第001話『紅い、眼鏡』by鉄猫 2020/4/25

ジャンル


あらすじ

時は2020年4月。
蓬莱学園に入学する新入生たちを乗せた飛行船が宇津帆島に到着した。
係留されたとたんに公安委員会の洗礼を受けるPC達。相乗りした少女を捕らえるべく乗り込んできたようだが…
>>リプレイへ!

登場PC

+ ...
PC側登場人物で唯一の在校生。
ぐうたら巡回班士を自覚しているが、よく言えば人をよくわかっている男である。

+ ...
2020年度新入生。
表の顔はお料理研、その多趣味な性格を活かして潜入工作までやってのける。

+ ...
2020年度新入生。
入島早々トラブルに巻き込まる。
当初は紅美を意識していたように見えたが徐々にその対象が…?

主な登場NPC

+ ...
飛行船でPC達と同席した少女。そのトランクの中には指輪をした人間の左手が…
学園に来た理由もこの指輪に由来するらしいが…?

更に詳しい設定についてはこちらに!
蓬莱学園の予習!!

+ ...
公安委員会非常連絡局局長。
小物オブ小物に見えるが局長だからえらい。
紅美とそのトランクを追っているは明かされていないが、しょーもない理由であろうはずもない。
更に詳しい設定についてはこちらに!
蓬莱学園の予習!!

巡回班の田中さん
左門の上司、聡明な諸兄であればあの声と姿が目に浮かぶはずだ。
+ ...

登場応石

  • (つむじかぜ)

重要アイテム

  • ミイラ化した左手
  • 黄金の指輪



リプレイ

【GM】
それでは、皆さんお揃いになりましたので、早速ですが始めさせていただきます。ちょうど21時になりましたので。
あらためまして、GMをやらしていただきます鉄猫でございます。

【GM】
つたないGMではございますが、よろしくお願いいたします。

【椿敦也】
よろしくお願いします

露子・グーテラオネ
よろしくおねがいします

【相馬左門】
よろしくお願いいたします。

【GM】
それでは、時は2020年4月8日夜。羽田空港から宇津帆島に向かう飛行船の中に皆さんはおります。

【露子・グーテラオネ】
なるほど、着いてスタートじゃないんですね。

【椿敦也】
飛行船の中でも何か起きますか

【GM】
ゴンドラには、皆さんの他に数人の生徒が乗っています。飛行船はそろそろ宇津帆島上空に到着する予定になっています。

【相馬左門】
飛行船ということは刀を持ち込めていない?

【露子・グーテラオネ】
飛行船とか乗る機会そうそうないでしょうから、キョロキョロしてます

【GM】
窓の外には、暗い太平洋の真ん中にぽつりと灯る人工の光が。

【GM】
刀は持ち込めております。

【椿敦也】
翼(飛行船だからない)よ、あれが宇津帆の灯だ……

【GM】
きょろきょろしている露子は、ゴンドラの一番後ろの席にの脇に大きな革のトランクが置かれているのに気づきます。

【相馬左門】
ホッとしました。ホッとしたので安酒をぐびぐびやってよう

【露子・グーテラオネ】
誰か持ち主が周囲に居る感じですか? 近くに人は居ますか?

【椿敦也】
(なんか持ち主の見当がついた気がする……)

【GM】
トランクのすぐ横の席に、一人の女生徒が座っています。赤い縁の眼鏡をかけた長い黒髪の少女です。

【露子・グーテラオネ】
大きな革のトランクって、どれぐらい大きいですか? 女生徒と比較して

【GM】
彼女は、窓の外を眺めており、特にゴンドラの中の方には興味が無いようです。

【GM】
女性用としては大きいものですが、そんなに大きいもの(人が入っているとか)ではありません。

【GM】
かなり使い続けているのか、かなりよれよれです>トランク

【露子・グーテラオネ】
なるほど、せいぜい40リットル程度って感じですかね。

【椿敦也】
彼女に全員気づいてますか?露子さんだけ?

