第一弾カードリスト・詳細版
上海人形
《上海人形》
No.001 Character <
第一弾>
GRAZE(0)/NODE(1)/COST(0)
種族:なし
人形
(自動γ):
〔このキャラクター〕が
プレイされて場に出たターンの終了時、〔あなた〕は1
ドローする。
攻撃力(0)/耐久力(2)
「・・・」
(PR.094:「・・・」)
コメント
1ターン目からノーコスト且つ
人形枠としてプレイ出来るので他の低
ノードキャラの展開を妨害する事なく、それでいてターン終了時に1ドロー出来るので、事実上手札を消費することなくデッキ圧縮する効果を持っている。
他にも
大妖怪降臨や
破滅の呼び声など「攻撃出来なくても良いから数が欲しいカード」のサポートとして用いたり、使い勝手の良い耐久力2キャラクターである事を利用し
秋の女神セット用にしたりなど、使い方次第ではいろいろと役に立つキャラクターである。
- ドロー効果はターン終了時に発生し解決するので、基本的にコマンドカード(特にカウンターカード)を引かない限り次のターンまで使えない。実質的には手札消費が0であるものの、その利便性ばかりに惑わされないように。
- 上海人形や蓬莱人形の(自動γ)は待機中の効果ではなく「特定タイミングで発生する効果」なので、ターン終了時までに場を離れた場合は無効となる。詳しくは総合ルール7.7特定のタイミングで解決される効果の項を参照。
関連
蓬莱人形
《蓬莱人形》
No.002 Character <
第一弾>
GRAZE(0)/NODE(1)/COST(0)
種族:なし
人形
(自動γ):
〔このキャラクター〕が
プレイされて場に出たターンの終了時、〔あなた〕は1
ドローする。
攻撃力(1)/耐久力(1)
「・・・」
コメント
基本的に
上海人形と同様で、非常に場に出しやすく高い展開力を持つが、
人形なので攻撃出来ず壁になるしかない。
しかし、こちらは攻撃力1を持つので、同じ
ブロッカーとして採用しても相手の耐久力1
アタッカーと相打ちに持ち込める可能性があるので、その分だけこちらの方が優秀で使いやすいとされる。
その省エネ+デッキ圧縮ぶりからつい安易にデッキに積みたくなるカードだが、突き詰めると結局は壁として相手の攻撃を一回受け止める時間稼ぎでしかないので、要らないと思うなら下手にデッキスペースを圧迫させずばっさり切る決断力も必要である。
関連
※「蓬莱人形」を参照するカード
大妖精
《大妖精》
No.003 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(0)
種族:妖精
(常時)(1)
(S):
ターン終了時まで、目標の〔「種族:妖精」を持つキャラクター1枚〕は「
戦闘修正:+2/±0」または「戦闘修正:±0/+2」を得る。
攻撃力(1)/耐久力(1)
「やっぱり私が見てないと・・・」
(SP-07:「私に任せてっ」)
コメント
名も無き中ボス。
種族:妖精を強化する効果を持つ。また珍しい0コストキャラクターでもある。
攻撃に
干渉して戦闘修正をかけれるため、相手が防御しないことを確認してから攻撃を上げて打点を増やしたり、相手が防御してきた場合は耐久力を上げて一方的に戦闘に勝利するなど、使い勝手が良い。特に
三月精ならば、サーチ効果も相まってブロックをかなり制限出来る。
このキャラクターが2枚出れば、
霧雨 魔理沙/1弾も怖くない。
関連
マエリベリー・ハーン
《マエリベリー・ハーン》
No.004 Character <
第一弾>
GRAZE(0)/NODE(1)/COST(0)
種族:人間
(自動α):
あなたの場に「宇佐見 蓮子」がいない場合、以下の効果を使用することは出来ない。
(常時)
(S):
ターン終了時まで、目標の〔キャラクター1枚〕は「隠密」を得る。
攻撃力(0)/耐久力(2)
「―あれは人間じゃあ、ないから」
(SP-02:「どうせ室内のカフェなんでしょ?」)
コメント
境界をその目捉える
秘封倶楽部の片割れ。
隠密を付与する能力を持つが、前提条件が非常に厳しい。
宇佐見 蓮子/1弾とこれを3枚ずつ入れても、上手く揃うなんて思わない方がいい。
むしろ、どちらかを
黄泉の舟で落として
秘密結社で回収した方が早く出るんじゃないかと思うほどである。
能力自体は使いやすく、また
他のカードとコンボとして組みやすい。
が、汎用性、使いやすさ、確実性などの点で完全に上位互換である
光学迷彩スーツの登場により、かなり不遇を囲っているのも事実である。
ただあちらはコスト2点手札2枚という重さがあるので、上手く条件を満たしさえすればこのカードの能力のコストの軽さは利点であると言える。まあそれが難しいから不遇なのだが。
さらに追い討ちをかけるかの如く
すり抜けが登場。あちらも
光学迷彩スーツよりも軽くてハンドコストがいらないという利点を持った上で、このカードにはない奇襲性に優れている。
たとえ1
ノード0コストであろうが発動条件の厳しさから採用は望めないであろう。
- エラッタにより、コストが(1)→(0)、耐久力が(1)→(2)となった。
関連
宇佐見 蓮子
《宇佐見 蓮子》
No.005 Character <
第一弾>
GRAZE(0)/NODE(1)/COST(0)
種族:人間
(自動α):
あなたの場に「マエリベリー・ハーン」がいない場合、以下の効果を使用することは出来ない。
攻撃力(0)/耐久力(2)
「また夢の話なのぉ?」
(SP-01:「そういえば新しいカフェが出来たらしいわよ」)
コメント
やはり「マエリベリー・ハーン」と同時に存在しなければならないと言う前提条件が、その能力の使用を非常に厳しいものにしている。
しかも能力自体も、
隠密というシナジーを組みやすい
戦術を付与出来た
メリーがまだ汎用性の高いカードであると思えるほどの可哀想な仕様。
ただでさえ条件がかなり厳しいのに、相手が
幻想生物を使ってくれなければまず意味が無く、例え
決死状態に出来たとしてもコスト1点を支払っている為、他の除去カードより特別に美味しいわけでもない。
(常時)タイミングなので相手ターンのプレイ・解決直後などで
決死状態に出来るのは数少ない利点だが、そもそも目標にする相手がいなければ無用の長物であろう。
それだけに、奇跡的に噛み合って
崇符『ミシャグジさま』辺りを落とす事が出来ればこのカードとしてはまさに歓喜ものなのだが、そういう相手に限って条件が揃わない、揃う前に除去されてしまうのがオチである。
やはり過度に期待するのは酷というものである。
- エラッタにより、コストが(1)→(0)、耐久力が(1)→(2)となった。
関連
リグル・ナイトバグ
《リグル・ナイトバグ》
No.006 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1)
種族:妖怪
奇襲 速攻
(自動γ):
〔このキャラクター〕は
ダメージを受けた場合、破棄される。
攻撃力(1)/耐久力(1)
「蛍様が出て喜ばない奴なんて、久しぶりに見たよ!」
コメント
永夜抄1ステージのボス。
最も軽いコストで
奇襲と
速攻を所持するキャラクターである。
ダメージを受けたら破棄されてしまうが、そもそも耐久力が1しかないので緊急時の
ブロッカーとして使うには問題はない。
貫通を持つキャラクターやそれを付与出来るカードに弱いが、それさえなければ確実に1キャラクターの攻撃を手札から止められる。
こちらの
ディスカードフェイズに出てくる こいしを止めることができる数少ないカード。
逆さ虹などを使えば返り討ちにできるが(自動γ)で自分も死ぬ。
自身のスペル
蛍符『地上の流星』により、デメリット効果を無効化させる意味合いも出た。プレイコストも無視出来る為、
セットで使うのはほぼ必須となるだろう。
2点ダメージと除去の水準にギリギリ届かない数値だが、一方的な使い勝手の良い全体火力なのでアンチ速攻や
征服の果てにと組み合わせるなどいろいろテクニカルな使い方も可能である。
関連
ルーミア
《ルーミア》
No.007 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1)
種族:妖怪
(常時)(1):
〔このキャラクター〕を
決死状態にする。その後、目標の〔キャラクター1枚〕の攻撃を取り消す。
攻撃力(2)/耐久力(1)
「「聖者は十字架に磔られました」って いってるように見える?」
コメント
「東方紅魔郷」1面のボス。
軽量で相応の攻撃力と
グレイズを持つ。
黒猫/10弾のようにさらに高い戦闘力を持つキャラクターも多々居るが、戦闘力2/1のグレイズ1と、1ノード1コスト帯のキャラクターとしては悪くはない。
闇符『ダークサイドオブザムーン』の
術者なのも相まって序盤からアタッカーとしての活躍に期待出来る。
関連
レティ・ホワイトロック
《レティ・ホワイトロック》
No.008 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1)
種族:妖怪
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘によって
決死状態になった場合、その決死状態を無効とし、代わりにこのカードを
アクティブ状態で
ノードに加えても良い。
攻撃力(1)/耐久力(2)
「昨年より、雪の結晶が大きいわ。 大体、3倍位」
コメント
秋の終わりと共に表れ春の訪れと共に消える雪の妖怪。
戦闘によって倒された際、
アクティブ状態でノードに加わる能力を持つ。
1ノード帯キャラクターとしては耐久力が少し高い程度で、
戦術や有用な効果も持たないので基本的に戦闘面では期待は出来ず、防御と同時に
決死状態にされる事となる。
序盤の攻撃に対する防御や耐久1キャラへの牽制と、支払った1コストをアクティブノードに変えるノード加速を同時にこなす、と書けば優秀なように見えるが、ノードを増やす手段としては相手の攻撃に依存している為使い勝手が良いとは言い辛い。
また
人界剣『悟入幻想』などの
効果ダメージによって
決死状態にされた際は完全に無駄になってしまうのも大きなネックである。
言ってしまえば中途半端なキャラであり、
サニーミルクや
玉兎、
リリーホワイトと言った優秀なノード加速キャラがひしめく中でこのカードの有効活用はかなり難しい所だろう。
公式Q&Aより
- Q012.(自動γ)の効果で「決死状態になった場合」という効果は、(自動γ)の解決前に決死状態が無効になった場合でも解決することができますか?
- A012.いいえ、出来ません。(自動γ)の効果を解決する前に決死状態が無効になった場合、「決死状態になった」という事実が無効になります。なお、決死状態が無効になる前に解決した「決死状態になった場合」という効果が遡って無効になることはありません。
関連
小悪魔
《小悪魔》
No.009 Character <
第一弾>
GRAZE(2)/NODE(2)/COST(1)
種族:妖怪
(自動γ):
スペルカードがプレイされ、その効果が解決された場合、ターン終了時まで〔このキャラクター〕は「
戦闘修正:+1/+1」を得る。
攻撃力(4)/耐久力(2)
「図書館では静かにお願いしますね」
(SP-13:「ここは危険ですよ」)
コメント
ノードとコストが軽い割にそれなりに高い攻撃力を持つ。
自動効果については、
スペルカードが解決されてからでないと戦闘修正を得られない点に注意。
具体的には、耐久力3の状態で
人界剣『悟入幻想』の目標となると、先に3点
ダメージを受けた後に+1/+1を得るので、得る前に落とされることになる。
時符『プライベートスクウェア』と凄まじい
シナジーを形成する。毎ターンノーコストでプレイする事が出来る為、ノード2コスト1にして攻撃5耐久3というステータスでの毎ターンの攻撃が可能となる。
また速攻デッキと相性の良い
神術『吸血鬼幻想』や
騒符『ノイズメランコリー』を後からプレイした場合はさらにステータスが上昇し、その速攻デッキとの親和性の高さから、以上のカード等と共に一つの速攻ギミックとして組み込まれるほどである。
逆に、スペルによる強化が行えなければ
グレイズ2という決して低リスクとは言えないグレイズ値が災いして、他の小型アタッカーに一歩及ばないスペックしか発揮出来ないので注意。
それでも、ノード2から攻撃4で殴りにいけて
蓬莱人形に相打ちを取られないスペックはなかなかのものと言えるのだが。
- 2008年5月2日より、ルールサマリー加筆に伴うテキスト変更が加えられた。
関連
チルノ
《チルノ》
No.010 Character <
第一弾>
GRAZE(2)/NODE(2)/COST(1)
種族:妖精
(常時)(1):
〔あなたの手札にある「種族:妖精」をもつ
キャラクターカード1枚〕を破棄しても良い。破棄した場合、ターン終了時まで〔このキャラクター〕は「
戦闘修正:+X/+Y」を得る。XとYは、この効果で破棄したキャラクターカードの攻撃力Xおよび耐久力Yにそれぞれ等しい。
攻撃力(3)/耐久力(2)
「その辺の妖精と一緒にしないでくれる?」
(テキスト修正@2011/03/13)
コメント
紅魔郷2ステージボス。
能力の使用による
妖精カードの
破棄は解決時になる。
よって、この能力の使用に干渉して
離反工作をすると、コストを払うのは元のプレイヤーだが、
妖精カードを
破棄するのは「解決時にこのカードから見た「あなた」」つまり
離反工作をしたプレイヤーの役目となる。
もっとも、「
破棄しても良い」なので、
破棄しないことを選ぶことも可能でありゲーム上の意味は薄いが。
- 破棄する事で最も高い修正値を得られるのは光の三妖精チームとチルノ/7弾の4/4。また攻撃力ならスターサファイア、耐久力なら梅霖の妖精/3弾のそれぞれ4点が最高値となる。
- スターサファイアを破棄した場合、戦闘力が7/3となるため、思っているよりも活躍してくれるかもしれない。
- 効果の都合上呪精を破棄することで仮にこのキャラクターがやられたとしても、次に生かすことができる。
- 効果の使用時に手札に該当するカードがなくても、解決時までに手札に加えられれば問題ない。
公式Q&Aより
- Q074.起動効果を使用したキャラクターが、解決前に相手プレイヤーの場に移った場合、その起動効果は解決出来ますか?
