「テトリミノ」と呼ばれる4つのブロックで構成されたピースを落とし、ブロックの山を消し続けていくアクションパズルゲーム。全ての落ちものパズルの原点。
元々は旧ソビエト連邦の科学者「アレクセイ・パジトノフ」他2名が教育用として開発したもの(*1)だが、やがてアメリカのSpectrum HoloByte社によって最初にゲームとして製品化。
その後、このゲームは高く聳える国境を幾重にもまたいだ交渉の数々の末に、全世界での市民権を獲得することになる。
ボンブリス単体の作品やテトリスフラッシュについては後述。
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
FC/PC | テトリス |
永遠の良作にして永遠の中堅。 日本のFC版は「↓で回転」「Aでハードドロップ」という独特な操作方法。 海外NESでは未発売で、代わりに任天堂版がある。 |
良 | |
FC | テトリス2+ボンブリス |
『ボンブリス』が初登場作品。『テトリス』も含め操作性が非常に快適に。 FC版『テトリス』の出来に不満を持った業界有志が集って制作された作品。 チュンソフト開発でBGMが『ドラゴンクエスト』風。海外では未発売。 |
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SFC | スーパーテトリス2+ボンブリス | FC版のグレードアップ版。BGMは一新。 | 良 | |
SFC | スーパーテトリス2+ボンブリス 限定版 | パズルの難易度が上昇したマイナーチェンジ版。 | ||
SFC | テトリス武闘外伝 |
シリーズ最大の異色作。対戦を重点に置いたまさしく外伝作品。 キャラクターそれぞれの必殺技で戦うという独自のシステムで異彩を放つ。 初のNEXT共有&RENSA導入。だが、キャラクターバランスにやや難あり。 |
なし | |
スーパーテトリス3 |
『ボンブリス』をさらに少し変えた「スパークリス」。 ちょっと変わったルールの「マジカリス」。 それらに加え、4人対戦の「ファミリス」等も収録。 |
良 | ||
VB | Vテトリス | ロコモティブ開発の作品。 | ||
SS | テトリスS | |||
PS | テトリスX | |||
ザ ネクスト テトリス | ||||
ザ ネクスト テトリス デラックス | ||||
DC | テトリス4D |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
AC | テトリス |
日本における『テトリス』人気の最大の火付け役。 通称旧セガテトリス。 |
良 | |
フラッシュポイント |
諸般の事情で…その為、正式には『テトリス』ではない。 随所に、削除されたモード(*2)があったであろう名残がみられる。 |
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ブロクシード | ||||
テトリス・デカリス | スケールの大きい文字通りの「巨大テトリス」。 | 不安定 | ||
AC/DC | セガテトリス | 初代AC版と区別するため、「新セガテトリス」の通称がある。 | ||
PS2 |
SEGA AGES 2500シリーズ Vol.28 テトリスコレクション |
新ガイドラインに準拠した新作『テトリス ニューセンチュリー』を収録。 加えて、各機種版『テトリス』『フラッシュポイント』『ブロクシード』を復刻。 幻のMD版『テトリス』も収録。 |
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MDミニ | テトリス |
「もしMDにAC版準拠のテトリスを移植したら?」というコンセプトのIF移植。 メガドライブミニの為にAC版を目コピしたもので、幻のMD版とは異なる。 |
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PS3/WiiU/ PSV/3DS |
ぷよぷよテトリス |
『ぷよぷよ』と『テトリス』のコラボ作品。 初心者や作りの粗さが気にならない人には十分良作だが、極めようとすると…。 |
賛否両論 | |
PS4/One | ぷよぷよテトリス |
ゲームバランスの調整やDLC全部入りなど改善されてはいるが根本はそのまま。 PS4版は後にSwitch版と同等の内容にアップデート。 |
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Switch | ぷよぷよテトリスS | Nintendo Switchのローンチタイトルとしてリリースされた。 | ||
Win | Puyo Puyo Tetris | Steamで配信のWin版。インターフェースは英語のみ、音声は日本語切り替え可。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
GB | テトリス | 全世界販売本数約3500万本。GB用ソフト単体売上とパズルゲーム売上第1位を記録。 | 良 |
NES | TETRIS |
国内未発売。日本のBPSファミコン版とは別物で、テンゲン版販売停止を経て海外でのみ発売。 今でも熱狂的なプレイヤーが全世界に数多く存在し、競技の対象にさえなっている。 |
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SNES | Tetris & Dr. Mario |
日本未発売。『テトリス』と『ドクターマリオ』に加え、両方で競う『Mixed Match』を収録。 日本では『ドクターマリオ』のみをサテラビューとニンテンドウパワー書き換えタイトルとして提供。 |
