設定上の時系列は『MGS3』→『MPO』→『MGS:PW』→『MGSV:GZ』→『MGSV:TPP』→『MG』→『MG2』→『MGS』→『モバイル』→『MGS2』→『MGS4』→『MGR』の順。
ただし『MPO』『モバイル』『MGR』は「小島秀夫監督作品ではない」という理由から、正統なシリーズ作品群「メタルギアサーガ」には含まれない扱いとなっている。
各作品の主人公は ソリッド・スネーク(MG/MG2/MGS/MGS2(*1)/猿蛇合戦(*2)/MGS4/モバイル)、ネイキッド・スネーク(MGS3/MPO/MGS:PW/MGSV:GZ)、雷電(MGS2(*3)/MGR/MGSV:GZ(*4))、ヴェノム・スネーク(MGSV:TPP)
機種 | タイトル | 略称 | テーマ | 概要 | 判定 | |
MSX2 | メタルギア | MG |
「MSX2じゃ撃ちまくるゲームは作れない」という逆転の発想から生まれた名作。 世界を震わせたステルスゲームシリーズ、ここに誕生。 |
なし | ||
FC/GC | メタルギア |
ステルスなのにステルスできない、『メタルギア』なのにメタルギアと戦えない。 小島監督はノータッチ。皮肉にも海外でヒットすることに。 |
ク | |||
PS2/携帯/ PS3/PSV |
メタルギア |
一部表現が修正。『MGS3』後期版とHD版に収録。 Wiiのバーチャルコンソール版で配信されているのもこちらに準拠した移植版。 |
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MSX2 | メタルギア2 ソリッドスネーク | MG2 | コナミにとってMSX2で最後の作品。一時は「幻の名作」とまで語り継がれた渾身の一作。 | 良 | ||
PS2/携帯/ PS3/PSV |
メタルギア2 ソリッドスネーク |
一部表現が修正。『MGS3』後期版とHD版に収録。 Wiiのバーチャルコンソール版で配信されているのもこちらに準拠した移植版。 |
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PS | メタルギアソリッド | MGS | GENE (遺伝子) | 『メタルギア』復活。20世紀最高と称されたシナリオとかつてない演出が人々を魅了した。 | 良 | |
GC | メタルギアソリッド ザ・ツインスネークス | MGS:TTS |
『MGS2』を基にした、『MGS』の移植リメイク作。ある場所にマリオとヨッシーが登場。 英語のみのボイスや操作性など所々に残念な要素が見え隠れする。 |
劣化 | ||
PS2 | メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティー? | MGS2 | MEME (模倣子) |
新キャラ・雷電とソリッドのダブル主人公。システム周りは前作から大幅にパワーアップ。 賛否が分かれる面もあるが、トリッキーながら非常に優れた作品。 |
良 | |
メタルギアソリッド3 スネークイーター | MGS3 | SCENE (時代) |
主人公はソリッドに似た姿のネイキッド・スネーク。シリーズの原点を描く過去編。 さらに進化したシステムと、燃える・笑える・泣けるストーリー。 |
良 | ||
3DS | メタルギアソリッド スネークイーター 3D | MGS3D |
『MGS3』のリメイク作品。3DSの機能を活かしたシステムが多数採用されている。 だが、3DSではスペック不足なのか処理落ちが酷い。ケロタンの代役でヨッシーがゲスト出演。 |
|||
PSP | メタルギアソリッド ポータブル オプス | MPO |
敵地で誘拐した兵士で部隊を編成。『MGS3』の後日譚。 メインの話にはあまり関わらない外伝だがクオリティは高く、システムとストーリー面も良好。 |
なし | ||
PSP | メタルギアソリッド ポータブル オプス + | MPO+ | 対戦・兵士収集に特化した『MPO』の拡張ソフト。セーブデータは引き継ぎ可能。 | |||
PS3 | メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット | MGS4 | SENSE (意志) |
ソリッド、さらにネイキッドを含めた2人のスネークのサーガがついに完結。 しかし、始まったのは「ゲームの逆襲」ではなく「ムービーの侵略」だった。 |
なし | |
携帯 | メタルギアソリッド モバイル |
『MGS』と『MGS2』の間に起きたとある出来事を描く、携帯電話オリジナル作品。 ロードの難点はあれど画面自体はなかなかの再現度。 |
||||
PSP | メタルギアソリッド ピースウォーカー | MGS:PW |
PEACE (平和) 抑止力 |
小島監督自ら手掛けた『MGS3』の正式な続編で、実質的な『MPO』の続編。 『MPO』から色々と発展した一方で、作業感が強いという難点もある。 |
なし | |
PS3/360 | メタルギアソリッド ピースウォーカー HDエディション | MGS:PW HD | 『PW』をHDリマスター化。PS3版はPSP版とのトランスファリング(セーブデータ共有)を実装。 | |||
PS3(*5) | メタルギアライジング リベンジェンス | MGR |
プラチナゲームズとの合作によって「キレた」メタルギア。 主人公は雷電。『MGS4』の後日譚だが、内容はステルスではなく斬撃アクション。 元々は『MGS2』の後日譚『メタルギアソリッド ライジング』として開発されていた。 |
良 | ||
PS4/One/ PS3/360/ Win |
メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ | MGSV:GZ |
『PW』の後日譚であると同時に『MGSV』の本編のプロローグにあたる作品。 オープンワールド化と言った新たな要素や、本格的な潜入アクションが盛り込まれた。 一方で一部操作性の悪さとゲーム内表示の削除、全体のボリューム不足が指摘されている。 |
良 | ||
メタルギアソリッドV ファントムペイン | MGSV:TPP |
RACE (人種) VOICE (言語) 報復 |
