聖白蓮

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聖白蓮 - (2018/09/12 (水) 01:15:31) の編集履歴(バックアップ)


「ああ、法の世界に光が満ちる」

『東方Project』の登場キャラクター。初出は『東方星蓮船』のラスボスとしての登場。
名前の読みは「ひじり びゃくれん」。「しろれん」とは読まない。
名前から古代中国に存在した白蓮教と関係がありそうに思われるが、後述の元ネタは真言宗であり、彼女自身は毘沙門天を信仰しているため、直接の関係はないようだ。
白薔薇さまとも関係ないが、髪色(上部を除く)や髪形が似てたり仏教が絡んでたり彼女のお姉さまの名前の漢字(聖)が含まれていたりと、連想させる点はあるかもしれない。
また、服の色やデザインが似ていることから某第一ドールとの絡みやネタを度々見かける

元人間の現魔法使いであり、魔法を使う程度の能力(身体能力を上げる魔法が得意)。二つ名は「封印された大魔法使い」。
人も妖怪もも全て同じという絶対平等主義者。
専用BGMは「感情の摩天楼 ~ Cosmic Mind」。
東方のラスボス曲の中では比較的明るめながら、実にカリスマ溢れる良い曲である。

+ ZUN絵以外の公式絵

+ 詳細な原作設定
かつて、伝説の僧侶と呼ばれた命蓮(みょうれん)という男がいた。
白蓮はその命蓮の姉であり、弟の法力の籠った飛倉内で暮らす事によって自身も自然と力を身に付けた。
しかし、弟の死により白蓮は死を恐れるようになり、僧侶の持つ法術とはジャンルが違う(妖術・魔術の類)
若返りの魔法を習得して魔法使いになった。
彼女は僧侶として人間の尊敬を集める一方、魔法の力を維持するために裏では妖怪を守っていたが、
次第に妖怪達の不憫な過去を知り、本心から妖怪を助けようと思うようになる。
最もそれは人間と敵対する為ではなかったのだが、妖怪を守っていることが人間にバレると一転、
悪魔として魔界に封印されてしまったのであった。
また、飛倉や白蓮を慕う妖怪達も地底(現在の旧地獄)に封印された。

そして封じられてから約1000年後。
地底から突如沸いた間欠泉によって白蓮と同時期に封印されていた
かつて白蓮を尊敬していた妖怪たちが復活、彼女を魔界より復活させるため暗躍する、
というのが『東方星蓮船』のストーリーである。

白蓮を慕う妖怪たちはかつて白蓮が作り出した聖輦船(せいれんせん)に乗って魔界の一部、
法界(ほっかい)へと趣き、間欠泉とともに飛散した飛倉の破片と毘沙門天の宝塔の力を借りて、
白蓮を復活させる予定だった。
そして飛倉の破片を探しながら魔界へ向かう際に、
突如押し寄せたが収集していた飛倉の破片のおかげで白蓮は復活には成功。
しかし、白蓮の考えが霊夢達には受け入れられず、法界上空にて戦うこととなる。
魔法の得意系統は身体強化系。また、一種の攻撃端末として蓮華を象った巨大な光背(もしくは翼)を展開、
それによる広範囲かつ多角的な攻撃が多い。

同じであり、妖怪だけが退治されるのはおかしいという思想を持ち、
そのために人間と妖怪の平等を訴えている。東方きっての博愛主義者である。
その善人っぷりは基本的にヒーロー・悪党双方がいないお話の『東方Project』全体でも珍しく、
公式でZUN氏に「 いい人 」とさえ言われた程。
ちなみに人間と妖怪を平等に扱っている人物としては他に霊夢霖之助がいる。
ただし前者は「どちらもどうでもいい」という観念の持ち主で、後者は「区別した上で平等に客」と彼女の理想とは根本的に違うが。

白蓮本人に関しては、魔法使いとなった経緯などからして、僧侶としては明らかに道の外れた行いをしており
ファンからそのあたりへのツッコミが全くないわけではないのだが
そのことがイコール白蓮の思想である絶対平等主義や、それへ向けて行動を起こす心への否定へと繋がるわけでもない。
むしろ自らが一度は堕ちるところまで堕ちながら立ち直った経緯があるからこそ、弱さゆえに過ちを犯さざるを得ない衆生の救い足りえるとも言えよう。
この辺りは浄土真宗の悪人正機に近い思想といえる。
そうした善人側である立ち位置こそが彼女の魅力であるのだろう。

なお、あらすじを読めばわかると思うが今作のボスキャラクターたちは 特に何も悪いことはしていない *1
そもそも主人公達が白蓮を復活させたのは「 面白そうだから 」という完全に興味本位優先の理由であり、
その後に白蓮の思想を知るとようかいの みかたなんて とんでもない!
と一方的に攻撃を仕掛けたのである。
お前らのような主人公がいるか。
一応、人間よりも妖怪の方が個としては圧倒的に強いため、主人公組の反論も故なきものではないのだが。
だが、「邪魔だから」という理由で目についた妖怪を叩きのめし、ときには略奪に近い形で妖怪から持ち物を没収している主人公の発言は余りにも外道…。
白蓮に「誠に浅く大欲非道であるッ!」と誹られても、全く文句を言えた義理ではないだろう。

その手に持つ光の巻物は「魔人経巻」と呼ばれるマジックアイテムであり、封印されている間に白蓮自身が製作したもの。
半無限の記憶容量を持つ経典で、無詠唱読経や詠唱破棄などの機能を備える。
さらに自意識を持ち白蓮以外の者には扱えないという、中々に強力な装備である。

本編後は、人里に命蓮寺という寺を建立し、妖怪を広く受け入れている。
宝船(聖輦船)が変化したものであるため、妖怪のみならず人間からも縁起が良いとして評判となり、信仰も結構集まり上々のようだ。
間接的にとはいえ復活の切欠を作ってしまったやとばっちりを受けた某神社には、
強力なライバルの出現とあっていい迷惑かもしれない。
もっとも 完全に自業自得なので同情の余地は全く無いが
『求聞口授』の時点で判明しているこの勢力の名前あり所属キャラクターの数は在家信者を含め 10名 と新興にも関わらず現在作中最多であり、
パワーバランス的にも大きな勢力になりつつあることが伺える。

彼女や今作の元ネタとなった作品は、日本四大絵巻物の一つ『信貴山縁起』。
平安時代末期に書かれた、信貴山で毘沙門天を信仰する真言宗の僧侶・命蓮が法力で鉢を飛ばして托鉢したり、
しまいには、麓の長者の倉を鉢で信貴山まで運んでしまうという、絵巻物語である。
『飛倉の巻』『延喜加持の巻』『尼公の巻』の三巻から成り、
そのうちの『尼公の巻』に登場する命蓮の姉こと『尼公』が、白蓮のモデルと思われる。
また、上述の長者の倉が後の飛倉であり、星蓮船本編ではその破片を集めることとなる。