- A074.移動した先のプレイヤーから見て、起動効果のタイミングが適切であれば解決することが出来ます。
具体的には(常時)であれば相手の場に移動してもその効果は解決されます。この時目標は、使用時に宣言した目標が目標として適切である必要があり、変更することは出来ません。「あなた」や「相手プレイヤー」などの用語は移った先のプレイヤーを基準として扱います。
(自分ターン)および(相手ターン)の効果は基本的にタイミングが不適切になるはずななので、解決に失敗します。
関連
橙
《橙》
No.011 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1)
種族:妖怪/獣
(相手ターン)(1):
目標の〔あなたの
ノード1枚〕を手札に戻す。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
攻撃力(2)/耐久力(2)
「おかしいと思ったら人に聞く!」
コメント
妖々夢2ステージボス。
相手ターンに一度だけ、こちらのノード一枚を手札に回収する
起動効果を持つ。
上手に使うには、自分がどのカードをノードのどの位置に置いたかを把握しなければならず、
マナチャージや
グレイズで置いたノードを回収する際は一種の博打となる。
相手ターンにしか回収出来ずコストも掛かり、その小回りの利かなさが仇になる事も多い為、使い手を選ぶ効果である。
しかし、手札一枚の
アドバンテージと考えれば、必ずしも悪いわけではない。
グレイズから十分なノードがたまれば、確実性は欠けるがキーカードを引くためのギミックとして用いることもできるだろう。
ノードアドバンテージを採るかカードアドバンテージを採るかを柔軟に選択できる強みもある。
ほぼ同様の効果を得られコンパクトで使いやすい
コマンドカードである
風祝の奇跡により、こちらの使いづらさがさらに目立つ結果となった。
こちらにしかない要素である「何度でも使える」「キャラクターとして場に出る」といった点を上手く生かした採用を心がけたい。
- エラッタにより、能力の起動コストが引き上げられた。
- 目標の指定はコストの支払いよりも前であるため、目標としたノードを使用して起動効果をプレイすることは適正である。ただし、スリープノードを目標にし、それでコストを支払った場合、効果の解決時に目標が存在しないため、効果の解決に失敗する。
関連
※「橙」を参照するカード
ミスティア・ローレライ
《ミスティア・ローレライ》
No.012 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1)
種族:妖怪
(常時)0:
このキャラクターを
決死状態にする。その後、目標の〔キャラクター1枚〕に1
ダメージを
与える。
攻撃力(3)/耐久力(2)
「あなた達には私の歌声が届かないのかしら?」
(PR.152:「これから楽しい妖怪祭りが始まるよ」)
コメント
永夜抄2ステージボス。
自壊を必要とするが、目標のキャラクターに1点ダメージを与える効果を持つ。
効果自体は相手ターンでも使えて
ノードコストが不要という擬似
狙撃というべき使い勝手の良さがあり、耐久1のキャラクターを
決死状態にするだけでなく、他のキャラクターの攻撃時や
人界剣『悟入幻想』などの火力カードのダメージの上乗せなどにも使える。
スリープにする必要がないため、攻撃などでスリープ状態になっていても使用できるのもポイントだろう。
どちらか一方を目的として場に出すのも良いが、通常時は
アタッカーとして運用し、必要になれば手札消費無しの
狙撃として用いれば理想的だろう。
- MtGなどでお決まりの、『ブロック成立させてから破棄して~』はVISIONでは不可能なので注意。このキャラクターで攻撃を防御した後、干渉で(常時)能力を起動した場合、「防御しているキャラクターは存在しない」ことになるため攻撃キャラクターの攻撃は素通りする事になる。
- 逆に、攻撃時なら防御をした時点で相手キャラクターはスリープ状態になる為、『ブロッカーを寝かせた上で1点ダメージを与える』という芸当は可能である。
- 亡郷『亡我郷 -宿罪-』と組み合わせる事で常時タイミングで相手キャラクターを決死状態にするというコンボも存在する。
- これが出ているだけで、相手は神槍『スピア・ザ・グングニル』の起動効果を使用し辛くなる。何らかの手段を用いない限り耐久力が1になってしまうためである。
関連
ルナチャイルド
9**《ルナチャイルド》
No.013 Character <
第一弾>
GRAZE(2)/NODE(2)/COST(1)
種族:妖精
隠密
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘で相手キャラクターを
決死状態にした場合、〔あなたのデッキ〕を全て見て「スターサファイア」1枚を抜き出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加えても良い。その後、デッキをシャッフルする。
攻撃力(3)/耐久力(1)
「誰も気付かないなんて、つまんないわ」
コメント
また仮に攻撃が通っても、攻撃の割に
グレイズが高めなので多くの場合ライフを削り切る前に相手に反撃を食らう。たかがライフ3点を代償にスリープノード2枚を恵んでやるようなものなので、よほどの極限状態でも無い限り
ダメージソースとして脅威足り得ないという印象が強い。
そのグレイズをフォローするのに有効だったのが
楼観剣なのだが、今では弱体化を受けてダメージ量が激減し見る影も無くなっている。
それでも、最も気軽に運用できる
隠密持ちである点は変わらない為、例えば
神術『吸血鬼幻想』で種族を変えて防御されにくくしたり、
連携攻撃や
狂気の増幅で攻撃アップを狙ってみたりなど、サポートカード次第ではまだ活躍の余地は残されている、かもしれない。
関連
スターサファイア
《スターサファイア》
No.014 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1)
種族:妖精
貫通
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘で相手キャラクターを
決死状態にした場合、〔あなたのデッキ〕を全て見て「サニーミルク」1枚を抜き出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加えても良い。その後、デッキをシャッフルする。
攻撃力(4)/耐久力(1)
「気付かれたら頭しか残ってなかったかもよ」
コメント
三月精その2、星。
低
ノードながらかなり攻撃に偏ったスペックを持つ。
耐久力が非常に低いが、
貫通を所持し攻撃力が4と高めで
グレイズも低い。
4ノード帯くらいまでのキャラクターならば防御されても大抵
決死状態に出来るので最悪でも相打ちとなる事が多く、その場合は
(自動γ)がある為一応
アドバンテージを失いづらい。
蓬莱人形のようなキャラクターで防御されても
ダメージが通り、その軽さもあって攻撃性能はかなり優秀。
さすがに場持ちは期待出来ないものの、その極端なスペックから
転生術との相性が良く、戦闘中に
干渉でセットする事で後続の
スターサファイア/1弾を場に
アクティブで出しさらなる追撃が可能となる。また同様の理由で
呪精との相性も抜群。
神術『吸血鬼幻想』のような戦闘補正カードとの相性も良く、小型速攻デッキでは主力アタッカーとして単体で十分採用圏内に入るキャラクターと言えるだろう。
後に
スターサファイア/9弾が登場したが、あちらはうって変わってバランス型の戦闘力になった。場持ちの良さと
速攻を新しく得たものの、
貫通は持っていないので極端な戦闘力に用がある場合はこちらが優先されるだろう。
関連
サニーミルク
《サニーミルク》
No.015 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1)
種族:妖精
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘で相手キャラクターを
決死状態にした場合、〔あなたのデッキ〕を全て見て「ルナチャイルド」1枚を抜き出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加えても良い。その後、デッキをシャッフルする。
攻撃力(1)/耐久力(3)
「悪戯は成功ね!」
コメント
現在3種類しか存在していない最も軽い
ノード・コストの
マナチャージ持ちであり、序盤に手札に来るかどうかでその後のノード事情に大きく違いが出る。このためよほど速攻志向に尖ったデッキでも無い限りほぼ3枚積みされるほどの採用率を誇る。
ノード
セット、
マナの生成、サニーミルク、次ターンに
強引な取引の流れは誰もが経験した事があるだろう。
ただ、逆に言えばこのカードが除去を消費させる囮として機能するかもしれない、ということでもある。
種族:妖精という点を活かして
呪精を場に出す布石にするという方法もある。
また、
火力を使わせた後、干渉で
白楼剣や
楼観剣などで耐久力を上げることで、浪費させた上マナチャージの必要が無くなった終盤でも小型アタッカーとして地味に活躍させることもできるだろう。
- エラッタにより耐久力が4から3に低下した。
- 攻撃力が低すぎて(自動γ)はほぼ機能しない。戦闘サポートや大妖精/9弾を使うときに気を付けるくらいだろうか。
- ノード2/コスト1というのはマナチャージ持ちの中でも最軽量ではあるが、ノード加速という意味では玉兎/5弾と玉兎/10弾のほうが更に軽い。
- 公式的にも必須カード扱いをされているのか再録回数が非常に多く、スターターデッキ地においても収録された三月精の中で唯一2枚収録されていたりする。
- 近年は採用率がやや落ちている。高い攻撃力と奇襲を持ちダメージを与えるとアクティブノードを増やすくるみ/9弾や、場持ちの良いサニーミルク/9弾、同じくマナチャージ持ちでは最軽量なアリスの登場が理由である。マナチャージすら入っていないような速攻デッキの流行も大きい。
関連
ルナサ・プリズムリバー
《ルナサ・プリズムリバー》
No.016 Character <
第一弾>
GRAZE(0)/NODE(3)/COST(1)
種族:幽霊
奇襲 速攻
(自動α):
〔このキャラクター〕には同名の呪符カードを1枚までしか
セットすることが出来ない。2枚以上セットされている場合、直ちに1枚になるように破棄する。
(自動α):
〔このキャラクター〕は「リリカ・プリズムリバー」「メルラン・プリズムリバー」がセットされている場合、「先制」「貫通」を得る。
攻撃力(2)/耐久力(2)
「手助け歓迎中よ」
(SP-19:「宴にはまだ早い」)
コメント
虹川三姉妹の長女、弦楽器担当。
「プリズムリバー」の一人であり、その中心となるキャラ。
- 同名の呪符をセット出来ないのは姉妹の効果だけでなく、通常の呪符にも適応される。
関連
※「ルナサ・プリズムリバー」を参照するカード
リリカ・プリズムリバー
《リリカ・プリズムリバー》
No.017 Character <
第一弾>
GRAZE(0)/NODE(3)/COST(1)
種族:幽霊
奇襲
(常時)(1):
〔このキャラクター〕を〔あなたの場の「ルナサ・プリズムリバー」1枚〕に
セットする。以後、このカードは以下の効果を持つ呪符カードとして扱う。
「
戦闘修正:+1/+3」
攻撃力(1)/耐久力(3)
「がんばってね~」
(SP-20:「宴の時間~」)
コメント
虹川三姉妹の三女、鍵盤楽器担当。
「プリズムリバー」の一人。
他の姉妹と同様に
奇襲を持ち、やや防御寄りの戦闘力を持つ。
せっかくの0
グレイズアタッカーとしての価値が非常に薄く、わざわざこのカードを
ブロッカーとしてデッキに据えるメリットはまず無い。
その意味で
ルナサ・プリズムリバー/1弾を対象にした効果を使用する事を前提とした採用しか無いのだが、そのプリズムリバーデッキでさえ他の姉妹より優先度が低い感は否めない。
プリズムリバーデッキの性質上防御的な効果よりは1枚あたりの早さを追求したい為、このカードの攻撃力では力不足となりやすいからである。
- 鬼符『ミッシングパワー』とはある種のシナジーを形成する。起動効果を起動してしまえばキャラクターではなくなるため、鬼符『ミッシングパワー』の適用が終了(ルールリファレンス4の2)し、このカードがディスカードフェイズ終了時にスリープ状態であっても決死状態になることはない。デメリット無しに高い打点を生み出すことができるのである。
- 起動効果の解決後はキャラクターではなくなるが、キャラクターカードではある。呪符カードとはあくまで「【呪符】を持つカード」のことであり、すなわち「キャラクターカードかつ呪符カード」として扱われる。
- ある意味、姉妹の中でも一番リリカ・プリズムリバー/3弾と差し換えしやすい、と言えなくも無いか。
公式QAより
- Q091.「No.017 リリカ・プリズムリバー」は表向きのまま場のカードにセットされますが、この状態でもキャラクターであり戦闘力を持ちますか?
- A091.いいえ、効果によって「呪符カード」として扱われるため、キャラクターでは無くなります。また、キャラクターではなくなったため、戦闘力は存在しません。
名称:リリカ・プリズムリバー
NODE(3)/COST(1)
【
呪符】
戦闘修正:+1/+3
となり、GRAZEや戦闘力、種族が失われ、キャラクターではなくなり、
キャラクターカードかつ呪符カードとして扱われるようになるということ。
関連
※名称に「ルナサ・プリズムリバー」を含むカード
メルラン・プリズムリバー
《メルラン・プリズムリバー》
No.018 Character <
第一弾>
GRAZE(0)/NODE(3)/COST(1)
種族:幽霊
奇襲
(常時)(1):
〔このキャラクター〕を〔あなたの場の「ルナサ・プリズムリバー」1枚〕に
セットする。以後、このカードは以下の効果を持つ呪符カードとして扱う。
「
戦闘修正:+3/+1」
攻撃力(3)/耐久力(1)
「姉さんってば早いって」
(SP-21:「まぁ、プチ宴会位にはなるかな?」)
コメント
虹川三姉妹の次女、管楽器担当。
「プリズムリバー」の一人。
セットカードになる効果は、いわば如何なるタイミングでも緊急回避出来る能力であり、同じ場に
ルナサ・プリズムリバー/1弾が存在するだけでかなり気楽に攻撃を行わせられる。それが持ち前のグレイズ0・攻撃力3という低リスクさと上手く噛み合い、非常に嫌らしい存在感を放つ
アタッカーになるわけである。
特に「メルランが防御される→セットカード化→がら空きの場に強化されたルナサが攻撃」という流れは、もはやこのカードを運用する際の定石とも言えるだろう。
- ミスティア・ローレライ/1弾と同様、防御してプレイヤーのダメージを防ぎつつ起動効果を使用して決死状態を防ぐことというプレイングは出来ない。
- 鬼符『ミッシングパワー』とはある種のシナジーを形成する。起動効果を起動してしまえばキャラクターではなくなるため、鬼符『ミッシングパワー』の適用が終了(ルールリファレンス4の2)する。ルナサがそれを引き継いで、ディスカードフェイズ終了時にスリープ状態であるとき決死状態になる、というようなことはない。デメリット無しに高い打点を生み出すことができるのである。
- 起動効果の解決後はキャラクターではなくなるが、キャラクターカードではある。呪符カードとはあくまで「【呪符】を持つカード」のことであり、すなわち「キャラクターカードかつ呪符カード」として扱われる。呪符や装備などのセットカードは破棄されないが、それらのテキストをメルランが持ち続けることはないため、メルランがセットされたルナサがそれらのテキストを持つこともない。
公式QAより
- Q091.「No.017 リリカ・プリズムリバー」は表向きのまま場のカードにセットされますが、この状態でもキャラクターであり戦闘力を持ちますか?
