ライドカメンズ

登録日:2024/06/09 Sun 13:41:50
更新日:2025/04/13 Sun 03:16:09
所要時間:約 12 分で読めます





ヒーローには、知られざる仮面(カオ)がある。

ライドカメンズとは、2024年5月30日よりリリースされたアプリゲームである。

企画・運営 バンダイ
協力 石森プロ、東映
プロデューサー 武部直美
シナリオ 高橋悠也、内藤祐介
メインキャラクターデザイン原案 内海紘子
アクション・ポーズ協力 高岩成二


【概要】

タイトルや上記のスタッフを見てピンときた人もいるかもしれないが、本作の最大の特徴は仮面ライダーやそれに類するものをモチーフとしたイケメンキャラによる、いわゆる女性向けゲーム(広義の乙女ゲーム)である。
仮面ライダーはあくまでキャラのモチーフであり、元ネタの変身者、及び変身後の姿のオマージュこそあるものの、基本的にはオリジナルキャラクター達との交流がメインとなる。
また、主人公の性別は不明(プレイヤーの想像次第)なので、広義の乙女ゲームにすら当てはまらないのかもしれない。男×男嗜むプレイヤーも得すると言えるか。

公式からの略称は「カメンズ」。
ただし、一部のニチアサ好きからは主に「ドカメン」で呼ばれている。
公式の意図しない略称が広まるのは本来いい傾向ではないが、前者は主に女性向けゲーム(乙女ゲーム)好き、後者はニチアサ好きが主に使う為、ファン層の棲み分けが出来てしまっているという奇妙な状況となっている。両ファン層の呼称が混じって「ドカメンくん」なる通称も発生したりもしている。
繰り返しとなるが、あくまで公式からは「カメンズ」という略称がある為、TPOに応じてドカメン呼びは自重するのが吉と思われる。

2025年には舞台化もされた。


【本作の「仮面ライダー」】

本作のキャラ達も仮面ライダーとしての姿に変身する。
変身方法はカオストーンを用いた指輪「カオスリング」を使い、ベルト「カオスドライバー」にかざすというもの。
ただし、目元や口元を覆うパーツもあるものの、頭全体を覆うようなマスクは装着していない。但しその姿はこれまでのシリーズに登場したライダーや怪人に酷似している。
戦闘スタイルもモチーフとなったキャラに似たものが多いが、中には全く別物な技を使う者もいる。
なお、リリース当初の時点では指輪を使う彼らをモチーフとしたキャラは出ていない。
また、現時点で女性ライダーは登場していない。


【ストーリー】

ある日「主人公」が博物館を訪れると、奇妙な空間へと迷い込んだ。
そこは「仮面ライダー」になるべく数々の青年が日々学んでいた学園「ライダーアカデミー」があった。
その学園の実態は仮面ライダーの力を悪事に利用することを目論む「カオスイズム」のライダー養成所だったのだ。
しかし、正しい心を持ったライダー達は学んだ力をカオスイズムとの戦いに使う決意をする。
そして今度はライダー達が、学園にあったカオストーンと共に、主人公のいた「虹顔市」へと迷い込む事となる。
父の意思を継いだ主人公は、ライダー達をサポートするエージェントとして、彼らと共にカオスイズムと戦うこととなる。

リリース開始時から2024年12月現在、第二部までメインストーリーが公開されている。
また、定期的に期間限定イベントも開催。それに応じた限定ストーリーも展開されており、イベントストーリーの時系列は第一部後、ギャンビッツィン追加後は第二部以降とされている。


【登場人物】

仮面カフェ「カムフラージュ」

藍上レオンの運営するカフェであり、本作における拠点。
その名の通り仮面を被っての来店が必須となる、所謂「コンセプトカフェ」に分類される店。
地下にはライダー達のための訓練施設もある。

