第075話『潜入!るみね帝国!(仮)』by鉄猫 2021/09/18



ジャンル



あらすじ

クーデター騒ぎもなんとなく収まり、台風も退治され、日常?を取り戻した蓬莱学園
そんな中、ある異変が…
なんと! 学食に長蛇の列ができている!
PC達は否応なしにこの異変に巻き込まれていくのだった…
>>リプレイへ!


登場PC

+ 小中 光

+ 我如古 眞実

+ 西城 健太


主な登場NPC

+ 小田宮 るみね
小田宮 るみね
るみね帝国皇帝。
20年以上前からラジオの海賊放送を続けている怪人物
※こちらの人物図鑑に掲載中。
蓬莱学園の復習!!

+ 寒戸 文明
寒戸 文明
公安委員会非常連絡局局長
あまり格好良くないところが格好いい
※こちらの人物図鑑に掲載中。
蓬莱学園の予習!!

+ 中尾 影人
中尾 影人
小中 光の双子の弟。
ピンチの時には後退させられていつも割を食うポジ今回も貧乏くじ。

登場応石


重要アイテム





リプレイ

時は西暦2021年9月中旬。

クーデター騒ぎもなんとなく収まり、台風も退治され、普段通りの生活が戻ってきた学園です。

【我如古眞実】
「平和っていいなぁ…♪」
メスを研ぎつつ

そんな中、とある事件が。

なんと! 学食に長蛇の列ができているのです!

【西城健太】
「なんですかなんですか、この行列は?学食ですよ?」

【小中光】
「私、聞いたことがある。稀に本当に稀に学食がおいしくなると」

【我如古眞実】
「台風過ぎたから表に出てきてみたら…もしかして学食で食べなかダメなくらいインフラにダメージが!!!」
とかんがえて外科研に台風関係で患者が運び込まれてないか連絡を入れます

【西城健太】
何か変なエネルギーの流れとか感じませんか?>GM

とくに変なエネルギーの流れは感じませんが、長蛇の待ち人が出す独特の雰囲気が流れています。

列の先頭では、「ガ島パン売ってます」ののぼりが上がっています。

【西城健太】
「あれあれ、ガ島パン、ですか?聞いたことありましたっけね?」

【西城健太】
「ちょっとちょっと大月くん(手下)、並んどいてくれます?」

外科研に連絡しても、「普通の学食横丁やってるわよ」と返事が。

【我如古眞実】
「むむむむむ…これは検体を入手しなくては」
ガ島パンの列に並びます

では、みなさん学力の簡単値9で判定してください。

【我如古眞実】
学力:【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値10以下)(各ダイス目:6,4,2)

【西城健太】
学力:【3d6】を振りました。結果は「13」失敗です。(成功値10以下)(各ダイス目:6,5,2)

【小中光】
学力:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値11以下)(各ダイス目:6,3,2)

【小中光】
「餓島パン?」

判定に失敗した方は、「ガ島パン」の事は知りません。

【西城健太】
「うーんうーん、思い出せないですねぇ」

【小中光】
何故知ってる!?

「ガ島パン」とは、食べれば食べるほどお腹がすくという魔性のパンで、当然不味いです。

【我如古眞実】
「聞いたことのない名前だから…もしかしたら新商品がおいしくなった???」
※判定失敗

【西城健太】
「でもでも、これだけ並んでるんだから、何かおいしいものかもしれませんね」
※判定失敗

では、健太と眞実はガ島パンを手に入れます。

【小中光】
「うえ、あれ食べる被害出てるんだ」

【小中光】
さすがに止めて回ろ

【小中光】
どうせ、豆縞さん絡んだ案件だろうし

【西城健太】
「ではでは。食べる前にまず調査しましょう」

【我如古眞実】
「よし、検体を手に入れたからまずは成分検査だ…」
外科研に持ち込んでしらべます

偶然ですが、健太と眞実は近いベンチで座ってガ島パンを口にしようとしています。光はそれを目撃します。

【我如古眞実】
「そのまえに…一口食べてもいいよね♪…あーん」

では、パンを持っている人は感性の簡単値5で判定してください。

【小中光】
「まちなさーい」

【西城健太】
感性:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値10以下)(各ダイス目:4,3,2)