- A091.いいえ、効果によって「呪符カード」として扱われるため、キャラクターでは無くなります。また、キャラクターではなくなったため、戦闘力は存在しません。
- コメント
- リリカに関する裁定であるが、メルランについても同様に考えて良いだろう。詳細はリリカの項で。
関連
※名称に「ルナサ・プリズムリバー」を含むカード
リリーブラック
《リリーブラック》
No.019 Character <
第一弾>
GRAZE(2)/NODE(3)/COST(1)
種族:妖精
(自動β):
〔このキャラクター〕が
プレイされて場に出た場合、〔全てのプレイヤー〕と〔全てのキャラクター〕に1
ダメージを与える。
攻撃力(3)/耐久力(3)
「・・・」
コメント
花映塚で登場した黒いリリーホワイト。
リリーホワイトとは特にこれと言った
シナジーもなく、全くの別物。
ただし、攻撃力の割には
グレイズの値が大きい。
あまり戦闘要員としては期待せず、効果を使用した後はブロッカーとして運用するのが良いだろう。
幸い
種族:妖精であり
呪精の効果を満たせるので、あまり無駄にもならない。
忘れがちだがプレイヤーにも1点ダメージを与える。
この1点が一押しになる事もあるので忘れないようにしたい。
- 自動効果はリリーブラック本人にも1点入るので注意。
関連
リリーホワイト
《リリーホワイト》
No.020 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(1)
種族:妖精
(自動β):
〔このキャラクター〕が
プレイされて場に出た場合、〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を
アクティブ状態で
ノードに加えてもよい。
攻撃力(2)/耐久力(3)
「もう春ですよ!」
(SP-32:「春がやって来ましたよ!」)
コメント
白い方、元祖リリーホワイト。
場に出すと
アクティブノードが一枚増える。つまり実質的なこのカードのプレイコストは、
瞋怒で無効化でもされない限り無きに等しい。
スリープノードからコストを払ってもノード数が減らないし、アクティブノードからコストを払えばむしろ増える。
サニーミルク/1弾が継続的なノード加速に向くのに対し、こちらは短期的なノード加速に特化している。
マナチャージの性能と手札から場に出ただけで発揮される効果という速効性の違いもあるが、セット出来るのがアクティブノードであるという点も
サニーミルク/1弾には無いメリットである。
なので、速攻寄りのデッキならばこちらの方を優先して採用した方が機能しやすい場合も多い。
一度場に出た後でも、多少力不足とは言えアタッカー、ブロッカーとして普通に運用出来るのもポイント。
サニーミルク/1弾は能力を使用するためには場にい続けなければならないが、こちらはその必要が無いので好きなように殴りかかったり防御させたりする事が出来る。
グレイズも1と控え目であり、妖精デッキで良く用いられる
大妖精/9弾の恩恵下なら攻撃力3・グレイズ1と
ダメージの上乗せにも十分なステータスになり、全体的にメリットが多く無駄になりにくい優秀なキャラクターであると言えるだろう。
ただ、
人形ではない普通のキャラクターであるため、場に出すとそのターンは他のキャラクターを場に出せなくなる。通常の小型アタッカーを展開するかこのカードで安定させるかはその場の状況で判断するしかない。
関連
上白沢 慧音
《上白沢 慧音》
No.021 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(1)
種族:人間/獣
(自動α):
〔あなたの場の「
世界呪符」を持つカード全て〕は相手プレイヤーのカードの効果によって破棄されない。
攻撃力(3)/耐久力(4)
「今、ここの里の歴史は全て私が保護している」
コメント
ワーハクタク、種族もきっちりそれが反映されている。
本人の戦闘力も高めで地味だが決して弱くはない。
装備を
セットして殴れば並のアタッカー程度には頼りになる。
それでも、世界呪符を使わないとその能力は宝の持ち腐れなのだが。
ハクタク化出来るようになり、芸の幅が広がった。
しかし変身すると世界呪符を守ってくれなくなる。特に
倭符『邪馬台の国』との連係を用いるなら要注意。
- 2008年5月2日より、ルールサマリー加筆に伴うテキスト変更が加えられた。
公式QAより
- Q080.「No.021 上白沢 慧音」となんらかの世界呪符がこちらの場にあります。この時、相手が「No.415 ダブルスパーク」をプレイして解決された場合、世界呪符は破棄されますか?
- A080.いいえ、「No.415 ダブルスパーク」が解決される時点で「No.021 上白沢 慧音」が場に存在してるため、世界呪符は破棄されません。
関連
※「上白沢 慧音」を参照するカード
稗田 阿求
《稗田 阿求》
No.022 Character <
第一弾>
GRAZE(0)/NODE(3)/COST(1)
種族:人間
(相手ターン)
(S):
〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を見て、そのカードをデッキの上か下に戻す。
攻撃力(0)/耐久力(3)
「知識を正しく理解していれば、怯えて暮らすことなんてないのに」
コメント
稗田家9代目。
能力はデッキ操作。
現在のデッキトップを見て、気に入らなければそれを一番下に置いておける。
だが、次のカードが入れ替えたそれよりも役に立たないことがあったり、下に突っ込んだカードが次のターンに必要になったりするのは良くある話。
一度デッキの底に置くと、滅多なことでは
ドローし直せないのでなんでもかんでも底に置けばいい訳ではない。
展開の遅いデッキや、
コントロール系のお供ではあるが、過信は禁物である。
関連
因幡 てゐ
《因幡 てゐ》
No.023 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(2)
種族:妖怪/獣
(自分ターン)(3)
(S):
目標の〔相手キャラクター1枚〕をあなたの場に移す。このターンの終了時、この効果であなたの場に移したキャラクターは、本来のプレイヤーの場に戻る。
攻撃力(2)/耐久力(3)
「あなたは今の住処を捨ててこっちに来れば、幸せになれるわー」
(PR.153:「早く早く、こっちだよ!」)
コメント
人間を幸運にする地上の兎。
ただし、プレイヤーの引きには(当たり前だが)影響を及ぼさない。
場のキャラクターの
コントロールを奪う能力だが、
離反工作と違いキャラクター効果なので対抗策が限られるのが強み。
自分のターンのみだが、相手のブロッカーを消したり攻撃の打点を増やすことも出来る用途の広い能力を持つ。
問題は起動コストで、3コストというのは決して安いコストではない。しかも、コントロールを奪いたいキャラクターが
スリープ状態だったりすると大して役に立たないのも泣き所。
そんな泣き所なのだが、逆にこうも考えられる。相手は奪われたくないキャラクターで積極的に攻撃してくる。
カウンターデッキならこの情報は案外においしい。
並列してこのキャラクターが場に出たとき、相手がどう対処するかによってかなりの情報を得る事が出来る。上手く使えば、優れた
プレッシャー要員として機能するだろう。
ちなみに相手の防御宣言に対抗してこの効果を使うと、戦闘の解決時に防御キャラクターがいないので
隠密を持ってるかのように相手プレイヤーに
戦闘ダメージを与えられる。しかし奪ったキャラクターは防御宣言時にすでにスリープ状態となっているので追撃はできない。奪ったキャラクターで攻撃すべきか、こちらのキャラクターの攻撃を通すべきかよく考えよう。
- 兎符『因幡の素兎』の登場後、それを素早くプレイするための術者として良く採用されている。エラッタこそかかったものの兎符『因幡の素兎』は合計12という高打点をノーコストで展開できるためまだまだ優秀。2枚プレイすればこのカードの打点も含めて人が死ぬのは相変わらずの脅威といえるだろう。
- 2012/03/09のエラッタにより、兎符『因幡の素兎』の戦闘力が5/2→4/1と弱体化した。このカードにっとっては大きな逆風といえる。
- 離反工作を使われて奪われたキャラクターに使用すると、ターンが終了しても自分の場に残すことができる。本来のプレイヤーとは、そのキャラクターのもともとのコントローラーだからである。
関連
紅 美鈴
《紅 美鈴》
No.024 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(1)
種族:妖怪
攻撃力(2)/耐久力(5)
「私について来てもこっちには何もなくてよ?」
コメント
紅魔館の門番。
どんな小さいキャラクターでも
戦術や能力を何かしら持ってるこのゲームで、正真正銘何の能力も持たないバニラキャラというある意味珍しいポジション。
耐久力が同
ノード帯キャラと比べかなり高い。だが所詮は何の能力も持たず攻撃力も2しかない為、ブロッカーとして使うにしてももっと使いやすいキャラがいくらでもいる。
ブロッカーとしてのライバルに
多々良 小傘/7弾が居るが、あちらに勝っている点はコストの安さと攻撃力しか無い。対して
多々良 小傘/7弾は
奇襲速攻バウンス効果が揃っている。種族も同じ
妖怪なので種族サポートカードで差を付ける事も出来ない。まさに
背水の陣である。
なのでこのカードの利点はほぼ「軽い」の一言に済まされるわけだが、そこまで
彩符『彩光乱舞』を最速で出したいデッキでも無い限りまず採用される事が無いという悲しいキャラである。
そんな彼女だったが、
第九弾にて速度を求める
彩翔『飛花落葉』が登場したので採用の余地はあるかもしれない。
- 第十二弾でなんと必要ノードが1の紅 美鈴が登場。速度目当てでの採用もなくなってしまった。
「好み」以外での採用理由がなくなったと思われたこのカードであったが、
第十五弾でついに
サポートカードが登場。
バニラであることが利点となった。
- 周りが周りだけに、ある意味美しいとも言える真っ白なテキスト欄。ちなみに後輩にサーヴァントフライヤーがいる(裏向きキャラクターのリメイクなので厳密に仲間と言えるかは微妙だが)。
- エラッタにより、コストが(2)→(1)となった。
関連
アリス・マーガトロイド
《アリス・マーガトロイド》
No.025 Character <
第一弾>
GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2)
種族:魔法使い
(自動α):
〔このキャラクター〕は、あなたの場の「人形」を持つキャラクター2枚につき、「
戦闘修正:+1/+1」を得る。
(常時)0:
目標の〔あなたの場の「人形」を持つキャラクター1枚〕を、あなたのデッキの上に戻す。
攻撃力(4)/耐久力(3)
「一人で物を考え一人で動く人形。見つかったわね・・・」
(PR.039:「新しい闘い方の研究に余念がない。みんな闘いに餓えてるのね」)
コメント
効率はあまりよろしくないが、
人形が2体いれば
人界剣『悟入幻想』に耐えられるようになる。
人形を持つキャラクターもそれなりに多く、並べることで高い補正を得ることは可能である。
効果により
人形をデッキの上に戻す事が出来るので、相手の除去などに干渉して守ってやる事も出来なくも無い。次のドローを潰す為通常は損になりがちだが、
上海人形及び
蓬莱人形なら一応フォロー出来る。
また
咒詛『首吊り蓬莱人形』の破棄を防ぐ為に場の
蓬莱人形をデッキに戻したり、
メイベルのサポートとして使ったりも出来る。
- 戦操『ドールズウォー』の効果によって場に人形を置く時にノードとコストの合計値を記憶しておき、このカードの効果でそれらの人形を一度にデッキに戻したうえで舌切雀『大きな葛籠と小さな葛籠』の効果を使用すると、凄まじい出来レースがはじまる。決まれば非常に強力だが記憶違いがあると大変なことになるので注意。
- エラッタにより、修正値が2枚に付き(+1)/(+1)となった。
関連
※「アリス・マーガトロイド」を参照するカード
魂魄 妖夢
《魂魄 妖夢》
No.026 Character <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(4)/COST(2)
種族:人間/幽霊
(自動α):
〔このキャラクター〕は装備カードを2枚まで
セットすることが出来る。
攻撃力(4)/耐久力(4)
「取り敢えず、斬りに来た。話はそれからだ」
コメント
冥界の二刀流剣士。
通常は1枚しかセット出来ない
装備カードをなんと2枚セット出来る。
正直なところ、そこまでする前に
新難題『エイジャの赤石』のような強力な装備を1枚だけ持たせて攻撃していた方がマシにも見える。戦闘力は高く
グレイズも低いので、単体でも決して弱いわけではない。
装備カードを大量に採用しているようなデッキならばこの効果も十分に活躍させる事が出来るだろう。
関連
※「魂魄 妖夢」を参照するカード
十六夜 咲夜
《十六夜 咲夜》
No.027 Character <
第一弾>
GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2)
種族:人間
奇襲 速攻
(自動β):
〔このキャラクター〕が
プレイされて場に出た場合、目標の〔キャラクター1枚〕を
スリープ状態にする。
攻撃力(3)/耐久力(3)
「また、お掃除の邪魔する~」
(PR.011:「そこに隠れている妖精たち、出て来たらどうかしら…」)
コメント
完全で瀟洒な従者。
貴重な
奇襲+
速攻持ちであり、そしてプレイ時にキャラクター一体をスリープにする能力も持つ。
そして
自動効果も強力である。
上記の
奇襲速攻も相俟って、キャラクター一体を防御しつつ、他の
アクティブキャラによる攻撃を防いだりなど汎用性が高い。
しかもプレイ時に発生する
(自動β)は防ぐ手段が限られるので、
瞋怒などでプレイそのものを防がれない限りほぼ確実に効果が通ってしまう。
「場に出ていないことを警戒」すべきキャラカードであることは間違いないだろう。
- エラッタにより、戦闘力が4/4→3/3となった。
- 「Vision Official Deck Case ~パチュリー~」および「Vision Official Deck Case ~霧雨魔理沙~」封入特典、Revision Package、スターターデッキ地、Based StarterにPRカードとして何度も収録されており、入手は非常に容易となっている。
しかし、たむたむT氏のイラストは第一弾にしか収録されていない。第一弾は現在絶版となっているので、現在ではPRカードでは無い方が入手困難という珍しいカード。
関連
森近 霖之助
《森近 霖之助》
No.028 Character <
第一弾>
GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2)
種族:人間/妖怪
(自分ターン)(1):
ターン終了時まで、〔あなた〕は装備カードが持つ「神器」の効果を無視することが出来る。
攻撃力(5)/耐久力(3)
「何時の間に店に来てたんだい?」
コメント
「
香霖堂」店主。
本来
伝説を所持しなければセット出来ない
神器をセット出来るようにする。