  • 主人公/エージェント
文字通り、本作における主人公。
しかしビジュアルも無ければ声も無いため、完全にプレイヤー自身であると考えていいだろう。
一人称だけは「僕」か「私」を選べるが、性別は不明。
一応、デフォルトネームは「ノア」となっている。*1
「コスモス財閥」の後継者であり、ライダーとの出会いによってライダー達をサポートするエージェントとして活動することとなる*2
ポジション的には本家シリーズで言う所の「おやっさん枠」である。主人公名を「石動惣一」とか「エボルト」とかにした人、先生怒らないから手を挙げなさい。

  • 藍上(あいじょう)レオン
CV:中村悠一(『memory of heroez』にてエターナルを担当)
演:廣瀬智紀
主人公に仕える執事。
カフェの運営業務や主人公の秘書的な仕事など、なんでもこなせる有能な人材だが、性格は少々軽め。
存在感を消すという特技があり、本気になると主人公ですら一時的に存在を認識できなくなるほど。
名前の由来はカメレオンからではないと否定していたが、がモチーフとなるのだろうか。


ジャスティスライド

教育地区を拠点とするチームで、小さな子どもやお年寄りなどを助ける、地域に密着した「仮面ライダー屋」という活動をしている。
ライダー名は下の名前をそのまま使っている。

  • 魅上(みかみ)才悟(さいご)/仮面ライダー才悟
CV:安田陸矢(ライダーシリーズ初参加)
演:木津つばさ
モチーフ:仮面ライダー1号
ボーッとした天然系の性格で、ちょっとしたことでもすぐに「なぜ?」と質問を投げかける。
ライダーアカデミーに入るより前の記憶がなく、過去の多くが謎に包まれている。
一応記憶喪失自体は他の仮面ライダーも同じなのだが、彼の場合は植え付けられた偽の記憶すらも存在しない。
しかし、それ故にライダーアカデミーで学んだことが彼の全てであり、人を助けるために戦うという意思は誰よりも強い。
そして、カオスライダーへの暴走の危険があると知りながらも、主人公を守るために仮面ライダーへの変身を果たす事となる。
登場ライダーの中で一番初めに姿が公開された。また、公式サイトにて中央(しかも唯一変身後の姿)にいたり上記のモチーフ(あくまでも『おそらく』)もあってか、ライドカメンズの「顔」と言える存在に位置する。

  • 伊織陽真(はるま)/仮面ライダー陽真
CV:内田雄馬(『ゴースト』にてプラネット眼魔を担当)
演:山野光
モチーフ:仮面ライダークウガ
明るく面倒見のいい好青年。
人懐っこくコミュ力も高い一方、思慮深い一面もあり、チームの司令塔となっている。
その為、ジャスティスライドのリーダーも彼の担当となっている。
元々は虹顔市とよく似た一ノ顔市という場所に住んでいた、それなりの金持ち一家だったのだが、それもライダーアカデミーに植え付けられた偽の記憶と発覚する。
しかし、そんな状況でも頭を切り替えて出来ることをやっていける、スーパーがつくほどのポジティブ人間。
今は戴天によって提供されたマンションの一室で、才悟と生活している。

  • 深水(ふかみ) 紫苑(しおん)/仮面ライダー紫苑
CV:田丸篤志(ライダーシリーズ初参加)
演:新正俊
モチーフ:ホースオルフェノク
親切で心優しい性格の好青年。
人の心に敏感で感受性が強く、人の悲しみに共感しやすいが、モチーフとなったキャラとは異なり、嘘を見抜く事も得意としている。
料理も得意で、よく仲間たちに振る舞っている。
ライダーとしてはスタミナに劣るが、一撃の破壊力には一目置かれている。
ただし、それは相手を苦しませないよう一撃で仕留めるためという、彼なりの優しさらしい。ちょっと怖いが。

