名称
ヘブライ名は冒頭1番目の言葉から"במדבר"(Bəmiḏbar,「
荒れ野に」の意味) である。
ギリシア語名の"Ἀριθμοί" (árithmoi,「数」の意味) は、イスラエルの民の人口調査に関する記述があることに由来する。
英語名"Numbers"は、ギリシア語名の英訳である。
和名『民数記』は、民を数えたことに由来する。
内容
民数記の内容である。なお、年数は聖書の年表に基づいて算出している。
1.
シナイ山での新年 [2454年1月-2月20日]
- シナイの荒野における人口調査(1章) [2454年2月1日]
- 幕屋と宿営地(2章)
- レビ人の祭司としての職務(3章)
- レビ人の氏族の調査(4章)
- 汚れや罪人い関する規定(5章)
- ナジル人に関する規定(6章)
- 祭壇への奉納(7章)
- レビ人の務め(8章)
- 初めての過越の祭(9章1-14節) [2454年1月14日]
- 祭壇の奉献と聖所の祝別(9章15-23節)
2.シナイ山からモアブまで [2454年-2492年]
- シナイ山の荒野からの出発(10章) [2454年2月20日]
- うずらの奇跡と疫病(11章) [2454年]
- アロンとミリアムへの罰(12章) [2454年]
- カナンを偵察した斥候の報告(13章) [2454年]
- イスラエルの敗北(14章) [2454年]
- 主への捧げ物の規定(15章1-31節)
- 安息日の遵守(15章32-41節)
- コラの反逆(16章)
- アロンの杖(17章)
- レビ系の祭司としての役割(18章)
- 赤い雌牛の規定(19章)
- ミリアムの死(20章1節) [2492年1月]
- メリバの水(20章2-13節)
- エドムの地を避ける (20章14-21節)
- アロンの死(20章22-29節) [2492年5月1日]
- カナン人の地の征服(21章1-3節)
- 青銅の蛇による罰と主による水(21章4-18節)
- アモリの王シホンとの戦い(21章18-30節)
- バシャンの王オグとの戦い(21章31-35節)
3.カナンの民との戦い、ヨルダン川にたどりつくまで [2492年]
高等批評
民数記に関しては、シナイ山での新年の人口調査を記した1-10章はすべてP資料に基づく。
最終更新:2018年01月04日 15:12