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ラスティ

素顔のままで生きて 行ければきっと
瞳に映る夜は 輝く夢だけ残して
朝を迎える 孤独を忘れて
赤い手首を 抱きしめて泣いた
夜を終わらせて
 ――――Rusty Nail/X JAPAN

ラスティ・ネイル(錆釘)
本名はリナ・ヴェステルマルク。

スウェーデン南東部の都市、セーデルテリエ出身の亜人種

父親とは離別し、母親も働き詰めであったため、半ば育児放棄に近い状態で育つ。
物理的虐待こそ無かったが、そこに愛情と呼べるほどのものは無く、
最終的に母親が再婚する際に邪魔になった事もあって、金と引き換えに売られることになった。

しかし、そこからバルト海を渡るために車で輸送される途中、非常に大規模な交通事故が発生。
彼女が乗っていた車もそれに巻き込まれ、運転手が死亡したため、銃を奪って脱走を試みる。
そして後続車に乗っていた同組織の追手から逃走する際、に保護される。
……無論、偶然ではなく、そもそも前述の交通事故自体が、
スウェーデンの移民政策に便乗して入り込んだアルバニアの非合法組織を潰すため、
現たちによって仕組まれていたものである。

彼らは幼いリナを連れたまま、その足で組織の本部まで奇襲(カチコミ)をかけ、
より良質な装備で蹂躙したのち、武装や資金を根こそぎ奪って、証拠隠滅とばかりに建物を爆破した。
目には目をと言うべきか、別に現地政府や警察の許可を得ていたわけではなく、ただの破壊活動である。
当時まだ少年だった兇闇も、この実行犯の一人だった。

普通ならトラウマものの光景だが、孤独の中で冷たく育ったリナは、同年代の少女たちよりも少しだけドライだった。
だからこそ、恐怖するよりも先に、自分よりも歳下の彼が、自分よりも冷たく、恐れずに戦う姿に憧れを抱いた。
結果、彼女はそのまま平和な第二の人生を送ることを拒み、誘拐……もとい、現の勧誘を受けることになる。
身柄を買う相手が変わっただけな気もするが、本人が納得しているので気にしてはいけない。
『ラスティ』という名は、この時に現から付けられた。


立場的にはと似ており、組織に属さない現直属の部下。ほとんどの場合は単独で動く。

後に鐫界器盈虧刃モーントリヒト”を奪取するため手にした際、
その茫漠な心の空隙を気に入られ、正式に使い手として選ばれる。
鐫界器を使いこなすための鍛錬は怠っていないが、基礎的な戦闘技術などはまだ少々甘く、
どちらかと言うと斥候・暗殺技術に特化している。必要が無い限り戦わず、逃走し、生き残ることを第一とする。

前述の理由からやや人間不信気味だが、それだけになついた相手への依存心は人一倍強い。
孤独が好きなわけではないのだが、裏切りや離別を警戒するあまり人と距離を取ってしまうタイプ。
距離感を多めに取ってしまうのは、幼少期の人格形成によるものだろう。

紅茶が好き。
最終更新:2015年08月04日 09:42