日が暮れるのが早くなったこの頃、君たちはなんらかの理由で夕食を食べるタイミングを逃していた
金がない、が一般的な生徒の理由だろうが、なぜ君たちは夕食を食べそびれたのだろうか
【平風太】
きっと敢えて食べなかったんだよ‥‥食べると吐いちゃうからw
【江戸川彗】
悪事に忙しかったのです。たそペン的に。
【朝倉透】
財力は一応4あるので、多分今日は何処か外食しようという気になってたんですね(店持ちなので)
ではそんなあなたたちが学食横丁をさまよっていると
【朝倉透】
「昼のタロイモラーメンはやばかった・・・」
チャイナ服を着た女性が客引きをしていました
「しゃちょさーん、いいごはんいっぱいあるよー」
【朝倉透】
「おおう、新しいお店かな?」
【平風太】
「むむっ、けしからんお嬢さんだな」
【江戸川彗】
「ハハ、チャイナとかウケる。一番街でもねーよ。」
その客引きの後ろには比較的新しい構えをした店。「美味飯店」がありました。
ではここで皆様、【噂 簡単値10】でその店を知っているか判定してください
【平風太】
噂:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値18以下)(各ダイス目:5,2,1)
【江戸川彗】
噂:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:4,3,3)
【朝倉透】
噂:【3d6】を振りました。結果は「17」失敗です。(成功値16以下)(各ダイス目:6,6,5)
【朝倉透】
あら、知らないわー
では朝倉さん以外は当然のように知っています
【朝倉透】
「俺、そういや普段は店で自炊だから外食してないんよね」
美味飯店。その名で呼ぶものはこの学園にはほとんどいません。生徒はこの店のことを
毒殺飯店と呼びます
【江戸川彗】
「マ?引きをチャイナでやってんのー。ややウケだわ。」
【平風太】
「あー、ぼくはまだ命が惜しいw」
というのもこの店で食事をした生徒が続々倒れて運ばれていくというのです
【朝倉透】
「・・・、まぁ今日はそこでもいいよ」
【平風太】
「俺にとっては調査の対象ではあるけど食事するとこじゃないな。まあ依頼がないから動く気はないんだけど」
原因は不明。後遺症はありませんが、ほぼ100%の確率で食べると気を失う。睡眠薬のようで痕跡も残らないこの店を裏通りの住人は愛用していましたが、普通の学生が店に入ることはなく閑古鳥ががーがーと鳴いています
【朝倉透】
(ということをコイツは知らないと)
「! うちにきてくれるですか!?」
【江戸川彗】
「おー、ぷーたじゃーん。メシ食おーぜー。人生山ダケじゃんよ。チェケラ。」
目と目があった朝倉さんはキャッチにつかまります
【朝倉透】
「ああ、いいよ」
「しゃちょさん、きょうはタダ! タダよ! 食べてってね!」
【平風太】
「あの店は避けてくれるとありがたいなぁ。ぼくはまだ生きていたいんで」
とキャッチのに捕まってる朝倉さんがいますがどうしますか?
【朝倉透】
(まぁ、化学部と錬金術研の総力をつくした胃腸薬を飲んでおくかw)
【江戸川彗】
「いつも死んでるようなもんじゃーん。ホラあそこにイケメン枠が捕まってるから一緒に突しよーぜ。」
「みなさん! 今ならタダよ! おいしい中華がただよ!」
【平風太】
「イケメンは敵だぞ、俺は土気色のフツメンだから」
そう必死に呼びかけますが、逆効果で生徒はどんどんと店から離れていきます
【朝倉透】
何せコイツそそっかしい-7 お祭り好き-4 持ちなのだ。
【江戸川彗】
スリルシーカーなのだよww
あぁ、逃げられぬカルマ
【平風太】
悪い名声‥‥は関係ないなw
【朝倉透】
よし、それではGMとことこ毒殺飯店に入っていきます。
【江戸川彗】
「オラオラ、付いてこねーと、イケメンと同席にすっぞ、コラ。」
【平風太】
「うわー(棒)」と引きずられて行きますw
「三人もお客さんが! グァグァ! おいしい料理作ってよ!」
ということで三人は死地に赴くことになりました
【平風太】
死地w
【江戸川彗】
「ぷちょへんざ、人生山ありゃテクるんさ。」
店の中はしっかりと中華的な構えをとっており、何も知らなければ高級中華料理屋と見間違えることでしょう
メニューは日本中華から本格中華まで、分厚いメニュー表があなたたちを迎えます
【平風太】
「うわ、分厚っ!」
「はい、お冷よー。北京ダックも、ツバメの巣も、蚊のスープもタダね。遠慮なく頼んでねっ」
【朝倉透】
そうなぁ、いい機会だから北京ダックでも頼むか。
【朝倉透】
あと白酒(アルコール度数45%ぐらいの)を一つ。
【平風太】
「‥‥お粥。ホタテ出汁のヤツ、小盛で」
【江戸川彗】
「マ?ガチ目でヤバ目じゃん。じゃーあー、まずはこの蚊のスープ。」他に客は居ますか?
一人だけいますが客ではなさそうで、机の上に漢方らしきものを並べています
そこそこ広い店内なのにそれだけですね
「アイヨー。すぐ作るネ!」
【平風太】
そばにバケツ置いて、ヤバいと思ったらすぐ吐けるようにしています(それは通常運転)
【朝倉透】
GM、その調合には興味あるかも>漢方(錬金とか化学的に)
【江戸川彗】
「なんか人すくねーから、一緒に食おうぜ。」明言されてないので朝倉を引っ張る。
この店の店主は薬膳も作れるのです
【朝倉透】
「ああ、じゃあせっかくだから料理をシェアしよう」(おせっかい)
その薬売りの姿は平さんだけ知っていますね
【平風太】
「悪いな、俺はそんなに食えないんで‥‥」
【平風太】
「ん? あいつ‥‥」
【
六瓢連 春告】
「ん? うるさいとおもたら、ぺーたじゃないかよ」
【六瓢連 春告】
「こんなとこでなにやてるか」
【平風太】
「いいかげん覚えてくれよ、ぺーたじゃなくぷーただってば。俺はヤギは飼ってないぞ」
【朝倉透】
「ん?平さんは山羊を飼ってるのかい?」(そそっかしい)
【平風太】
「そこのおねーちゃん(チャイナ娘)に呼ばれて、こっちのおねーちゃん(彗ちゃん)に引っ張られてきたんだ」
【六瓢連 春告】
「おー、チャレンジャーな、南無阿弥陀仏よ」
【平風太】
「いや、この薬売り娘の誤解w」>ヤギ
【江戸川彗】
「ぺーた……ああ、そういう・・・(遠い山を見る目で)」
【六瓢連 春告】
「ん、くんくん。そこのホスト崩れっぽいの。お前薬使うか?」
【六瓢連 春告】
「そんなにおいするよ」
【平風太】
「だからぁ、俺はぷーただってば! うげぇ(でかい声出して吐き気)」
【六瓢連 春告】
「吐き気止めよ」(口に投げ込む)
【平風太】
もぐ、ごっくん(ランス的表現)
【六瓢連 春告】
「しかし、こんなところに来るなんてものずきな」
【朝倉透】
「やー、俺一応薬屋なんだが」
【平風太】
「そういうハル(勝手にあだ名つけてる)はなんでここに?」
【江戸川彗】
「?でもマジでは死んでねーっしょ?死ぬほどうまいかもしれんしー。」
【六瓢連 春告】
東洋医学研:【3d6】を振りました。結果は「16」失敗です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,6,4)
【六瓢連 春告】
「あ、それ吐き気止めじゃなかたよ」
【朝倉透】
(今日は魔物がいるw)
【平風太】
「うぇぇぇ~(けろけろけろ~)」
バケツ大活躍w
【朝倉透】
GM、それ実際は何の薬ぽい?
