モンキー・D・ルフィ

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モンキー・D・ルフィ - (2022/09/27 (火) 09:25:04) の編集履歴(バックアップ)



「海賊王に おれはなる!!!!」

週刊少年ジャンプで連載中の尾田栄一郎作の漫画『ONE PIECE』の主人公。17歳。
同作は60巻で初版320万部発行という日本記録を樹立。
累計発行部数は約4億5千万部(2019年3月上旬。国内で3億8000万部以上、海外で7000万部以上)という化け物じみたすごい作品である。

麦わら海賊団の船長にして、食べると“能力者”になる「悪魔の実」*1の一つ・「ゴムゴムの実」を食べたゴム人間である。
そのためか自分の腹が文字通り膨れるくらいの量を食べる大食い
普段はあまり頭は良くない(というより細かい事を気にしたり理解するのが苦手)が、
食べ物の事となると急に頭が働く。しかも1日5食が基準らしい。
トレードマークは恩人にして赤髪海賊団の船長・シャンクスより預かった麦わら帽子。身内や仲間や友達以外に触られると激怒する。
その為、ルフィの海賊としてのあだ名は「麦わら」である。
仲間のロロノア・ゾロやウソップとは異なり、「ルフィ」という名前は作者の思い付きであり、元ネタや深い意味は無い。
声優は『ドラゴンボール』のクリリンや、『ロックマンDASH』シリーズの主人公ロック・ヴォルナットなどでもお馴染みの 田中真弓 女史。
またTVシリーズ開始以前に製作・上映された短編映画『ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック』では 高乃麗 女史が演じている。
ニコニコ的には『遊☆戯☆王』のインセクター羽蛾の人と言えば、その手のユーザーにはほぼ通じるだろう。
家族は祖父に海軍中将のモンキー・D・ガープ、父親に革命軍総司令モンキー・D・ドラゴンを持つ。
またポートガス・D・エースサボと義兄弟の契りを結んでおり、ルフィは末弟にあたる。

普段は常にニヘラっとした笑顔でいる事が多く、彼を良く知る人物ですら何を考えてるのか、その真意を掴みあぐねる事が多い。
底抜けの楽観主義者で、後先を考えない行動が周囲の怒りを招く事もしばしば。
しかし「許せない事」を目にした時は怒りの形相や叫び、「一番大切な事」を突く発言をする。
考えるより先に体が動くタイプで、抜群の行動力と突進力を持つ。
決して一人では航海が出来ない事を自覚している為、仲間の事を誰よりも頼りにし、大切に思っている。
故に仲間からの信頼も厚い(ただ、過去のトラウマによる若干の依存心も含まれている)。
思った事は全て口に出して言ってしまうためか、作中ルフィ自身によるモノローグ描写は殆ど存在しない。

「人は死ぬぞ」

たまに冷静に現実を見据えた上で本質を突いた言動を取る事があり、
その底知れなさがルフィの大きな器を感じさせている。

あからさまなボケ役。しかし、相手がボケたりするとその空気に呑まれツッコミをする事もある。
本人が「俺は助けてもらわないと生きていけない自信がある!」と豪語するように、
頼れる仲間がいるほどIQが下がっていき、逆に仲間に頼れないor仲間の危機になればなるほどIQが上がるとファンから認識されている。
なおギャグシーンでゾロと二人きりになるとIQが極限まで下がる
また人の名前を覚えるのが苦手である為、見たままのあだ名をよく付けるのも特徴
同時に、「デカっパナ」「ケツアゴ」など、他人の身体的特徴を攻撃するのに躊躇いがない
そして、宴が大好き。とにかくよく食べ、物語が進むと「寝ながら食事をする」特技を習得するほど。
さらに、見た目どおり恋愛沙汰には無知で朴念仁、お色気の類も通用しない。
男女問わず相手を虜にする女能力者に対しても全くの無反応であり、
その後求婚されても別れの際には今までの事にお礼を言った上で「結婚はしねぇ!」とぶった切った。ひでえ。
「じゃあ結婚すっか」で納得した同雑誌主人公を見習え。まぁむこうは肝心のお相手がかなりの鬼嫁になったけど。
ヒーローを「肉があれば分け与える者」と定義しており、自分は「肉があれば宴を開く海賊」であって「ヒーローは好きだけど自分がなるのは嫌」だとの事。
宴に人を招くのは好きなので大差ない気がするが、本人的には譲れない違いらしい。
「肉」を「財宝」に置き換えれば海賊とヒーローの違いを表しているといえる。
金も人に与えてしまう事が多いが、あくまで世話になったり気に入ったり共闘した人にだけで、見ず知らずの人には与えない。宴に招く人も同様である。

