第161話『学生と宇宙(そら) 』by鉄猫 2023/11/03


ジャンル


あらすじ

学生たちの活躍の舞台はついに宇宙へ!
そこは謎の風が吹く、小惑星帯。
生徒会に立ちふさがるテロ組織とは?
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登場PC

主な登場NPC


登場応石

重要アイテム

  • ジオロジカル級往還航宙機


リプレイ

※試みとしてセッション中のイメージを編集者がBingImageCreatorを使用して表現しております。多少描写と相違がございますがご了承ください。

では、はじめます。

時は西暦2023年11月。

学園は毎年恒例の学園祭シーズンへ突入しております。

学園各地に各クラブ・委員会・同好会・非公認団体の出し物が並び、授業と並行して様々な事が行われています。

そして今日は、秋葉原砂漠の南、ロケット発射場に皆さんは来ております。

航空宇宙研が開発していた、小惑星帯施設「独漂(どっぴょう)」の一般公開の開始イベントです。

ジェーン・ドゥ
「宇宙かぁ人類はすごいのぉ」と感心しきり

ミカ・中島
「ううむ。まさか宇宙とはなあ…」

【航空宇宙研の人】
「えー、本日はお日柄もよく、我が航空宇宙研の学園外環施設『独漂』の一般公開日を無事に迎えることができました。これは、部員たち、各クラブ、そして、各代生徒会の協力があってこそ」

【航空宇宙研の人】
「ここに、宇宙への扉を開くことになりました。それでは、生徒会長から一言をお願いします」
壇上から祭に話が振られます。

【鳥居祭】
では…「新しい場所で、しかも人類未踏の地であるだけに、安全にだけは重々注意してほしい」

【鳥居祭】
「最低限、捜索隊などは編成するが、行き届かない可能性もある。無茶だけは、しないでほしい」

【鳥居祭】
「以上」

【航空宇宙研の人】
「ありがとうございました! それでは、さっそく搭乗していただきましょう!」

元秋葉原飛行場の滑走路に、ゆっくりと大型の飛行機型の機体がハンガーから入ってきます。

【ジェーン・ドゥ】
「今から打ち上げるんじゃろうか?」と人混みの中ちょっと浮いて前を見ています。

【航空宇宙研の人】
「これが我が航空宇宙研が開発したジオロジカル級航宙機『シルル』です。全長70m強、翼をもった独特のフォルム、積載重量は30トンの大型機です」

【GM】
大きな旅客機をステルス機にしたようなのっぺりとしつつ鋭角な、なんともいえない形状をした航空機です。

【ジェーン・ドゥ】
「おお…羽が生えとるが、宇宙って飛行機とぶんか?」ととなりのひとにきいてみましょう

【報道班員】
「我々も近くで見るのは初めてで……」

【ミカ・中島】
「ああ、宇宙と言っても……ん?君ジェーンじゃないか。」

【ジェーン・ドゥ】
「そうです、儂がジェーンさんです」あいーん

【GM】
今日の一般生徒の初飛行には、生徒会執行部(副会長をのぞく)とともに、各報道関係者、抽選に当たった一般生徒など、70名ほどが行くことになっています。

【ミカ・中島】
「魔法使いが宇宙旅行に志願でもするのか?」

【ジェーン・ドゥ】
Janeさんもその当たった人ですか? 

【GM】
ジェーンは抽選に当たった組です。

【ジェーン・ドゥ】
「うむ、儂とそのつれどもと応募したんじゃが、儂だけが当たってしもうたんじゃ」

【ミカ・中島】
「まず応募してることに驚きなわけだが。チケット持ってきてるよな?受付に行こう。」と言って、会長にも引き合わせておこう。

【GM】
そういうわけで、搭乗がはじまります。機体の一部からタラップがおり、そこから乗り込みになります。機体にはコクピット以外には窓はありません。

【ジェーン・ドゥ】
「チケットはほれこの通り」と言いながらポケットごそごそ
帽子の中ごそごそ、「あれ?」「あれれれ?」

【ジェーン・ドゥ】
最後の一人になるころに
「あった!ほれあったぞ!」とw

【ミカ・中島】
「まあそんな下手なウソつくとは思ってないぞ。乗った乗った!」と言って航空宇宙研の人に頭を下げておく。

【鳥居祭】
「宇宙は、魔法使いが興味を持つ領域らしいんだよな…」

【GM】
皆さんが通された客室は、宇宙船というより旅客機を思わせるもので、定員は100名ほどです。

【ジェーン・ドゥ】
「まぁ 宇宙はエーテルで満ちておるらしいからの。魔法使いだけじゃなく錬金術師どもも興味津々じゃて カカカカ あ、儂は 魔法使いじゃないぞ?」と一応の否定を忘れないw

【ミカ・中島】
「まあ占星術とかあるくらいですしね」

【航空宇宙研の人】
「本船にご搭乗いただき誠にありがとうございます。ジオロジカル級は、背部モジュールの変更により、旅客用にも貨物用にも転用可能な汎用機となっており……」

【航空宇宙研の人】
「(長いスペックの説明)」
【ジェーン・ドゥ】
「宇宙なぞ、ひたすら上っていけば到達できるではないか?」

【ミカ・中島】
「宇宙に関わる魔導書はあっても、宇宙に行く術はないんだな、これが。」

【鳥居祭】
「あるぞ?ビヤーキー召喚の術というのが」>宇宙に行く魔術

【鳥居祭】
「(レディ・ジェーンは)姿が変わる可能性があるから、驚かないように」>ミカさんへ耳打ち

【ミカ・中島】
「え、そうなんですか……まあ男女が変わることもありますし。」>会長

【航空宇宙研の人】
「それでは、シートベルトをお締めください。出発です」

【ジェーン・ドゥ】
「これはあれじゃろ? パイロットの名前が読み上げられたら「よ!よろしく頼むぞ!」っていえばええんじゃろ?」

【GM】
客室の前に設えられた大型スクリーンに、コクピットからの映像が映し出されます。

数キロにわたって延びる滑走路の端に、突如光の柱が立ちます。

【ジェーン・ドゥ】
「あの柱で、天国(天界)までイければええんじゃがなぁ」(聞きようによっては物騒)