【六瓢連 春告】
「惚れ薬ね」
【六瓢連 春告】
「効果短いが、よく売れるよ」
【平風太】
「ふぇ!?」
それを聞いた瞬間、固く目をつぶるw
【朝倉透】
「そりゃ恋のポーションは錬金術でも定番だもんな。化学部的には説明つかないんだけど」
【江戸川彗】
「おー、あーしに惚れるの禁止なー。」
【店員】
「はい北京ダックおまたー、? お客さん気分どうしたの?」背中さすさす
【平風太】
誰を見ちゃったかダイスで決めていいですか?w
4人いますね。わくわく
【平風太】
じゃあD4で、1:チャイナのおねーちゃん、2:彗ちゃん、3:朝倉くん、4:ハルちゃん
【平風太】
【1d4】を振りました。結果は「2」です。(各ダイス目:2)
【平風太】
彗ちゃんですねw
禁止って言われたのにwww
【江戸川彗】
「?」当然気づくわけもないし、効果があるかどうかも疑ってるww
【平風太】
「彗ちゃん、禁止なんてつれないこと言わないでほしいな。ぼくはずっと前から君の美しさに見とれていたのに。そう、吐くことも忘れてしまうくらい」
【平風太】
(口説き文句としては最低であるwww)
【江戸川彗】
「……あーしが吐きそうなんすけど。」
【六瓢連 春告】
「おぉ、効果てきめんよ」
【朝倉透】
GM、いい機会だから錬金術で効果をおせっかいにも高めていいですか?
【江戸川彗】
「このクスリ売ってー?マジヤバじゃん。」
【平風太】
「ややっ、それはいけない。バケツの準備は万全だよ。あ、チャイナのおねーさん、休めるところを準備してもらえるかな? 彗ちゃん、ぼくとご休憩といきませんか」
【平風太】
(ひっぱたいてくれていいよwww)
【六瓢連 春告】
「なんかぷーた変になったな。メイマオ、わたしもう帰るよ。これが料理用漢方な」
いいですよー>効果を高める
【江戸川彗】
「おー、これ脳のどこに作用してるんだー?帰る前に言えよなー。」
【朝倉透】
簡単値はいくつぐらい?
5です
【朝倉透】
では知識的に知りたいので蓬莱パワーを使いましょう。
【朝倉透】
パワー2点使います。
どうぞー
【平風太】
生命の危機を感じるw
【朝倉透】
錬金術:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:5,4,1)
【朝倉透】
いい感じに成功しました。アロマを炊いて漢方の効果を高めます。
【朝倉透】
そして身も心も二人が互いに求め合うようにしてみましょう。
【平風太】
熱い視線(ただし若干座っている)で彗ちゃんを見据えて口説きまくってますw
ではこの薬は中国の山奥、李都でしかとれない米、愛米(ラブコメ)を煎じて漢方と混ぜたものということがわかります
食べると一時的にラブコメ技能が1D6生えます
【平風太】
はた迷惑な米だwww
【朝倉透】
(こ、これは伝説の魔米、愛米!!)
【江戸川彗】
なんて米だww
そのことに気付いた朝倉さんはいい感じにアロマを調合できるでしょう
追加でラブコメ技能が1D6生えます
【朝倉透】
愛米アロマパワーにより江戸川さんも発情して積極的になるはず・・・。
ではどれだけラブコメってるか平さんは2D6 江戸川さんは1D6をお願いします
【平風太】
「彗ちゃん、今まで女の子を見ると声をかける俺を見て軽い男だと思ってるかもしれない。でもそれは、君を振り向かせるための練習のようなものだったんだ」
【平風太】
【2d6】を振りました。結果は「6」です。(各ダイス目:3,3)
【江戸川彗】
【1d6】を振りました。結果は「4」です。(各ダイス目:4)
【江戸川彗】
「マ?気を引くためとかマ?」
【平風太】
「俺にとっての一番の美女は彗ちゃん、君だから」
【江戸川彗】
「小学校からやりなおしィ(ただし満更でもない)」
【平風太】
ラブコメ6Lvですか?w
【朝倉透】
そう、君たちあわせて10レベル。
【平風太】
「彗ちゃんがそう言うなら、宇津帆小に転入届出しに行くよ」
【平風太】
今回だけ? 永続的?>ラブコメ
大体数時間です
と恋のから騒ぎをしていると
【平風太】
よかった。GMの陰謀(?)でラブコメが生えるとやたら高くなるので(と、どっかの嫁バカ航空部員を眺めながら)
【店員】
「おまたせよー」と頼んだ料理と頼んでもない料理が机の上に続々と並んでいきます
【店員】
「これサービスですよー」
【朝倉透】
まぁ、もりもり食べていきます。一応その前に化学部が誇るスーパー胃腸薬「ホウライΩ-V3」を飲みます。
では口に入れた朝倉さん
味がしません
【朝倉透】
ほよ?
感触や香りは素晴らしいものですが、口に入れた瞬間プラスチックをほおばったかのように何も味がしません
【江戸川彗】
「ぷーた、かわいいやつじゃん。ほれ、あーん。」プータに食べさせようとします。
【平風太】
にこにこしながら目を閉じて「あーん」
【朝倉透】
中国醤油を垂らして化学的変化をみてみましょう。
では味がします。めちゃくちゃおいしいです>中国醤油を垂らす
江戸川さんは食べますか?
【朝倉透】
「ふむ、このへん学食とは違うようだ」となれば適宜ナンプラー、中国醤油、酢、花椒などかけて味をつけてしまいましょう(なんとイギリス人的
【江戸川彗】
とりあえずぷーたに食べさせた後は、「おお、うまそーじゃん。」と自分も食べます。
では食べ進めていると
ぷつんと意識が途切れました
しばらくしてからあなたたちは和室に並べられた布団の上に横たわっていました(ラブコメ技能はきえましたが記憶は残ってます)
【江戸川彗】
(すごく嫌な記憶がある件について)
【平風太】
「うー、頭イテ」
もそもそと体を起こします。そして彗ちゃんを見て赤面(意外と純情かもしれない)
【朝倉透】
「うーん調味料にあたったのか、酒なのか、料理なのか原因不明だな」
【江戸川彗】
「うわキモ」と反射的にひどいことを言います。
【平風太】
内心落ち込みつつ、「まあ、薬のせいだから気にしないでもらえるかな?」
並べられた布団の横では心配半分申し訳なさ半分といった表情で店員があなたたちを見ています
【店員】
「ごめんなさいよ……」
【江戸川彗】
「ヤバたにえんじゃん。ゴメ、言い過ぎ。」
【平風太】
「うん、マジ気にしないで」>彗ちゃん
【朝倉透】
「もしかして、今の味がしない料理とナニカ関係があるのかな?」と店員さんに
【店員】
「あー、えと、うん」
【店員】
「理由、わかんないけど。グァグァ…あー、えとお兄ちゃんが作った料理食べると人が倒れるよ」
【店員】
「昔はお兄ちゃん、普通においしい料理つくれたのに」
【平風太】
「その料理に原因があるんだろ? 共通して使ってる材料って何かあるかな?」
【店員】
「いろいろメニューあるから共通して使ってる食材とかないね。本当に原因不明なのよ」
【朝倉透】
「何が起こってるのか、調理的、化学的、魔術的に調べてみようか」
【江戸川彗】
「呪われてんじゃね?前もオカルトにあたったしなー。」冗談ではなくわりと本気で。
【店員】
といったところでふすまが開いて一人の男が入ってきます。そしてほぼ同時にジャパニーズ土下座をします。
【平風太】
「食材が原因でないとすれば、環境的要因かな? この学園が舞台である以上、オカルト要因は消せない」
【平風太】
「おおっ、見事なドゲザ!」
【男】
「申し訳なかった!! ひさびさの客でつい頑張ってしまった!!」
【平風太】
この兄妹も生徒ですよね?
