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旧主人公

登録日:2011/08/11 Thu 12:01:12
更新日:2026/06/02 Tue 07:46:41
所要時間:約 8 分で読めます




旧主人公とは、世代交代のあった作品・原作者・同制作会社など、何らかの繋がりによって同じ世界観を持つ作品に登場する、別作品の主人公。
同じ世界観でなくても、時空を超えて現れるルール無用のサプライズもある。
直接的な続編のみならず、いくつかの作品を跨いだ共演も含んで、“旧主人公”と呼称して本項目では解説する。

●目次

【概要】

オーソドックスな形だと、新主人公とは何らかの血縁関係にあることが大半。
兄弟よりは親子の割合が多く、または遠い親戚としてあくまで前作と同一世界観だと示唆するだけの死に設定であることも。
伝説的な英雄として崇められていたり、失踪していたり、前作以降の身の振り方は多岐に渡っている。


デザインや名前に若干の変化が加えられ、別人として所謂スターシステム的な参加も存在。
これらは設定的に本当に旧主人公の生まれ変わりであることもあり、前作の結末が悲劇的であれば、もし幸せを掴めると感慨もひとしおである。
ひみことかおんは本当に良かったね。

なお、新旧で性別が異なる場合でも、新主人公と恋愛関係に陥ることは殆どない。
せいぜい新主人公が「昔憧れてた」くらいである。


やはり一つの物語を駆け抜けただけあってその存在感は抜群であり、それは下手をすると新主人公の影を薄くさせるほどである。
逆に、せっかく出てきても新主人公の引き立て役にされ全くいいトコがなかったり、不当に貶められてしまうのも困りもの。
制作側のリスペクトが不足していると、単に新主人公を持ち上げる為のかませ犬やピエロとして利用される。

複数ヒロインがいるタイプの作品で続編を作られると、かつての主人公が誰とくっつくか確定してしまうことも少なくない。
当然だが、この点は選ばれなかった方のヒロインファンには納得しがたいものがあり、
特にPCゲームはそれほど人気も魅力もない女の子(勿論ファンもついているが)が続編だとメインヒロインという特権だけで正妻に収まっているケースは多く、
えらく不評を被ることになりかねない。
中には前作で大団円を迎えておきながら、あの後でヒロインと破局し別の相手と結婚していたりした主人公も存在し、
「あれはなんだったんだ……」という微妙な気持ちになる。


こういった現象も確かに存在する為、続編ないし同じ世界観の物語が始まると「出てこないで欲しい」と願うファンも決して少なくない。
そういう意味では賛否両論と言える。
新主人公を庇って石化したり、死亡してしまうこともあるのだから……。


こういったマイナス的な部分も多々あるので、確かに旧主人公の扱いは難しい。
新主人公との兼ね合い次第では、どちらかを立てればどちらかが立たなくなるということに陥りやすく、
そのさじ加減一つで作品が成功も失敗もするなんてことはザラである。
いわば“諸刃の剣”だが、それでもファンにとって新旧主人公両者の共演は一大イベントである。
図鑑所有者歴代ジョジョ歴戦の決闘者達など……いや、好きな作品の主人公が勢揃いしたイラストに、
ファンならほぼ間違いなく高揚感を感じるだろう。

因みに、旧主人公の他の作品への出演にはいくつかタイプがあり、分類することが可能である。



【共闘型】

最も肯定的に受け入れられる、伝統の共同戦線。
旧主人公が登場した瞬間、かつての主題歌BGMが流れたりすると最高に熱い。
特にラスボスに分身がいて“同時に倒さなければ滅ぼせない”というケースだと非常に効果的。
新旧主人公の同時変身は、いつの時代でも男の子たちの浪漫である。
アトリエシリーズ」でも伝統。大きな女の子たちも大好きなのである、多分。
もっとも、これは前述したとおり新主人公を完全に喰ってしまうことになりかねないので、細心の注意が必要なのも事実。

最初から信頼全開で協力し合う場合だと、大概新主人公が後輩や目下に立ち、体育会系的な先輩後輩のような関係になる。
クロスボーン・ガンダムシリーズ」はキンケドゥトビアフォント→アッシュが順々に共闘を続けており、作品シリーズ全体のコンセプトに近い。
Zガンダム』におけるアムロ・レイ、『鋼鉄神ジーグ』における司馬宙もこのパターンの代表格。

『ジョジョの奇妙な冒険』第3、4部のジョセフ・ジョースター、第4、6部の空条承太郎もこの部類に入るがこの二人は支援型としての側面も大きい。
NARUTO』の主人公うずまきナルトは直接の続編『BORUTO』のうずまきボルトの父親にして木ノ葉のトップ、しかも現役バリバリで登場。『ジョジョ』でも少なからず見られる要素ながらバトルものの二世代作品は親が物語の都合から損な役回りか*1、新主人公たる子どものポジションを略奪してしまうか*2に陥りがちで、本作もバランス・構成上の苦闘が窺える。とは言えナルトにも(特にアニメ版では)見せ場は設けられており、共闘・支援型寄りで健闘している部類とは言えるだろう。

銀牙-流れ星 銀-』主人公の銀は続編『銀牙伝説ウィード』でも奥羽の軍団のリーダー格として存在感を保ち、その続編主人公にして息子ウィードも『オリオン』からは先代主人公の立場になった。
犬だからこそ外見が変わらず描かれてもさほど違和感なく、祖父・父・孫の三世代が深刻な相克なく長年共闘する稀有なシリーズだが、徐々に銀が老い衰えた演出は増え、『レクイエム』に至り幼犬期の飼い主・大輔の家にて保護静養。事実上、大筋のメインキャラからは外れている。ウィードも積極的に活動はするのだが、敵ボスに重傷を負わされたりと展開のため子世代活躍の前座で損をする立場になりやすい。