髪の毛が根元の方だけ紫がかり先のほうは金髪という、極めて不自然なグラデーションをしているが、
ZUN氏曰く仕様らしい。
初期段階では黒髪だったが服の色とかぶって地味だったので、金髪にしたらさらにのっぺりしてしまったので、
グラデーションを入れ現在の髪色になったという誕生秘話がある。
非常に紛らわしいため、当初は巻物の逆光と勘違いされた。

星蓮船のスペルカードである大魔法「魔神復誦」は旧作時代の魔界の神、神綺の弾幕にとても似ていることで知られている。
今作では舞台も無限の広さを持つ魔界の辺境だと話されており、その魔神復誦という名前といい神綺との関係が気になるところである。
DNA「星蓮船と怪綺談は同じ魔界なの?」
ZUN「同じなんじゃない?」

ちなみに、『東方Project』はCAVEのSTGゲーム『エスプレイド』…特にラスボスのガラ婦人の影響を強く受けているのだが、
その中でも白蓮は特に影響が強いと言える。
ガラ婦人の最大の特徴は第二~第四形態で蝶のような光翼を展開する事であり、
ニコニコ的にはそのインパクトから小林幸子を思い出す人が多いようだ。
弾幕STGの草分け的存在の1つだった『エスプレイド』の光翼展開はいろいろなところに影響を与え、
後継作(≠続編)である『エスプガルーダ』や白蓮を含む東方の各ボスキャラにオマージュが見られる。
弾幕的には、第1形態の弾幕が空の『メガフレア』と神綺、第4形態がレミリアの第二通常に影響を与えたと言うところ。

『ダブルスポイラー~東方文花帖』にも命蓮寺メンバーと一緒に登場。
当作品での二つ名は「 ガンガン行く僧侶 」。どこぞのおてんば姫のお付きの、一撃必殺呪文が大好きな神官を思い出すような二つ名である。
シーン数は4枚で難易度も様々なのだがその中の一枚「スターソードの護法」が凶悪。
見た目こそ星蓮船の最終スペルと変わりない(それでも終盤は難易度ハード以上クラス)のだが、
文花帖システムの肝である「写真で弾幕を一部消せる」仕様を使って安全を確保しようとすると、
弾が消えるどころか札弾がより大きなナイフ弾に変化して当たり判定が大きくなるという殺しにかかっているような仕様で、幾多の(プレイヤー)を葬り去り、
多くのプレイヤー達にとって、龍魚「龍宮の使い遊泳弾」と並びダブルスポイラーの最難関とされている。
もっとも、ナイフは撮影すると消えるため(つまり合計二回撮ると消せる)、できるだけ消しまくった方が有利なのだが。
実際、シーンごとに存在するコメントでも、最初こそ皮肉めいた発言ばかりだった文もはたても、最終的には実力を評価するかのような発言をしている。・・・・すごい大魔法使いだ。

『東方神霊廟』において仏教とは因縁のある道教組が登場した。
敵対関係になるとも思われたが、書籍『東方求聞口授』で3勢力による対談が行われた際は両者とも相容れぬものの穏健で、衝突してる訳でもないようである。
上記書籍においては仏教という立場上酒や肉を断っているため、酒盛り宴会が日常の幻想郷では少々打ち解けにくい人物であると書かれている。
余談だが、仏教でも浄土真宗などは酒・肉OKで、妻帯すら問題無しだったりする。*2
彼女の読経や法会は妖怪達の間では「とてもスリリング」だとして非常に評判が良い、らしい。
一方仏門の妖怪達の素行はさほどよろしくないらしく、彼女の知らない所で酒盛りしたり色々勝手しているようである。
また対談の中で、山彦にできた不良仲間を「しばいてくれ」と魔理沙から頼まれ彼女は「しばいておきますね(笑)」と返答している。

『東方心綺楼』では命蓮寺組として一輪と共に参戦。
二つ名は「霊長類を越えた阿闍梨(あじゃり)」。どこぞの格闘漫画に出てきたとしてもそう違和感の無さそうな二つ名である。超人スゲェ。
元々聖本来の戦闘スタイルも肉体強化主体という設定なので、本家の弾幕STGでは表現し切れない本来の戦い方を再現した形と言える。

今回の参戦での大きな見所の一つが、上述の求聞口授で改めて浮き彫りとなった道教組との対立、特にそのトップである豊聡耳神子との直接対決だろう。
聖は道教を「邪悪な術」、神子は仏教を「無欲を装った二面性ある宗教」と罵るなど露骨に火花を散らすが、一方で負ければ素直に相手を「今回の異変を解決する役」として認め(つまり本心ではどちらも人々を救う事が目的)、必要あらば霊夢に力を貸す形で共闘するというジャンプ漫画のライバルのような関係性が描かれている。
また今回の異変の性質から敢えてそのような形でいがみ合い、ギャラリーを盛り上げているとも考えられ、実際は言葉面ほど仲が悪いわけではないのかもしれない。

またもう一つの見所が、新キャラにしてラスボスを務める秦こころとの関係性だろう。
感情というものを知る為に一時的に聖の下で仏教を学んだこころに対し、その成長を暖かく見守り暴走した際には宿敵と力を合わせてまで止めに掛かる保護者的存在…なのだが、エンディングで安定したこころが能楽を踊る様を見て神子が「面を鍛え直したからな」というのに対して「仏の教えが効いたんですよ」と張り合う様が ぶっちゃけただの親馬鹿にしか見えない ということで一部ファンを賑わせた。
(実際の所、霊夢・神子・聖はゲームの題材である三大宗教を代表するメンツである為、ラスボスであり異変の原因であったこころに関わりを持つのはごく自然な事なのだが)

ちなみに、後に書籍『東方鈴奈庵』においてこの心綺楼での一件を別の角度から見た話が掲載されたのだが、その中で能楽を踊るこころのギャラリーの中に神子と並んで眺めている姿が小さいながらも確認されていたりする。
やはり親馬鹿(ry
良く見るとこころがダブルピースしている辺りもそういう印象を抱かせる要因かもしれない。ただしこれは二人に向けてというより、能楽の内容(にとりの勝利ポーズの真似)と見るべきかもしれないが。

そして『東方深秘録』においても当然続投し、異変解決に向けて独自に調査を始めるのだが・・・・・・。
二つ名は「極速!ライダー僧侶」オカルトは「ターボババア」。
オカルト能力を行使する際には自らバイクに乗って相手を轢くという、
今までの聖人設定からは想像もつかないような蛮行にプレイヤーは度肝を抜かれることとなった。

ターボババア(ターボばあちゃん)とは、本来高速道路を自分の足で走る老婆の目撃情報なのだが、どういうわけかバイクに乗っている。
幻想郷ではどんな噂にねじ曲がってしまったのだろうか。この件はマミゾウからもツッコまれている。
ちなみに実際にゲームをやってみるとわかるが、明らかに降りて自分で走ったほうが速い。彼女なりの手加減なのだろうか?
よく見ると立ち絵でもバイクのキーを持っていたり、首都高バトルなるものに憧れてみたりと、かなり染まっている様子が伺える。
+ ネタバレ
そういったネタ的な側面が目立つが、ストーリー中ではいち早くオカルトボールの危険性を憂慮し、自ら回収・封印に乗り出している。
オカルトボールを集めた際には寺の仏像に封印することを試みたが、仏像ごと外の世界に転移してしまったことから失敗。最終的には神子たちに解決を委ねている。
結局ラスボスに会っていないのは彼女の他にはオカルトボールで金儲けを企んだ人しかいなかったりする。