【GM】
光の柱は横に広がり、大きな扉のような姿に変化します。

そこ向かってシルルが滑走を開始します。

【ミカ・中島】
「おお!わかってても思ってたのと違うと衝撃だな。」

【GM】
速度が上がっても、離陸する様子はなく、その扉に向かって突進していきます。

【GM】
そして……

光の扉を突き抜けた次の瞬間。

目の前に青空が広がっています。

どこまでも続く青空のところどころに雲が浮かんでいます。

【ジェーン・ドゥ】
「おお?儂の知っとる宇宙じゃないのぉ? 失敗か?」

【ミカ・中島】
「んんー?」

【航空宇宙研の人】
「皆さま、ただいま本機は宇宙空間へと到達しました」

【ジェーン・ドゥ】
「なぁに、失敗じゃとしても儂が導いてやろう、こう見えて儂聖職者じゃから カカカ」

【航空宇宙研の人】
「皆さまも驚かれたと思いますが、ここは独漂より約500㎞ほど離れた宇宙空間となっております」

【ミカ・中島】
「お、思ってたのと数段違う……」

【航空宇宙研の人】
「お手持ちのペンなどを持ち上げ、手を離してみてください」

【鳥居祭】
「空気があることは聞いていたが、青空は予想してなかったな」

【ジェーン・ドゥ】
「ん~?なんじゃあれか?予算獲得のためのブラフか?それとも、新しい科学の地平が開かれたということかの?」

【鳥居祭】
ペンがふわふわ浮いてる

【ミカ・中島】
「では言われたとおりにペンを……」 ふよふよしてるのをホケーっと眺める。

【ジェーン・ドゥ】
「儂だって ペンぐらい浮かせられるもん」謎の対抗意識

【航空宇宙研の人】
「驚かれたと思います。ここ独漂がある宇宙空間には、『空気』が存在します」

【ミカ・中島】
「ジェーンさん、帽子が……」と言って帽子を指さす。

【ジェーン・ドゥ】
「おっと すまんの」といって第三の腕(しっぽ)で帽子を押さえます

【ミカ・中島】
「空気のある無重力空間……化学部あたりが狂喜乱舞しそうだな、こりゃ。」

【航空宇宙研の人】
「今より20年前に、ロケット工学研により打ち上げられた冥王星探査衛星が、当軌道付近を通過中に『特異点』からの『風』を観測したことにはじまります」

【ジェーン・ドゥ】
「ほほう?…つまり?」

【航空宇宙研の人】
「風はこの、火星=木星間にある小惑星帯のある一点から発せられ、独漂付近で直径1200㎞の空気のある空間を作り出しています。空気のある空間は、独漂から10000㎞後ろにも続いています」

【航空宇宙研の人】
「すごい規模かと思われますが、広大な宇宙空間では極めて小さい範囲に起こっている、不可思議な現象です。我が航空宇宙研は、この謎の解明に日夜まい進しております」

【ジェーン・ドゥ】
「1万キロ…太平洋くらいの広さがあるということか…」

【ジェーン・ドゥ】
「チロルチョコ何個分じゃろうか…」(学力1)

【航空宇宙研の人】
「本船が航空機の形をしていのも、この『空気』のある空間を飛ぶためです。風は雨こそは降らせませんが、各所で雲を作り出し、風速も日々変化します」

【ミカ・中島】
「太陽系全体を思えばたしかに極小……ってやっぱ広いわ!」一人でノリツッコミをしておきます。

【ジェーン・ドゥ】
「つまり、宇宙にある「地球」みたいなもんかの?」

【鳥居祭】
「冥王星付近で、ある程度の温度を保てている(雲が出来る水分を保てる温度)ところは、謎が多いな…」

【GM】
機が進路を変えると、正面にジャガイモ型をした小惑星が見えてきます。

マグリットの絵を思わせる、シュールな光景です

【ジェーン・ドゥ】
「ジャガイモ食べたくなってきた」ぐぅ~

【GM】
小惑星の周りには、小さな飛行物体が縦横に飛び交い、小惑星の表面には円形に広がる建築物などが見えます。

【鳥居祭】
「資源の塊だな」<小惑星への感想

【ミカ・中島】
「まあたしかに資源ですね。生徒会で旗振って採掘させます?」

【航空宇宙研の人】
「みなさん、あれが学園の前線基地『独漂』です。機は独漂の4番ドックに入港します」

【鳥居祭】
「一応ここは学園『外』だからな、あんまり生徒会がしゃしゃり出ない方がいいだろう」

【GM】
それから数時間の飛行を終えて、機は映画でよく見るような屋内型滑走路に着陸します。

横には同型艦が3機並んでいます。

【ジェーン・ドゥ】
(儂ら不老転生体がどこから来たのかって考えたら、宇宙からって可能性も強いわけだしもしかしたら「タダイマ」だったりするのかの?)と内心で思っております

【航空宇宙研の人】
「お疲れ様でした。それでは、独漂での滞在をお楽しみください」

【ジェーン・ドゥ】
「とはいえ 何すればええんじゃ?」

【GM】
ベルトを外すと、身体が宙に浮きます。

【ミカ・中島】
「この無重力具合が楽しいと言えば楽しいのでは?」セリフと裏腹に一向に思う方向へと進めない様を見せつける。

【鳥居祭】
「磁石入りの靴を導入した方がいいな」

【GM】
祭とミカの方には、航空宇宙研の広報担当がやってきます。

【ジェーン・ドゥ】
「かかか 皆苦労しとるの? ふだんから浮いとる儂にはお茶の子さいさいよ」

【ジェーン・ドゥ】
「しかし、スカートが気になるの」

【GM】
では、ジェーンは機敏の簡単値5で判定してください。

【ジェーン・ドゥ】
機敏の代わりに 超常じゃだめですか?

【GM】
機敏です。

【ジェーン・ドゥ】
機敏:【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目:6,4,2)

【ジェーン・ドゥ】
失敗です

【GM】
では、ジェーンはいつもどおりにしようとしますが、天井に頭をぶつけます。

【ジェーン・ドゥ】
がん! ごん! どか!
「うぐぐ…勝手が違いすぎる」

【ジェーン・ドゥ】
念のために確認しておこう 魔法は使えますか?