ファイアーエムブレム トラキア776』は『聖戦の系譜』子世代のスピンオフ作品なので『聖戦』の同世代主人公セリスも登場。出番は少ないが、『トラキア』主人公リーフの危機を救いリーダーとしての器の差を見せ、正式に共闘して部下も派遣するという、かなり美味しい所取り。
『聖戦』のゲーム仕様上でのリーフはセリスの部下同然だったので、これでもマシと言えばマシなのだが、リーフの地味なイメージに一役買ってしまった。大陸戦争を破竹の勢いで完全勝利するものとしてプレイヤー意識が固まった原作を持つスピンオフの難しさであろう。

宇宙刑事シャリバン』におけるギャバンは、ゲスト出演しても蒸着せずに助言と生身アクションのみの活躍を続けていたが、最終話のみ上記の「同時に倒さなければ~」タイプのラスボスを倒すために蒸着し、シャリバンと共闘した。
後述する失敗から、『スーパー戦隊シリーズ』『仮面ライダーシリーズ』では近年は原則的にこのパターンが取られることが多い*3。ある意味ではこのパターンを大前提としていた『ストロンガー』最終章・7大ライダー編や『10号誕生!』・『SPIRITS』、あるいは戦隊VSシリーズ*4の作風に回帰したともいえる。

「THE IDOLM@STER」シリーズでは『シンデレラガールズ』での模索を経て『ミリオンライブ』以降は765ASとミリオン初出メンバーは同じ事務所の先輩後輩であるだけでほぼ対等と扱われる形で定着しており、アイドルものジャンルとしてはわかりやすい「先輩・後輩主人公の共闘」と言えるだろう。このパターンは後に『SideM』への秋月涼追加実装*5や、『Via-Live』が後で876プロ持ちの候補生の最終試験だったと明かされて以降の公式公報漫画(元祖876トリオはもちろん、夢子や蒼一も登場したことがあるなど『ディアリースターズ』の続きの要素も強め。舞もセリフで言及されるだけであれば名前が登場したただ、内容は原則的にショートコント)など、アイマスブランドでは「旧作メンバー」はほぼこの扱いで固定となっている。



【対立・ライバル型】

誤解や方針の違い、或いは別の集団に属する成り行きから、避けられない戦いへ発展するパターン。
前者の場合、ファン的には夢の対戦カードでもあるが、同時に悪夢といっても過言ではない。
実際、あるヒーロー番組では「戦っちゃヤダよー」と泣きだした子供もいたらしいし、一時期の『スーパーヒーロー大戦』における反目展開の多さは大人のファンからも批判自体はあった。
新主人公は旧主人公との差別化の為に正反対の性格に設定されていることも多く、それが対立に拍車をかける結果を生み出す。
まれに無理のある理由で戦わされることもあるが、近年の作品ではさすがにどちらか片方がアホみたいに間違っていることは少なく、基本的に人の数だけ考え方があるので「どちらも間違ってない」という落とし所にもっていく。
まあ、演出的にそうなっていても、客観的に分析すれば片方の主人公がどう見てもおかしいということもあるが。
なお、大抵は後々に和解し共闘型へと変化するが、中には最後まで険悪で争う姿勢を崩さなかった者たちも存在。
また新主人公が旧主人公の敵対組織に所属していた場合は、まずこの対立型からストーリーが進んでいく。
組織抗争の面が深くなると裏切りフラグも立ちやすく、結局どちらかの組織(元所属組織)は壊滅しがち。

機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊』の主人公ユージは、続編世界の『カタナ』では一度連邦軍を辞めてから復帰した経緯が描かれ、カタナの主人公イットウと対立する組織の兵として登場・交戦。更に強化人間手術を施されてしまうも…と堕落・対立・共闘(救済)、エピローグでは客演型という、旧主人公ポジションの様々なセオリーが詰め込まれた役割を担っている。
『SEED DESTINY』のキラ・ヤマトも少し近いとも言われる。

また、平和な意味合いでの夢の対決というパターンでは『魔法少女リリカルなのはVivid』のヴィヴィオVSなのはの対戦や、なのはvsティアナのスターライトブレイカー*6対決(最初から「実戦形式での訓練」を前提とする対立。要するに単なるチーム分け)が挙げられる。

スポーツジャンルでは、野球漫画ドカベンシリーズが『大甲子園』において複数の過去作主人公チームを山田の明訓と戦わせ、後の『ドリームトーナメント編』でも山田のいるチームと歴代主人公たちが次々に対戦(その上、試合の結果は大方の読者の予想通り山田側の全勝)という、ちょっと他に類を見ないコンセプトが有名。
出版社も異なる『一球さん』などの連載開始時点で『大甲子園』の構想があったかは不透明だが、少なくとも『ダントツ』の連載には当初からその意図があったと思われる*7
さすがにこれは明訓以外の作品をないがしろにしている面も否定できなかったのか(もっとも甲子園大会のルールを考えれば、どこかの高校が全勝する展開にするしかないのも事実だし、それにもっとも相応しいのはやはり作品知名度の面で明訓であったのはやはり否めないだろう)、ドカベン名義でも『プロ野球編』以降は再度水島オールスターズ形式を取っている。
ただ、景浦の交遊録メインでも話が成立する『あぶさん』と違い*8、実在選手の扱いでいろいろ困ったらしき面も…
その『あぶさん』の景浦安武は『男どアホウ甲子園』終盤、昨今で言うセルフコラボ感が強い客演を果たし、プロ1年目の藤村甲子園と1974年のオープン戦で対決している。
設定上は景浦がプロ2年目なので一期上だが、連載年数では断然後輩。読者目線では「水島新司の野球漫画を代表する古株主人公vs新作主人公の新旧対決」に映っていたであろう*9

