登録日:2018/03/19 Mon 00:25:52
更新日:2025/04/17 Thu 09:27:05
所要時間:約 10 分で読めます
ガンテツボールとは、ポケットモンスターシリーズに登場する
モンスターボールのうち、ボール職人
ガンテツが作ってくれるボール群を指す俗称。
ガンテツは「ぼんぐり」と呼ばれる特殊なきのみからモンスターボールを製造する伝統工芸の職人であり、店では販売されていない特殊なボールを作成してくれる。
◇概要
それ以来は長らく出番がなかったが、第7世代で個数限定ながら復活し、その後も入手性に難がある珍しいボールというポジションに収まりつつある。
その多くが
特定の条件に当てはまるポケモンに対して、捕獲補正率(捕まえやすさ)がアップする性質を持つ。
効果の対象とならないポケモンに対しては、ヘビーボール以外はモンスターボールと同じ捕獲補正率
1.0となる。
第3世代以降増加する「特定の状況でのみ効果がアップするモンスターボール」の第1号…なのだが、金・銀・クリスタルでは
バグにより7種類中3種類が正しく機能していない。
ちゃんと仕事しろガンテツ
HGSSではこれらのバグは修正されたものの、今度は市販ボールの高性能化によって他のボールでも換えの効く状況が多くなってしまった。
総合すると、ボールとしては役立つ状況がかなり限られており、目を見張るほどの性能とは言い難い。
◇オシャボとして
ただし、これらは普通に
ゲームをプレイする場合の話。
ガンテツボールはポケモンを入れるモンスターボールの種類にこだわるプレイヤー、通称
オシャボ(オシャレボールの略)勢からは、その希少性から高い人気を誇っている。
かつては、タマゴから生まれるポケモンはすべて普通のモンスターボール入りであり、ボールの種類にこだわるとタマゴ技が使えないなどの重いデメリットがあったため、対戦用ポケモンのボールにこだわるプレイヤーは稀であった。
だが、3DSの第6世代(
XY)以降
親のボールの種類が子に遺伝するようになり、モンスターボール以外に入った強力なポケモンを作りやすくなった事で、オシャボ愛好者が爆発的に増加。
中でもガンテツボールは市販されていない希少価値から、トップクラスのオシャボとして人気を集めた。
更に第7世代(
サン・ムーン)以降はアイテムとしても復活し、その後は「プレイ中に1個しか入手できない」もしくは「2個目以降の入手はかなり難しい」
出し渋り希少アイテムとして常連化した。
相変わらずの希少性なので、
わざわざHGSSを起動してまでガンテツボール入りのポケモンを捕まえるトレーナーもいるほど。これは、HGSSでガンテツボールを大量に作ってもらえるためである。
今日では、ガンテツボールに入ったポケモンのタマゴはオシャボ勢により大量生産されており、
GTSにはガンテツボール入りのポケモンが大量に流されている。
一方で、タマゴで増やせない
伝説のポケモンをガンテツボールに入れるために血眼になっている者も少なくないようだ。
第6世代まではボールからポケモンが出る際のエフェクトは共通のものだったが、SMでそれぞれに独自のエフェクトが追加され、これもオシャボ勢のこだわりに拍車をかけている。
◇一覧
ヘビーボール
くろぼんぐりから作られる。
体重が重いポケモン程捕まえやすくなる。
このボールのみ捕獲係数(ボールの捕まえやすさ)を乗算するのではなく、被捕獲度(ポケモンの捕まえられやすさ)に
加算される。
このため、同じ体重であっても元の被捕獲度が低いポケモンほど受ける恩恵が大きくなる。
伝説のポケモンは基本的に捕獲率が3であるのに対して体重が重いものが多いため、後述通りの補正を得ると倍率に換算して
11~14倍超という圧倒的な性能を見せる。
被捕獲度が変化する細かいボーダーラインや補正の最大値は作品によって異なるが、概ね対象の体重が100kg増えるごとに加算される被捕獲度が増加していく。最大値は+30(第4世代以前は+40)。
一方で体重が一定以下のポケモンに対しては被捕獲度が
減算される。
条件次第で捕獲率が下がるボールはこれとウルトラボールのみ。
総じて特定の場面でのみ特大の効果を発揮するガンテツボールらしい性能のボールといえるだろう。
一方で初登場の金銀ではルギアとカビゴン以外ハイパーボール以上の捕獲成功率にならないクッソ使い勝手の悪いボール。補正自体は正常に機能しているため、下記のガチホモorレズボールや火傷治しボールに比べたらまだ使用価値はあるのだが。
HGSSでは加算対象こそ増えたが、金銀での補正なし相当が減算されるため使い勝手がすこぶる悪い。