ちなみに『深秘録』のスタッフロールは外の世界の夜空を自キャラが飛んでいくというものなのだが、
なんと彼女は外の世界をバイクに乗って空中疾走するという、都市伝説化待ったなしのマネをしている。
瞬間移動するステップ型の前ダッシュだと見栄えが悪すぎるというメタな事情を差し引いても、絵面の破壊力が凄まじい。


+ 二次創作での扱い
年老いてから若返った、多数の人間や妖怪から慕われている、
人間とも妖怪とも仲良くなれる包容力の持ち主などの設定から、
年上のお姉さん役、妖怪たちの母親役などが主な役まわりとなっている。
東方の良識人によくある極端なキャラ崩壊は今の所かなり少ない。
+ \キャーナムサーン!!/
彼女の印象深い台詞の一つが「いざ、南無三――!」である。
南無三とは「南無三宝(なむさんぽう)」の略であり、仏、法、僧の三宝に救いを乞うという意味である。
この場合は目の前の浅慮の輩を救い給えという意味であり、自分の窮地の際に呟く南無三とは対象が違うだけで本質は同じ。
このセリフが出る際に、これまでの穏やかで礼儀正しい態度が一変して
毅然とした物(項目下部のセリフ参照)となる上、
立ち絵に(妙にポップな字体で)「南無三――!」の文字も付くため印象に残りやすく、
二次創作上で彼女のセリフやネタに用いられる事も多い。
そして動画内で彼女が登場すると、高い確率で「キャー○○サーン」ネタと絡めた「キャーナムサーン」の声援が飛び出したりする。

海外の東方ファンは、妖怪を救うための活動の末、人の手によって封印された彼女を
人々に尽くし人の罪を背負い、人の手によって処刑されたイエス・キリストになぞらえて
「Youkhrist(妖怪+キリスト)」「Youkai Jesus(妖怪+イエスの英語読み)」というあだ名を付けている。
仏教徒でありながら、海外ではキリストに重ねて評されるという・・・・すごい尼だ。

命蓮寺の建立に際し、お手伝いを募集するチラシの所々に、ハートマークを付ける等のお茶目さもあり、
包容力のある心優しい性格と相まって、やや天然ボケで茶目っ気のある性格とされる事も多い。
+ ...

繋がりとしては命蓮寺組の他に魔法使いとしては珍しく好意的な発言をした事から魔理沙
魔界に封印されていた上に類似の弾幕を用いたことから神綺
同時期に活動していたであろう事からなどが扱われることが多い。
カップリングの相手は神子が多く、前述の親馬鹿風の描写からこころを交えた一家ネタも見られる。
他には、商売敵として霊夢守矢神社に対抗意識を持たれていたり持っていたりな関係。

また、自身の能力や超人「聖白蓮」で見せた凄まじい移動速度から
バトル物二次創作になると某戦闘民族並の肉弾戦を繰り広げることも。僧侶というよりモンク?
『求聞口授』では「呪文を唱えれば拳は鋼鉄よりも硬くなり、五感が研ぎ澄まされ、八卦炉の中でも平気な肉体を持つ事が出来る」と書かれており、予想以上というかある意味予想通りだった身体強化の効果が判明した。
ここまでくると小宇宙を燃やした聖闘士並みの超絶強化である。
ただし、身体強化されていない通常時は他の魔法使いと同様に非力な人間と同程度。
そのため、「敵対するのなら無防備な時を狙うと良いだろう。」とも書かれている。・・・というか阿求さん、それ遠まわしに唆してませんか?

戦闘力は巨乳扱いされる事がかなり多い。
胸元の交差する黒布がその豊満さを強調させている。魔女?いいえ聖母です。
ZUNの立ち絵でも巨乳なのでまさに公式巨乳。お前らそんなにおっぱいが好きか。 俺も大好きだ。
え?上記の画像(いざ、南無三――!)のどこが巨乳だって?これでも原作絵の中では大きい方なんです。
『心綺楼』での立ち絵に至っては、他のキャラが皆ロリ少女らしい体型であるにも関わらず、彼女は少女らしさがありながらもその戦闘力は一線を画している。いいぞもっとやれ
しかもドット絵でははっきり形がわかる程度に盛られており、特に立ちモーション(後述のgifを参照)では しっかりと揺れている。

+ その他
他、来歴のこともあって『星蓮船』発売直後のネタバレプレイ動画で早くも出現時に「ババァーン!!」や、
テーマBGMのイントロで「バーバーアー」などと字幕が書き込まれ、
ネタバレ解禁後には「聖☆おねえさん」タグや、永遠の17歳的ネタが登場するなどババアネタが見られる。
まあこの人の場合実際に一度普通に老人になっている経験もある上に余裕と包容力を備える善人キャラというイメージのため、
ババアと呼んでもいきなり怒る事はまずないだろう……が、
みなさんババアって呼んじゃ失礼ですよ、おばあちゃんおねえさんと呼びなさい

なお、一部ファンからババア・年増扱いされたキャラは彼女でだいたい5人目くらい。
そろそろバカルテットバカレンジャーに便乗してババアグループが組まれそうである。
…とか言ってたらやっぱり組まれた。その名も「東方五大老」。
もちろん不快に感じる東方ファンもいるので、時と場所を選んでお使い下さいなネタである。

そして『深秘録』でまさかのターボババァである。
誤解のないように言っておくが、あくまで聖が使役する都市伝説がターボババァであっただけで聖自身がターボババァというわけではない
…なのだが、他のキャラはオカルトの元となるキャラクター(一輪なら八尺様など)を呼び出して使役していることが多いのに対して、聖自身がバイクに乗って攻撃すること、
作中で明らかに聖を指してババァや婆さんと呼んでいるかのような場面があること、
極めつけに深秘録で聖が猛スピードで画面を端から端まで移動しながら攻撃するバグが発見されたこと(当然バグ名はターボババァ)、
そもそも明らかに組み合わせに悪意があるんじゃないかということ…などなど
もはや言い逃れはできないというような描写がちらほらあり、この公式のまさかの行為に界隈は大きく揺れることとなった。
一方で胸元を大きく開けたライダースーツ聖の登場で違う意味で揺れることにも

戦国で学ぶ東方ババア講座

また、若返りの術が使えるという点から、若返りすぎて少女を通り越して幼女化するというネタもいくつか存在している。
ロリからおb…おねえさんまで、幅広く対応できるのも彼女の魅力の一つ…かもしれない。

彼女にとって初参加となる第7回人気投票においては初登場にして15位という大健闘ぶりを見せ、
専用BGMである感情の摩天楼はなんと3位という驚異の結果を残す事となり、第8回人気投票ではついに「幽雅に咲かせ、墨染の桜 〜 Border of Life」を抜いて2位にランクインした。
今後の活躍にも期待したいところである。

原作での性能

弾幕アクションでの聖に纏わる話題として、まず真っ先に上がるのがだろう。 もはや公式巨乳とかいうレベルではない。
また地味に衣装も半袖になり、スカート丈が微妙に短くなるなど動きやすいものになっている。

魔法使いだが魔法的な技はあまり使わず、主に身体を使った格闘や独鈷(金剛杵(バジュラ)という法具の一種)から刀身のような光を伸ばして繰り出す斬撃で戦い、射撃も独鈷を直接投げつけるというガチガチの肉弾戦キャラ。
そしてお約束の世紀末も。
『心綺楼』参戦が確定した際は、凄く見覚えのある見事な跳び蹴りを繰り出した瞬間を捉えたスクリーンショットが確認された。本当にありがとうございました。
「蒼天の拳」では空海がよく似た人を日本に連れてきていたので真言宗の彼女は設定上の繋がりもないことはない…か?

