白鴉(はくあ)
量子魚雷の発射管などと同様の、超空間制御技術を用いたハンドガン。
亜空間レールを発生させ、常軌を逸した高速度で物質を射出・着弾させる投射砲の一種であり、
クレライド弾という専用弾薬を発射するために作られた。
クレライドは特定条件下において膨大なエネルギーを蓄積できる物質である。
最大エネルギー密度は1.3×10^6メガジュール/cm3にものぼり、
エネルギー損失速度は1.05キロジュール/h以下となる。
亜人種であれば空の弾薬を握りしめて『チャージ』することである程度充分なエネルギーを蓄積できるため、
俗に『魔法弾』とも呼ばれた。
ただし、高いエネルギーを秘めたクレライドは比較的軽度の衝撃で爆発を起こすため、
弾薬は凍結処理を行って持ち運ぶのが普通であり、
それでも通常の発射機構ではストレスで誘爆してしまう可能性がある。
故に、目標対象直前まで亜空間レールを形成し、超光速で相手に『落とす』ことによって着弾させる手法が望まれた。
そのための限定的亜空間形成デバイスがこの『白鴉』である。
主に敵兵器の電磁シールドを一点に絞って削り切るのに用いられた。
射出原理上、単純な質量兵器として、通常弾薬や金属球などを投射することもできる。
最終更新:2014年01月07日 10:55