今の所、
神器を
伝説を持たないキャラにセットする手段はこのカードと
墓泥棒、
天狗の小槌の3種類のみである。
その意味で希少な能力と言えるのだが、このカードのコスト+能力コストの3点掛かり、場に出す為の手間も掛かる。またこのカードにより
神器をメインとして考えるなら、何らかのサーチ手段も用意しなければ心許ない。
特に主要な
伝説所持キャラクターは自身のスペル
神器の術者も兼ねている事が多い為、わざわざこのカードを使って他のキャラにセットさせるよりは普通に運用した方が楽で、なおかつ強力であったりする場合が多いのも事実である。
それでも、本来セット出来ないキャラに強力な
装備をセットさせるという点から、様々なコンボが考えられる。
本人の戦闘力も結構高めで、アタッカーとして悪くは無い性能をしているので、このカードでしか出来ないデッキ構成を考えるのも一興だろう。
- 非戦闘員の彼の攻撃力が高いのは、「東方世界の男性は弾幕ごっこをしないだけでやはり身体能力は女性より高い」という設定に従ったかららしい。当初グレイズが0だったのも、弾幕を用いないという設定に基づいたものだろう。
- コスト面で大幅に有利な天狗の小槌の登場により若干影が薄くなったかもしれない。
- エラッタによりグレイズが0→2になった。
関連
メディスン・メランコリー
《メディスン・メランコリー》
No.029 Character <
第一弾>
GRAZE(0)/NODE(4)/COST(2)
種族:妖怪
人形
(自動γ):
このキャラクターが防御を行う場合、〔攻撃を行っている相手キャラクター〕に3
ダメージを与える。
攻撃力(3)/耐久力(2)
「どうしたの?毒でも飲んだ?」
(テキスト修正@2011/03/13)
コメント
また、攻撃力も3あるので、防御宣言の時点で
決死状態にできずとも、戦闘開始後、
隠密を持たないまたは持っているが
種族:妖怪であり耐久力が6以下までの先制を持たないキャラクターとならば相打ちを取ることが出来る。
さらに、攻撃キャラクターが
人形を持たないのであれば、
霧符『ガシングガーデン』が場にあれば防御宣言時には耐久力5までを一方的に、戦闘開始後も耐久力が8までなら相打ちを取ることが出来る。
魔導書との相性も良く、このキャラクターに装備するだけで耐久力4までを一方的に、耐久力8までを相打ちに取ることが出来る。
- 新テキストでは『人形』のテキストが抜けているので注意。
- (自動γ)は目標をとらない効果であるため、「目標にならない」効果を持つキャラクターにはダメージが入るが、「キャラクターカードの効果の対象にならない」効果を持つキャラクターにはダメージを与えることが出来ない。
- 祇園様の剣3枚、霧符『ガシングガーデン』3枚が並ぶと恐ろしいことになる。
- 総合ルール制定にともない、2011/03/13に(自動γ)のテキストが修正され、発生タイミングが明確化された。
関連
霧雨 魔理沙
《霧雨 魔理沙》
No.030 Character <
第一弾>
GRAZE(3)/NODE(5)/COST(2)
種族:人間
攻撃力(4)/耐久力(2)
「どんな時だって一番乗りだ」
(PR.016:「私は魔法使いの魔理沙。悪の神様を懲らしめる麓のヒーロー」)
コメント
白黒の普通の魔法使い。でも種族に魔法使いは入っていない。
効果を持たないが強力な戦術を3つ有する。
特に
先制を持つ点が特徴的で、このカードより低いコストでこの
戦術を持つカードは非常に少ない。
この戦術を有している為、耐久力が4以下である軽量キャラクターはこのカードに一方的に止められてしまう。しかも
速攻により
アクティブ状態で出てくるので、非常に優秀なブロッカーとして機能する。
しかも貴重な
マナチャージ持ちキャラクターでもあり、
速攻との
シナジーにより出たターンから
ノードを増やす事が出来る為効率的。
スリープになってしまうためブロックと
マナチャージの択一になるが、逆に言えばその場の状況によってどちらかを選択出来るという事でもある。
マナチャージを主軸にした
コントロールデッキだけに留まらず、多くのデッキで効果的に運用する事が出来得るスペックを持った優秀なキャラクターと言えるだろう。
- エラッタにより、戦闘力が(5)/(3)→(4)/(2)となった。
- 以前イエローサブマリンの再販ロット購入特典としてプロモーションカード版が配られた。しかし、その優秀さのためか場所によっては早い時期に配布終了になると言う人気を見せた。
関連
※「霧雨 魔理沙」を参照するカード
博麗 霊夢
《博麗 霊夢》
No.031 Character <
第一弾>
GRAZE(2)/NODE(5)/COST(3)
種族:人間
攻撃力(3)/耐久力(5)
「邪魔させないわ」
コメント
お気楽極楽、縁側で茶を飲んでいる姿が良く似合う博麗の巫女。
コマンドカード
カウンターを内蔵している。
カードを消費せずコマンドカードを無効に出来る為、
コントロールデッキで
マナチャージ持ちキャラと一緒に場に出ているとそこそこ相手の動きを拘束できる。
また
作戦阻止と違い、
作戦阻止で無効にされる事は無い為まず確実にコマンドカード一枚を無効に出来るのも強みと言えるだろう。
耐久力も高く、
アクティブ状態でいるだけで相手に
プレッシャーをかけられる。
しかし
スリープ起動効果なので防御との併用は難しく、またコストも地味に掛かる。このキャラクター自体が重めなのもあって、効果的に使うには結構な量の
ノードが必要になるので注意。
- エラッタにより、効果の使用タイミングが(自分ターン)→(常時)になった。
- キャラクターでありながら八雲 藍/5弾の対象になってしまうカードの1枚。
関連
※「博麗 霊夢」を参照するカード
鈴仙・優曇華院・イナバ
《鈴仙・優曇華院・イナバ》
No.032 Character <
第一弾>
GRAZE(3)/NODE(5)/COST(1)
種族:妖怪/獣
(相手ターン)(2)
(S):
この効果は
メンテナンスフェイズにしか使用できない。目標の〔相手キャラクター1枚〕は、このターン中に可能であれば1回以上の攻撃を行わなくてはならない。
攻撃力(4)/耐久力(4)
「月に来た人間を狂わせた催眠術、見せてあげるわ」
コメント
狂気を操る月の兎。
相手キャラクター一体に攻撃を強制させる。
ただし、『可能であれば』の一文が示すとおり、
スリープ状態になるなどで攻撃できない状態であればする必要はない。
つまり、能動的にスリープ状態になれるキャラクターには効果がほぼない。
(
マナチャージを持つ
サニーミルク/1弾などがその代表格)
だが、特定のキャラクターをスリープさせたい時などには非常に有用になる。
特に、
博麗 霊夢/1弾に対して大きな効果が見込めると思われる。
また、場が膠着状態になった時など、その均衡を崩せるスキルでもある。
関連
射命丸 文
《射命丸 文》
No.033 Character <
第一弾>
GRAZE(5)/NODE(5)/COST(3)
種族:天狗
隠密 先制
(自動γ):
あなたの
メンテナンスフェイズ開始時に〔あなたの手札2枚〕を破棄する。破棄できない場合、〔このキャラクター〕は相手プレイヤーの場に移る。
攻撃力(5)/耐久力(6)
「もっと面白いネタを探しに行こうかなぁ・・・」
コメント
天狗の気まぐれブン屋。
手札破棄は強制であり、2枚以上ある場合は必ず破棄しなければならない。
もしそれが出来ない場合は相手プレイヤー側に寝返ってしまう。
数少ない元から
隠密を所持するキャラクター。
種族:天狗は比較的希少種なので攻撃は通りやすいが、相手が得るグレイズも馬鹿にならず、前述の通り維持コストも高いので注意が必要。また、
第十弾環境から
種族:天狗デッキが台頭し始めたのはこのカードとしては痛い。
先制まで所持しており攻撃力も高いので、万が一相手キャラクターと交戦する事があっても一方的に倒せる事が多い。問題として
種族:天狗には
先制を持つカードが多いと言う点があるが、耐久力も6と高いので問題にはなりにくいだろう。
関連
パチュリー・ノーレッジ
《パチュリー・ノーレッジ》
No.034 Character <
第一弾>
GRAZE(3)/NODE(5)/COST(3)
種族:魔法使い
(自動γ):
〔このキャラクター〕が
戦闘ダメージを受ける場合、そのダメージを無効とし、〔戦闘している相手キャラクター〕にXダメージを与える。Xはこの効果で無効にした戦闘ダメージの値に等しい。
攻撃力(4)/耐久力(1)
「物には必ず属性がある。属性は弱点と同じなの」
(PR.017:「ふん、未熟者が」)
コメント
100年を生きる魔女。
相手の攻撃を反射するというシンプルながら強力な能力を持つ。
耐久力がほとんど無くひ弱だが、戦闘に関する限りでは上記の能力によりまず破棄される事は無い。
逆に言えば
効果ダメージには非常に弱く、ひ弱な耐久力である事もあり
人界剣『悟入幻想』などの火力カードで容易く処理されてしまう。
基本的にこのカードの存在が無くても、火力カードを積まないという事はあまりありえない(構成上必要が無い・積みたくても積めないなどは別)ので、多くの除去・火力カードが追加された現在では無敵というにはあまりに相手依存で確実性に欠けるキャラクターである。
効果の関係上殴りが通りやすいが
グレイズが3。しかも
要石『カナメファンネル』が相手に張られていると簡単に止まってしまう。積極的に使うには
要石のサポートは必須であろう。逆に言えば
要石さえ張ってしまえば相手にとって邪魔で仕方のないカードにはなる。また、うまいこと
日符『ロイヤルフレア』等で相手の除去ソースさえ絶ってしまえば日の目を浴びるのもそう遠い話ではない。
関連
八雲 藍
《八雲 藍》
No.035 Character <
第一弾>
GRAZE(2)/NODE(6)/COST(3)
種族:妖怪/獣
(自動α):
あなたの場に「八雲 紫」がいる場合、〔このキャラクター〕は「
戦闘修正:+4/+6」を得る。
攻撃力(4)/耐久力(4)
「紫様の方程式は私に無敵の力を与えてくれる。それが紫様の式神ということだ」
(PR.024:「おおう、人間発見」)
コメント
除去されにくいという点において非常に優秀であるが、
ノード・コストの割に戦闘力は低めなので何らかのフォローが必要になる。メインに据えるのならば、お供として「八雲 紫」を出すか、
セットカードで戦闘力を補うと良いだろう。
逆に、ある程度の戦闘力を持ったこのカードはかなり止めづらく、フィニッシャーとしても十分やっていけるスペックを持っている。
コマンドカードも防げるので、ただ
夢符『二重結界』を貼り付けただけの大型キャラクターには留まらない。
死符『ギャストリドリーム』や
緑眼のジェラシーのような除去カードから
離反工作のような
コントロール奪取カードだろうと全く受け付けない。
特に紫とは
式神『八雲 藍』や
八雲 紫/9弾の起動効果よる
シナジーもあるため、紫を出してから呼び出すことも視野に入れると飛躍的に戦略の幅が出る。ただその場合、紫の方が除去されてしまうと効果を失ってしまうという欠点がある。
そこで、
呪符でありながら非常に高い補正値を持つ
借符『大穴牟遅様の薬』、あるいは無難に
白楼剣や
ミニ八卦炉のような各種のコマンド
装備に頼るというのも有用な選択肢の一つとなる。余裕があるなら併用してやっても構わないだろう。
もちろん、再び紫を場に出して体制を整えても構わない。いざとなれば名称を自由に変えられる
符ノ壱“霧雨 魔理沙”の採用を考えても良いかも知れない。
- この手のカードにありがちな「目標を取るか取らないか論争」は、とりあえずテキストに「目標」の文字があれば解決する。どうしても不安ならQ&Aなどをきっちりチェックしておくと良いだろう。
- エンパシーに八雲 紫/9弾と対応している。今までは「八雲 紫」と一緒に場に出す事が式神『八雲 藍』を用いなければ難しかったが、これを使えば8/10となったこのカードを容易に場に出す事が可能になった。八雲 紫/9弾自身も「八雲 藍」を呼び出す効果を持っているので非常に相性が良い。
関連
※名称に「八雲 紫」を含むカード
※「八雲 藍」を参照するカード
小野塚 小町
《小野塚 小町》
No.036 Character <
第一弾>
GRAZE(3)/NODE(6)/COST(3)
種族:死神
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘によって
決死状態になった場合、目標の〔キャラクター1枚〕を決死状態にする。
攻撃力(5)/耐久力(4)
「おっと、お前の寿命が見えるよ」
コメント
サボリ癖のある三途の一級案内人。
所持する能力はまさに、『
死なばもろとも』
戦闘相手ではなく、指定キャラクターを決死状態に出来るのがポイント。
ノード・コストが重めで
グレイズも高い割に戦闘能力は中堅。
優秀な戦術を持っているわけでもないので攻撃にはあまり向いていない。
アクティブ状態で場に残すことで
プレッシャーをかけるのが主な使い道か。
相打ちから別キャラを冥界送りにするのが理想だが、世の中そう上手くはいかないだろう。
- 性質上、反転攻勢との相性が良い。攻撃力4以上の相手の攻撃に対してプレイし、ダメージを減らすと共に自動効果で指定キャラクター一枚を決死状態に出来る。
関連
蓬莱山 輝夜
《蓬莱山 輝夜》
No.037 Character <
第一弾>
GRAZE(3)/NODE(6)/COST(2)
種族:人間
伝説
(自動α):
あなたの場に「八意 永琳」がいる場合、以下の効果を使用することは出来ない。
(自分ターン)(1):
〔あなたのデッキ〕を全て見て、「八意 永琳」1枚を抜き出し、あなたの場に
アクティブ状態で出しても良い。その後、デッキをシャッフルする。
攻撃力(3)/耐久力(6)
「永琳、私の力でもう一度だけチャンスをあげる。これで負けたらその時は・・・・・・」
(PR.056:「ふふ、我々月の民は、地上人を魔物に変えて、地上人の穢れを調整してきた。でも、もうそれもお終い」)
コメント
月のお姫様。
伝説を所持し、「八意 永琳」をデッキからサーチする能力を持つ。
八意 永琳/1弾は高ノード高コストの大型キャラクターを手札を消費せず場に1コストで出せる為強力だが、通常は
自動効果によりこのカードと同じ戦闘力になる為弱体化する。
ただ、逆に言えば、輝夜
戦闘修正を受けている場合、事実上永琳側も強化され飛躍的に打点が増加する。
結束で永琳を輝夜に「パートナー」として
セットしてやれば+8/+6の大幅な戦闘修正に加え、
起動効果が使用可能になりカード2枚で11/12を二体並べられる。
- 近接戦闘などで輝夜の(自動)効果を無効にすることで、デッキの「八意 永琳」を全て場に出し、圧倒的な物量と火力で制圧することも可能。
- 呼び出せるのはデッキの「八意 永琳」なので、いかに「八意 永琳」をデッキに残すかが重要になる。専用デッキを組むのであれば、転世『一条戻り橋』などの冥界のカードをデッキに戻す手段が欲しいところである。
公式Q&Aより
- Q 162.No.037 蓬莱山 輝夜が場に2枚いる状態で、片方のNo.037 蓬莱山 輝夜が起動効果を使用した事に干渉し、もう片方のNo.037 蓬莱山 輝夜が起動効果を使用し解決した場合、デッキから「八意 永琳」を合計2枚場に出すことは出来ますか?
