主また『汝の名は何か』と問ひ給へば『吾が名はレギオン、我ら多きが故なり』と答へ、
また己らを此の地の外に逐ひやり給はざらんことを切に求む。
彼處の山邊に豚の大なる群、食しゐたり。
惡鬼ども主に求めて言ふ『吾等を遣して豚に入らしめ給へ』
主許し給ふ。穢れし靈出て、豚に入りたれば、二千ばかりの群、海に向ひて崖を駈けくだり、海に溺れたり。
――――マルコによる福音書 第5章 9-13節
アルファズル・インダストリーによって開発・販売された小型の合成人間。身長50cm~80cm程度のものが主。
炭素や珪素などを用いて合成された躯体に、有機体回路を用いた模擬脳、高度な人工知能を持つ。
エーテルスフィアを搭載している。
下位の量産機は、有機回路や動力は一つずつしか有していないが、より高価な上位のものは、多数の脳やエーテルスフィアを持っている。
用途によって様々なタイプが存在する。A.I.は戦闘用や医療・介護用、愛玩用など幅広く、用途にとって都合のいい設定が取られている。痛覚などの感覚そのものを無くすと危険を認識しにくくなるため、感覚自体はあるが、必要に応じて任意に遮断できる。
基本的には感情と呼べるようなものは存在しないが、一部の高級品には搭載されているタイプもある。ただし、どれも強い怒りや怨みなどネガティブな感情は抱かないようにロックがかけられている。
(製造・販売はされていないが、人間と比較して何ら遜色ない感情機能を持ったものも作れはする)
食事は(一部高級素体を除いて)不必要だが、可能ではある。食べたものは残らず消費することができるため、排泄はしない。
また、性奉仕用素体でなければ性器はついていない。
最初に開発されたのは戦闘用の素体とA.I.だったが、その時点から造形や仕草を可能な限り可愛らしくするため無駄に尽瘁されていた。
例外的な存在として、
深海月子?は惑星テレーネから引き上げられた後、回路以外をこれに換装された。
最終更新:2014年06月01日 09:22