【我如古眞実】
感性:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,3,3)

【西城健太】
「待て待て、まずは分析からですよ。食べるのはそれから」

【我如古眞実】
「あら?あなたも検査目的??」
健太に話しかけます

健太と眞実は何とか一口食べるのを思いとどまりました。

光はそんな間に滑り込みます。

【小中光】
「餓島パンを食べるのはやめなさい、ジャンキーになるわよ!」

【西城健太】
「えぇえぇ、見たことないものはまず分析してみたいですからね。って、ジャンキーってどういうことですか?」

【我如古眞実】
「じゃんきー!?…ってあなた誰???」

【小中光】
「食べれば食べるほどお腹ぎすく上にまずい危険物よ。この体型に戻すためにどれだけ(弟が)苦労したか」

【我如古眞実】
「……gkbr」
おなかをおさえて

【西城健太】
「うわうわ、そういうシロモノなんですか‥‥」とパンをつくづくと眺めます

そんな3人の目の前に、まだまだ長蛇の列が続いています。

【モブ生徒】
「これが噂のガ島パンか」「ラジヲで言っていたやつだな」

【西城健太】
「じゃあじゃあ。この人たちはすでにジャンキー化してるってことですかね?」

【我如古眞実】
「調べるまでもなくやばい奴じゃないですか!とりあえず現状を報告しないと!」
外科研にこの件を報告、対策準備を進言します

【小中光】
「何故あんなゲテモノが人気なのかしら」

眞実は外科手術研簡単値5で判定してください。

【我如古眞実】
外科手術研究会:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,4,2)

【我如古眞実】
「これこれかくかくでガ島パンに行列が!胃洗浄の準備もおねがいします!」

外科手術研は、いざという時に備えて病床の確保に動いてくれます。

【西城健太】
素粒子のひもを並んでる人たちに這わせて、糸電話の要領で聞いた情報を伝えて行きます

【西城健太】
大声で叫んだりしたら営業妨害扱いになっちゃいますので

では健太はあやとり研簡単値5で判定してください。

【小中光】
(うちや顧客はカランでないわよね)←あちこちのSSでバイトしている

【西城健太】
超統一理論あやとり研:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:6,4,1)

並んでいる彼ら彼女らの情報を統合するに、火元は「噂」です。その噂はとあるラジヲ番組で入手したようです。

【西城健太】
「誰か誰か。放送委員にツテはありませんかね?」

【我如古眞実】
「噂とは恐ろしい…こんな危険なもの売ってること自体も驚きだけど」

【西城健太】
「それでそれで、どんな噂なんでしょうね?」

【モブ生徒】
「……不味ぃ、でもやめられねぇ」「ラジヲで言ってたとおりだ」

【我如古眞実】
「おなかちゃんの情報と統合するとアカンやつ!!」

【西城健太】
「あぁあぁ、まずいけどやめられない、不思議な味だって感じなんですねぇ」

皆さん知性の簡単値9で判定してください。

【西城健太】
知性:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値18以下)(各ダイス目:5,2,1)

【我如古眞実】
知性:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値18以下)(各ダイス目:5,5,1)

【小中光】
知性:【3d6】を振りました。結果は「8」失敗です。(成功値17以下)(各ダイス目:5,2,1)

ふと思ったのですが、ラジヲって聞いてます?