その程度の体重のポケモンにヘビーボールを使うかといえば否なため大差はないとも言える
最新世代のデータを記載。過去作については備考を参照。
補正率 |
対象の体重 |
備考 |
-20 |
〜99.9kg |
第二世代では102.3kgまで HGSSでは204.7kgまで |
補正なし |
100〜199.9kg |
第二世代では102.4〜204.7kg |
+20 |
200.0〜299.9kg |
第二世代・HGSSでは204.8〜307.1kg |
+30 |
300kg〜 |
第二世代・HGSSでは307.2〜409.5kg |
+40 |
- |
第二世代・HGSSのみ。409.6kg以上のポケモンが対象だった |
エフェクトは岩石を象徴するような灰色の六角形が多数出現し、研磨を思わせる光が輝く。
効果・外見共に
岩・
鋼タイプや
カビゴンに良く似合う。
テラスタル記号に六角形もよく絡むので、
テラパゴス用の候補にもなる。
エアームドにも似合うが、体重の関係で元々低い被捕獲率がさらに低くなり、
伝説のポケモン並みに捕獲しづらくなるため、結構な修羅の道である。
また、SMに限り何故か被捕獲度の下限が0だったため、
ダンバル等一部のポケモンは
理論上捕獲不能だった。
そうでなくともヘビーボールでダンバルを捕まえるのは絶望的に難しいので、よほどのチャレンジャー以外は素直にGTSで探して殖やす事をお勧めする。
しかし
剣盾においてはワイルドエリアで最大の捕獲補正値が適用される
メタグロスが野生出現し、レイドバトルにも登場するためヘビーボールさえ確保できるのならヘビボダンバルの作成は容易となった。
SVではネリネが手持ちポケモンのボールとして使用する。彼女との交換イベントでもヘビーボール入り
エアームドが貰えるので、これを元手としてヘビボエアームドを調達するのも容易になった。
ルアーボール
あおぼんぐりから作られる。
釣竿で釣ったポケモンの捕獲補正率が4.0(第4世代以前は3.0、第7世代では5.0)となる。
実はHGSSではダイブボールの下位互換だったが、第四世代ではそちらの入手性が非常に悪かったので差別化はなされていた。
SVでは釣竿が存在しないためダイブボールと同じ水の世界に住むポケモンを捕まえやすいボールに変更された。と説明文にあるが、実際は設定ミスで特殊効果なしになっていた。今度はこっちがポンコツになるのか…
現在は修正され、水上にいるポケモンに対して補正が乗るようになっている。
ダイブボールよりも力強い、水中から出現するような水飛沫のエフェクトが発生する。
釣れるポケモンの中でも
ギャラドスは外見・
進化前の立場的にもピッタリ。
SVでは
ヘイラッシャ、
ウネルミナモあたりにも似合いそう。
また、SMやSVでは
ワニノコが野生で出現するため、念願の
サトシの「ルアーボールに入ったワニノコ」も再現できるようになった。
余談だがHGSSのグラフィックは配色ミスで「緑と赤色」になっていた(正しくは水色と赤色である)。
ムーンボール
きぼんぐりから作られる。
「
つきのいし」で
進化するポケモンの捕獲補正率が
4.0となる。
しかし金銀では
「やけどなおし」で進化するポケモンに有効というプログラムミスにより効果なし。
HGSSでは修正されたが、そもそもこのボールを投げることが可能なつきのいしで進化するポケモンが4種類しかおらず、やはり実用性はほぼない。
USMでは高難度ながら
クレセリアまで入れられるようになった。
色合いも含めて完璧な相性の色違いブラッキー&クレセリアを入れられないのが長年の悩みだったが、ようやく解消されたといえる。
ただし個数限定のガンテツボールで色違いクレセリアのゲットはかなりの修羅の道であるので、挑むならば相応の愛が必要となる。
ラブラブボール
ももぼんぐりから作られる。
自分のポケモンと種類が同じで性別が異なるポケモンが捕まえやすくなる…ハズが、
金銀では設定ミスで「
性別が同じ」 ポケモンが捕まえやすくなっていた。
ホモホモボールとかレズレズボールとかガチホモボールとかアダ名された
HGSS以降では修正され、ちゃんと「性別が違う」ポケモンが捕まえやすくなる。
条件がかなり厳しいものの、捕獲補正率は驚異の
8.0。
ただ、なぜか「自分のポケモンと同種のポケモン」にのみ効果が発揮される点がゲーム内で一切説明がないので、効果を実感できないと思った人も多いのでは。
同種のポケモンを用意する必要があるなら意味ないじゃん! と思われるかもしれないが、HGSS限定で異性の
ドーブルに「へんしん」させることで補正を受けられるという裏技がある。
