ホル・ホース

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ホル・ホース - (2021/04/10 (土) 16:55:00) の編集履歴(バックアップ)



「ま!人生の終わりってのはたいてーの場合あっけない幕切れよのォー」


「さよならの一言もなく死んでくのが普通なんだろーねえーヒヒ…」

ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターで、DIOが金で雇った刺客の一人。
弾丸の軌道を自由自在に制御できる拳銃型のスタンド「皇帝(エンペラー)」を持つ。
名前の由来は、アメリカのポップス・デュオ「ホール&オーツ」との事だが、
アメリカのヒップホップ/R&Bグループの「フル・フォース」という説もある。

+ キャラ設定

キャラクター設定

「一番よりNo.2!」の信条から必ず他のスタンド使いと行動を共にしており、
インドのデリーでは鏡などの映る物の中から攻撃する光のスタンド「吊られた男(ハングドマン)」のJ・ガイルと、
エジプトのカイロでは未来を予知する漫画のスタンド「トト神」のボインゴと、それぞれチームを組んでいた。
ポルナレフには「他人の才能を見抜く才能がある」と評された。
スーパーファミコン版(通称コブラチーム)では、ボインゴの代わりにマライヤとタッグを組んでジョースター達の前に現れた。

また、かなりの女好きで、自称「世界一女に優しい男」。ジョニーといい勝負である。
「美人だろうとブスだろうと女を尊敬しているから女は殴らない」という信念を持つ(その代わり、結構自分の仕事のために利用したりするが)。
無論MUGENではそんな事お構い無しである。まぁ原作ゲーでもミドラーとかマライヤを普通にやっつける事はできるしね。

+ Jガイルの旦那&旦那戦ネタバレ

「映るものを多くし、軌道がわからなくなれば!もはや弱点はないッ!」

破壊力 - C スピード - A 射程距離 - A
持続力 - B 精密動作性 - D 成長性 - D
旦那のスタンドであるハングドマンは、鏡などの光を反射する物体の中に潜むスタンドである。
また、ストリートファイターシリーズのガイルの名前の由来としても有名なキャラである。
両手とも右手になっている作画ミスを「J・ガイル」と呼ぶのもこれが由来(女性の場合は「エンヤ婆」とも)。
当初はポルナレフには鏡の世界の中にいると思われていたが、実際は光そのものに近い
(イメージとして反射物をジャンプ台に動くスタンド、そのジャンプ台の鏡に映っている範囲には一方的に攻撃が可能)。
鏡に映った風景の中から一方的に攻撃できるため無敵と思われていたが、
鏡から鏡へ光速で移動する一瞬は完全無防備かつ一直線という唯一の弱点が存在する他、
花京院の策略にハマった場面を見る限り「反射と無関係な方向には動けない」、「今いる所が反射しなくなると強制移動」などと、
移動関連に厳しいルールがあるため、それが見破られると一気に不利になるという弱点がある。
名前の由来はTVCMでお馴染み「堕ちた天使」の「J・ガイルズ・バンド」。
念のためだが「J・ガイル」のバンドではなく「J・ガイルズ」のバンド。

ポルナレフが探していた「妹の仇である、両右手の男」であり、醜悪な外見で犯罪を繰り返す卑劣漢でもある(しかしエンヤ婆は溺愛していた)。
自身がポルナレフの妹の仇である事を利用して単独行動を誘い、彼を助けに来たアヴドゥルを倒す事に成功するが、
生きるために闘う事を決意したポルナレフに上記の弱点を見切られた上に、花京院の機転で移動の際の軌道を固定され敗北。
最後はポルナレフに「針串刺しの刑」にされ泣き喚きながら地獄に堕ちていき、その死体は文字通り「吊られた男」となった。
担当声優はドラマCDでは 千葉繁 氏、OVAでは 麦人 氏、カプコン版では 安原義人 氏、『ASB』では 立木文彦 氏、TVアニメ版では 桐本琢也(現・桐本拓哉) 氏。

