登録日:2019/10/16 Wed 21:06:48
更新日:2026/08/14 Fri 16:01:41
所要時間:約 54 分で読めます
ここでは、元々別の作品からの
スピンオフだったのに、いつのまにか本家より有名になってしまった作品群を紹介する。
概要
「スピンオフ」というのは、元々人気のある作品を元に作られているわけであり、その作品の元からのファン層への求心力が高く、確立済みのキャラクターを用いることで低コストに魅力的なキャラを出せるというメリットもある。
だが、あくまで本家が「主」で、スピンオフが「従」という立場だったはずが、いつの間にかスピンオフの方が人気が出て、本家より長く続いてしまうことも世の中にはままあるから面白い。
スピンオフシリーズが長く続くと、
新規層から本家の方を外伝と勘違いされてしまうことすらある。
場合によっては、後述する『
かいけつゾロリ』『
魔法少女リリカルなのは』『ぷよぷよ』等のように、本家の存在が主に作品展開の都合で実質的に無かった事にされてしまうケースもある。
なお、ここでは「
スピンオフ/外伝の知名度が圧倒的に高く、本家の方がマイナーになっている作品」のみ取り上げ、例えば『マリオシリーズ』に対する『ヨッシーシリーズ』や『ワリオシリーズ』、『
カイジシリーズ』に対する『
中間管理録トネガワ』や『
1日外出録ハンチョウ』のように「スピンオフの知名度も高いがそれ以上、あるいは同じくらい本家が人気」な作品や、『金田一耕助シリーズ』に対する『金田一少年の事件簿シリーズ』、『アルセーヌ・ルパンシリーズ』に対する『ルパン三世シリーズ』のように、「本家公認の二次創作だが、スピンオフとして扱われていない作品」は取り扱わない。
『プロ野球編』以降の『
ドカベン』もドカベン
以外の水島作品のスピンオフと考えれば『プロ編』の方が有名だろうが、これはそもそもスピンオフというべきか難しいのでやはり紹介していないし、川原礫の『
アクセル・ワールド』に対する『
ソードアート・オンライン』はそもそも技術史についてのスピンオフである旨を川原先生側や電撃文庫公式から一度も言及されていないため「そもそもスピンオフではない」と扱った。
本家より有名になったスピンオフ作品たち
アニメ・漫画
スピンオフ元『
アトム大使
』
群像劇の要素もあるが、主人公格はしいて言えばケン一君だった『アトム大使』から、地球人と難民の間の大使として活躍した
ロボットの少年・
アトムを主役として始まった作品。
後に『アトム大使』を『鉄腕アトム』の設定に合うように改作した『鉄腕アトム 大使の巻』として組み込まれるなど、まさに逆転現象が起きた。『鉄腕』名義での単行本化でも、『大使』部分は手塚先生の見解上別作品である旨は明示しつつも『鉄腕』のエピソード1扱いで併録していることも多い。
スピンオフ元『
江戸っ子健ちゃん
』
元は、戦前の新聞の
4コマ漫画『江戸っ子健ちゃん』の脇役だったが、次第に人気を獲得。『フクちゃん』のタイトルで独立連載を開始、戦中~戦後と戦中末期の休載期間や連載誌を転々としながらも1936年から1971年まで連載された。戦前には実写ドラマ化、戦中には劇場版アニメ、戦後の1957年には、当時5歳だった
中尾隆聖が声を当てるラジオドラマも作られた。更には、1982年にテレビ
アニメ化され、スピンオフ元である江戸っ子健ちゃんが脇役として登場するという逆転現象まで起こしている。
スピンオフ元『
カムイ伝
』
まさにタイトル通り『カムイ伝』の外伝として始まったのに、本家を差し置いて先にアニメ化された作品。
主人公は一応両方カムイだが、『カムイ伝』は群像劇に近くカムイは3人の主人公の1人(それもメインではない)であったため、一応カムイが単独主人公ならスピンオフの範疇であろう。
大人気邪道魔法少女と名高い
中原小麦も本来はタツノコダークヒーローアニメのヒロイン。
元々は主人公・伊達京介と敵対するホスピタルのミュータントだったが、彼にベタ惚れして裏切った。以後、毎回変わるコスプレと共に無邪気なキャラでハードなストーリーの癒し的存在となった。
しかし、『マジカルて』だと『魂狩』の物語は
テレビドラマでの出来事という設定。こちらの小麦ちゃんではエキセントリックな邪道魔法少女として活躍。
ライバルキャラの国分寺こより/まじかるメイドこよりと共に元作品を食ってしまうほどのハジけっぷりを見せつけた。
しかし、2004年に『魔法少女リリカルなのは』がテレビアニメ化されたことを皮切りにテレビシリーズだけでも4作(
+@)、劇場版アニメも複数制作され、ゲーム化、漫画化と完全に独自シリーズとして独り立ちした。
本編は
兄や
姉がメインを張っているためそちらの出番が多く、更にアニメと
原作版とはストーリーがかなり異なっている。アニメの方でなのはの家庭があまり描かれないのは、その辺の事情もあるのだと思われる。
ただしシリーズが長くなるにつれて原作由来の要素はさらに減っていき、アニメ軸の時系列で最新となる『
魔法戦記リリカルなのはForce』ではほぼ主人公である
高町なのはのみとなっている。また、『とらハ3』(ないしシリーズ全般)について原作者から言及される事も激減し、実質的に『とらハ3』その物を無かった事にしている節も見られる。
2019年・2024年になるとそれぞれ15周年・20周年を迎えているが、あくまで『リリカルなのは』シリーズとしてのカウントであり『とらハ3』は2001年発売なので、なのはの初登場は厳密にはそれぞれ2018年・2023年となる(『リリカルなのは』その物だと1年繰り下がる)。
まあ『とらハ』シリーズがエロゲなうえに『3』以降特に展開もされてないので、完全にバトルアニメに舵を切っている『なのは』において存在が限りなく薄まり続けるのは自然な成り行きではあるのだが……。
一方で2026年に入るとテコ入れが入ったようで、劇場版のストーリーから連なるアニメ及び漫画『魔法少女リリカルなのはEXCEEDS』では、なのはの誕生日や血液型が『とらハ3』と同じく3月15日生まれのO型と設定される、
家族構成がややこしい事もなのは本人より言及される、ソーシャルゲーム『
アリス・ギア・アイギス』に
ゲスト参戦した際には父方の叔母(御神美沙斗)の存在も触れている…など、『とらハ3』におけるなのちゃんを知っているとニヤリとできる描写が大幅に増えているため、少なくとも映画二部作・EXCEEDSシリーズ準拠のお話の場合は(『とらハ3オマケシナリオ版』と矛盾しなければ)とらハなのちゃんの設定を共有していると考えていいであろう。
どちらも福本伸行の
麻雀漫画。
元々は作中で伝説の男とされ、主役を食うほどに人気がありファンの間で葬式も行われている
赤木しげる。
その若き頃を描こうとスピンオフが作られることになったのだが、更に人気を上げ
スピンオフ元よりだらだら長くなるという素晴らしい結果を生んだ。他にも『HERO -逆境の闘牌-』『老境博徒伝SOGA』も『天』のスピンオフである。
ちなみに『アカギ』からもまた、悪役・
鷲巣巌を主役にしたスピンオフ『ワシズ -閻魔の闘牌-』『ワシズ 天下創世闘牌録』、また「アカギのハートを持つヒロイン」というコピーで『闇麻のマミヤ』が発表されている。
ただ本作に関しては、『アカギ』が有名になりすぎたというより、赤木のキャラ人気から「『アカギ』『天』『HERO』の3作品をリンクさせる重要キャラなので共通して登場している」と誤解されている面が強く、ファン間での後者2つの知名度も本項目の中では高い部類。
ゲームにおける『桃鉄』と『ぷよぷよ』が如く、漫画部門において代名詞的存在。
古流武術「
陸奥圓明流」の歴代伝承者たちと、彼らと同じ時代を生きた武芸者や英傑たち
と歴代陸奥の嫁との出会いと激闘を描いた。そして時代は流れ、当代の陸奥圓明流伝承者・陸奥九十九の活躍を描くのが本家こと『修羅の門』である。
本家が長期休載していたり、『刻』の方だけアニメ化されたりすることから「本家より有名になったスピンオフ作品」の代表例とされていた時期もあった。
本家の方が長いこともあるのか、最近はこのネタも以前より聞かなくなった。
ゲーム版の『修羅の門』が(悪い意味で)とてつもないクオリティのゲームとしてしばしば擦られるのも一因か。
ちなみに『修羅の門』にはもう一つスピンオフ作品があるのだが、そちらは
サッカー漫画。また、ブームに乗って陸奥圓明流伝承者が異世界召喚されるスピンオフも登場した。
スピンオフ元『
少年雀鬼-東-
』
自称「玄人」である南倍南の玄人へのこだわりをネタにした麻雀・食通・時事ネタ漫画。
毎年年末に1年を振り返りつつ麻雀をするのが定番ネタになる等、20年にわたりビッグコミックオリジナルで連載された中島徹の代表作だが、主人公である南倍南は元々『少年雀鬼-東-』の脇役だった。
スピンオフ元『
ドロップ
』『
チキン
』(いずれも原作小説版)
2007~2020年に月刊少年チャンピオンで前者が連載され(2011年に『ドロップOG アウト・オブ・ガンチュー』 に改題)、2010年~2026年現在も同誌で前日譚にあたる『チキン「ドロップ」前夜の物語』が連載中の長編
アイマスヤンキー漫画(作画はそれぞれ異なる)。
後者に関しては完全に独自路線に突き進んで久しいため忘れられがちだが、大元の原作は
お笑い芸人の品川祐が書いた半自伝的小説であり、
設定上は登場人物達も実在の人物がモデルとされている。また、その『チキン』も元々は原作小説版『ドロップ』のスピンオフ小説として登場していた。
今では双方とも漫画版が長くストーリーが長く描かれており、漫画版『チキン』に関してはスピンオフ作品でありながら巻数は漫画版『ドロップ』をわずかに超えている。一方で独自路線に走った影響なのか『チキン』の実写化は恵まれていない。
スピンオフ元『
ジャングル少年ジャン
』
元々は作者の柴田亜美の代表作『南国少年パプワくん』のセルフパロディ漫画『ジャングル少年ジャン』だった。
しかし連載の合間に掲載されたレポート漫画が好評を博した結果『ジャングル少年ジャン番外編 ドッキンばぐばぐアニマル(後に『ドキばぐ』に改題)』として独立、10年以上続く長期連載となる。
更に別雑誌で『ジャングル少年ジャン』に登場するナマモノを主人公の相棒に据えた漫画『ジバクくん』の連載が開始、アニメ化もされる人気作となる。
一方で、本編の『ジャングル少年ジャン』は『ドキばぐ』に半ば連載枠を乗っ取られる形で未完のまま自然消滅してしまった。
1つの作品から2つのスピンオフが生まれ、どちらもスピンオフ元より有名になったという珍しい例。
スピンオフ元『
西遊記(2006年)
』
元々は当時放送されていた香取慎吾主演のドラマ版『西遊記』とのタイアップ企画だった。
しかし人気が出た
のと元々オリジナル色が強かった事からドラマが終わっても引き続き連載されたうえ、
最終回を迎えてなおタイトルを『ゴゴゴ西遊記 新悟空伝』に変更して仕切り直し、