【西城健太】
研究所で流しっぱなしだと思います。テレビだと目を向けてしまうので

【我如古眞実】
がにょ子は下水族ですが生態的にはどうなんでしょう?>GM
なんとなくスマホで動画がメインでラジオ聞いてなさそうですが

下水族も、情報収集はテレビかネットです。

でも、ラジオそのものは島で見たことがありません。ほとんどがネットラジオになっています。

【小中光】
「ゲリラ放送?」

【モブ生徒】
「……今夜も聞くか」「次のトレンドが何か楽しみだ」

【我如古眞実】
「そんな番組…聞いたことないなぁ…」
モブに聞き込みをします

【西城健太】
「おやおや、トレンドを作り出す放送ですか。まあ、あり得なくはないですが」

眞実は交渉簡単値9で判定してください。

【我如古眞実】
交渉:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値10以下)(各ダイス目:6,2,1)

【我如古眞実】
「ねぇねぇ♪そのラジオについて教えて♪」
※胸を強調して近づけながら

モブ生徒に聞きこみをすると、毎日深夜2時になるとはじまるラジヲ番組「るみね帝国」というものがあるとのことです。

【我如古眞実】
「へーるみね帝国?ありがとねー♪」

【モブ生徒】
「すげぇ、やみつきになる(視線は下をみて)番組で」「めっちゃ面白いんだぜ(視線は下をみて)」

【我如古眞実】
「そうなんだーほかにはどんな話題があったの?」
※ちょっとさりげなく胸を寄せる

【モブ生徒】
「(少し鼻をおさえて)まぁ、明日のテストの情報とか」「(すこしまえかがみになって)上がる学札の情報とかもあったような」

【小中光】
「(勉強になるけど、戦力差があるからなー)」

【我如古眞実】
「へぇ…テストや学札の情報まで…ありがとうー♪」
しれっとその場から立ち去ります

【我如古眞実】
袖振り合うもなんとやらで小中と健太に情報共有します
「あの子たちこんなこと教えてくれたわよー」

【西城健太】
「なるほどなるほど。情報ありがとうございます」

【西城健太】
「ふむふむ。話を聞く限りでは生徒にとって興味深い話題ばかり選択されているようですね。何が目的なのか、そして情報はどこで仕入れているのか」

【我如古眞実】
「なんか変な事件がおきそうな予感よねぇ…ゲームなら陰謀の匂いがするところよ…」

【我如古眞実】
「ガ島パンなんて危ないブツなのにあんな行列できるほど扇動できるのだし」

【西城健太】
「それではそれでは。今夜試しにその番組を聞いてみませんか?」

【小中光】
真実さんに肉薄して、彼我戦力のさを実測します

【我如古眞実】
「おなかちゃんはウエストと足首で勝負よ」ヒソヒソ

【小中光】
(実は事件を追う理由がないので作ってますw)

【我如古眞実】
「私は今回みたいので患者が増えて忙しくなるのは嫌!っていうのと…純粋にちょっと興味があるわよねー学札とか」
天井で信用売りをかける所存

【小中光】
「私の武器はそれか~」手をワキワキさせて実測しながら会話

【西城健太】
「うーんうーん。ラジオの音声に何か怪しい波動でも乗せてるのかもしれませんね」

【西城健太】
(わきわきしてる手から必死に視線そらせてます)

【我如古眞実】
「…そんな悪いことをするのはこの腰カー!」
抱きついておなかちゃんの腰を実測

【西城健太】
(視線をそらしきれずに目を閉じてます)

【我如古眞実】
「そういうオカルティズムなこと、わかるの?」>健太

【我如古眞実】
怪しい電波とか波動

【西城健太】
「はいはい。電波とか波動とかも素粒子の振動ですからね。つかむことができますよ」

【我如古眞実】
(くっ…このウエストの細さよ…)

【西城健太】
(目は閉じたまま)