【GM】
今のところ露子さんだけです。

【椿敦也】
了解です

【GM】
左門さんは、そろそろ酔いが良い感じに回ってきたとこですね。

【露子・グーテラオネ】
じゃあ自分彼女に向かって近づいていきますね

【GM】
露子さんが近づくと、彼女は視線をそちらに向けます。

【少女】
「何か?」

【露子・グーテラオネ】
声をかけます
「こんばんは~」

【少女】
「こんばんは。もうすぐ島に着きますね」

【露子・グーテラオネ】
「飛行船、すごいですよねー。私乗ったの初めて」

【椿敦也】
あ、それじゃ会話する声が聞こえたので「おや?」って感じで読んでた本から顔を上げます。

【少女】
「あの明るいところが新町。そして、その奥に見えるのが蓬莱学園……」

【相馬左門】
背景でモブ化してうとうとしてます←ぼんくら

【少女】
「飛行船に乗るのは、私もはじめてです」彼女たちの会話は敦也にも聞こえてきます。

【露子・グーテラオネ】
「わー けっこう大きい島ー」
少女が指す方向を一緒に眺めて、へぇぇぇって関心します

【椿敦也】
つられて外を見ます

【GM】
飛行船は新町上空を越え、飛行船発着場へ。係留塔に接舷します。

【GM】
真下には明るい新町が見えます。

【露子・グーテラオネ】
「着いたねー。これからここでの学園生活がはじまるのかー」

【少女】
「そうですね……」

【相馬左門】
無事についた……だ、と……

【椿敦也】
読んでた本を閉じてリュックにしまって、よっこらしょと背負って……

【GM】
いなや、

【露子・グーテラオネ】
「私露子、1年生。あなたは?」
挨拶はちゃんとしよう

【少女】
「わたしは……」

【GM】
と、言い終えるまえに、ゴンドラのドアが開き、黒メガネの学園生徒(数人)が入ってきます。

【椿敦也】
うわー、悪人面、とか思ってます

【寒戸文明】
「私は公安委員会非常連絡局局長の寒戸文明である。みんなうごくな!」

【露子・グーテラオネ】
「公安ってなんですか?」

【椿敦也】
(マンボに合わせて踊りそう……)←プレイヤー発言

【露子・グーテラオネ】
新入生にそんなこと言われてもわからないのであるw

【GM】
彼はスマホを見ながら、乗客を一人ずつ見回しています。

【相馬左門】
酔った勢いで絡みます>黒メガネ

【寒戸文明】
「まぁ、学園の警察のようなものだ。動かなければすぐにすむ」

【寒戸文明】
「おっ、これは校内巡回班の相馬左門……酔っているな」

【相馬左門】
「うっせー、バーカ! しんきくせえ顔しやがって」

【相馬左門】
質が悪い酔っ払いです。トラ箱に送りましょう

【寒戸文明】
「それはお互い様だ。今は君に用事は無い。彼女を探している」

【GM】
と、文明はスマホを見せます。

【露子・グーテラオネ】
「彼女さん? 彼女さんに逃げられたんですか? 駄目ですよ?」
スマホ見る前に軽口を

【GM】
スマホには、中学生の制服姿の少女の写真が映っています。

【相馬左門】
「wwwwww」ゲラゲラ笑う

【寒戸文明】
「何が、そんなにおかしいのかね?」

【相馬左門】
「ここ一応東京都だから淫行は条例に引っかかるぞ?」

【相馬左門】
蓬莱学園だからほぼ関係ないが

【寒戸文明】
「彼女は学園に大変影響を及ぼす恐れがあるのだ」

【寒戸文明】
「なので、水際で検挙したい」

【GM】
さすがにここまで声が大きいので、全員が気づきます。

【椿敦也】
「ふーん、何をやらかした、いや、やらかすんです?」と、立ち上がります

【GM】
スマホの写真は、トランクの脇に座る、少女のものです。

【露子・グーテラオネ】
ああ、まあそうですよね。多分私の近くに居ますよね。

【寒戸文明】
「それは彼女自身が知っていることだ」

【寒戸文明】
「見つけた、ぞ」

【GM】
文明は、トランク脇の少女に視線を向けます。

【露子・グーテラオネ】
喋った女性との後ろにいるんだからして、見つけれなければ節穴なんだよなぁ……

【寒戸文明】
「さて、大人しくついてきてもらおうか? お返事は?」


【GM】
そう文明が言うと、少女はトランクをつかんで立ち上がります。

【露子・グーテラオネ】
「えっ、中学生だったんだ! 見えないなー!」
文明は無視して少女に喋りかけますよ

【GM】
そして露子に視線を向けます。

【少女】
「私も今年入学したの。こんな顔合わせは残念だけど」

【少女】
というなり、周囲の空気が爆発します!

【露子・グーテラオネ】
「じゃあ新入生だ! 同い年ね!」

【露子・グーテラオネ】
「ってきゃあああ」

【露子・グーテラオネ】
表情が変えれなかったw
※TRPGスタジオの表情変更機能の事と思われる

【GM】
ゴンドラの中を猛烈な空気の渦が通過し、ゴンドラの壁を突き破ります。

【相馬左門】
「!」さすがに酔いもさめる

【椿敦也】
すてん、とひっくりこけたはずみにトランクのそばまで転がっていきます

【GM】
そして、その穴に少女は身を投じます。

【露子・グーテラオネ】
壁突き破られたらすごい振動だったり色々しますよね?

【露子・グーテラオネ】
(ぉぉぅ……)

【GM】
敦也の目の前で少女は暗闇に消えていきます。

【椿敦也】
追跡妨害のため、起き上がるふりをして、文明の足にしがみつきます

【寒戸文明】
「あ、ああっ……逃がすかっ! なにかが足に脚に」

【露子・グーテラオネ】
音はすごいですか?

【椿敦也】
「ひどいなぁ、ボクは窓の外にはいませんよ」と文明のズボンを引っ張りつつ立ち上がろうとします

【GM】
音は不思議なほど静かです。

【GM】
文明のズボンを半分ずらしながら敦也は立ち上がります。

【椿敦也】
(註・ヘンな趣味はありません)

【露子・グーテラオネ】
困惑気味なので特に行動は起こしません

【GM】
黒メガネたちは、慌ててゴンドラから係留塔へと出ていきます。

【椿敦也】
ずり落ちかけたズボンのすそを踏んづけたりしてw

【GM】
文明は時間をかけてズボンを直しています。

【GM】
ゴンドラの中は異様な静けさだけが漂っています。

【露子・グーテラオネ】
特に拘束とかなにもないのであれば、上陸していいのかなコレ

【椿敦也】
時間は稼げたかな……と思いつつ、さっきの大穴のところまで引き返します

【相馬左門】
「どうしたもんか。一応上に報告せんと行かんかなー。怒られるよなーめんどくさいなー」と言いつつ自分も出ていこうとします

【寒戸文明】
「くそっ」

【GM】
文明は出ていきます。

【露子・グーテラオネ】
残った学生放置か公安w

【GM】
ゴンドラの中は安どの空気が流れています。特に問題なく上陸できます。

【GM】
学生は放置です>公安

【椿敦也】
「気になるんだよなー、あれだけの指向性を持つ爆発物……」と、穴の周囲を調べたいんですが、時間はあります?

【GM】
時間はあります。感性の簡単値7で判定してください。

【椿敦也】
【3d6】を振りました。結果は「9」です。(各ダイス目:4,3,2)

【GM】
爆発物を使用した形跡はありません。

【椿敦也】
およ!?

【GM】
物凄い風圧でゴンドラの外壁が裂けた、というのがわかります。

【椿敦也】
「……なるほど、それで妙に静かだったのか……」

【GM】
ようやっと飛行委員会の面々が慌てた様子でやってきます。

【GM】
乗客を誘導して飛行船から降ろします。

【露子・グーテラオネ】
降ろされます

【GM】
特に行動が無ければ、全員無事に学生寮まで行けます。

【露子・グーテラオネ】
女子寮までに、一応周囲を気にしてさっきの子見つかんないかなあ、ぐらいの感じでキョロキョロしつつ移動します

【GM】
特に見つからないようです。

【椿敦也】
こちらは男子寮なので見つかるはずもなく。素直に寮に行きます

【露子・グーテラオネ】
ですよねー。期待はしていなかった

【相馬左門】
帰宅途中の公衆電話から校内巡回班の上司にさっきのことを口頭報告。都合が悪いことを追及される前に電話が(金欠により)切れます

【露子・グーテラオネ】

【巡回班の田中さん】
「何なに? あ、相馬さん勝手に動かな……」

【椿敦也】
ぷつっ、つーつーつー……w

【GM】
さて、こうして宇津帆島最初の夜、もしくは久しぶりの夜は過ぎていきます。



【GM】
さてさて、時間は進みまして。

【GM】
事件から数日たち、皆さんはクラブや委員会に入りまして、例のコロナワクチンを接種したりもしました。
※入学場面からなので劇中でワクチン接種

【椿敦也】
人間レーダーになりましたw

【GM】
さて、そんなある日の夜。

【GM】
敦也が部屋で研究に勤しんでいると。

【椿敦也】
ハイ

【GM】
突然猛烈な旋風が室内に巻き起こります!

【椿敦也】
「うわ、うわわ!」とメガネ吹っ飛ばされます

【GM】
風が静まり、部屋の中はめちゃくちゃ(元からかもしれませんが)になっています。

【椿敦也】
「眼鏡、眼鏡……」ごそごそ。

【GM】
メガネをようやく見つけ、掛けなおして見上げると、部屋の中に黒髪の少女が立っています。

【椿敦也】
「き、君は飛行船の……」

【百目紅美】
「……突然で悪いんだけど、今夜だけここに匿ってもらえないかな?」

【百目紅美】
「私の名前は百目紅美」

【椿敦也】
「それはいいんだけど……あ、ボクは椿敦也」

【椿敦也】
と、ここでがばっと顔を上げて、

【GM】
彼女は片手にモーゼル自動拳銃を、もう片手にはトランクを持っています。

【椿敦也】
「やっぱり風だよね、さっきの! 飛行船でもカマイタチで壁をぶち破ったんだよね! 何! どんな機構で発生してるの!」

【百目紅美】
「それは……」

【椿敦也】
と、手を取らんばかりの勢いで詰め寄ります

【GM】
というかいなや、彼女は力を失って倒れます。

【椿敦也】
「ちょ、ちょっと、どうしたんだよ!?」

【GM】
気絶したようです。

【椿敦也】
おろおろしつつその辺のガラクタをどけて布団を敷いて、彼女を寝かせます

【椿敦也】
布団は1組しかないので自分は徹夜決定w

【GM】
紅美は眠っています。時折歯ぎしりをしますが。時間は1時間ほど経過します。

【GM】
目の前には、寝ている紅美とトランクがあります。

【椿敦也】
ぼけーっとしてるのもなんなので、その辺を見苦しくない程度に片づけたり、タオルを絞ってきて額に乗っけたりしてます

【椿敦也】
トランクに興味はあるけど、「いやいやいや、他人の持ち物に手を付けたりしちゃダメだから!」と自制してます

【GM】
さて、そうやっていると、どこからか重苦しい声が聞こえてきます。

【椿敦也】
聞き耳立てます

【謎の声】
「……ここから出せ……力をくれて……共に……」

【椿敦也】
「え? 何? どこからって?」

【GM】
声はトランクの中から聞こえてきます。

【椿敦也】
自制心と葛藤して、眠ってる彼女に声をかけることを選びますw

【GM】
さて、左門さんですが、隣の部屋がうるさいです。

【相馬左門】
はい?