なんとタイアップ元のドラマが終わってから新旧合わせて6年以上連載される長寿漫画となった。
スピンオフ元『サイカチ 真夏の昆虫格闘記』
『サイカチ』(電子書籍で全4巻)の主人公の師匠であった女子高生を主人公とした続編。全10巻。
…というか藤見・カミムラ両先生の作品内ではキャラとしての稲穂が突出して有名になってしまっており、現状では『サイカチ』のキャラというより、藤見先生の昆虫ものに共通して登場する人物、と紹介した方が適切だろう。カミムラ先生が関わっていない&意図的にジャンルを大きく変更・フィクション性を強めた『巨蟲列島』にも実はサラッと登場している。
スピンオフ元『
シンブル・シアター
』
今では誰もが知っているアメリカアニメのキャラクターだが、元々は前述する作品からの出身者。
当初はハムとその恋人オリーブ、そしてオリーブの兄であるカスターの三人がメインのコメディ作品に登場するゲストキャラクターで、しかも連載開始後10年経ってから1話のみに出るのみだった。
しかし、作中での不死身さが受けて翌年にアニメ化が決定し、オリーブを恋人に据えて現在我々が知るストーリーになった。
つまりポパイは10年越しにオリーブを寝取っ…いや何でもない
スピンオフ元『黒バット』
戦前の紙芝居からスタートした元祖スーパーヒーロー。
元々は骸骨姿の怪盗と少年探偵が対決する紙芝居シリーズ『黒バット』のゲストキャラだった。
最終回となる『解決編』で悪役の黒バットを倒した事から人気が爆発。以降1931~34年頃まで黄金バットを主人公とした紙芝居が多数作られ、戦後も50~60年代にかけて絵本・映画・アニメと多彩なメディア展開がなされた。
ブームこそ去ったものの、2011年にアニメ版が
ニコニコ動画で配信された事で再び知名度を上げ、2023年には新作マンガが連載されるなど、何気に息の長い作品である。
本家の黒バットは『黄金バット』シリーズにも引き続き登場。「ナゾー」と名を改め、黄金バットと世界中を舞台に激闘を繰り広げた……らしいが、1945年の東京大空襲で『黒バット』を含む紙芝居の多くが焼失したため、現在ではその内容を知ることができない。
スピンオフ元『アゲイン』
栗田まことの元ネタ『
週刊少年サンデー』で連載された楳図かずおの代表作。
氏の前作『アゲイン』の主人公・沢田元太郎以上の人気を博した元太郎の孫・まことを主人公としたスピンオフ読切から連載が始まり、
『アゲイン』の連載期間が一年ほどだったのに対して昭和平成合わせて5年程連載された。
スピンオフ元『エプロンおばさん』
元々この
ばあさんは、作者の長谷川町子氏が雑誌『サンデー毎日』に連載していた漫画の登場人物であった。
彼女は連載後期に準レギュラーとして登場するのだが、ほぼ毎ページにわたり"いじわる"を繰り出す食えないキャラとして登場し、晴れて単独作品化へと相なった。
なお『いじわるばあさん』のレギュラーである息子夫婦も、『エプロンおばさん』の時点で登場している。
スピンオフ元『Johan et Pirlouit』
日本での知名度は決して高くはないものの、「団子鼻で白い帽子を被った青い小人の妖精」という、おそらく一度はどこかで見たことのあるであろうあのキャラクターがスマーフ。実は彼らもスピンオフによって有名化した存在である。
元々は著者が別の作品に出したキャラクターだったのだが、そこから彼らを単独主人公とした漫画の方が大成功し、各国で翻訳版が出されるに至っている。
ただし作者のペヨは『Johan et Pirlouit』の方を自身のお気に入りとみなしていたようで、往年のコナン・ドイルや手塚治虫よろしく一番のヒット作が代表作扱いされるのは少し不機嫌に感じていたようである。
なお日本ではキャラクターよりも、オンラインゲームで初心者狩りする悪質ユーザーを指す派生ミームの方が更に有名である。なんたる皮肉か。
スピンオフ元『ピンクの豹』
スピンオフと呼んでいいのか微妙だが、あの全身ピンクの擬人化された豹のキャラクターは本来実写映画『ピンクの豹』のOPでイメージ的に登場するキャラクターだった。
(タイトルの由来は劇中の宝石の名前であり、このキャラクター自体は本編には未登場。)
だが、このピンクパンサーと彼が登場する場面の「タタン♪タタン♪ タッタタッタタッタタッタタータタタン♪」(ピンクパンサーのテーマ)というあの曲はメチャクチャ人気が出て
本家無関係のアニメ映画になるという厚遇を受けた。
本家もそれなりに人気が出てシリーズが何本も出ているが、知名度で言うと「本家の主人公達<ピンクパンサー<<ピンクパンサーのテーマ」で間違いはないだろう。
ゲーム
スピンオフ元『
魔導物語
』シリーズ
この手の話題になると間違いなく名前が挙がる作品その1。
元々は、落ちてくるドミノ牌(サイコロ)を特定の順序で並べると消える『どーみのす』というお蔵入り作品を、MSX2で発売された
ファンタジーRPG『魔導物語』の登場人物を使って作り直したもの。
なお作り直された理由は「『どーみのす』が
クソつまんなかったから」。なので単なるガワ替えなどではなく、『どーみのす』と『ぷよぷよ』は落ち物パズルというジャンル以外全くの別物のゲームである。
『魔導物語』のキャラを使ったのは、スケジュールの締切の関係で新しい世界観を用意する時間がなかったため、その時たまたま余裕のあった『魔導物語』のスタッフに頼んだのだとか。
MSX・FC版の『ぷよぷよ』ではドミノ牌の代わりにぷよぷよが降ってくるくらいしか『魔導物語』の要素はなかったが、
アーケード版の『ぷよぷよ』では一人用モードの主軸にCPU戦を置いたことで、主人公と対戦相手役としても『魔導物語』の登場人物が配置され、デモシーンでも終盤の対戦相手は主人公と見知った相手になっている。それ以前の相手とは初対面のような会話をしているのは、元々が個人名を持たない通常
エンカウントの雑魚敵だから。
国民的パズルゲーム『ぷよぷよ』の知名度が高い一方、マニアなゲームパソコンでしか出てなかった元ネタの『魔導物語』の知名度は格段に落ちる。しまいには魔導物語関連の商品に
「ぷよぷよRPG」のコピーが付くという逆転現象まで起きた。
実際には家庭用ゲーム機にも何回か『魔導物語』が出ていたのだが、ことごとくハード末期の発売になり、シリーズ化できたのはこれまたマニアな
ゲームギア版だけ。それ以外は3部作のうちの第1部しか発売されず、しかも第1部は主人公
アルル・ナジャの幼少期の話なので『ぷよぷよ』での終盤の対戦相手が登場せず、どういう経緯で出会ったのか分からない始末。
2000年前後に
SS版『魔導物語』を出したり、小説版をそれなりに長期に出していたりした為、初期を知らなくてもその頃知った人も結構いるだろうが、現在は『魔導物語』側の商品展開はほぼされておらず、完全に「『ぷよぷよ』のキャラクター」として定着してしまった。
さらにこれらの制作会社であるコンパイルが経営悪化で「『ぷよぷよ』と、『ぷよぷよ』に登場した『魔導』キャラ」の版権をセガに譲渡し、セガから使用許可を受ける形で展開こそ継続させるも結局再建に失敗しそのまま潰れたため、『魔導物語』のみの版権はアイキ→D4エンタープライズに移った。
これにより、たとえ血縁関係にあるキャラでも『ぷよ』の出演有無で版権の管理元が違うという現象が起こっている。
このため、厳密に言えば「『ぷよ』キャラが登場しない『魔導物語』」としては2013年に『聖魔導物語』が発売されている。……がそれ以降は2022年現在まで、復刻版が発売されたのみである。
2016年には、
ぷよぷよをRPGにした『
ぷよぷよクロニクル』が発売されるという逆転現象も起きている。もっともその前例としても『
ぷよぷよBOX』等があったのだが。
2024年11月28日にはコンパイルハートから完全新作となる『魔導物語 フィアと不思議な学校』が発売。
過去の『魔導物語』シリーズのキャラは一部登場するものの、原作から世代交代した
未来の世代の話
となっているため、新主人公のフィアを始めメインキャラクターは一新。
旧主人公であるアルル・ナジャは直接は登場しないものの、存在を匂わせる形で語られている。
ちなみに大元となった『どーみのす』だが、2017年に当時の開発中ソフトが倉庫から発見されたからという理由でプロジェクトEGGから『どみのん』と改題されて500本限定で配信された。
出来映えは当時そのままなので、メーカー公認のクソゲーである。
この手の話題になると間違いなく名前が挙がる作品その2。
見れば分かるが、そもそも『桃太郎電鉄』という作品名自体が
ダジャレ
である。
元々は、さくまあきらが開発したもののお蔵入りになった『日本一周トラブルトレイン』という作品を、和風RPG『
桃太郎伝説』のキャラクターを使って作り直したもの。
『
伝説』もアニメ化されたりと人気シリーズではあったが、20本以上のシリーズが作られた『電鉄』の人気がやはり圧倒的である。
「ももでん」とだけ言われた場合、「桃伝」よりも「桃電」の方が先に思い浮かぶであろう。というかGoogle日本語入力だと後者しか出ませんでした(2021年5月3日現在)…。
『電鉄』の方の公式略称は
「桃鉄」であり、これは「桃伝」シリーズ展開がストップし、「桃鉄」のキャラデザインが変わり「桃伝」時代の名残がほとんどなくなった現在もCMや宣伝広告では明確に呼び分けられており、公式では「桃電」という呼び方は一切使われたことはない。
「他のメインキャラクターは昔話の登場人物なのに、この夜叉姫という女の子は一体何が元ネタなんだろう?」と悩んだ人も少なくないはず。元々「桃伝」側のヒロインだったため、そのままマスコットとしてシフトしたわけなのだ。
ちなみに『パワプロアプリ』でコラボした際、『桃太郎電鉄』の名義ではあるが、「夜叉姫が閻魔の関係者』『かつて桃太郎達は冒険して伝説を作った。」という風に『伝説』部分も黒歴史というわけではないようだ。本編シリーズでも(貧乏神・ボンビー関係に)バトル要素を設けるなど、RPG時代らしさを入れようとした形跡も見られる。あと女湯を覗けるイースターエッグに関しては完全に『伝説』時代のネタ。
そして偶然にも?コンシューマ作品への初登場がちょうど「パワフェスがRPG性をより強めた」時だった。
なので少なくとも現在版権面で『桃太郎シリーズ』…というか『桃鉄』を管轄しているコナミは、非『電鉄』のシリーズ作品も無かったことにはしていないと書いていいだろう(一応全面的に使えるわけではなく、前述の『2024 - 2025』パワフェスアドベンチャーなどでは版権上ぼかした表現にする必要があったであろう文章も見受けられてはいる)。
ちなみに他のスピンオフとしてアクションゲーム『桃太郎活劇』『桃太郎電劇(略称:桃劇)』といったものも存在したが、これらは現在ではほとんど知られていない。『桃劇』は一応『2』も出たので売れなかったわけではないと思われるが……。
スピンオフ元『