【我如古眞実】
「じゃあ一緒に聞いたほうがよさそうねー、なんかあったら怖いし」
目をつむってる反応を楽しみながら

【小中光】
「ガ島パンを食べたらウエストなんてすぐバインバインに」

【我如古眞実】
「ポテ腹はいやー!」

【西城健太】
「たたたた、ただし僕のはあくまでも物理学ですからね。オカルトとはやや方向性が‥‥」と必死で冷静になろうと蛇足な説明をしています

さて、無事にガ島パンは売り切れ、長蛇の列も三々五々別れていきます。

【我如古眞実】
「…尊い犠牲であった…」
被害者たちを見送る

【西城健太】
「まったくまったく。ジャンキーになっちゃった人たちは今後どうなるんでしょうね」

【我如古眞実】
「たぶん医療関係の部活には校正プログラムとかあるんだろうけど…そもそもなんでガ島パン禁止されてないんだろう?」

モブ生徒が言っていたことですが、この番組を聞くには「ラジオ」が必要なようです。

【西城健太】
ネットラジオではなくラジオ、ですか?

「ラジオ」です。

【西城健太】
では機械工学研でラジオを組み立てます

【我如古眞実】
「えースマホのアプリじゃダメなんだ??どこで買えるんだろ?」>ラジオ

ここでは無理ですので、機械工学研の部室に行けば組み立てできます。

【小中光】
「秋葉原に行く?」

【我如古眞実】
「さすがぁ!男の子!作れるんだ?!」
羨望のまなざし

【西城健太】
「はいはい、ラジオでしたら僕が作りますよ。機械工学研の部室までおつきあい願えますか」

【小中光】
「さすがだなー部品あるんだ」

【我如古眞実】
「おなかちゃんもいこういこう♪」
二人ともの腕を組んで間に収まる

【西城健太】
「ああああ、当たってます当たってます」

【我如古眞実】
※『当ててる』ことを気にすることはあっても、『当たっている』ことは気にしない。あざとい。

では、機械工学研の部室につきます。

材料を見繕って、AM/FMラジオを組みます。機械工学研簡単値9で判定してください。

【西城健太】
機械工学研:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,3,1)

【西城健太】
「さてさて、これで受信できるはずですよ」

では、外装は急作りで不格好ですが、ラジオが完成しました。

【我如古眞実】
「うわー♪すごいすごい!」

スイッチを入れ、周波数をいじってみますが、空電だけで特に放送は入電してきません。

【我如古眞実】
「この…中身が見えてるのがまた…いいわ…」
※骨フェチ的な発想

【西城健太】
「おやおや?空電ばかりですね‥‥」

【我如古眞実】
「んん?まだ時間じゃないからとか???」

【西城健太】
「なるほどなるほど。では時間までできることはありますかね?」

そうやって話ている頃、光のスマホにメールが入ります。

メールの内容は「ガ島パンの行列の原因を作ったのは、我々の敵である可能性がある。調べるように。I」です。


【小中光】
「(メール見て)お仕事キター(゚∀゚ 三 ゚∀゚)」

【我如古眞実】
(おなかちゃんが小躍りしている…)

【我如古眞実】
いま何時ごろでしょう>ますた

午後5時ぐらいです。

【西城健太】
「うーんうーん。僕としてはネットラジオではなくラジオだけでの放送と言うところが気にかかるんですよ。
正規の放送委員会の番組ではないということではないですかね」

では、どこでラジオを聞きますか?

【西城健太】
このまま部室でいいんじゃないでしょうか?