- A 162.はい、出来ます。
- コメント
- (自動α)は「使用できない」との記述しか無い。八意 永琳がいる場合「解決できない」との制限はないため、効果の解決時に八意 永琳が場にいても問題なく解決できる。手札からの八意 永琳プレイに干渉して効果を使用した場合も同様である。
関連
※名称に「八意 永琳」を含むカード
※「蓬莱山 輝夜」を参照するカード
藤原 妹紅
《藤原 妹紅》
No.038 Character <
第一弾>
GRAZE(3)/NODE(6)/COST(2)
種族:人間
(自動β):
〔このキャラクター〕が破棄されたターンの終了時、〔この
キャラクターカード以外の、あなたの冥界のカード上から5枚〕をゲームから除外しても良い。除外した場合、〔冥界にあるこのキャラクターカード〕をあなたの場に
アクティブ状態で出す。
攻撃力(5)/耐久力(4)
「成仏を忘れた亡霊は新たな生を生まない。死ねない人間は色鮮やかな冥界を知らない」
コメント
死んでも何度でも蘇るかもしれない人。
「
破棄されたターンの終了時」に5枚除外する為、それまでに冥界に5枚カードが溜まっていなければ復活させられない。
またその
破棄されたターンに復活させなかった場合、もうこの
(自動β)によって場に出すことは出来なくなる。
とは言え、効果による
破棄にも対応するので、それなりに場持ちさせやすい。
- (自動β)のテキスト中で指定されている「あなた」とは(破棄されて置かれる冥界が本来のプレイヤーの側なので)「このカードの本来のプレイヤー」である。離反工作などで相手の場に移動している状態で破棄されても、本来のプレイヤーが(自動β)を使用する事が出来る。
- 〔このキャラクターが〕という記述であるため、キャラクターとして場にいる状態から破棄された場合にのみ発生する。残念ながら香霖堂等によってデッキや手札から直接このカードが破棄された場合は発生しない。
- 決死状態になった場合も、処理の結果破棄されるため自動効果を適用することは適正である。
- 2008/05/02より、ルールリファレンス加筆に伴うテキスト変更が加えられた。
- 2008/11/30のエラッタによりコストが4→2に、能力の「戦闘の結果によって」の一文が削除された。
公式Q&Aより
- Q009.「No.038 藤原 妹紅」のプレイが無効にされた場合、自動効果によってターン終了時に場に出すことは出来ますか?
- A009.いいえ、出来ません。この自動効果は〔このキャラクター〕が破棄されることが条件であるため、キャラクターとして扱われる前のキャラクターカードの時点で破棄された場合、効果の条件を満たすことが出来ません。
関連
西行寺 幽々子
《西行寺 幽々子》
No.039 Character <
第一弾>
GRAZE(2)/NODE(7)/COST(3)
種族:幽霊
即死
(自動γ):
〔このキャラクター〕が破棄された場合、このカードをあなたのデッキの上に戻しても良い。
攻撃力(3)/耐久力(7)
「私は興味本位で人も妖怪も死に誘えるわよ」
(テキスト修正@2011/03/13)
コメント
死に特化した
白玉楼の主。
即死と擬似的な自己蘇生能力を持つ。
さらにデッキトップに戻る効果の発動条件は破棄された場合である。戦闘以外の手段、例えば
死符『ギャストリドリーム』や
恋符『マスタースパーク』などで
除去されてもデッキトップに戻すことができ、再利用が可能であると非常にしつこい。
コストが3と重めなのでぽんぽん出すことはできないが、それでも彼女が居るだけで攻撃の手が止まる可能性が高いことだけは忘れないでおこう。
そんな強力な擬似自己再生効果だが、この効果は自身への
ドローロックを発生させる物でもあるので、出してすぐに除去されるを繰り返していると切り返しの手段がずっと引けなくなる。そんな場合は無理に自動効果を使用せずに
破棄された方が良い。
また、このカード自身の攻撃力はコストの割にはたいした事無い数値の3であり、他のアタッカーを用意してやらないと相手のライフを削るのに長い時間が掛かってしまうという弱点もある。
ちなみに、このカードは
西行妖、開花…との相性が「西行寺 幽々子」の中でも最も良い。
西行妖、開花…はデッキトップのカードが「西行寺 幽々子」だった場合効果が発揮されるという博打カードであるが、このカードの擬似自己再生効果を利用すれば100%的中させる事が出来る。
その効果で
西行妖/1弾を場に出し、その流れで
『反魂蝶』を決める事も出来れば、さながら原作「東方妖々夢」6面ラストの再現といえる。このカードはまさに実用性とロマン両方を兼ね備えたカードだろう。
- デッキの上に戻る効果は(自動γ)であるので場から破棄される場合しか適用されず、デッキや手札、ノードから破棄された場合など場以外からの破棄では発生しない。
- 能力の都合反転攻勢との相性が良い。相手を確実に決死状態に出来る上、反転攻勢の効果で決死状態になったこのカードは自動効果でデッキの一番上に戻すことができるからだ。
- 欠点と言えるかは微妙だが、「西行寺 幽々子」であるため西行寺 幽々子/5弾や符ノ壱“西行寺 幽々子”と競合する。専用デッキで用いる場合が多い壱符はともかく、出すだけでキャラクターを決死状態にする5弾とこちらのどちらを採用するかは悩ましい。
- 2011/03/13のテキスト修正により擬似即死だった(自動γ)が即死に改められた。
関連
※「西行寺 幽々子」を参照するカード
魂魄 妖忌
《魂魄 妖忌》
No.040 Character <
第一弾>
GRAZE(0)/NODE(7)/COST(3)
種族:人間/幽霊
速攻 先制
(自動γ):
〔このキャラクター〕は、ターン終了時に
スリープ状態の場合、あなたのデッキの下に戻る。
攻撃力(10)/耐久力(7)
「亂れたる世を治めむ爲に、殺人刀を用ゐて、已に治まる時は、活人劔ならずや」~柳生宗矩
(SP-35:「我が剣で出来ることをするだけだ」)
コメント
一方で、ただでさえ重い上に攻撃をするなどでスリープ状態になったままターンを終了すると、デッキの下へ戻ってしまう為場持ちが悪い。
相手の場に
ブロッカーがいないタイミングを見計らい攻撃する「歩く火力」と割り切って運用しようにも、
ノードを7枚も溜めていれば相手は警戒するため、安定性に欠ける。
また
森羅結界や
雲外蒼天、
十六夜 咲夜/10弾のような手札から攻撃を防ぐようなカードにも非常に弱い。
良くも悪くも、かなり割り切った使い方が要求されるキャラクターである。
例えば
ミニ八卦炉や
鬼符『ミッシングパワー』のようなカードと組み合わせると、かなり厄介な
アタッカーとなるだろう。
「どうせ場から消える」という視点なら
結束のパートナー候補としても面白い。破格の戦闘修正と
先制を付与しつつ自身のデメリットを大幅に軽減できる。
種族も人間と幽霊と組み合わせやすいのもポイント。
- 単体で使う以外にも、(自動γ)のデメリットを彩符『彩光乱舞』や霊符『夢想妙珠』などによってフォローすることで場に維持するという運用も可能。
先制持ちの攻撃力10・グレイズ0が継続的に攻撃して来るのだから相手としては溜まったものではないだろう。
- 高い攻撃力を持つのでリアニメイトの弾としても優秀。紅色の冥界や傀儡の死者といったカードとはデメリットを半ば共有しているので、その点でも優秀。ただし、幽霊という種族を活かせる死霊の復活とは、残念ながらアンチシナジーである。
- グレイズ0や先制など優秀な効果を多く持ち、場持ちも悪いその性質上、アンチカードもまた非常に多い。前述の手札から攻撃を防がれるカードの他にも、緑眼のジェラシーや十六夜 咲夜/1弾といったカードは致命傷になる。
- 反転攻勢、傀儡の死者のような「ターン終了時」に適用される(自動γ)を得た場合、どちらを先に解決するかの順番を決定できるため事実上「デッキの下に戻す」か「カードに書いてある効果を解決する」かを選べる。
関連
レミリア・スカーレット
《レミリア・スカーレット》
No.041 Character <
第一弾>
GRAZE(3)/NODE(7)/COST(6)
種族:吸血鬼
伝説 先制
(自動β):
〔このキャラクター〕が
プレイされて場に出た場合、〔あなたのデッキの上のカード3枚まで〕をあなたの場に
スリープ状態で
セットしても良い。以後、そのカードはキャラクター「サーヴァントフライヤー(GRAZE0、2/1種族:吸血鬼)」として扱う。
攻撃力(8)/耐久力(7)
「格の違いを見てみるのも良いわね」
(PR.018:「楽しい夜になりそうね」)
コメント
夜の女王で病弱っ娘。
非常に重いが、強力なスペックに加え小型のキャラクターを3体従えて登場する効果を持つ。
3体の
サーヴァントフライヤーは全て通常のキャラクターと同様に攻撃が可能であり、しかもグレイズ0。攻撃時のリスクが小さく、
ブロッカー潰しからライフ削りまでレミリアの手足となって働いてくれる。
本人の
戦術・戦闘力も非常に強力。
先制持ちの高攻撃力ゆえに、戦闘ではほとんどのキャラクターを一方的に
決死状態にすることが可能なので、出るだけで簡単に場を制圧してしまえる。
大型キャラクターとしてはグレイズ値もアタッカーとして平均的な3なので、返しのターンで強力なスペルなどで返り討ちといった事もまだ少ない。
ともあれ、とりあえずフィニッシャーに困ったなら、下手なカードを積むよりはノードを溜めてこのカードを出しておく方が間違いが無い、とまで言わせるほどに強力なカードである。
もちろん、出す前にライフを削りきられたり
瞋怒で無効にされたり、あるいは攻撃する前に除去されたりする事も十分ありえるので絶対視は出来ないのだが。
公式Q&Aより
- Q224.「デッキの上のカードを場にセットする」という効果は、裏向きのまま場にセットするのですか?
- A224.はい、特に指示のない場合は裏向きのままセットします。
- コメント
- このカードには玉兎/5弾のように「裏向きにし」という記述がないが、そもそもデッキのカードは裏向きであるため、特に指定がなくとも裏向きのままセットする。
関連
八意 永琳
《八意 永琳》
No.042 Character <
第一弾>
GRAZE(3)/NODE(8)/COST(4)
種族:人間
(自動α):
あなたの場に「蓬莱山 輝夜」がいない場合、以下の効果は無効になる。
(自動α):
〔このキャラクター〕の戦闘力は、あなたの場の戦闘力が最も高い「蓬莱山 輝夜」と常に同じになる。
攻撃力(8)/耐久力(6)
「あいにく私は、永遠に遊ぶ力は持っていないけど・・・・・・」
コメント
あらゆる薬に精通する月の民。
必要ノードの割には特殊なテキストを一切持っておらず、通常の方法で場に出しても殆ど旨みがないので基本的には
蓬莱山 輝夜/1弾とのコンボを前提としたデッキに投入される。
装備等によって輝夜の戦闘力が彼女を上回った場合でも戦闘力は等しくなる。
逆に、輝夜の耐久力の値が0になると同時に廃棄する羽目になるので注意。
具体的には、
セットした
神槍『スピア・ザ・グングニル』の能力使用に干渉され
浸蝕を喰らう等。
常に「蓬莱山 輝夜」の戦闘力を参照するので、場に輝夜が居る限り永琳に装備を持たせても
戦闘修正は得られない。
ただし、装備による効果は得られるので
ミニ八卦炉の
貫通等は常に有効である。
尚、基本的にこのカードを引いたり、冥界に送ったりしてはいけない。
蓬莱山 輝夜/1弾が呼び出せるのはデッキの中に眠る永琳だけだからである。
故に
香霖堂や
マナチャージとも相性が悪い。
もし引いてしまった場合は素直にノードに埋めるか、
恐ろしい波動で射出してしまおう。
公式QAより
- Q087.「No.42 八意 永琳」の2つ目の自動効果は、同じ戦闘力をもち、攻撃力と耐久力がそれぞれ異なる「蓬莱山 輝夜」が複数存在する場合、どの「蓬莱山 輝夜」の戦闘力と同じになりますか?
