脳と意識、身体と心の関係といった、いわゆる心身問題については、古来、多くの科学者や哲学者により考察されてきたわけですが、通常の意識(状態)を離れた特異な意識状態や体験、記憶の脳局在と矛盾する現象などを視野に入れた検討は、それほど行われているわけではないと言えます。しかし、アメリカ合衆国の哲学者、心理学者であった
ウィリアム・ジェームズは、『宗教的経験の諸相』の中で、合理的意識と呼んでいる通常の意識とは別の形の意識を、まったく無視するような宇宙全体の説明は、終局的なものではあり得ないと指摘し、意識には、実は、非常に多様な意識状態、意識の次元が存在していることを認めています。
それ故、このサイトは、「意識」とは何かという事を考える上で貴重な手掛かりとなり哲学的にも新たな視点をもたらす可能性があると考えられる
トランスパーソナル心理学・超心理学的事実、体験、思想を多くの人々にシェアする事を目的としています。
トランスパーソナル心理学や
超心理学、
臨死体験や
お迎え体験、
臨死共有体験、悟り、
神秘体験、
前世記憶、
胎内記憶の想起といった体験などについての今日の調査・研究、それに関連した思想や人物についてまとめております。便宜上、項目を分けて紹介していますが、それぞれの意識体験は相互に関係しあっていたり線引きしがたい面もあったりすると言えます。また、管理者個人の見解を記述している部分もあります。
なお、
死後生存(存続)研究などについても扱っていますが、いかなる宗教団体にも関係しておらず、宗教的・思想的には完全中立の立場をとっております。
最終更新:2025年03月06日 00:41