これを利用すれば、性別さえ存在するならラティ
兄妹のような♂や♀しか存在しないポケモンであっても有効だが、性別不明のポケモンにはどう足掻いても補正をかけることはできない。
エフェクトはピンク色のハートマークが多数発生する。
フェアリータイプや特性「メロメロボディ」持ち、
ハピナス、ラッキー、色違い
メガミミロップ等に合う。
特に
ピクシーや
ニンフィアは「メロメロボディ」持ちでかつカラーリングもピッタリ。
また、
ラブカスや分類が「カップルポケモン」である
ワッカネズミにも合う。
可愛らしいエフェクトも相まって嫁ポケを入れる人が多い
が、カイリキー等の見た目がゴツいポケモンの内なる可愛さをアピールしたり、シロデスナをこれに入れる(見た目が城→お城のような形状のラブホを連想させる事から)等、ネタ枠として使われたりもする。
SM(USM)では
伝説のポケモンカプ・テテフをこのボールに入れようとするトレーナーが続出したが、「
めざめるパワー」のことも考えると文字通り修羅の道であった。
レベルボール
あかぼんぐりから作られる。
ボール上の上半分が黒、下半分が黄色で、その間に赤いVの字が入っている。
自分のポケモンが相手のポケモンよりレベルが高いと捕まえやすくなる。
獲補補正率は相手が自分のポケモンよりレベルが下だと2.0、半分未満だと4.0、1/4未満だと8.0。同じ効果のネストボールより倍率高め。
レベルが50を超える野生ポケモンは中々いないので、自分のレベルが100なら安定して4.0以上の補正を受けられる。後の世代では50超えも増えたが、それでも2.0の補正は狙える。
ガンテツボールの中で最も高性能と言っても過言ではないだろう。
スピードボール
しろぼんぐりから作られる。
金銀では「逃げ足の速いポケモン(戦闘中に
逃げる事のあるポケモン)に有効」…なはずが、例によって設定ミスにより
コイル、
モンジャラ、
ベトベターにしか効果がない。
これで1ターン目に確実に
逃げる三聖獣を捕獲しようとした人も多いだろうが、実際にはモンスターボールを投げているのと全く同じである。
HGSSで復活してからは野生ポケモンが基本的に逃げなくなっているため、素早さ
種族値100以上のポケモンが捕まえやすくなる効果に変更された。
三聖獣も
スイクン以外は適用されるようになり、
スイクンはシンボルエンカウントになったためゲットが狙いやすくなった。
捕獲補正率は
4.0。
エフェクトは集中線を思わせる大きな水色の光を中心に、大きめの白い光が複数出現する。
素早さの高いポケモンにピッタリな他、ボールのデザイン的には
電気・
炎タイプによく似合う。
特に
ギャロップや、
バシャーモ、
エレザード、
カプ・コケコは素早い上に色合いも合う。
素早くはないが、デザインだけは
ソルロックにも合う。
アニメでは
タケシの
クヌギダマがスピードボールでゲットされている。クヌギダマの素早さは低いが捕獲率は高いので再現は狙いやすい。
フレンドボール
みどぼんぐりから作られる。
他のガンテツボールとは異なり捕獲補正率は掛からないが、捕まえたポケモンの初期なつき度が
200、なつき度となかよし度が統合された第8世代以降は初期なかよし度が
150になる効果を持つ。 ボール遺伝ではこの効果を得られない点には注意。
なつき進化の図鑑埋めに重宝する…かと思いきや、金銀の時点ではなつき進化するポケモンはピチュー・イーブイ等野生で出現しないポケモンばかりであり、マトモな使い途はゴルバット→
クロバットくらいしかない。
ラッキー→
ハピナスも可能だが、出現率が低く殿堂入り後限定という条件が付く。
のちに登場したゴージャスボールと異なり、なつき度の上昇量ではなく初期なつき度に影響する。特に初期なつき度が0のミミロルはこちらで捕まえた方が進化させやすい。
一方で、初登場の金銀(HGSS)では分かってさえいればかなり強力。なにしろ
コガネシティの時点で
おんがえしのわざマシンが手に入る。かいりきが手に入るのが
アサギシティなことを考えても、時期に反してノーマルタイプ最強クラスの技がいきなり使える意義は大きい。
◇世代ごとのガンテツボール入手方法
第2世代(金銀)
冒頭に記載した通り、ヒワダタウンのガンテツに「ぼんぐり」を渡すと、翌日に完成したボールを受け取ることができる。
金銀ではガンテツに渡せる「ぼんぐり」が1日1個のみであり、一方で7種類ある「ぼんぐり」は各地の木から毎日1種類につき1個ずつ収穫できるため、どんどん余ってしまう上にボールを溜めるのにも時間が掛かりすぎるという問題を抱えていた。