+ 東方心綺楼』での性能
キャラ固有のシステムとして特技(?)「超人の血統」というものがあり、これは全ての必殺技が「詠唱」という固有の動作に置き換わり、再度入力する事で使用回数分だけその必殺技が出せるようになるというもの。
要するに必殺技に対し「一度アピール動作を挟まなければ一切出せず、回数が限られ、一度に一種類しか使えず、使い切らない限り同じ種類の詠唱は出来ない(使用回数だけ補充は不可)」という非常に強い縛りを設けるもの。しかも詠唱自体が200(最大の五分の一)という決して低くない霊力を消費するので霊力回復が止まる(その代わり技自体の消費も200と低いが)、何を詠唱したかが残り回数付きで画面に表示される為相手にも丸分かりなどというダメ押しのおまけ付き。
実際ただのデメリットでしかない上にかなり癖が強いシステムなのだが、一応「詠唱」の動作自体にも種類に応じて能力強化効果などが存在している。

ちなみに、地味すぎて上記のシステムに隠れて見落とされがちだが、弱射撃で投げる独鈷が相手に当たると跳ね返って放物線を描きながら落下していき、これに聖本体が振れると独鈷を回収して霊力が少しキャッシュバックされるという固有システムも持っていたりする(全体的に消費が大きい事のフォローか)。

+ 性能とその変遷
頻繁なバージョンアップで性能が変化する事が非常に多い心綺楼というゲームにおいて、聖は特に波乱万丈な性能変化を繰り返している事で知られている。
他のキャラも似たようなものだが、「最底辺の弱キャラとぶっちぎりの最強キャラどちらも経験した」キャラは多分聖ぐらいだろう。

+ 製品版初期
最弱の時代。
詠唱という動作が必要な事に全く見合っていない必殺技性能、コンボする事を想定していないとしか思えない通常技性能、根元判定が無い6Yなど、あからさまな調整不足感が見える事にダッシュ関連の独特の癖が相俟って悲惨な状況に。
挑発を強いられたダン 」「 超えたはずの霊長類にボコボコ 」などと酷い言われようだった。

ただしこの低評価には、今だから言える事だがこの頃は研究がまだまだ不十分であり、上記のような致命的弱点に引っ張られて本来の強み(B打撃の強さなど)が生かせなかったという側面もある。
+ パッチ修正後
パッチ前の性能は何だったのかというほどの最強キャラに。

そうなった理由は多数あるが、その中でも特に大きいものとして「アイテムカード宝塔の強化により高火力と安定を獲得」「仏Xの大幅強化」「スカンダ、強化された6Yなどを駆使したほぼ脱出不可能で霊力のほとんどを削り取る凶悪なセットプレイの確立」辺りが挙げられるだろう。
特に最後はかなりぶっとんでいて、本作の「チキガが非常に強い反面、チキガ以外に取れる安定した防御行動がほとんど無い」というシステムの仕様上対処法が皆無に近く、Bや2Bなどの打撃が刺さると宝塔を絡めた良燃費コンボで端まで運送→スカンダ詠唱→起き攻めでガードの上から霊力を大量に削られつつ聖のターン続行、という悪魔のようなサイクルが形成されてしまっていた。

この為、ただでさえ人口の多い聖使いが爆発的に増え、どこを向いても聖聖聖…という状況に。
終いには勝って当たり前なので大会では自粛するプレイヤーが出るという事態に。もはやただのトキである。

こうして良くも悪くも一時代を築いた聖だが、比較的落ち着いた1.33現在ではぶっちぎりには少し足りないが最強を十分争える上位組の一角という良いポジションに収まっている。

その性能は、たまに勘違いされるがスピードを生かしてガンガン接近し固めて倒すキャラ ではない。
確かにダッシュや歩きが速く、Aの発生が最速だったり、射程の短い代わりに拘束時間に優れる射撃を持つなど、接近戦に強い要素は兼ね備えているのだが、「一定距離を瞬間移動し相手を追い越せるが硬直があるのですぐ振り向けない」という癖の強いダッシュの性能からどんどん密着していくというのが難しい事、固める上での択として重要となる必殺技が「詠唱」の隙を晒さないと使えない事などがその理由(ゲーム自体の仕様として固めが全体的に弱いというのももちろんある)。
ただし端に追い込んだり起き攻めしたりなど相応の準備が出来た上でなら強力なセットプレイを仕掛けられるのも大きな特徴であり、その為聖は通常時は速い動きと優秀な打撃・射撃を駆使して差し込みからのコンボを狙い、出来た時間を使って詠唱したり起き攻めで霊力を削ったりなどして立ち回りを有利にするというのが基本的な戦い方になる。
つまり、突き詰めると 聖は立ち回りキャラ である(まぁこのゲームのキャラでそうでないのは一輪ぐらいだが…)。

通常技の中で主力となるものとして、最速発生のA、横にかなり長いリーチを誇り発生も同種の技ではトップクラスという「早く鋭い」を体現した技B、一旦上昇してから急降下する奇襲技の2B、拘束力と持続に優れる仏信仰時のXなど。また長く画面に停滞するYも立ち回りで詠唱する為の盾や固めとしてそれなりに使われる。
しかし、前述の通り聖は必殺技を気軽に使えない為、これだけでは戦っていくにはまだ足りない。
この為、最大霊力を消費する代わりにレーザーを出す「毘沙門天の宝塔」や対空打撃雲山パンチを繰り出す「否徳の法輪」などは必殺技の代用技として聖にとって必須装備とされている。

肝心の必殺技は、現在ではどの技にもそれなりに使い道があり極端に使い勝手が悪い技は存在しない…のだが、やはり一度に一種類しか使えないという性質上、汎用性がある技にどうしても人気が集中しやすいようだ。
中でもB攻撃からの追撃や固め、および立ち回りでのグレイズ付き奇襲と汎用性に優れ、おまけに詠唱時の効果『一時的にスピードアップ』が地味に優秀と捨てる所が無い打撃技「スカンダの脚」は、全盛期から弱体化されてもなお明らかに飛びぬけた存在感を発揮している。

