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「ぎゃ――――!!」
 ――――彼女の生涯において、最も多く発された言葉

 いちおう看板娘。
 イギリス、ウェールズ地方に伝承されるタルウィス・ティグ(金髪族)という妖精の小型亜種。
 通常のキャラクターより一つ上の視点を持つ【観測者】ランクにある。そのためメタ的な発言が多い。ただし物語そのものへの干渉は一部例外を除いて不可能。

 本来、羽は生えておらず、重力魔法【フェイタルウィングス】によって浮遊・飛行する際に起こる余剰エネルギーの放散が光翼の形を取る。

 レアシンクロ《INFINITY》(周囲の魔力を際限なく増幅させる)強度Lv.10“神域”を持って産まれ、危険な存在として妖精族の中でも隔離されていたが、八歳の頃、いろいろあって(半ば捨てられるような形で)里を抜け、放浪。なんやかんやで今に至る。
 周囲の魔力を無に還す《ZERO》Lv.10“神域”の効果影響圏内に身を置くことで、《INFINITY》の魔力暴走を抑えているようだ。
 それ以外の能力値はごく普通。
 特徴はアンテナ化したアホ毛とミニスカート。気分次第でいろんな服を着るが、そこはほとんど変わらない。

 性格は、そんな過去を感じさせないほど明るくポジティブ。……な、はずなのだが、看板娘という立場から(作者と一部読者の意向により)色々ヒドい目に遭う事も多く、そのせいか物言いは若干やさぐれている。
 「~だわ」とか「~かしら」といった、取って付けたような女性口調は、性格がだんだん歪んできていることを自覚している彼女の、“もっと普通の女の子として生きたい”という気持ちの現れ。口調だけで抵抗するには無理があることは承知しているが、内心ほとんど諦めているため、それ以上の労力を割く気はない。
 基本的によく訓練されているためスルースキルは高いが、ほとんど痩せ我慢に近い。どんな類の感情であれ、強く態度に表されると、ある程度のラインを超えたところで途端に動揺しだすので解りやすい。

 伝承におけるタルウィス・ティグは、身長は人と同様で、日本のファンタジー観からすると、フェアリーよりエルフに近い種と言える。美しい金髪の異性を好み、誘惑して子を成すとされているが、彼女は隔離されて育てられていたせいか、そういった種族特有の文化もよく解っていない。
 普通なら人間には見えないが、おまじないとして四葉のクローバーを頭に乗せたり、それを加工して作る“妖精の塗り薬”を使うと見えるようになると言う。
 ちなみに、この世界では殆どの妖精に苗字の概念が無く、区別が必要な時は種族名や集落の名称、親の名前などを用いて区別する。(○○湖の××、○○の子の××など)

 メタ視点に立つ者としての権限を行使し、自分の存在情報を一時的に書き換え、人間同様の姿にすることができる。(ただし物理法則には従わなければならないため、その質量を生み出すために膨大なエネルギーを消費する。普段はエーテルスフィアによる真空相転移エネルギーを用いる)
 しかし同種の中でもかなり身長が低く、人間で言うと139cm。人間社会に紛れるための方法として与えられた権限だったが、その低身長で金髪蒼眼とんがり耳のビジュアルは実際目立つ要素しかない。
 また、その形態だと様々な能力が“人間程度”にまで制限される(自力で戻ることすらできない)ため、使用する機会は限られる。
最終更新:2014年05月28日 21:21