  • 蒲生(がもう) 慈玄(じげん)/仮面ライダー慈玄
CV:岡本信彦(『ガッチャード』にてタマゴン&ニジゴン、エルドラゴンを担当)
演:中西智也
モチーフ:仮面ライダーG3
真面目で堅物、冗談が通じない性格の青年。
人並みに仲間思いではあるが、馴れ合いは不要で自分の力のみを信じる面がある。
特に陽真のポジティブさを軽薄で能天気と捉えているためソリが合わず、陽真からも「頑固親父」「人生2周目」と言われている。
普段は紫苑の家に居候している。
「が」もう「じ」「げ」ん、でGが3つだからG3なのだろうか。


マッドガイ

工業地区で活動するチームで、建設が中止されたホテルに身を隠している。
乱暴者、ナルシストと濃いメンバーがいるが、リーダーの阿形によりなんとか上手く纏まっている。
ライダーの名前はそれぞれ苗字がそのまま使われている。
ライダーとしての姿は口元をマスクで覆うデザインとなっており、これはこのチームのみの特色である。
イベントシナリオでのカオスワールドでは任侠や鬼、盗賊など悪役の衣装に着替えさせられる事が多く、「兄弟盃と魔法のランプ」でツッコミが入った。

  • 荒鬼(あらき)狂介/仮面ライダー荒鬼
CV:田邊幸輔(『memory of heroez』にてアンク(ロスト)屑ヤミーマスカレイド・ドーパントを担当)
演:川上将大
モチーフ:モモタロス
「最強」で「最恐」で「最狂」を目指すケンカっ早い青年。
荒々しい性格だが乱暴者というわけではなく、人には優しく接することが出来る。
しかしその見かけや性格から誤解を受けがち。
為士とは犬猿の仲で、顔を合わせるごとに反発し合っている。
肉トレ(筋トレのこと)が趣味である他に肉類が好きで、普段は肉屋でアルバイトをしている。また、飲み物はプロテインが好き。

  • 神威(かむい) 為士(なるし)/仮面ライダー神威
CV:河西健吾(ライダーシリーズ初参加)
演:田淵累生
モチーフ:仮面ライダーゲンム
絵画(ただし自画像のみ)を趣味とする青年。
狂介と松之助がアルバイトをする中、一人ホテルに籠り、究極の自画像を完成させるべく絵ばかり描いてる。
その名の通りナルシストな性格で、絵のためなら人の迷惑を顧みない事も多く、しかもそれを悪びれる事もない。
それどころか「自分の美しさに投資できるなら名誉な事だ」と本気で考えている困った人格の持ち主。
更に絵を描くのに熱中しすぎると食事や睡眠すらも疎かにし、自分の手を傷つける事も厭わなくなる辺りもモチーフとなったキャラらしいと言えるだろう。
美貌を保つために化粧やスキンケアにもこだわりを持っている他、新陳代謝を高めて老廃物が排出できる辛いものが好き

  • 阿形松之助/仮面ライダー阿形
CV:佐藤拓也(ライダーシリーズ初参加)
演:伊万里有
モチーフ:仮面ライダー響鬼
穏やかで落ち着いた性格の兄貴分であり、マッドガイのリーダー。5期生の中では最年長でもある。
しかし、その心の底にはカオスイズムへの強い憎しみも抱いている。
魚の扱いが得意で魚屋でのアルバイトをする他、自分で漁に出たりマグロを捌いたりもする。
また、モチーフ通り太鼓などの打楽器も嗜んでいる他、やや機械音痴。ただしバイクは好き。
実は喫煙者だが、メンバーには隠している。


スラムデイズ

主に娯楽地区を拠点とするチーム。
メンバーもそれぞれゲームや謎解き、音楽が好きなもので構成されている遊び人揃いのチーム。
ライダーとしての戦いも、遊び感覚で行っている。
ライダー名はそれぞれの名前をアルファベットにしたもの。