生徒です
【江戸川彗】
「嫌味で言ってんじゃなくてさー、頑張ったから特殊な結果って可能性なくない?」
【朝倉透】
「あー、ところでいつ頃から料理で気絶するようになったのかい?」
【男】
「いや、俺の料理を食べさせると人は倒れる。だから作るべきではなかったのについ張り切ってしまって…」
【朝倉透】
「でも妹さんの話だと前は大丈夫だったんだろ?」
【男】
「料理の気絶だが、そうだな、あれは母親が入院した時だったろうか」
【平風太】
「店以外で作った料理でも倒れるのか?」
【男】
「どこで作っても、デリバリーでも、作り置きでも倒れるらしい」
【平風太】
「自分で食べた場合は? 味見で倒れることはないんだろ?」
【男】
「あぁ、自己紹介を失念していた。俺はここ、美味飯店で料理人をしているメイシン。そしてこっちが妹のメイマオだ」
【朝倉透】
「お母さんが入院したのはいつ頃だい?」>メイシンに。
【男】
「俺とメイマオは食べても特に問題はないんだが…」
【メイシン】
「母親は特殊な病気でな。ここの病院なら治せると聞いて、一家引っ越してきたんだ」
【メイシン】
「ちょうど半年前くらいだったかな。母親が作ってるときはその名の通り美味、と呼ばれていた」
【朝倉透】
GM、特殊環境委員会の不思議な記録から、何か思い出せることはありますか?
ないです
いろんな部活が不思議な料理の解析をしましたが、ただの変哲もない料理という結果がでてきます
【朝倉透】
(これは霊視ができる秘薬とか作る羽目になるかな?)
【メイマオ】
「でも昔のお兄ちゃん、料理本当においしかった! だからちゃんとした原因を見つけたいよ!」
【江戸川彗】
ではGM、調理場の方向から何か感じ取れますか?残留思念とか。超常心理学研、テレパシーで。
やりますか?
【江戸川彗】
ええと、テレパシーの使用ですか?できるならやります。
できます。自動成功です。
昏倒します。
【平風太】
「彗ちゃん!?」
支えに行って手に触ってしまってちょっと赤面。柔らかい
【江戸川彗】
「はぁう!」ガックシ
それはさっきと同じくヒューズが切れたようにぷっつりと意識を失うことでしょう
【朝倉透】
「あとお母さんの特殊な病気について教えてくれないか?」>メイシンたちに
【メイシン】
「!? まだ毒が残っていたのか!?」
【メイマオ】
「お兄ちゃんの料理毒じゃないよっ」
二人があわただしく江戸川さんを寝かしつけます。
それが終わり朝倉さんに
【平風太】
「毒‥‥ではないだろうな。物理的要因ではなさそうだ」
【朝倉透】
(まぁ、江戸川さんはしばらくすれば大丈夫だろう)
【江戸川彗】
さっきと同じってことは、目は覚ましてもいいんですかね?
【メイシン】
「母さんの病気は、血管が増え続ける病気なんだ。その結果心臓が持たなくなって倒れる。だから定期的に手術をしていらない血管を切り取らなければならないんだ」
誰かが気付けをしたら起きるかと>江戸川さん
【朝倉透】
「お母さんも料理人でしたか?」
それと気付け薬を江戸川さんに処方します。
【平風太】
じゃあトレードマークの薬箱から気付けのアンモニアを(酷)
【メイシン】
「もともとは母さんが消えた父さんの代わりに店を継いだんだ」
【江戸川彗】
「ぐほぉ!ギャギャギゲゲ!」乙女にあるまじき怪声を上げて起きますww
【平風太】
(さっさとアンモニアを片づけて涼しい顔)
では江戸川さんは口の中がめっちゃおいしく感じます
人生で食べた料理の5本のうちには入るレベルです
【江戸川彗】
「んあ?なんだこりゃ。」と皆にかくかくしかじか、と情報共有します。
【平風太】
「ほぉ、口の中は空っぽなのに味は感じると」
【平風太】
「さらに、思念を感じ取ろうとすると昏倒した。つまりその残留思念は彗ちゃんの思念を相当上回る力を持ってるということだな」
【江戸川彗】
「あーしの受信能力が高すぎるかもよ!(弱めの抗議)」
【メイシン】
「っと、今日はもう遅い。ここで寝ていってくれ。そこのお嬢さんはメイマオの部屋を使うといい」
【メイシン】
「明日の朝はメイマオが作るから安心してくれ」
【江戸川彗】
「とにかく調理場がヤバい。マジヤバたにえん。」
【朝倉透】
「明日の朝は調理場を拝見していいかな? 何か手がかりがあるかもしれない」と平さんを見つつ
【メイシン】
「…俺を助けようとしてくれているのか?」
【平風太】
にやっと笑って、
「探偵・推理小説研の平風太。ご依頼はいつでも受け付けております」
【朝倉透】
「まぁ、同じ学園生徒。乗りかかった船だしな、白酒ある店は少ないんだ」
【メイシン】
「………ありがたい」土下座
【平風太】
「なんにせよ彗ちゃんは早めに寝たほうがいい。思いきり精神攻撃の直撃を受けたに等しい状況だからな」
【朝倉透】
「そんじゃ、今から店や基地から色々試薬やポーション器具だの持ってくるわ」
【江戸川彗】
「味を知っちゃったからなー。おいしかったよ。任されたし!」
といったところでみんなは床に就くことにしました
【朝倉透】
はーい
【江戸川彗】
「まあたしかにあーしは早めに休むわー。マオっち行くしー。」
一番早起きさんは誰ですかね
【平風太】
寝起きは悪いけど早起きではあります
【朝倉透】
ギリギリまで寝るタイプ。
【平風太】
目が覚めて20分ほどは使い物にならないけど
では平さんが目を覚まし、下に降りると、机に向かって難しい顔をしているメイシンがいます。
【平風太】
「どうした、メイシン?」
【江戸川彗】
ギャルは朝が遅いイメージ
【メイシン】
「くそっ。このままじゃ貯金が………、母さんの治療費が払えなくなるくらいなら、いっそ」
【平風太】
「‥‥早まるなよ?」
【メイシン】
「………俺の料理は人を殺せるかもしれないんだから」ぼそぼそとしゃべってて平さんの声は聞こえてない
【平風太】
(これはまずい方向へ進んでるな。俺はオカルト系には無力だから、こっちのケアを引き受けるか)
【平風太】
一度そっと2階に上がり直してから、わざと足音を立てて降りていきます
【メイシン】
「!! あぁ、もう起きたのか」
【メイシン】
「朝、早いんだな」
【平風太】
「そう言うそっちは顔色が悪いぞ。俺に顔色を指摘されるのは相当ひどい状態だと考えたほうがいい」
【平風太】
「心身ともに、な」
【メイシン】
「……はは。大丈夫さ。何も問題はない」
【平風太】
「とてもそうは見えないんだがな。そう‥‥」
【メイシン】
「もっと料理の研究をして、料理の腕を上げればきっと…」
【平風太】
「何か重大な決意を迫られているとか!」
【メイシン】
「!」
【メイシン】
「君はまるで名探偵かサトリだな」
【メイシン】
「情けない話が、このままだと店をたたまないといけなくなる。そして母親の治療費が払えなくなる………」
【平風太】
「これでも探偵研ではホープと呼ばれててね。まあ1年生の中では相当なモンだと自覚してるよ」
【メイシン】
「まずい料理ならまだいい。人が倒れる料理だなんて、料理人としてどう思えばいいんだろうな」
【メイシン】
「俺は、どうすればいいんだろうな……」
【メイシン】
「おっと、すまない暗い話をしてしまったな。すぐに朝餉の支度をしよう」
【平風太】
「まずは原因を追究して、解決することだな。あんたの腕は悪くない。いや、すごくいい。原因が取り除けられれば、すぐ客足も戻るさ」
【メイシン】
「………その言葉、助かるよ」
【平風太】
「(とは言うものの、オカルト系には弱いんだよな、俺って‥‥)」
【メイシン】
「仕込みだけは俺がする。調理はメイマオが担当するから安心してくれ」
【メイシン】
「ところで顔色が悪いな。薬膳でもだそうか?」
【平風太】
「いや、俺の顔色が悪いのはいつもなんだ。生まれついての虚弱体質でね」
【朝倉透】
「ふぁぁ、おはよう。調理が終わった後でいいから、調理場をみさせてくれ」
【平風太】
仕込みの様子をじっと観察しています。調理の知識はないけどw
【朝倉透】
「平くん、探偵的に何か手がかりになりそうなことはないかね?」
【メイシン】
「おはよう。何かきっかけがあるかもしれないから自由に見ていってくれ。ただ、包丁とかには気を付けてくれ」
【朝倉透】
「お札とか、妙な置物とか、変な魔方陣とか、核兵器発射装置とか・・・etc」
【平風太】
「うーん、今の時点では‥‥」
探偵的視点から何か気づくことはありますか?>GM
【江戸川彗】
「あー、朝のセットだりー。マオっちの髪すげーな、アレ。」ととりあえず小ざっぱりした感じで入ってくる。
とくに何も見つかりません。よく手入れされた調理場です
【メイシン】
「おはよう。とりあえず朝の胃にいい薬膳粥でも作ろうと思ったが、朝はがっつり派か?」
【朝倉透】
うーん手詰まりだなぁ。後でお母さんのところでもお見舞いがてらいってみようか。
ではメイシンが仕込みに入ります
【平風太】
「俺の今まで見た限りでは、一番整った調理場だな。ああ、俺はいつも軽くて消化のいいものしか食べられないんだ」
【朝倉透】
「ちなみに俺はがっつり派だが、ところでメイシン。きみは仕込みや下味をつける分には大丈夫なのかい?」
【メイシン】
「あー、なんというか妹は俺と違って料理が下手でな。なんかちょうどよく可もなく不可もない料理になるんだよ」
【メイシン】
「その分俺より愛嬌があるから助かってる」
【平風太】
「それは下手とは言わないぞ。下手ってのは消し炭とかダークマターしか作れないようなのを言うんだ」
【メイシン】
料理研:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値23以下)(各ダイス目:6,5,2)
【メイシン】
「うん、こんなもんだな」
【メイシン】
「メイマオはまだ髪をとかしてるだろうから座って好きにしててくれ」
では平さん。ここで探偵で振ってみてください
【平風太】
簡単値は?
