おお人間よ、上に舞い上がるために生まれながら、なぜほんのわずかの風にも墜ちてしまうのか?
――――ダンテ・アリギエーリ『神曲』煉獄篇 第12曲 95-96節
歪(いびつ/バロック)
虚数領域汚染体。
別の星系で発生した非実体生命体(定義によっては生命体ではないため、意識体とも呼ぶ)の一種で、
そのものの知性は低く、他の実体を持つ意識体を『汚染』することで増殖する。
通常、他の生命体は、あらゆる感覚器官によりこの存在を知覚してしまった瞬間に『汚染』され、
精神変質を来し、脳神経への異常なフィードバックにより完全に狂ってしまう。
まれに歪を知覚しても発狂しない者がいるが、そういった者は例外なく既に若干の精神変質を経験しており、
謂わば毒性を薄めたウィルスに予め感染することにより免疫を得たような状態で、既に狂っているとも言える。
地球上に留まっている歪はほぼ全て地球の原生種が汚染された個体であり、
外宇宙から飛来したものは殆ど残っていない。
名無子たち『
ネームレス・シャドウ』の行動により殲滅された……と思われるが、
関係者の大半が死亡ないし発狂しており、また名無子も公には行方不明となっており、真相を語るものはいない。
最終更新:2016年02月15日 07:11