに言うと船に乗る際で特に星の遺跡の後に次の大陸へ進む際であるが、フィールドマップの上端っこでスクロールが止まるので見た目が安っぽくなってしまっている。
  • 4人の裏主人公の扱い
    • シルエットではなく最初から選べるようにしても良かったのではという意見もある。そして、シナリオによっては表主人公が非業の死を遂げるようになるのも辛い所である。

問題点

戦闘について

  • 陣形の効果が非常に分かり辛い
    • 攻撃重視、バランス重視といった傾向が表示されるだけで具体的な効果は表示されない。そのためどの陣形が強いのか、実際に使ってみてプレイヤー自身がダメージの数値などを見比べて確認するしかない。
      • 基本的に後から手に入るものの方が強いようではあるが、絶対ではない。
    • 陣形によっては特定の場所に配置されたキャラがダッシュ攻撃やジャンプ攻撃(いずれも通常攻撃より大ダメージ)を行うこともあるが、キャラの配置を任意で行えないため狙って利用するのが難しい。またレベルアップすると勝手に配置換えが行われることも。
      • ちなみに弓矢や弾丸といった投射武器ではダッシュ攻撃やジャンプ攻撃が発生しない。
  • 攻撃の命中率が低い。敵味方共にひょいひょい攻撃をかわしまくるため、なかなか戦闘が終わらずストレスが溜まる。魔法攻撃ですら普通に回避される。唯一「熱血」コマンドだけは必中。
    • 陣形の中には命中率重視と謳われているものもあるが、前述の通りどの程度効果があるのかわかりづらい。
    • 「ストーンミスト」の魔法を使うと敵を石化して動きを封じられるが、何故か石化した相手にはただでさえ低い命中率が格段に下がってしまうためトドメを刺せなくなる地雷魔法と化している。
  • NPCの行動は完全に自動、プレイヤー側で行動を選択できない。
    • 特に厄介なのが「まじかるファイター」のNPC。理由は後述。
  • このゲームのパーティーキャラには6種類の職業のいずれかが割り当てられているが、このうち「まじかるファイター」と「はっするマスター」以外は能力値と装備できる武器防具が異なるのみで、いずれも特殊能力などは持たない。
    • 「おたからハンター」はキャラ付けとしては盗賊っぽいが盗みや探索に関する能力などは特になく、素早い代わりに攻撃力と防御力が他の職業より低いだけの不遇職である。
    • 逆に「はっするマスター」はそこそこの打撃力と回復魔法を併せ持ち、さらにワープやダンジョン脱出魔法まで覚えてくれる最優秀キャラ。いるといないでは冒険の快適性が天地の差となる。「まじかるファイター」と違ってMPの無駄遣いをしないのもポイント。
    • 「まじかるファイター」はNPCの場合MPが残っている限りは必ず何らかの魔法を使う。魔法が全く効かない相手でも打撃攻撃に切り替えたりはせず、効きもしない魔法を延々と繰り返す。とはいえ効きさえすれば全体攻撃魔法は雑魚散らしに便利であり、回復魔法も覚えてくれるので役立たずではないのだが。また割り当てられた属性によっても違いがある。
      • 特に扱いにくいのが「怒れる茶(地属性)」と「やすらぎの青(水属性)」で、どちらもステータス異常魔法を覚えるとそればかりを連発するようになってしまう。前者の使う「ストーンミスト」については上記の通りだが、後者の覚える「ポイズンミスト」もなかなか厄介。この魔法で毒状態にしてもほとんど1ダメージしか入らず、それでいて毎ターンダメージエフェクトが入るため戦闘が無駄に長引くからである。
      • 「情熱の赤(炎属性)」は余計な魔法を覚えず攻撃&回復に専念してくれるためマシだが、全員の被ダメージを大幅軽減してくれるバリア魔法を唯一覚えないのがネック。
      • 「静かなる白(風属性)」は余計な魔法がない&バリア魔法を覚えるため最も優秀だが、特定の主人公でしか仲間にできない。
      • NPCでは使う魔法を制御できないため色々困る職業だが、一方で自由に行動を指示できる主人公がまじかるファイターであるなら一転して最強キャラとなる。

構成について

  • 使い回しが目立つ
    • シナリオは8つだが、共通するダンジョン・ボスも多く全シナリオをクリアするなら同じダンジョンを何度もプレイする事になる。
      • 表主人公においてもダンジョンは使い回しで、別な主人公のルートを逆走するという仕様もザラ。
      • 裏主人公だから行けるダンジョンは一切ない。そして中盤の大ボス、ラスボスは共通であるが、ボスは裏主人公用に違ったものが用意されているのは良い。
    • 各主人公にとっては1回限りであるが、プレーヤーにとっては最大8回辿る事になる…流石に飽きる。
    • 裏主人公のフィールド曲は表主人公の使い回し。
    • クリア時間はTASでさえ1時間40分近くかかるので8人分ともなると甘く見積もって十数時間はかかる事は必至。
  • ボス曲の種類は2曲のみ
    • 通常ボスとラスボスのみなので贅沢を言えばもっと欲しかった。
  • セーブポイント
    • 基本的にボス戦手前に用意されているのは良いのだが、長丁場の後にボス戦があったりするのは厳しい。主人公によってはセーブポイントの直前に突然ボス戦が発生するケースも。
  • ラストダンジョンから戻ってくるのが難儀
    • 予め脱出アイテムを購入しておいたり脱出魔法が使える者がいれば良いがそうでない場合は、雑魚敵が脱出アイテムを落とすのを待つしかない。そして、戻って来れたとしてもタウンの人達は全員何処かへ行ってしまったようでショップは利用出来なくなっており更に元の世界へ帰る事も出来ないのでGはもう使い道が無い。
    • また、EDでも彼らがどうなったのかは語られないので気になるところである。
  • フォント
    • 漢字が使われているのは良いのだが「争」という文字は最後にハネルところをハネていないため「ノ」になっている。アイテムを渡す際は「うしなった」という表示など甘いところも見受けられる。更に贅沢を言えば文章の表示速度は一定なので状況に応じて緩急自在だと更に良かった。
  • アイテム欄の圧迫について
    • 本作はアイテムの所持数には余裕がありここまで来ると自己責任の話ではあるのだがやはり不備があるとは言える。
    • アイテムの購入はこれ以上出来ないのは勿論、装備をしている際は外す先がいっぱいなので捨てるという選択肢が出たりする。更には宝箱では代わりに何かを捨てるように言われるが捨てなかった際は宝箱の中身が消失してしまっている。アイテムを捨てる際は消耗品が99個の場合なら99個捨ててしまうので痛い。
    • アイテムが埋まっている場合は、敵を倒した際のアイテムドロップが発生しなくなっている。

総評

個性豊かなキャラクターと独特なストーリー展開が魅力的な作品。ただあちこちに欠点も見受けられ、せっかくのゲームシステムをあまり上手く活かせていない。とはいえ致命的な欠点というわけでもなく、RPGとしては(命中率の低さに目を瞑れば)普通に楽しめる。

余談

最終更新:2022年06月21日 06:27