5でお願いします
【平風太】
探偵・推理小説研:【3d6】を振りました。結果は「6」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:3,2,1)
【平風太】
完全成功ですね
では薬膳料理は難しそうだなと思いました。料理の腕だけでなく漢方の知識や調合まで考えて作るそれは並の料理人では難しいでしょう。
具体的に言うと【簡単値 5】くらいの作業です
それをメイシンはなんの苦労もなさそうにこなしていきます
彼の料理が不味いことは絶対にない、と思いました
【江戸川彗】
!?
【平風太】
「ふぅむ。やはりメイシンの腕にはなんら危惧すべきところはない。つまり原因はメイシンの腕ではない」
【朝倉透】
GM、特殊環境委員会を使って応石の力がどこかで働いてるか確認してみましょう。
【朝倉透】
(わりかししらみつぶし中です)
反応します
メイシンが握ってる包丁からですね
包丁には【愛】と描かれています
【朝倉透】
「これは、この包丁が一種の如意片のようだな」
【江戸川彗】
「それってすげー、やつなんじゃん?」<如意片
【朝倉透】
「ただ、愛の包丁がそのような悪さをすることは考えにくいが」
【平風太】
「愛も行き過ぎると害になるぜ」
【メイシン】
「ん? なんだ? こっちを見て」
【朝倉透】
「ああ、実は本職はこっちなんだが・・・、とメイシンに特殊環境委員会の名刺を出します」
【朝倉透】
(一応特殊環境委員会9レベルだしな)
【メイシン】
「特殊環境委員会? すまない、まだこっちに来て日が浅いものでよくわからない」
【朝倉透】
「まぁ、学園のこういう少し科学的でない事柄を扱う部署ということさ」:
【メイシン】
「? なるほど」
【朝倉透】
江戸川さんに。「うんうん、すごーくすごごなんだよ」
【朝倉透】
「まぁ、ここで大事なのはこの道具が何の影響を与えているか、だな」
【メイマオ】
「みんなおはよー」
【朝倉透】
「ああ、おはようー」
【メイマオ】
「それじゃあここから私が引き継ぐからお兄ちゃんは休んでて」
【メイシン】
「あぁ、すまない」
ということで皆さん朝食を終え、登校の時間です。
【平風太】
「あー、つい忘れそうになるけど、俺たち高校生だもんな」
学園ではそれぞれ何かについて調べることができます。調べることがなければ噂【簡単値7】で振るとなにかトピックを入手することができます
【平風太】
メイシンに対して正負問わず強い感情を持っている人間を探してみます
では【簡単値 6】で対応しそうな技能でお願いします
【朝倉透】
それでは特殊環境委員会で死霊を10倍速で調べて愛の包丁の記録を探しましょう。
【平風太】
探偵研で
【平風太】
探偵・推理小説研:【3d6】を振りました。結果は「16」失敗です。(成功値15以下)(各ダイス目:6,5,5)
【朝倉透】
特殊環境:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:5,4,1)
愛の包丁については【簡単値 5】で公開します
【平風太】
いちたりないw
【江戸川彗】
とりあえず超常心理学研に顔を出して、如意片について聞いてみましょう。
平さんは毒殺飯店の人だよね。程度の情報が手に入ります
【朝倉透】
特殊環境:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,2,1)
【江戸川彗】
超常心理学研よりは、交渉かと思うのですが、いかがでしょう、マスター。
【朝倉透】
愛の包丁について成功しました。
朝倉さんは愛の包丁は90年代に「ポポフ」と並んで人気があった中華料理屋【美味飯店】の料理長が持っていたものだということがわかります
93年に中国へとかえって行きましたが、その中華料理は学園を動かすともいわれていました。
その料理は食べると昇天する、とまで言われていたようです
【朝倉透】
その包丁は一度は持ち主とともに学園を去った感じですかね。
その通りです
【朝倉透】
了解です。如意片の中の応石獣の意志とコンタクトする道具を委員会の倉庫の中から探しておきます。
如意片の何について調べますか?>江戸川さん
【江戸川彗】
具体的には如意片の数は限られてると思うので、如意片との意思疎通の方法についてですかね。
【江戸川彗】
朝倉氏と被ってる気がせんでもないww
ほぼ情報かぶってますね
江戸川氏なら帰って包丁に触れたほうが情報抜けそうです
【江戸川彗】
サイコメトリーか……その方が速いな。
【江戸川彗】
ではそのことに、先輩方と話をしている間に思い当たったということで。
では江戸川さんだけ、【噂 簡単値 7】で振ってください
【江戸川彗】
噂:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:5,5,2)
【朝倉透】
お、成功した
【江戸川彗】
ピッタリとは
では最近学園内に【美食研究部 海原 味王】と名乗る人物がいることがわかります。神の舌と呼ばれているらしく、食べた料理の原材料をぴたりとあてることができるらしいという噂です
交渉しに行けば美味飯店の料理を食べてもらえるんじゃないでしょうか
【江戸川彗】
「行こ行こ~。あーしが連れていくんさ。」
【江戸川彗】
まず美食研究部へと一路向かいましょう。
【平風太】
彗ちゃんに同行します
美食研は放課後に食べ歩きをしているそうです。ということで学食横丁を探していると
和服を着た生徒がみたらし団子を食べながら歩いていました。彼が海原 味王です
【平風太】
「こ、この人が料理人を呼ばせたり口から炎を吐いたりという‥‥」
【海原 味王】
「このもっちり感。そしてこの醤油の焦げた香ばしい味。これを作った料理人を呼べ! うまいぞーといわせてくれ!!」
【江戸川彗】
「ちーす、味王さんじゃんねー??」ぞぞいと無遠慮に近づいていく。
【海原 味王】
「む。貴様は一体」
【平風太】
一瞬あせるけど、これが彗ちゃんの持ち味だと思ってるので止めません
【江戸川彗】
「あーしはー、彗っていうんだけどー。味王さんに挑戦したいんだー。」
【海原 味王】
「儂、この海原 味王(うなばら みお)に挑戦するというのか」
【海原 味王】
「面白い。1週間後に来てもらおう。その時本当の美食というものを紹介しよう、シロウよ」
【江戸川彗】
「そそ。マジやば料理なんだけどー、って一週間後!?なげーよ!!」
【海原 味王】
「む。料理対決ではないのか?」
【江戸川彗】
「味の分析ってやつだよー。材料とかー、何が使われてるかを当ててほしいのさー。」
【海原 味王】
「なるほど。儂の舌を頼りに来たというわけか。だがこの海原 味王。そんじょそこらの料理では満足せぬぞ?」
【江戸川彗】
「旨いものを食べなれてるんしょ?だったら逆にうってつけだよ。なにせ”味”がわからないんだから!普通の人には!」
【江戸川彗】
と焚きつけましょう。
【海原 味王】
「ほう! 面白い! 案内してもらうかシロウよ」
