西暦2056年、
アルフェイム大陸の地球上再出現に伴う大規模な地殻変動と、地震や津波など自然災害による被害の総称。
環太平洋地域の北部を中心とした大部分が大きな被害を受け、一部の小島は完全に海中に没した。
また、大陸規模の大質量体の激突による衝撃は、地球の天体運動そのものや、プレート運動、気流などに影響を与え、
しばらく各地で地震や大嵐、火山の噴火などの天変地異が頻発した。
巻き上げられて成層圏まで到達した粉塵は分厚い雲となり、人がそれを除去し終えるまで大地は寒冷化し続けた。
ただし、元々アルフェイム第一次調査隊の一員であった物理学者
シオン?を始めとする研究チームの尽力によって、
大陸の出現位置の割り出しや、被害規模のシミュレートが入念に行われており、
防波堤の建設や避難経路の指示、事前の区画封鎖などが功を奏して、被害は最小限に抑えられた。
しかしその後、一気に不安定になった世界情勢を薪として、かつて『
円環?』が撒いていった火種が次々に火勢を増し、
沈静化していたはずの小競り合いが蒸し返され、中国政府による台湾の海上封鎖を皮切りに、
実に百数十年ぶりになる大国同士の戦争に発展することになる。
ただしこれは『すわ第三次大戦か』と大々的に喧伝された反面、
戦場の効率化によって多くの者が想定したよりも人的被害は少なく、迅速に決着した。
最終更新:2018年03月16日 08:06