  • ルーイ/仮面ライダーRUI
CV:熊谷健太郎(ライダーシリーズ初参加)
モチーフ:仮面ライダー滅
常に気だるげな態度の自由人。
しかし、記憶喪失である事が心の枷となっており、真に自由となるために記憶を求めてカオスイズムと戦う。
名目上はスラムデイズのリーダーだが、やる気は皆無でライダーサミットもくじ引きで出欠を決めている。
ゲームをこよなく愛しており、基本的に夜中までプレイすることが多く、その一方で新作ゲームが稼働した時には平日の朝一番で乗り込むなど、廃人と言ってもいいレベルである。
普段のテンションの低さとは裏腹に、ゲームの勝敗に関しては貪欲な一面も秘めている。
生活費もFXにより稼いでいる
主食はエナドリにスナック菓子と不健康そのものだが、意外にも肉体は仕上がっている。
名前の由来は恐らく破滅を意味する「ruin」からか。

  • ランス天堂、Q/仮面ライダーLOQ
CV:天﨑滉平(『ガッチャード』にてエクシードファイター、冥黒王ジェルマンを担当)
モチーフ:仮面ライダーW
カオスイズムによってランスとQ、2つの人格を持たされた帰国子女の少年。
人格が入れ替わるタイミングは自分たちでも分からないという不便な体質であり、互いに体の主導権を奪い合っている。
ランスは謎解きが得意であり、クイズやパズルなどを好んでいるが、反面機械には疎いので謎解きはアナログで行っている。
Qは非常にイタズラ好きな性格で、表に出ている時はランスも含め周りのものにさまざまな悪戯を仕掛けて回っている。
ただし、イタズラというには度が過ぎる部分もあり、ストーリー内ではカオスワールドに囚われた人を見捨てかねないような遊びを仕掛けた事もあった。
アナログ思考なランスは翔太郎、子供っぽいQはフィリップが元となっていると思われる。*4
ライダーに変身した際にもランスとQでそれぞれ特徴が異なっている。
「W」の文字型のバイザーをしている事やボディスーツは共通だが、ランスは周囲には緑と黒、それぞれの色のドローンである「アポロ」と「リブラ」を飛ばしている。
Qは2つの尻尾を持つ姿で、その尻尾を操って攻撃をする。
ライダー名のLOQは「ランス or Q」だろうか。
なお、人格は2つでカオストーンもランスとQで別として扱われるが、親密度は2人で共有となっている。

  • 海羽(かいば) 静流(しずる)/仮面ライダーSIZ(シズ)
CV:阿座上洋平(ライダーシリーズ初参加)
モチーフ:仮面ライダーディエンド
酒と音楽を愛する、キザな優男。
ただしよく酔っ払っては二日酔いに苦しんでいる。
バイトもたまにしかしておらず、ルーイのヒモ状態となっている酒カスなダメンズ。
流行に敏感であり、流行り物にはすぐに飛びつくタイプ。
かつては皇紀と同期であり、宗雲からウィズダムにスカウトされているが、浄からは女性の扱いに小言を言われている。
銃使いであるディエンドモチーフだが、戦闘イメージは銃ではなく爪である。泥棒ネコということだろうか。


ウィズダムシンクス

商業地区のラウンジ「ウィズダム」を運営し、女性客をもてなしている人々。
その女性客から様々な情報を集めることで、ライダーの活動に役立てている。
全員源氏名を名乗っているため苗字が無く、ライダー名も名前がそのまま使われている。
ライダーとしては宗雲のみ両目を覆うバイザーで、左目が透けたデザインとなっているが、他の3人は左目を覆うデザインとなっている。

  • 宗雲(そううん)/仮面ライダー宗雲
CV:立花慎之介(ライダーシリーズ初参加)
モチーフ:仮面ライダー斬月
ウィズダムシンクスのリーダーの青年であり、「ウィズダム」の支配人。
クールで愛想のない性格だが、客の前では物腰柔らかに接している。
生け花が趣味で植物の手入れを得意としており、ラウンジの花も彼が活けたもの。

  • (はやて)/仮面ライダー颯
CV:KENN(『ガッチャード』にてビートルクスを担当)
モチーフ:仮面ライダー迅
明るく人懐っこい性格の青年。
いわゆる陽キャで、夜通し遊んでも疲れを見せない。
自分の衣服には関心が薄く、宗雲や客に服選びを任せている。
楽しいこと至上主義で決まった趣味を持たず、その時の気分で行動している。
その反面、自分を詮索されることを嫌っている。