サッカー漫画での代表例は、高校サッカー題材の『シュート!』シリーズだろうか。続編の第二部『蒼きめぐり逢い』では前作主人公達の中学時代が描かれ*10、当時のライバルが第四部『新たなる伝説』で主人公化。インターハイでは第三部の主人公チーム*11と第四部主人公チームがダブル主人公化し、その二校による全国決勝が行われた。
元祖主人公の掛川高校はさておき、しのぎを削った全国の強豪達が、第四部では新主人公チームの箔付けに利用されてしまった感は多少あるものの、作風が丁寧なので極端なかませ犬化に遭ってはいない(……皆無とも言いにくいが)。



【支援型】

同じ土俵に立つことはないが、指導役や後方支援に徹して新主人公を全力で手助けするタイプ。
既に精神的に大きな成長を遂げているだけあって余裕があり、新主人公の「先駆者」として的確な助言をしたり、陰ながら危機を何度も救ったりも。
中には当時の精神年齢のままハチャメチャなことをしでかす者もいるが、いざという時には歴戦の風格を見せつけるのが常。
スポーツ系では比較的リアルな形で指導者につけやすく、『名門!第三野球部』の檜あすなろは、数年後設定の『上を向いて歩こう』で高校教師として野球部監督になり、主人公・上杉輪の恩師にあたる。
恋愛系の少女漫画なら、新主人公をかつての自分と重ねて温かく見守るお姉さんだったりする。
バトルものでは何らかの事情で戦う力を失っているケースが多いが、力を取り戻し戦線に復帰すると、やはり桁違いの強さを発揮して無双状態へ。
また戦わない場合は新主人公が旧主人公の装備などを使う、という展開もある。
『MGS2』のソリッド・スネークや、『グレンダイザー』における兜甲児がこのパターン。
宇宙刑事シャイダー』の終盤では、終盤でフーマの侵略が活発になった際に「宇宙のどこかで戦っている」という扱いでギャバンとシャリバンが説明とバンクフィルムのみで客演したという例があったほか、『宇宙刑事NEXT GENERATION』では『シャイダーNG』のみ「(前主人公の)大は遠くの銀河に赴任している」旨のセリフと写真のみとなっており、結果的に『シャイダー(初代)』での演出が踏襲されることになった。
これは大を演じた円谷浩が37歳没と早世したため客演しようがなかったのも大きい(その証拠に、烈/初代ギャバン役の大葉健二、電/初代シャリバン役の渡洋史は「共闘型」の脚本で参加している)。
ニンジャスレイヤー』では第4部より主人公がフジキド・ケンジからマスラダ・カイに交代し、
フジキドは諸国を放浪しつつ新たな「ニンジャスレイヤー」となったマスラダを正しい道へ導くべく暗躍している。その過程で対立もしているが。
ウルトラシリーズでは過去には100%共闘型が基本だったが、『ダイナ』における前作主人公・ダイゴがこのパターンだった*12の以降は「エピソードの前半支援型・後半共闘型」の構成となっていることが見られる。そのアスカも『ティガFO*13では後述する客演型・暗示型の形で登場しており、ダイゴとアスカのフロンティア二部作主人公は1回ずつ「旧主人公」として登場したことになる*14
…もっとも『超時空の大決戦』や『Z』「最後の勇者」などのように*15、最初から共闘するエピソードも十分多いのだが。


【堕落型】

新主人公が頑張っている半面、その裏で肝心の先代がどんどん落ちぶれている有様。
普通の主人公が次回作でこうなると最初は批判されがちだが、主人公時代には描けなかった弱点や悲哀を描くことで、よりキャラクターに深みが出る場合もある。
ひどいのになるとラスボス化したりする。中には前作の時から作者がそこまでストーリーを計算していたというケースも。
それならまだ箔がついたり同情を誘えたりもできるが、子供騙しの猿芝居に引っかかって会ったこともない新主人公へ勝手に敵意を募らせたり、邪悪な意思にいいように操られたり、あまつさえ旧ヒロインが健在なのに別の女性と肉体関係を持ったりすると、本当に情けなさ過ぎて涙が出てくる。
特に『grand theft autoⅣTlaD』のジョニー・クレビッツはヤク中に堕ちてしまった(彼の率いていたバイカーギャングはクスリが禁止だった)上、新主人公・トレバーのイカれ具合をプレイヤーに見せつけるため登場から1分22秒で蹴り殺され、ついでに仲間も皆殺しにされ、組織も壊滅させられるというあんまりな結末を迎えている。(組織の壊滅は元から弱っていたという理由もあるが)

メガゾーン23・PARTⅢ』の矢作省吾が分かりやすい堕落……と言うより「堕とされた」型か。
前作で悩みを抱え、『SEED DESTINY』でそれを引きずり、明確にトリプル主人公扱いになった『FREEDOM』でとうとうストレスから"爆発"してしまったキラ・ヤマトがかなりこの例に当てはまる。
また『ガンダムΖΖ』のカミーユもどちらかというと支援型ではあるが、少し近いとも言われる。
中には『R-TYPE TACTICSⅡ』のように、旧主人公との戦いを通じて現主人公の行く末を暗示させるパターンも。
ある意味凄まじい事例として、『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』では、「モデルになった人である清原和博がスランプに陥った*16」という理由から、旧主人公であるキヨハラも初期を中心に「打撃成績は悪いし、作中での扱いも悲惨*17」とまさに堕落型旧主人公に該当していた。