余談だが、ポルナレフが「鏡の中の世界」と言ったのに対し、
花京院は「鏡の中の世界なんてありませんよ。ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」と答えたが、
後の第五部にて本当に鏡の中の世界を作り出すスタンドが登場したため、花京院の発言と合わせてよくネタにされる。
また、ポルナレフの妹を襲う時の回想シーンでは、妹の友人曰く、
「雨が降っていたのにドーム状の何かに守られて雨に濡れていなかった」らしいのだが、
この能力は後に明かされたハングドマンの能力と結び付くとは思えず、結局何だったのかは不明のままである。
実は、これは元ネタであるJ・ガイルズ・バンドのアルバムジャケットのパロディという説がある。

他の金で雇われた刺客達同様、必ずしもDIOに絶対忠誠誓っているわけではない
実際、劇中ではジョースター一行と戦うよりもDIOを暗殺する方が容易と判断し、一度は反逆を企てた。
しかし実行寸前になって、それを察したDIOによってその恐怖の片鱗を改めて見せ付けられ、これを断念。
服従を誓い直している。

ちなみに、作者のインタビューによるとホル・ホースは当初はジョースター一行の仲間になる予定があったらしい。
ホル・ホースは、仲間にしようかと思ったりもしました。でも、仲間になるヤツばっかりだと面白くないなと思い直して・・・
仲間になりそうでならないやつがいてもいいんじゃないかと。ホル・ホースの性格を考えると、仲間にはならないんですよ。
けっこういいかげんな性格で、あっちへふらふらこっちへふらふら。コウモリみたいなヤツ。
でも、ホル・ホースは、もっと登場させたかったですね。ポルナレフと同じくらい、動かしやすいキャラだったし、描いてて面白かった。
あと何回か、登場させてあげたかったですね。
(※ソースはJOJO-A-GOGO}
実際、J・ガイルの母親であるエンヤ婆との戦いでは、J・ガイルと違って逃げ延びたが故に逆恨みされ、
J・ガイルを倒して妹の仇を討ったポルナレフと一緒に襲われたために擬似的な共闘関係になったり、
単行本16巻の表紙ではまるで仲間になったかの様にジョースター一行と一緒に描かれている。
当時のジャンプ本誌の巻頭カラーでも、ジョースター一行とホル・ホースが一緒にダンスを踊るものが掲載された。
しかし、初登場時にアヴドゥルを殺したのは彼なので(実際には死んでいなかったが)、
やっぱりポルの心情的に共闘は難しかったとも言える。人が死んでも簡単に生き返る世界だったらまただったかもしれないが。

一見すると小物悪役のテンプレのような人間だが、小説『OVER THE HEAVEN』では、
DIOからはそのコウモリのような性格や悪運の強さを含め気に入られているという描写になっている。
一方で忠誠心の塊かつ懐刀であるはずのについてはあまり評価していないという設定だが、
これは第1部にてDIOがが嫌いと発言する場面(有名な何をするだぁーッ!ゆるさんッ!の前後参照)があり、
(あくまで小説での設定だが)熱い忠義の持ち主よりも裏切る気満々な野心家な方を好ましく思うという事だろう。