  • 皇紀(こうき)/仮面ライダー皇紀
CV:松岡禎丞(『ギーツ』にてスエル、一部ドライバー音声などを担当)
モチーフ:仮面ライダー王蛇
ワイルドな風貌をした青年。
目つきも悪く無愛想で荒々しい言葉遣いだが、そんなところが客の心を掴んでいる。
料理が得意で、色々な生き物を解体することが好き。
ぶっきらぼうでしばしば物騒な発言も飛び出すが、まだ法を犯すようなことはしていない。と思われる。多分。
ライダーの姿はモチーフ通りの絡みつく大きな蛇に加え、鋼のような鎧鎖のような尻尾と、ジェノサイダーを思わせるごちゃ混ぜ具合である。

  • (じょう)/仮面ライダー浄
CV:高橋広樹(『KAMENRIDER DRAGON KNIGHT』にてリッチー・プレストン、『EPISODE YELLOW』にてイヴ/G電王を担当)
モチーフ:ブラッドスターク
全ての女性を愛し、優しく接する女たらしな男性。
他のチームメンバーの秘密を探ろうとする油断ならない一面もある。
普段はメガネをかけて前髪を下ろしているものの、接客の際にはメガネを外しオールバックとなっている。
ライダーとしての姿にはコウモリを思わせる翼も見られる。
年齢は30歳であり、リリース時点で登場する仮面ライダーの中では最年長。

タワーエンブレム

企業地区にある「高塔エンタープライズ」に所属する者たち。
一族による経営であるため、メンバーも高塔の人間のみ。
ライダーの名前は苗字の「塔」の字に下の名前を組み合わせたもの。
高塔エンタープライズに全てを捧げる「支配の契約」を交わすことで、新たにクラスとして結成された。

  • 高塔(たかとう) 戴天(たいてん)/仮面ライダー塔天
CV:福山潤(『劇場版555』にてエキストラのオルフェノクで出演、『風都探偵 仮面ライダースカルの肖像』にて大嶋凪を担当)
モチーフ:仮面ライダーウォズ
若くして大企業「高塔エンタープライズ」を経営する敏腕社長*5
メンバーは2人とはいえ、タワーエンブレムのリーダーも彼が務めている。
凄まじく多忙な生活を送っており、数ヶ月先まで予定は埋まっているが、そんな中でも余裕を持って弟の雨竜を見守り育てている。
四字熟語を多用する博識な面も。多用しすぎてギャグっぽくもなっているが。
ライダーアカデミーの一期生であり、元々は高塔エンタープライズを操るためにカオスイズムに洗脳されていたが、先代のエージェントによってその洗脳を解かれている。

  • 高塔雨竜(うりゅう)/仮面ライダー塔竜
CV:斉藤壮馬(『memory of heroez』にて後藤バースを担当)
演:湊丈瑠
モチーフ:仮面ライダー龍玄
兄、戴天の秘書を務める少年。
年齢は16歳で、リリース当初の仮面ライダーでは最年少。
兄の戴天の右腕として相応しくなれるよう努力を重ねる勤勉な性格だが、時に弱気な一面を見せることもある。
ただし、戴天とは実際は従兄弟同士であり、養子として兄弟となったという過去がある。更に、高塔叢雲(むらくも)という本当の兄がいるようだが……?
戴天とは好き嫌いが真逆で、動物嫌いの戴天に黙ってハムスターを飼っている。
ライダーアカデミー時代はマッドガイのメンバーと同じBクラスに在籍していた。
卒業試験の際に、本作におけるライダーへの初変身を行うも、カオストーンの力により激しくダメージを負ってしまって未遂に終わった。
槍の扱いが得意で、ライダーとしても槍を武器に戦う。
変身時に扱う槍には、モチーフ通りのブドウの意匠が見られる。
また、緑のエネルギーで出来た龍を従えている