クリスタル以降は孫娘が手伝ってくれるようになり同じ種類のぼんぐりを同時に好きなだけ渡せるようになり、消費・製造効率が大幅に改善された。
まごが てつだってくれて しごとが はかどるように なったわい
99個渡されても文句ひとつ言わないガンテツのワークライフバランスが心配である。
なお、ボールが完成するまでの「1日」とは、「24時間」ではなく「日付が変わって次の日になる」事を表す。
よって23:59に99個のぼんぐりを渡すと、1分後には99個のボールができあがっている。
好きなときに好きなだけ預けて好きなときに回収できる親切設計なのだが、悪用すればガンテツに大量のボールを納期1分未満で作らせる超ブラック発注を行う事も可能だ。ある意味正真正銘のプロ
第4世代(ハートゴールド・ソウルシルバー)
ルビー・サファイア~ダイヤモンド・パール・プラチナまではデータ上存在しなかったが、HGSSで久々の復活。
仕様は「クリスタル」と同じであり、地獄のワークライフバランスと超ブラック発注も相変わらずできる。
原作で実の生る木だった木は全てぼんぐりが生る木に変更されており、1日に多くのぼんぐりを集められるようにもなった。
ただし本作では「ぼんぐり」の使い道がボール作成以外にもあるので、無理に全部ボールにする必要はなくなった。
本作によりポケモンをガンテツボールに入れられるようになったが当時のポケモン全493匹を入れられるようになったわけではなく、
生息地不明のポケモン(
イーブイやポリゴンなど)は勿論のこと、捕獲用ボールが選べない虫取り大会・サファリゾーン・ポケウォーカーでしか登場しないポケモンも当然入れられない。
そのため、これらに該当するポケモン達は今世代ではガンテツボール個体を入手できず、第7世代以降まで待たされる事となった。
なお、第4世代内ではハートゴールド・ソウルシルバーにしかデータが存在しないためか、ガンテツボールはポケモンに持たせる事ができず、ダイヤモンド・パール・プラチナに送ってシンオウ地方で使う…なんて事はできなかった。
これが可能であれば第4世代で実現・捕獲可能なガンテツボール個体が更に多くなっただけに非常に惜しい話である。
第5世代(ブラック・ホワイト)
入手方法がない。
この世代でガンテツボールに入っているポケモンを見かけたら、それはHGSSで捕まえて世代を超えて連れてきたポケモンである。
第6世代(X・Y、オメガルビー・アルファサファイア)
入手方法がない。
…にも関わらずミアレシティのたまやでは店内ディスプレイにガンテツボールが1個ずつ飾られていたりする。
非売品なのか使用できないレプリカなのか、それを主人公に売ってくれたり譲ってくれたり等のイベントは一切無いが。
しかし、先述の通りこの世代から♀のポケモン経由(♂と性別不明は不可)でボール種類の遺伝が可能になったので、「HGSSで♀のポケモンをガンテツボールで捕まえる→第6世代に連れてきてタマゴを作る」事で、ガンテツボール入りのポケモン自体は増やせるようになった。
逆に言うと「HGSSで野生で出現し、かつサファリゾーンとむしとり大会以外に生息するポケモン」しかガンテツボールに入れられず、かつ「♀の存在するポケモン」以外はガンテツボール個体を増やせなかったので、レア度の高いボールとして扱われた。
また、遺伝システムの都合上ガンテツボールのポケモンは隠れ特性にできないため、ガンテツボールを使っていると特性がバレるという欠点もあったが、オシャボ勢にはそれよりもかっこよさが大事だった。
久々にアイテムとして復活。
これにより、これまでHGSSに出現するポケモンしか入れられなかったガンテツボールに入れられるポケモンが大幅に増加した。
ただし、入手個数は各種1個だけと
マスターボール並のレアアイテムと化し、たった1つのガンテツボールを誰に使うべきかで多くのプレイヤーを悩ませている。
ウルトラサン・ウルトラムーン(以下USM)ではそれに加え、もう1つ入手できるイベントが用意されている。
条件はVC版金銀クリスタルから送ったポケモンを手持ちに入れ、カンタイシティ雑居ビル2Fのゲームフリーク社のスタッフに話しかけること。
第7世代からは同種のポケモン同士か
メタモンとの組み合わせに限り♂や性別不明からもボールの種類を遺伝できるようになり、ガンテツボールと隠れ特性の両立もできるようになった。
スピードボール以外のガンテツボール6種は各地の
ボールガイを名乗る不審者から1個ずつ貰える。
クリア後のトーナメントの優勝賞品で手に入ることもあるが低確率でレアアイテムである。
一時期ふしぎなおくりものでドリームボールやウルトラボールと一緒に貰えたが、それを含めても一つのデータで2,3個が限度とやはり使い所が難しい。