+ スタンド「皇帝(エンペラー)」

スタンド


「『銃は剣よりも強し』 ンッン~ 名言だな これは。」

破壊力 - B スピード - B 射程距離 - B
持続力 - C 精密動作性 - E 成長性 - E
スタンド「皇帝(エンペラー)」は他のスタンドとは一風変わった、拳銃そのものの形をしたスタンド。
六連発リボルバーの形状をしているが、弾もスタンドなので弾切れは無い模様。
勘違いされやすいが、普通のスタンドと同じくスタンド使い以外の人間には見る事はできないため、
一般人への脅しなどには使えない(ドラマCDでやったように撃ってしまえば別だが)。
普通の拳銃のように扱える他、自在に出し入れできたり弾道を自在に操れたりと何かと便利だが、
銃弾そのものに誘導機能は無いのでホル・ホースが目視で調整する必要がある事、
そして銃弾は勝手に進む(少なくとも止めて方向転換できるような描写は無い)ため、
彼がよそ見をすると予想外の物に当たる危険がある事などからか、精密性が「E」評価である。
また、命中精度以外に距離が離れると威力が落ちるなど飛び道具のスタンドのわりに超遠距離戦向けではなく、
劇中においても少しトラックで逃げられただけで追撃を諦めたりしている。
また、発射された弾丸も含めたスタンドのため、何らかの方法で弾丸を破壊されてしまうとホル・ホースにもダメージがあると思われる。
弾道を変えられるため、インファイト型のスタンドには滅法強いが
(ただし銃弾をつまめる素早さのスタープラチナなどが相手の場合どうなるのかは不明)、
あくまで弾丸そのものの軌道範囲に準じた攻撃力であるため、面での制圧力を持つモハメド・アヴドゥルなどとは相性が悪いと本人自ら明言。
実際に戦ってはいないが、第4部などのバッド・カンパニーあたりも、制圧力で劣る相手となるだろうか。
また、「弾丸を銃で撃つ」「銃弾は(一応軌道変更はできるものの)銃口から飛び出す」という普通の銃に近い動きなので、
本体を拘束する「正義」を相手にした際、腕の向きをかえられて自分に発砲してしまった(反射的に解除したのでに致命傷にはならず)。
「銃弾形状をした超小型の中~近距離パワー型」と考えると、その長所短所がイメージしやすい。
シンプルだが応用力も高く、サポートに回ると滅法強い、正にホル・ホースにぴったりのスタンドなのだ。

拳銃という共通点からグイード・ミスタのピストルズとどっちが強いのか議論になるが、
ミスタの銃と弾はスタンドではないため銃がないと真価を発揮できないが、ピストルズ自体に自我があるので発射後も臨機応変に対処してくれたり、
偵察に使えるなど使用目的がかなり違う。
最終的には皇帝のタロットカードがミスタの最も嫌う数字4番である事から精神的ダメージの方がヤバい、という説が王道となっている。


ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』でのホル・ホース

アーケード版『ジョジョ』にも『未来への遺産』から登場。上記の設定の通り相棒のスタンドを上手く活用する事で初めて戦えるキャラ。
スタンドモードが無い代わりに、Sボタンで弾道を自在に操れる弾丸を発射する「皇帝ッ!」を使えるのが大きな特徴
(ボタン入力後にしばらく硬直があり、その間に弾道を入力する)。
他にも中段対空技の「J・ガイルのだんな!」や、地面からハングドマンを呼び出す拘束時間の長い「ハングドマン」、
上下の撃ち分けが可能な普通の弾丸を発射する「ハジキだッ」と、豊富な飛び道具を持つ。
これらを使って相手の動きを制限しつつ自分のターンを作っていく。後はホルホースらしく逃げるも良し、差し込みに行くも良し。
また、一定時間操作可能で突然急加速するガード不能の弾丸を発射するスパコン「弾丸の軌道」での起き攻めや対空が非常に強力。
だが色々と欠点も多いので中堅。まあホル・ホースらしいと言えばらしいかもしれない。

「J・ガイルのだんな!」
「フッフッフ…… 悔しいか?」

スーパーコンボ「最強のコンビ」ヒット時にJ・ガイルの台詞が入るが、声が籠もりまくっているため、
「悔しいか?」が「いわし」聞こえてしまうプレイヤーも多い。
さらに「悔しいか?」の後にヒット音と重なってしまうため、聞き取りづらいが「死ね!」とも言っている。