『GZ』の結末から9年後…広大なオープンワールドにVが目覚めた。『MGSV』本編。 マザーベース管理は『PW』から大きく進化し、シリーズで最も陰鬱なテーマが描かれる。 だが、コジプロは本作を最後に消滅し、『PW』と『MG』を繋ぐストーリーは不完全燃焼に。 |
なし | ||
オムニバス | ||||||
PS/PS2/ PSP |
メタルギア 20th アニバーサリー メタルギア ソリッド コレクション |
PS版『MGS』(CD)、PS2版『MGS2』(+DOCUMENT)『MGS3』 (+『MG』『MG2』) PSP版『MPO』(UMD1枚)のセット。特典:METAL GEAR SAGA(DVD映像)。 |
||||
PS3/360/ PSV |
メタルギアソリッド HD エディション | MGS HD |
『MGS2』『MGS3』をHD化。『MG』『MG2』も収録したお得なパック。 PS3版は『MGS』のDLコードを同梱し、PSV版との「トランスファリング」を実装。 |
良 | ||
PS3 | メタルギアソリッド レガシーコレクション | 『PW』までの本編8作品(*6)とバンドデシネ2作を収録したシリーズ25周年記念パック。 | ||||
PS4/One/ Win |
メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ + ファントムペイン |
『MGSV:GZ』と『MGSV:TPP』の両作品をカップリング。 本編に加え配信された全DLCが収録されている。One版はDL専売。 |
『MG』から分岐した「ザンジバーランド騒乱が起こらなかった」時間軸の物語。
設定上の時系列は『MG』→『MGGB』→『MGA』→『MGA2』の順。
機種 | タイトル | 略称 | 概要 | 判定 |
GBC | メタルギア ゴーストバベル | MGGB | 『MG』の流れを汲む初の携帯機作品。あらゆる面でGBC屈指の完成度を誇る隠れた名作。 | 良 |
PSP | メタルギアアシッド | MGA | "アシッドは脳で解け"。荒削りながらも、独自のシステムや完成度の高いシナリオは好評。 | 良 |
メタルギアアシッド2 | MGA2 | "アシッド、進化極まる" の言葉通り、システムは圧倒的進化を遂げた『MGA』の続編。 | 良 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
NES | Snake's Revenge |
日本未発売。FC版『MG』の続編。高難易度だが、システム周りは初代から正統進化。 本作を機に本家の続編が開発された。故に、シリーズ化のきっかけを作った影の功労者でもある。 |
良 |
PS2 | ザ・ドキュメント・オブ メタルギアソリッド2? | 『MGS2』の設定資料集。『MGS2』の完全版『サブスタンス』との連動要素もある。 | |
PSP | メタルギアソリッド バンドデシネ |
コミック版『MGS』を原作としたデジタルコミック作品。 『MGS2』を描いた2作目はDVDで発売され、そちらにも本作がフルボイス化して同梱されている。 |
|
iOS | メタルギアソリッド タッチ | 『MGS4』を舞台としたタッチシューティング。 | |
AC | メタルギア アーケード | オンライン対戦型3Dガンアクション。備え付けの3D眼鏡により立体視を可能としている。 | |
PS4/One/ Win |
メタルギア サヴァイヴ |
小島秀夫完全非関与作品。サバイバルゲームとしてのシステムは荒削りではあるが見どころあり。 その一方で、企業内のゴタゴタが原因なのか『メタルギア』らしさがなく迷走が否めない作品に。 |
賛否両論 |
機種 | タイトル | 概要 | 判定 |
PC-98/PCE/ PS/SS |
スナッチャー |
『MG』がスターシステム的に出演。後に『MGS4』にて逆輸入される。 今作の影響を受けたインディーゲームとして『2064: Read Only Memories』がある。 |
良 |
PC-98/3DO/ PS/SS |
ポリスノーツ |
『MGS』にて劇中劇扱いを受けた。 また、『MGS4』にてモチーフとしたキャラクターたちも登場。 |
良 |
GBA | 続・ボクらの太陽 ~太陽少年ジャンゴ~ | スネークらしき人物がカメオ出演。 | 良 |
GBA | コナミワイワイレーシング アドバンス | サイボーグ忍者(グレイ・フォックス)が「ニンジャ」名義で出演。 | |
PS2 | サルゲッチュ3 |
コラボゲーム「メサルギアソリッド」を収録。 ソリッド・スネーク、キャンベル大佐がゲスト出演。 |
良 |
PS2/GC | エボリューション スケートボーディング | 『MGS2』からソリッド・スネーク、雷電がゲスト出演。 | |
ドリームミックスTV ワールドファイターズ | ソリッド・スネークが参戦。 | なし | |
PSP | モンスターハンターポータブル 3rd |
2010年12月からコラボクエストを配信中。 このクエストで得られる専用素材で本シリーズにちなんだ装備が生産可能。 |
良 |
DS | ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート | ソリッド・スネーク、オールドスネーク、ビッグボスが登場。 | 良 |
PS3/PSV | プレイステーション オールスター・バトルロイヤル | 『MGR』の雷電が本編に先駆けて参戦。 | なし |
Switch/PS4/ One/Win |
スーパーボンバーマン R | Ver.2.1でソリッド・スネークボンバー、ネイキッド・スネークボンバー、雷電ボンバーが参戦。 | なし |
スーパーボンバーマン R オンライン | ネイキッド・スネークボンバー、オールドスネークボンバー、雷電ボンバーが参戦。 | ||
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ |
『X』『SPECIAL』にスネーク(*7)がファイターとして参戦。 また、『MGS』のサイボーグ忍者がアシストフィギュアとして使用可能。 『MGS』のキャンベル大佐、メイ・リン、オタコン、メタルギアREXもゲスト出演。 |