戦闘スタイルは、幼い頃の荒行によって得た打たれ強さと格闘センス、ゴム人間であるという特性を存分に活かした格闘技で戦っている。
また、頭の切り替えの早さも戦闘力の高さに繋がっている。
+ 戦闘スタイル詳細
ゴムであるが故に、両手両足から、骨、内臓に至るまで全身あらゆる部位が自在に伸び縮みし、
打撃攻撃・関節技は勿論、電気による攻撃も基本的に通用しない。
打撃と言ってもただ単に殴る蹴るだけではなく、海軍支給の拳銃やマスケット銃程度の銃弾や大砲の弾も通用しない。
空気を吸って風船のように膨らみ巨大な盾にもなれる。
そのため基本的に徒手空拳ながらリーチが極めて長く、単純な殴り合いではまず倒されない。
また、そんな体のせいか致命傷を負っていても大好物の肉を食べる事で回復する描写が見られる。
一見チートに見えるが、打撃が効かないだけなので、や針のような尖った武器での刺突、熱攻撃などは効くし
を使う能力者も「電熱」を使うという手段で攻撃を加えた)、
基本的にゴム=衝撃を軽減するものであるため、打撃であっても道具や技術次第でかなり軽減はされるものの、
ダメージ自体は与えられなくもないと思われる。
また、なんだかんだ言っても実際には殴られてダメージを受けてる描写も少なくない。
まぁその多くはギャグ描写で仲間から殴られ怪我をするのが多いが。
また、祖父の「愛ある拳」で殴られた時や、「覇気」を伴った打撃では普通にダメージを受けている(覇気に関しては後述)。

基本技は腕を思いっきり後ろに伸ばした後、戻ってきた反動を利用して殴り抜けるゴム人間ならではの技「ゴムゴムの銃(ピストル)」
(イメージ的にはかの「ゴムパッチン」が近い)。
これを始め多彩な技を持つが、どれも「ゴムゴムの○○(武器や防具の名前が入る)」というネーミング。

ちなみに「自分の体がどこまで伸びるか」については修行する事で成長するらしい。
また悪魔の実はただ食えば強くなるというものではなく、鍛錬して研ぎ澄ます事で強くなるとも作中では述べられていた。
作中でもゴム人間化の応用として、「ギア2」「ギア3」「ギア4」が存在する。
ギア2(セカンド)
両足をポンプにして血流を加速させる事でパワーアップし、使用中は湯気が出る。
常人なら心臓が張り裂けるほどの血液の流れにより、普段とは比べモノにならないパワーを引き出せる。
運動神経も飛躍的に上昇し、地面を瞬間的に10回以上蹴り、視認すら難しいほどの高速移動をも可能にした。
ゴム人間だからこそ異常な高血圧に耐えられるのだが、それでも負担が大きく寿命が縮みかねない事を示唆されている。
ぶっちゃけ界王拳
ちなみにこれ以外のシーンでも「奇跡」の代償として寿命を10年犠牲にしたりと、
ルフィが長生き出来ない事を示すような描写は多い。
ちなみにこの状態だと従来の技名にJETが付く(例:ゴムゴムのJET銃乱打)。
2年後の現在では修行を経て、即座にこの形態へ以降出来るようになった。
ギア3(サード)
骨に空気を吹き込む事で、体の一部を巨大化させ攻撃する。
単純なパワーだけならばギア2を遥かに上回る反面、スピードは通常時以下になるため一種の博打技。
また使用後は反動で体が縮んでしまい、しばらく元の姿に戻れない。
……速さも力も上がるギア2より使い勝手が悪いように見えなくもない。実際ギア2の方が多用されているし。
まあ、寿命を削るギア2と縮むだけのギア3では後者の方がリスクは少ないようだが。
2年の修行を経て、新世界編ではデメリットもなく瞬時に膨らませられるようになった。
ギア4(フォース)
覇気を纏った腕の筋肉に空気を吹き込む事で使用可能なルフィの新形態。
現状3種類存在し共通の特徴として武装色の覇気で全身を覆っているが、ゴムとしての伸縮性も同時に持ち合わせている。
この形態では顔に纏った武装色の覇気が歌舞伎の隈取のようになり、その形相はさながら仁王象。
ただし覇気を酷使する為、長時間の戦闘には使えずこの形態を使用した後は10分間覇気が使用できなくなる。
ドフラミンゴ戦では時間切れ後暫く動かず人に運んでもらっていたが、
これはSBSの作者曰く「体力を温存していただけ」で動けないデメリットがあるわけではなく、
シャーロット・カタクリ戦では孤立奮戦の状態だった事もあり、
発動後も覇気は使えないながらも解除直後から走り回ったり、ギア3を使って戦っている。