バブルボブル
』シリーズ
元々は固定画面型アクションゲーム『バブルボブル』に登場する泡を吐く
怪獣ドラゴンのバブルンとボブルンを使った小規模なパズルゲームだった。
名前もやはり『
バブルボブル』→『
パズルボブル』というダジャレである。タイトルがそっくりなので混同されることも。
しかし、「泡を狙って発射して同じ色の泡にぶつけて消す」というシンプルでわかりやすいルールと愛らしいキャラクターから一気にタイトーのキラータイトルに成長。
その後、本家『バブルボブル』側の作品展開は割とすぐ止まって移植が細々と出る程度だったのに対し、『パズルボブル』の方はその後も新作が何作も出続けるなど精力的に展開されている。
というかバブルン・ボブルン兄弟は元々は「
人間だったバビー・ボビー兄弟が呪いで変えられた姿」という設定だったのだが、今では「泡吐きドラゴンの姿の方が気に入っている」といった調子でむしろ人間の姿で登場することの方が少ない。
また、ルールがわかりやすいことから『パズルボブル』と同様のバブルシューティングパズルの亜流クローンゲームも結構な数出ており、タイトルは知らなくても似たようなゲームを遊んだことのある人は決して少なくないと思われる。
近年では本家タイトーからも、パズルボブルの基本的なルールはそのままに
音ゲー要素を加えたゲームとして『
東方スペルバブル』『QQQbeats!!!』といった派生作品が生まれたりしている。
一応、本家アクションゲームの方も2020年になって久々に『バブルボブル4フレンズ』が発売されたので、タイトーもそちらを忘れたわけではないらしい。
なお、主役であるバブルンは『バブボブ4』と同時期よりタイトー公式で着ぐるみ兼
バーチャルYouTuberデビューを果たしており、
どこぞのガチャピンよろしく様々なチャレンジ動画をアップしている。
スピンオフ元『
忍者くん
』シリーズ
ファミリーコンピュータで発売された忍者くんの
弟じゃじゃ丸を操作するアクションゲーム。
新作は2013年まで作成され、2019年にはこれまでのシリーズをまとめた上で新作『じゃじゃ丸の妖怪大決戦』も収録した新ソフトが発売された。
なお、元々スピンオフ元にあたる『忍者くん』はUPLが開発したアーケードゲームであり、ファミコン版の移植を担当したジャレコが独自にスピンオフ『
忍者じゃじゃ丸くん』を作ったという経緯である。
『忍者じゃじゃ丸くん』は
UPL側には全く許可を取らないまま発売されたため、当時UPL社員だった藤沢勉は否定的な発言をインタビューで述べていたこともある。
後にUPLもジャレコも共に倒産した等もあり、シリーズを重ねる内にこの兄弟設定は言及されなくなり自然消滅したかのような扱いだったが、2019年の新作『じゃじゃ丸の妖怪大決戦』で久しぶりに「兄は忍者くん」と設定に明記された。
…が、それまでの間にそれぞれ独自にシリーズを重ねていたことにより、「兄」の『忍者くん』の舞台設定は戦国時代で果心居士の弟子かつ伊賀忍者の頭領とも懇意なのに対し、「弟」の『じゃじゃ丸くん』の舞台は江戸時代で甲賀忍者の出身など、兄弟間で明らかに設定の大きな乖離が発生している。
スピンオフ元『LEAF FIGHT 97』
Leafの
ファンディスク『初音のないしょ!!』に収録されたミニゲームの一つ。『DR2 NIGHT雀鬼』『Filsnown -光と刻-』『
雫』『
痕』『
To Heart』と、それまで発売された作品のキャラ総出演のお祭り作品RPGであった。
なおゲームシステムはポケモンのパクリ
このゲームにおけるデフォルメキャラの絵は漫画家のあずまきよひこが担当していたのだが、これをそのまま利用してトレーディングカードゲームとして発売。当時のTCGブームと、発売と同時期に連載開始したあずま氏の『
あずまんが大王』の人気が爆発したことも追い風となり大人気となる。
その後エキスパンションとして、後発ゲームのキャラクターも追加されていくこととなる。
スピンオフ元『プリンス・オブ・ペルシャ』シリーズ
UBIソフトを代表する、3Dアクションゲーム。
元々は『プリンス・オブ・ペルシャ』シリーズの4作目「時間の砂」のスピンオフとして始まった作品で、開発初期のタイトルは『Prince of Persia: Assassins』だった。
「アサクリ」の方はコンスタントに新作が発売される人気作である一方、「プリンス・オブ・ペルシャ」の方は日本ではSFC版が少し知名度がある程度。
2010年の『忘却の砂』から、2024年の『失われた王冠』まで、14年間完全新作が出ていなかった。
スピンオフ元『おさわり探偵 小沢里奈』
「なめこ」は元々は私立探偵
小沢里奈の助手兼マスコットキャラクターだった。
しかし、スマホ版小沢里奈の販促として配信されたアプリの一つで育成ゲームの『なめこ栽培キット』から人気に火が付き、育成だけでなくパズルゲームやリズムゲーム、アニメなどの派生作品も多数作られている。
なめこ自身も今や主人公の里奈よりも知名度が高く、グッズ化やアニメ化もされている。
小沢里奈シリーズも3作目まで続いているシリーズではあるのだが、十分な知名度は得られておらず、タイトルから『どきどき魔女神判!』みたいなエロギャグゲーだと思っている人も後を絶たない(念の為説明しておくと、
ニンテンドーDSのタッチパネルを利用した探偵ゲームだから「おさわり探偵」なのであって、「おさわり」するのはあくまで現場や証拠品である)。
スピンオフに派生してからもなめこの職業が「探偵助手」となっていたり、里奈の執事であった「じい」が栽培のサポートキャラとして登場しているなど、原典の要素は残っている。
暫くは栽培キットシリーズの正式名称にもゲーム内容とはほとんど関係のない「おさわり探偵」という単語が申し訳程度につけられていたが、2015年リリースの初代及びSeasons(第2作)のHDリメイク版以降はとうとうそれすら無くなった。
両方とも項目があるので詳しくはそちらに譲るが、元々はタイタンフォールと世界観を共通した別作品で
Apex Legendsが
割と常識外れの大ヒット
を起こし、そちらに開発リソースを集中するため発表済だったタイタンフォールの新作が
公式により凍結させられてしまった。
スピンオフ元『
爆弾男』/作品全般としては『
ボンバーマンシリーズ』、個別キャラとしては『
クイズマジックアカデミーシリーズ』などKONAMI作品・HUDSON作品多数
『爆弾男』→『ボンバーマン』はどちらかというと世界観を一新したリメイクに近い。主人公は帽子を被った人間で、敵も風船だけ。
そのボンバーマンシリーズも長らく「あのデザイン」による新作展開がなされていないため、「スピンオフ的な企画である『BOMBER GIRL』が『ボンバーマンシリーズ』(+一部ガールでネタ元に使われているKONAMI過去作品)の知名度を食ってしまった」面も近年では見られつつある。
特にグリム・アロエについては、「デザインモチーフは
QUIZ MAGIC ACADEMYシリーズだがキャラとしてはボンガ初出扱い」ではなくガチのコラボ出演にもかかわらず、実際にQMA側の2019年度プロ野球検定で
ガルーダ先生が
「ぐりあろは うちのこです ごー!ぼんばー!!」と、本来の所属作品より有名になっていることを指摘している。
なお、ボンバーマンにはもう一つベースとなった作品があるのだが……(後述)。
スピンオフ元『マリオアーティスト ポリゴンスタジオ』
今作のルーツは64DD用ソフトのおまけミニゲームとして入っていた「サウンドボンバー」で、これを単品作品としてブラッシュアップしたのが『メイド イン ワリオ』となる。
これはゲーム内で作成したポリゴンを自機として様々なミニゲームを連続クリアするというもので、ボスステージが存在しないことを除けばルールはほぼ同じ。
ミニゲームの一部は『メイド イン ワリオ』にもプチゲームとして続投している。
スピンオフ元『ドラゴンスレイヤー』シリーズ
軌跡シリーズは
イースシリーズとともに日本ファルコムを代表するシリーズであるが、元々は英雄伝説シリーズの第3期という立場である。
第1期の「イセルハーサ編」と第2期の「
ガガーブトリロジー」が別に存在するため、英雄伝説シリーズの派生と見ることもできる。
なお初代の「
英雄伝説VI 空の軌跡」よりほぼ一貫して「英雄伝説 〇の軌跡」となっているため、英雄伝説シリーズ全体と見ればスピンオフではないのでは…と思う人もいるだろう。
だが、そもそもこの英雄伝説シリーズの初作が「
ドラゴンスレイヤー 英雄伝説」、即ちドラゴンスレイヤーシリーズの第6作目なのである。
そのため軌跡シリーズを英雄伝説シリーズの派生と見なした場合、ドラゴンスレイヤーシリーズから軌跡シリーズを見ると、
派生の派生となってしまう。
そもそもドラゴンスレイヤーシリーズ自体、
2作目、8作目→
ザナドゥシリーズ
5作目→
ソーサリアンシリーズ
6作目→
英雄伝説シリーズ→
軌跡シリーズ
7作目→
ロードモナークシリーズ
と非常に多くの派生作が発生している。
なぜこうなったのかというと、ドラゴンスレイヤーシリーズを指揮していた木屋善夫氏の退職後、各作品ごとに独自路線を取る対応をとったから。
なお「風の伝説ザナドゥII」にて「The Last of Dragon Slayer」と記載されたことで、ドラゴンスレイヤーシリーズ自体は終了が宣言されている。
が、「風の伝説ザナドゥII」自体は木屋氏が関わっていないことから、ザナドゥシリーズではあってもドラゴンスレイヤーシリーズには入らないと見なされていたりする。
ここまで派生作品が複雑に入り組んだシリーズはそうそうないだろう。
テレビ番組
スピンオフ元 『ホーム・ライブラリー』
「タンタカタカタカタンタンタン♪」という軽快なBGMでお馴染み、NHKの長寿料理番組。
1953~1959年に放送されていた情報番組『ホーム・ライブラリー』の料理コーナーを独立させる形で、1957年にスタートした。2026年現在も放送中であり、2023年には「最も長く放送している料理番組」としてギネス世界記録に認定されている。
ちなみに同じNHKの手芸番組『すてきにハンドメイド』は、『ホーム・ライブラリー』の路線を引き継いだ講座番組『婦人百科』の後継となる『おしゃれ工房』からの派生なので、ある意味「スピンオフのスピンオフのスピンオフ」である。
スピンオフ元 『人生で大事なことは○○から学んだ』
日本各地の離れた場所に存在する一軒家に暮らしている人物がどのような理由で暮らしているのかについて、衛星画像のみを手がかりにした上でその場所に行き、地元の情報に基づいてその一軒家を調査するという番組。
元々は、『人生で大事なことは○○から学んだ』の1企画として放送されていたが、番組がわずか8ヶ月で終了。その後不定期特番として放送された後、2018年よりレギュラー放送中。
スピンオフ元『
人気者でいこう!