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GBC | テトリスDX | GBCローンチタイトルの一つ。GB版をベースにカラー化は勿論、操作性も向上した。 | |
DS | テトリスDS |
『Touch! Generations』シリーズの一つ。 『スーパーマリオ』『ゼルダの伝説』『メトロイド』等のファミコンゲームをテーマにした演出。 「ハードドロップ」「ホールド」等の機能も搭載、その他オリジナルルールも遊べる。 |
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Switch | TETRIS 99 |
『テトリス』でバトルロイヤル。Nintendo Switch Online加入者同士で99人対戦可能。 オフラインモードも有料追加コンテンツとして配信されている。 |
良 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
AC/PS/ SS/GB |
テトリスプラス |
標準の『テトリス』に加え、キャラクターをフィールド下に導く「パズルモード」が搭載。 家庭用機移植版ではエディット機能が追加されている。 |
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AC | テトリスプラス2 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
AC/PS/ N64 |
マジカルテトリスチャレンジ featuring ミッキー |
キャラゲーながら対戦に特化した内容。 ブロック5個以上のおじゃまピースが登場。 |
なし |
GBC | テトリスアドベンチャー すすめミッキーとなかまたち |
独特のルールを加えた対戦特化テトリスを多数収録。 大会式の一人用モードもある。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
PS | SuperLite1500シリーズ ザ・テトリス | SuperLite1500シリーズから登場。 | ||
GBA | テトリスワールド | 『テトリス』における世界標準(*3)は、このゲームが基になっている。 | シリ不 | |
PS2/Xb/GC | テトリスワールド | PS2版は日本未発売。 | ||
GBA | みんなのソフトシリーズ テトリス アドバンス | |||
AC/PS2 | SuperLite2000 パズルゲーム テトリス~キワメミチ~ | SuperLite2000シリーズから登場。TGMフォロワーの側面あり。 | 良 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
Wii | テトリスパーティ | ||
Wii/DS | テトリスパーティープレミアム | 隠しモードで『ボンブリス』も一部搭載。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
PS3/PSP | TETRIS | DL専売。 |
TETRIS 99については前述。
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
AC | テトリス ザ・グランドマスター |
セガ版AC『テトリス』踏襲の色濃い仕様。通称『TGM』。 20G、段位認定、出現ブロック調整など独特の要素で新境地を開いた。 |
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テトリス ザ・グランドマスター2 ジ・アブソリュート |
上入力による即落下(≠即固定)を導入。20Gは更にスピードアップ。 その一方で初心者用モードと二人協力用モードが追加され、遊びの幅が広がった。 |
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テトリス ザ・グランドマスター2 ジ・アブソリュート PLUS |
上記の好評を受けて無償で配布されたバージョンアップ版。 20Gの最果てを目指す超上級者用モードが初登場。 |
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テトリス ザ・グランドマスター3 テラー・インスティンクト |
「ワールドルール準拠の回転法則」「ホールド」等の世界基準の要素を導入。 加えて筐体毎のデータ保存機能し、よりタイムアタック重視の作品となった。 |
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PS | テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート |
『カードキャプターさくら』とのタイアップ作品。 先行回転といった『TGM』シリーズの仕様がいくつか搭載されている。 |
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360 | テトリス ザ・グランドマスター エース |
『TGM』シリーズ唯一の家庭用作品。 『3』と比べて世界基準の競技性が色濃くなった。 その他にもゲームクリアの条件等、従来の『テトリス』に近い点が多い。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
AC | TETЯIS | 日本未発売(*4)。アタリ社版の『テトリス』で、海外ではNES版と並んで有名。 | ||
VS.TETЯIS |
日本未発売。上記の任天堂VS.システムへの移植版。 一つのフィールドで二人が同時に積む協力プレーを初搭載。 |
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NES | TETЯIS |