胴体が真ん丸く膨らみ、ゴムの反動が強くなって直立が出来ず常に跳ねている攻防一体の「弾む男(バウンドマン)」。
腕・脚・頭を深く縮めてから放つ技の数々は強力無比で、ぶん殴った相手を遥か遠くまでぶっ飛ばすほど。応用で空を蹴って飛ぶ事も出来る。
バウンドマン以上に胴体を膨らませ、カウンターに特化した「タンクマン」
(劇中では大量にビスケットを食べた後の「満腹バージョン」として使用し、通常のタンクマンは未登場)
主に手足に覇気を集中させ、上記二つに比べると細身な「スネイクマン」
特に攻撃速度が強化されていて、相手の右頬を狙い、それを相手が避けたと思った次の瞬間には、
右頬を狙った腕が一周回って左頬が殴るといった異常な攻撃速度と縦横無尽な攻撃が可能となる。

ちなみにギア2とギア3は原理が違うので同時使用も可能だが、
ギア2使用時に掛かる負担が更に増加するため、トドメくらいにしか使えない。

+ ワノ国編以降 超ネタバレ注意
ギア5(フィフス)
ゴムゴムの実改め「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル“ニカ”」の力を覚醒させた形態。
「ゴムゴムの実」とはロジャーの本名と同じく政府がこの実に付けた偽りの名。
ニカとは作中世界で語り継がれていた「太陽の神」の名前であり、
800年前に存在した「ジョイボーイ」かつ世界政府が最も恐れた存在とされている。
分類も本来は超人系ではなく動物系で、実の効果も「身体がゴムになる」のではなく「ゴムの身体を持つ生き物となれる」が正しい。
そもそも作中世界では実の系統を外部が判別する水見式のような方法がなく、
それを利用してベタベタの実を自然系のように見せかけたトレーボルのような奴もいたが、
同時にモチモチの実やタマタマの実など非常に分類が難しい種もあった事から、
悪魔の実の三系統の分類自体が、完全な嘘ではないにせよ政府がゴムゴムの実の真の名を隠すために作ったブラフだった可能性もある。

覚醒前からずっとルフィはゴム人間だったが、動物系特有の三段変化は劇中で確認できておらず、
この実が動物系の中で異端なのか、単にルフィが気付いていなかっただけなのかは不明
(海に浸かって変身を解除すると獣人形態になるチョッパーのように、デフォルトが人型形態ではない能力者は一応いる)。
この形態になると身体能力・タフネスが飛躍的に上昇する他、周囲の物をゴム化させる事ができる。

また「覇気」と呼ばれる所謂「気迫」の一種を使える。
ただし自在にコントロールは出来ず、無意識下で発動させる事が多い。
+ 「覇気」って何?
「覇気」とは全ての人間に存在するものである。
大半の人間はその力を引き出す事が出来ない、もしくはその存在を知らないまま終わる事が多いが、
海賊の中でも強豪に位置する大海賊や、幹部クラスの海軍将校はこれをある程度は自在に扱える者が多いらしい。