【GM】
超能力は使えそうですが、空間把握を失敗する可能性があるようです。

【ジェーン・ドゥ】
なるふぉど…普段より 難易度が上がりそう

【広報担当】
「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」

【ミカ・中島】
「ああー、はしゃいじゃうからー。」と言いつつ、広報担当に付いていく……よう努力する。

【鳥居祭】
「空気がとどまっているから、何らかの微重力は存在するはずだが…」

【GM】
航宙機にはエアブリッジが直結しており、そこを歩くと独漂の中に入っていきます。

【広報担当】
「独漂の重力は地球の100分の1ほどになっております。ほぼ無重力ですね。力を入れれば天井にすぐにぶつかります」

【ジェーン・ドゥ】
魔法で姿勢制御を頑張っておこう

【ミカ・中島】
四苦八苦しながらものにつかまればいい、という当然の結論に落ち着くww

【ジェーン・ドゥ】
「舞い上がったスカートがおりてこないというのは新鮮じゃなぁ」と一所懸命抑えています

【広報担当】
「特異点からは空気が常に吐き出されていて、それで空気が維持されているようです。まだ特異点自体の観測・調査ができていないため、なぜここに空気があるのかはわかっていません」

【広報担当】
「では、こちらが更衣室になっております」

【GM】
ジェーンは広報担当に生徒会執行部の人と思われているようです。

【ジェーン・ドゥ】
一般と執行部との扱いに差がある感じですか?
あるなら、その勘違いに乗っかっておこうw

【ミカ・中島】
そんな勘違いに気づいて指摘するほどの余裕がないww

【広報担当】
「念のためですが、こちらでハードスーツに着替えていただきます。空気が宇宙線の大部分を遮断しておりますが、万が一の場合もありますので」

【広報担当】
「ヘルメットを装着すれば、72時間の生命維持も可能です。漂流した場合のビーコンもついていますので、ご安心を」

【鳥居祭】
「オゾン層があるということか、ますます興味深い」>空気が宇宙船の大部分を遮断

【ジェーン・ドゥ】
ハードスーツってどんなかんじですか? まんま宇宙服?
ガンダムみたいなあれ?

【ミカ・中島】
たしかにノーマルスーツかパイロットスーツかでだいぶ変わるか<ガンダム

【GM】
(メタ発言)米村孝一郎先生の世界なので、先生が描く宇宙服のような感じなのです。どちらかというと、パイロットスーツに近いです。

ヘルメットは後ろにはね上げておけるタイプです。

【ミカ・中島】
なるほど。了解しました。

【ジェーン・ドゥ】
星界の紋章が最初に出てきてしまうんだw 

【GM】
(メタ発言)「ストレガ!」で検索です。

【ジェーン・ドゥ】
アンドロイドみたいだw 了解w

それぞれ着替え終わると、内部に案内されます。スーツの足の裏に特殊な素材を使っているようで、床(やろうと思えば壁や天井にも)にはりつきます。

【ミカ・中島】
意図は伝わりましたが、ペルソナ率が凄い

【GM】
廊下はまさに宇宙基地! という感じで、あちこちにメンテパネルがあり、配線がのたくったりしています。

廊下を何度か曲がって、大きな中庭のようなところに行きつきます。

中庭の上には透明な天井があり、青空が向うに広がっています。小型の航宙機や、ライトプレーン、人力飛行機などが行きかっているのが見えます。

【ジェーン・ドゥ】
飛びたくてうずうずのジェーンさん 魔法で飛んでその中へ交じりに行きます

天井のアクリルに顔をぶつけるジェーンさん。

【鳥居祭】
「ところで、方角は設定してあるのか?ないと管理が難しいと思うが…」

【ミカ・中島】
「お、おい!気が早いぞ!」と言って、衝突事件を見届ける。

【ジェーン・ドゥ】
ごん!「…ぐはぁ」 反作用でもどってくるじぇーんさん そして 再び…以下何度か繰り返し

【広報担当】
「方角は特異点を基準点として、各座標を算出しています。便宜上、特異点の方を『北』と呼んでいます」

【広報担当】
「特異点と独漂の位置関係は常に変わりません。それが偶然なのか、意図的なものなのかもわかっていません。そして……」

広報担当は、透明なケースを2個取り出します。

【鳥居祭】
「なるほど、では遭難時には風上の方角を目指せば、特異点という目印に近づいて見つかりやすい、ということだな」

【広報担当】
「そうですね」

【広報担当】
「そして、これがもう一つの大きな謎です」

【GM】
広報担当が手にした、直径10㎝、高さ20㎝ほどのケースには、一方には白い花びら、もう一方には羽根のある種子が入っています。

花びらはこぶしの花、種子はカエデの種に似ています。それぞれ大きさは5㎝、10㎝(羽根を含めて)ほどになります。

【ジェーン・ドゥ】
じぇーんさんその種子の『意思』を感じないか魔法でつながってみようと試みます。あと、自身の記憶に似たようなものはないか思い出してみましょう

ジェーンは超常心理学研簡単値9で判定してください。

【ジェーン・ドゥ】
超常心理研究会:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値24以下)(各ダイス目:6,2,2)

特に意思は感じられません。似たようなものは、こぶしの花とカエデの種子です。

【ジェーン・ドゥ】
「ふむ、みたままじゃったか」

【広報担当】
「特異点から発せられる空気には、細菌やウィルスといったたぐいのものは検出されていません」

【鳥居祭】
「おそらくは、風に乗って惑星帯を漂っているんだろうな」

【ミカ・中島】
「さすがに専門外だな。植物は。」

【ミカ・中島】
「しかし空気があるんだ。植物があったっておかしくないか。」

【広報担当】
「時おり、この花びらと種子だけが特異点から飛来するのです」

【ジェーン・ドゥ】
「てことはじゃ…その向こうにも世界はあるってことじゃな?」

【広報担当】
「DNA検査の結果では、このどちらも地球で知られている植物とは類縁関係はありません」

【ミカ・中島】
「それは……え?すごいんじゃないの、ひょっとしてこれは。」

【鳥居祭】
「それは重要だな。地球の種であれば、つまり地球に大穴が開いて空気が流出しているということになるからな。…しかしどこであれ、特異点の向こう側でも空気の流出には困っているだろうな」