【朝倉透】
(いい啖呵だ)
【朝倉透】
(いつのまに江戸川さんは新聞記者にw)
【平風太】
(陽一くんはいないのかw)
ということで味王を連れていくことにしました。啖呵がよかったので判定はなしです
【江戸川彗】
「しゃーせー、お一人ごあんなーい。」とサクッと店に連れていきましょうか。ぷーたには先回りしてメイシンに事情を伝えるよう頼む。
【平風太】
あいあい、頼まれました
【メイシン】
「噂は聞いています。あなたが有名な美食家ですね」
【平風太】
「今回は100%メイシンの料理でいいんだよな?」
【海原 味王】
「何を隠そうこの儂こそ、美食研の神の舌を持つ男こと海原 味王である!」
【江戸川彗】
「全力投球だよー。味王も全力投球だよー。」
【海原 味王】
「美味飯店、噂は聞いていたが儂の舌で味わったことはなかったな。これも良い機会だ。振舞ってもらおうか!」
【メイシン】
「あぁ。いや、はい。腕によりをかけて作らせてもらいます」
【朝倉透】
「その愛の包丁に何が起こっているのか、美味飯店とどのようなつながりがあるのか・・・」
ということで麻婆豆腐が運ばれてきます
【平風太】
探偵としてのカンを最大限に研ぎ澄ませて調理段階から観察を続けています
【海原 味王】
「ふみ、見た目はスタンダードな麻婆豆腐だな。花椒の香りがぴりりと香っておるわ。まずは一口」
【平風太】
(あっ、表情が‥‥)
【朝倉透】
ごごり
【海原 味王】
「ふむふむ、基本に忠実ながら至高の高みまで上り詰める。豆腐という材料はその繊細さゆえに殺されてしまうことも多いがこれは大豆のうまみと辛みが調和しているな」
【江戸川彗】
(どきどき土器)
【海原 味王】
「む、これはマル腸か。なるほど、豆腐だけでは触感が楽しくない。マル腸を加えることで味と触感に楽しさを出しているのだな」
【海原 味王】
「この料理、うーまーいーぞー!!」髪が金色になって目が光る
【平風太】
さすが味王だwww
【海原 味王】
と同時に前のめりになって麻婆豆腐の中に顔を突っ伏す
【江戸川彗】
完璧じゃんww
【メイシン】
「!?」
【朝倉透】
GM,その時に如意片の動きを可視化します。
【江戸川彗】
「結局気は失うんかい!」あわてて助け起こそう。麻婆を顔面はキツイ
【平風太】
麻婆豆腐から引っ張り上げて、顔や衣服を拭きふきします
【朝倉透】
特殊環境委員会で
その顔は幸せそうに発光しています
【江戸川彗】
「メイシン、包丁を出して!」
【メイシン】
「ん? あぁ、だがそれよりこの人が」
【平風太】
「こっちは俺たちに任せておけ。メイシンは包丁を!」
【朝倉透】
「おそらく今包丁を見ることで事態がわかるはずなんだ!」
【メイシン】
「大切な包丁だ。大事に扱ってくれ」
【江戸川彗】
まずは朝倉氏の分析どうぞ。
【平風太】
(包丁を粗末に扱ったら陽一くんに叱られるからなw)
如意片の意思ですが
「悲しい」という意志が伝わってきます
【朝倉透】
「直接精神的にリンクすることは気絶を招くが、少なくとも何らかのコミュニケートを
スマホ応石アプリのように取ることができれば・・・」
【朝倉透】
「もしかするとお母さんが病気なのが悲しいのかな?」
【平風太】
アプリでワンクッション置けばなんとかなるのかな
【江戸川彗】
「じゃ、いくじゃんね。」包丁に軽く触れてサイコメトリーしましょう。直だよww
では数十年分の記憶が流れ込んできます
【平風太】
彗ちゃんに背後から触れておきます。バックアップ的な意味で
【平風太】
いざというときにはダメージ肩代わりのつもりです
この包丁の持ち主はメイシンの父親です。彼は料理人の修行をするために旅に出て、包丁は母親に託されました。
そのきっかけは幼いメイシンの料理の腕に恐れを抱いた、からです。
包丁はずっとこの家族を見ていました。そしてメイシンの料理が人を傷つける現状を悲しんでいました
【江戸川彗】
すごい情報量に圧倒されつつも、意思をくみ取ろうとします。
包丁の意思は「メイシンのおいしい料理を振舞いたい」その一心です
【朝倉透】
「結局何故メイシンの料理は人を傷つけるようになったんだろうか?」
【平風太】
「最初に傷つけられたのはメイシンの父のプライドか」
【江戸川彗】
とりあえず自動機械のように口から情報を垂れ流しましょうか。特にまずい記憶はないようなんで。メイシンにはつらいかもだけど。
『メイシンの料理はすべてを破壊する。食べたものも、その腕を知るものの心も』
『助けてくれ。生徒たちよ』
江戸川氏にだけ言葉が伝わってきます
【平風太】
「もしかしてもっとひどい結末になるはずだったのを、包丁がカバーして失神だけですむようにしていたということか?」
【江戸川彗】
最後のは直、ってことだね。そこは口に出すのはやめておこうか。
【平風太】
あ、今のは「メイシンのおいしい料理を振舞いたい」からの推理です
『我が名は真白(ましら) この包丁に宿る愛である』
【朝倉透】
「うーん、そうすると少なくとも真因はこの包丁真白とは別にあるわけだ」
【江戸川彗】
『真白、心当たりはない?』
【真白】
『メイシンの料理は………美味すぎるのだ』
【真白】
『人間の神経では耐えられないほどに』
【真白】
『人間の味覚ではとらえきれないほどに』
【江戸川彗】
『あー、料理の限界超えちゃったかー。』
【真白】
『ゆえにそれは無味の毒と化す。だが我は包丁。料理の上達を止めれようか』
【平風太】
(爆発したりビーム吐いたりしちゃうのか)
【真白】
『料理への愛を否定できようか』
【江戸川彗】
『味王はちょっともってたもんね。実は嬉しかったり?真白。』
【真白】
『メイシンの料理をほめてくれるのは、包丁冥利に尽きるというもの』
【江戸川彗】
『しかし料理の味を控えろってのマジ無粋。うーん。』
【江戸川彗】
『まあ心配すんなし。とりあえず皆で考えっからー』と意識を元に戻しましょうか。
【真白】
『頼んだ。人間よ』
ちなみに真白の姿はキンシコウ的な感じです
【江戸川彗】
「うはあー、マジヤバみ、マジ疲れ。マイホームパパサウナでムカ着火抑える感じだわ。」
【江戸川彗】
まずは皆に包丁の意思を伝えましょうか。
【海原 味王】
「ぬおぉ!?」口から光を吐きながら起き上がる
【平風太】
「つまり強すぎる旨味が、人間の体でオーバーフローしてる状態ってことか」
【平風太】
「で、その旨味を抑える方法で解決することはしたくない、と」
【江戸川彗】
「いやー、チョゲサこの学校あるよね。人間の限界超えてくるのー。」
ちなみにメイシン君、簡単値5程度なら目標値は23です
【平風太】
「とすれば、何らかの方法でその旨味を発散すればいいのかな?」
【江戸川彗】
でもたしか出前でも気絶してたらしいから、半端な手ではダメなんだろうな。
【海原 味王】
「わかったぞ原因が! この料理はなんと!」
【朝倉透】
「どうだろう、中華は色んな方法で出汁を取る。いっそのことこの包丁で湯をとるのはどうだろうか」
【平風太】