【GM】
何やらさっきからどたばたやっております。

【GM】
今さっき「え、何? どこからって?」という声も聞こえました。

【GM】
時刻は2時半ごろです。

【相馬左門】
「うるさいぞ、静かにしろ」と注意するために入室しようとします

【椿敦也】
部屋に女の子がいるのがバレたらやっかいなので、自分だけ部屋の外に出ます

【GM】
左門が怒鳴り込もうとすると、敦也が外に出てきます。

【椿敦也】
「すみません、研究してたらちょっと素材が暴走しちゃって……あ、ボク狂科なんで」

【GM】
左門は巡回班の簡単値5で判定してみてください。

【相馬左門】
「寮で狂科が実験だと……許可は取ってないな? 機材は一次没収だ」と入室しようとします(笑)

【椿敦也】
「いやいや、機材なんて中古の扇風機だけですよ! ボクの研究は粘菌なんで、どの程度の風圧に耐えるかと……」

【椿敦也】
(今日つけた設定で、狂科部員としての研究テーマは粘菌とAIの融合ということにします)

【相馬左門】
【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,4,2)

【GM】
左門は気づきます。恵比寿寮には無い「匂い」を。

【GM】
部屋の中から、女の子のにおいがしてきます。

【露子・グーテラオネ】
クンクン……これはおにゃのこスメル!

【椿敦也】
「あっ、あのっ、扇風機は弁天寮の廃棄物置き場から持ってきたんですよ!」

【椿敦也】
「匂いはそのせいですよ、うん!」

【GM】
左門が力ずくで敦也を押しのけようとするなら、筋力の簡単値5か、巡回班7で。

【相馬左門】
「この匂いは……そうか、まー仕方ないよな。うん。俺も鬼じゃないから。」なにかを求めるジェスチャー。連れ込みか下着泥かそれが問題だ(笑)

【椿敦也】
「うう、しかたないな……」と、1000円渡します

【GM】
左門はアイテム「1000円」を手に入れました。

【相馬左門】
「今夜中に処理しておけよー」と言って引き下がります(下着泥の方と判断した模様)

【椿敦也】
「おつかれです~」と、もうひらがな喋りで部屋に入り、へたへたと座り込みます

【GM】
さて、隣の巡回班士は部屋に戻り、敦也は解放されます。

【GM】
敦也は感性簡単値3で判定してください。

【椿敦也】
「ふー、今月厳しいんだけどな……」

【椿敦也】
【3d6】を振りました。結果は「11」です。(各ダイス目:5,3,3)

【椿敦也】
失敗してますね

【GM】
部屋にいると、どうしてもトランクに眼がいってしまいます。

【椿敦也】
「いやいや、ダメだ、他人の物なんだぞ……」

【GM】
どうしても開けてみたくなっています。

【謎の声】
『……ここから出……共に……』

【椿敦也】
「だーっ!」と髪の毛かきむしって、彼女を揺さぶります

【GM】
紅美は力なく揺さぶられます。

【椿敦也】
「ねえっ! 君のトランクから何か聞こえるんだけど、何なのあれ!」

【GM】
そうすると、紅美が目をさまします。

【椿敦也】
「ねぇっ! 何なのあの声!」

【百目紅美】
「……あなたにも聞こえるの?」

【椿敦也】
「……え? うん、なんか、ここから出せとか、力がどうとか……」

【百目紅美】
「……そう。それは……」

【GM】
といって、紅美はトランクを開けます。

【椿敦也】
背後から覗き込みます

【GM】
中には、黒い鎧のようなもの機関銃。それに、人間の左手が入った透明なケースが入っています。

【椿敦也】
「な……何これ……」(SANチェックしたいw)

【百目紅美】
「これが私がこの学園に入学した理由なの」

【椿敦也】
「この手が? それともこの鎧みたいなの?」

【百目紅美】
「この手と指輪をあるべきところにもどすために」

【椿敦也】
「……そっか。何かわかんないけど、とにかく厄いものなのは間違いないみたいだね」

【GM】
言われるとわかりますが、左手の人差し指に金色の指輪がはまっています。

【椿敦也】
「……これ……この指輪……? さっきからボクに……?」

【百目紅美】
「そう。私にも話かけてくるの、この指輪が」

【椿敦也】
「暗闇の中につなぎ止められたくないなぁ」と、混乱のあまりワケのわからないことをw

【百目紅美】
「どこにどうやって返せばいいのか……その手掛かりを捜しにきたの」

【椿敦也】
「……ボクに……手伝えることはある?」

【百目紅美】
「……まだここに来たばかりで、右も左もわからないの。できたら手伝ってほしいの」

【百目紅美】
「これをどうにかする方法を知ることを」

【椿敦也】
「来たばかりなのはボクも同じだけど、何かやれるかもしれないね」

【GM】
さて、左門はこの会話が全部聞こえております。

【GM】
恵比寿寮の壁は薄い一枚板なので、静かな夜の会話なぞ筒抜けであります。

【椿敦也】
新入生なので、そんなこととはつゆ知らずw
声を潜めることもなくしゃべってました

【椿敦也】
「かくまってほしいって、誰から?」

【百目紅美】
「公安委員、寒戸文明から」

【椿敦也】
「あいつか……なんかヤな奴だと思ったけど、やっぱりヤな奴なんだ」

【椿敦也】
とりあえずその夜は彼女に布団を貸して、自分は徹夜です

【GM】
さて、特に行動がなければ朝になります。

【露子・グーテラオネ】
自分は路上をウロウロしています

【相馬左門】
(しまったー連れ込みのほうだったか―。千円じゃ割に合わんがフォローしてやらんとな―)もらうものもらったので

【相馬左門】
では、隣室に2人分朝食を届けてやろう

【GM】
露子は、路上をうろうろしつつも、お料理研の装甲屋台の手伝いをしております。

【椿敦也】
「そういえば隣は巡回班の人だったな。手伝ってもらえるかもしれない」

【椿敦也】
「学園内には詳しいはずだよ」

【GM】
左門は学食横丁に行き、いつもの屋台で朝食を調達します。

【露子・グーテラオネ】
朝日を眺めつつ夜明けの珈琲で一息。ふーっ

【椿敦也】
徹夜で頭がボケてるので、朝食のことまで気が回ってませんw

【GM】
露子の屋台に巡回班の人がやってきます。

【露子・グーテラオネ】
「おはようございました! 景気はどうですか?」

【相馬左門】
「ぼちぼちだな。3人分頼む」

【露子・グーテラオネ】
うどんとスシを左門に差し出します

【露子・グーテラオネ】
スシは4つです

【GM】
1000円でちょうど3人前になります。

【露子・グーテラオネ】
「巡回班の人、ずいぶん大食いなんですね!」
自分のことを棚において言います

【GM】
一人では持ちきれない分量ですね。

【相馬左門】
「……まぁ、1食分得したんだしいいか」

【相馬左門】
あの場にいた子だと気づいていいんでしょうか?