【広報担当】
「花びらと種子は同じ植物であることは判明しています。園芸部に依頼して発芽試験を行っていますが、いまだに発芽には至っていません」

【広報担当】
「もちろん、地球圏への遺伝子汚染を防ぐために、どちらも禁輸措置がなされています」

【ミカ・中島】
「しかし、会長。だとすれば、です。重力は非常に弱い力です。特異点には空気その他を留めおく質量の”なにか”があるのでは?」

【ジェーン・ドゥ】
※じぇーんさん外が気になってしょうがない模様

【広報担当】
「まぁ、まだ何もわかっていない状況ですので、今わかっていることはこれだけです。と理解していただければ。それでは、食堂にご案内いたします」

【ジェーン・ドゥ】
「お?宇宙食か?」

【GM】
基地内のありとあらゆるところで報道班が写真を撮りまくり、広報を質問攻めにしています。

中には実況中継を試みている者もいます。

実況中継=生放送

【鳥居祭】
「おそらくは、地球の常識とは全く違う発芽条件の植物なんだろうな」

【ミカ・中島】
「おおー、みんなハッスルしてるなー。”安全な新天地”なんてなかなかないからな。」とフラグを建築しておきますww

【鳥居祭】
「まあ、我々は専門家ではない、その辺の考察は科学系の部活に任せておこう。もしかしたら、この空気圏の果てには薄い膜のようなもので包まれているかもしれないし」>ミカさん

【ミカ・中島】
「存外そんなオチかもしれませんね。会長。」

【ジェーン・ドゥ】
「おもえば地球産んも聖職者でわしが初なんじゃないか?宇宙に来たの…あるいは魔法使いで初かもしれぬな!カカカ」

【ジェーン・ドゥ】
「いや、魔法使いではないんじゃがな」

【GM】
食堂の食事は、フリーズドライとレトルトです。ジュースも、水に粉末を溶かしたような触感があります。

【ジェーン・ドゥ】
「うむ、まずい!カカカ」

【ミカ・中島】
「うん、まあ、食べれないことはない、という感じかな。」

【広報担当】
「ゲイトがあるとはいえ、食料の輸送はまだ問題山積です。一応、園芸部による野菜の栽培などは行ってはおりますが、自給率をあげるにはまだまだで」

【鳥居祭】
「無重力での食事は味覚が鈍くなるから濃い味だというが…なるほどこんな感じか」

【ミカ・中島】
「こっちでもレーション問題が出てきそうだな。憶えておこう。」

【広報担当】
「水も循環式でまかなっています。雲から水分を補充できないか、も研究中です」

【鳥居祭】
「輸入食料は増量しておいた、何とかなるはずだ」<レーション問題

【ミカ・中島】
「……いや、会長、味ですよ味!さすが学食好き……」とツッコミを入れておくww

【GM】
さて、食事の後は基地の各所を案内され、観測施設の見学や、他のモジュールに行くバスに乗ったり、特異点に向けて前進する観測基地群を望遠鏡で見たりといった事をします。

慣れない無重力下での行動で少し疲れてきたところで、地球時間の夜になります。

【ジェーン・ドゥ】
辺りはくらくなるのですか?

【GM】
寝床はカプセルホテルに毛が生えたようなところになっています。寝袋に入って、四方どちらにでも張り付いて寝られるようになっています。

地球時間夜になっても、空は青空です。

無重力だとトイレが近くなります。


【鳥居祭】
ムーンフェイスになってる人もいるだろな。そういう時は足をひもでつないでグルグルと振り回す>時間がたった

【ジェーン・ドゥ】
パジャマに着替えたジェーンさん 早々に寝床につきます

【ミカ・中島】
まあこちらは白夜経験者、このあたりはなんとかなると思う。というわけでトイレに立ったらすぐに寝てしまおう。

【ミカ・中島】
了解です。

【ジェーン・ドゥ】
バ〇コさん「じぇーんさん!新しい顔よ!」

【ジェーン・ドゥ】
新しい顔ですw

【ジェーン・ドゥ】
前の顔も使っていきますが

【ジェーン・ドゥ】
表情を増やしたかったので

アイコンの方が微妙に背が足りないとこを指してそうですw

では再開します。

【ジェーン・ドゥ】
133cmという設定が図らずも生きておりますなw

【GM】
地球時間の寝静まった夜。

それぞれが狭いながらも快適な寝床で寝ているところ。

遠くの方で爆発音が響き、衝撃がカプセルホテルを揺らします。

カプセル内のモニターが警報を発します。

【ジェーン・ドゥ】
「なんじゃ!?空襲か!?」と言って飛び起きます

【警報】
「〇〇地区を閉鎖します。速やかに避難してください……」

【ミカ・中島】
「をををを!なんだぁ!?」

【ミカ・中島】
飛び起きようとして壁に張り付いてることに気づいてあわあわする。

【鳥居祭】
「とりあえず、報告を待つとして…空気の流出という危険がない事だけが救いだな」

【ジェーン・ドゥ】
「閉鎖じゃと!?それってどこじゃ?」

【GM】
幸い、閉鎖される地区には入っていません。

すると、モニターの画面がちらつき、別の映像が出てきます。

【ジェーン・ドゥ】
「ああ、とりあえずここではないんじゃな?しかし、そこに人はおらぬのか?大丈夫か?もし救助が必要なら儂も力を貸すぞ?」

【鳥居祭】
「…テロの可能性もあるのか」

【GM】
二人の銃を携えた男子生徒を後ろに、一人の男子生徒がマイクが並んだテーブルの向うに座っています。
見たことない顔です。

【宇宙環境解放同盟】
「我々は宇宙環境解放同盟だ! たった今、独漂に対して、我々の意志を示した! 学園は速やかに宇宙より撤退せよ!」

【ミカ・中島】
「……ええー、宇宙に来てまでこれかよー」とげんなりした顔でモニターを見てます。

【鳥居祭】
人が集まれば必ずテロリストは沸きますね

【宇宙環境解放同盟】
「特異点の調査はまやかしにすぎない。学園は小惑星帯の資源を吸い上げ、さらなる軍備拡張・覇権主義を進めようとしている。我々は断固としてそれに反対する!」

【ジェーン・ドゥ】
「なるほど、連中は宇宙空間へ解放されたいというわけじゃな!よし!その願いを儂がかなえてやろうではないか!」と、じぇーんさんは怒っているのです

【ミカ・中島】
「いや、月光洞みたいに現地人が居るなら、一応の正当性はあるんでしょうけどね。誰なんだこいつら。」

【宇宙環境解放同盟】
「我々は現在ドックに収容されている、4隻のジオロジカル級のどれかに爆弾をしかけた! 12時間以内に生徒会長による撤退を発表しない場合はこれを爆破する」

