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エリオノール

エリオノール・エルランジェ

「軈て来たる別離を憐れみたもうな。
 厳(いつく)しき時の流れも、ろうたし刻の瞬きも、なべて落つ猩紅の赫りに過ぎぬ」
「憙々……月も日も星も我が身さえも、
 幽冥《ユメ》を廻る蝶であり、蝶を巡る夢幻《ユメ》に過ぎぬのだ」
「ああ、しかし神よ。神よ、慙悔せよ――」

中世フランス出身の吟遊詩人。崩壊前の歴史から同様に存在する人間。
“賢者”と呼ぶには些か枠を外れた“透見者”と称される。
“時の砂の詩”など、過去や未来を見透すような独特の神話めいた詩を多く詠い、書き留めたが、
周囲からは詩人としてより、占い師、もしくは魔術師としての方が名高かったようだ。
1335年、18歳の若さで死去。原因は、当時の医学では不明であった。

正体としては、“黒神”のアストラルラベルを持つ者の一端。
ただし、極端に強力な“ロアの力”を持って生まれたため、人間という器としては破綻している。

作中で登場する詩らしきものは、うち大半が彼女の作品からの引用である。
最終更新:2013年10月06日 01:05