+ with J・ガイル版 軽~く技説明
皇帝ッ S 空中可
撃った直後に硬直があり、この間にレバー入力をプログラムすると、硬直が解けてから入力の通りに弾が飛ぶ。
地上版は方向キーを押しながら入力すれば初めから任意の方向に銃身を向けて発射できるが、
空中版は前方(水平)のみ。
扱いは難しいが、上手く使われると敵としてはかなりやっかいな技。
ハジキだッ! ↓↘→+攻
ごく普通の銃弾を撃つ。強で出すとしゃがんで撃つ
撃った後に上下キーを入力していると、若干軌道が上下に曲がる。
強版は下段なので状況によってはガー不連携も可能。
J・ガイルのだんな! →↓↘+攻 空中可
原作漫画での、ハングドマンの行動範囲拡大のためにガラスの破片を撒き散らす行動を元にしたらしい技。
「だんなァ」の声と共に弱で真上、強で斜め約45度、中はその間の角度に向けて弾丸を放つ。
空中版はどのボタンで出しても撃つ方向は斜め地上での強と同じ約45度になる。
この弾丸そのものにも攻撃判定があるが、弾丸が敵に当たらず画面上まで抜けるとガラスの割れる音がし、
破片が降ってくる。弾丸が画面外へ出るのが条件なため破片の位置は画面の拡大縮小に影響される。
よく見ると破片から破片へ黄色いラインが走っているのだが、これがハングドマンなのだろう。
だが、画面内に前の破片が残っていても出せるし「ハングドマン」との併用も可能。この辺、ちょっと謎である。
このガラスは中段判定で、多段ヒットする。
ちなみに、たまにガラスではなくボインゴが降ってくる。このボインゴが居る間は投げの威力が二倍になるらしいが、どっちにしろ反確
ハングドマン ↓↙←+攻
ハングドマンが地面から飛び出して攻撃する。現れる位置は弱、中、強の順に遠くなる。
空中ガード不能で当たると長く硬直するので、近くならスライディングで転倒させたり、「最強のコンビ」を当てる事ができる。
ぶちまけろッ! ↓↘→+攻×2 空中可
銃を10連射する。弱と中の同時押しで立ったまま、強を含む同時押しだとしゃがんで撃つ、こちらも下段。
当たりやすさとしてはしゃがみの方が確実。威力は結構高い。
空中版は斜め下方向に12連射する。銃弾は結構広範囲に散らばるが一発のダメージはしょぼいので、
精々牽制に使うぐらいしか使い道は無い。
最強のコンビ(吊られた男) ↓↙←+攻×2
画面手前3カ所に銃弾を撃ち込み、いずれかが当たると敵をロックして演出に移行する。
ハングドマンがゆっくりと歩み寄り、相手の首筋にナイフを突き刺す。
出は早くないのでぶっぱしてもしょうがないが、上記の通り「ハングドマン」から確定する。
弾丸の軌道 ←↓↙+攻×2
発射後一定時間、非常にゆっくり飛ぶ銃弾を撃つ。その間は自由に軌道を操作でき、時間切れになると一気に超高速で飛んでいく。
ボタンを押し続けると連続で撃てる(ゲージは消費する)。また、この追加射撃の暗転中、
チートダムのような感じで前の銃弾は動き続ける。ちなみにガー不
このゲームはリバサが無い仕様なので起き上がりに重ねると強烈。また、動きの制限される空中の敵を狙うといい的になってくれる。

また、ポルナレフが相手の時と女性キャラが相手の時は、挑発時の台詞がそれぞれ変わる。
ちなみにPS版のスーパーストーリーモードでは、原作再現として隠しステージでホル・ホースを使用して影ディオと戦えるのだが、
この時は J・ガイル関連の技が一切使えないホル・ホース単独 で戦う事になる。

ゲーム版の声優は『北斗の拳』の雲のジュウザや『るろうに剣心』の四乃森蒼紫役などで有名な 安原義人 氏。
他にもアニメ版『X-MEN』のガンビットや『特攻野郎Aチーム』のフェイスマンなど、色男役が多い御仁である。
なお、OVA版では 若本規夫 氏が、ドラマCD版では 難波圭一 氏が担当。
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』では、なんと格闘ゲーム版で若ジョセフ役だった 大塚芳忠 氏である。
またTVアニメ版では第5部ゲーで暗殺チームの一人・メローネやサーレー、スコリッピを担当していた 木内秀信 氏が演じている。
参考動画


ホル・ホース&ボインゴ


「ト、トト神の漫画の予知は 100%です」

また、原作三部後期にボインゴと組んで再登場した時を再現した「ホル・ホース&ボインゴ」も隠しキャラとして登場している。

+ ボインゴについて
担当声優はカプコン版では 高木早苗 女史、オールスターバトルでは 菅沼久義 氏、TVアニメ版では くまいもとこ 女史。
白紙の本に近い未来を漫画として映す「トト神」のスタンド使いであり、兄以外とは話す事ができない陰気な少年。
「トト神」の予知は100%絶対に当たるが、本体の意思とは関係無しに自動で刻まれる上に描き換える事もできず、
さらには細かな過程が描かれないため「美女の背中を蹴ると宝石が貰える」など一見突拍子も無い展開になったり、
トンチのような解釈で想定していたのとは違う(それでいて予言とは矛盾しない)結果に辿り着く事もあるなど、非常に扱いづらい能力である。