【ジェーン・ドゥ】
「新手の環境保護団体過激派じゃろ」

【宇宙環境解放同盟】
「逃げても、ゲイト上で船を爆破する!」

【宇宙環境解放同盟】
「いいか、12時間後だ」

と、画面は消えます。

【ミカ・中島】
「お、結構な過激派だ。やるな。」と言いつつ、襟を正して準備をする。

【ジェーン・ドゥ】
ダウジングで連中がどこにいるのかを探してみましょう

【ジェーン・ドゥ】
「此処の地図をくれ」

【GM】
ジェーンはダウジングしようとしますが、錘が宙に浮いてしまいます。

【鳥居祭】
とりあえず、付き添いの人たちのところに集まります

【ジェーン・ドゥ】
「く…宇宙めぇ」

【ミカ・中島】
会長についてきますよー。ジェーンも誘っときますよ。ダウジング棒は回収してあげますww

【GM】
とりあえず、3人は他の報道班たちと同じ場所に行きつきます。そこには航空宇宙研の面々もいます。

【航空宇宙研の人】
「やはり出てきたか」「会長が来られるタイミングに合わせたのか」「どうする?」「避難を優先させるか」などなど

【ジェーン・ドゥ】
閉鎖された地区に取り残された人員はおらぬのか?」と宇宙研の人に聞いてみます

【ミカ・中島】
「はいはーい、注目注目!会長ですよー」と収集をつけときましょう。

【航空宇宙研の人】
「幸い、閉鎖地区からは全員脱出した。周りに空気があるので、その辺は楽勝なんだが……」

【鳥居祭】
「まず第1に、テロには譲歩しない、屈しないのは大前提だ。その上で…一応責任をといておく。ゲートの管理が甘すぎないか?」

【ジェーン・ドゥ】
「そうか、全員無事か…わしは聖職者じゃから万が一の場合も安心じゃが、儂はずぼらでの…その手の仕事はさせてくれる出ないぞ カカカ」

【航空宇宙研の人】
「宇宙環境解放同盟は、観測が始まった10年ほど前に侵入してきた連中で、こちらも拠点を探していたところで」

【ミカ・中島】
「ふむ。さすがにアジトを正確に掴んでるなんてことはないか‥…」

【航空宇宙研の人】
「ゲイト自体は我々が起動させなければ使えないが、脱出船が潜り抜ける瞬間狙われたらどうなるかわからないです」

【ジェーン・ドゥ】
「10年も…よっぽど暇なんじゃなぁ」

【鳥居祭】
「なるほど、その調子だと、食料も定期的に強奪されてそうだな」>10年前から存在

【航空宇宙研の人】
「宇宙海賊めいた連中もいますからね」

【ミカ・中島】
「放送の発信源の特定は?」

【航空宇宙研の人】
「初期の基地建設にたずさわり、そのまま無頼化した連中です」

【航空宇宙研の人】
「放送は通信衛星──係留されたものですが──をジャックして行われたようで、正直どこまでたどれるかは……」

【鳥居祭】
「つまり、基地自体に隠し部屋がありかねないということか」<基地建設に携わって、そのまま無頼化

【航空宇宙研の人】
「我々は基地の内部を調査し、他に爆発物などが仕掛けれていないかを調べます。会長には──船の爆弾をお願いします」

【鳥居祭】
「爆弾処理の技術はないぞ?」

【ジェーン・ドゥ】
「奴らの放送中に区画ごとの電源を落としてみては?そうすればそのタイミングで画像がみだれたところにいるじゃろ」

【航空宇宙研の人】
「特定だけで構いません。奴らは無作為にしかけるとは思えません。何か意味を持たせると思います」

【ミカ・中島】
「爆弾の発見だけでいいと?ふうむ。」

【鳥居祭】
「だとしたら、帰りに生徒会が乗る船に仕掛けるだろうな。たとえ殺せなくとも」<何かの意味を持たせる

【航空宇宙研の人】
「ドック内には、カンブリア、シルル、ペルム、トリアスの4隻がいます。会長の帰りの船は決まっていませんでした。奴らなら、どれか意味がある船にしかけるでしょう」

【鳥居祭】
「…ダジャレ好きな奴なら、カンブリア大爆発、とやるだろうな…」

【ジェーン・ドゥ】
大爆発といえば『カンブリア』じゃろうか

【航空宇宙研の人】
「こちらは工学や爆発物の取り扱いはお手の物ですので、爆弾を見つけていただければ」

【ミカ・中島】
「まあやるだけやってみましょうか。もしドックが張られているなら好都合だし。」

【ミカ・中島】
「まっさかー、ダジャレではやらんでしょーww」フラグを建てよう

【ミカ・中島】
「きわめて限定的(旧図書館)ですが、爆発物の知識はあります。やってみましょうか。」

【鳥居祭】
「個人的には、異世界から種のようなものが飛来していることから、『植物が生まれ、反映した』時代の船を選ぶ可能性が高いかと考える…しかし12時間も時間を与えたことには、何らかの罠の意図を感じるな」

【GM】
というわけで、航空宇宙研の面々は出ていきます。その後ろに報道班もついていきます。

特図でも一応爆発物の取り扱いは可能です。

会長のところにも、報道班はカメラを向けています。じー

【ミカ・中島】
了解です。「銃火器研、特殊図書館整頓隊、それぞれの知識を動員すればなんとかなるかもしれません。」

【ジェーン・ドゥ】
「爆発させるのは得意なんじゃがなぁ」としょんぼり

【報道班員】
「ただいま、謎のテロリスト集団による、宇宙基地の爆破予告がでました。さぁ、どうなるでしょうか? 続きはCMの後です」

【鳥居祭】
「期待はするな、そして、放送は『すべて解決するまで』配信するな。テロリストにこちらの情報を与えることになる」

【報道班員】
「宇宙専門家の全裸学生さん」「いやーわかりませんねぇ」

【報道班員】
「ただいま、会長より報道規制が出されました。後ほど、特集番組で!」

では、皆さん、知性の簡単値3で判定してください。

【ミカ・中島】
知性:【3d6】を振りました。結果は「10」失敗です。(成功値8以下)(各ダイス目:5,4,1)

【ジェーン・ドゥ】
知性:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,4,2)

【鳥居祭】
知性:【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値10以下)(各ダイス目:6,5,1)

ジェーンは閃きます。船の名前は地質年代ですが、この中で大絶滅が起こった時があります。

【鳥居祭】
恐竜の絶滅、ですね<調べてる最中<大絶滅

【報道班員】
「どうでしょうか?」「何かを閃いたようです。経過を記録しましょう」

【鳥居祭】
二畳紀(ペルム紀)末に大絶滅が起きて、三畳紀(トリアス紀)になる<補足説明

【ミカ・中島】
「おい、ジェーン。なんか固まってるが大丈夫か?」

【鳥居祭】
違う、恐竜は大絶滅の後に生まれるのか

【ジェーン・ドゥ】
「3000年前の歴史ならお手の物じゃがそれ以前についてはよく知らぬのじゃ」

ジェーン自身は、この4つの地質年代のどれかに大絶滅があったことを知っていますが、どれだったかを失念している状況です。

【鳥居祭】
2.52億年前です<参照したい時代

【ジェーン・ドゥ】
思い出すにはどうすれば?