- A087.最も戦闘力の高い「蓬莱山 輝夜」が複数枚発生した時点で、どの「蓬莱山 輝夜」の戦闘力を適用するかを選択します。それ以降、戦闘力の変動が発生するたびに変更し直す事ができます。但し、戦闘力の変動が発生しない限り、参照する「蓬莱山 輝夜」を変更することは出来ません。
関連
※名称に「蓬莱山 輝夜」を含むカード
※「八意 永琳」を参照するカード
伊吹 萃香
《伊吹 萃香》
No.043 Character <
第一弾>
GRAZE(3)/NODE(8)/COST(4)
種族:鬼
伝説
(自動α):
〔あなた〕がコストを支払った結果によって
ノードが破棄された場合、そのカードは冥界に置く代わりに裏向きにして〔このキャラクター〕に
セットする。以後、そのカードは以下の効果を持つ呪符カード「霧」として扱う。
「
戦闘修正:+1/+1」
攻撃力(4)/耐久力(4)
「そろそろ遊びはお終いにしようかな」
(PR.025:「私と遊んで行かないかい?」)
コメント
酒呑みで宴会好きの鬼娘。
コストを支払うことでどこまでも大きくなるが、初期戦闘力は中堅クラス程度。
速攻系のデッキに対する抑止力としては弱いが、逆に言えば時間の経過と共に手が付けられないサイズになっていくため、フィニッシャーとしてはコスト4と比較的安く、低速系の
コントロールにとっては脅威となる。
さらに、継続的にコストを支払う手段さえあれば効率よくサイズを上げられるため、速攻系が相手でも十分な抑止力として機能する。
世界呪符や
幻想生物等、
維持コストを要求するカードや、起動にコストを要求するキャラクター能力がそれにあたり、このカードが採用されているデッキでは実際に良く使われている。
ただし、前者のようなタイプ、例えば
ミニ八卦炉は戦闘開始後にプレイした場合はその効果を使用できないし、既にいずれかのキャラに
ミニ八卦炉がセットされていても
「同一干渉内では、ある1つのカードが発生源の同一の効果は1度しか使用できない」
というルール上の制限があるため、相手の計算を狂わせることは難しい。
(もっとも、相手の計算を狂わせる必要がないのであれば、戦闘前に効果を多用するという手もないではない。その場合、ノードを使い切ってしまいいざというときに対処できなくなる可能性があるが……。)
逆に後者は
コマンドカードがプレイできるタイミングであれば一瞬でお好みの量だけコストを支払える上、単体で使用しても相手の計算を狂わせられるカードであるため意外と便利である。
関連
フランドール・スカーレット
《フランドール・スカーレット》
No.044 Character <
第一弾>
GRAZE(5)/NODE(8)/COST(6)
種族:吸血鬼
伝説 貫通
(自動β):
〔あなた〕は〔この
キャラクターカード〕をプレイする時、ライフポイントを6支払っても良い。支払った場合、このキャラクターカードの
必要ノードとコストを-3してプレイすることが出来る。
攻撃力(9)/耐久力(9)
「一緒に遊んでくれるのかしら?」
(PR.012:「あなたが、コンティニュー出来ないのさ!」)
コメント
495年の時を過ごした悪魔の妹。数少ない
種族:吸血鬼。
貫通を持ち、そこらの大型キャラクター以上のスペックを持ちながら、ライフを支払う事で中堅程度のノード・コストになれる効果を持つ。
(自動β)を使えば3~4ターン目、
産霊『ファーストピラミッド』まで併用すれば2~3ターン目に場に出す事が出来る。
代償としてライフを6点支払うが、相手の場が整っていないうちにこのサイズのキャラクターが出せるのなら安いものである。
しかし、高い
グレイズ値が災いし、攻撃した後には対策を取られてしまう事も多々ある。
死符『ギャストリドリーム』などで
決死状態されるならまだしも、
離反工作されたりすると目もあてられない状況になってしまう。
(自動β)は早出しする以外にも、コストを節約しある程度対策をとれるようにする使い方も出来るので、状況と相談しながらプレイしよう。
- 例え瞋怒や断罪裁判でプレイを無効にされてもライフ6点が返って来るような事は無い。
- Ver.3.0以前の公式ルールブックに掲載されていた「漫画で分かるVISION」では、このカード+禁忌『レーヴァテイン』+奇術『ミスディレクション』のコンボをパチュリー・ノーレッジが使用した。このコンボはこのカードを使う場合、今でも愛用されているコンボである。
- 余談だが、Ver.3.1以降の漫画では霧雨魔理沙がこのコンボを「私の編み出した必殺コンボ」と言って使用した。勿論真似ただけの戦術が通用するはずも無く…
- 「Vision Official Deck Case ~紅美鈴~」および「Vision Official Deck Case ~伊吹萃香~」封入特典、Revision Package、スターターデッキ地、Based StarterにPRカードとして何度も収録されており、入手は非常に容易となっている。
しかし、ニュー速回線氏のイラストは第一弾にしか収録されていない。第一弾は現在絶版となっているので、現在ではPRカードでは無い方が入手困難という珍しいカード。
関連
八雲 紫
《八雲 紫》
No.045 Character <
第一弾>
GRAZE(4)/NODE(9)/COST(5)
種族:妖怪
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘によって相手キャラクターを決死状態にした場合、〔その相手キャラクター〕は破棄される代わりにゲームから除外される。
攻撃力(8)/耐久力(10)
「その優しい火が~♪命取られて消えていく~♪」
コメント
幻想のスキマ妖怪。
倒した相手をスキマへ除外し、その効果を無効化する能力を持つ。
相手キャラクターを
破棄ではなく除外する事で
秘密結社や
リザレクションなどで再利用される事を防ぐ事が出来る。また
小野塚 小町/1弾や
西行寺 幽々子/1弾、変わった所では
転生術などの効果も無効化出来る。
ただどちらもこのカード自体が戦闘によって倒さなければならず、攻撃を仕掛けてでもこない限り能動的に発生させられない為確実性に欠ける。また無効化した所で劇的に効果を発揮するようなカードも今のところ無い。
それ自体は役に立たないわけではないが、あえて狙うほどの価値があるかは疑問が残る。
鈍重なスペック、戦闘力の割にはパッとせず、
伝説も所持しない為、いわゆる「強いだけ」の大型キャラクターになりがちである。
- テキスト修正により記述が二つに分けられ整理された。
関連
※「八雲 紫」を参照するカード
風見 幽香
《風見 幽香》
No.046 Character <
第一弾>
GRAZE(5)/NODE(9)/COST(7)
種族:妖怪
(自動γ):
〔このキャラクター〕が相手キャラクターを戦闘により
決死状態にした場合、〔相手プレイヤーの手札1枚〕を
無作為に選び、そのプレイヤーのノードにアクティブ状態で
セットする。
攻撃力(10)/耐久力(8)
「花を咲かせる事は、土の力なのです。だから、咲いたら土に還す事もお忘れ無く」
(PR.038:「地獄にはどういう花が咲いているのでしょう。さぞかし悪い事した花なんでしょうね」)
コメント
四季のフラワーマスター。
八雲 紫/1弾と並ぶ、最上級の戦闘力を持った妖怪キャラクターである。
第一弾のセットの中では、最高のコストを誇るキャラクター。
10弾発売までは合計値が最も高いカードであった。(現在は
八意 永琳/10弾の10N7C)
それでも高ノードなので
月都万象展でこのカードを公開すれば、ほぼ確実に場に出すことができる
まともに運用するのならば普通に
プレイしようとするのは無謀なので、
大妖怪降臨、
夜雀の歌声、
月都万象展などのサポートカードで出すのが望ましいだろう。
このキャラクターの
アドバンテージは、ずばり「戦闘力」である。
二つの能力は、それぞれがそれぞれを補い合い、結果として
伊吹 萃香/1弾に匹敵するほどの高い成長性を可能としている。
また一つ目の能力はノーコストで付与される
ハンデス効果と言えるので、相手に反撃されるリスクを少しだけ和らげ、その高い戦闘力という利点を生かす形になっている。
欠点は、高い
グレイズに加え上記の能力のせいで、相手に攻撃が通っても通らなくても相手に恩恵を与えてしまう事。また相手にとって見れば
コマンドカード等でアクティブノードを
スリープノードに変えてしまえばそれだけで弱体化してしまえるため、戦闘力が一定せずある程度の不確定要素を余儀無くされるというリスクも持っている。
伝説を所持せず、以前は特に強力なシナジーを持つカードが限られていた為芸の無さが目に付く事が多かったが、対応するスペルである
幻想『花鳥風月、嘯風弄月』により
白玉楼の幻闘などのコマンドカードを確実に防ぐ事が出来るようになり、さらに
豊作『穀物神の約束』とのコンボで一撃必殺を狙う事も可能となったので、それらのサポートを駆使して上手く使いこなしたい。
関連
四季映姫・ヤマザナドゥ
《四季映姫・ヤマザナドゥ》
No.047 Character <
第一弾>
GRAZE(5)/NODE(10)/COST(5)
種族:閻魔
伝説
(自動γ):
相手プレイヤーのカードのプレイが無効になった場合、〔相手プレイヤー〕に2
ダメージを与える。
攻撃力(11)/耐久力(10)
「罪を償う機会を与えましょう」
コメント
閻魔様。ヤマザナドゥは役職名である。
第十弾環境の現在でなお最高ノード所持者の一枚として君臨している(
連結を除けばもう一枚は
八意 永琳/10弾。ちなみに最高コストは
天魔)。
当然普通に出すのはかなり困難を極め、戦闘力もそれに相応しいだけの11/10という、大型を越えて巨大とすら言えるステータスを誇る。
効果はほぼ空気である。もちろん
コマンドカードによる
カウンターが強力なこのゲームで使う機会自体は少なく無いだろうが、敢えて狙うほどの旨味も無い。
つまり効果無し、戦術無し、伝説を所持こそしているが専用の
神器は無し、と見事とすら言えるほど
シナジー性に欠けるカードとなっている。
確かに一度でも攻撃を通せば致命傷だが、逆に言えばその一度が極端に難しく、除去やカウンターで凌がれた場合の被害も凄まじい。
その為、同じ大型キャラクターでも「ただ強いだけ」のこのカードよりは他のキャラクターの方が幾分マシ、と判断される場合が多い。2~3点の戦闘力の優位性よりは効果の優秀さを取りたいのがTCGの常というものだろう。
ただ、唯一の種族である
閻魔を持つ為
光学迷彩スーツとの相性は非常に良い。
また
冥符『紅色の冥界』による冥界利用や
反転攻勢、あるいは
月都万象展によるノード・コストを無視したぶん回しなど、「戦闘力が高い大型キャラクターである」事が前提条件であるカードの弾として使う分には何も問題は無い(もちろんその場合も、他の大型キャラクターで代用した方が良い場合がほとんどなのだが)。
関連
西行妖
《西行妖》
No.048 Character <
第一弾>
GRAZE(4)/NODE(-)/COST(-)
種族:幽霊
(自動γ):
あなたのターン終了時、〔相手プレイヤー1人〕に4
ダメージを与える。
攻撃力(8)/耐久力(16)
身のうさを思ひしらでややみなまし そむくならひのなき世なりせば
コメント
そのヤケクソのような耐久力と、毎ターン4ダメージを与えるという
(自動γ)により、場に出ただけでゲームを制圧してしまえるだけのパワーを持つ。
特に
戦術などは持っていないものの攻撃力8と十分以上に高く、そんな物に頼らずとも戦闘において優位に立てる。さらに攻撃が通れば1ターンに12点ものダメージを与えることが出来る。
むろん攻撃せずに、
グレイズ0の4点火力を持つ巨大ブロッカーとして運用することも出来る。相手の
ノード状況などにより使いわけよう。
ただし、除去耐性を一切持っていないという弱点がある。ただ除去されるならまだしも、万一
離反工作が通ってしまった場合はこちらが悶絶することになってしまうので注意。
第一弾時点では
西行妖、開花…か、使い捨て前提で
冥符『紅色の冥界』で場に出すしか方法がなかったが、弾が進むにつれて咲かせる方法が増えていっている。
現在においては
死霊の復活によって
リアニメイトするのが最も手軽で強力だろう。ハンド1枚+1コストがフィニッシャーに変化するという、その圧倒的なコストパフォーマンスには眼を見張るものがあり、非常に使いやすくなった。
また
『反魂蝶』を勝ち手段に据えたデッキには当然3枚積まれる。かつては浪漫の象徴とまで言われたこのカードであるが、カードプールの増加によって日の目を見た珍しい一例と言える。
しかし難点も存在する。
このカードはあくまでコンボを利用して場に出ることが前提のカードである。単体では何もできないというデメリットがある以上、事故の要因になりやすい。
初手に来てしまった場合はノードに気軽に埋められるカードと考えてもいいかもしれないが、手札が少なくなる後半に引いてきてしまった場合は実質1ターンドローが止まったようなものである。
逆にこのカードが
冥界に落ちているのに
リアニメイトするカードを引けない、といった事態も考えられるため、このカードに頼り過ぎない構成にしたほうがいいかもしれない。
また
禁弾『カタディオプトリック』に引っかかってしまう。ターン終了時に必ず発生してしまう自動効果であるがゆえに避けようがないのも痛い。
ほぼ最高の除去耐性を付与する
頓悟を付けてサポートしても
破棄されてしまうため、最悪のアンチカードと言えるだろう。
さらに、主な場に出す手段がリアニメイトであるこのカードは
無縁塚にも弱い。どちらもサイドボードによく採用されるカードであるため、特に注意する必要があるだろう。
- 『Phantom Magic Vision All Japan Championship 2011』では、このカードを切札に据えたデッキがベスト16に入賞していた。第一弾環境からは考えられない事である。
- 夜雀の歌声で出した場合、表になると同時に自動効果で4ダメージを与えることができる。
関連
夜符『ナイトバード』
《夜符「ナイトバード」》
No.049 Spell <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1) 術者:ルーミア
攻撃力(2)/耐久力(2)
夜行性、薄明活動型の鳥類はけして少なくない。それ故、闇に紛れた疑攻撃は思わぬ戦力となる。
(SP-36:夜行性の鳥は光に対して敏感に感じる組織を持ち、闇に紛れた襲撃を可能とする。)