上記のテンゲンによる移植版。 しかし、移植の際のトラブルが思わぬところに波及し、販売停止へ。 |
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N64 | テトリス64 | セタ発売の作品。 | ||
WSC | テトリス | ヴァンガード発売の作品。WS/WSC両対応。国内で初めて世界基準に対応した。 | ||
360 | Tetris Evolution | 日本未発売。 | ||
Tetris Splash | ||||
Win |
アマガミテトリス ~絢辻 詞編~/~森島 はるか編~/~七咲 逢編~ |
DL専売。『アマガミ』とコラボしたアクションパズル・アドベンチャーゲーム。 『アマガミ』のキャラクターと『テトリス』で対戦していく。現在は配信停止。 |
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3DS | テトリス |
バンダイナムコゲームス発売・ハドソン開発の作品。 海外では『Tetris Axis』の名で、任天堂から発売された。 『ボンブリス』も一部搭載されている。 |
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PS4/One/ Win |
テトリス アルティメット |
2015年KOTY据置機部門次点。ユービーアイソフト発売・開発の作品。 せっかくの次世代機進出作が、致命的なバグまみれで全体的にロークオリティ。 |
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PS4/OQ/ Win(*5) |
テトリス エフェクト |
水口哲也率いるエンハンス発売・開発の作品。各種VRにも対応。 『Rez』『ルミネス』の系譜を継ぎ視覚と音楽の共感覚コンビネーションが彩る。 |
良 | |
XSX/One/ Win(*6) |
テトリス エフェクト:コネクテッド |
※2021年2月10日以降記事作成可能。 『テトリスエフェクト』にマルチプレイヤーモードを追加した移植版。 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
PC他多数 | テトリス | 世界一有名なゲームのひとつ。元祖落ちゲー。上記参照。 | |
PC/AC | ウェルトリス | 変形版『テトリス』で、正方形のフィールドに対して四方からピースが向かってくる。 | |
AC/FC/ PCE/GB |
ハットリス |
2つセットで落ちてくる帽子を積み重ね、同じ帽子が5つ重なると消える。 帽子はソフト帽、シルクハット、王冠など六種類。 |
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FCD | ナイトムーヴ |
日本国内のみ発売。チェスのナイトを動かしてチェス盤の指定されたマスを目指す。 同じマスは3回しか通れない。 |
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360/Win | Hexic |
ヘクス型のタイルを消していく3マッチパズル。 極力消さない、連鎖させないのがコツという一風変わったゲーム性が特徴。 |
スルメ |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 | |
AC/NG | ジョイジョイキッド | 『テトリス』の派生作品の一種。 | ||
AC | モザイク | |||
AC/MD | ブロックアウト |
擬似3Dの『テトリス』で、線ではなく面で消す。 ほぼ同じシステムのフリーソフトPCゲーム作者との間で訴訟問題が起きた曰く付きの作品。 |
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VB | 3D TETRIS | 日本未発売。中身は上記の3D落ちものパズルの移植。 | ||
SFC/FC/ GB |
テトリスフラッシュ |
FC/GB版は任天堂、SFC版はBPSから発売。 英題は『TETRIS 2』で『テトリス』の名を継いだ落ちゲーだが、ゲーム性は全くの別物。 AC版もロケテストはされたが未発売に終わっている。 |
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SFC/GB | スーパーボンブリス |
BPS版『テトリス』のオマケだった『ボンブリス』の単独作品化。 残念な点も目立つが、SFC版はVS COMを唯一搭載した作品でもある。 |
なし | |
GB | スーパーボンブリス |
GB版ではトレーニングモードとファイトモードを搭載。 独自要素のおかげでSFC版とは違った良さがある。 海外では『Tetris Blast』として発売。 |
なし | |
GBC | スーパーボンブリス デラックス | 上記GB版のカラー対応化バージョンアップ作品。SFC版のパズルモードが復活追加された。 | なし | |
SFC | ヨッシーのパネポン |
『パネルでポン』のキャラをヨッシーに差し替えた海外版。 海外ではタイトルが『Tetris Attack』と『テトリス』の名を冠している。 しかし、当然ながら中身は日本版と全く同じ『パネルでポン』である。 |
良 | |
GB | ヨッシーのパネポン (GB) | 劣化 | ||
N64/GBC | ウェットリス | 「トリス」と付く名称(*7)だが、『テトリス』との関係は薄いパズルゲーム。 | スルメ | |
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ |
『X』以降にNES/GB版『テトリス』と同じ曲のアレンジを収録している。 『SP』ではミノがスピリットとして登場。 |