運はガラスでできている。輝くときに砕け散る。
――――プブリウス・シュルス『金言集』
振り子型の
鐫界器。
金の指輪から、八面体状の赤黒いクリスタルが下がっている。
指輪は特殊な二重構造をしており、ワイヤーを伸ばしたり巻き取ったりと言った動きを担う。
『魂を量り、運命を示す』という、概念的で曖昧な能力を持つ――と、言われる。
戦闘用アイテムとしては、ワイヤーを絡みつかせたり、クリスタルを突き刺したりしてから、
敵の
魔力を吸い取って自分のものにしたり、逆に魔力を送り込んで暴走させたりといった方法が使われる。
使用者の力量によっては、
意識・魂を完全に支配下に置くことや、一瞬で霧散させ即死させることすら可能だと言う。
少なくとも『
虚数領域への直接干渉』を起こすことだけは間違いないようだ。
この干渉は、抵抗を無視する。
もしくは、並大抵の抵抗では低減されないほど凄まじいエネルギーを生むのかもしれない。
使いこなすには、クリスタルを立体的に操作するため、
重力
魔法や電磁気魔法などでの物質移動を習熟することが望ましい。
ティアが使用していた。
最終更新:2014年07月06日 17:31