ドラゴンクエストⅠ勇者は、誰もが知るメジャータイトルでの堕落型旧主人公としてある意味有名。
DQビルダーズ」において、りゅうおうの『世界の半分をやろう』の誘いに乗ってしまった後の勇者」が登場する。
精神…というかキャラ全てが「ビルダーズ」世界のため見た目だけならかつての勇者のスタイルを受け継いだ物になっているが徹底的に崩壊させられており、シナリオ自体はさておきキャラ造形の評価としての賛否は否がかなり強い。ほぼ無言・無色主人公だからと言って、二次側の都合で好き勝手にしすぎる事への悪例と言えるかもしれない*18


【略奪型】

旧主人公を新主人公の踏み台にする堕落型の逆で、旧主人公が新主人公を完全に喰ってしまい、作品のメインを張ってしまう所謂“主役の降格”である。
意図的に交代させるか、また一応新主人公は中心であるものの、ドラマの濃さが段違いで視聴者的に主軸がすっかり入れ替わってしまう現象を指し示す。
理由としては製作側の異常な愛情の賜物であったり、新主人公が非常に動かし辛くてやむを得ない処置である場合。いずれにせよファンからは批判されることが多い。
このタイプの主人公が高評価されるのは、オールスター系の作品で過去の主人公を引き立てるために活躍するパターンや、実は悪役で旧主人公に倒されることが運命付けられているパターンなど。

ほぼ文字通り「主人公を略奪した」古典として有名なのが『黄金バット』。奪われた方は(明言はされていないが)オマージュと思しき別人扱いのライバルキャラにリメイクされた。
ドラゴンボール』は孫悟空が主人公の座を息子の孫悟飯に譲って世代交代をしたが、悟空の存在感や印象があまりにも強すぎた為実質的な主人公として復帰した*19…と言うか、一般的にはずっと孫悟空が無二の主人公という認識であろう。主人公交代に失敗した・明確な「悟飯が主人公」は『スーパーヒーロー*20でようやく実現した*21と言うべきか。やっぱり鳥山先生もあのあたりの「悟飯って主人公か?」になっちゃったのは悔いがあったのかも
同種のパターンは『ケンガンアシュラ』でも起こっており、主人公・王馬が最後のバトルの影響で死亡したはずだったのが、続編が暫く進むと「実は生きていた」とピンピンして登場。やむにやまれずの展開と言うより、当初から新主人公(達)は人気次第で王馬を復活させる当て馬的な算段だったのではと見られている。
HUNTER×HUNTER』のゴン=フリークスキメラアント編終盤の影響で重体に陥っての回復後も念能力を失い、単行本での人物紹介からも主人公の肩書きを失った…どころか、メインキャラ格からも脱落したと判断せざるを得ない実態がリアルタイム的にず~~~っと続いている。本項ではレアケースな「執筆能力・ストーリー構成能力」とはまったく別の内容での作者の問題。主人公がいた作品から、不在化した作品の代表とも言える。
アークザラッドⅡ』の後半でエルクより主人公として目立つアークはかなりこのパターンに当てはまるが、両方ともバランスよく出番があるからか高評価されている。
先述した「マツイくん」に至っては、後半はマツイが人外になりすぎて話の進行役を務められなくなる(ほぼ「うが~!」しか喋っていない回も普通に存在するレベル)と作者の河合先生が大暴投をやらかしてしまい、結果的にキヨハラ・クワタの前作主人公コンビがこの意味での主人公を(ナガシマ監督と一緒に)代行しているような感じになっている。これもある意味では主人公の座を旧主人公が奪ってしまったと言える。
これまた『SEED DESTINY』が話題に挙げられることが多いが、あちらは厳密には前作主人公(キラ・ヤマト)より、前作ライバル(アスラン)が新主人公を喰っている形の方が近いためやや特殊例。
一応公式…というか福田総監督や両澤先生の見解としては「ラクスが行動を起こして以降はキラ・アスラン・シンのトリプル主人公(旧主人公ではなく、シンが主人公から動かないままキラとアスランが主人公に復帰)」とされているものの、アニメの表現としては不完全燃焼となってしまったのが指摘されたのはやはり記載せざるを得ないだろう。
結局明確なトリプル主人公制は視聴者の方の時間で20年待つことになった『FREEDOM』でようやくわかりやすくなったと言える。予定通りに劇場版を公開できていれば『DES』が旧主人公問題でここまでバッシングを受けることもなかったのかもしれない。




【客演型】

必然性はなく、いわば単純なファンサービス。もしくは設定上居なければならないから出しただけのもの。
アパートの隣室から聞こえてくる声が内容や言葉遣いから判断するに恐らく旧主人公と旧ヒロインであったり、
よーく見ると“ウォーリーを探せ”の如く背景にいたりする。
直接的な接触はなくても、テレビで新主人公の姿を見て「俺も昔はああだったなぁ」と感慨深げに評価する時も。

爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』のアニメ版最終回で星馬豪がまさにその発言をしている他、原作では一文字兄弟との新旧主人公対決を制している。
『ドラゴンボール』では前作『Dr.スランプ』のアラレちゃんたちが、舞台のペンギン村ごと突如登場。流石に作品路線が離れすぎたのか原作再登場はならなかったが、FCソフト『悟空伝』では裏ボスポジション、劇場版『摩訶不思議大冒険』やアニオリシリーズ『』、もっと後のゲーム『Sparking!METEOR*22にまでファンサービス的に登場している。
アニメ『遊戯王GX』では前作主人公の武藤遊戯が初回導入部で登場。再登場したラストデュエルのクライマックスは闇遊戯が務めた。特に後者は、年次を重ねるごとシリアスに傾斜したGXの印象を〆のデュエル1つで大きく変えた名客演と言って良いだろう。
リリカルなのはシリーズ高町恭也のように世界線が違うタイプも割り振り的にはこれになる。なお『VividS』ではこういう形ですら旧シーズン主人公3人が登場しない
劇場版マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜』における、イサム・アルヴァ・ダイソン
同小説版における熱気バサラマクシミリアン・ジーナスミリア・ファリーナ・ジーナスなども該当するか。
なお、熱気バサラは最前線に出してしまうと「もうあいつだけでいいんじゃないかな」レベルで歌で解決してしまうため出せなかったとのこと。紹介しておいてあれだが『無印』の主人公と言っていいかは別として、同じ理由でマックスも使いどころに困る「バルキリーに乗れるキャラ」だった様子。実際に『7』ではミリアは前半クールでもバルキリーパイロットとしてちょくちょく出撃しては無茶ブリをしてガムリンを困らせて*23いるが、マックスのバルキリーパイロットとしての発艦はかなり引っ張った。

変わったところでは『パワプロクンポケット14』だと、「おそらく『12』の主人公」な人物が登場したり、レッド『9』の主人公でもあることを肯定するようなイベントがあったりしたものの、『無印』~『13』までの過去作主人公はあくまで「いることを暗示する」にとどめる、の慣例に沿ったため、過去作の主人公であると明言されることはない*24。ストーリーとしては共闘型の基本パターンだが扱いは客演型という珍しいケースであった。
実はこのパターン、「『ポケ』じゃないパワプロ」でも少ないながら例があり、例えば『ポータブル3』には『9』の恋恋高校のイベントを別視点から見た内容のランダムイベントが存在した。このイベントにて「特に熱心な男子生徒」が登場しており、状況的にこの生徒が『9』におけるパワプロクン、つまり旧作主人公と判断できる。
またパワフェスモードにおける戸井は状況的に「明確な『旧主人公』」…サクセス主人公第一号、つまり『5』の主人公ゆえに隠し選手とされていると考えていいだろう。

幻星神ジャスティライザー』でも、前作ヒーローのうち4人がおまけ程度に登場した例があった。

Grand Theft Auto IIIシリーズ(発売順に『3』『VC』『SA』『LCS』『VCS』)は同一の世界線上の物語*25で、
過去作の主人公が客演していたり、逆に後の作品で主人公になる人物がモブとして先行登場したりする。
例えば『SA』にモブとして登場するクロードは『3』の主人公だったし、『VC』のオープニングでいきなり死んでしまうヴィクター・ヴァンスはそれより前の時間軸を描いた『VCS』で主人公に抜擢されていたり。
主人公に限らず、サルバトーレ・レオーネやカタリーナといった重要人物も他作品で客演している。

女神転生シリーズでは、『ペルソナ』『ペルソナ2』にて『真・女神転生if...』の女主人公デフォルトと同名の「たまきちゃん」が登場し、基本無縁の世界観でのチョイ役ながら同キャラ、或いは並行世界の同人物とみなす風潮が広まり、俺のたまきと違うとか言われながらも大きな反響につながった。
真・女神転生Ⅲ』主人公の人修羅は後続作品の隠しボス・DLCボスとして名物化しつつあり、作を追うごと脚本が凝ってきている。どのエンドがハッピーエンド・正史ルートなどという概念で語れる原作ではないものの、明らかに捻った部類のルートを辿ったと思しき旧主人公が何度も起用されるのは珍しい。その初陣を飾った『アバチュ』では「コマンドRPG最強最悪のボス」という呼び声も高い。
他の旧主人公達もじわじわ客演(大人の事情による代役)やDLCでの登場機会を得て、暗示型に留まらない存在感を持ち始めている。

やや毛色が異なるが、同時代の歴史ものを複数手がけた作者の場合、歴史の流れの中で客演しやすい。特に戦国時代は膨大な作品数の割に、三天下人や信玄の周辺に題材が集中しがちなので…。
史実通りに旧主人公が落命する場合も、旧作ファンに配慮し(或いは作者の贔屓が残り気味で)キャラクターを崩壊させないような雰囲気の窺える扱い方は少なくない。
実際にNHK大河ドラマでは「(過去作で主役だったので)ある程度はそちらのファンを想定して扱う」らしき人物がいることはちょいちょい見られるし、『青天を衝け』(本来の主人公は渋沢栄一、時代背景として大政奉還なども扱う)では本編とは別枠で、時代背景や「徳川幕府の歴史として知っておかないと話が追えなくなる話」の解説を行う先生役として徳川家康(とお付きらしき黒子)が登場する、と、まさに「時系列上は『前の時代の主役』たる人物が客演する」要素があった。
タブレット端末も普通に使えるんすね大権現様。 