コメント
序盤のキャラクター展開に貢献していたのも今は昔。
幻想生物のエラッタによりスリープ状態で場に出るようになった為通常のキャラクターと全く同じ性能になり、ただでさえ能力が一切無い上に
蠢符『リトルバグ』のような攻撃性も無い為、今では非常に影が薄いカードとなった。
場に居て困る事は少ないが、このカードよりはずっと使えるカードが豊富にあるという意味で、かなり不遇な扱いを受けているカード。
一応、
維持コストの無い
幻想生物なので他のキャラクターと一緒に展開出来るメリットは残っているが、そこまでして1ターン目にキャラクターを展開しても攻撃出来るのはそれ以降なので、普通に
ルナサ・プリズムリバー/1弾のような
奇襲・
速攻持ちを2~3ターン目に出して殴らせる方が遥かに有用である。
- 1ノードで戦闘力が2/2あるのはこのカードと黒猫/5弾、ナズーリン/7弾、黒猫/10弾の4枚。2/2越えとなると他にも存在するが何かしらデメリットがあるので2/2は1ノード帯の最高戦闘力と見て良いだろう。
関連
白符『アンデュレイションレイ』
《白符「アンデュレイションレイ」》
目標の〔相手プレイヤー1人〕に2
ダメージを与える。
その光線は唯一点を目指して放たれた。
コメント
レティ・ホワイトロックの
スペルカード。
シンプルなプレイヤーを対象にした火力。
このゲームにおいて「出してすぐダメージになる」希少な効果を持つカードだが、ダメージはたった2点とかなり頼りない。
もしキャラクターによる攻撃ダメージの底上げとして使うにしても
ミニ八卦炉の下位互換であり、汎用性の面を考えても手札1枚コスト1点に見合う効果とはお世辞にも言えない。
相手に直接ダメージを与える火力カードが数多く登場した今でも、
バーンデッキに採用するなら他にもっと強いカードが存在している事からも使いづらさに拍車を掛けている。
序盤から使える
グレイズを与えない2点ダメージという点に着目しても、強力なカテゴリ「プリズムリバー」の一員でもある
ルナサ・プリズムリバー/1弾を採用したほうが遥かに使い勝手が良い。
大災厄使用後のトドメとして使うにしても、もっと使いやすい火力カードはいくらでもある。これでコストが0ならば話も変わって来るのだが、現状では明らかにコスト対効果が見合わない感は否めないカードと言える。これから先、活躍の機会があっても
ワンターンキルデッキに使われるくらいだろう。
- ある意味、最も「第一弾らしさ」が出たカードではある。
- ダメージ量では無く「ダメージを与える」という点のみを主眼とするなら騒符『ソウルゴーハッピー』などとのコンボも有効となるが、当然そこまで労力を掛ける必要性がまず無いのが現実。
- このカードの2.5倍のダメージを与える要石『天地開闢プレス』や、セットカード1枚でもこのカードと同じ火力になる釣瓶『ウェルディストラクター』の登場で、このカードの存在意義はほぼ消滅した。
- 公式ルールブックに掲載されている「漫画で分かるVISION」では、パチュリー・ノーレッジが霧雨 魔理沙をこのカードでトドメを刺した。魔理沙からすれば屈辱以外の何物でも無いだろう。
- Ver.3.1以降の公式ルールブックに掲載されている「漫画で分かるVISION」では、霧雨 魔理沙が博麗 霊夢をこのカードでトドメを刺そうとした。しかし霊夢の放ったブロッケンの妖怪で返り討ちにされてしまった。
関連
蠢符『リトルバグ』
《蠢符「リトルバグ」》
No.051 Spell <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1) 術者:リグル・ナイトバグ
(自動γ):
〔このキャラクター〕は
ダメージを受けた場合、破棄される。
攻撃力(3)/耐久力(3)
高い集団攻撃力を誇る反面、ふとしたことで統率が崩れるという欠点がある
コメント
このカードの実質的な戦闘力は3/1である。もちろん
神術『吸血鬼幻想』などの強化カードによって耐久力を増やしても意味が無いという点から、同じ耐久1よりも脆い。
その代わり、1ノードキャラクターにしては高い攻撃力を持つ。
どうせ
奇襲や
幻想生物を持ちこのカードレベルの戦闘力を持つキャラクターは3ノードまでいないので、優秀な小型アタッカーが揃う2ノード帯のサポートとして、小型速攻で他に入れるカードも無いなら数枚差し込んでも悪くない、ぐらいの性能は期待出来る。
逆にそこまでして1ターン目に動きたい場合を除いて、他にいくらでも優秀なアタッカーがいる中で手札一枚分の価値が薄いのも事実なのだが。
- 耐久力自体は3あるので、秋の女神セット用として使えたりもする。
関連
雹符『ヘイルストーム』
《雹符「ヘイルストーム」》
降り注ぐ雹に、か弱いものたちはなす術も無く逃げ惑うしかない。
コメント
敵味方問わず、場に出ているキャラクター全てに
狙撃を行うスペル。
自分の使うカードをしっかり把握してから使うようにしよう。
狙撃に比べ、小回りが利かないのが弱点だったりもするから。
ダメージ系スペル全般に言えることだが、
魔導書と非常に相性がいい。
2枚あると種族関係なく撃たれる
疾風『風神少女』となる。
関連
仙符『鳳凰卵』
《仙符「鳳凰卵」》
瑞鳥鳳凰は聖天子降臨の先触れである。
コメント
1~2ターン目に撃たれると展開速度でかなり負ける。
コントロール・ロック系でならば相手の行動を制限するのに使えるかもしれない。
関連
鷹符『イルスタードダイブ』
《鷹符「イルスタードダイブ」》
ターン終了時まで、目標の〔「
種族:妖怪」を持つキャラクター1枚〕は「隠密」を得る。
闇夜に乗じた妖怪の攻撃は、到底人の目に捉えられるものでは無い
コメント
また、攻撃が通りやすくなるだけで、
奇術『ミスディレクション』のようにダメージを底上げする効果はない。スペルカードなのでコンバットトリックにも使えず、手札を1枚切る価値、そもそもデッキに投入する価値があるかは熟考を要するだろう。
第一弾の頃のカードパワーを象徴するようなカードである。
関連
彩符『彩光乱舞』
《彩符「彩光乱舞」》
No.055 Spell <
第一弾>
NODE(3)/COST(1) 術者:紅 美鈴
効果範囲:その他
発動期間:
世界呪符
弾幕の美しさを競う決闘ルールにおいて見れば、このスペルは脅威と言えよう。
コメント
維持コストがそれなりに高いため、
術者を据えての運用が望ましいが、その特性上
マナチャージ持ちが一人でもいれば、維持コストが毎ターン払える。よって無理やり維持しようとすれば出来ないことはない。
マナチャージャーが複数体並べば加速度的に
ノードが増えていくため、冥界を継続的に肥やす手段として使えなくもないが、デッキの枚数が勢い良く減っていくのでその点に注意する必要があるだろう。
秋 穣子/11弾はデッキを削らずに
維持コストを用意しつつ、さらに本来の仕事も追加のアクティブフェイズで行えるので非常に相性が良い。さらに
術者を据えるとノードはまさに使い放題と言える状態になる。
- 夢符『封魔陣』がセットされているキャラクターがいる場合は、まず夢符『封魔陣』の効果でスリープ状態になってから、追加のアクティブフェイズでアクティブに戻ることになる。
- 相手の警戒も再度発生する。殆どの場合は無視出来るが、伝統の墨守チーム等には注意したい。
関連
産霊『ファーストピラミッド』
《産霊「ファーストピラミッド」》
日本の山の中には神を祀る祭壇としての、人工的なピラミッドがあるとする説がある。
コメント
待機中の効果を発生させるカードの1枚。
「重複しない」の記述がないため、(使用した枚数)×2 だけ必要ノードを減少させられる。
当然というべきかノーコストで撃て、キャラクターは重くなればなるほどノード>コストになる傾向があるので、通常より早くキャラクターをプレイ出来る。
月都万象展との違いは、スペルカードであるため
魔法研究の
サーチ対象である点と、半端なノード・コストのキャラクターをプレイする際の手助けになる事。
特に
術者である
上白沢 慧音(白沢)/3弾や
蓬莱山 輝夜/1弾のようなノードの割に極端にコストが低いキャラクターとは非常に相性が良い。
またキャラクター自体は正規の手段でプレイを行っているため、プレイ時に発生する
自動効果を目的に場に出す際にも有効になる。中堅クラス~重量級を手早く出すために用いられ、序盤の加速用としても十分利用価値がある。
ただし注意したいのが、あくまでキャラクターのプレイを少し楽にするだけの効果であり、このカード自体は一枚分のディス
アドバンテージであるという事。使う必要があまり無いのに無理に使っても息切れを招くばかりである。
また前述のように正規の手段でプレイを行わなくてはならないので、逆に言えば
奇襲でも持っていない限り他のキャラクターと一緒にプレイする事が出来ない事も意味する。
- このカードで必要ノードをいくら減らしても、コスト分は結局必要になる点に注意。例えばレミリア・スカーレット/1弾に使うとノード5コスト6となるが、コスト6を支払う為に結局ノード6枚必要になるので、実質的にはノード6コスト6になるわけである。このようにコストが非常に高いキャラクターカードはあまり恩恵を受ける事が出来ない。
- プレイ時の必要ノードを-2しているだけであり、ノード自体を変えているわけではない。場に出てからは記述されているノードのキャラクターとして扱う。
- そのターンにキャラクターをプレイしたか否かにかかわらず、ターン終了時には必要ノード軽減の効果は消失してしまう。
関連
人界剣『悟入幻想』
《人界剣「悟入幻想」》
人界とは仏教の十界の一つ。欲に駆られなければ、来世でも平均的なものを持って生まれる。
(PR.004:白刃一閃の刹那、無心の境地に達する。)
Illustration:
是印(PR.004:
香水草)
コメント
キャラクター1体に
効果ダメージを与える、実にシンプルな火力カード。
それだけに汎用性は高く、キャラクター除去の基本形として高い採用率を誇るカード。
同系統の
紅符『スカーレットシュート』と比べると、3ダメージというのは十分なようでいて多少の心許なさを拭い得ない。
だが、「これ1枚で処分できるキャラクター」で放置すると厄介なキャラは案外多く、そう言ったキャラクターを非常に安価に無力化してしまえるので使い勝手が良い。
ではこのカード一枚で
決死状態に出来ないキャラには全く不要かというと、一概にそうとも言えない。
戦闘前にこれを撃っておけば、破棄されたくないキャラならブロッカーとしてぶつけてくる事を躊躇させる事も出来るだろうし、こちらが
先制なり
貫通なりを持っていればより厄介になる。
また
他のカードと一緒に使って4点、6点、8点とダメージを伸ばしたり、
浸蝕で耐久を3以下にした上で撃って破棄したり等、シンプルなだけにここぞと言う局面で役に立ったりする事も珍しくない。
とはいえ、やはりこのカードだけでは力不足を感じる事も多く、特に相手の主力カードを除去するとなると、当然相手も対策をして来てしかるべきカードなのでそう簡単には通してくれないだろう。
効果ダメージである都合上、
白楼剣など「戦闘力の強化」による対策が可能な分確実性に欠けるのも事実。
確かに常に警戒すべきカードではあるが、「あって当然」という思考は危険なので注意したい。
- 第二弾以降は全体的にこのカードのダメージ量である「3点」を基準に考えられたカードが多い。そのシンプルさが環境の一つの基準とされるほど評価されたわけである。
- 爆符『メガフレア』や電符『雷鼓弾』といった目標を取らない強力な全体除去カードや、緑眼のジェラシーといった直接決死状態にする汎用性の高いカードの登場により、昔ほどの採用率では無くなっている。それでも3点ダメージが優秀な除去になるのは変わらない。
関連
魔符『アーティフルサクリファイス』
《魔符「アーティフルサクリファイス」》
〔あなたの場にいる任意の枚数の「人形」を持つキャラクター〕を破棄する。その後、〔相手プレイヤー1人〕にX
ダメージを与える。Xはこの効果で破棄したキャラクターの枚数の2倍に等しい。
意思を持たないがゆえの恐ろしさである。
コメント
アリス・マーガトロイドの
スペルカード。
人形を生け贄にプレイヤーへダメージを与えるスペル。
人形を所持するキャラクターもそこそこ増え、そして全体的に素直に相手にライフダメージを与えるカードが不遇なこのゲームでそこそこ効率の良いダメージを与えられるので、
人形さえ場に揃えられればその有用性はなかなかのもの。
- 破棄枚数を決定するのは解決時なので、プレイの干渉で森羅結界を使われた場合、0枚を破棄すればダメージを回復されることはない。
- 和蘭人形が場にある場合はそれを破棄すれば自動効果のダメージに森羅結界の効果を使用させ、このスペルのダメージはそのまま通すことができる。
関連
奇術『ミスディレクション』
《奇術「ミスディレクション」》
目標の〔キャラクター1枚〕を
スリープ状態にする。その後、目標の〔別のキャラクター1枚〕を
アクティブ状態にする。
観客の注意や視線を都合の悪い部分からそらせる手品技術。魔法が起きたような錯覚をもたらす。
(SP-22:意図的に作った別の目的に敵の視線を逸らし、裏に隠された真の目的を達成する。)
コメント
スペルカードという都合上、防御よりも攻撃的に使われることが多い。
一度攻撃をしたキャラクターや場に出たばかりのキャラクターがこれで起きて攻撃を加えてくることも珍しくはない。特に大型キャラクターとこのカードを組み合わせれば、相手の小型のブロッカーを除去しつつ擬似的な
速攻を得られるので非常に強力である。
テキストの都合上、「誰かをスリープ状態に出来なければ、アクティブ状態にも出来ない」ので注意。
強力ではあるが、スリープ状態にするという効果は通常の
除去と比べ、いわば「その場しのぎ」でしかないので、結局はその一撃で勝負を決められるというような状況で無い限り有効活用は難しいのがネック。
このカードの主眼は「アクティブに出来る」効果であり、「スリープに出来る」効果はその副産物程度に考えておくと良い。
- 同じく攻撃・防御を可能とさせる後続カードに葉団扇や密命がある。ただしいずれもコスト対効果だけ見ればこのカードより劣る。アクティブにする効果だけを見るならば、後輩の幻象『ルナクロック』の方が必要ノードが低く優秀。
- エラッタにより、コストが0→1へ上がり、効果範囲のアイコンが修正された。
公式Q&Aより
- Q030.「スリープ状態にする」という効果は、既にスリープ状態のカードを対象にすることは出来ますか?
