突如として全宙域に出現しはじめた異形の巨大蟲を、少女は“蝕神蟲
ペトラ・ティラン”と呼んだ。
この襲撃により連邦主星を含む多数の惑星国家が消滅。事実上、
星団連邦は実権を失う。
“
楽園”の人工生命軍にとっても想定外の事態であり、一時停戦。共闘状態に入る。
人類の生き残りのうち数十名が“愚者の楽園”に同乗し、情報を集めながら防衛を続ける。
やがて辿り着いたミルキーウェイ銀河系中心核の大質量ブラックホール周辺に“発生源”を確認、侵攻。
やはり内部での全記録は残っていないが、航宙日誌には作戦成功と記されている。
その異形の蟲のような戦略級生命体が、かつて
アスガルド内乱時に投入された超生物兵器
デリクが数千年をかけて自力で進化したものだとは、恐らく誰も気付けなかっただろう。
最終更新:2013年04月14日 00:51