ギャンビッツイン

下町地区で行商や配達員として活動しつつ、己の野望達成のために小銭を稼ぐ者達。
ライダーの名前は真ん中の名前をアナグラムとして入れ替えたもの。
第二部終盤にて下町地区に自分達だけの王国を築く「野望の契約」を交わすことで、新たにクラスとして結成された。

  • 久城(くしろ) (かける)/仮面ライダーケルカ
CV:江口拓也(ライダーシリーズ初参加)
モチーフ:仮面ライダーオーズ
下町地区で行商を行う青年。明るく人懐っこく、ギャンブルや交渉が得意。
ただし生活費の大半をギャンブルにつぎ込んでいるため、貧乏生活を強いられている。
失踪したフラリオの行方を追うため、高塔エンタープライズのライダーシステムの被験者になる事を志願した過去を持つ。

  • フラリオ/仮面ライダーラリオフ
CV:小野友樹(『ガヴ』にてグラニュート・ル・ビートを担当)
モチーフ:アンク
銀幕スターを志す役者志望の青年。普段は駆の家に居候しており、漫才のようなやり取りをしている。動物の物真似が得意で、映画やアニメが好き。
第二部でカオスライダーとしてアンビスに付いていたが、駆と再会。駆が集めたカオストーン*6に触れた事で記憶の一部を取り戻し、紆余曲折の末にカオスイズムから離反すると共に仮面ライダーとして覚醒した。


カオスイズム

仮面ライダーの力を利用しようとする謎の組織。
ライダーアカデミーを運営していたのも、ライダーの力を持った「カオスライダー」を養成するため。
虹顔市に散ったカオストーンを求め暗躍する。
幹部格の7人は「アルセブン」と呼ばれ、虹顔市を影から支配している。
二言目には「カオスの意思だ」「カオスの意思に他ならない」と連呼するため、ユーザーもメンテナンスなどが発生した際にはカオスの意思扱いしている。

  • 神々しい仮面 首領
CV:銀河万丈(『OOO』にてイカジャガーヤミーを担当)
水晶のように輝く仮面を持つ、カオスイズムの創設者。

  • 平和の仮面 ピアス/大怪人ピアシャール
CV:平川大輔(『セイバー』にてピラニアメギド(♂)を担当)
教育地区を管轄する大幹部。
ライダーアカデミーの学長も務めていた。
ジャスティスライドのメンバーに息子がいるようだが……?

  • 力の仮面 マイタス/大怪人マイタシャール
CV:安元洋貴(『ガヴ』にてボッカ・ジャルダックを担当)
工業地区を管轄する大幹部。
力自慢ではあるが頭も切れる。

  • 自由の仮面 リバル
CV:朴璐美(『セイバー』にてネコメギドを担当)
娯楽地区を管轄する大幹部。
自身の娯楽を求めており、そのために犠牲が出ても何も感じない非情な性格。

  • 真実の仮面 トルス/大怪人トルシャール
CV:小林ゆう
商業地区を管轄する大幹部。
プライドが高い妖艶な女性。
性別不明な主人公を除くと、唯一の顔と名前がある女性キャラでもある。*7

  • 支配の仮面 ドミナ/大怪人ドミナール
CV:鳥海浩輔(『電王』にてアントホッパーイマジン(アリ)を担当)
企業地区を管轄する大幹部。
支配の名を冠するだけあって、首領以外の者が上に立つことを許さない。

  • 進化の仮面 ボルート
CV:子安武人(『memory of heroez』にてゼウス・ドーパントを担当)
中央地区を管轄する大幹部。
カタコトで話す謎の多い人物だが、首領への忠誠心は強い。

  • 野望の仮面 アンビス
CV:中原茂
下町地区を管轄する大幹部。第一部では仮面で素顔を隠していた。
べらんめぇ口調の老人だが、そのやり方は狡猾。
フラリオを従えて暗躍するも、離反されてしまう。