【GM】
いいですよ。

【相馬左門】
では、「ちょうどいい。寮まで出前を頼めないか。」とお願いします。縁だしメタ的に巻き込みたい(笑)

【露子・グーテラオネ】
朝はまだすこし肌寒いので怪人ブランケットです

【GM】
お料理研の部員が出前で男子寮に入るのは普通です。

【露子・グーテラオネ】
「出前ですかー。先輩ー! ちょっと出てきますねー」

【GM】
そうやって朝ご飯を提供しております。

【お料理研の先輩】
「いいよー。今はまだ暇だし」

【相馬左門】
おお、あ、さよなら、アイテム「1000円」

【露子・グーテラオネ】
先輩に断って、おかもち付き自転車にごはんのっけて着いていきますよ

【GM】
二人は無事に恵比寿寮の敦也の部屋に到着します。

【椿敦也】
ノックに気づいて、警戒しつつ「はい?」

【露子・グーテラオネ】
「へー、ここが男子寮なんだー」

【露子・グーテラオネ】
「おじゃましまーす」

【椿敦也】
「え? あれ、君、飛行船で……?」

【椿敦也】
と、はっと気づいて紅美さんのほうに振り向きます

【相馬左門】
「飯だ。男子寮にプライバシーはないんだから連れ込みするなら気をつけろよ」先輩ムーブ

【百目紅美】
「あ、あなたは。あの時の」

【露子・グーテラオネ】
「え、ああ、おはようございます。へぇぇ。奇遇ですねー」

【椿敦也】
「つ、つれこみ……」あわあわしてます

【露子・グーテラオネ】
後ろの紅美さんを見て
「あ! こないだの! わぁ、どうしたの?」

【百目紅美】
「……ちょっと、いろいろとありまして……」

【百目紅美】
「とあることを手伝っていただきたいと、相談に……」

【椿敦也】
「紅美さん。この際だから、この人たちにも手伝ってもらおうよ」

【露子・グーテラオネ】
なんか適当な勘違いムーブを発動させて、お顔を真っ赤にしておきます

【椿敦也】
さらっと名前呼びしてますが、天然ですw

【露子・グーテラオネ】
紅美さんに近づいて耳打ちヒソヒソ
(……え、あの後あの人と付き合いだしたの?)

【相馬左門】
(事情は昨夜知ったが仲を勘違いもしている)

【百目紅美】
「……あ、いえ、あの……」

【露子・グーテラオネ】
(そんなに日もなかったと思うんだけど、急展開ね……)

【椿敦也】
3人を交互に見て、2人に勘違いされてそうなことに気づいて顔を真っ赤にする

【GM】
と、ほんわかしたムードが流れている恵比寿寮の部屋に!

【露子・グーテラオネ】
かるく肘でつっついておきます

【GM】
公安委員が大挙してなだれ込んできます!

【露子・グーテラオネ】
ちょっとまったぁ! GM!

【露子・グーテラオネ】
人間レーダーさんが居ると思うんですが気づかないんですかコレ

【椿敦也】
おお! いわれてみれば!

【GM】
そうですね。では、時間を巻き戻して。


【露子・グーテラオネ】
冷やかされてる紅美さんは気づけないでいいと思いますw

【椿敦也】
「……ちょっと待って。のんびりしてる場合じゃない」

【GM】
ほんわかしたムードが漂う恵比寿寮に近づく、数輌の装甲車……

【椿敦也】
「大量の熱源を感知。装甲車サイズだよ」

【露子・グーテラオネ】
ものものしい……

【GM】
敦也は気づいてしまった。寮が包囲されつつあることを。

【椿敦也】
「方向から言って多分ターゲットはこの部屋!」

【椿敦也】
「紅美さん、あの風起こせる!?」

【露子・グーテラオネ】
(紅美ちゃんって言うんだ……)

【GM】
紅美が行動を起こそうとする寸前に、窓から投げ込まれる催涙弾!

【椿敦也】
応石使えます?

【椿敦也】
木なんで木製バット出してかっ飛ばそうかと。

【GM】
機敏の簡単値4で判定してください。

【椿敦也】
【3d6】を振りました。結果は「12」です。(各ダイス目:6,5,1)

【椿敦也】
ダメですね

【GM】
バットを抜き出し、豪快にホームランを放とうとするも、三振!

【GM】
もうもうと立ち込める煙!

【椿敦也】
げほげほ

【露子・グーテラオネ】
えー、じゃあ自分水かけたいです催涙弾に

【GM】
全員、健康の簡単値7でまず判定してください。

【椿敦也】
【3d6】を振りました。結果は「11」です。(各ダイス目:6,3,2)

【露子・グーテラオネ】
【3d6】を振りました。結果は「11」です。(各ダイス目:5,3,3)

【椿敦也】
惜しい、1オーバー

【相馬左門】
【3d6】を振りました。結果は「14」です。(各ダイス目:6,4,4)

【露子・グーテラオネ】
自分成功してます

【GM】
成功した人は、1回何らかの行動ができます


【相馬左門】
ギリギリ成功

【露子・グーテラオネ】
じゃあ応石水なんで、ピューっと水かけますよ。
なんかそういうの動画でみました

【GM】
では催涙弾に水をかけます。煙がわずかに薄れます。

【相馬左門】
脱出路を確保しようとします

【GM】
左門がドアを開けると、煙が廊下へと流れだしていきます。

【寒戸文明】
「情報に間違いはなかったようだな!」

【椿敦也】
「あ! ズボンずり落ちたカッコ悪いヤツ!」

【露子・グーテラオネ】
「あ、変な人だ!」

【GM】
窓から数名の公安委員を連れた文明が入ってきます。

【GM】
そして、トランクをひっつかみます。

【椿敦也】
飛び掛かりたい……けど判定失敗してる……

【露子・グーテラオネ】
そこにも水をぶっかけましょう水流は強めで

【GM】
では、水をかける場合は器用簡単値5で判定してください。

【露子・グーテラオネ】
ははは器用は6!

【露子・グーテラオネ】
【3d6】を振りました。結果は「14」です。(各ダイス目:6,5,3)

【露子・グーテラオネ】
くっ失敗!

【GM】
水は明後日の方に飛んでいき、文明はトランクを持って窓から出ていきます!

【椿敦也】
木刀を出して相馬さんにパス!

【GM】
紅美はげほげほしています。

【GM】
木刀を咄嗟に投げ渡すには、器用簡単値5で判定してください。

【椿敦也】
【3d6】を振りました。結果は「8」です。(各ダイス目:4,3,1)

【椿敦也】
成功!

【椿敦也】
器用は7あるんだよ~

【相馬左門】
取って文明に切りかかろう

【GM】
では、木刀が左門の手に渡りました。

【GM】
では巡回班簡単値6で判定してください。

【相馬左門】
可能なら手を打ち据えてトランクを手放せたいけど

【相馬左門】
【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:6,5,1)

【露子・グーテラオネ】
(ふと思ったけどあつしくんの部屋水浸しだ……)

【寒戸文明】
「ぐはっ!」


【椿敦也】
あつやくんですよ~

【露子・グーテラオネ】
(あっくんだ!)

【GM】
後頭部をしたたか打ち据えられた文明は、梯子から落下します。トランクごと。

【椿敦也】
ツタを生やしてトランクをからめ取れますか?