DLC『鎧の孤島』では、新システムとしてウッウロボが存在し、また久しぶりに「ぼんぐり」が再登場。
ウッウロボにぼんぐりを4個投入して合成することで、ガンテツボールを入手できる。
しかし大抵の場合モンスターボールやスーパーボール等の市販品のハズレボールしか出てこず、目当てのガンテツボールが生成される確率は1%程度と非常に低い。
さらにウッウロボで合成する際には必ずセーブされてしまうのでリセットしてやり直すことも不可能。まるでソシャゲのガチャそのものじゃないか。
職人の手作りじゃなくて機械に頼ると難しいのはモンスターボールも同じか…
BDSPでは
ゲーム中での入手手段は一切用意されていないが、セブンイレブンの店舗別早期購入特典限定として各2個ずつだけ配布された。
ケチくせぇ
図鑑埋め報酬で各種類1個以上手に入る他、クリア後の学校最強大会の優勝賞品で低確率で手に入り、マリナードタウンの競りでも出品されることがあるため、複数個入手が現実的になった。
金策ついでに市場を覗いて手に入ったらラッキー。
開始価格からして10万円と高額な上、同じ競りの参加者によってグングン釣りあげられる。
その参加者の中には、年金暮らしなのに相当な無理をしているかのような発言をしている老人もおり、パルデア地方の住人達にとっても人気のアイテムであることが分かる。ごく稀にではあるが酷い場合は70万円を超えることも。
そしてそのジジババ共はプレイヤーからは強いヘイトを向けられている
「藍の円盤」ではBPと落とし物を素材に新しい道具を作る「どうぐプリンター」で稀に発生する「レアボールチャンス」で入手することができる。場合によってはサファリボールやコンペボール、更にはマスターボールまで出てくることも。
やはりと言うかそれらは最レアの虹枠なので、それを目安に回そう。
と言うか1番凄いのはあのハイドですら困難だった物を割と簡単に製作出来るこのプリンターを作ったシナべである
図鑑埋めの報酬になっている事から、パルデア図鑑の完成に必要な400種類+キタカミ図鑑に記録可能な120種類以上のポケモンが
Pokémon HOMEにいれば
それを経由して図鑑に記録する事でガンテツボール7種とドリームボール・ウルトラボールを高速で入手可能。本作で周回プレイをする際は用意しておくとボール集めが捗ること間違いなし。
本作では育て屋(預かり屋)が廃止されピクニックでタマゴを作る事になるが、遺伝用のボールをどこの誰が用意しているのかについては謎が深まる事となった。
バスケットから受け取らなかった不要なタマゴはアカデミーに寄付という形で消去できるため、アカデミー側が何らかの形で遺伝用のボールを提供しているのだろうか…?
いずれにせよウッウロボ涙目である
◇メディアミックスにおけるガンテツボール
ゲーム本編、アニメ、漫画いずれのシリーズでも登場頻度は少ない。
- アニメでは金銀編でサトシとカスミがルアーボール、タケシがスピードボールを貰い、それぞれワニノコ・サニーゴ・クヌギダマの捕獲に使用している。ちなみにタケシはヘビーボールも貰っているのだが、こちらは劇中で使用する事は無かった。
- 他にも金銀編のエンジュシティで登場したまいこさん4人がイーブイの進化系のイメージに合致したガンテツボール入りの個体(スピードボール入りのサンダース、ムーンボール入りのブラッキー等)を使っていたりもした。
オシャボガチ勢か
- 漫画ではゴールデンボーイズの登場キャラがガンテツボールを多用する傾向にあった。例えばアカネはラブラブボールをガンテツに注文し(劇中で捕獲に使うシーンはない)、ミカンのハガネールはヘビーボール入り、シジマのニョロボンはフレンドボール入り、黒いバンギラスとの最終決戦ではガンテツから貰っていたレベルボールがキーアイテムになる…など。
- 『ポケットモンスターSPECIAL』ではガンテツが認めた実力のあるトレーナーにしかボールを作らず、シルバーは認められたが、ゴールドは煽って作ってもらっていた。ガンテツはクリスタルの母親とは知り合いであり、クリスタルはガンテツボールも使い分けて捕獲に挑んでいる。
◇余談
- 金銀およびそのリメイクでは、ガンテツにぼんぐりを渡すだけでタダで作ってもらえたガンテツボールだが、他の地方では貴重な非売品となっている。
元々ガンテツは気に入った者にしかボールを作らないという設定であり、他の地方では貴重なのは設定に忠実と言える。- ただ、その割にタマゴを作ると親から子へも遺伝する形で増えるのは謎である。
育て屋…アンタ一体何者なんだ…?