基本的に「見聞色」「武装色」「覇王色」の3種類に分類される。

「見聞色」
相手の気配をより強く感じる力で、高めれば自分の視界にいない敵の存在・行動を感知する事が可能になる。
空島の人間は「心綱(マントラ)」という名前でこれを使用し、複数の声を同時に聞き分けたり未来予知に近い効果を発揮していた。
「武装色」
見えない鎧を着る様な力で、防御力を高めるのはもちろん、さらに高める事で攻撃力も強化が可能。
また悪魔の実の能力を実体としてとらえる事も可能になり、弱点を突く以外では自然系の能力に対抗出来る唯一の方法。
自身だけでなく剣、さらには弓矢のような遠隔攻撃用の武器にも纏わせる事が可能。
この覇気の登場以降「カチカチの実(体を鋼鉄に変える能力)」など一部の能力がハズレ扱いされるようになってしまったが…。
他の二つと比べると原理が不明だが、覇気を纏った部位が黒い金属質な見た目になる事から、
読者の間では「炭素が使われているのでは?(某錬金術漫画で登場した最強の盾と同じ原理)」という見解もある。
「覇王色」
相手を威圧する覇気で、弱い者であればこの気迫だけで気絶、戦意を喪失させる事が可能。
他の2つと違って数百万人に一人しか持つ事が出来ない覇気であり、大きく名を上げる人物は大抵この覇気を身につけているらしい。
ルフィは前述の通り自在なコントロールは出来なかったが、
頂上戦争後に海賊王ロジャーの船の元副船長シルバーズ・レイリーの修行を受け、
2年後にはかなりコントロールが可能になっている。

弱点は悪魔の実を食べた能力者が共通して持つ「泳げない」(カナヅチどころか力を奪われ身動き一つ取れなくなる)事と、
騙し戦法を用いる相手で、特に暗示催眠術には簡単に引っかかる。
尤も、ルフィは元々カナヅチだったが(アニメ版ではゴムゴムの実を食べる前は泳ぐのが得意だった)。
また、泳げないという特性のため『グランドバトル』等のゲームでは水に落下すると大ダメージ(およそ2割)を食らってしまう。

ミドルネームの「D」は何らかの意味があるものらしく、「D」がつく者はルフィ以外も必ず重要キャラとなっており、
ルフィの義兄エース、因縁の相手である黒ひげもそのミドルネームを有している。
作中にも“「D」の一族”、“「D」の意志”などといったフレーズが出てくるが、現時点における詳細は不明。

(以上、Wikipediaより抜粋・改変)

ここまで読めば大体予想はつくと思うが、色々と孫悟空の影響を受けているキャラクター。
作者が『ドラゴンボール』大好きだから当たり前なのだが。実際に悟空と共演した事もある
尤も基本的に一人で戦う悟空に対し、ルフィは集団戦の指揮も行ったり、
技の殆どは自分で編み出したものだったり、仲間を失うと悟空はキレる一方でルフィは落ち込んだり、
より強い奴と戦いたい」悟空に対してルフィは「もっと冒険がしたい」性格だったりと、
細かい所になるとかなり違いが出てくる。
また、戦闘においても、戦闘力がインフレしていった『ドラゴンボール』に対し、
たまに相性で強敵に勝利したりと、能力漫画的な側面も若干持っている。
そもそもずっと前に登場したキャラが再登場して活躍するなんて事はこの漫画において多々あるため、
ルフィ達の活躍が、再登場したボスキャラや前々から名前や存在だけが確認されていた新キャラの影に隠れる事も……。


ゲーム中での性能

ここでは『ジャンプアルティメットスターズ』(以下JUS)における性能を記載する。

長いリーチとラッシュが強みの中距離主体のキャラ。
アビリティとして打撃耐性を持つため割と打たれ強いのも強み。通常技や必殺技に連打で強化出来る技が多く、
特に前進しながらパンチを浴びせる6コマの必殺技「ゴムゴムの銃乱打」は、
技がつながりやすい上に連打で長期間相手を拘束出来るためリングアウト性能がとても高い。
7コマ以降ではギア2状態となり、通常技が全体的に強化される。
但し、機動力には欠ける上に全体的に技の隙が大きく、
さらに原作通り斬撃には弱いため、敵との距離には気を配る必要がある。
一度自分のターンを握ったら絶対に離さない勢いで攻め続けよう。
余談だがこの人の攻撃も原作通り打撃扱いであるので、弱点にはならない。


