路線変更(特撮)

登録日:2016/01/24 Sun 21:24:30
更新日:2021/05/11 Tue 14:39:46
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路線変更…
それは創作物である以上、決して避けては通れない道である。

あのラブコメ漫画がバトル路線に
「芸人の腕だけが頼りだったトーク番組がグルメレポート番組に」
ゴールデン降格
「超大作アクションシリーズにいつの間にかギャルゲー要素が」 等々…

当然、特撮もこの運命から逃れられる事はない。

「視聴率がイマイチ伸びない」「玩具があんまり売れない」「スポンサーから要望が出た」
と言うような他ジャンルでもよく見られるパターンも当然あるのだが、
生身の人間が作っている以上俳優・スタッフの都合という場合も少なからず存在する。

とりわけ70年代は特撮全盛期と言っていいほど様々な会社が番組を制作しており、
「特撮の裏番組が特撮」という今では見られない組み合わせも存在していたのだ。
各局(各制作会社)は凌ぎを削ってあの手この手で視聴率を稼ごうと奮闘していたのである。

また、対象年齢がある程度幅広いアニメや漫画と違い特撮は基本的に子供をターゲットにしているため、
感受性の高い年齢層である分大人になった後も印象に残りやすいという点も見過ごせない。
他とは違う大人っぽいヒーローが途中から一気にギャグキャラに、なんて事になって涙したファンは決して少なくないだろう。
その結果、「前の方が良かった。後半はつまらない」という感想が付いてしまったり、
ごく一部ながら大成功を収めてしまう事もあるあたりは漫画とあまり変わらないのかもしれない。

そしてこれが一番大事なことだが…
一概に路線変更をしたからといって「成功」「失敗」と安易に決め付けるのは困難であるという点がある。
後述する『帰ってきたウルトラマン』は視聴率を獲得するために路線変更を繰り返したが、その間にファンの間で評価の高い作品を多数生み出したし、
『仮面ライダー響鬼』のように「前半が良かった」「いや後半の方が素晴らしい」と10年以上経った今でも論争が絶えない作品もある。

なお、『非公認戦隊アキバレンジャー』ではテコ入れを逆手にとった展開が終盤に多く見られる。
その内容は是非各自で確かめて欲しい…この手の項目が好きな人なら気に入ること請け合いである。

【路線変更の主な例】






追記・修正はカラータイマーを追加し先輩戦士を投入しキャストを降板させながらお願いします。

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最終更新:2021年05月11日 14:39

*1 『3年B組金八先生』の影響とよく言われるが、放送時期を考えるとこれは誤り

*2 これは佐々木氏がバイク免許を持ってなかった事情もある。

*3 一応、52話で久々にライダーブレイクを使用したし、一応、最終回で先輩ライダーと共にセイリングジャンプでネオショッカー大首領を倒している。

*4 ただし、体色変化が行われたのは28話であり、上記の通り飛行しなくなったのは13話である

*5 平成ライダーシリーズは、カブト辺りまで毎度『今年が最後→人気で延長』を繰り返していたことが主因。

*6 万引き少年などもいたが、それらはまるで『仮面ライダークウガ』のグロンギのように人間としてきちんと描写されていなかった。

*7 もっとも路線変更前から幹部キャラクターは登場していた。

*8 ただし、前半からハードな話も多かった。

*9 同様の例はブラックサタン→デルザー軍団へと敵組織が変わった『仮面ライダーストロンガー』にも見られる。

*10 ただし、海野隊員のようにコメディパートでの出番が多い隊員もいた。