当初は、自在に自分の姿を変えられるスタンド「クヌム神」を持つ兄オインゴと共にジョースター一行に襲い掛かるが、オインゴが自滅し再起不能に。
そこをJ・ガイルが居なくなってソロになっていたホルホースに目を付けられ、半ば誘拐に近い形で共に再度ジョースター一行に挑む。
劇中では箱に隠れた姿で登場する。

+ ネタバレ
ボインゴの予言通りの行動でホル・ホースはジョセフ、アブドゥル、ポルナレフを倒すが、
最終的にはトト神の予言が裏目に出て、自らのスタンドの弾丸を喰らって自滅。
幸い一命は取り留めたものの重傷を負い、病院送りとなってしまう。

ボインゴはこの自滅を見て改心し、
「攻撃よりも自分達兄弟の幸せや困っている人のために役立てた方が、もっと人からも好かれるし良い運命もやってくるような気がする」
と、自分のスタンドの真の使い道を悟る。
そして、「この戦いで大きく成長しました」と隠れるのに使っていた木箱を蹴飛ばして胸を張って帰ろうとする。
…が、その木箱が偶々そこにいたイギーに当たってしまい、怒ったイギーに攻撃されて(お尻を噛まれたらしい)、
結局前以上に暗い性格のまま入院。そこで「人がそんな簡単に変われて成長できるなら、誰も苦労しない」というトト神のツッコミを受けた。

ちなみにこの時ホル・ホースは「弾丸が額に命中するも、眉間を抉っただけで幸運にも脳までは届かなかった」ために生き延びている。
これは奇しくも彼がインドでアヴドゥルを撃った際と同じであり、運命の皮肉を感じずにはいられない。

+ ちなみに
小説『OVER HEAVEN』では、DIOの目線から見たボインゴが登場しており、
なんと DIOに「天国」についての示唆を与えた存在 という重大な役回りを担っている。
トト神の能力を知ったDIOが「避けられない悲劇がそのスタンドに現れたらお前はどうするのか?」と問いかけた所、
「たとえ避けられない悲劇でもそれを知っていれば『覚悟』する事はできる」とボインゴは返している。
……そして、DIOはその言葉をノートに記し、そして最終的にノートの記憶は第6部にてプッチ神父の手に渡る事になる。
プッチはそのノートを元に、「あらゆる生命が『覚悟』を決めた世界こそが天国である」と確信するに至り、
最終能力「メイドインヘブン」を発現する事に成功する。
つまり「第6部最終盤の激闘、そして世界を一巡させた遠因の一人」というとてつもないキーパーソンとなっているのである。
なお、DIO本人は「トト神で分かる程度の未来では天国に辿り着けない」と、「後に現れる他のスタンド」に可能性を託している。