【GM】
催涙弾の効果が続いていますので、そこまではできません。

【椿敦也】
ゲホゲホw

【露子・グーテラオネ】
なんかこの部屋にあるタオルかなんかを水に浸して紅美ちゃんに渡したいです

【露子・グーテラオネ】
自分は自分のハンカチを水に

【椿敦也】
「あ、タオル?えっと……げほげほ」

【GM】
手当などをして、催涙弾の効果は30分ほどでなくなります。

【椿敦也】
「トランク、取り戻さなきゃ」

【相馬左門】
一応上司に報告。不可抗力と主張

【GM】
恵比寿寮中、えらい騒ぎになっております。(催涙弾で)

【椿敦也】
「とりあえず、今ならどさくさ紛れに脱出できると思う」

【巡回班の田中さん】
「相馬さん、それはあなたの責任ですよ。なめられたら落とし前はつけないとうんぬんかんぬん」

【百目紅美】
「…………」

【露子・グーテラオネ】
「もう大丈夫?」紅美さんを気遣います

【相馬左門】
「よし、言質は取った。俺の責任で公安に喧嘩を売っていいと上司の黙認取れた」

【GM】
敦也が紅美を見ると、紅美の顔に「なめたことしてくれたわね」という意味合いの笑みが浮かんでいるのがわかります。

【露子・グーテラオネ】
(おお、バトル系女子だ……)

【椿敦也】
「まずトランクだ。それから潜伏場所を探そう」

【露子・グーテラオネ】
(まあモーゼルもっててバトル系じゃないってどうなんだって話ですがw)

【百目紅美】
「あのトランクを文明に渡したままにはできないわ」

【椿敦也】
レーダー起動します

【露子・グーテラオネ】
「え、何、潜伏したいの? 出来るよ、潜伏」

【GM】
寮の周囲には登校のために移動する数万の生徒が。その反応があります。

【椿敦也】
そうでしたw>数万の生徒

【百目紅美】
「潜伏? 逆よ。トランク、いや、あの手と指輪を取り戻さないと」

【椿敦也】
「うん、最優先はトランクだね」

【相馬左門】
「ああ、舐められっぱなしじゃあ、この学園じゃあ生きていけないからな」同意

【露子・グーテラオネ】
「潜伏する時は言ってね、お手伝い出来ると思う」

【椿敦也】
「紅美さん、ボクのレーダーじゃ反応が拾えないけど、見つけられる?」

【百目紅美】
「私が父から聞いた話だと、あの左手は『南郷君武』という学園にゆかりのある人物のモノだと言うの」

【百目紅美】
「……もちろん。トランクの在りかはわかるわ」

【露子・グーテラオネ】
(うへえ)

【椿敦也】
「聞いたことないけど、あの指輪の持ち主ならさぞかしとんでもないヤツなんだろうね」

【露子・グーテラオネ】
「ところで指輪とか手ってなぁに?」

【相馬左門】
「そいつはいい。飯の恨みは大きいんだ(サメのような笑み)」当然朝飯ぐしゃぐしゃだよね

【GM】
残念ながら、二つで十分な朝ご飯は手つかずのままぐちゃぐちゃです。

【椿敦也】
(……ボクの1000円のなれの果て……)

【露子・グーテラオネ】
同じ場所に居ませんでしたのでね。情報をもらわないとです

【百目紅美】
「私がこの学園に来た理由。それは、あの手と指輪をあるべきところに戻すこと」

【椿敦也】
「まず場所を変えよう。それから話してよ」

【百目紅美】
「どこに行けば……」

【相馬左門】
「……それにしてもSS案件とはやっかいだなぁ。」←90年動乱の概況は聞き知っているかな?

【椿敦也】
「えっと、君(と、露子さんのほうを向いて)。場所に心当たりあるんだよね?」

【GM】
巡回班ですから、当然です。>SS案件

【露子・グーテラオネ】
「テントあるからどこにでも本拠地を作れるよ」

【GM】
具体的に大丈夫な場所を指定する場合は、路上研簡単値7で判定してください。

【露子・グーテラオネ】
探検部・路上観察研・民族研なめんなー

【露子・グーテラオネ】
全部それっぽいクラブなので簡単値もうちょっとまかりませんか

【露子・グーテラオネ】
【3d6】を振りました。結果は「6」です。(各ダイス目:3,2,1)

【GM】
クリティカル!

【露子・グーテラオネ】
まからなくても行けましたw

【GM】
絶対安全な場所は「お料理研」の部室です。

【GM】
人の出入りが多く、立ち聞きしているような暇な人もいませんので。

【露子・グーテラオネ】
「じゃあ私に付いてきてー」

【椿敦也】
紅美さんに手を貸して立ち上がらせて、ついていきます

【GM】
とくに問題もなく、理系クラブ会館内「お料理研」部室に到着します。

【椿敦也】
……もしかして、みんなずぶぬれなんじゃ?

【GM】
今は授業中なので、部室には誰もいません。

【GM】
そこまでずぶぬれになるほどの水は出てないので大丈夫です。

【椿敦也】
ほっ

【露子・グーテラオネ】
敦也くんの部屋の畳が大変なことになってるだけです多分
(勝手に和室にする)

【GM】
恵比寿寮の部屋は4畳半の畳部屋です。

【露子・グーテラオネ】
冷蔵庫にある適当な材料を使って皆にご飯を振るまいますよー

【百目紅美】
(食事をとりながら)「どこから話せばいいかしら?」

【椿敦也】
「まず自己紹介じゃない?フルネーム知ってるの多分ボクだけだよ」

【百目紅美】
「そうね。私の名前は百目紅美。1年癸丑組」

【椿敦也】
「ボクは椿敦也です」

【椿敦也】
「1年丁未組」

【露子・グーテラオネ】
「1年壬戌組、露子グーテラオネね」

【相馬左門】
「2年戊辰 相馬左門」

【百目紅美】
「皆さん、よろしく」

【露子・グーテラオネ】
「よろしくね! 百目さん!」

【露子・グーテラオネ】
「……と皆」

【椿敦也】
(今まで自分がさらっと名前呼びしてたことに今更気づいて赤面)

【相馬左門】
「おう……しかし、まぁ、SS案件とは大昔の話だがとんでもない爆弾持ち込んだなぁ、あんた」

【椿敦也】
「SS案件?」←新入生なので知らない

【百目紅美】
「……亡くなった父から託されたものです」

【露子・グーテラオネ】
「サイコソルジャー案件?」

【露子・グーテラオネ】
(同じくわからない)

【椿敦也】
「サイコはPでしょ?」←空気読めない

【百目紅美】
「今から30年前の1990年に、この学園であった大きな騒乱に関したもの。それがあのトランクに入っているの」

【椿敦也】
「30年前……そんな前のものが」

【百目紅美】
「あの手は、SSと呼ばれた生活指導委員会の指導者『南郷君武』のモノで、私の父が90年に島外にそれを持ち出したんです」

【露子・グーテラオネ】
「30年前! おじいちゃんおばあちゃんの時代じゃない!」
(参加者の心をえぐっていくスタイル)>(おいやめろ)

【椿敦也】
(ぐっさ!)←的確に射抜かれたN90参加者

【百目紅美】
「あの手と、そこにはめられた指輪……それをあるべきところに戻すために、私はここに入学したんです」

【相馬左門】
俺はまだ大丈夫←NGS94からの新参(笑)