「包丁はあくまでもメイシンを見守ってるだけで、味を足してるわけじゃないからダシは取れないと思うぞ」
【海原 味王】
「うますぎるのだ!!!」
【江戸川彗】
味王が一番本質に近いというバグ。
【平風太】
「あ、うん、それはさっき彗ちゃんが気づいたw」>うますぎる
【海原 味王】
「ん? あぁそうか」(´・ω・`)
【朝倉透】
(これで学食食えるようにならんかな)
【平風太】
(しょげとるwww)
【江戸川彗】
「いやー、味王ちゃんさ、時間もったのはキミがNO.1。チェケラ。」
【海原 味王】
「しかし実に美味なこの料理。民草が味わえないのは酷というもの」
【朝倉透】
「まぁ、一つの考えとして江戸川さんより海原さんの方が長く保った」
【平風太】
「彗ちゃんは食べて真相に至ったわけじゃないからなw」
【朝倉透】
「となれば、なんとかして食べる人の方を強めねばならないのか、な」
【平風太】
「しかし学園生徒全部を強化するのは現実的ではないな」
【江戸川彗】
「根本的解決にならんけどさー。当座としてさー。調理セットを売るのはどう?」
【メイシン】
「調理セット?」
【江戸川彗】
「〇麻婆豆腐セットみたいに、最後の調理だけをユーザーに委ねる、みたいな?」
【メイシン】
「………そう、そうだな。それなら母さんの治療費もまかなえる」
【メイシン】
「それがいい……な」
【平風太】
「メイシン、何か引っかかるものがありそうだな?」
【朝倉透】
「後はそうだな。中華には医食同源という言葉もあるのだから、六瓢連氏あたりに相談して食べる人の神経を丈夫にする処方があるかもしれない」
【江戸川彗】
「まあそれはそれとしてさ。解決策も考えなきゃなのだぜ。」
【平風太】
「さっきも言ったけど、旨味のエネルギーみたいなものを食べるときに何らかの形で外に排出もしくは発散させる方法を考えようか」
【海原 味王】
「旨味のエネルギーは簡単にでるだろう?」ピカー
【平風太】
「そりゃあんたぐらいのもんだw」
【江戸川彗】
参考にならねえww
【朝倉透】
「食べる人みんなが光るものではなさそうだしね」
【平風太】
「それに食べるたびにいちいち光ったり炎を吐いてたりしたら店が保たないw」
【海原 味王】
「たしかに儂もたまに巨大化して店に迷惑かけることがあるしなぁ」
【平風太】
「アニメ版OPぐらいにしておきなさいwww」
【江戸川彗】
だから参考にならねえよww
【朝倉透】
GM、この前に宣言した色々調べるキットで化学部と錬金術研を併用して、このうま味パワーを解析してみたいのですができる?
OKです
【朝倉透】
(もしかしたら味○素がメイシンから噴射されるかもしれん)
【朝倉透】
簡単値はおいくつで。
【簡単値 0です】
【朝倉透】
ではパワー1点使います。
【朝倉透】
化学部:【3d6】を振りました。結果は「15」失敗です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,5,4)
【朝倉透】
ちょいだめかー。
ちなみに解析は各部活が行っていますが、何も異変は見られませんでした
【江戸川彗】
「あとはさー、やっぱ人間の方を強化するってかー。」
ICP分析法をつかったりしました
【メイマオ】
「たっだいまー、ってお客さん増えてるよ!?」
【江戸川彗】
「ん、あー、これはどうだろう。味王。塩分強いのと弱いのどっちが好き?」
【朝倉透】
「後は弟子としてメイマオさんが手伝うことで間接的に食べられるようになるとか」
【海原 味王】
「弱いほうが好きだな。濃い味はバランスが難しい
【メイマオ】
「? なんのお話してるの?」
【メイマオ】
「あっ、お兄ちゃん。ママから新しいレシピ預かってきたよ」
【江戸川彗】
「ええと、たしか塩分の中和は酢だっけか。お好みの量の酢をかけてから食べてみて。」
【朝倉透】
「ああ、料理で気絶する原因がわかったんだよ」
【平風太】
「メイシンの料理で人がぶっ倒れる原因はわかったから、対処方法を考えてるんだ」
【メイマオ】
「え? ほんと!?」
【朝倉透】
「それが困ったことにメイシンさんの料理が旨すぎるからってわけさ」
【メイマオ】
「よかたね! お兄ちゃん!」
【メイマオ】
「確かにお兄ちゃんの料理は世界一だけど:」
【江戸川彗】
味のバランスを変えたら食べられないかなー、って。
【平風太】
「根本的な方法としてメイシンのさらなる修行で、旨味エネルギーを抑えるのではなく無害なものに変質させる方向を考えてみてもいいかもな。まあこれは時間がかかるけれど」
【メイマオ】
「味を変える、か。母さんの味を変えたくはないが仕方ないな…」
【江戸川彗】
客が勝手に塩味を追加したり減らしたりする分には料理を貶めてることにはならんかと。
【海原 味王】
「皆が儂のようにエネルギーを出せるようになればいいのだがなぁ」
【平風太】
「そんなのめったにおらんてwww」
【朝倉透】
「ところでお母さんから預かったレシピってどんなのだい?」とメイマオさんに
【海原 味王】
「修行すれば儂の奥義、海王消滅波が打てたりせぬかな」
【江戸川彗】
「食べるために修業が必要な時点でダメなんよ……」
【メイマオ】
「んとね。ママはすごい料理人だったから料理ノートをいっぱい持ってるの。それで新しいレシピを作ったから持ってきたの」
【朝倉透】
「どんなのだい?」
【メイマオ】
「極秘情報なんだけど、みんなならいいよね?」
【メイシン】
「あぁ、構わない。すぐ持ってくる」
【メイシン】
どさっとA4ノート数十冊が
【平風太】
「あ、料理の名前と外見だけでいいよ。どうせ俺たちじゃまともに調理できないw」
【平風太】
(なにげに彗ちゃんの女子力をディスってることには気づいてない)
【平風太】
はったおしていいよwww
【朝倉透】
それじゃ10倍速読力でおおまかに読んでみますか>数十冊のA4ノート
【メイマオ】
「えと、今回のはしいたけと、豚肉と、鶏肉で出汁を取った鍋かな。ピュンロ―と常夜鍋合体、みたいなね」
【江戸川彗】
「チョケバいい方法があるんでない。まったく同じレシピで、メイシン、メイマオ、味王が作ってみたら何かわかるかも。」
「あとぷーたはそこに正座しろ。」
【平風太】
「え? え?」(わかってない)
【海原 味王】
「この味王。調理にも自信があるぞ」
【江戸川彗】
「あーしだって料理は無理じゃねーんだよ。(できるとは言ってない)」
【朝倉透】
「OK、それでは一度やってみてくれ。それでダメなら学食に行ってメイシンの料理がどうなるか試してみよう」
では各人料理を作った結果
メイマオ:可もなく不可もなく
味王:めちゃくちゃ美味しい
メイシン:味王再度気絶
【平風太】
「メイマオも家庭料理的に十分合格点ってことなんだよなぁ」
【平風太】
「かわいい女の子が調理してるってことで、心情的プラス点がつくし」
【メイマオ】
「でもこれ、マーマのレシピあってこそよ」
【メイマオ】
「ワタシだけじゃおいしい料理作れない」(´・ω・`)
【朝倉透】
「まぁ、でも朝に飲むにはメイマオさんのスープ丁度いいと思うよ」
