「不幸な時代の重荷は、我々が負わねばならぬ」
――――ウィリアム・シェイクスピア『リア王』第五幕 第三場より
ウォーグ達によって地球西暦20世紀ごろに設立された、『世界を管理・維持するための組織』。
未開発惑星管理委員会の後継組織と言える……が、
前組織のように未開惑星の文化を維持・管理するようなことはしておらず、ほとんど直接的な干渉を起こさない。
彼らは可能な限り自然な形で、『筋書き通り』の歴史を辿るように運命を是正している。
より理解しやすい形で言うと、『ヘンな歴史を歩んだら必要に応じて巻き戻す』。
ゲームオーバー時の“コンティニュー”担当。
その有り様は、まさに世界歴史の管理官である。
元はこの新世界管理委員会の手によって、地球という惑星の歴史は是正され、
我々のよく知る『地球』になっている。(是正前の地球をここでは旧地球と呼ぶ)
旧地球の歴史では、21世紀ごろまでの大まかな歴史展開は同じだが、
自然災害の発生や戦争の結果など、細部が異なっている。
クロノブレイクのような大規模時空間災害は、本来『是正対象』なのだが、
彼らによる巻き戻しも作用しない規模で発生しており、是正不可能だった。
同じ高次存在である
ヘイト?が『外側』から破損させたためである。
例えるなら、『開いていた画像ファイルにラクガキされた』場合はアンドゥで戻せても、
画面の外側で『ハードディスク』を破損させられた場合、『Ctrl+Z』をいくら押しても戻せないのに似ている。
クロノブレイク発生後も、時間軸が分断・崩壊してしまったため、その世界の歴史の流れを認識することができなくなり、
また、時空間の連続性が絶たれ、時間というものが擬似的になっていたせいで、
上位階層から見て、過去の一点を改変したところで未来に影響を及ぼさなくなっている。
また、
鏡面宇宙?は彼らが設定した『世界の相互バックアップ機能』である。
故に、新世界管理委員会の発足以前には、鏡面宇宙は存在しない。
二つの世界が酷似しているのもそのせいで、本来、クロノブレイク発生までは全く同じ歴史を辿っていた。
いわゆるパラレルワールド(並行宇宙)等も理論上のものだけで、実際には存在しておらず、
この世界に別々の運命を辿る可能性があるとしたら、彼らによる『歴史改変』だけである。
最終更新:2014年05月29日 04:29