【露子・グーテラオネ】
「見てないからわかんないけど、手とか指輪とかって、所謂ほんものの手?」

【椿敦也】
「……本物、だったよ。ボクは見たから」

【百目紅美】
「そうね。毎晩となく語り掛けてくるから」

【露子・グーテラオネ】
「わぁ……グロい……」

【露子・グーテラオネ】
「か、語りかけてくる? 手が? 指輪が?」

【露子・グーテラオネ】
(顔色真っ青ですオバケこわい)

【百目紅美】
「あの指輪よ」

【椿敦也】
「そう。ボクにも聞こえた」

【百目紅美】
「父は『支配の指輪』と呼んでいたわ」

【百目紅美】
「このまま文明の手に渡ったままになっていたら、大変なことになる。だからすぐ取り戻さないと」

【椿敦也】
「く……百目さん、トランクのありかはわかるんだよね?」

【椿敦也】
(また名前呼びしそうになって顔が赤くなってる)

【百目紅美】
「在りかはわかっているわ。あの高い建物……」

【露子・グーテラオネ】
「大変ってどう大変になっちゃうかな。あと、とある所に収めるっていうのは、どこなのかしら」

【百目紅美】
「トランクはあの建物。委員会センターにあるわ」

【露子・グーテラオネ】
(委員会センターと今いる理科棟それなりに近いんじゃが…)

【椿敦也】
「委員会センター……ボクは図書委員でもあるから行ったことはあるけど……」

【百目紅美】
「まだどこにどうやって持っていくかはわからない。それを探すのも私のこれからの役目」

【相馬左門】
「(文明にトランクはゆだねられないのはその通りだが、この少女がSS残党でないという証拠もない。というか黒に近いグレーだよな)」

【椿敦也】
旧SS本部って、現在はどうなってるんでしたっけ?

【GM】
左門の目には、紅美がほほ笑んでいるのがうつっています。

【GM】
旧SS本部は取り壊せないまま、そのまま残っています。

【GM】
中身は廃墟になっています。>SS本部

【椿敦也】
「目と鼻の先なんだから、いっそ旧SS本部に潜むのはどうかな? 灯台下暗しってことで」

【百目紅美】
「いいえ。今から委員会センターに行くわ。一秒でも早く取り戻さないと」

【椿敦也】
「じゃあちょっと待ってて」と狂科部室に駆け込んで適当にいくつか道具を持ち出します

【露子・グーテラオネ】
「なんの準備もしないでいきなりいって大丈夫な場所なの?」

【百目紅美】
「切り札が無いわけじゃないわ」

【百目紅美】
「私には、応石があるから」

【椿敦也】
「応石ならボクたちもあるけど……たいしたことできないよ?」

【露子・グーテラオネ】
「ああ! あの飛行船の?」

【百目紅美】
「私のはこれ」

【GM】
と言って、紅美は右手の手袋を差し出す。そこには『飆』という文字が浮かび上がる石のようなものが。

【露子・グーテラオネ】
「私のは放水車ぐらいの勢いがないとちょっと使えなさそうね」

【椿敦也】
「うわ、ごちゃごちゃした文字……なんて読むの?」

【露子・グーテラオネ】
いぬみっつに風

【百目紅美】
「これも父が90年に島外に持ち出したもの。『つむじかぜ』と読むわ」

【椿敦也】
「普通読めないよ、こんなの……」

【椿敦也】
(単漢字変換で出るんだ……)

【露子・グーテラオネ】
俗字だと風に火がみっつね

【露子・グーテラオネ】
(風に火がみっつ強いな…)

【椿敦也】
「これだけごちゃごちゃした文字であれだけの効果があるってことは、もしかして画数が多いほうが強いってこと?」

【椿敦也】
(メタ知識の裏付け的に……)

【百目紅美】
「同じ意味でも、複雑な文字の方が強いらしいわ」

【百目紅美】
「といっても、父からも受け売りなので、本当の事はわからないけど」

【椿敦也】
「応石が強いのはいいけど、無計画に突っ込んでもさっきの繰り返しになるよ。作戦は考えなきゃ」

【露子・グーテラオネ】
「私もそう思う。じゃないとまた人海戦術で押しつぶされちゃいそうだもん」

【相馬左門】
「………………」

【百目紅美】
「どうすればいいのかしら?」と、紅美は左門に視線を向けます。

【露子・グーテラオネ】
「椿さん、公安って委員会センターの何階にあるの?」

【椿敦也】
「ボクもまだ新米だから……図書委員会室しか知らないんだ」

【露子・グーテラオネ】
「どう入って、どう出ていくかは考えておかないとね」

【露子・グーテラオネ】
はいGM、路上観察で、委員会センターの裏口をたまたま見かけたとか、そういうのわかんないですかね

【露子・グーテラオネ】
正面突破よりはマシそう

【GM】
路上研簡単値7で判定してください。

【露子・グーテラオネ】
【3d6】を振りました。結果は「11」です。(各ダイス目:5,4,2)

【椿敦也】
図書委員会で記憶をたどるのはOKですか?

【GM】
委員会センターの非常口の在りかを知っています。

【相馬左門】
「潜入かな。SS案件でろくでもないアーティファクトである以上公安もそう大勢に関与させないはず」

【露子・グーテラオネ】
ピッタリ同数

【露子・グーテラオネ】
「あ、そう言えば私委員会センター、非常口みたことある」

【GM】
図書委員会簡単値9で判定してください。

【椿敦也】
【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,4,1)

【GM】
公安委員会は34階にあります。非常連絡局は地下にあります。

【椿敦也】
「思い出したよ!」

【椿敦也】
「文明は非常連絡局長だから、多分地下のほうだ」

【椿敦也】
「陽動と潜入に分かれる? 文明には全員面が割れてるよね?」

【露子・グーテラオネ】
なんとなく手持ち無沙汰なので、喋りながら紅美の髪でも編んでよう

【百目紅美】
「陽動と潜入……それなら私が陽動をするわ」

【露子・グーテラオネ】
「あれだけ顔見らたら、ねぇ(笑)」

【椿敦也】
「潜入にはボクが行くけど、ボクは戦えないから……相馬さん、お願いできますか?」

【椿敦也】
(筋力3、機敏4のもやしっ子です)

【相馬左門】
「(要注意人物なので身近において監視したいところだが……)」

【露子・グーテラオネ】
「百目さんが陽動って、もし捕まっちゃったとして、それで目的は達成出来るの?」

【百目紅美】
「私一人なら、なんとでもなると、思う」

【相馬左門】
「つまり、百目と俺が陽動と?」

【椿敦也】
「いや、ボクと潜入のほうをお願いしたいです」

【露子・グーテラオネ】
(役に立てそうにない……困った……)という顔

【百目紅美】
「非常口の場所を知っているのはグーテラオネさんだから、潜入をお願いするわ」

【露子・グーテラオネ】
「入り口だけで、中を知ってるわけじゃないから…」

【椿敦也】
「中はボクがわかると思う」

【露子・グーテラオネ】
「あと、言いにくいと思うから、つゆこって呼んで。つゆでもいいわ」

【百目紅美】
「わかったわ。露子」

【相馬左門】
「なるほど。わかった(俺たちが囮にされる流れだな。だが、公安とSS残党相手ではやむをえん)」

【椿敦也】
「く、百目さん、ひとりで大丈夫?」

【露子・グーテラオネ】
「あ、委員会センターの人たちって出前取るのかしら。それならそれなりに奥には入れそうだけど」

【百目紅美】
「私一人じゃないから。大丈夫」

【椿敦也】
「それじゃ行こう。早く取り戻さなきゃ」

【相馬左門】
「ん?味方がいるのか」

【露子・グーテラオネ】
皆の話を聞きながら、出前の準備に入りますよ

【百目紅美】
「そう。力強い味方が」

【GM】
露子さんはお料理研簡単値9で判定してください。

【露子・グーテラオネ】
手っ取り早く食べれるタコスと、コーラを準備しましょう

【露子・グーテラオネ】
振らなくても成功してます8なので

【露子・グーテラオネ】
といいつつ振る

【露子・グーテラオネ】
【3d6】を振りました。結果は「7」です。(各ダイス目:5,1,1)