ボールに入れさえすれば問題なく持ち運び可能なのであれば、捕獲性能度外視でデザインとエフェクトだけを模造した遺伝用ボールを生産→育て屋界隈でのみ流通・使用されていても不思議ではない…かもしれない。
- 『鎧の孤島』に登場するハイド曰く、一度ヨロイ島にガンテツが訪れてぼんぐり1つでボールを作った様子を見たことから、科学的にこれを再現すべくウッウロボを制作したらしい。しかしボール1個の材料にぼんぐりが4つ必要だったり、職人技の再現が難しすぎるが故に成功率があまりにも低いなど、精度はガンテツ本人に到底及んでいない。
これによって第7世代以降でのガンテツボールの希少性の高さについては、ガンテツ以外に作成が困難だからという説明がついた形になった。もっと出にくい上に市販流通すらされてないサファリボールやコンペボールはどういうことなのだろうか
- ゲームではSMからモブトレーナーの一部がモンボ以外を使用するようになっており、ガンテツボールを使用するトレーナーも存在する。
- つりびとがルアーボール、ブリーダーがフレンドボールを使用する。
- 『Pokémon LEGENDS アルセウス』ではクラフト素材としてぼんぐりが登場。
こちらではたまいしと呼ばれる鉱石と組み合わせてヒスイ地方版のモンスターボールを作るという代物で、現代っ子の主人公ですら作れる簡単な作りとなっている模様。
ボールの飛距離は使ったたまいしの種類に影響し、くろいろたまいしでは飛距離の短いヘビーボール、そらいろたまいしでは飛距離の長いフェザーボールとなり、また強固な留め具として鉄のかけらを使うとワンランク上のボールとなる…など、ガンテツの気持ちがなんとなく分かるようになっている。- ただぼんぐりは茶色いもの一種類だけしかないためか、特殊効果系は作れないようになっている。
この辺はガンテツの技術やヒスイ地方の気候も関係あるのかもしれない。
- 第七世代以降のガンテツボールは目的別の捕獲用に使うボールとしてではなく、確定捕獲チャンスの時や他者との交換等による取引道具に用いられる事が多く、一種の貨幣として使われ続ける現状は捕獲用ボールとしての存在意義が失われていると言えなくもない。
- …そもそもボール本来の使い方である捕獲用としてもジョウト地方以外で入手できる個数があまりにも少なすぎるので、勿体なさ過ぎて中々使えない(エリクサー症候群)のも問題点の一つではあるが。
ガンテツ:おおっ! しゅうせいあん もっとるやないか!
よっしゃ こうもくの つづき つくったるわ! ▼
- スピードボールは攻略本に騙された記憶が…… -- 名無しさん (2018-03-19 01:34:36)
- 見た目や性格こそ典型的な昭和気質の頑固アナログじじいだけどよく考えるとあんな最新鋭技術の塊であるモンスターボールをただのぼんぐりで1から作れるあたりかなりのハイテクじじい。 -- 名無しさん (2018-03-19 07:16:48)
- 標準ボールが発明される前は職人が手作りしてたんだろうしこっちが元祖なんじゃない? んで、最新のボールに遅れを取ることもあるみたいな -- 名無しさん (2018-03-19 08:20:12)
- ていうか木の実をどうやったらあんなハイテクの塊にできるんだ? -- 名無しさん (2018-03-19 10:14:49)
- 時を超えた遭遇だと若き日のオーキド博士がモンスターボールのプロトタイプ持ってたな。ぼんぐりの中身をくり抜いて捕獲用のシステム入れ込んだヤツ。 -- 名無しさん (2018-03-19 10:31:34)
- 最後の知らなかったwww ガンテツさんまじ尊敬 -- 名無しさん (2018-03-19 11:23:06)
- 劇場版ミュウツーのオリジナルボールはミュウツーにしか作れないんだろうか -- 名無しさん (2018-03-19 11:35:28)
- ヘビボダンバルは話題になったな~。懐かしい -- 名無しさん (2018-03-19 12:46:59)
- ↑5 ぼんぐりをくりぬいて、その中に特殊な装置を埋め込むという仕組みらしい。なおモンスターボールが普及するまえはぼんぐりが捕獲に使われてたんだとか。 -- 名無しさん (2018-03-19 15:04:25)
- 小さくなってボールに入る+電子化して転送される能力自体はポケモンの物だからボール自体のシステムは比較的シンプルなんだろうか -- 名無しさん (2018-03-19 15:26:55)
- ↑ポケモンが小さくなるのは主に衰弱時らしいから、通常時でも小さくなるための機能、ボール内部の空間調整機能、転送時の誤作動防止機能…とか入ってるのかねぇ。 -- 名無しさん (2018-03-19 16:39:19)
- 昔は信じて使ってたが大人になってバグでほとんど使い物にならないと知った時はね -- 名無しさん (2018-03-19 18:28:25)