- A030.「アクティブ状態のカード」等といった条件がついていなければ、出来ます。ただし、このカードの効果によってスリープ状態にしていないため、効果の解決に失敗したと見なします。そのため、「スリープ状態にする。その後~」といった効果の場合は「その後」以下は解決出来ません。
- コメント
- このカードの場合、アクティブ状態である、という指定はないためスリープ状態のキャラクターを目標とすることはできる。しかしその場合アクティブにすることはできない。
関連
時符『プライベートスクウェア』
《時符「プライベートスクウェア」》
ターン終了時まで、目標の〔キャラクター1枚〕が
戦闘ダメージを受ける場合、そのダメージを無効とし、Xダメージを〔そのキャラクターのプレイヤー〕に与える。Xはこの効果で無効にした戦闘ダメージの値に等しい。
(自動β):
〔このカード〕が
プレイされたターンの終了時、このカードは手札に戻る。
相対性理論によれば、時間が遅れると空間も縮む。
時を操ることで完全なる空間が生まれる
コメント
相手の防御してきそうなキャラに撃ってプレイヤーに
ダメージを通したり、自分のキャラクターに使って防御されて死ぬことがないようにしたり出来る。
あくまでプレイヤーが肩代わりしているので、ライフの残量には注意を。
上記の効果も悪くは無いのだが、どちらかと言えば
小悪魔/1弾のサポートカードとして使われる場合が多い。
どれだけ使ってもターン終了時にノーコストで手札に戻ってくるので、例え一枚でもデッキに入っていれば
魔法研究から引っ張って来てコンボを組めるので、これらのカードを使うなら大いに採用の余地があるだろう。
(自動β)はあくまでプレイした解決した場合の効果であり、
などの場合は手札に戻らない。
- 無効化するのはあくまで戦闘ダメージだけであり効果ダメージを無効化することは出来ない。
- 2008年5月2日より、ルールサマリー加筆に伴うテキスト変更が加えられた。
関連
狂符『幻視調律(ビジョナリチューニング)』
《狂符「幻視調律(ビジョナリチューニング)」》
【呪符】
攻撃力(-3)/耐久力(-)
月の兎の瞳を見ると、真っ直ぐ飛べなくなる。
コメント
セットしたキャラクターの攻撃力を3点下げるスペル。
非常に地味だが、その効果はバカには出来ない。
軽量キャラクターならばセットされた瞬間にほぼ役立たずとなり、或る程度の攻撃力を持ったキャラクターでも、
グレイズ値と
ダメージの効率が劇的に悪くなる。
低速で展開するデッキが序盤の攻勢を止めるためのカードとして非常に優秀であろう。
関連
※「幻視調律」を参照するカード
夢符『封魔陣』
《夢符「封魔陣」》
【呪符】
札による包囲で行動は著しく制限される。
コメント
博麗 霊夢の
スペルカード。
セットされたキャラクターのコントローラーのメインフェイズ終了時に強制的にスリープ状態になる。
セットされているなら、
彩符『彩光乱舞』や
蟲の知らせ等がない限り相手のターンでは必ずスリープ状態になっている。
コストも低く、単純に戦闘力の高いブロッカーや
メディスン・メランコリーのような能力ブロッカー封じとして有用だが、防御そのものを封じているわけでは無い為注意。
ただ、どちらの用途にしてもあまり汎用性に優れているとは言えず、効かない相手にはとことん効かない効果であるのがその評価を下げがちである。
関連
霊符『夢想封印 集』
《霊符「夢想封印 集」》
彼女は妖怪を見付けると、情け容赦なく必ず退治する。
(PR.003:妖怪は彼女と出合ったとき、その不運を呪うことだろう。)
コメント
また
吸血のように相手の種族を妖怪に変える手段も無い以上、
他のカードとの
シナジーを期待する事さえ不可能で、完全に相手依存という辛い立ち位置にある除去カードである。
- 2008/11/30のエラッタによりコストが(2)→(1)になった。
- 公式音楽CD「Sound Vision~幻視調律」の初回ロットにプロモーションカードとして封入されていたが、これはエラッタ前の物であり、コストが(2)のままなので注意。
関連
恋符『マスタースパーク』
《恋符「マスタースパーク」》
〔あなたの手札2枚〕を破棄する。その後、〔全てのキャラクター〕を
決死状態にする。
圧倒的な破壊力は膨大な魔力と引き換えに与えられる。
(PR.001:弾幕はパワー。光の砲撃が解き放たれた後には何一つ残らない。)
コメント
永江 衣玖/5弾や
紅 美鈴/9弾と組み合わせてこのカードを
プレイすると、相手の場だけ壊滅させる事の出来る全体除去に早変わりする。
両者共に場に出す事自体は容易い。このカードを使うならこのコンボをなんとかして決めたい所である。
基本的には強力なカードであるが、代償として手札を2枚捨てる必要がある。手札の重要性の高いこのゲームでこれはかなり痛い。使うのならば、それなりの準備をしてからぶっ放そう。
- 手札が1枚以下の場合、「その後」の一文により破棄効果は不発になる。その場合は1枚の手札を捨てる必要は無い。
- 手札を破棄するのは解決時。プレイをディゾルブスペルなどで無効にされた場合、手札を捨てる必要は無い。
関連
星符『ドラゴンメテオ』
《星符「ドラゴンメテオ」》
〔あなたの手札2枚〕を破棄する。その後、〔全ての
ノード〕を破棄する。
彼女が星に因んだ魔法を使うようになったのには、渾天儀による影響があるのだろう。
コメント
やっぱり手札2枚を捨てないとならないが、撃ったあとはノードなぞ残らないのでそれほど問題にはならない。
ロックをかけるのはいいが、攻撃による
グレイズで反撃のためのカードを使われないよう、使用後はプリズムリバーなどの低グレイズキャラクターで攻めるか、短期決戦で行くのが望ましいと思われる。
また、
幻想の四季を干渉で用いる事で、一時的にこちらのノードを退避させて相手だけ一方的にノード0に持ち込むという芸当も出来る。
ただどちらも手札コストを必要とするので、
銀ナイフによるフォローは不可欠となるだろうが、決まれば短期的とは言えかなり強力なロックが成立する。
- エラッタにより、手札を2枚捨てる必要があるようになった。
関連
木符『シルフィホルン』
《木符「シルフィホルン」》
No.066 Spell <
第一弾>
GRAZE(1)/NODE(4)/COST(2) 術者:パチュリー・ノーレッジ
(常時)0:
〔このキャラクター〕を
アクティブ状態にする。その後、ターン終了時までこのキャラクターは「
戦闘修正:-2/-2」を得る。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
攻撃力(4)/耐久力(4)
四大精霊のうち、風を司る精霊であるシルフを使役する。
(PR.019:四大精霊のうち、風を司る精霊であるシルフは美しい女の姿で現れる。)
コメント
コスト相応の戦闘力。その割に低い
グレイズ。極め付けに自力で
アクティブ状態になることの出来るその能力。実質
警戒を持った4/4アタッカーとして考えても良いだろう。
維持コストが必要だが、そのポテンシャルは非常に高く、相手が防御出来ない状態ならば連続で攻撃を決めることが出来る。
防御されなければ攻撃修正が実質倍になるので大きな戦闘修正を得られるカードと相性がいい。
- かつて事あるごとにワンショットで人々にトラウマを焼き付けてきたこのカードも12/11/23付けのエラッタで起動効果の起動がターン1度となり、大幅に弱体化。
- イエローサブマリンの購入特典としてイラスト違いのプロモーションカードが存在する。幻想生物としては珍しい擬人化されたイラストが特徴的。
- リニューアル版では戦闘力が-/-となっている。勿論、戦闘力はいつも通り4/4なので勘違いしないようにしよう。
- 本来プロモーションカードは少々異なるイラストだったのだが、イラストレーターが間違えて趣味丸出しバージョンである差分を納品してしまったためこのイラストとなってしまった…らしい。
関連
式弾『ユーニラタルコンタクト』
《式弾「ユーニラタルコンタクト」》
No.067 Spell <
第一弾>
NODE(4)/COST(2) 術者:八雲 藍
効果範囲:その他
発動期間:
世界呪符
(相手ターン)0:
目標の〔キャラクター1枚〕の攻撃を取り消す。その後、〔あなたの冥界の上のカード1枚〕を
裏向きにして、〔このカード〕に
セットする。セット出来ない場合、このカードを破棄する。
【(自動γ):
〔このカード〕にセットされているカードが3枚以上になった場合、このカードを破棄する。】
あまりに長い間式変化していたため、
自分が式神ということを忘れてしまったのかもしれない。
コメント
八雲 藍の
スペルカード。
3回までの制限があるが、相手の攻撃を取り消すことが出来る。
使う使わないは自由に選べるので、取り消したい攻撃だけを任意で取り消せるおかげで柔軟性が高く、攻撃に対してのみならある程度長い時間を稼ぐ事が出来る。
ただし維持コストがある為、あまり長く維持しすぎてもコストを食うだけなので、不必要だと思ったら
メンテナンスフェイズに維持コストを無視するか手当たり次第攻撃を取り消すなりしてばっさり
破棄してやる必要がある。
短期的に攻撃を封じたいなら
常闇や
自警団の方が使いやすいので、敢えてこちらを使うならやはり「八雲 藍」を術者に据えての耐久戦が主となるか。
また維持コストとしては控え目なので、
伊吹 萃香/1弾強化用のコスト発生装置として使うという用途も無くは無い。
「相手ターン」のみにしか能力を使えない点に注意。
ルーミア/1弾のように自分の場のキャラクターの攻撃を取り消す事は不可能である。
- エラッタによりノードが3→4になり、維持コストが追加された。ほぼ出し得カードだったので仕方ないだろう。
- テキスト修正により「3枚」→「3枚以上」になった。
- かつてはその強さからニラという通称でよく呼ばれていた。現在では話題になる事がほとんど無いせいか若干廃れ気味である。
関連
冥符『紅色の冥界』
《冥符「紅色の冥界」》
No.068 Spell <
第一弾>
NODE(5)/COST(3) 術者:レミリア・スカーレット
効果範囲:その他
発動期間:
世界呪符
(自分ターン)(1)
(S):
目標の〔あなたの冥界にある
キャラクターカード1枚〕を、あなたの場にアクティブ状態で出す。ターン終了時まで、そのキャラクターは「
種族:吸血鬼」に変更され、以下の効果を得る。
吸血鬼の誕生は、一度埋葬された死者が夜中に復活してのものと伝えられている。
(PR.005:吸血鬼として蘇った者は、更に眷族を増やすべく行動する。)
(SP-29:死者が吸血鬼として甦り、現世を紅く染め上げる。)
コメント
プレイコスト、起動コスト、維持コストと実に
ノードに優しくないスペックだが、プレイしたターンにそのまま効果を使えるので、使い捨てとして考えてもノード5コスト4で擬似
奇襲速攻持ちとそこらの大型キャラクターを出す分には十分過ぎる奇襲性を持つ。
当然維持しきれれば、毎ターン1キャラを
冥界から出し相手にぶつけることが出来る為、大型キャラクターの弾が続く限り高い
ダメージソースを量産し続ける、扱い辛さに見合った凶悪な決定力を持つカードである。
効率的に使いたいなら手札にかさ張るより前にノードに伏せてとっとと
破棄したり、
黄泉の舟や
反転攻勢などで能動的にデッキからキャラクターを落とす手段を用いたりするのが望ましい。
- 目標の指定は効果の起動時。起動コスト1をスリープノードに仕込んであったキャラクターで支払い、このカードの効果でその冥界に落としたキャラクターを場に出す、といったことは出来ない。
- 除外する効果はこのカードの効果ではなく、キャラクターが得ている物である。よって、キャラクターを出した後にこのカードを破棄したり、対抗魔術を使ったりしても、ゲームから除外される効果からは逃れられない。
- 裏向きにはなっていないので迷ひ家で次のターン問題なく帰ってくる。その場合除外する必要性は無い。
- 元はノード4コスト2というコストパフォーマンスでも速攻性でも優れたノード帯だった。さすがに強すぎたのか、エラッタによって今のノード5コスト3になった。ちなみに、VISIONで最初にエラッタを受けたカードのひとつである。
- 2009/08/15、リニューアル版テキストに対してさらにテキスト修正が発表されている。
- 誤:メインフェイズ終了時
- 正:ディスカードフェイズ終了時
関連
神槍『スピア・ザ・グングニル』
《神槍「スピア・ザ・グングニル」》
【装備】 神器 貫通
(常時)0:
ターン終了時まで〔このキャラクター〕は「
戦闘修正:+X/-X」を得る。Xはこのキャラクターの本来の耐久力-1に等しい。この効果を使用した場合、このキャラクターの戦闘終了時に、〔このキャラクターにセットされている「スピア・ザ・グングニル」〕は手札に戻る。
攻撃力(+7)/耐久力(-)
オーディンが所持していたという伝説の槍。
槍の持つ魔力により、貫けないものは存在しない。
コメント
レミリア・スカーレットの
スペルカード。
高い攻撃補正に加え
貫通の戦術付与と一時的な攻撃補正の効果を持つ最も攻撃的な
神器。
とにかく攻撃的な性質を持っている。それは耐久力の補正が全く無い(むしろ効果を使うと減る)という点からも如実に現れていると言えるだろう。
攻撃+7で
貫通というデタラメな補正はさすが
神器と言った所で、元々の攻撃力次第では一撃がかなりの致命傷と成り得る。
また
術者なためコストを無視でき、元々
先制を持つ
レミリア・スカーレット/1弾とは素晴らしく相性が良い。
またその能力により、一時的ではあるが(耐久力-1)分の数値を攻撃力に上乗せする事でさらに攻撃性を高める事も出来る。ただし、この効果を使うと大抵は耐久力が1になってしまう点に注意。
一撃で決める際には有効ではあるが、同時に
不意打ちなど
コマンドカードにより妨害されてしまうリスクも発生するので、よほどこの一撃に全てを掛けているので無ければ無理に使うのは命取りになりやすい。
また使用後は手札に戻るので、レミリアを
術者に据えているのでも無い限り余分にプレイコストが掛かってしまうので、ここぞと言う局面以外ではあまり使用しないほうが良いだろう。
またその攻撃性を多少抑制する意味合いか、
セット時にキャラクターが
スリープになってしまうデメリットも持つ。プレイしたばかりのキャラに貼り付けられればほぼ意味の無い効果だが、一度でも
アクティブになったキャラなら攻撃のチャンスを潰してまでこのカードを
セットする事を意味するので、手札に引いた場合本当に
セットさせるべきかどうか場の状況を良く見て判断したい。
しかし、攻撃を行っている最中にこのカードを
新兵器開発や
魔界の幻船(第3効果)などから場に出せばデメリットは気にならなくなる。デッキにこれらのカードを採用している場合使えるテクニックなので覚えておいて損は無いだろう。
- 2008/01/22よりエラッタが適用され、(自動β)が付与された。
- このカードの常時効果を使用したとしても、装備している本人が戦闘しない限りこのカードが手札に戻ることはない。
- 一応このテキスト能力は耐久力が続く限り何回でも重ねて使うことができる。
- このため、「本来の耐久力が2以上」かつ「耐久力を「常に」1以上の値にする効果」と併せることで、戦闘修正の計算順の関係で攻撃力を無限に上昇させることが出来る。(ルール:●その他の戦闘力への修正参照)
ex)場に半幽霊がいる状態で魂魄 妖夢/5弾の耐久力変更能力を使用する等
関連
死符『ギャストリドリーム』
《死符「ギャストリドリーム」》
薄気味悪い夢を見ながら死んでいく。
(PR.002:あやかし蝶が冥界へと誘う。)
コメント
ノードとコストは高いが、キャラクターを持ち主や種族、耐久力に関わらず仕留められるのは便利である。ただ、当然ながらこのカードの
コストに見合った大きさを持たないようなキャラにこれを使っても損するばかりなので、相手の切り札とも言うべきキャラを見極めて撃つ必要がある。
ただし
術者である「西行寺 幽々子」をメインから採用するならば話は別。
術者を据える事で安価であらゆるキャラを除去出来る強力なカードに化けるので、その価値はグッと上がる。同じく幽々子を術者に持つ
幽雅『死出の誘蛾灯』とのコンボも強烈である。
術者として最も優秀なのは
西行寺 幽々子/5弾だろう。
西行寺 幽々子/5弾の
自動効果で邪魔な小型キャラクターを除去し、このカードで本命の大型キャラクターを除去してやれる。
しかし、環境が進むにつれてこのカード以上に優秀な除去カードが増えていき、このカード単体でデッキに投入される事はまず無くなった。
しかし、このカード最大の利点は同じく除去効果を備えてかつ
術者でもある
西行寺 幽々子/5弾とのコンボにある。手札コストも無くノーコストでキャラクターを
決死状態に出来るのは
緑眼のジェラシーなどには無い利点だろう。
- どんなデッキにも採用できるわけではないが、大型キャラクターを使用するデッキであれば常に警戒しなくてはならないカードである。スペルカードなので、コマンドカードの離反工作と違いカウンターの数が少ないのも注意。
- 昨今のキャラクター除去カードを見ると分かるが、決死状態による1:1交換でN5C3はかなりの高コストである。その意味では第一弾らしさが出ているカードといえる。
- 優秀なカードのためか再録回数が多い。しかし、そのほとんどが猫の手氏が手掛けたプロモーションカード版であり、通常のイラストは第一弾にしか収録されていない。第一弾は現在絶版となっているので、現在ではPRカードでは無い方が入手困難という珍しいカード。
関連
亡舞『生者必滅の理 -死蝶-』
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時効『月のいはかさの呪い』
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禁忌『レーヴァテイン』
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罔両『ストレートとカーブの夢郷』
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マナの生成
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狙撃
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ナイトダンス
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黄泉の舟
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情報戦
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吸血
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漆黒の風
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浸蝕
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作戦阻止
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秘密結社
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近接戦闘
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楼観剣
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白楼剣
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ミニ八卦炉
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永夜の術
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対抗魔術
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連携攻撃
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強引な取引
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大妖怪降臨
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解呪
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館に棲むモノ
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断罪裁判
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西行妖、開花…
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流出
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離反工作
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魔力還元
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最終更新:2011年09月14日 21:32