【GM】
部室の電話が鳴ります。出ると、委員会センターからの出前の要請です。

【露子・グーテラオネ】
「はい、お料理研です! 毎度どうも」

【相馬左門】
「(どう見てもSS残党です、本当にありがとうございました)」

【公安委員】
「公安委員会非常連絡局の望月だが。5人前ほどの料理をお願いする。時間は今すぐほしい」

【露子・グーテラオネ】
「ご注文ありがとうございます、場所は委員会センターの何階ですか?」

【公安委員】
「地下3階の入り口に置いておいてくれればいい」

【公安委員】
「お代はいつものように後払いだ」

【露子・グーテラオネ】
「承知しましたー」

【椿敦也】
料理を準備してる間に狂科の部室に行って適当に武器になりそうな道具を持ち出します

【露子・グーテラオネ】
電話切ってから、皆の方振り向いて「だって」と

【GM】
了解しました。武器になりそうなものはいっぱいあります。

【露子・グーテラオネ】
上機嫌(Gute Laune)に笑ってみせますです

【椿敦也】
(白衣に腕を通しつつ)「行こう!」

【百目紅美】
「それじゃぁ、お願いね」

【露子・グーテラオネ】
「じゃあ、椿くん、行きましょうか」

【相馬左門】
百目に発信機とかつけられませんかねぇ

【GM】
巡回班簡単値4で判定してください。

【相馬左門】
【3d6】を振りました。結果は「7」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:4,2,1)

【露子・グーテラオネ】
つよい

【GM】
小型の多目的センサをポケットに放り込めました。

【GM】
位置情報と、声を拾えます。

【露子・グーテラオネ】
部の宅配用車を使ってプイプイっと行くことにしたいです。
出来れば、野宿準備も後部座席に積んでおきたいんですが可能ですか

【相馬左門】
「奪回に成功したらどうやって連絡すればいい?」と一応言っときます

【百目紅美】
「このスマホに」と、番号とアドレスを教えてくれます。

【露子・グーテラオネ】
フリフリっと登録登録!

【椿敦也】
人間レーダーって、対象物を指定できますか?

【GM】
対象物を限定可能です。

【椿敦也】
では対象物を例のトランクにして、パッシブ発動しておきます

【GM】
トランクの位置は、委員会センター地下3階です。

【百目紅美】
「じゃぁ、行くわ」

【椿敦也】
「出前のお届け先がターゲットだよ」と露子に

【露子・グーテラオネ】
「なんかそうみたいねw」

【GM】
紅美はモーゼルを片手に部室を出ていきます。

【椿敦也】
「ボクたちも行こう!」

【露子・グーテラオネ】
「椿くん、多分こっちは車だから先に着いちゃうよ」
といいつつ出前をカートに

【GM】
露子は装甲屋台を用意し、出発します。

【相馬左門】
ついていきます

【椿敦也】
おなじく

【露子・グーテラオネ】
途中までのっけて途中で落としたほうがいいんじゃないかなー
と思うのでそうします



【GM】
三人は一足先に委員会センター前につきます。

【GM】
露子は出前、敦也は図書委員、左門は巡回班なので、特に問題なく入れます。

【露子・グーテラオネ】
(あれ裏口から入るんだっけ、裏口から逃げるんだっけ)

【椿敦也】
出前のお届けだから正面から入れるでしょ

【GM】
裏口から脱出ではないかと、そう認識しております。

【露子・グーテラオネ】
了解です

【露子・グーテラオネ】
「まいどー! 非常連絡局まで出前ですー」

【露子・グーテラオネ】
ニコニコしながら入りますよー

【露子・グーテラオネ】
スマイルは0円ですよー

【GM】
三人はセンターの入り口ゲートを抜けます。

【GM】
その背後から紅美が歩いてきます。

【椿敦也】
ぴくっとしつつ知らん顔してます

【GM】
入り口ゲートの前で立ち止まると、紅美は右手になにやらささやきかけます。

【露子・グーテラオネ】
(めっさ移動早いなこのひと)

【GM】
すると、猛然とした風が舞い上がり、巨大な(全高10mほどの)三つ首の狛犬が姿を現します!

【露子・グーテラオネ】
(犬犬犬だからな…)

【椿敦也】
「(2人に向かって)わー、化け物だー! センター内に逃げ込めー!(棒読み)」

【露子・グーテラオネ】
「きゃああああああ(ぼうよみ)

【GM】
狛犬は吠え、凄まじい突風を発します! ゲートの係員や警備の風紀委員が吹き飛ばされます。

【相馬左門】
「うわああああ」(吹っ飛ばされるふり。棒読み)

【椿敦也】
(味方ってあの狛犬のことだったのか……)←内心でうなずきつつ

【GM】
ちょうどエレベーターが到着し、三人とも無事にエレベーターに入れます。

【椿敦也】
「B3、っと……」

【GM】
ボタンを押すと、エレベーターはゆっくりと地下へ。

【公安委員】
「お、やっときたか」扉が開くと、目の前に公安委員が。

【露子・グーテラオネ】
開く前に、裏口の場所を二人に説明しておきたいです可能ですか

【GM】
可能です。

【露子・グーテラオネ】
ではそのように

【椿敦也】
説明されましたw

【露子・グーテラオネ】
「まいどー! 出前でーす!」

【露子・グーテラオネ】
タコスとコーラをカートから出して委員に手渡しますよ

【露子・グーテラオネ】
サインをもらおう

【椿敦也】
こそっと応石でくさびを作ってエレベーターのドアに差し込んで閉まらないようにします

【公安委員】
「お、まってまし……そっちの二人は?」コーラとタコスを手渡され、しかもサインを要求される公安委員は少しパニック状態。

【GM】
くさび、了解しました。

【露子・グーテラオネ】
「さあ?」
知らんぷりです

【椿敦也】
パニックのすきに公安委員の脇をすり抜けます!

【公安委員】
「あ、こらっ! まて!」

【相馬左門】
みねうち

【公安委員】
「ぐぇ」崩れ落ちる公安委員。

【椿敦也】
「トランクはこっちだ!」

【GM】
レーダーに感あり。先にある部屋にあります。

【椿敦也】
部屋に駆け込みます

【露子・グーテラオネ】
はしっとタコスとコーラを抑えて、床においておきます

【GM】
部屋のドアを開けると、そこには4人の公安委員が。

【椿敦也】
「狂科謹製、超高圧消火器!」

【露子・グーテラオネ】
私入らないで入り口でまってたいデス

【椿敦也】
ぼしゅー、と発射します

【GM】
露子>了解です。 敦也は狂科簡単値7で判定してください。

【露子・グーテラオネ】
応援が来たらこまるので見張り見張り

【椿敦也】
【3d6】を振りました。結果は「14」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目:6,5,3)

【GM】
高圧消火器が、公安委員の一人を吹っ飛ばします。

【椿敦也】
トランクの位置を確認して、駆け寄ります

【GM】
トランクは、部屋の真ん中にあるテーブルの上にあり、それを残り三人の公安委員が囲んでいます。

【GM】
トランクは閉まっています。

【相馬左門】
では、鞘ごと剣を振り回して三人を攻撃

【GM】
では、巡回班簡単値5で判定してください。

【相馬左門】
【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,2,1)