スペルで主に使われるのは「三千大千世界の主」。独鈷を水平に投げつけ、ヒットすればどこからでも接近し乱舞を決めるロック技。
外したりガードされた時の隙が非常に大きいので基本的にコンボ用の技だが、密着ならかなり発生が早く、遠距離でもしっかり高さを合わせればヒットさせられ、威力も申し分ないというそこそこ使い勝手が良いスペル。
ただ判定がやたらと小さいので、たまに変な外れ方をしたりするのが玉に瑕か。

+ 如来、その強さ
スペルカードの一つに「大日如来の輝き」というものがあり、これは相手の攻撃に反応して反撃するいわば当て身専用スペルなのだが、これの性能面があまりに悲惨な事から良くネタにされている。
特に初期の性能は目も当てられないほどに酷く
  • そもそもスペルなので宣言した時点で狙われている事がバレバレ
  • 入力してから 1秒ほどしないと当て身判定が発生せず 、それ以前の動作も当然無敵など一切無し
  • しかも当て身を取れたとしても反撃が射撃なので、遠かったりすれば普通にグレイズされて反確
  • しかもしかも、反撃のレーザーで判定があるのは正面一本のみで 周囲に伸びた光は全部飾り
これを実装した黄昏は気が狂ってる 」とまで言わせるほどの性能。
トキの1F当て身をもじって 1秒当て身 なんて揶揄されることも。これは酷い。

現在ではさすがに数々のパッチで「当て身発生が気持ち早め(それでも遅いが)」「当て身が成立した瞬間に反撃発生」といった具合に、「当て身専用のスペルとしては」十分使い物になる性能となっている。
問題はそもそも当て身専用スペルという前提が既に結構アレな事なのだが、宣言すれば当然相手も警戒して動きが鈍るので、緋や天則で良くあった「見せるスペル」としては意外と有効になっていたりもする。

+ 五行山、その(ry
このようにパッチで多少はマシになった如来だが、実は現在それすらも凌駕する勢いでネタ扱いされているのが残る一つのスペルであり1.30で新しく追加された「釈迦牟尼の五行山」、通称チョップである。
聖の動きに合わせて巨大なお釈迦様のありがたい一撃で叩き伏せる、という技なのだが
  • 発生が非常に遅く、前もって宣言していなければまともにコンボとして繋がらない
  • 宣言済みでもコンボの〆次第では繋がらないことも
  • ガードされれば反確の隙の大きさ(この手のスペルの常等手段である不発ぺナ回避のぶっ放しすら不可能)
  • その癖に威力はコンボに組み込む場合三千世界 以下 。勝っているのは生当てのダメージぐらい
  • 何故か二段目の方に溜め打撃と同じチキガに対する強制クラッシュ属性が付いているのだが、そんなもん長ーいモーションと一段目のエフェクトを見てからチキンガードを解けば良いので当たりようが無いし、仮に割れても中央だと硬直や微妙な距離のせいで追撃が間に合わない事すら…
このようにあらゆる要素で三千世界を下回っており、ほぼ使い道が無い上にロマン要素すらない本物の死に技である。
大日如来といいありがたい仏様の名前が完全に泣いている

ラストワード「アーンギラサヴェーダ」は、前方に突進しヒットすればダメージ演出に移行する良くあるロック技。
単純にコンボとして当てやすく、突進中は射撃に対して無敵で突進速度も非常に速く、ガードさせて有利、200分の霊力削りとガードクラッシュ属性まで付いていてダメージも5800と高い部類に入る非常に高性能な技で、仕様そのものが特殊な一部を除けば最強クラスのラストワードの一つ。
ラストワードはそのシステムの仕様上使える機会が恐ろしいほどに少ないので、気軽にパなせるという長所は額面以上に大きい。

弱点は、やはりその特殊な仕様から動きが制限されるという事だが、これはどちらかといえば使うプレイヤーに負担を強いるというタイプの弱点であり、実の所戦う相手としての聖には隙らしい隙はほとんど無かったりする。
強いて言えば遠距離射撃が非常に貧弱なので(特に聖の主流である仏信仰時は顕著)遠距離での行動を咎められないことだろうか。ただし聖は遠距離でも詠唱というやれる事があり、セットしたスキル次第では逆に相手の遠距離射撃を咎める事も出来る為、遠距離戦に徹せられても手の打ちようがいくらでもあるのだが。


+ 東方深秘録』での性能
心綺楼から続投。心綺楼の頃と比べると接近戦で固め倒すというガンガン行く僧侶な感じの性能になっている。
…しかしどういうわけかパッチごとに恐ろしい仕様やバグがついて回っている。

+ ~1.03 自演如来
心綺楼時代にもあれこれあったスペルカード「大日如来の輝き」。
なんと深秘録では跳ね返った独鈷杵に対して撃つことで自分で当身を発動できるようになった。
いやもうそれ当身じゃねーから!
それでいて発動時の性能は当身技らしく非常に高性能だったため、低燃費で高火力でガードクラッシュも可能という狂気のぶっ壊れスペカとなってしまった。
心綺楼時代は目も当てられない用なスペカだったが、まさかの躍進である。

…さすがにやりすぎだったため、後のパッチで自演の時は性能がある程度抑えられるようになった。


+ ~1.03 ターボ飛翔バグ

聖=ターボババァの呼び名を決定づけてしまったと言ってもいいバグ。
聖のダッシュ(飛翔)はトキのナギッのような一瞬で前後に移動するようなものなのだが、このダッシュの1F目を通常攻撃でキャンセルすることでダッシュの慣性を乗せたまま通常技で突っ込むという恐ろしい挙動が発見された。
使いこなすことで画面端を背負った状態から相手を画面端にふっ飛ばしたのを追いかけ、さらに裏回って逆方向にふっとばしつつ自身も戻ってくるという世紀末なコンボも。
遠距離では射撃での牽制が基本な東方でただ一人だけ遠距離でも打撃の射程圏という、出るゲームを間違えたような立ち回りが可能。

現在では残念ながら(?)修正されている。


+ 1.10~ オカルト「シルバースカイハイウェイ」
弾幕だの肉体派だの関係無しにバイクに乗って突っ込むという、公開当時から話題となった技。
1.03までは趣味の技だったが、1.10のパッチで性能が向上しとんでもない技となった。

技を発動するとバイクに乗って突進し、そこからターンor乗り捨てに派生できる。
また、乗り捨てからは空中打撃が出せる。

何が恐ろしいかというとこの技、突進技なのにガードさせてガン有利なのである。
どのぐらい有利かというとバイク乗り捨て>空中打撃がジャンプ移行フレームに刺さるぐらい有利。
そしてパッチで発生が早くなった結果、「バイク突進>乗り捨て>空中打撃>着地キャンセル地上打撃>バイク」で永遠に固め続けられるようになってしまった。
当然削りダメージもある。
発動に霊力が1必要なものの、乗り捨てからの打撃と着地キャンセルで時間をかせげば文字通り延々相手をバイクで轢き続けることができる。
バイクヒットからはコンボもつなげるため、くらい逃げも無駄。
無敵技?そんなものこのゲームにはないよ…(実際はあるが、仕様的に出せない。1人だけいつでも出せるが)。