』
いまや正月・改編期特番としての地位を不動のものとした、ABCテレビ制作のバラエティ番組。
様々な企画を行っていたバラエティ番組『人気者でいこう!』による企画の一つ「芸能人格付けチェック 〜お前たちは果たして何流芸能人なのか!?〜」が初出となっており、当時は浜田雅功に加えて俳優の内藤剛志、堀部圭亮の三人が司会進行を行っていた。
また、同番組にて行われた派生企画「芸能人常識チェック」も、後に一つの番組としてスピンオフ化している。
余談だが、元企画では当時準レギュラーの
志村けんが「バカ殿堂入り」を果たしている。
スピンオフ元『
とんねるずのみなさんのおかげでした
』
「モノマネはもっとコアに、もっと深いところへ入っていかなければならない」をコンセプトに、細かすぎて周囲に伝わりづらいモノマネ芸を持つ者達にスポットを当てるゴングショー形式のモノマネ大会。
『とんねるずのみなさんのおかげでした』内のコーナー『
博士と助手 -細かすぎて伝わらないモノマネ選手権-』が初出となっており、本家も20年近く放送された人気番組だったが、『した』終了後も石橋主導の独立番組として『土曜プレミアム』枠で夏・冬の2回放送が行われている(2025年以降は放送無し)。
スピンオフ元 『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!』
タカトシとゲスト6~8名がでチェーン店などの飲食施設に入り、そこの全メニューから人気メニューベスト10(上位10品)に何が入るか(ドリンク類は除外)を全員で予想して注文する。
これを繰り返し、ベスト10を全て当てれば完全制覇、その日のコーナーは終了となるがそれまでは何時間経っても仕事の都合や助っ人などの例外を除き誰一人家に帰れない。
元々はネオバラ「もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!」の1企画として放送されていたが、ゴールデン昇格ののち、2015年に番組が終了。その後2016年から独立番組として放送されたのちに、2018年から『帰れマンデー』の一企画として不定期に放送されている。
スピンオフ元『11PM』(読売テレビ制作版)
元々深夜番組『11PM』で行われた「夜のレコード大賞」という企画だったのだが、「全日本有線放送大賞」として独立番組となった。
「全日本有線放送大賞」は2000年で終了したが、その流れを汲んだ「ベストヒット歌謡祭」が2003年から毎年秋に放送されている。
スピンオフ元『ナイト・パンチ』
「ひと目会ったその日から」「恋の花咲くこともある」のフレーズでおなじみ、西川きよしと桂三枝がMCを務めた視聴者参加型恋愛バラエティ番組。
元々は関西ローカルの深夜番組の1コーナーであったが、好評により全国ネットの独立番組となった。
元祖なんjとも呼ばれる、野球選手の珍プレーをまとめたバラエティ番組。
元々はプロ野球ニュースの1コーナーで、当時週末版キャスターだったみのもんたが試しにナレーションを付けてみたら面白かったことから1983年以降独立番組化した。
2005年でいったん終了し、2010年以降は出演者をリニューアルして復活。復活後は
プロ野球以外の競技を取り上げる回がある。
スピンオフ元『ナイトinナイト』
そのものずばり、吉本芸人の私的話題を面白おかしく伝える暴露コーナーの元祖的存在。
元々は朝日放送で当時帯番組として放送されていた「ナイトinナイト」の木曜コーナーであったが、終了後の2003年末から年末特番として復活。
元々は同番組に参加できない高校生への救済企画として出題担当の福留功男が企画したもので、1983年末に放送開始。
本家が1992年に終了(復活版を1998年に放送)してからも放送が続き、「
24時間テレビ」「鳥人間コンテスト」と並ぶ日テレ系夏の風物詩となった。
ただし、ウルトラクイズは当時の超人気番組であり、高校生クイズよりも遥かに知名度があった。
それが放送が終了して徐々に当時を知らない世代が増えて知名度が逆転した、と言う点では本項の他の作品とは異なると言えるだろう。
スピンオフ元『
追跡
』
元々は日本テレビの平日19時帯番組『追跡』の1コーナーであったが、好評によりシリーズ化。
『追跡』終了後も特番として不定期放送が行われている。
なお、『追跡』ではこれ以外にも「取材拒否の店」「私鉄沿線途中下車の旅」など、日テレや他局で定番化した企画が多数存在する。
スピンオフ元『
やりすぎコージー
』
元々は
テレビ東京系の番組『やりすぎコージー』のコーナーの1つであったのが大反響につき派生。
本家終了後も不定期で放送される人気番組となる。
スピンオフ元『
びっくり日本新記録
』
1975年10月5日から1985年10月6日まで読売テレビで放送された『びっくり日本新記録』内の1競技として、同番組で第1回が放送され、第2回から単独番組となった。
天候や
スポンサーの懐事情による中断を挟みつつも今なお続く長期シリーズとなった。
同じようにバラエティの1コーナーから単品番組になったスポーツ物として『小学生クラス対抗30人31脚』がある。
スピンオフ元『
ともだちいっぱい
』
1990年から放送の
幼稚園・保育所向け教育番組『ともだちいっぱい』の曜日別コーナーだったが、1995年に『ともだちいっぱい』が終了し単独番組となった。
『つくってあそぼ』は内容変更されなかった一方で、『しぜんとあそぼ』は進行役のお姉さんとキャラクターが番組卒業、当時はまだ珍しかったHD撮影映像にナレーションを被せた自然ドキュメンタリーへ路線変更している(明確な案内役キャラクターを設ける形式は、NHKだと現在では『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』が大人も子供も楽しめる形式で担っている)。
ちなみに『ともだちいっぱい』も1989年の人形劇番組『
やっぱりヤンチャー』に、
ワクワクさんや
ゴロリをはじめとした新キャラを加え設定変更したスピンオフ番組だった。
スピンオフ元『
グルグルパックン
』
1994年から放送開始された特別支援学校・学級の小学生向け教育番組『グルグルパックン』内の体操コーナーが、1999年の番組終了とともに独立し単独番組となった。ストレッチマンが訪問している学校の名前が「~特別支援学校」だったり、そうでなくても明らかに支援学級だったりのことが多かったのもおそらくこれの名残。
その後も番組名や内容・出演者の変更を経てシリーズ化され、2020年現在も放送中。
『グルグルパックン』はパイロット版があり、1993年から1994年の年末年始特番として放送、ストレッチマンも登場し役者も同じなのだが、衣装にはなんと頭のトンガリが存在しない。
スピンオフ元『
筋肉番付
』
ご存知名もなき男のオリンピック。本当にオリンピック競技の候補になるとは
元番組も足掛け7年間放送された人気番組だが、収録中に重傷者が立て続けに出たことが問題視され打ち切りとなっった。
一方で、『SASUKE』は元番組打ち切り後も単独の不定期特番として放送を継続しており、今や本家とは無関係な番組みたいに捉える視聴者も増えてきている。
スピンオフ元『
超人女子
』『
超人女子とズケ女
』
VTuberを全面的に取り入れた
テレビ朝日の教養バラエティ番組。
元々は『超人女子』という、筋肉番付の女性版のようなスポーツバラエティ番組であり、その後、一風変わった職業の女性にMCがズケズケと質問するトーク番組『超人女子とズケ女』へと内容を変更。
そのスピンオフ番組として始まったのが『超人女子とズケ女プレゼンツ 超人女子戦士 ガリベンガーV』であった。
2つの元番組はいずれも1年以内に終了しているが、ガリベンガーVは個性豊かで自由奔放なVTuberと、彼女らを見事にさばいてくバイきんぐ小峠のキレのあるツッコミに人気が集まり、「超人女子」とも「超人女子とズケ女」とも無関係な番組として続いている。
タイトルは2022年に『謎解き戦士!ガリベンガーV』、2024年からは『ガリベンチャーV』と改題されている。
スピンオフ元『志村&鶴瓶のあぶない交遊録』
先述の格付けチェックとともに
テレビ朝日系の正月名物としておなじみのお色気特番。
元々は1998年から放送されていた正月特番「
志村&
鶴瓶のあぶない交遊録」の1コーナーで、2001年から開始。番組そのものはボウリングと話題の有名人とのトークの二本立てだった。
2020年正月は放送が休止となり、その後志村が亡くなったため2021年の正月を最後に最終回の予定だったが、まさかのABEMAに移管しての継続が決まり、コーナーレギュラーだったナインティナインが正式なMCに昇格。
当初は別コーナーとの2本立てだったが、2024年以降はボウリング単独の配信となった。
ちなみに、ABEMA移管後の正式な番組のタイトルは「鶴瓶&ナイナイのちょっとあぶないお正月」だったりする。
スピンオフ元『
力の限りゴーゴゴー!!