【誕生型】

続編が前作の過去話、かつ新旧主人公が親子だった場合のケース。
ストーリーの最後に子供の誕生もしくはそれを匂わせる描写が為され子供の名前を決める、或いは、子ども=幼い旧主人公が育つ姿に目を細める、といったシーンが多数。
しかし題材が荒事の場合、大概その未来に動乱・悲劇が勃発する(した)ことが決まっているため、伏線回収の要素も強めになる。『ファイアーエムブレム 烈火の剣』エンディングなどが代表例だろう。
『スーパードクターK/DoctorK』においては、主人公KAZUYAのクローン黒須一也が作中後半に誕生。KAZUYA死後になる続編『K2』では一也がダブル主人公の片方を務めるが、旧主人公KAZUYAが遺した足跡・伝説も多数描かれ、KAZUYA側から見ても理想的な誕生型&暗示型の複合が印象的。
「実は旧作世界の過去にあたる作品だった」と終盤に明かされ、未来の世代として旧主人公が僅かに登場するパターンもこれか客演型に属しやすいか。『炎炎ノ消防隊』などが該当する。
映画ならスターウォーズシリーズ辺りが有名か。


【オマケ型】

【客演型】とはまた違うファンサービス。
ゲームで見られる特殊な例。ストーリークリア後に旧作主人公や人気キャラが使えたりする。
ストーリー上の絡みや、会話等が無く、本当にただ使えるだけ。会話する場合もあるが、ほんの少しだったりする。
ソーシャルゲームでは運営のテコ入れにされやすく、強引な形で(かなり雑な脈絡の付け方で)課金ガチャキャラとして登場しやすい。
初動重視だと、何人かローンチ実装だったりもする。『閃の軌跡NW』とか。
『Fate/Grand Order』のようにストーリー面でも恒常的なレギュラー陣に昇格するケースもあるが(例としてメインシナリオに登場したキャスター版ギルガメッシュ、主役を務めるハロウィンイベントが毎年恒例となっているエリザベート・バートリー*26など)、さすがに「こういう扱いに変更されるのは旧作コラボイベントのときのみ」のことが多い。
SIREN2』の須田恭也などが一例。
ACE COMBAT 04』の主人公メビウス1は本編での無双っぷりが大きなインパクトを与えた為か後の作品でもたびたびゲスト出演しており、
現在最新作の『7』では明確にオマケストーリーの主人公(VRモードを使用した別個のストーリーのプレイヤーキャラ)としての客演となっている。
エウシュリーのRPG・SRPG系では、クリア後などの条件付きで、周回プレイ用オマケ要素ポジションとして旧作キャラがよくプレイアブル化する。『戦女神』シリーズのセリカなど何度登場したか分からないほど。
先述の『THE IDOLM@STER』でも、「シンデレラガールズ」では765ASは結局この形に落ち着いた(初期はむしろ765ASこそが「現主人公」だった)。
その後の一部コンシューマ作品、あるいは「POP LINKS」や「TOURS」ではすべての事務所が並列的に扱われており、この「オマケ型」を発展させることで共闘タイプになった珍しいケースともいえる。
上でちょっと触れた『なのは』あたりになると、作品展開の順番では「旧主人公」だが時系列的には未来の人物、がオマケ的にプレイアブル参戦した*27クソややこしい作品まで存在する。


【暗示型】

旧主人公の存在自体は匂わせながらも、あえて直接的に登場させないというパターン。
【客演型】に扱いは近いがストーリーにはきっちり絡んでいるパターンが多い。その作品の外伝や漫画・アニメ版になったとたんに実際に登場する場合もある。
主人公に近かったライバルや親友、部下などのキャラを続投させ、その活躍を伝聞で語らせたり、連絡を取り合っているシーンを挿入したりする。
旧作のファンをそれなりに引っ張れるが、同時に新主人公と食い合うこともない、ある意味では一番いい落としどころである。
ガンダムビルドファイターズトライ』におけるイオリ・セイ、『同アイランドウォーズ』におけるレイジが「なんらかの行動をとったことを示唆する」形でのみ登場したケースや『ガンダムブレイカー4』におけるマイスター・ジンの正体を示唆する展開、『ビルドダイバーズRe:RIZE』におけるヒロトが『ダイバーズ無印』の時期にAVALONに在籍していた・有志連合戦にチャンプ側陣営で参戦していた設定など、『ガンダムビルドシリーズ』ではこの「このキャラや設定は過去作主人公の行動の結果、として健在なのを暗示する」はなかばお約束要素となっている。
…そのせいで明確に全員集まるのはゲーム作品を別にすれば10thアニバーサリー記念アニメ『メタバース』を待つことになった
ペルソナシリーズの歴代主人公の扱い方や*28、『トップをねらえ2!』のタカヤノリコもこれ。
牙狼-GARO- 魔戒ノ花』の冴島雷牙も、設定上は前作主人公の息子でありながら、本編では直接明言されず、はっきりと両親が語られたのは『烈伝』…というか『阿修羅』であった。


【死にました/歴史上の偉人です型】

作中で旧主人公が死ぬ、すでに亡くなっていたなどの死を明らかにされるパターン。
主人公やその仲間をかばって、不慮の事故で、前作の段階ですでに不治の病に罹っていてなど…
旧主人公との永遠の別れが描かれることもあり、名エピソードになることが多いが、前作のファンとしては悲しいことは間違いない。
稀に死亡フラグバリバリ*29建てた後行方不明になって最終局面で帰ってくるパターンもあるが…
これ系で最も衝撃的、かつ「それだけは知っている」人々を生んだ作品と言えば、いきなりOPが前作主人公が事故死しての葬式から始まる『センチメンタルグラフティ2』であろう。

大河スケールの時代設定を持つシリーズだと、作品間で悠久の時が流れて普通に寿命で亡くなっているパターンもある。ときには子孫が登場したり、かつての活躍が伝説や神話として残っていることも。
ただしそれらの場合「こういう死に方だった」とはほとんど語られないし、【誕生型】【暗示型】にも寄りやすい。