【GM】
三人は次々と昏倒します。

【椿敦也】
トランクをひっつかみます

【椿敦也】
「撤収!!」

【GM】
床には倒れた公安委員。部屋の奥には、何やら重厚なドアが。

【椿敦也】
ドアは気になるけど、紅美さんがもっと気になるのでスルーします

【GM】
ちなみに倒れた公安委員の中に文明はいません。

【相馬左門】
気になるけどねー

【椿敦也】
「目的は文明じゃない、トランクだ!」って感じで。

【GM】
トランクは無事に入手できました。重さ的に中身は詰まっています。

【露子・グーテラオネ】
まあ奥なんでしょうよと思いつつスタコラ

【椿敦也】
3人でエレベーターに乗り込んだらくさびを引っこ抜きます

【GM】
エレベーターがゆっくりと上昇し、1階につきます。

【露子・グーテラオネ】
あ、そうだ、エレベーターの中で、レーダー使ってもらいたい

【椿敦也】
了解、ターゲットは?>露子

【露子・グーテラオネ】
指輪ですよ指輪

【露子・グーテラオネ】
奥の扉ですってなったらもっかい行かないといけなくなる

【GM】
そこまでは探知できません。あしからず。

【椿敦也】
むー。

【露子・グーテラオネ】
じゃあ、トランクちょろっとあけれそうです?

【GM】
可能です。

【椿敦也】
じゃあ少しだけ開けます。覗ける程度で。

【GM】
中には手の入ったケースが見え、指輪がこっちを見上げています。

【椿敦也】
ぱたん!と閉めます。いらんこと話しだされる前に。

【GM】
敦也は感性簡単値3で判定してください。

【椿敦也】
ぎゃ!

【椿敦也】
【3d6】を振りました。結果は「16」失敗です。(成功値9以下)(各ダイス目:6,6,4)

【露子・グーテラオネ】
ちなみにですねGM。人間に化けた人間以外のモノって、左手どう見えますか

【GM】
左手は人間のものです。

【GM】
敦也は、あの指輪がとても欲しくなりました。

【露子・グーテラオネ】

【露子・グーテラオネ】
(まあそうなるなw)

【椿敦也】
(いとしいしと~!)

【相馬左門】
(あかん)

【露子・グーテラオネ】
(ゴールは火口だ!)

【GM】
エレベーターが一階につきます。

【露子・グーテラオネ】
開ける前に、外をレーダーして欲しい対象人間

【椿敦也】
了解、レーダー起動!

【GM】
対象者はどちらで?

【椿敦也】
まず文明、かな

【GM】
文明は、病院にいます。

【露子・グーテラオネ】
ベーター前に人が居るか(脱出が容易いか)だと思うんだけど

【露子・グーテラオネ】
びょうwいんwww

【椿敦也】
殴られて落っこちたからw

【露子・グーテラオネ】
あーw

【相馬左門】
「うむぅ」←殴った人

【椿敦也】
では改めて対象をしぼらず(生徒一般)レーダーを。

【GM】
エレベーター前には人がいません。センター入り口には人が一人。その周囲100mぐらいに取り囲むように人がいます。

【GM】
エレベーターの扉が開きます。

【椿敦也】
ではセンター入り口から外に向けて、狂科謹製閃光(線香)花火を。

【相馬左門】
あー、多目的センサー発動しとこう

【露子・グーテラオネ】
これもしかして裏口から逃げないパティーン

【GM】
まずは狂科簡単値7で判定をしてください。センサーは可動しました。

【椿敦也】
【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目:4,2,2)

【露子・グーテラオネ】
(みんなダイス目いいなぁ…)

【相馬左門】
センサーに感あります?

【GM】
閃光花火がバンバンと鳴り、周囲は光と風に巻かれています。センサーは、入り口にいる人間を指しています。

【椿敦也】
「トランクは確保した!」と声を掛けます

【相馬左門】
だよねぇ。とすると包囲しているのはSS残党の皆さんかな?

【椿敦也】
敢えて名前は呼ばない

【GM】
紅美はそれを聞いて、振り返ります。

【GM】
その顔は、笑っています。その背後には、巨大な狛犬が。

【椿敦也】
自分の能力じゃ投げ渡せるか不安なので駆け寄ろう

【GM】
周囲を囲むのは風紀委員ややじ馬の生徒たちで、突風で近寄ることができずにいます。

【相馬左門】
敦也の後ろに。

【GM】
やじ馬の中には新聞部や突撃報道班、ラジオテレビ放送委員の姿も。

【露子・グーテラオネ】
私は車の方へ向かいます

【椿敦也】
あ、顔は隠します。白衣の袖で

【GM】
紅美はトランクを受け取ります。

【百目紅美】
「ありがとう。信じてた」

【椿敦也】
「さ、逃げよう」

【百目紅美】
「わかった」

【椿敦也】
「目的地が判明しない以上、今は潜伏だよ」

【GM】
紅美は首をふり、

【百目紅美】
「ここまで目立ったら、逆に潜伏は無理ね」

【椿敦也】
「じゃ、じゃあ、ボクもついていく!」指輪に魅入られてもいますしw

【百目紅美】
「状況を利用するわ。このまま悠然と、この場を去るの」

【椿敦也】
「うん」と、紅美の隣に並びます

【百目紅美】
「ついてくるのはいいけど。弁天寮には入れないでしょ?」

【椿敦也】
「あ、そうか……」しゅん、とします

【百目紅美】
「何かあったら、連絡する。その時は駆けつけて欲しい」

【椿敦也】
「わかった。それじゃ、これボクの番号とアドレス」

【百目紅美】
「それじゃ。同じ学園にいるんだから、また会いましょう」

【椿敦也】
「じゃあ、また、ね」

【GM】
紅美は手を振り、ちょうどやってきた路面電車に乗り込みます。マスコミとやじ馬はそれを追い、委員会センターから移動していきます。

【椿敦也】
立ち尽くしてます。ぽつーんw

【GM】
祭が終わった感が委員会センターの入り口に漂っています。

【露子・グーテラオネ】
クラクション鳴らしますよ。プップー!!

【相馬左門】
「おい、俺たちも寮に帰るぞ」

【露子・グーテラオネ】
はーいお兄さんのってかなーい?

【椿敦也】
振り向いて片手を上げます。「うん、帰ろう」

【椿敦也】
「キレイだったね……」

【露子・グーテラオネ】
拾った二人を恵比寿寮に送っていきますよー

【露子・グーテラオネ】
(キレイだったねには反応しない! しないぞ!)

【椿敦也】
「すごくキレイだった……あの、指輪」
※聡明な諸兄はお気づきだろう…指輪に魅入られてしまったのである。

【GM】
さて、これにて一つの冒険が終わり、また退屈な日々が戻ってくるのでありました。

【GM】
「蓬莱学園の冒険!!」2020年版シナリオ6、これにて終了となります。

【露子・グーテラオネ】
お疲れ様でしたー

【椿敦也】
お疲れ様でした~~!

【相馬左門】
ううむ、ゲストヒロインを疑い続ける嫌な人になってしまった(笑)

【GM】
長らくお付き合いいただき、まことにありがとうございました。

【相馬左門】
お疲れ様でした

【椿敦也】
陰なのに熱血しちゃいましたw

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最終更新:2022年09月19日 12:44