  • カオスイズム戦闘員
その名の通りカオスイズムにおける戦闘員ポジション。
強化スーツの上からタキシードのような外套を纏い、シルクハットと目元を覆う仮面を被ったオシャレな姿をしている。
リーダー格の主任戦闘員は、衣服のデザインが少々異なる。


カオスワールド

カオストーンに魅入られた人の心によって生み出された謎の空間。

  • ガオナ/ガオナクス
カオスワールドに存在する怪物。
マスコットキャラのように丸い洋ナシ体型に手足の生えたものがガオナ、その強化体で筋肉質で人間に近い体型のものがガオナクスである。
両者ともドクロのような仮面をつけているのが特徴。
カオスワールドの主である人間が欲望に完全に飲まれる事で、「ガオアル」に変身してしまい、カオスワールドも閉じて2度と戻れなくなってしまう。
名前の由来はおそらく「顔無」「顔失くす」「顔ある」といったところか。
イベントで宇宙服や水着なども着せられるようになっているあたり、このゲームのマスコット疑惑あり。


エピソードゼロ

公式サイトおよび、公式YouTubeにて掲載された前日談。
4人は大学の社交クラブで出会ったとされているが…。

  • 先代エージェント
CV:田中秀幸
主人公の父に当たるコスモ財閥の前会長。エピソードゼロは彼の視点で語られている。
本編開始前に病死していることが明かされている。
ライダーの為に尽力した人物である事が語られており、ルーイや皇紀のような問題児からも慕われている。

  • 博学な男
CV:銀河万丈
カオスイズムの首領「神々しい仮面」と同一人物と思われる男。

  • 誠実な男
CV:???
カオスイズムの人体改造を受けていたところを
先代エージェントに助けられ、仮面ライダーとなったのだが…。

  • 薄情な男
CV:神谷浩史(『さらば電王』にてゴーストイマジン、『KAMENRIDER DRAGON KNIGHT』にてクリス・ラミレス、『MOVIEバトルロワイヤル』にてイザンギを担当)
カオスイズムの人体改造を受け、カオスライダーとなってしまい…。


キーワード


虹顔市

7つの地区で構成された本作の舞台。

カオスドライバー/カオスリング

仮面ライダーたちが変身に用いるベルトと指輪。前者のモチーフはタイフーンとアマダムだろうか?

カオストーン

作中に登場する石のような物体。
基本的には赤、青、黄色、緑のどれかの色をしているが、
主人公が持っているカオストーンは無色であり…

クラス

同じ志を持った者同士で結成されたチーム。
単なる仲間というだけでなく、ライダーとしての力を進化させる「契約の儀式」を経て行動を共にしている。
しかしその契約は非常に重く、それぞれの交わした契約を裏切ればライダーとしての力を失った上に、非常に重い罰を受ける事となる。*8


主題歌

「GET BACK!!」
歌:天月-あまつき-
作詞:こだまさおり
作曲・編曲:tatsuo
制作:エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ


追記・修正はライダーにスキンシップしてからお願いします。


この項目が面白かったなら……\変身ッ!/

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  • GET BACK!!
最終更新:2025年04月13日 03:16

*1 ゲーム開始時に、アカウント名と主人公名を別々に決める形式になっている。

*2 当初は「御曹司」表記だったが、公式で「後継者」に修正された。前者は基本的に男性に用いる表現のため、性別を限定しない名称に変えたものと思われる。

*3 この他にも、前髪で隠れているものの、顔の上半分に翠色の傷を負った。

*4ロストヒーローズ』シリーズにおいても、変身前の姿が登場しない都合上、Wは翔太郎とフィリップの人格を持つというキャラ付けがされていた。

*5 元々は専務だったが、ストーリー内で社長に就任した。

*6 この時に登場したカオストーンの色は赤・黄・緑。

*7 イベントにて影のみの名前ありモブが出ることはある。

*8 自由を愛するスラムデイズには「地下牢で全ての自由を奪われる」、高塔の名に誇りを持つタワーエンブレムでは「高塔の家から破門される」など。