- いつ見ても本当に酷いラブラブボールのバグ -- 名無しさん (2018-03-19 23:45:41)
- 納期1分のブラック発注とは言うが、ぶっちゃけ99個を1日で仕上げろってのもブラックってレベルじゃないんだよなぁ… -- 名無しさん (2018-03-20 02:28:46)
- 全くの偶然でスピードボールでライコウの捕獲に成功したので今の今まで三聖獣に効果あると思ってたわ… -- 名無しさん (2018-03-20 07:53:02)
- 実は1分で99個作れるような装置があるけど普段はサボってるだけかもしれない -- 名無しさん (2018-03-20 08:02:50)
- 進化石とかもそうだけどバランス崩れるわけでもなく需要はあるのになんでこんなに取得数絞っちゃうんだろうか -- 名無しさん (2018-03-20 09:13:06)
- ゴールデンボーイズでのレベルボールの使い方が印象深い -- 名無しさん (2018-03-20 09:16:37)
- ↑↑進化石はともかくこっちは設定を再現してるから別に変じゃないと思うが -- 名無しさん (2018-03-20 15:35:37)
- ラブラブボールはバグってた方が性別が片方しかないやつにも効果あるんで性能上なのもひどいよね… -- 名無しさん (2018-03-20 19:29:00)
- 設定再現はいいけど結局誰が得するわけでもないからなぁ -- 名無しさん (2018-03-21 22:54:07)
- ↑↑捕獲要員ドーブルに変身覚えさせておけばどっちだって変わらん -- 名無しさん (2018-04-05 13:10:24)
- ミス酷いな。全然違うじゃん -- 名無しさん (2018-04-22 13:34:27)
- めざ火ラブボテテフは心が折れたわ。あれを正攻法でクリアできた人尊敬する -- 名無しさん (2018-11-08 14:45:19)
- ヘビーボールの説明文見て「グラードンに投げたい」と思ったわ、無理だけど -- 名無しさん (2018-11-08 16:32:13)
- ↑HGSSやUSUMでグラードン出てくるぞ -- 名無しさん (2018-12-14 18:24:11)
- 此処でも書いてある通りのミスに関して、向こうの世界でもガンテツが叩かれまくってそう。 -- 名無しさん (2019-05-27 13:16:05)
- USMで獲れるの大幅に増えたから一覧は入れれないの挙げた方が早そう。というかメディアミックスの部分適当過ぎない……? -- 名無しさん (2019-08-06 19:30:15)
- ↑剣盾もあるしねぇ。最新作で入れるの探したらきりがない -- 名無しさん (2019-11-27 21:06:48)
- やけどなおしで進化www -- 名無しさん (2019-11-29 07:15:17)
- 剣盾ではチャンピオンカップ再戦の報酬としてウルトラボールやドリームボールと合わせて量産可能になったが、ランダムなので道のりは険しい -- 名無しさん (2019-11-29 19:25:44)
- 納期1分未満の超ブラック発注ワロタww 極道入稿どころの話じゃないな -- 名無しさん (2019-11-30 21:11:16)
- 色違い伝説を粘ってガンテツボールに入れるのを何度かやって成功してるけど、改造と勘違いされやすいのがネックなのよね… -- 名無しさん (2020-02-21 15:33:39)
- GTS通過としても使われてることを追加しても良いと思うのじゃ -- 名無しさん (2020-02-21 17:00:06)
- や、やっぱりスピードボール効果なかったのか! 攻略本すら持ってない情弱小学生が、何日もかけてようやく数揃えたのに三聖獣に投げ尽くしたときの絶望感よ……やらかしたプログラマー恨むわぁ……。 -- 名無しさん (2020-02-21 17:14:08)
- バグ無かったとしてもムーンは対象が少なすぎるしフレンドはなつき度が上がりやすいのを活かせることが少なくラブラブは同種異性を出さねばならず使い勝手が悪いのが多いのは変わらん -- 名無しさん (2020-05-03 10:37:10)
- ↑ダークボールと被るけど、前者は夜に捕獲率アップだったらマトモな性能だったのにな… -- 名無しさん (2020-05-03 11:42:58)
- ヘビィボールもあんまり活かせないんだよな -- 名無しさん (2020-05-03 12:35:59)
- 絶対にガンテツボールに入らないポケモンって御三家くらい? -- 名無しさん (2020-09-24 18:31:28)
- 現状アローラとガラルの御三家は入らないけどそれ以外は入るはず -- 名無しさん (2020-10-20 16:15:21)