「あ、あれはどうじゃったかなー」と言って他の人に振ります。

【ジェーン・ドゥ】
「ここまででとるんじゃ…あ~…あれじゃ。。。ほれ」

【鳥居祭】
目の前で生徒会長が「各時代の特徴」を検索しています<ジェーンさんへのふり

【ジェーン・ドゥ】
※ペルムでいいのかにぇ?

【GM】
ペルムであってます。

【鳥居祭】
ペルム紀の最後、でいいと思います。

【ジェーン・ドゥ】
「ほれ…アイスみたいな名前の…パルム…ピルム…プルム…ペルム…そうじゃぺるむじゃ!」

【報道班員】
「どうやら何か閃いたようです」「我々もそっちに行ってみましょう」

【GM】
※なんか、火浦功作品に出てきた「マスコミ族」みたいになってきたなぁ。

【鳥居祭】
「テロリストに、動向が、筒抜けだから、報道はおとなしく!本部で待つこと!」

【報道班員】
「はーい」「怒られちった」ぶつぶつ

【ミカ・中島】
「ほらー、散れ散れー。大本営発表するからさー。」

【ジェーン・ドゥ】
「大本営発表とか…なつかしいのぉ」

【報道班員】
「しょうがないですなー」「この粉末ジュースぽいものでも飲んでますか」「この水、トイレの水を〇〇したやつらしいぞ」「えーっ」

【ジェーン・ドゥ】
「地球の水は全部そうじゃぞ?いまさら何を言っておる」

【鳥居祭】
「ちなみに、基地内の監視状況はどうなっている?間違いなく、データをとられてテロリストに見張られてると思うが?」

【鳥居祭】
エヴァンゲリオンで再生水に文句言ってるキャラいたけど、命をつなぐ水に対してとても失礼だった<トイレの水を

【航空宇宙研の人】
「こちらでも一応は監視と、外部への漏洩を探知しているが……」

【ミカ・中島】
「いや、会長、正直考えるだけ無駄です。彼らは集団に紛れている可能性すらありますから。織り込み済みで活動しましょう。」

【航空宇宙研の人】
「一向に相手の動静はわからずです」

【鳥居祭】
「逃げても、ゲートで爆破する、とテロリストは言っている。つまり、『遠隔で、手動で爆破』できるということだ」

【ミカ・中島】
「おっしゃるとおりです。ドックに足を踏み入れた瞬間から僕らを狙うことすらできうるかと。」

【ジェーン・ドゥ】
「最悪そこへ至るまでに戦闘になる可能性もあるじゃろうな」

【鳥居祭】
「『生徒会長の声明』を求めていることから、私は一番強く監視されてるだろう。だから、本命とは別の船を探索するという形で、おとりになる。本命は、ミカ氏、君に任せた」

【ミカ・中島】
「わかりました。悪いがジェーンも付き合ってくれるか?」

【ジェーン・ドゥ】
「うむ、よかろう」

【GM】
ドックへの道は壁の数字を追うように教えられます。

【鳥居祭】
おとり、船の捜索よりも犯人たちへの交渉の方がいいのかな?どっちか悩む…探して、見つからなかったふりをして、そこから交渉って演技にするか

【GM】
では、ドックに行きつきます。

ドックには4隻の航宙機が泊まっています。(飛行機が4機並んでいるとおもってください)各機、コクピット付近に名前が書いてあります。

【ミカ・中島】
「じゃあ会長はカンブリア辺りを捜索してみてください。僕はジェーンとペルムへ向かいます。」

【鳥居祭】
「わかった、お互い、無理はしないように」

【GM】
では、祭はカンブリアの周りを、ミカとジェーンがペルムに向かいます。

では、全員感性の簡単値4で判定してください。

【ミカ・中島】
感性:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:5,5,1)

【ジェーン・ドゥ】
感性:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,3,1)

【鳥居祭】
感性:【3d6】を振りました。結果は「6」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:2,2,2)

【GM】
全員が気づくのですが、ドックの片隅にぽつねんとビデオカメラが置いてあります。まるで報道班が忘れていったかのように。

【ジェーン・ドゥ】
其れにはもう映ってそうですか、我々は

【GM】
高角で4機全部を撮影しているようです。

【ミカ・中島】
じゃあわざとらしく「あれー、かいちょー。わすれものですよー。」とカメラに近づこうか。むしろ機体からは遠いはず。

【ジェーン・ドゥ】
あえて止めるか、きづかぬふりをするか…わしは止めるべきじゃと思うが

【GM】
カメラの方にミカが近づいて行きます。

【ミカ・中島】
まずカメラ周辺にブービートラップとかがないか確認します。

【GM】
特図簡単値7で判定してください。

【ミカ・中島】
特殊図書館整頓隊:【3d6】を振りました。結果は「14」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,5,4)

【ミカ・中島】
だ、ダイス目が怖い…

【GM】
トラップは無いです。ここから見ると、カメラはうまいぐあいに床に固定されています。

【ミカ・中島】
ではまずカメラの背後に回りこみましょうか。

【GM】
カメラの後ろに回り込みます。

電源が入っています。

【ミカ・中島】
床から容易に外せるかどうかを確認します。

【GM】
カメラのストラップが、床に釘付けされています。

【鳥居祭】
あ、逆探できる対象では!?>カメラ

【ミカ・中島】
ストラップは切れますかね?

【ミカ・中島】
違った。引きちぎれますかね?

