~セッションに先立っての世界設定~
要約:
お金に苦しくて生き辛い世界観でセッションやるよ!
※本セッションオリジナルの設定です。
(画像はもう少し退廃的な感じがいいんだけども。AI作成)
1.都市「アウレア」
●アウレアは、リーンシェンク地方にある、かつて栄華を誇った魔動機文明の遺産が今も残る都市です。
●魔動機文明時代の技術が都市のあちこちに残っており、それを維持することで都市を持続させています。
●そのため高い技術力を持つ都市として有名です。
●器械神レパラールの信仰が厚く、彼を信仰する技術者たちが都市機能を維持しています。
●しかし、今や享楽に耽る富裕層によって支配され、貧困層はスラム街で過酷な生活を送っています。
●貧困層の人々は生きるために莫大な金銭を必要とし、貧富の差は極端に広がっています。
2.都市と関わりの強い神
●
器械神レパラール
:
○レパラールの信者である技術者たちは、都市のインフラを維持し、都市機能を動かしています。
○レパラールの神殿は存在せず、都市の中枢を担う巨大な工房がその代わりとなっています。
○そのインフラ維持のために、莫大な財政が注ぎ込まれています。
3.都市を守るアーティファクト
●アウレアの中央には、「アウレアの守護者」と呼ばれる強力な魔動機が配置されています。
●この魔動機は、魔動機文明の技術の粋を集めて作られたもので、都市を外部の脅威から守っています。
●しかし、これを維持するためには、剣の欠片が必要とされています。
○この都市には守りの剣がなく、この「アウレアの守護者」がその代わりです。
4.都市の現状
●アウレアは、富裕層と貧困層の格差が極端に広がっており、退廃的な様相を呈しています。
●何十年もの間、政治の腐敗などが続いたことにより、都市は歪な構造となっています。
○富裕層は今が続けば良いと考え、貧困層へ労働をさせる仕組みだけは充実しています。
○貧困層は働いて生きていくのが精一杯で、働かなければすぐに生活が危ぶまれる、という状況です。
○ただし、医療は都市の義務としてかなり安価で提供されており、水準も非常に高いものです。
○これは、冒険者なども含めた、貧困層の労働力を確保するための、都市の施策です。
○そこだけがギリギリ担保されているためか、表立っての反抗はあまりありません。
○あるいは、反抗できるだけの余力が残らない程に搾り取っているのかもしれません。
●富裕層は、巻き上げた高額な寄付金を支払うことで、贅沢な暮らしを享受しています。
●貧困層は、劣悪な環境の中で、ギリギリの生活を強いられています。
●税として集められた金銭の大部分は、都市を十分に機能させるため(魔動機文明時代の機構の修繕や維持、そのための必要物資の確保など)に使われています。
雑談の中で生えた設定:
- 都市の富裕層が労働階級を完全に支配している。教育も制限されており知的水準は低い。
- 様々な仕事があり、仕事をしないと生きていけない。仕事が終わるとわずかばかりのガメルと、生活のための配給チケットが支給される。数日分の生活は問題なくできる、みたいな。
- めっちゃディストピア。社会主義。富裕層は普通に民主主義っぽい感じだったり。
- しかし知的水準が低いのでそれで幸せを感じて皆過ごしている。
- 余裕があるうちに先の生活の準備を行うのはダサいと言われる。仕事終わった!数日楽!やったぁ!これがデフォ。
- 完全に都市に管理された奴隷階級的な。
- 都市側は「働かないと生きていけないギリギリ」を狙って社会を管理している。余計なことしないくらいの。
- レジスタンス的なものがあるかもしれないけど多くの人は「でも自由になったら何したらいいかわからないよ」みたいな。
- 富裕層と貧困層はしっかり隔絶されている。下々の様子が目に入るのは汚らわしいからしょうがないね。
最終更新:2024年11月17日 17:26