J・ガイルとのコンビネーション技が削除された代わりに、やたらと原作再現度の高い技が追加されているのだが…。
詳しくはコチラを参照。

+ withボインゴ版 軽~く技説明
皇帝ッ S 空中可
J・ガイル版と基本的には同じだが、出が速い分軌道をプログラムする時間が短い。また、地上でも前にしか撃てなくなっている。
ハジキだッ! ↓↘→+攻
こちらも大体同じだが、硬直が長くなっている。
グラスシャワー →↓↘+攻 空中可
ハングドマンらしき黄色のラインは消えているが、ダメージ量も含め性能は「J・ガイルのだんな!」とほぼ同じ。
…という事は、実は旦那は何もしていなかったのだろうか?
なお、流石にボインゴが落ちてくる事は無い。
ぶちまけろッ! ↓↘→+攻×2 空中可
ほぼ同じ。空中版の威力のばらつきはなくなった。
予知は絶対 1回転+攻
コマンド投げ超必。ホルボイの貴重な強み。
相手の鼻の穴に指を突っ込むと、突如トラックが突っ込んでくるという、シュールな演出の技。原作でポルナレフに仕掛けた技(?)である。
コマ投げなので当然崩しに使える上に、なんとガードさせてから確定。また、貴重な切り返し技としても機能する。
ただし、トラックの部分は打撃判定であり、相手の大きさによってヒット数にばらつきが出る。イギーだとカス当たりになりやすい。
パイプメイズ ←↓↙+攻×2
パイプに7発の銃弾を撃ち込み、それが時間差で襲ってくるという技。
同時押しのボタンの組み合わせで左下、右下、中央上の任意の場所から発射させる事ができる。
何気に撃ち込む時にも攻撃判定があり、必ずスタンドクラッシュさせる上に受け身不能だが、威力はゼロ。
撃ち込んでから発動まで4~5秒かかるが、その間に攻撃を受けるとキャンセルされてしまう。上手く弾幕を張るなりして守る必要がある。
しかもせっかく発動できても、パイプから飛び出す弾はガード不能だが威力は低い。挙げ句の果てには場所が悪いとそもそも当たらない可能性もある。
演出の原作再現度はかなりのものだが、ロマン技、ないしは死に技の類である。


「ボインゴとこのホル・ホースは無敵のコンビだぜーーっ!!」


MUGENにおけるホル・ホース

+ y.y氏製作 ホル・ホース/ホル・ホース&ボインゴ
  • y.y氏製作 ホル・ホース/ホル・ホース&ボインゴ
現在は入手不能。
通常版とボインゴ版の両方がセットになっており、sff・air・sndは共通のファイルを使用したHDに優しい作り。
概ね原作再現だが、細部が異なる。

2007年末にJ・J氏やrei氏によるAIパッチが公開され、トーナメント動画でも中々の活躍をしている。
J・J氏のAIは「ハジキだッ!」弾幕から「最強のコンビ」への連携がメインとなっている。
「最強のコンビ」による締めは中々見栄えが良い。
弾幕とジョジョらしい高火力を持つ通常版はもちろん、原作では最弱候補のボインゴ版も中々の強さを誇っている。
ただし、AIは「弾丸の軌道」を使わない。そのため決定力に欠け、対空も強くない。
しかしそれを差し引いても弾幕は強く格闘戦もそれなりにこなすため、
タッグではある程度どんなキャラと組んでも中々の強さを発揮してくれる。
MUGENでも「一番よりNo.2」を実践してくれる事請け合いだろう。

rei氏のAIは対人用AIになっており、J・J氏のAIとは打って変わって、弾幕を張らずに慎重に立ち回る。
「皇帝ッ」や「弾丸の軌道」をそつなく使いこなすスマートなホル・ホースになっている。
一部の技のバグや不具合の修正、及び性能をDC版に近付ける改変パッチも兼ねているため、
原作に近い再現度のものを使用したいという方はぜひ適用しておこう。
なおかつボインゴ版にはボインゴが入った箱を蹴り飛ばすオリジナル技「ウリヤヤヤアアアァァ!!」が搭載されるので、新しい戦法もできるだろう。
こちらは本体の入手が不可能になるのと同時に公開停止された。

2013年12月、新たにじゅかい氏のAIが公開された。通常版オンリーで動作するAIなので注意。
J・J氏のAIをベースに製作されており、10段階でのレベル調整が可能。
最大レベルでは強上位クラスとなり、ガー不連携から壁当てコンボで体力をごっそりと削り取るアグレッシブな彼を拝める。
また、J・ガイルを使わなくなるソロ・ホーススイッチや、ゲジマユ化カラーが追加されており、幅広いランクで戦う事が出来る。
ゲジマユカラーでは凶ランクに足を踏み入れる事も可能。

この他に、朔丸2nd氏によってOVA版の若本ボイスにするボイスパッチが公開されている。
このボイスパッチを導入するとOVA同様J・ガイルの声も麦人氏に変更される。
また、がんま氏によってホル・ホースの声を『オールスターバトル』の大塚ボイスに、
J・ガイルの声を立木文彦氏に変更するパッチも存在する。
がんま氏ボイスパッチ(DLリンクは古いものなので注意)

