ユニバーサル・トランスレイター
波形認識と虚数振動の読み取りによる万能翻訳機。
クロノブレイク後の新時間軸、西暦2099年に原型となる初期型軍用モデルが開発。
(第三次大戦が終結し、
S.U.N.S.が開発されて以降、
先進国軍は惑星調査班としての需要が濃厚だった)
最初のものは「翻訳機」の名に違わぬ大型で簡素なものだったが、
「波形認識」という機能を応用した使い方が目立つようになり、
次第に様々な調査用アプリケーションが入れられ、通信機能もまとめられ、
いつの間にか他の機能がメインになっていた。
携帯電話がいつのまにか電話メインじゃなくなった的な進化である。
それから2110年に至るまで、一般向けに様々な民間モデルが開発されている。
一般人には「翻訳機って一番いらないの翻訳機能だよねー」とか言われている。
【脳(思考)】→【意識体(虚数振動の発生)】→【虚数領域(周囲への振動伝達)】
という流れを想定しているため、これによらない思考を持つ生物の言葉は翻訳できない。
簡単に言うと、ある程度以上に高度な感情機能を持つ生命体でないとならない。
その一つの目安は【独自の言語体系(十分な語句と文法)を操れるか】である。
いくら「鳴く」としても、言葉として不完全なネズミの言葉を翻訳はできない。
この形式の利点は、特にメタファーを多用する異星人の言語などを翻訳する際にも、
思考を直接読み取るため、真意を汲むことができる点だろう。
しかし、文化や生態の違いから、ただ真意を汲むだけでは意味が通じない事もあり、
そういった場合は種族自体の特徴を観察する必要がある。
例として、惑星フラウの原生種は「大元の意識を共有している群生体」だったため、
地球から来た人間のことを「私ではない人たち」と呼んでいた。
これは二人称・三人称の使い方に対するスタンスの違いからくる表現である。
また、「思考」を読み取る必要があるため、テレビやラジオ、録音された情報など、
中に「思考」が存在しない場合は読み取ることができない。
補助的な使い方として、虚数振動と音波の認識という機能を応用して、
様々な「波形」を発振・計測し、そのパターンをデータベースに照合することで、
既知の材質であれば組成解析が可能。
重力波や電磁波の計測のほか、地質や大気の組成、動植物の毒性蛋白質の有無など、
様々な情報が調べられる。
フェイザー銃のナディオン粒子制御の痕跡や、クロニトン放射の残滓などが残っていれば、
その場で戦闘行動や空間転移が行われたであろうことを推測することもできる。
ディスプレイスイッチとコンソールスイッチを二秒間同時押しで電源が切れる。
スイッチやコンソールによる命令のほか、音声認識による命令も可能。
バッテリーは、
エーテル電池は未だ高価であるため、一般モデルだと水素燃料バッテリーが主流。
最終更新:2013年10月10日 03:08