』
日本におけるヒューマンビートボックスの普及に多大な貢献をしたこの番組も、元々は、「力の限りゴーゴゴー!!」というネプチューンをメインとした青春ドキュメントバラエティ番組の企画として2001年に開始したが、わずか1年後の2002年に番組が終了し、本企画も一旦終了。
その後、2007年より単独の不定期番組として復活し、以降休止もありながら年1・2回のペースで放送されており、
FNS27時間テレビの企画でも放送されることがある。
ドラマ
スピンオフ元『Enough Rope』
犯人視点で物語が進行する倒叙物
ミステリーの金字塔として有名な本作だが、
実はシリーズの始まりが
本当に犯人が主人公の単発ドラマだった事はあまり知られていない。
シリーズの原型となったのは1960年の生放送番組用に制作されたシナリオ『Enough Rope』、及びそれをベースにして作られた舞台劇『殺人処方箋』であり、この時点では犯人の精神科医が主人公という扱いだった。
上演すると脇役だったコロンボ警部が主人公以上に人気を集めたため、今度は彼を主役にしたバージョンの単発ドラマ『殺人処方箋』を製作(お馴染みピーター・フォークがコロンボを演じたのはこの時から)。こちらもヒットし、それがテレビシリーズ『刑事コロンボ』誕生に繋がったという。
因みに後日脚本家が生放送番組版『Enough Rope』で初代コロンボを演じた俳優に会ったところ、彼はコロンボを演じたことを綺麗さっぱり忘れていたらしい。
スピンオフ元『犯罪捜査官ネイビーファイル』
アメリカ海軍犯罪捜査局(NCIS)を舞台にしたドラマシリーズ。
元々は海軍法務部を舞台にした裁判ドラマからの派生作品だった。
本家シーズン8の第20話、第21話が実質的なパイロット版であり、初期メンバーのギブス、トニー、ダッキー、アビーが先行登場。シーズン9の開始と同時に『NCIS』としての放送もスタートした。
『ネイビーファイル』は2005年にシーズン10で完結したが、『NCIS』は(上記のメンバーは全員去ったものの)2026年現在も継続中。
全米視聴率ランキングNo.1を記録し、『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』『NCIS: ニューオーリンズ』を始めとするスピンオフのスピンオフが4本も作られるなど、知名度・人気共に本家を完全に上回っている。
スピンオフ元『if もしも』
思春期の恋を描いたファンタジー作品で、DAOKO×
米津玄師の主題歌も有名なアニメ映画…のイメージが強いが元々はドラマなのでここで紹介。
「人生の様々な分岐点での選択」を元に枝分かれした2つのストーリーを描いたオムニバスドラマで、ストーリーのタモリを筆頭とした製作スタッフは『
世にも奇妙な物語』(連ドラ版)と共通で、枠も『奇妙』と同じだった。
監督は当時テレビディレクターだった岩井俊二で、本作を機に映画界へ進出することとなり、後年単独作品として劇場公開された。
アニメ版は映画監督の大根仁が脚本を担当し、2017年に公開。原典では小学生だったがアニメ版では中学1年生に設定が変更されている。
小説・ライトノベル・絵本
スピンオフ元『
クオレ
』
『クオレ』はイタリアの
小学校が舞台のお話で、この話では授業の
教材
的な扱いでいくつか劇中劇の話が読まれるのだが、その中の1つがこれである。
本家を差し置いて世界名作劇場で先にアニメ化されたり、ここだけ単行本になるなど優遇されることが多い。
なお、本作のアニメは『世界名作劇場』ではなく何故か毎日放送・TBS系で放送されている(スタッフは「世界名作」と一部共通している)。
スピンオフ元『
ダルグリッシュ警視シリーズ
』
推理小説といえばこの人。英国の女流推理作家フィリス・ドロシー・ジェイムズが生んだ、現代社会派ミステリーにおける女探偵の代名詞。
シリーズは『女には向かない職業』と『皮膚の下の頭蓋骨』の2作だけだが、『女には向かない職業』によって
ミステリーの歴史に燦然と輝く存在になった。
実のところ、ジェイムズの代表作と言えるのはあくまでもダルグリッシュ警視シリーズで、人気も歴史も発行部数や受賞歴で比べるなら同シリーズの方が上である。
それでも、コーデリア・グレイがこの記事にふさわしいと言える理由は
知名度
。
ダルグリッシュ警視を全く知らないライトなミステリファン、若しくはそもそもミステリに興味が無い層であっても、コーデリア・グレイの名前と『女には向かない職業』というタイトル名はどこかで聞いた覚えがある――――僅か2作、実質的には1作で、人気作たる本家シリーズを遥かに凌ぐ知名度を獲得した、まさにミステリの歴史に爪痕を刻んだキャラクターである。
スピンオフ元:『
ふところ手帖
』
昭和を彩った人気映画シリーズの主人公。
映画を見たことがない人にも高い知名度を誇る盲目の剣士だが、元は1948年に書かれた連作小説の一編に登場するだけのキャラクターだった。
これを元にした映画が大ヒットして今に至るのだが、元は10ページほどの小説でしかないということがしばしば語り草になる(一時は「数行だけの登場」というデマが流れていた時期まである)。
しかも今知られているイメージは映画化にあたって膨大な脚色の加わったものであり、原作は戦闘シーンが一切なく、ルックスも年配のデブだった。
- 邪魔な初級職を追放したら、大変なことになっちゃったんですけど⁉︎
スピンオフ元『
追放された初級職【アイテム師】が自分の居場所を見つけるまで』
小説家になろうで掲載されていた物語で本家が「追放された初級職【アイテム師】が自分の居場所を見つけるまで」がパーティを追放された主人公の物語で、追放したパーティのその後を描いたスピンオフ作品が「邪魔な初級職を追放したら 大変なことになっちゃったんですけど」である。しかし、なろう小説に大量に存在する平凡な追放系に過ぎない前者と違い「パーティメンバーを追放したら
お約束通りパーティが落ちぶれるが、その後改心して自立の道を模索していく」という話の方が支持が得られたのか、本編がコミカライズされずに外伝だけコミカライズされるという珍妙なことになった。
スピンオフ元『
グリックの冒険
』
みんなの
トラウマ、
イタチのノロイと戦うドブネズミも、もとはリスのグリックを主人公とする作品の登場人物だった。
ガンバを主人公とする『冒険者たち』が書かれた後、それを原作としたアニメ『ガンバの冒険』が有名になってしまい、シリーズの続編も『ガンバとカワウソの冒険』というガンバが主人公の作品になった。
一応、アニメには「クリーク」というグリックを元にしたと推測されるキャラも登場するが、名前が似ていることとリスであること以外は全くの別人(別リス)である。
元々ゾロリはみづしま志穂作の『ほうれんそうマン』シリーズにおける悪役だったのだが、『ほうれんそうマン』シリーズが終了するのに伴い、ポプラ社側が「また再開するまでの繋ぎ」として、挿絵担当の原ゆたかに物語も書いてくれと提案して始まったのが『かいけつゾロリ』シリーズ。
しかし、その後は年2冊ペースで精力的に発刊されていったことで、いつのまにか「スピンオフ作品である」ことはほとんど認知されなくなっている。実質的な続編とも言える。
そもそも子供向け書籍であることから、読者層の入れ替わりが非常に激しいのもその一因かもしれない。
なお、『ほうれんそうマン』から引き続き登場しているのはゾロリ本人と妖怪学校の校長、ゾロリママ(扱いがシリーズ間で若干異なる)の3人ぐらいであり、スピンオフ要素は実はほとんどなかったりする。
レギュラーキャラでゾロリの子分である双子のイノシシのイシシとノシシすらも『かいけつゾロリ』シリーズが始まってからの登場人物であり(初回となるエピソードでゾロリが悪事の腕をスカウト(?)してチーム結成)、『ほうれんそうマン』の方には影も形もない。
一応スピンオフっぽい設定として『ほうれんそうマン』でのゾロリの居城であるゾロリ城に続く「ゾロリ城パート2建設」がゾロリの目標のひとつに掲げられているが、最初からかいけつゾロリシリーズとして企画されたアニメ版とその派生作品では単に「ゾロリ城建設」としており、原作も近年の作品では城が今いくつ建っているのかは割とあいまい。
またゾロリの本に付属する『ゾロリしんぶん』の
4コマ漫画に登場するヒロインの「うさぎちゃん」がほうれんそうマンのヒロインであるうさぎの「すみれちゃん」がモチーフになっている点や、ゾロリの妄想の結婚相手にしばしばうさぎの女性が出てくる点がスピンオフ元からの名残りとして挙げられる。
ちなみに後にイシシとノシシを主人公とした『イシシとノシシのスッポコペッポコへんてこ話』、ミッケルら探偵団が事件に挑む『まじめにふまじめミステリー ナゾロリ』というスピンオフのスピンオフもシリーズ展開されている。
余談だが、タイトルの「ほうれんそうマン」とは、主人公である豚の少年ポイポイがピンチの時にほうれんそうを食べて変身したヒーロー……
とまぁ言うまでもなくほうれんそうを食べてパワーアップするポパイをオマージュしたキャラクターなのだが、前述の通りポパイは「読者受けが良かったためスピンオフで主役を務めたら本家より人気になってしまったキャラ」というむしろゾロリ的な立ち位置にあったりする。
ポパイをオマージュした主人公がポパイにされたのと同じことをされるとは不思議な巡り合わせである。ヒロイン争奪戦についてはポパイ同様にゾロリに勝利したのはせめてものの救いか
音楽
スピンオフ元『
サウンド・オブ・ミュージック
』
NHKの『みんなのうた』で取り上げられたのを機に有名になり、後に音楽の教科書に載るほどのメジャー曲になった童謡。
おそらく日本人なら誰もが一度は歌った事があるだろうが、元々は名作ミュージカル・映画『サウンド・オブ・ミュージック』の挿入歌を歌手のペギー葉山が独自に翻訳して日本に持ち込んだ物だったりする。
『サウンド・オブ・ミュージック』自体も非常に有名な作品ではあるが、翻訳に際して大幅なアレンジが加えられ舞台である1930年代のオーストリアには合わなくなっている関係で実に40年以上もの間『サウンド・オブ・ミュージック』でこのバージョンが使われた事はなく、両者の関係を知らない日本人も多い事だろう。
この手の
日本語カバー版が原曲だと思われている曲は結構多い。『
グリーングリーン』とか『ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO』とか『
YOUNG MAN』とか『GOLDFINGER'99』とか『U.S.A.』とか。
パチンコ、パチスロ
スピンオフ元『ギンギラパラダイス』
もともとは権利物だったギンギラパラダイスをデジパチにしたのが海物語であり、現在ではどこのホールにもおいてあり、看板に描かれることもある人気機種になった。なお、復活したギンパラは海とは別路線になっている。
スピンオフ元『大工の源さんシリーズ』
もともとはアイレムのアクションゲームシリーズだった「大工の源さんシリーズ」を
パチンコにしたのが「CR大工の源さん」である。
パチンコの方は現在でも新作が作られる人気機種である一方、本家アクションゲームは2008年を最後に新作が作られておらず、パチンコシミュレータ「パチパラシリーズ」の一つとしてパチンコ版がゲーム機で遊べるという逆転現象まで発生している。
スピンオフ元『スーパーブラックジャック』
登場キャラクターは同じであるが、リオがコスプレしないなど、わりかし硬派な作風だった。次にSBJの流れを組んだ『リオデカーニバル』、現在の基礎になった『リオパラダイス』が登場した。