+ お家氏製作 『ASB』仕様
  • お家氏製作 『ASB』仕様
2014年6月、お家氏により公開された『ASB』仕様のホル・ホース。
「ゴゴゴモード」や「プッツンキャンセル」など原作のシステムを一通り搭載しており、ボイスも大塚芳忠氏のものになっている。
挑発時や勝利時のセリフやモーションも選択可能(デフォルトだと全てランダム)で、女相手だと性能が変化する。
ボスモードも搭載しており、イントロ中にSボタンを押し続けた後終了直前(エンペラーを消す辺り)で離す特殊コマンドで起動する他、
コンフィグで常時ON・OFFを選択可能。
ボスモード状態だとパイプメイズや、無敵状態になりつつマーカーを出現させボタン入力でガー不射撃を撃つオリジナル技などが使用可能になる。
AIもデフォルト搭載済み。
また、がんま氏により声を神谷明(冴羽獠)にするボイスパッチも製作されている。

+ JtheSaltyy氏製作 CVS2風アレンジ仕様
  • JtheSaltyy氏製作 CVS2風アレンジ仕様
2020年8月に公開された、MUGEN1.0以降専用のホル・ホース。
システムは『CVS2』風で、EX技やブロッキングにゲージ溜め、オリコンなどが使用可能。
さらにスタートボタンを押しながら選択する事でホル・ホース&ボインゴを使用できるという、一粒で二度美味しい仕様である。
このボインゴモードには専用のゲージが備わっており、これを消費して当身や強力な技を使用する事ができるのが特徴。

ほぼ全ての技が搭載されているが、最強のコンビが原作とは全く違う演出の3ゲージ技になっていたり、
ボインゴモードではグラスシャワーが削除されているのをはじめ、パイプメイズが発動前に攻撃を受けても中断されなくなっていたり、
予知は絶対が弱体化していたりと、性能面も一部アレンジされている。
なお、従来の最強のコンビは「Hanged Man Combination」という2ゲージ技として健在なので、例の「いわし」が聞きたい貴方も安心。

AIはデフォルトで搭載済み。
両モード共にアドバンシングガードやブロッキングを巧みに使いこなすため、中々手強い。
DLは下記の動画から

+ DrKelexo氏製作 HOL FUNTIMES
  • DrKelexo氏製作 HOL FUNTIMES
     
TroublemanBootleg Ryu等で知られる氏が製作した、妙に毒々しい色合いのホルホース。
というか大ポトレの時点でおかしい。
その異様な外見に違わず凄まじいネタキャラであり、各種動作がバグったような動きなのをはじめ、
イントロで謎の音楽を流しながら降ってきたり、トランクを設置して爆破したり、
「ポォンジュゥゥゥス!!」と叫びながら皇帝から謎の飲み物を発射したりと色んな意味でやりたい放題である。

+ 配管工赤親父氏製作 あらゆる場面においてNo.1よりNo.2を目指す男ホル・ホース
  • 配管工赤親父氏製作 あらゆる場面においてNo.1よりNo.2を目指す男ホル・ホース
どないやを基にした愛を滅ぼす聖帝サウザーを基にした北斗神拳伝承者ジャギ様を改変したホル・ホース。要するにのりもの
象に乗っており、当たり判定がホル・ホースにしか無いため、AI殺しの仕様となっている。
公開場所であったニコロダ消失後は、弾丸マックス氏によって代理公開されている。


ニコニコMUGENでの愛称は「ホル」。相方として登場する事の多いJ・ガイルはもっぱら「旦那」と呼ばれ親しまれており、
二人揃ってストーリー動画などに出演する事もしばしば。念のために言っておくと、
「最強のコンビ」などで出てくるのは旦那のスタンド「ハングドマン」でありJ・ガイル本人ではない。


出場大会

+ 一覧
【ホル・ホース】
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
非表示
【ホル・ホース&ボインゴ】
更新停止中
非表示
【あらゆる場面においてNo.1よりNo.2を目指す男ホル・ホース】

出演ストーリー

+ 一覧

プレイヤー操作

R-9cで色々と戦う動画(part50、JtheSaltyy氏製・通常モード)