路線変更(特撮)

登録日:2016/01/24 Sun 21:24:30
更新日:2024/06/04 Tue 14:34:50
所要時間:約 26 分で読めます





路線変更…
それは創作物である以上、決して避けては通れない道である。

あのラブコメ漫画がバトル路線に
「芸人の腕だけが頼りだったトーク番組がグルメレポート番組に」
ゴールデン降格
「超大作アクションシリーズにいつの間にかギャルゲー要素が」 等々…

当然、特撮もこの運命から逃れられる事はない。

「視聴率がイマイチ伸びない」「玩具があんまり売れない」「スポンサーから要望が出た」といった他ジャンルでもよく見られるパターンも当然あるのだが、
生身の人間が作っている以上俳優・スタッフの都合という場合も少なからず存在する。

とりわけ70年代は特撮全盛期と言っていいほど様々な会社が番組を制作しており、「特撮の裏番組が特撮」という今では見られない組み合わせも存在していたのだ。
各局(各制作会社)は凌ぎを削ってあの手この手で視聴率を稼ごうと奮闘していたのである。

また、対象年齢がある程度幅広いアニメや漫画と違い特撮は基本的に子供をターゲットにしているため、感受性の高い年齢層である分、大人になった後も印象に残りやすいという点も見過ごせない。
「他とは違う大人っぽいヒーローが途中から一気にギャグキャラに」なんて事になって涙したファンは決して少なくないだろう。
その結果、「前の方が良かった。後半はつまらない」という感想が付いてしまったり、ごく一部ながら大成功を収めてしまう事もあるあたりは漫画とあまり変わらないのかもしれない。
また、中には視聴者ウケを気にする必要がなくなる最終盤において、当初の路線に近い作風に回帰するケースもある。

そしてこれが一番大事なことだが……
一概に路線変更をしたからといって「成功」「失敗」と安易に決め付けるのは困難であるという点がある。
後述する『帰ってきたウルトラマン』のように視聴率を獲得するために路線変更を繰り返したが、その間にファンの間で評価の高い作品を多数生み出した例や、
仮面ライダー響鬼』のように「前半が良かった」「いや後半の方が素晴らしい」「どっちも面白い」と10年以上経った今でも論争が絶えない例もある。

なお、『非公認戦隊アキバレンジャー』ではテコ入れを逆手にとった展開が終盤に多く見られる。
その内容は是非各自で確かめて欲しい。この手の項目が好きな人なら気に入ること請け合いである。


【路線変更の主な例】






追記・修正はカラータイマーを追加し、先輩戦士を投入し、キャストや一部スタッフを降板させながらお願いします。

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最終更新:2024年06月04日 14:34

*1 なんでも撮影するその日に聞かされたらしい。

*2 『3年B組金八先生』の影響とよく言われるが、放送時期を考えるとこれは誤り。

*3 理由も「ウルトラマンに出演した女優は大成しない噂を聞いたから」……らしい。

*4 この設定を踏まえてか、『別冊たのしい幼稚園』10月号にはゲルショッカーを裏切り、3人目のライダーとして戦う仮面ライダー3号が登場する。

*5 なお、ヒロイン降板になった美山尚子女史は急遽降板の悩みを主演の速水亮氏に相談した事を切っ掛けに親交が深まり、最終的には結婚している。

*6 大物俳優であり、出演が決まった際は「30分番組に出るような人じゃない」とスタッフの間でちょっとした騒ぎになった模様。

*7 志度博士を演じた田畑孝氏は体調不良という事情もあり、その後、療養の甲斐なく本作の放送中にこの世を去った。

*8 一応、第52話で久々にライダーブレイクを使用した他、最終回で先輩ライダーと共にセイリングジャンプでネオショッカー大首領を倒している。

*9 おかげで空を飛ぶというバンク映像が使えないという本末転倒な結果になってしまった。ただし、体色変化が行われたのは第28話であり、上記の通り飛行しなくなったのは第13話である。

*10 平成ライダーシリーズは『仮面ライダーカブト』辺りまで毎度『今年が最後→人気で延長』を繰り返していたことが主因。

*11 この空耳自体、現在では「当時の録音機器の問題及び演技指導ではないか」と言われており、映像ソフトなどで見直すと割と普通に聞き取れるものも多い。

*12 以前は番組人気の低迷や予算の逼迫が原因という憶測もあったが、前半にプロデューサーを務めた高寺重徳Pは後年「話しづらいことが多い」としながらも予算の使い方や玩具売上が理由ではないと述べており、近年では「スケジュール管理などの問題だったのではないか」という見方が強くなっている(ただし、これもまた憶測に過ぎないことには注意)。

*13 万引き少年などもいたが、それらはまるで『仮面ライダークウガ』のグロンギのように人間としてきちんと描写されていなかった。

*14 放送期間が年度を跨いだため、売る玩具を新しくしないといけない事情もあったと思われる。

*15 ただし、コミカル要素の投入自体は「恐ろしい作戦をゲーム感覚でやる悪役」という恐怖表現のために当初から決まってはいた模様

*16 しばしば「現在でもシリーズ最高の売り上げ」とされるが、これは99年における鈴木武幸Pの発言があったことや、国内トイホビー売上と番組全体の総売上が集計にあたってファンから混同されがちなことによる事実誤認である

*17 主力商品だったアクションフィギュア「ゴーストバンクシリーズ」のラインナップにやや偏りが見られたことも原因の一つと見る意見もある。

*18 もっとも、路線変更前から幹部キャラクターは登場していた。

*19 もっとも、ブルースワットも販促フィルムには違いないので、「プラチナムはともかくショウのパワーアップ自体は最初から予定されていたのではないか」と推測するファンも少なくない。

*20 幸い試作品は完成していたため、北米リメイク版『ビートルボーグ・メタリクス』が制作された際、これの設計をそのまま流用することで「ボロン」として日の目を見ている。

*21 スポンサーとして少年同盟の自転車を発売していた松下電器への配慮として、EDには引き続き登場している

*22 ただし、前半からハードな話も多かった。

*23 同様の例はブラックサタン→デルザー軍団へと敵組織が変わった『仮面ライダーストロンガー』にも見られる。

*24 ただし、海野隊員のようにコメディパートでの出番が多い隊員もいた。