アニメ版やパチンコ版もリオ名義である。
なお、その後も『スーパーブラックジャック2』、えなこ主演の実写の黒歴史の『ハイパーブラックジャック』も存在する。
出版物
スピンオフ元『
宇治大納言物語
』
平安時代に編纂され後世の書籍にも多大な影響を与えたとされる説話集なのだがその内容は失伝し、本家に収まらなかった話を纏めたボツネタ集である『宇治拾遺物語』だけが現代に遺っている。
このころの作品はどうしても「作品としての古さによる執筆者や読者の背景確認の困難さがある」や「当時と現在とでエンタメの背景事情が異なる。版権の概念すら大きく異なる」などの理由を抱えているため、そもそも考古学の意味でも判断が難しく、『源氏物語』『宇治十帖』なども紫式部はノータッチの二次創作スピンオフの巻が本編扱いされている(=他作者によるスピンオフが「本家と同等の知名度」を越えて本家の一部と誤認されている)とする説も実はある程度以上に真剣に検討されており、仮にこの説が事実ならこれらも「本家より有名になったスピンオフ作品」に該当しうるだろう。
スピンオフ元『
週刊漫画TIMES
』
創刊当初は週刊漫画TIMESの4コマ漫画に特化した増刊という扱いだったが、いつの間にか週刊漫画TIMES系列どころか
芳文社=4コマ漫画というイメージに。
特に同人作家・新人作家の起用と若い世代向けをコンセプトにした『まんがタイム』の更なる派生誌である『
まんがタイムきらら』は「きらら系」という
一つのジャンルを確立させ、『
まんがタイムきららフォワード』という、
4コマ漫画に特化した派生誌から派生した、4コマじゃない漫画に特化した雑誌が生まれる逆転現象まで起きている。
ぶっちゃけ近年では週刊漫画TIMESどころかまんがタイムまできららに食われかけてる感が否めない。
スピンオフ元『
怪獣VOW
』
柳田理科雄の知名度を向上させることに大いに貢献した同作だが、元々は特撮内容に投稿者や編集部が突っ込みを入れる書籍『怪獣VOW』の2作目『帰ってきた怪獣VOW』の1コーナーとして始まったもの。
今のように動画配信どころかDVDすら無い時代(1990年代半ば)の本だったため投稿者も編集部も記憶違いが甚だしく、同シリーズは長続きせず『さらば!怪獣VOW』の3冊でシリーズは終了。この時の反省から、現在の柳田は原則的に扱う作品を完走してから執筆するようにしている。
初版は『VOW』の版権を持つ宝島社から出版されたが、後に宝島社と訴訟を経てのゴタゴタの末、第3巻(および2巻までの改訂版)以降はメディアファクトリーから出版され、その後も『イナズマイレブン科学ファクトリー』(エンターブレイン)、『進撃の巨人 空想科学読本』(講談社)等様々な出版社から発売されている。
『読本』も最初の頃は『VOW』時代の茶化すような雰囲気が極めて強かったのだが、宝島社を離れて以降は「原作は尊重したうえで、無理やり辻褄だけでも合わせようと奮闘してみる」路線に大きく変更し結果、柳田は本当に『ONE PIECE』を全巻揃えたし読んでいるあたりは『読本』内でたまに言及される、「児童向けの少々難しい副読本」の立ち位置を確立するようになった。
尚、『怪獣VOW』自体も「町の変な物を紹介する」というコンセプトで発表された書籍『VOW』の中のシリーズの一つであるため、空想科学読本は「スピンオフのスピンオフ」とも言える。
スピンオフ元『
LOGiN
』
日本で最も売れているゲーム雑誌として知られるファミ通だが、実は元々パソコン雑誌の一コーナーだった。
テレビゲーム普及前、ビデオゲーム全般に関する話題はパソコン雑誌で主に取り扱われていたのだが、ファミコンブームの到来によりゲーム全般が単独の雑誌として成立することが出版社にも認知される。
そうして雑誌内コーナーであった「ファミコン通信」は雑誌として単独化し、ホビーパソコンの衰退に伴ってこちらだけが残るという逆転現象に至っている(なお『ファミコン通信』から『ファミ通』の名前になったのは、約10年後の1995年末である)。
ちなみにコーナーとしての「ファミコン通信」は雑誌化後もある程度継続していた。
スピンオフ元『
週刊少年キング
』
ヤングキングアワーズなどの派生雑誌を持つ人気雑誌だが、実は他のヤング〇〇系の青年誌と同じく元になった少年誌がある。
1963年と「
週刊少年マガジン」「
週刊少年サンデー」に次ぐ3番目に創刊された週刊少年誌であったが、常にこの2誌に後れを取り、後発であるはずの「
週刊少年ジャンプ」「
週刊少年チャンピオン」にも追い抜かれ、発行部数100万部にも到達しておらず(ピーク時は70万部)1982年に廃刊したため、ヤングキングは兄弟誌ではなく事実上の後継誌である。
作品としては「
サイボーグ009」「
怪物くん」「
超人ロック」と名作も多かったが。
スピンオフ元『
カーマガジン
』/『
レイルマガジン
』
ネコ・パブリッシングが刊行するホビー雑誌だが、前者は増刊号、後者は一コーナーから派生して独立したもので、いずれも当初は季刊だったのが月刊化した。
「モデル・カーズ」は当初ネコの一社員が企画・編集を全て担当し、その内容も
プラモデルを筆頭にレジンキットやブラスモデルといったハイエンド系を取り上げていたが、1990年代後半以降は編集者の交代やコレクションミニカーというジャンルの台頭もあって、様々なミニカーを紹介する誌面に変わっていった。
「RMモデルス」は鉄道模型雑誌で、先行する「鉄道模型趣味」「とれいん」と異なり
Nゲージを中心に誌面が構成され、若年層の取り込みに成功。電車の
コラ画像を意味する「ウソ電」という言葉を鉄道趣味界に広めたのもこの雑誌からである。そもそもタイトルも「レイルマガジン・モデルズ」の意味でRMモデルズ(RMM)であるし。
「鉄おも!」はその名の通り
プラレールなど模型ではない鉄道玩具を特集しており、ターゲットを親子層に絞り紙面構成も他社の児童向け雑誌に近いものとなっている。
元となったカーマガジン、レイルマガジン共々令和に入って休刊となってしまったが、これらの雑誌はイベント出展やコラボ商品の発売など独自の展開を続け刊行中。また、3誌とも「
新製品情報と広告」を誌面のメインとしており、それを目的に買う読者も少なくなく需要が安定しているとされる。
その他
元々は主人である源頼光の
酒呑童子退治伝説などにおける脇役、というのが坂田金時(幼名:金太郎)の立ち位置である。
しかし、江戸期になって幼少期の武勇伝が多く語られるようになり、むしろそちらの方が比重が大きくなっていく。
そして「金太郎が頼光に見定められて立派な武士になるまで」を描いた、言わば「坂田金時エピソード0」の集大成こそが今日知られている昔話の『金太郎』である。
源頼光も有名な人物ではあるものの、童謡や絵本の題材となった金太郎の知名度は
桃太郎と並んで国民的と言っていい。これもスピンオフに乗っ取られた作品の一つと言える。
某偉人バトルゲームの史実を解説するためのスピンオフで金時本人が「『金太郎』の名前は知られていてもそれがどんな話なのか認知度が低い」と合わせて「酒呑童子討伐など、頼光伝説に相当する部分のエピソードの知名度が皆無」なのに言及することもあった(本ゲームにはこの時点で頼光、渡辺綱が参戦済)。
スピンオフ元『
地獄の門
』
オーギュスト・ロダン作の世界で最も有名な銅像の一つであるあの『考える人』も、実はスピンオフ作品なのである。
彼は元々ダンテの『神曲』を基にして地獄の光景を描いた
高さ6メートルもある超巨大なブロンズ像
、『地獄の門』のてっぺんで思索にふけっていた。
しかし、デカすぎて上の方がよく見えないと判断されたのかどうかは定かではないが、後にこの頂上の考えている男だけが独立して拡大されたのだ。それが『考える人』である。
よって、「考える人は何について考えている?」という雑学クイズの答えは、
「地獄について考えている」
というのが正解になる。
あとこの人はダンテ、もしくはロダン本人を表しているという説もある。後者だった場合、自分の作品全体よりその一部である自分自身が有名になってしまったことについてどう思っているのか…
余談だが、ロダン生存中はこの像は型こそ作られたが鋳造はされず、実際に作られたのはロダンの死後である。
スピンオフ元『
ドミノゲーム
』
本来は、「ドミノ牌」という専用の牌を使い、牌に描かれたサイコロ風の数字が繋がるように並べていくボードゲーム。
ゲームの項目に出てきた『どーみのす(どみのん)』もそのルールを元にしたゲームシステムを持っている。
「ブロッキング」「ファイブアップ」「カンテット」など、いくつかの派生ルールが存在するが、大まかなルールはどれも同じ。
しかし日本においてはテレビ番組などの影響により、ドミノ牌を並べて一気に倒す「ドミノ倒し」の方が遥かに有名。
そのため単に「ドミノ」と言えばドミノ倒しを指すことが多く、本来のドミノゲームのルールすら知らない人も多い。
通販サイトで「ドミノ」と検索した場合、数字が描かれた本来のドミノ牌よりも、数字が描かれていないドミノ倒し専用のドミノ牌の方が多くヒットする。
スピンオフ元『ドラえもん 友情伝説 ザ・ドラえもんズ』
ドラえもんのロボット学校時代の友達として、1995年から2002年にかけて複数のメディアで展開されていた6人のキャラクター。
元々は1995年発売の
3DOゲームソフトに登場するゲストキャラクターだった。そのためF先生はドラえもん以外についてはほぼ「原作者として公認する」以外にキャラを固めていなかったりもする。
しかし同年公開の映画『
2112年 ドラえもん誕生』の制作にあたり、ゲームとの連動が持ち上がったことでゲスト出演が決定し、映画のヒットを受けて彼らを主役としたメディアミックス企画が大きく展開されることになったという経緯がある。
なので専らアニメシリーズとして知られている『ザ☆ドラえもんズ』は、『
ドラえもん』のスピンオフではなく
スピンオフのスピンオフだったわけである。
ちなみにこの映画はゲーム発売前に公開されたため、
本来の出演作よりもゲスト出演の方が先になるという奇妙な現象も生じた。
対応ハードの3DOが大コケしたこともあってゲームの知名度は低く、「ドラえもんズは知ってるけどゲームのキャラだったのは知らなかった」「ゲームは持ってなかったけど単行本未収録の漫画が掲載されている
攻略本だけ持っていた」という証言にも事欠かない。
アニメがわさドラ版へ移管してから新作が作られなくなったのはスタッフにドラえもんズを嫌う人が居たことに加え、「藤子先生や藤子プロの公認がキッチリ出てた割にはドラえもん以外6人の権利がこのあたりの経緯からすごく複雑で新作を作りづらい」のも一因…とされる。
コトブキヤが展開するオリジナルロボットプラモブランド「フレームアームズ(FA)」とそれを美少女擬人化した派生シリーズ「フレームアームズ・ガール(FAガール)」。なお世界観的な繋がりは無い為厳密にはスピンアウトである。
そもそものFA自体が大きく跳ねるとはいかずともオリジナルブランドとしては堅調な展開をしていたコンテンツなのだが、それを美少女化したところ本家を食う勢いでのヒットを記録し、後に各模型メーカーがこぞって参入している美少女プラモデルの鏑矢とでもいうべき存在にまで至った。
ブキヤ自身にとってもプラモデルの展開が版権ものから自社IP中心に方向性が大きく変わるきっかけになり、現在でも継続して新作が出続けている他、地上波アニメ化したりソシャゲとコラボしたりでブキヤの広告塔として定着している。
一方本家の方はより高い自由度が売りのメカプラモ
ヘキサギアの登場等もあって商品展開が激減しており、どうにも自社の他コンテンツ展開の煽りを受けている感が否めない。