他にも『クロノ・クロス』では「旧作主人公が【亡霊】として現れ主人公を罵倒する」と言う展開が為されるが、もとより作品テーマに「パラレルワールド」を扱っている上に
旧作主人公の亡霊が出現する場所は『時空構造がメチャクチャになった空間』であり、更にトゥルーエンドで【時空再編】が為されるので本当に死亡しているかは謎である。

世界を救うスケールの大冒険をした主人公でも意外とこういう偉人扱いは少ない。チヤホヤ扱いにしろ、賛否両論人物になるにせよ、制作者・プレイヤーに歓迎されるわけではないという証拠でもある。
ドラクエⅠ』の勇者は『』の時代には三王家の始祖になっているので、ざっくり言って結構な偉人である。
また、ロトシリーズ三部作構成を一層強調したHD-2D版では、それぞれの時代以前の勇者=旧主人公にまつわるイベントが増量された。
』の主人公は(当初は関連する世界だと想像されていなかった)『』のはるか過去に活躍したらしいことがほのめかされている。
蒼天のソウラ』において、「メラ担当・ヒャド担当・出力調整担当・発射役の4人*30で撃つ魔法であるメドローアをひとりで使う技として軽々撃っていた魔法使いが過去にいたらしい」として、『Ⅹ』では『ダイの大冒険』ポップマトリフが昔話(神話?)の人物になるほど時代が流れたことが示唆された。
このように『ドラゴンクエストシリーズ』も…ポップとマトリフ師匠については主人公パーティというくくりではあるが…ある意味ではわかりやすいこのパターンと言える*31

ファイアーエムブレムシリーズマルスも『覚醒』では伝説の偉人扱いだが、後発作品の影響でこの型以外の方が印象強くなってしまっている。
真・女神転生Ⅱ』序盤エリアには、前作『真・女神転生Ⅰ』の主人公の立派な像が飾られている。詳しい来歴が『Ⅱ』で語られないのは、『Ⅰ』が3つのマルチエンドだからである。逆に、その像の存在が歴史の裏設定領分を婉曲に窺わせるヒントにもなっている。
ネバーランドシリーズのひとつ『スペクトラルフォース メイマイ騎士団』では(ヒロイン攻略のギャルゲー要素が強めだったため)主人公がいわゆるメカクレ男で、ゲーム的には普通は大陸制覇しなければ終われないのだが、後の作品でしっかり顔とキャラクターが再設定され、老成した島国の君主として登場する。大概のゲームシリーズなら消息不明にされたり、存在ごと歴史から無視されそうな立ち位置の主人公像なので、ある意味、業界で稀に見る厚遇かもしれない。

やや近い例として、先述した『パワポケ14』ではストーリー内で語られた内容から「14主人公の父親は過去作の主人公で、かつ既に故人」と考えられており、時系列から『ポケ8』までの誰かではないかとするのが主流(というか大神博之の「プロ野球で同じチームだった」発言をそのまま旧主人公が父親説のもとで解釈すると8の主人公になってしまう)*32
このあたりに関しては『ポケ』の考察人気もあって今なお議論が続いており、旧主人公としてよりも死亡説のページを読んでもらった方が早いかもしれない。
先述した9の主人公も、正体はレッド説に沿えば「彼は(いったん)死にました」が前提の主人公と言える。
ある程度超常的な描写が許容され、かつ人外であるレッドならではの展開だろう。

ARMORED CORE VERDICT DAY』は前作『ARMORED CORE V』から数百年の月日が経っているとされ、当然ながらV時代の登場人物は生きてはいない。
だが当時の彼らの戦いは一部で神話のように語り継がれており、特にマギー遠い祖先何もかもを黒く焼き尽くす、死を告げる鳥が生まれる瞬間を見た*33とされている。





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彼らが一堂に集結する─────そんな光景に胸躍る人は追記・修正をお願いします。

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最終更新:2026年06月02日 07:46

*1 『キン肉マンⅡ世』『テイルズオブデスティニー2』など。

*2 下項目の『ドラゴンボール』など。

*3 無いわけではなく、『スーパー戦隊最強バトル!!』では「要するに腕比べである」と説明することで、過去作ヒーローと(主人公に相当する)パトレン1号とで本気で反目はしていなくともスタンスとして対抗してはいた描写がある

*4 こちらも反目する描写が無かったわけではなく、『ギンガマンvsゴーゴーファイブ』ではマトイが面と向かって「あなた方(ギンガマン)が戦闘のプロなのは理解したが、レスキューに関しては我々がプロであなたたちはアマチュアだ」と発言して指揮優先権を渡すよう言い出す、『デカレンジャーvsマジレンジャー』では事情を知らなかったがゆえにバンが事態を悪化させる、『シンケンジャーvsゴセイジャー』では丈留が洗脳されてしまい、他のシンケンメンバーの意に反して敵方に回ってしまう…など、いろいろと「vsというからにはタテマエでも対立する要素を入れたい」を試行錯誤した様子も見られる

*5 離籍したわけではなく、876プロと315プロと両方に籍を持っている形

*6 アニメ版で言う6~7話。初出は「サウンドステージX」だったため、絵がある媒体ではティアナはSLB初披露。ブレイカー対決そのものはティアナが制し、「総合的なチーム戦としての戦略」では直後に実質的な指揮役たるティアナの撃墜判定を出させることになのはチームが成功と、最終的な試合結果同様「引き分け」に近い描写にすることで双方の格を保ったケースと言える