【GM】
刃物があると切れますね。

【ミカ・中島】
釘ごと引き抜くようにできるかどうか、ということであります。

【GM】
ぶっといコンクリ用の釘で打ち込んであります。

【ミカ・中島】
おいおい隠す気ゼロかよww

【鳥居祭】
っていうか基地の床に縫い留めるってすごい管理のずさんさだな…やっぱり警備体制見直しが必要そう

【ジェーン・ドゥ】
「そのカメラ壊すだけでいいなら、壊せる気がするが…」

【ミカ・中島】
「やめやめ白々しい演技はやめだww」

【ジェーン・ドゥ】
「まてまて 良いことを思いついたぞ」

【ジェーン・ドゥ】
「空気…というか…光じゃな、それを儂が曲げて見せよう さすれば、カメラにはわしらの姿は映らぬ。ていうか、光学迷彩の魔法をすっかり忘れておったワイ カカカ」

【ジェーン・ドゥ】
「宇宙に来て、儂が魔法使いなのを忘れておったわ いや 魔法使いではないんじゃが」

【鳥居祭】
なんか、避難訓練も兼ねた壮大なドッキリなんじゃないかって気がしてきた

【ジェーン・ドゥ】
※立ち絵もそれっぽいものだしてたというのにw

【ミカ・中島】
「カメラはあえてそのままにして、僕らの姿を映さないようにするってことかい?」

【鳥居祭】
多分、宇宙船の中にもカメラセットしてあると思う

【ジェーン・ドゥ】
「うむ、この魔法は実績があるぞ。任せておけ」

【ミカ・中島】
「まあ僕たちを透明にした方が確実ではある。」

【ジェーン・ドゥ】
ただちょっと 範囲はひろくないから おとりの会長はそのままじゃがな!カカカ」

【鳥居祭】
「それで十分」

【GM】
では、ジェーンは超常研簡単値5で判定してください。

【ジェーン・ドゥ】
超常心理研究会:【3d6】を振りました。結果は「14」成功です。(成功値20以下)(各ダイス目:5,5,4)

【ジェーン・ドゥ】
「ミカよ、あまり離れる出ないぞ」といって手を握ります

【GM】
では、ミカは周囲の空気がぐねりと歪む感覚を覚えます。振り返るとジェーンの姿が見えなくなります。ジェーンもミカの姿が見えなくなります。

祭は二人の姿が消えたのを確認しました。

【ジェーン・ドゥ】
びよよよん 

【ミカ・中島】
「おお!すっごい!」

【鳥居祭】
こちらはこちらで、待ち伏せとか警戒しながら進みましょう。「生徒会長を人質に取った」って交渉してくるかもしれないし。…まあ、いざとなったらドラゴントゥースウォリアー使うか

【ミカ・中島】
「じゃあ、元計画通り向かいましょうか。」

【GM】
では、祭はカンブリアの周りを、ミカとジェーンはペルムの周りを探します。

ミカとジェーンは感性の簡単値5で判定してください。

【ジェーン・ドゥ】
悪意的残留思念を探しましょう 魔法使い的行動w

【ミカ・中島】
感性:【3d6】を振りました。結果は「16」失敗です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,6,4)

【ジェーン・ドゥ】
感性:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:6,5,2)

【ミカ・中島】
とほほー

【ジェーン・ドゥ】
「むむむ…こっちから悪意を感じるぞ…」

【GM】
ジェーンは、ペルムの主翼下、後部脚(車輪がついているところ)格納庫の一角にそこには不自然なバッグ状のものを見つけます。

【ジェーン・ドゥ】
其れには触らずに、ミカに合図を送ります

【GM】
ミカはバッグを見つけます。

【ミカ・中島】
(お?あれか?ジェーンすごいな。)

【ジェーン・ドゥ】
そして透視の魔法を使って中身を見ながらこんな感じだと解説します

【GM】
能力の同時使用はできぬのです>ジェーン

【ジェーン・ドゥ】
そういえばw

【ミカ・中島】
「了解した。まずは目視で調べる」

【ミカ・中島】
目視のみでチェックします。

【GM】
特図簡単値7で判定してください。

【ミカ・中島】
特殊図書館整頓隊:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,4,2)

【ジェーン・ドゥ】
カメラ→ ミカ ジェーン カバン の順ならジェーンは映らないかもしれない 
※すごく密着しなきゃ作業ができなさそうw

【GM】
どうやらこのテロ組織は、爆弾作りはへたくそのようです。

【ミカ・中島】
「なんだこりゃ。うーん、解除を試みるよ。これ自体ブラフじゃなけりゃひどいできだ。」

【GM】
バッグ自体にトラップは仕掛けてはありません。

【ジェーン・ドゥ】
「まぁ 最悪気密さえ破れれば目的は半分以上は達成したも同然じゃしなぁ」

【ミカ・中島】
「とはいえカメラがあるからな。バッグが動けば連中も動くかもしれない。」

【鳥居祭】
「目的は達成した」がわかりやすいでしょうね>書き方<ジェーンさん

【ジェーン・ドゥ】
「さてミカよ解除できそうか?」

【GM】
そういえば、肝心な情報を一つ教えていませんでした。

ここではスマホが使えます。

【ミカ・中島】
あーww

【鳥居祭】
あー…なんか普通に使ってた>スマホ

【ミカ・中島】
使えない、と思い込んでいたww

【ジェーン・ドゥ】
同じくw てことはスマホ応石もつかえるかんじですか?

【GM】
スマホ応石は使えません。(画面に表示されません)
※スマホ応石は、HOLONにつながれていないと起動できないため。

【ミカ・中島】
「会長、爆弾を見つけました。カメラのところに戻って、視界を塞ぐように立ってもらえますか。」

【ジェーン・ドゥ】
「普通のスマホか…学園と通信できるんですか?」

【ミカ・中島】
とスマホで連絡する。

【GM】
学園ともつながりません。独漂周辺のみのようです(メールや音声)

【鳥居祭】
「了解」じゃあ、カメラのところに行って、一人芝居だけど…「環境団体、聞いているか?生徒会長だが、そもそもここの開発権は、生徒会の管理下にはないぞ?」

【GM】
祭がカメラの前で話し始めます。

【鳥居祭】
「何か不祥事でも起きれば、強権が発動して、そこから生徒会が絡むことになるかもしれないが…現状では、一部生徒の自主性から発生した、部活の延長線上での開発だ」

【ジェーン・ドゥ】
今のうちに確認 カバンをテレポートさせて宇宙へ放り出すことはできそうですか?

