霧島結(きりしま ゆい)
聖のクラスメイト。長毛種の猫のようなふわふわの癖毛が印象的な、聖とは対照的に健康的な少女。
体を動かすのが好きで、頭も悪くはなく、成績は中~上位をキープしている。
気丈と脳天気の中間のような性格で、恐らく多くの他人よりも、笑顔でいる時間が長い。
『他人に頼られることで自己を保っている』嫌いがあり、無意識的に『頼れる存在』を演じている。
そのため、自分が精神的に折れそうになった時、素直に誰かに頼ることができないというジレンマを持つ。
メサイアコンプレックスに近い。
日増しに強くなっていく聖の虚数視力の正体を調査するため、
望の案内で魔女の教室に赴き、聖を
名無子に引き合わせる。
一時は名無子が無害なレベルに調整したため、聖の能力は暴走を止めたが、
その時に聖という存在に気付いた名無子が、彼女を『アンプリファイアー』として利用することを思いついたため、
皮肉にも、彼女が聖を助けようと起こした行動が、聖の間接的な死因となっている。
……とは言え、聖は放っておいても能力の負荷に耐えられず死んでいたので、死期を僅かに伸ばしたとも言える。
結自身は、非日常との関わりを持って以来、
シンと
澪?から幾つかの魔術を教わっていたため、
隼人と共に“
歪”と戦い、歪の女王『EVE』を自らに半同化させることで撃破。
新たな女王となる前に、自ら生命を絶った。
聖と同様、“向こう側”から転移してきた
兇闇に出会い、暫しの間を友人として過ごす。
……が、同時期に
ヘイト?達が行っていた実験により生み出された
亜存在複合体が逃亡しており、
運悪く、捕縛される前のそれに出くわした彼女は為す術もなく殺害される。
直後、追いついたヘイトが咄嗟に彼女を『人工的な亜存在』に変化させることで、
『意識』だけは継続して存在することを許されるも、亜存在化直後で自己認識が曖昧な状態であった結は、
ヘイト達が事後処理を行っている間にエニグマ状態のまま逃走。
曖昧な意識のまま、不良に絡まれていた聖を助けたものの、聖にもメチャメチャ怖がられる結果になった。
その後、日本に来ていた
ルシフェルと交戦し、一時的に撃退。
自己を認識し直すことで次第に人の姿を取り戻していき、ヘイト達に発見・保護される。
以降はヘイト達の目的に同調し、亜存在を増加させて終の楽園への路を開き、世界の再生を目論む。
が、『どちらにしても今の世界は終わる』ため、途中で聖を誘って戦線離脱。
最期くらいは闘争から離れ、二人で静かに終わろうとした。
(実際には、これは目的遂行のための1:1交換でもある。二つの意図を持った行動であった)
しかし、予定外のところで弱り切った聖の精神が
アビスゲートに支配され、
暴走した彼女と一対一で戦うことになる。
最終的には、わざと胸を貫かれ、存在消滅と引き換えに虚数質量体の持つ全エネルギーを逆流させることで
聖の暴走を解除し、絶命した。
(ただし、以降は聖の中で、彼女の意識と共存している)
どんなルートを辿っても早くに死ぬことが確定している子。哀。
最終更新:2014年05月13日 04:27