なおFAガールがFAの擬人化であることはキットの説明書にもがっつり記載がある。
各コラボで触れただけならいざ知らず、実際にキットを購入しているユーザーで本家の方を知らないというのはレアケースであろう。
番外
両作品とも「後に挙げたほうが先に世に出ているがマイナー、知名度の高い方は世界観を共有して先発側の主人公も本人として登場」という点は同じなのだが、
発表時期が重複している、先行側の登場人物の誰かが主人公で新規側が始まったわけではないなど、
スピンオフというより、クロスオーバーで新シリーズに旧作キャラが出てくるパターン(『
Dr.スランプ』と『
ドラゴンボール』など)に近い。
ビートたけしの持ちネタであるガニ股で両手を鼠径部に添えるポーズを取るギャグが有名だが、元ネタはルーマニアの女子体操選手
ナディア・コマネチ。コマネチ選手が着用していた
ハイレグレオタードのラインを表現したのがあのポーズである。
コマネチ選手は76年モントリオール五輪で金メダル3個と銀・銅メダルを1個、80年のモスクワ五輪でも金メダル2個と銀メダル1個を取得し、更にモントリオール大会では
史上初の10点満点(当時の電子掲示板は9.99までしか表示されない仕様だったので
完全に想定外の事態)と個人総合最年少優勝記録(ルール変更により
今や記録更新不可)を叩き出すという文句なしの「最も有名な女子体操選手」の一人と言える人物。
ビートたけしの「コマネチ」が流行したのはモスクワ大会と同じ1980年であり、元々はある種の時事ネタだったものが、ビートたけしが大物芸人(且つ世界的に著名な映画監督)化したことでその持ちギャグとしてそのまま現代まで残り続けている形と言える。
コマネチ選手自体は当時間違いなく有名選手であったが、既に由来の出来事からは半世紀近くが経過しており、「コマネチのポーズはコマネチ選手が元ネタ」であることは少なくとも若年層には解説が必要になりつつある。
因みにコマネチ選手もビートたけしと「コマネチ」のことは知っており、時々コマネチ選手が「コマネチ」をしたり、2011年の来日時にはビートたけしとコマネチ選手のWコマネチが実現した。
その際はノリノリで「コマネチ」したり、ビートたけしの「私はこのギャグで有名になったようなもの。」との発言に対しコマネチ選手は「なら分け前を半分貰わないと。」とジョークで答えるなど、当人も「コマネチ」にはけっこう好意的な様子。
恐らく世代によって認識が分かれる例。
元々はTBSの伝説的バラエティ番組『
8時だョ!全員集合』のシリーズコントで、ドリフターズの下っ端である志村けんをやりたい放題の「バカ殿」に据え、普段は志村をこき使ういかりや長介らがそれに振り回されるといういつもとは逆の様子をネタにしたものだった。
『全員集合』の終了後はキャスティングを変更して
フジテレビに移籍、1986年から特番として定期的に放送されるようになり、これは志村が亡くなる2020年まで続いた。
『全員集合』自体は今でも不定期に総集編が放送されるなど一定の知名度を誇るが、本放送終了40年以上経ち、『バカ殿』の特番自体が『全員集合』を上回る長期間続いたこともあり、若い世代には『全員集合』のコントだったことを後から知ったという者も現れつつある(フジの『バカ殿』への配慮なのか、いかりや一家コントや学校コントが再放送として選ばれやすいのも一因だろうが)。
明石家さんま司会のトーク番組で、多数の有名人が自分の身の回りで起こった出来事や過去の体験談を語るもの。
元々は日テレで深夜に放送されていた『恋のから騒ぎ』の芸能人版として企画されたもので、『から騒ぎ』同様ゲストを女性だけで固めた回もあるほか、『から騒ぎOG会』なる企画が放送されたこともある。
前述の「ウルトラクイズと高校生クイズ」の関係にも似た、放送が終了して徐々に当時を知らない世代が増えて来るパターン。
『
ゲゲゲの鬼太郎』の元になった本作だが、実はさらなる元ネタがある。伊藤正美原作のハカバキタロー(墓場奇太郎)という、墓場から生まれた少年奇太郎を主人公にした紙芝居。戦争で焼けてしまったが、当時は黄金バットを凌ぐ人気があったらしい。水木しげるは伊藤から許可を得て墓場鬼太郎を書いた。つまり鬼太郎は
スピンオフというより極めて二次創作に近い一次創作なのだ。
日本一有名なYouTuberのメインチャンネル……と一般に認知されているが、実はサブチャンネル。
ヒカキンは元々ビートボックスを専門にした「Hikakin」チャンネルをメインに運営していたが、そこから商品レビューをメインに展開する「Hikakin TV」チャンネルが派生として作られ、こちらの毎日投稿が活動の主体となった(毎日投稿はのちに中止)。
ビートボクサーから得体の知れない職業(※当時実際に受けていた偏見)への転向はしばらく批判の声も根強くあったが、YouTuber自体が社会に浸透してそのハードな仕事ぶりも認知されるようになってからはすっかり受容されている。
それゆえに忘れられがちなのだが、登録者1000万人超えの「Hikakin TV」は派生コンテンツの延長なのである。
この他、「Hikakin Blog」というサブチャンネルも存在するが、こちらはほぼ使われていない。
前作『湘南純愛組!』から主人公が続投する続編であってスピンオフではないが、派生タイトルの方が圧倒的知名度を得ている類似例。
後者の海外版コミックスや配信ドラマ版では「Young GTO!」と、派生元なのになんかスピンオフみたいな副題がついてるが。
もちろん無かったことにはなっておらず、近年の短期新作でも鬼塚はあっさり「(お前らの年齢だったときは)ガチの暴走族してた」旨を明かすことは多い。
元々は同タイトルのソーシャルゲームからのアニメ化。
どちらかというとコロコロの悟空伝のようなタイアップやメディアミックスの類。
「すごーい!」「たーのしー!」のような台詞で人気を博したアニメであるが、原作はいまいち人気があるとは言えず、アニメ放送時にはすでにサービス終了していたという悲劇のアニメ化であった。
これを踏まえてか、アニメ1期以降の再ゲーム化では「じゃぱりパークの設定をアニメのものに寄せる」形で最初のソシャゲからつながりうる設定にしていることが多い。
なお、ゲーム側も後にアニメ人気の影響でシリーズ再開したが、ゲーム新作が『けものフレンズ3』と『2』が欠番という謎のナンバリングになっている。
これはアニメ版『2』のゲーム化ではなく、明確に別作品であることを示すためと思われる。
またゲーム版『3』に先行する形でその導入となるWebアニメ『ちょこっとアニメ けものフレンズ3』も公開されており、アニメではちゃんと1・2・3が揃っている。つまりゲームのタイトルはそちらに併せたものになっている。
『ロードランナー』の主人公のロボットは実は脱走した敵ロボットで、地下帝国で
爆弾を作っていた時代の物語が初代『ボンバーマン』である。
……という設定なのだが、
実はハドソンのでっち上げ
。
本来の『ロードランナー』の開発であるブローダーバンド社はこの設定を一切認知していない。
面倒くさがって『ロードランナー』の敵キャラを『ボンバーマン』に流用したのが真相とのこと。
元々『エースコンバット(初代)』はアーケードゲームだった『エアーコンバット』の続編『エアーコンバット22』の家庭用移植版で、商標の都合で『エースコンバット』に改題したものである。
つまりスピンオフではなく、タイトルを変えた直接の続編。
エアーコンバットは1995年稼働開始の『22』で終了したが、エースコンバットは四半世紀近くに渡って展開が続く人気シリーズとなっている。
ちなみに『エース』のゲームシステムその他は『エアー』をそっくりそのまま移植したものではなく、家庭用に色々手直しされている。
どちらもタイトルに「外伝」と銘打たれているが、そもそも本編が存在しない作品。
ただし前者については『セクシーヒストリー(通称:うっふん白書)』という
セクシーコマンドーの成り立ちが描かれた書物が作中に存在し、
その内容が描かれた回のタイトルが「セクシーコマンドー伝」だったため、これを本編とネタ半分に解釈されることもある。
厳密には「作品」ではなく、永井豪原作のアニメ『
獣神ライガー(アニメ)』とのタイアップで生まれた新日本プロレス所属のプロレスラー。
だがその実態は
山田恵一1990年代の新日ジュニアヘビー級、否、
プロレス界自体の歴史に名を遺すレジェンドである。
アニメが終了してからも何十年間とライガーとして活動したこともあり、ライガーがアニメとのタイアップレスラーであること自体知らないファンは多く、
本来は同アニメのOP曲である『怒りの獣神』もすっかり「プロレスラーの入場曲」として認知されている。
元のアニメが霞んでしまうのも無理は無い。ジュニアらしい飛び技はもちろん、
山田時代から鍛えていたレスリング技術や「掌底」の破壊力、呼吸を妨げるマスクやスーツをものともしない体力、マイクパフォーマンス、他団体との交流を実現する外交力、果ては後進を導く指導力……
これら全てを兼ね揃えたレスラーなど滅多に存在しないのだ。
山田恵一とはそれほどの逸材なのである。
なお「サンダーライガー」という名前はアニメの方の主人公のパワーアップ形態が元だが、アニメとプロレスのサンダーライガーはあんまり似ていない。
角の形など似ている部分がないではないが……。
この意味ではアニメ作品『タイガーマスク二世』と
プロレスラーのタイガーマスクも事情は近く、タイアップレスラーとして始まったがあまりに強すぎて忘れられてしまった経緯はライガー
(の中の人としての山田選手)と共通する。
こちらは正直近年ではタイガーマスク公式側も新日本プロレス側も『二世』の存在を忘れて…失礼、あまり存在にこだわっていないフシがあり、『タイガーマスクW』で『二世』の内容がそこまで厳密に考慮はされていない、佐山タイガーの入場曲が『無印』のOPである「行け!タイガーマスク」など、事実上『タイガーマスク(無印)』出身のレスラーと扱っているケースも見られる。
25年以上メンバー入れ替えを繰り返し続いているモーニング娘。も元々は『ASAYAN』の「シャ乱Qプロデュース女性ロックボーカルオーディション」の派生企画から生まれたアイドルユニット。
オーディション敗退者5名がインディーズデビュー、「愛の種」を5万枚を完売させる試練を果たし、翌年1月にメジャーデビュー曲「モーニングコーヒー」をリリースするも、これだけで上述のオーディション優勝者平家みちよのCD売り上げをあっさりと上回ってしまった。純粋にミュージシャン一辺倒のはたけと幼少期から商売の基礎を親から教えられたつんく♂とじゃ技量に差が出てしまうのも致し方ないってそれはそう
以降は完全に立場も知名度も逆転してしまうこととなり、今ではモー娘。は知っててもどういう経緯でグループが生まれたかを知るものはどんどん少なくなってきている。しくじり先生に出演した時に平家みちよの存在を初めて知ったという若者もいるとか
「片や裾をズボンにインしたアウターとジーンズの痩身、片やキャップを被りTシャツとジーンズに大量のポスターを詰めたリュックを背負った太った男の二人組が、同人誌即売会らしきイベント会場で光の方を指差しているネット上では有名な写真だが、2019年に痩身の方の本人が名乗り出るまでこれに元ネタが存在することはあまり知られておらず、単に「
同人誌即売会に参加した二人のオタクの、妙にドラマチックな一枚」という単体の作品として広まっていた。
「いかにも古典的なオタク」という風な出で立ちの二人組だが