【GM】
可能です>超能力をつかえば。

【ミカ・中島】
状況が確認出来たら、バッグを下ろすように努力します。

【GM】
ミカは特図簡単値5で判定してください。
【ミカ・中島】
特殊図書館整頓隊:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:6,4,2)

【ミカ・中島】
ヒヒン

【GM】
では、バッグを取り外しました。

【ジェーン・ドゥ】
「解除できそうか?」

【ミカ・中島】
まずは格納庫の隅っこ、(可能ならば)カメラに映らない場所に移動させます。

【GM】
バッグを持って移動し、航宙機の脚が重なって死角になる場所にたどり着きます。

【鳥居祭】
「大体だ、ここは蓬莱学園の敷地の外だ。現状では生徒会の管轄外だ。状況を確かめるために来たばかりで、これから全部決まるんだ」

【ミカ・中島】
ではそこで解体を開始します。

【GM】
バッグを開けると、お粗末な造りですが、かなり強力な爆薬が入っています。重力がほぼ無い状態でなかったら、運ぶのが大変な量です。

では、特図簡単値5で判定してください。

【ミカ・中島】
「火薬の量は……ゾッとさせてくれる。それにくらべてなんだ、この起爆装置は。バカにしてるのか。」

【ミカ・中島】
蓬莱パワー、使用します。

【鳥居祭】
「私的に採掘している人間が、いる可能性は否定しない。しかし、組織だって資源採掘してるなら、もっとわかりやすく活動報告があるだろう。その辺、証拠を出すのが先じゃないか?少なくとも、生徒会は陰謀など絡んでいない」

【GM】
パワー了解です。

【ミカ・中島】
特殊図書館整頓隊:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目:5,4,4)

【ミカ・中島】
使った価値あるやんけ!

【GM】
では、起爆装置の解体に成功しました。

【ミカ・中島】
「メインの解体に成功です。そのまま偽交渉を続けてください。他の可能性がゼロではないので、基地の連中にここを捜索させます。」と会長に連絡します。

【ジェーン・ドゥ】
解体後の爆弾を 宇宙へ捨てたほうがよいのかの?そのほうが良ければ今のうちから宇宙へ投棄するが」

【ミカ・中島】
航空宇宙研の偉い人に連絡入れます。「すぐに大人数と共に格納庫に来てくれ!」

【GM】
では、しばらくすると航空宇宙研の面々がやってきます。

【ミカ・中島】
「一応重力はゼロじゃないからね。申し出はありがたいがやめておこう。」

【鳥居祭】
「そう、資源発掘しているなら、それは宇津帆島に持ち込まれるわけで、宇宙船の積載物の点検時点で見つかるはずだろう?委員会の範疇の活動だが、たかが100人乗りの宇宙船で、調査のための食糧を運ぶ時点で容量不足している宇宙船で、どうやって資源発掘したものを運ぶんだ?」

【ミカ・中島】
彼らに事情を説明して、簡単でいいから残りの機体や格納庫も捜索すること。すぐに爆薬を安全な場所に移すこと。そして起爆装置を分析にかけること。を指示します。あとカメラのデータ送信先の探知もね。

【GM】
祭が話をしている後ろで、航空宇宙研の面々による徹底的な捜索が行われ、例のバッグ以外の不審物は発見されませんでした。

爆薬は小型の航宙機に載せられて、安全な空域に移動させました。

【鳥居祭】
「環境活動したいなら、もっと大規模な輸送船が配属されるのを見てから、やった方がいいと思うぞ?」

【GM】
と祭が言ったところでカメラが床から外され、逆探のために運ばれて行きました。

そしてやってくる報道班。

【報道班員】
「会長自ら爆弾を解除されたとか?」「犯人との交渉はどうなりました?」「宇宙開発にこのまま進むつもりは?」がやがや。

【ミカ・中島】
こいつらww

【鳥居祭】
「今回の件は、間違いなく悪質なテロだが、資源採掘なんて言葉が出てきた以上、『10年前の有志生徒の間で』フロンティアの開発の発言が出た可能性はあるな。とりあえず、まだ生徒会はこの宙域の開発には絡んでいない。何もかもは、これから決まる」>報道班へのスピーチ

【鳥居祭】
「私は見当違いの船の捜索に行っていただけだ。一応交渉はしてみたが、向こうがどんな反応を返すかは、まだわからない」

【GM】
と、会見が始まったところで、エンディングのスタッフロールが流れてきます。

カメラの逆探ですが、またしても衛星をジャックしてのものだったようで、発信地の特定にはいたらなかったようです。

生徒会執行部と報道班は独漂にさらに一泊したあと、4隻とは別のジオロジカル級で帰路につきました。

【ミカ・中島】
残念、アジトへ突撃はできなかったな。

【ジェーン・ドゥ】
宇宙魔法使いへの進化はまだ遠かったw

【GM】
ジオロジカル級は独漂から離れた宇宙空間(といっても青空ですが)に現れた扉に飛び込み、

宇津帆島を遠く見下ろす空に出ます。

そして、ゆっくりと翼を傾け、飛行場へのアプローチに入りました。

これにて、本日のシナリオは終了です。

お疲れ様でした。

【鳥居祭】
お疲れさまでした

【ジェーン・ドゥ】
お疲れさまでした^^

【ミカ・中島】
リアルなメテオストライクが使えるようになるといいですなあ<宇宙魔法使い

【鳥居祭】
ふと思ったけど、想定以上の火薬があったの、それこそ採掘計画で使う予定のものだったんじゃないか?

【GM】
惑星開発には爆薬は必須ですから、いろいろ量があってもオカシクナイですね。

【ミカ・中島】
お疲れさまでした。

【ミカ・中島】
いやあ、一仕事してしまったww

【ミカ・中島】
ジェーンさんマジ感謝。出目が悪いのなんのww

【ミカ・中島】
テロと宇宙港はやっぱセットすね。

【ジェーン・ドゥ】
宇宙魔法使い 宇宙にいる魔法使いなのに まるで宇宙を使う魔法使いのようだw

【ミカ・中島】
グランドクロス時にしか発動しない究極魔法はよ。

【ジェーン・ドゥ】
お疲れさまでした たのしかったwありがとうですw

【ミカ・中島】
楽しかったです。ありがとうございました!

【鳥居祭】
惑星の軌道を自在に操って星刻すら自由にする魔法体系は存在する…

【ジェーン・ドゥ】
ブラックホールボール(初級)

【GM】
宇宙の舞台はおおむねこんな設定ですので、また閃きましたらお付き合いください。

では、本日はこれにて。

【鳥居祭】
ありがとうございました、ではー

【ジェーン・ドゥ】
おつー

【ミカ・中島】
というわけで落ちまする。

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最終更新:2023年11月13日 16:06