【メイマオ】
「朝倉さん。ホスト崩れみたいな恰好してるけど、いいこというね」
【江戸川彗】
「やっぱメイシンが特異点なー。味王マジ旨くて笑えるww」
【朝倉透】
「これさ、想ったんだけど。一度難関の環境で自分を試すと丁度いいのでは?」>メイシンの料理
【メイシン】
「こんなんな環境?」
【朝倉透】
「例えばあの学食で、とか」
【メイシン】
「学食………呪われた場所だと聞いたが」
【平風太】
「学食!」(けろけろ~)
【朝倉透】
「もしかしたらこのパワーがあれば、あらゆる物が不味くなる伝説のあそこでもまともに美味しい物が食べられるかもしれない」
【メイシン】
「わかった。しかし使わせてもらえるのだろうか」
【朝倉透】
「それができれば学園生徒を救う偉業だろう」
【江戸川彗】
「(顔が蒼ざめる)いや、まだ、まだはえーし。慌てる時間じゃねーし。」
【メイシン】
「料理人たるもの調理場は自分の領域だろう」
【朝倉透】
「なるほど」
【平風太】
「まあ、やってみて損はないだろうな」と彗ちゃんを引っ張るw
【海原 味王】
「そこは儂が金でなんとかしよう。海原式旨味発電で儲かっているのでな」
【平風太】
「もはや人外だなw」>旨味発電
【朝倉透】
「まぁ実際どうなるか見て見れば色々新しくわかることもあるだろうしな」
【江戸川彗】
「ガチめのテンションやめてー(泣)」学食に引きずられていく。
【朝倉透】
(うま味発電ってやっぱりエネルギーでタービンの羽根回して電気つくるんかな)
【海原 味王】
「簡単だぞ」HOLONを取り出す→特殊なヘルメットを被る→接続する→料理食べる→うまいぞー→発電
【朝倉透】
(太陽電池式じゃった)
【平風太】
ひかーりかがやくたいよーでんちの♪
おっと、これ以上はいけない
【朝倉透】
「ではゆかん! 美食の最果て、うま味の地獄、あの場所へ!」
【平風太】
「朝倉くん、酔ってないか?w」
【海原 味王】
「学食………なんとまがまがしい」
【江戸川彗】
「あああああああああ!マジテン下げなんすけど!」
【海原 味王】
「空気が不味い!!」
【朝倉透】
「でも前の会計どのはちょこちょこ行ってたと聞くが」江戸川さんに。
【江戸川彗】
「ちっげーよ!会計じゃなくてやばいのは会長!ここで普通に食ってんだもん!」
【平風太】
「それよりここで満漢全席食いきったヤツもいたぞ。俺は見てたから間違いない」
【平風太】
顔色が土気色です。バケツ握りしめてぷるぷるしてます
【海原 味王】
「金で買収してきたぞ。自由に使っていいそうだ」
【メイシン】
「………わかった。ここで作ってみる」ブルブル
~十数分後~
【メイシン】
「できたぞ。回鍋肉だ」
【メイシン】
「…誰が、食べる?」
【朝倉透】
「さて、それではいただきまーす」
【朝倉透】
そそっかしいからな
では朝倉さん
【平風太】
「‥‥俺も付き合おう」
めっちゃうまいです
【江戸川彗】
「食べる食べる。メイシンならワンチャン。」
【朝倉透】
「お、うめぇ」
昇天寸前のおいしさです
ですが気絶はしません
【平風太】
「ふむ。俺でも食べられる」
【平風太】
「逆説的に言って、相当うまいってことだ」
【メイシン】
「本当か!?」
【江戸川彗】
「あ、あれ?食べれるよ??」
【メイシン】
「そうか。ここなら………」
【江戸川彗】
「テン上げキタわ。ドリってんな、コレ。」
【メイマオ】
「うーん。お兄ちゃんの料理はどこで食べてもおいしいと思うけどな」
【メイマオ】
「ワタシも一口ー」
【メイマオ】
「げぼぉっ」
【平風太】
「お、おいっ!」
【メイマオ】
「おろろろろろろ」
【平風太】
トレードマーク薬箱から吐き気止めを出します
【海原 味王】
「!? 不味くなっている!?」
【朝倉透】
「流石学食おそるべし」
できてから数分後、味はゴミ以下になりました
【江戸川彗】
「時間!?時間でこうなんの!?」
【平風太】
「できたてじゃないとダメなのか」
【海原 味王】
「時間次第では、おいしいみたいだな」
【江戸川彗】
「学食ヤベー……」
【平風太】
「指数関数的にダメになっていくそうだからな」
【江戸川彗】
「まあ料理セットの次善策だなー。」
食べた人はわかりますが時間がたった料理は普段の学食の10倍はまずいです
【平風太】
元がうますぎる分、ダメになったときのダメージもひどいってことか
【朝倉透】
「ただ逆にいうと何らかの手段でメイシンの料理を美味しいまま頂けることがあり得るってわけだな」
【海原 味王】
「かきこむように食べれる者にとっては天国だが、食べるのが遅い者には地獄だな」
【平風太】
「‥‥かきこむしかできないって、ある意味料理に対する侮辱でもあるな‥‥」(渋い顔)
【海原 味王】
「ふむ、これを『三分中華』と名付けよう!」
【海原 味王】
「いや『天国と地獄中華』のほうがいいか?」
【朝倉透】
「さて、ここまでわかってどうやってメイシンの本領を発揮させてあげられるかだな」
【平風太】
「いずれにせよ、根本的解決とは言い難いな」
【江戸川彗】
「うーん、あとは司令官方式くらいしか思いつかねー。」
【メイマオ】
「地獄は料理につける名前じゃないよ」
【海原 味王】
「儂からの提案だが、やはり旨味発電を使ってだな。気絶する旨味を吸い取って発電に回すというのは」
【海原 味王】
「いささか食に対する冒とくではあるが」
【平風太】
「だからそんなのできるのはあんたぐらいのもんだろ?」
【江戸川彗】
「あのクソダサメット被りながらじゃねーと食べれねーじゃん。」
【海原 味王】
「どこかに頼めばできそうだがなぁ」
【朝倉透】
「いや、それをどうやってできてるのかは調べる価値がある」
【朝倉透】
クッションから発電とかできれば・・・
【平風太】
「あとメイマオ、別府名物に地獄蒸し料理ってのがあるぞ」
【メイマオ】
「地獄を蒸す!? 日本人怖いね」
【江戸川彗】
「今のところー、食べる方を強化案が優勢だなー。」
【メイシン】
「俺にはどうすればいいか、わからない。皆力を貸してくれ」
【平風太】
「食べる直前に何か薬を飲ませるとか。ハルに手伝ってもらえば何とかなるかもしれない」
というところでエンディング分岐です
どの方向で解決しますか?
【平風太】
「俺としてはメイシンの修行で旨味エネルギーの方向を調整しつつ、それができるまでは対症療法という流れかな」
【朝倉透】
薬膳の考えももともと中華にあるし、化学部や錬金術研や東方医学の粋をこらして食べる人の神経を丈夫にするのはどうだろうか
【朝倉透】
そうすれば神経症の人にも効く薬膳料理店になるかもしれない。
【江戸川彗】
「あーしはあの味を知ってるからな。食べる人の方をなんとかする、だ。メイシンのマジヤバ料理を生で体験したい。」
【江戸川彗】
一応、メイシンの味を落とさずに、って方向で一致はしてるか。
【平風太】
メイシンの心情に寄り添うと、味を落とすのは不可だな
【朝倉透】
あとはメイシンが旨味発電を体得する。
【メイシン】
!?