一応対策はあるが、聖の全ての攻撃に対してバリアガード(俗にいうアドバンシングガード)を1Fで発動するという「理論上抜けれる」のレベル。
(一部キャラはジャンプの速さや技のくらい判定を活かしてバイクガード後に抜けられる。14キャラ中5キャラぐらい)
しかもバリアガードを発動するボタンが何故か必殺技用のボタンと同じなため、聖側が数F技を遅らせるだけで技が暴発してカウンターヒットするという理不尽な読み合い。

黄昏フロンティアに対して「10年以上格闘ゲームを作っていて何だこの技は」的な不満が噴出している
(このバグのような技、3ヶ月以上たっても修正されていない)

…さらに酷いのは聖は他の固めや崩しも恐ろしく強く、このバイクですら択の1つにすぎないということだろうか。


性能を総括すると「固め・崩し・起き攻めは恐ろしく強いが、立ち回りが上位陣に比べてちょっぴり弱めなので5強の中の1人」というマグニートーのようなポジションに収まっている。



「何事も一睡の夢 南無三宝南無三宝

     不老不死など全てまやかしなのかも知れないわね」


MUGENにおける聖白蓮

手描きキャラ

+ プレート氏製 手描き
プレート氏製 手描き
星蓮船発売から2々月余り、星蓮船ボスの中ではラスボスにも関わらず最初のリリースとなった。
一応はバージョンβとのことだが、未搭載の要素は残っていない。
「身体能力を上げる魔法が得意」という設定を、接近戦が得意で遠距離がそれほどでもないという性能で再現している上級者向けキャラ。

グラフィックは天子のものをベースとしている模様。胸のサイズは気にしてはならない。
魔法使いらしく、ふわふわ浮いている。
魔法による遠距離攻撃も持っているが、攻撃ボタンを押せば大きく動きながらキックを放ち、
必殺技も見えないほどの速度で突撃するなど、身体能力を強化してそうなダイナミックな動きも多い。
また特殊技で自身への飛び道具を無効化したりと彼女らしい技も使用する。
原作のスペルカード「『聖尼公のエア巻物』」や「大魔法『魔神復誦』」などを超必殺技として持っており、
身体能力を上げる魔法でゲージを消費して攻撃力や防御力をUPさせたり、「超人『聖白蓮』」を発動して周りをスローにするといった技が使用可能。
また更新で投げなども搭載され東方キャラによくあるガン攻めに弱い、もしくは切り返し手段が全くなく固めや崩しに滅法弱いと言った難点を克服しているためかなり強い。

AIもデフォルトで搭載されている。近接と射撃を的確に使い分けてくるのでなかなかの強さを持つ。
また更新でさらにガン攻め傾向が強くなった。
さらに、AIの行動の傾向や各種技の対策を作者本人がまとめた ナムサン攻略本 が付属。
プレイヤー操作で彼女を倒せないという人は是非参考に。
逆に彼女を操作してより勝てるようになりたいという人も参考になるかも。

+ 男女タッグネタ を含むため注意
アカツキとのタッグが色々と人気を呼んでいる(下記の大会・ストーリーネタバレ参照)故かこんなモノまでで出来ちゃいました。ハヲクイシバレェ!

さらに続編も登場。性能調整及びAIをタッグモードへ改変。また男女タッグではおなじみのポーズシンクロも導入。
また両者の作者から許可が取れたらしくめでたくこの改造パッチが公開された。
現在は本体の更新にて白蓮側のみプレート氏の許可のもと神風が正式なスペルとして搭載。
デフォルトではOFFになっているので設定をONにすれば使用可能となる。
AIにもアカツキ用のタッグ記述が追加されている。これに伴い現在はアカツキ側の改変パッチのみが公開中。
注意としてsekt氏AIのみの対応でそれ以外のAIに当てると挙動が滅茶苦茶になるなどの不具合が出るので注意。

+ ごましお氏製 手描き
ごましお氏製 手描き
こちらも改変ドットで作られた白蓮。エア巻物を使用した打撃が美しい。
最新版は2012/3/1。

非想天則準拠で作られており、それらしく天候システムを搭載している。
「気質発現」で発動する天候は「暁光(ぎょうこう)」。効果時間中は霊力回復が遅くなる代わりに一定時間ゲージが自動回復する。
発動すると背景が法界へと変化し、暗闇の法界に日が昇り朝焼けの光が満ちていくという、大変美しい光景が広がる。
天候じゃない?気にするな!

非想天則のデッキ選択システム(喜怒哀楽のアレ)も導入されており、デフォルトでは1~6Pカラーでデッキを使用して戦う事になる。
喜怒哀楽の「喜」がユーザーが編集可能なデッキ、残りの「怒哀楽」の3つはそれぞれテーマ別にカードを集めた構築済みデッキとなっている。
+ 喜怒哀楽の四つのデッキ

上記の通りプロファイルにて設定したカードで戦う。初期状態ではすべてのカードが入っているスターターパック。

原作をイメージした内容。遠距離戦を得意としており相手の攻撃を利用した反撃技を備えている。

変則トリッキー型。手軽なスキルとひと癖あるスペルで場を引っかき回す。おい、デュエルしろよ

超人特化型。ゲージを貯める事に重点を置き、超人「聖白蓮」で相手を南無三する。

7~12P(プロファイルで変更可能)を選択するとカードシステムが無効になり、
コマンド入力で全てのスキル&スペルカードが発動できるようになり、普通の格闘ゲームに近くなる。
12Pカラーは 南無三モード となり、常に「聖尼公のエア巻物」が発動している状態となる。
加えて高速移動のノーコスト化、「魔神復誦」にアーマー付加、「フライングファンタスティカ」が常時無敵になるなど大幅に強化される。
ストーリーモードも搭載されている。

+ スキルカード集
それぞれのコマンドに2種類ずつ搭載。
スターストリーム
波動コマンドデフォ、比較的スタンダードな挙動の射撃。
ヒットさせると相手を打ち上げる。追撃可能
魔神の導火線
スターストリームを書き換え、画面端まで判定の出るレーザーを2本発射。
弱で真正面に、強は自分の上下に配置しワインダー的に並行発射。

ロータスビット
竜巻コマンドデフォ、相手を自動で補足する機能を持った「蓮華状のビット」を放つ。
弱強で挙動が異なる、時間差攻撃が可能なので積極的に仕掛けたい。
青面金剛鏡
ロータスビットを書き換え、法力により巨大な下敷き障壁を張る。
射撃に対しては打ち返しの弾幕で反撃、相手に直接当てると吹き飛ばす。

光の剣
↓↓コマンドデフォ、光の剣を身にまとう。
装備中自分がグレイズをする事で剣は射出される。
原作スペルカード「スターソードの護法」が世に出る少し前に搭載されたため
予言、シンクロなどと言われたいわくつきの技。
ウィッチクラフト
光の剣を書き換え、こちらは一時的な強化技。
効果中は一部射撃にゲージ吸収効果が付与される。

輦の宣旨
昇龍コマンドデフォ、上空に向け高速突進する。
打撃無敵がある無敵対空、外すと反確。
南無三延髄斬り
輦の宣旨を書き換え、名前通り南無三な飛び込み蹴り。
こちらはグレイズ付与、コンボの締めに。

