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名無子

「でもヒドいなぁ。いきなり撃たれるようなコト、ワタシしてないと思うんだケド」
「……本気でそう思っているなら、自覚すべきだ」
 ――――黒き森にて

巫 名無子(かんなぎ ななこ)

日本人の自称・民俗学者。
真っ白な包帯で両目を覆い、真っ黒なセーラー服を纏った奇妙な女性。マジキチ。
魔術結社“ネームレス・シャドウ”の総帥である。

常に楽しげな微笑を絶やさず、その言動には一点の邪気もない。
紛れも無く人間の姿をしていながら、見た者に
“人間でないものが人間のふりをしている”かのような、強烈な違和感を覚えさせる。
ただ、そうやって怖がられる事が多いだけで、基本的には善人である。
……彼女が良かれと思って招いた結果が、当事者以外にとって良い結果に終わるか否かはさておき。

が“個を殺してでも全体を良い方向に導く”タイプだとしたら、名無子は真逆で、
“全体はともかく気に入った個人を良い方向に導く”タイプ。


境?などには“真名棄て”と呼ばれていた。
“名無子”という名は、「名前が存在しない」という、そのままの意味であるようだ。


自宅と呼べるものは持っていないらしく、普段は何故かとある高等学校の空き教室に寝泊まりしている。
許可を得ている訳ではないのだが、《誰も気付いていない》ため追い出されずに済んでいるらしい。
教室には大量の書物や魔術器具、家具や生活用品、
果てはファービーまでもが所狭しと並べられており、完全に自室扱いである。
ただし寝具は無く、名無子は普段ソファで寝ている。
ちなみに、その高校では『“自分では解決できない悩み”を抱えた者は、
“魔女の教室”に招かれる事があり、魔女に代償を払う事により悩みを解決してくれる』
と言う都市伝説が実しやかに語られている。

包帯の下はちゃんと両目とも普通にある。
ただし人工的なオッドアイであり、左目に視覚は無い。


クロノブレイク前の歴史において、の虚数視力を利用して、
”の本質を看破し、情報領域へと干渉。上位存在たる“影”の怪異と化す。
以降、時間や空間にとらわれる事なく、“影”という概念の向こうに通し見ることのできる存在となる。
そのせいで、クロノブレイク後の“器”にも記憶を継承していた。
最終更新:2015年08月04日 09:21