【平風太】
メイシンをお笑い料理人にはしたくないなぁw
【海原 味王】
「旨味発電は美味しさが吸収されて味が落ちるからだめだな」
【海原 味王】
「それでも十分においしくはあるが」
【朝倉透】
それでは中華五千年の神秘による人体錬成だな。飯店で食べた人は神経も研ぎ澄まされるのだ。
【朝倉透】
六瓢連さんも来てたんだし協力仰いでさ。超常心理学研の見地も使えるだろうし。
【江戸川彗】
「……食前酒は?アルコールで少しは神経へのダメージが抑えられるし、料理としてもいいんじゃね?」
【朝倉透】
薬酒もいいかもなぁ
【平風太】
「問題は学生の大部分が未成年ということだけどな」
【江戸川彗】
「いいじゃーん、どうせ守ってないよー。そもそもハタチ越えた学生も珍しくないしー。」
【朝倉透】
「そういや俺、一応まだ16才だしな」
【平風太】
「俺もw」>16歳
【江戸川彗】
「私じゅうごー」
【平風太】
「まあこの学園にいれば、ときどき自分が高校生だってことも忘れちゃうけどなw」
【メイマオ】
「じゃあ、どこかの部活に頼んで、味わう人を強化してもらうてこと?」
【朝倉透】
「一緒にだす薬膳で神経を丈夫にできるんでないかなってね」
【平風太】
「メイシンの店を訪れる人に限れば、手が回らなくなることもなさそうだしな」
【江戸川彗】
「そうそうー。だってメイシンのマックス料理味わえねーの人類の損失じゃーん。」
【海原 味王】
「確かに食べ合わせという考えもあるな」
【平風太】
「予約するときに処置をセットにすれば問題ないだろう。飛び込みの場合に備えて、施術者に常駐してもらうとか」
【海原 味王】
「あの料理は予約制にする価値はあるな」
【朝倉透】
「そうすればまさに美味飯店の名にふさわしいんじゃないか」
【メイシン】
「なら、六瓢連さんにお願いしてみようか。あと朝倉さんもそういう心得があるんだったよな?」
【朝倉透】
「ああ、実は科学的な手法からオカルトフレーバーまで何でも来いだ」
【江戸川彗】
「もし皆に来てほしー、ってんなら、元気になったら昼はママで大衆料理、夜はメイシンで高級予約でいいんじゃね?」
【メイシン】
「そこまで考えてくれて。皆感謝してもしきれない」土下座
【平風太】
「味王さん、メイシンの料理をみんなに味わってもらうためにも、メイシンたちのお母さんの治療費を援助してもらえないか?」
【海原 味王】
「この味王。美食のためには金も権力も尽くす覚悟ぞ」
【朝倉透】
「確かにこのままメイシンがマメジママートのレジ受付になったら、色んな意味で島の損失な気がする」
【平風太】
「気がするってーより、それが事実だろ」
【朝倉透】
「それじゃ、大枠きまったんだから気張っていこうじゃないか!」
【メイマオ】
「えーい、えい、おー!」
【江戸川彗】
「そうそう。とにかくメイシンのレベルにアゲてくってことで。」
【平風太】
「よし、それじゃ俺は情報を撒いてくぞ。予約のときに然るべき対応をすれば無事に美味飯店のメシが食えるってね」
【六瓢連 春告】
「誰かとおもたら、昨日の奴らじゃないか。なにやてるね」
【平風太】
「よー、ハル。かくかくしかじかというわけで、ハルにも協力してほしいんだ」
【朝倉透】
「おう、ここの飯を気絶しないで食べるのに君の協力が必要なんだ」
【六瓢連 春告】
「とりあえずよくわからんが、わかたよ」
【江戸川彗】
「昨日の子じゃーん。期待の新星おつー。」
【六瓢連 春告】
「ここ胃薬売れるヨ。だからここによくいるネ」
ということで全員の奔走あって
味王67回の気絶あって、神経の拡張と安定化をする薬酒ならぬ薬ジュースが開発されました
【平風太】
67回www
【朝倉透】
「海原さんには体を張った協力、いくら感謝してもしたりない」
【江戸川彗】
味王の根性が凄いww
【海原 味王】
「美食のためならこれくらい些細なことよ」
【朝倉透】
「まぁ、でも無事美味しいご飯が食べられるってわけだ」
【海原 味王】
「あとは毒殺飯店などという不名誉極まりない名前を払拭すれば、客足も戻るだろう」
【平風太】
「メイシンの腕ならすぐに取り戻せるさ」
【六瓢連 春告】
「定期的に薬ジュースを朝倉と一緒に作って納入するネ」
【朝倉透】
「うちの店の常連にも話しておくよ」
【江戸川彗】
「包丁にはあーしからちゃんと伝えとくからさー。ママともども大事にしてやんなー。」
【メイシン】
「俺の料理をおいしく食べてくれる………こんなにうれしいことはない。本当皆にはどう感謝すればいいか。俺になにが恩返しできるか」
【平風太】
「うまい飯を作り続けてくれればいいさ」
【江戸川彗】
「?とりあえず旨いメシ作るでいいんじゃね?」
では江戸川さん、突然あなたの頭の中に声が響きます
『メイシンを救ってくれて、ありがとう。これはワタシからの報酬だ』
【江戸川彗】
んがくっく
全員のHOLONが震えます
【朝倉透】
「ん? これは」
【平風太】
「お?」
HOLONを開くとそこには見知らぬ応石
『心』がインストールされていました
【江戸川彗】
「おー、愛の如意片から報酬だってさー。いいやつじゃん。」
【平風太】
「如意片が意志を持ってるってのは本当なんだな」
【平風太】
「知識としては知ってたけど、初めて実感した」
【メイシン】
「そうだ。皆にはいつ来てもタダで食事を振舞おう。俺には料理しかないからな」
【朝倉透】
「メイシン、今度は羊の煮こごり作ってくれ(羊羹の元ネタ)」
【江戸川彗】
「お金払うってーwwでも食い詰めたらヨロで~」
【平風太】
「いやいや、ちゃんと払うぜ。立派な腕前には立派な見返りが必要だ」
【朝倉透】
「ま、これでめでたしめでたしだな」
以降、みんなの尽力あって毒殺飯店の悪名は薄れ、美味飯店は知る人ぞ知る名店。会食に使われる名店になりました。
セッション報酬
セッション報酬
【朝倉透】
どうもありがとうございましたー
ありがとうございましたー
【江戸川彗】
お疲れ様でした!
【平風太】
おつかれさまでした~
本当は母親のレシピを使わないことで味が落ちてふつうの人も食べれるようになると想定してました
【朝倉透】
先週延期になったけど、無事面白く遊べてよかったー
【朝倉透】
あ、そうだったのごめん。
でも味を重視して、メイシンに寄り添ってもらえてうれしかったです
ベストエンディングですね
【朝倉透】
だぬぬ。
【平風太】
依頼人に寄り添うのは探偵の鉄則よw
【朝倉透】
どうせなら美味しい方が嬉しいしね
【江戸川彗】
なるほどー
短編の予定、だったんだけどなぁ
【江戸川彗】
人間の方を強化、は発想がマッスルでよい。
【朝倉透】
まぁそこはテキセ3倍時間の法則ですよよ
【平風太】
挑みがいのあるシナリオでしたなぁ
そう言ってもらえるとGM冥利に尽きます
【江戸川彗】
メイシンがまた真面目なので余計に遣り甲斐が。
設定に『天国と地獄中華』追加したいなぁ
【平風太】
www
【朝倉透】
またどこかのセッションで出てくると面白いね。
【江戸川彗】
www
【朝倉透】
というところですみませんが用事があるので落ちますねー
お疲れ様でしたー
【朝倉透】
今日はありがとうございましたー
【江戸川彗】
おつですー
【平風太】
あ、僕も用事~。お疲れ様でした!
【江戸川彗】
マスターやる時の密会の場所として使わせてもらおう。
【江戸川彗】
それでは私も落ちまする~
【江戸川彗】
ではでは~