- ガラルはホストがどんなボールでも確定捕獲できるレイドバトルや全員確定捕獲できるアドベンチャーのおかげでボールさえ用意できればかなりの数のポケモンを楽々入れられるようになった…しかも高個体値保証 -- 名無しさん (2020-11-14 00:17:44)
- ぼんぐりからボールを製作するのはポケモン世界の伝統技能だがガンテツの後を引き継ぐのはお孫さんなのかな? -- 名無しさん (2020-11-14 00:52:37)
- 今やゲフリによる延命の象徴 鎧の目玉みたいにしといて排出率1%とか舐めすぎ -- 名無しさん (2020-12-20 17:51:02)
- 伝統工芸品が希少ってのは現実的ではある。でも未だにぼんぐりボール職人が1人しか出てこないのはちょっと…日本の職人技に興味持って修行して自国に持ち帰った的な設定の後継者登場希望 -- 名無しさん (2021-01-12 22:01:57)
- ハイドがガンテツに弟子入りしたらいいんや -- 名無しさん (2021-11-25 16:04:42)
- 実際に過去に使われてたぼんぐり製のボールとは全然別物だったのね -- 名無しさん (2022-01-28 23:46:32)
- 過去に使われてたのは茶ぼんぐり固定で他素材を変えて作ってるしそういう意味でも別物だね -- 名無しさん (2022-02-04 08:38:47)
- 実はGB金銀のスピードボールで捕まえやすくなる3種ですらそのうちベトベターとコイルはスーパーボール時点の補正でも捕獲率がMAXになるほど元の捕獲率が高いので、スピードボールは実質「モンジャラが捕まえやすいボール」とさえ言える状態だったりする。 -- 名無しさん (2022-04-08 17:25:43)
- 発売前ヘビーボールの名前が出た時はガンテツさんの子孫登場か!?と思ったけどそんなことはなかったぜ。 -- 名無しさん (2022-08-07 14:14:00)
- ↑あ、アルセウスの話です。ヒスイにはちゃぼんぐり以外生えてないのかな -- 名無しさん (2022-08-07 14:14:44)
- ラブラブボールは、片方の性別しか出現しないポケモンのことも考えると同性のほうがかえって都合がいいんだよな -- 名無しさん (2022-12-02 14:13:42)
- もっと入手難易度下げて良いのに 捕獲用としては対象も限定的で使いづらさは否めないし何も貴重品である必要性がない -- 名無しさん (2022-12-06 12:41:27)
- 最終進化系がターゲットになりうるコロシアム・XD系ならスピード・ヘビー・レベルが役立ったかもしれない(もちろんHGSS仕様) フレンドはリライブゲージが最初からある程度解放とか? -- 名無しさん (2022-12-08 20:51:24)
- SVでガチの高級品になったのほんま草 -- 名無しさん (2022-12-19 19:13:57)
- 競りで入手可能とはいえ普通販売ボールで埋まってそもそも遭遇頻度低いのひで -- 名無しさん (2022-12-21 09:38:41)
- ガンテツボールとは効果が違うとはいえ、特殊で有用なボールを一個1000円の売価で量産できるデボンコーポレーションって実はものすごい科学力なのでは…(クイックやダークはデボン製かは不明だが)。ところでゴージャスボールは初出のRSでは1個しか入手できないガンテツボール以上の希少品だったのに、第4世代以降普通に購入できるようになってどこで差がついたのか -- 名無しさん (2022-12-21 10:05:57)
- ↑ゴージャスボールは一応RSでもコンテストの賞品として無制限入手できるぞ(貴重品なのは変わらないが) -- 名無しさん (2022-12-21 10:39:16)
- 年金パワー老人は明らかに骨董品に有り金つぎ込むムーブで生々しすぎる -- 名無しさん (2022-12-25 18:57:51)
- 無制限に買わせろとは言わないけど捕獲するためじゃなくて骨董品や通貨みたいな扱いになってるのは本末転倒じゃないか -- 名無しさん (2023-09-14 10:03:18)
- ↑まあ…通貨としてはポケモン交換のレートでも使われてるのでね…。色違いや片方にしか出ないポケモン1体に対してガンテツボール1個とかは掲示板で普通にあるので。 -- 名無しさん (2023-11-10 16:45:48)
- とくせいパッチとマスターボールが出ると聞いてプリンターを連打したけど、これは大量に出るハズレ(ボールチャンスでの)だったからこの項目見てびっくりした -- 名無しさん (2024-01-02 04:45:51)
- ↑続き ボールチャンスが来れば30BP(ミッション1、2回分)で複数個入手出来ておやつやら御三家解禁より少なく手軽に手に入るのでウッウロボより効率いい -- 名無しさん (2024-01-02 04:54:26)
最終更新:2025年04月17日 09:27