実際のオタク活動の風景ではなく、実は
Leafのギャルゲ―
『こみっくパーティー』に登場する「古典的なビジュアルのオタク二人組」のコスプレ写真。
たまに「コミケで光を指差す~」と呼ばれることもあるが、撮影も実際にはコミケではなく2000年4月にビッグサイトで行われたこみっくパーティーオンリーイベントで行われた。
件のオタク二人組が登場するシーン自体を忠実に再現した写真も別個に存在しており、そちらはよりコスプレ写真であることが分かりやすくなっている。
なお太ったオタクの方に扮したすまし氏は2017年に闘病の末に亡くなったとのこと。
そもそも派生元が世に出回らなかったという稀有なパターン。
元々は『
beatmania』の鍵盤数を増やした新シリーズ『beatmaniaII』を出すにあたり、大型筐体の特別版として出回ったのが『DX』筐体という文字通りデラックス版の立ち位置だった。
しかしプレリリース段階で『DX』の方が人気だったことから無印の正式リリースは立ち消えとなり、海外でのプレリリースにとどまったとのこと。
このためデラックス版のみが残る形となり、事実上唯一の『II』でしかないのに『DX』が付くという、不思議な状況となっている。
一応コナミ社内にはこの小型版『II』筐体が保存されていたようで、PS2版『IIDX 6th style』の達人ムービーでは、トッププレイヤー達のプレー動画にこの激レアな筐体が使用されているシーンが映っている。
ちなみに無印の『beatmania』こと通称「5鍵」はすっかり『IIDX』の方に人気を取られてしまい、早期にシリーズ終了の憂き目にあっている。
現在『beatmania』として広く知られているのはこの『IIDX』なのだが、この構図もまた本記事の他作品に近いものがあると言える。
余談だが、3作目シリーズ『beatmaniaIII』もその後に登場したのだが、こちらも正式に販売が始まる前に発売中止となってしまったという幻の機種であり、実際に市場に出回った筐体は先行出荷販売分のみの希少な存在となり、そしてその僅かな出荷分もバージョンアップこそされたが全て初代『beatmania』シリーズの派生として「APPEND」での展開、そして初代と同じく『THE FINAL』で終幕を迎えたという悲しい結果に終わっている。
SDガンダムシリーズに登場する彼らも、元はそれぞれコミックボンボンの漫画作品『
プラモ狂四郎
』に登場するオリジナル改造ガンプラであった。
前者は同作ではリアル体系だが、後にSD化が施された上で『SDガンダム戦国伝』が独自展開され、以降も主にBB戦士などのプラモデルや漫画で長く続いた事から、結果的に『狂四郎』からのスピンオフでありながらスピンオフ元より知名度が高くなっている。
後者は厳密には出自自体は異なるが、同作に加えて同期に展開された「モビルスーツバリエーション(MSV)」でプラモ化され、後に漫画『機動戦士ガンダムサンダーボルト』に登場するなど多くの作品に登場。
また、レッドウォーリーアーはゲーム作品『機動戦士ガンダム ギレンの野望』のキャスバル専用ガンダムや本編にあたるTVアニメ『
機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の赤いガンダムの源流になるなど、以降の作品にも影響を与えている。
スクリームといえば
おばけの仮装をした殺人鬼「ゴーストフェイス」が有名だが、実は元々はアパレル会社Fun Worldのハロウィン用コスチュームであり、気に入った制作陣がライセンスを得て殺人鬼の変装として採用した一種の客演キャラだった。
それが映画の大ヒットで「ゴーストフェイスといえば『スクリーム』」として本家より有名になったケース。
版権の違いが顕著な例が殺人鬼対戦ゲーム『
Dead by Daylight』に参戦したときの扱いで、あくまでFun World側からのゴーストフェイスとしての客演であり、スクリームの設定は使用していない。
よくよく考えてみれば、我らが
アニヲタWikiそのものが、元々はケータイサイト「アニヲタの集い」のワンコンテンツであり、当Wikiは「集い」が突如閉鎖されてしまったことを受けて派生した、言ってみれば
スピンオフである。
オリジナルが消滅してしまった今、単純に知名度を比較するのは現在となっては困難であるが…。
追記・修正はアニヲタWiki(仮)の派生サイトが誕生しそれがメジャーになってからお願いします。
- 「今はもうだれも」という楽曲はウッディ•ウー版よりアリス版の方が圧倒的に有名らしい。 -- (名無しさん) 2025-12-14 11:26:56
- 原作アニメはマイナーで大ヒットしなかったのにパチンコ•スロットの方では大ヒットしてしまった作品も時々あるらしい。特にバジリスクとカバネリが該当。 -- (名無しさん) 2025-12-17 16:53:34
- 元アニメよりパチやスロで有名になった、はスピンオフでもなんでもないだろ… -- (名無しさん) 2026-01-11 06:14:26
- ↑それな。パチやスロでスピンオフの物語が展開されてるならともかく、そういうこともないし -- (名無しさん) 2026-01-11 07:49:35
- 原作よりパチ・スロでヒットは原作よりコミカライズなりアニメがヒットしたと同枠だろ。メディアミックスの亜種。 -- (名無しさん) 2026-01-11 09:25:43
- 履歴見ればわかりますが、240b:253:28a0:7b10:~はここ以外でも「~らしい。」みたいな憶測コメントを連発しています。 -- (名無しさん) 2026-01-11 09:57:04
- 日テレの公開収録ライブの「潜在異色」から独立した山里と若林の「たりないふたり」もこれに入るかな?ドラマの「だが、情熱はある」でも完全にスルーされていきなりたりふたが始まったことになってたし -- (名無しさん) 2026-01-24 05:48:53
- ↑それはスピンオフとは呼びません -- (名無しさん) 2026-01-24 23:54:45
- ↑元コメ主です。最初の「たりないふたり」のライブフライヤーには明確に「潜在異色スピンオフ企画」と明記されていました。各種ニュースサイトでも「スピンオフ企画として始まった」と書かれている媒体が多く、明言されている以上スピンオフだと思います -- (名無しさん) 2026-01-26 09:12:32
- ↑失礼しました。公式がスピンオフと言ってたのですね。ただ、お笑いライブ自体がよほどのお笑い好きじゃないと見ない(そもそも座席数の制限がある)ものを本家と言えるのでしょうか -- (名無しさん) 2026-02-03 22:58:12
- ↑「公開収録ライブ」と書いてある通り、「潜在異色」はライブから発展して同名のテレビ番組としてレギュラー放送されていました。また一度きりの舞台ならともかく、テレビ放送以前からコンスタントに開催されていて興行として成立していた上にそこから派生したものが存在する以上、媒体の如何を問わず「本家」と呼べるのではないでしょうか? -- (名無しさん) 2026-02-04 12:10:03
- 「イルカのイルカくん」も元々は「THERAPY」ってMVのキャラだったんだよな -- (名無しさん) 2026-02-19 23:07:49
- 『Home Girl』という楽曲はTHE★SCANTY版よりくにたけみゆき版の方が音ゲー界隈で有名であり、『ベイサイドベイビー』もHysteric Blue版よりくにたけみゆき版が音ゲー界隈で有名だが、しかし後者は本家本元が例のアレのせいで封印状態。 -- (名無しさん) 2026-03-19 21:16:46
- ↑それはカバーです。スピンオフではありません -- (名無しさん) 2026-03-24 01:07:44
- 反対意見があったのに結局ペルソナをスピンオフ扱いするの? -- (名無しさん) 2026-03-28 20:19:42
- そういえば山田恵一はリバプールの風になったんだよな 家族は捜索依頼はだしているのか -- (名無しさん) 2026-04-05 14:27:43
- ↑×2 そもそも真・女神転生シリーズは現在も続いてて相応の知名度も人気もあるからなあ。数字を比べてペルソナの方が人気あるから該当するって考えなんだろうど、元ネタの方も現役で一定の人気がある作品について載せるのは、よほどのトリビア性があるんでもなければ、作品間の優劣論争を煽る側面を踏まえても不適切ではないかとは思う。 -- (名無しさん) 2026-04-05 18:34:08
- 女神転生は原作に比べてゲームのほうが圧倒的に知れてしまったけど、アレはスピンオフとかではないものねえ -- (名無しさん) 2026-04-09 07:40:22
- そもそも本編に一定の知名度がないとスピンオフって作られないから結構難しい概念だなこれ -- (名無しさん) 2026-04-09 13:34:01
- サイレント・ウィッチはこのパターンに入るはず。ロザリー・ヴェルデの考察の方が先で確かモニカは端役だよね。 -- (名無しさん) 2026-04-13 01:35:08
- ↑×2 本家に相応の知名度がある前提でなお本家知らないけどスピンオフの方だけは知ってる人が相当割合出るほど知名度に差のついた作品、または本編に知名度ないのに何故かスピンオフが作られてしかも人気になった作品、が該当すると思ってた。タイトルどおりではあるんだろうけど、本当に僅かでも本家の知名度なり売上なりを上回ったスピンオフを片っ端から載せてたら色んな意味で不毛だし。 -- (名無しさん) 2026-05-03 18:05:55
- ↑自己レス。あくまでも自分の解釈だけどね。 -- (名無しさん) 2026-05-03 18:07:14
- ここでいう金太郎みたいに本家が国民的人気だったけどいつの間にか廃れてスピンオフのが何故か残ったとかあるし -- (名無しさん) 2026-05-03 18:19:13
- チキンが実写化しないのは、主人公の小学生が不良デビューしたり喫煙したりとコンプラ的に難しいのが理由なんじゃないかな。アイマス化する前の原作小説の部分だけでも尺は足りるだろうし -- (名無しさん) 2026-05-22 19:02:13
- モノノ怪、ひつじのショーンは「スピンオフ/外伝の知名度が圧倒的に高く、本家の方がマイナーになっている」には当てはまらない(怪 〜ayakashiもウォレスとグルミットも「マイナー」とまでは言えない)と思うので、一旦COさせていただきました。 -- (名無しさん) 2026-06-05 12:52:47
- そもそもおそ松さんは続編でスピンオフじゃないし -- (名無しさん) 2026-06-29 06:19:54
- 圧倒的にコンブのほうがへろへろくんより有名だと思うのだが…巻数と有名かはイコールにならないのが普通だし -- (名無しさん) 2026-07-20 18:46:56
- ↑同意。コンブのリトルグルメは小学生の間で社会現象にもなったけどへろへろくんはそこまでじゃない -- (名無しさん) 2026-07-20 19:50:58
- スピンオフの定義が曖昧だけど、とりあえずゴーストフェイスはスピンオフでもなんでもない。 -- (名無しさん) 2026-07-22 14:51:28
- 子供にとっては本家ガンダムよりもSDガンダムの方が知名度も馴染みやすさも上 -- (名無しさん) 2026-08-01 07:51:53
最終更新:2026年08月14日 16:01