MUGENにおけるモンキー・D・ルフィ

現在、以下のルフィ達が存在している。

+ あまきち氏&オキ氏製作 手描きドット
  • あまきち氏&オキ氏製作 手描きドット
アミバを手掛けたオキ氏による手描きキャラ。
外見は新世界編前のデザインであり、あまきち氏が中断したキャラを引き継いで製作されている。
技は「ゴムゴムの銃」や「ゴムゴムのJETバズーカ」など、初期の技が搭載されている。

+ Borewood氏製作
  • Borewood氏製作
海外のFLASHゲーム『Anime Fighting JAM WING』のスプライトを使用して作られたルフィ。
こちらも新世界編前のデザインで、海外製でありながら日本語ボイスが搭載されているが、
「ライフル!!」と叫びながらゴムゴムの風船で攻撃したり、「スタンプ!!」と叫んで回避したり
一部イントロや技で「う~☆」とやけに耳に残るボイスを発したりと、色々とカオスなルフィである。
あと、挑発がなんかムカつく

+ 栄光夜 -Night of Glory-氏製作
  • 栄光夜 -Night of Glory-氏製作
海外製のルフィを元に改変されたルフィ。
公開は2021年のハロウィンであり、ドットは『大海賊闘技場』のものが使われている。
対応ランクは凶下位〜狂最上位とかなり幅広い。
AIはデフォルトで搭載されているが、ReadMeによると「無いよりはマシな超簡易AI」との事。


これらの他に、『JSS』並びに『JUS』のドットを元にしたルフィが製作・公開されている。


「支配なんかしねェよ この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!」

出場大会



*1
+ 「悪魔の実」について
原理は不明(一説には「海に忌み嫌われるから」とも)だが、実を食べるとカナヅチになる代わり能力者になれる。
一人一つしか食べられず(それ以上食べると体が破裂して死ぬ)、ひとつの悪魔の実を複数の人間が食べる事も出来ない。
大別して「超人(パラミシア)系」「動物(ゾオン)系」「自然(ロギア)系」の3種類がある(この読みにも深い意味は無いらしい)。
超人系
ルフィの「ゴムゴムの実」のように、能力者の肉体を強化するが原型を留めているもの。
最もバリエーションが多く、ゴムゴムの実以外では、
などがある。
動物系
動物に変身出来る。純粋な肉体強化に最も優れた系統と言われ、
基本的に変身前の形態、変身後の形態、変身前と後の混合形態の3パターンに変異可能
(動物系能力者であるルフィ海賊団の船医、チョッパーは「ランブルボール」と呼ぶ丸薬により
 更に4+1=8パターンの変身を可能にした)。
同じ名前の実が複数あり、モデルによって派生が存在する(イヌイヌの実ならダックスフンド、ジャッカルオオカミなど)。
なお、名前は人間が付けたものであり、同じ名前といっても悪魔の実的には全然別の実である。
肉食系の動物モデルの能力者は凶暴性が増す性質がある。
また、
  • 恐竜など古代生物になる「古代種」
  • 不死鳥や大仏などの空想上の生物になる「幻獣種」
など希少なタイプも多く、
「覚醒」した動物系の能力者は異常とも取れる回復力とタフさを持ち、一度撃退されてもすぐに復活する事が出来る。
自然系
能力者の体を自然現象そのものにする。
要は、形態自在のマグマになったり、全身が砂になる等して当たり判定が無くなるようなアメコミじみた連中である。
落として島一つ消し飛ばしたり、光速で動いたり、と倒せないどころかまともに戦えないチ-t(ry…レベルの猛者が揃っている。
しかし、砂の場合水(液体)で固まると殴られたり、雷の場合ゴムに電導出来なかったりと、
元となる性質にある程度能力も準拠するため、それらがそのまま弱点と成り得る事も少なくない。
弱点である海のエネルギーを固形化した物質での攻撃や、覇気を宿した攻撃も通用する一方、
逆に覇気を纏ってダメージを緩和する事も出来るようである。
また、実には相性があるようで、例えば前述のように雷人間がゴム人間に能力を殆ど無効化されたり、
炎人間でもそれを上回るマグマ人間には(一方的に)覇気なしで攻撃が通り、負けてしまう。
なお覇気は一種の集中力も必要であり、気を逸らすと発動出来ない。