+ スペルカード集

コスト1

「聖尼公のエア巻物」
身体強化の魔法。発動すると約20秒間、スピードアップして一部の通常技の動作&性能が変化。
さらに各種動作をダッシュでキャンセルできるようになる。スタイリッシュ南無三アクション!
強力なスペルだが、打撃によるカードゲージの増加が無くなるというデメリットもある。
なお、前述の通り12Pカラーではこのスペルが常に発動している状態になる。

コスト2

魔法「紫雲のオーメン」
自分を中心に円軌道を描く雲状の弾幕をばら撒く。一定回数Hitもしくはグレイズされると消滅。
2011年9月の更新で無敵とグレイズが追加され、使いやすくなった。空中可。
魔法「万物融解液」
空中専用のスペルカード。名前の通り、下方向に溶解液をばら撒く。削りがやや強め。
ちなみに万物融解液、別名アルカエストはにおける概念上の存在でありアルカリの語源でもある。

コスト3

魔法「魔界蝶の妖香」
魔界の蝶で前方を攻撃する。広範囲+安定した威力+空中でも使用可能と使い勝手が良い。
「スターソードの護法」
ガードキャンセル専用技。複数本の光の剣が相手に向かって飛んでいく。

コスト4

光魔「スターメイルシュトロム」
聖を軸として周囲を2つの星の渦が回転する。発生の直後まで無敵で、切り返しに使える。空中可
炎魔「アルカイックシールドヒート」
地を這う高速の火の玉を飛ばし、命中すると巨大な火柱で相手を上空へと吹き飛ばす。焼き払え!
空中ガード不能だが、相手が地上付近にいないと当たらないので意味が無いかも。

コスト5

大魔法「魔神復誦」
ガード不能&グレイズ不能の複数の極太レーザーで相手を攻撃する。空中可。
発射前に打撃を当てる以外に止める方法の無い、氏曰く 「撃たせたら負け」 なスペルとなっている。
5割近いダメージを与えられるが発生が遅く、阻止するだけなら弱攻撃1発でも止めることは可能
よって事前に「ロータスビット」を出しておくなどして相手を近づけない工夫が必要。チャージなどさせるか!
飛鉢「フライングファンタスティカ」
原作『東方星蓮船』でのラストスペル。「精一杯抵抗します」の台詞を意識してか、当身技となっている。
成立すると背景が法界となり、763(南無三)hitの全画面攻撃で相手にダメージを与える。
与えるダメージは通常で約5割、そして聖の体力が少ないほど上昇していく。
瀕死の状態でうまく決まれば逆転勝利も十分可能である。いざ、南無三ーー!

コスト全

超人「聖白蓮」
更新で追加されたスペルであり、前述の「聖尼公のエア巻物」専用特殊技の内の1つにして 最強の技
全てのゲージを使用し高速の体当たりを連続で当て続ける。その効果は途中で相手を落とすかゲージが無くなるまで続く。
以前の聖は12Pカラーでも少し強い相手には負けてしまうことが多かったが、この技1つでグンと強くなった
また、かなり見栄えのする技なので広いステージで一見の価値のあるスペルである。

+ ストーリーモードスペルカード集
いずれも残り体力が減少すると行動パターンが変化してくる。
魔法「金のエリクシル」
魔法「万物融解液」の上位版とも言えるスペルで、大ジャンプを繰り返して溶解液を下にばら撒く。
残り体力が減少するとジャンプの高さが更に高くなる。
炎魔「太古の猛火」
こちらは炎魔「アルカイックシールドヒート」の上位版。火柱で相手を上方向に吹き飛ばす。
残り体力減少で火柱の数が一気に増える。薙ぎ払え!

搭載スペルは全部で4種類、残りの2枚は是非自身で確かみてみろ!

曰くへちょ氏、イス氏、そむE氏 のキャラと互換性ありとの事。

ごましお氏による製作動画

溝星氏作のAIが公開されている。ただしこのAIを導入するとストーリーモードは無効になるので注意。代わりに(?)タッグに対応している。
そむE氏からもAIが公開されており、こちらはストーリーモードに対応している。ストーリー移行を止めたいときは、本体側のprofile.txtを変更すればよい。
双方とも最新版に対応している。

そむE氏によるAI紹介動画。溝星氏のAI搭載の聖も登場する(聖の出番は7:17~)。
AIの強さはいずれも並強であるが、12Pカラーを使用した台パンクラスの大会での出番も増えている。

原作ドット

+ Deoxgigas氏製 Flash Byakuren
Deoxgigas氏製 Flash Byakuren
mugen1.0以降専用。
ドット絵は東方深秘録のものを使用しているが、普通の格ゲーと同じく地に足ついて戦う仕様。
しゃがみモーションもあるが、流石にしゃがみ攻撃は全て浮くモーションとなっている。
原作の技を使用する他、勝利演出を元にした鐘を叩いて攻撃するユニークな超必殺技も。
原作よりも更に早くなった移動力と広範囲の超必により遠近両用こなせるキャラになっている。
デフォルトでAIが搭載されている。
+ Boomer氏製

MUGEN1.0以上専用。Deoxigas氏製と同じく深秘録のドットを使用し、地上で戦う。ただししゃがみモーションはない。
ファイル名はBBA_LENになっている。直球過ぎる
システムは緋想天仕様に深秘録の怪ラストワードを足し合わせたもので、6ボタン式(打撃・射撃・必殺技・スペルカード・ラストワード用ボタン)。
どちらかと言えば高い機動力を駆使して肉弾戦を繰り広げるキャラ性能。打撃ボタンは連打するだけでコンボを繋げることが可能。
また、深秘録初期のターボ飛翔バグも搭載されている。
スペルカードは「大日如来の輝き」、「釈迦牟尼の五行山」、「三千大千世界の主」の3つ(性能はいずれも深秘録準拠)。
コンフィグをいじることで、出したいスペルカードを選べる。
この他強化スイッチが付いており、オンにするとスペルカード・ラストワードの威力が上がるほか、演出が派手になる
(具体的にはFGOっぽく。特に強化版「釈迦牟尼の五行山」は字幕を含め玄奘三蔵の「五行山・釈迦如来掌」そのまんま)。
デフォルトAIは3段階の調整が可能。想定ランクはそれぞれ並、強下位、強中位になっている。
+ piyo(ピヨ=ブラックバーン)氏製 紫空の破戒僧 白蓮
piyo(ピヨ=ブラックバーン)氏製 紫空の破戒僧 白蓮

こちらも深秘録のドット絵を使用、地上戦主体にアレンジした狂クラスのキャラ。
飛翔は使えないが、常に浮いているためなのか下段攻撃が無効。

技は深秘録の物を中心に、複数のオリジナル技が追加されている。
詠唱及び詠唱ゲージも存在するが、一撃必殺の発動にのみ使用する。
その一撃必殺「経界招士拳≪破顔≫」は、名前の通りあの人一撃必殺そのまんま。