*7 何しろ同じ週刊少年チャンピオンで、都予選を優勝して「山田、甲子園で会おうぜ!」と主人公監督が吠えた最終回の翌週から「大甲子園」が連載を開始している。

*8 実際にホークスに在籍経験がない実在選手が「景浦と私的に交友がある」として登場することはままあった。例として史実でも酒豪投手として知られた今井雄太郎はホークス入団前(現役最終年の91年シーズンのみダイエー在籍)の阪急時代からすでに「あぶさんのお酒仲間」というポジションで何度も登場している

*9 その対決は、景浦の満塁ホームラン。掲載誌は違うが、結果的に『どアホウ』から『あぶさん』への作品交代劇の前触れだったかのような体である。

*10 第一部序盤で既に中学サッカー界で実績ある主人公達として設定されており、結末は半ば窺えるものだった。

*11 第一部チームが1年進級しただけの同校チーム。

*12 時系列上、そもそも変身しようが無かった

*13 『ダイナ』より後に作品展開。

*14 これが好評だったのを踏まえたのか?リブート作品である『デッカー』ではカナタ/ウルトラマンデッカーと番組としても世界観としても前主人公であるケンゴ/ウルトラマントリガーとの共闘回は比較的多かった

*15 後者に関しては「超獣への対処経験が薄いゼットに口頭で助言や指導を与える」として支援型の要素自体はある

*16 肉体改造に失敗した、という見方が主流。

*17 キャラ紹介が「はて、どなた?」の一言で済まされる、同じくキャラ紹介でナガシマ監督の踏み台になっているなど。一方で桑田真澄のケガによる戦線離脱はクワタが少し言及したのみでほとんど反映されていなかったり…。

*18 流石に負の反響を大きく受けたのか、『ビルダーズ2』では原作DQ2の主役・敵方とも無暗に貶めないベクトルに大きく舵を変えており、HD-2D版『DQ1』では『ビルダーズ』世界線の勇者とは全く違う精神性である事を示す事で『ビルダーズ』に至らない事が暗示されている。もちろん例の選択肢は残ってるし、それに乗ると『ビルダーズ』をネタにしたトロフィーが貰える。

*19 話の流れを幾度か悟飯中心に持っていこうとした気配は窺えるが、結果的には踏み切れずにいずれも悟空の活躍の前座にされてしまった。原作者の鳥山明氏が、悟飯の事を戦いより勉強が好きな性格だと強く認識していた事も悟空復帰の要因とされている

*20 ビルスの居城ならぬ居星の設定が登場したのもあるにせよ、今作では悟空とベジータのどちらもまったく事態に関わらないままストーリーが進行する、「ドラゴンボールの劇場版作品」としては異例の脚本となっていた

*21 ただし鳥山先生が直接ストーリーを考えていない作品を含めれば『銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』が先に事実上悟飯の単独主人公となっている

*22 『ヒーローズシリーズ』と『SpZERO』では非収録。

*23 なんなら初めてガムリンと編隊としてのペアを組んだ時点で「天才であることが前提」のアドバイスばかり飛ばして困惑させている。ある意味ではギリギリまで指示を一切聞かないバサラの方がミリアの説明している内容をその場ですぐ理解できているフシも…

*24 ただしピンクと「特別な仲」になれる作品は当時『ポケ12』しかないうえ、主人公が交友を持つようになるまでは「廃ビルに勝手に住み着き、まるなまスーパーのバイトで生活費を稼ぎつつ、ネカフェに通い詰める」暮らしをしている「怒りっぽいが機嫌が治るのも早く、いいかげんでわがままで根性なし」(以上、ピンクの項目より引用)と男性と交友できるかかなり疑問符が付く状態だったため、前者に関してはほぼ明言と同じとも言える

*25 時系列ではVCS→VC→SA→LCS→3となっており少々ややこしい

*26 そのためエリザのいわゆる「別クラスver」は実装数に対してイベント配布サーヴァントにかなり偏重しており、ガシャ枠は『FINAL』までは「普通の『CCC』仕様」とカーミラ名義版程度だった。

*27 厳密には当時現行作品だった漫画媒体からの参戦

*28 『Q』などダブル主人公扱いにすることで明確に登場する作品も一応存在する

*29 ここは俺に任せて先に行け!系

*30 一応発射役については「照準」のみなので頑張れば3人でも撃てるらしい扱いではあった

*31 ただし『蒼天』については、他のパーティメンバーから「(4人のなかのひとり、でもこんなに負荷がかかる魔法である以上)いくらなんでもありえない」「メドローアを決め技のひとつにできるパーティが過去にいたのは事実なんだろうが、だとしてもこの逸話すべてが真実ではないのではないか」とも言われており、明確に世界観がつながっているわけではない様子。ただしポップの驚異的な天才性は『ダイ大』以外のメディアミックスを主とするプレイヤーからも指摘されていたし、後にゲーム版作品のプレイヤーも単独でメドローアが扱えるようにはなったが、原則的に必殺技・超大技扱いであり軽々と扱える技ではないと位置づけられるため「そりゃあ簡単とは言わないけど、言うほどは困難な魔法技じゃない」までは来ており、老バーン戦のときの一回のみながらメドローア2連射もできているポップを(遠回しにではあるが)立てる形が取られていることにも留意

*32 反論として、外藤侠二の「後輩にソックリ」の発言から『初代』および『3』の主人公とする意見も多く、この2説がほぼ主流。ちなみに荒井三兄弟が「1・3主と8主は雰囲気が似ている」といったニュアンスの発言をしている点でもこの2人に絞られるのは一定の整合性がある

*33 V主人公がRDのヴェンジェンスを撃破した後、黒く焼け焦げたヴェンジェンスの「鳥のエンブレム」を使うようになったらしい