「彼らは、己が存続を信仰しながら終焉へと急いでいる……
私は再び、元の燃え盛る焔に身を戻そうか?
自ら滅亡の路を辿るのならば――嘗て私をも拘束し従わせた者達だ、そうなってしまえ。
偉大なる神であるが故に先の見えぬ盲人達よ、共に滅びるなど私はごめんだ……」
――――リヒャルト・ワーグナー『ニーベルングの指環』序夜『ラインの黄金』より
未開発惑星管理委員会は順調に幾つかの実験を終え、いよいよ実際にこの宇宙の知性体に対して第一次接触実験を試みる。
その被験体として選ばれたのが旧地球だった。(この時点では幾つか現在の地球と相違点がある)
しかし、いくつかの“仕組まれた手違い”によって接触実験プログラムが別のものに変わっており、
双竜決戦時などに使用した魔物が地球上に送られてしまう。
委員会の者は慌てて事態の収集に向かうが、地球人の学生
ウォーグと
ティルムが魔物と接触しており、これを撃破していた。ならばいっそ、と委員会は接触対象を彼ら二人に変更。彼らにそれぞれ“月”と“太陽”の
アストラルラベルを与え、自分たちの仲間にするべく学習させようとするが、ある程度カリキュラムが進んだ瞬間に委員会本部がテロ攻撃を受ける。
中途半端な能力だけを授かった二人は、それから内乱状態に入ったアスガルドの中で生き抜くことを強いられた。
やがて超生物兵器
デリクが投入されると戦況は一変、程なくしてアスガルド陥落。立方体型の戦艦
プルガラティールに乗って、委員会本部ごと地球に退避。
地球に全勢力を移してからのアスガルド奪還作戦では、デリクを破壊することが作戦の最終目標に定められ、多くの犠牲を出しながらも地球人類の手で撃破することに成功。
主要なメンバーを全て失った未開発惑星管理委員会は、この事件の終結と共に事実上消滅。
ウォーグ達によって
新世界管理委員会が設立され、それに合わせて歴史が補正される。これによって地球は何の説得力もなく元の平和を取り戻し、我々の知るような地球の姿になった。
最終更新:2014年05月31日 01:22