カラー差が存在しており、ライフ回復、ゲージ増加、喰らい抜け、アーマーなど防御面の強化が多い。
高カラーほど強くなるというわけではない模様。
+ カラー差
1P MAX超必殺技封印
2P 常時ゲージ微増加
MAX超必殺技封印
3P 常時ライフ微回復
常時1ゲージ以上&微増加
4P 10ヒット喰らい抜け+攻撃
MAX超必殺技封印
5P 10ヒット喰らい抜け+攻撃
常時ゲージ微回復
6P 5ヒット喰らい抜け+攻撃
常時ライフ微回復
常時2ゲージ以上&微増加
7P スーパーアーマー
MAX超必殺技封印
8P スーパーアーマー(アーマー中被ダメージ制限)
常時ゲージ微回復
9P スーパーアーマー(アーマー中被ダメージ制限&軽減)
常時ライフ微回復
常時3ゲージ以上&微増加
10P 投げ無効(当身有効)
一定数ヒット時無敵付与
常時ライフ微回復
常時4ゲージ以上&微増加
11P 2ヒット喰らい抜け+攻撃
常時ライフ微回復
常時4ゲージ以上&微増加
12P ハイパーアーマー(アーマー中被ダメージ制限&激減 当身有効)
攻撃中無敵
常時ライフ微回復
常時4ゲージ以上&微増加

オプションで攻撃力および防御力の補正値を変更可能。
デフォルトでは攻撃力が0.6、防御力が2.0。
この状態でも狂クラスとしては標準的な火力とそこそこの硬さを持っており、
攻撃力は0.1から999.0、防御力は0.1から20.0の間で調整可能。
コンセプトに「ステータスの暴力」とあるように、一撃の重さとタフさが強み。

AIはデフォルトで搭載されており、カラー差と補正により狂クラス内の幅広いランクに対応できる。

のりもの

+ atr氏製 のりもの
atr氏製 のりもの
東方深秘録ドットの聖を爆弾の上に乗せた乗り物勢。製作の際原作を直接スクリーンショットしたためにドットが粗い。
nomucoke氏によるドットの修正パッチが存在したが現在は公開されていない。
+ ぽち氏製 救世二輪車
ぽち氏製 救世二輪車
世紀末救世車ケンシロウのターボババア化パッチ。
元が元だけにのりもの勢。

moiky氏により 大変素晴らしい カットインが製作、公開されている。
こちらは氏曰く「例によってただのフリー絵素材であって改変パッチとかではない」との事。
下の動画はその詳細説明、興味のある紳士は是非ご覧あれ。
プレート氏の聖にも更新で搭載され、設定でそれ以前のカットインに戻したり、あるいは揺らしたり出来る。

+ 大会・ストーリーネタバレ
ティンと来たので男女タッグミニトーナメントではアカツキと「封印された肉体派」タッグとして出場。
お互いきっちりと前衛と後衛の役割を果たし抜群のコンビネーションを見せ、優勝を納める。
当トナメのうp主はこの2人を主人公としたストーリー動画「夢幻暁光奇譚」を公開中。

また『ウドン13』にて同時出演を果たし、視聴者を色んな意味で涙腺崩壊させた。詳細は該当動画の項目で。
本作の後日談的話の公開後には「 アカ白は俺の神仏習合 」なんてタグまで出来た。アカツキ漏電しろいいぞもっとやれ。
ちなみに2人の出演は前述のトーナメントが先である。お互いの動画に迷惑をかけないように。

お約束だが男女タッグネタを他へ持ち出さないこと。


「私が寺にいた頃と人間は変わっていないな。

     誠に浅く、大欲非道であるッ!いざ、南無三──!」


出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
凍結
削除済み

出演ストーリー

+ ...
DIOの喫茶店
GO!GO!リンガ王国
Home,Saint Home.
-Nameless.Melodies-
Tea Party of Witches(主人公)
S&S ~ようこそ、古明地探偵事務所~
暁家の悪魔
居酒屋mugen
ウドン13(非戦闘)
織姫座のバルログ(今の所非戦闘)
仮面ライダー778
がんばレイセン!R2(ごましお氏)
志貴と無限市物語(過去編の登場人物)
ジョブチェンジ!(今の所非戦闘)
続・こんな非想天則は嫌だ
ディオ・ブランドーは落ち着けない(753インストール)
とある吸血鬼の東方見聞録
ナイトメア・ハンターズ
七夜と痛快すぎる仲間達~ユニオン名は七夜フレンズ~(今の所は非戦闘)
聖白蓮の数奇な旅
楓流メイフィールド(今の所非戦闘)
宝石少女とツギハギのカミサマ
夢幻暁光奇譚(主人公)
無限を翔る聖蓮船主人公
幽香の農業王国物語(孤児院の院長)
夜風物語
MUGENSDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 (僧正白蓮)

おすすめコンボ(ごましお氏の白蓮の場合)

レシピ 備考
近AA(>5B)>2C>B輦の宣旨 基本コンボ。まずはこの辺りから。
近AA(>5B)>2C>B魔神の導火線>hjc>J2C>dc>JA>J8A(>JB)>B南無三延髄斬りor魔界蝶の妖香 要書き換え。霊力の消費が激しいのが欠点だが、大ダメージを狙える。
2A>3A>5B>2C>hjc>JA>【J6A>J2A】or【J8A(>JB)>魔界蝶の妖香】 下段始動のコンボ。ノーゲージでもダメージ3割強と美味しい。5Bは近めでないと入らないので注意。
DB>C輦の宣旨or魔界蝶の妖香 同じく下段始動のコンボ。
DC(>J2B)>J2C>dc>JA>J8A(>JB)>B南無三延髄斬りor魔界蝶の妖香 中段始動のコンボ。DCはグレイズ判定有り。ダメージは最大で4割弱となかなか。


*1
もっとも、「大昔に魔界などという曰くつきの場所に封印された存在を、妖怪が徒党を組んで復活させようとしている」なんて状況なので怪しまれて当然ではあるのだが。

*2
一応、原典仏教では「肉を食うからなまぐさなのではなく、欲に流されるのがなまぐさなのだ」というスタンスで、徹底した肉食の禁止はないことが明らかになっている。
仏教における戒律とは断ち物をすることで願いを叶える願掛けという性格のものではなく、
実際、お釈迦さまも進んでは口にしなかったが、托鉢(いわゆる物乞いの修行)で肉屋が余ったものを寄進したときには、
これをありがたく受け取り、弟子たちに振る舞ったとされている。
ただし寄進による相手の徳に対する謝意により食すのと、自身の食欲から生ずる美食への欲求から食すのではその意味合いが全く異なる。
仏教の原点が全ての欲を捨て悟りを経た後に解脱を果たす事なので、当然美味を目的とした食欲はご法度であり肉や酒を遠ざけているのは事実で何ら間違いではない。
また肉食の禁は十善戒(仏教における重要な10の戒律)の筆頭「不殺生戒(殺生の禁止)」に混同視されやすいのも要因ではある。
まぁ宗教なんてどれも伝播するうちに統治者の都合の良いように中身が変わるものなので、別に不思議なことではないが。
尚、彼女の宗派である真言宗では特に飲酒の方は厳しく戒められている。