【我如古眞実】
「ネットじゃないラジオって専用の機械がいるのね…しらなかったわ」
※世代的に知らない予感

【西城健太】
お茶ぐらいなら出せますよ

【我如古眞実】
「時間もあるし、お菓子とか買いに行こう♪」
なにか情報も拾えるかもだし

【西城健太】
「あぁあぁ、食事は必要ですしね。では出かけますか」

【我如古眞実】
「ラジオってスマホと同じで場所によって届かないの??」

【我如古眞実】
「ならついでに使いやすい場所探すとか?」

【西城健太】
「えぇえぇ。電波がなんらかの原因で届かないことはありますよ」

【我如古眞実】
「探すといってもスマホじゃないからアンテナ表示とかないもんねぇ」

【西城健太】
「いえいえ。電波であることは変わりないですからね。スマホのアンテナも参考になると思いますよ」

さて、食料調達に学食横丁に出向いています。

【我如古眞実】
「おばちゃーん♪バナナチップ頂戴!!」

しばし通りを眺めていると、手やポケットに小さなスマホとは違うマシンを持っている生徒たちがいるのに気づきます。

【西城健太】
「おやおや。ラジオですかね?」

【我如古眞実】
「あれがラジオ?」

【小中光】
「オネーサーン、ラーメン一丁」

【西城健太】
「えとえと、中華丼大盛でお願いしますね」

【小中光】
「ということはそろそろ時間?」

まだ夕方です。

【西城健太】
「ではでは。夜食なども仕入れておいて部室に戻りましょう。仮眠用のベッドもありますよ」

マシンを持っている生徒を見ていると、一定方向に行った生徒が、しばらくするとマシンを持って戻ってくるのがわかります。

【我如古眞実】
「この辺りだとラジオが聞ける???」

【西城健太】
「おやおや。あっちでラジオを売っている‥‥かもしれませんね」

【我如古眞実】
「スマホでアンテナ探してるときみたいな動きしてるねぇ」

手ぶら→ある方向→マシン持って帰ってくる です。

【西城健太】
「ふむふむ。問題のるみね帝国とやらを聞くためにわざわざラジオを買っている‥‥言い換えれば放送を聞かせるためにラジオを売っている存在があると」

【小中光】
「妨害は容易かな?」

【西城健太】
「うーんうーん。売っているラジオを一気にダメにしてしまうのは過激すぎますかね」

【我如古眞実】
「専用のラジオが必要???」

【西城健太】
「はいはい。ネットラジオでは聞けないということですからね」

【我如古眞実】
「おなかちゃんおなかちゃん、聞き込みしてきたら」ヒソヒソ

【我如古眞実】
(お仕事って言ってたし)

【小中光】
では、ボッチでラジオ持ってるおニーサンに聞き込みしよう

では、交渉簡単値9で判定してください。

【小中光】
「ヤッホーお兄さん」

【小中光】
交渉:【3d6】を振りました。結果は「7」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:5,1,1)

【モブ生徒】
「ぼ、ぼ、ボクですかっ!?」

【小中光】
「そー、それ珍しいねーラジオ受信機?」

【モブ生徒】
「そ、そうだよ。ラジオなんて今時珍しいだろ? そこの自販機横丁で売ってるんだ」

【小中光】
パーソナルスペースなぞ気にせず、思い切りちかずくよん

【モブ生徒】
「(なにがおこっているだ。これが、まさからぶ&こめでぃーのはじまり!)」

【小中光】
「本当に珍しいのねー、お兄さん結構事情通?インフルエンサー?」

【モブ生徒】
「い、いやいや。ぼ、ボクはただのリスナーの一人さ。といっても、まだその番組は聞いたことないんだけど」

【小中光】
「番組って、そのラジオじゃないと聞けないの?」

【小中光】
ラジオをはさんで顔は近い

【モブ生徒】
「そんなことないけど、今時ラジオなんて、売って、ないし……」

【小中光】
「そうなんだーありがとーお兄さん」手を握って感謝してサヨナラ

【モブ生徒】
「ああ、どういたしまして……(力なく手をふる)」

【西城健太】
「ふむふむ。自販機で売ってるってことですか。それとも自販機横丁に店を出して売ってるってことですかね」

【我如古眞実】
「一回買ってみる?実はちょっと違うとかあるかも」

【西城健太】
「はいはい。そうですね。僕のは急ごしらえですから受信できない可能性もありますし」

【小中光】
「真実さんなら、もっとさらりとやれたかもねーまだまだだわー私」

【我如古眞実】
(一周回って変なキャラ立ちしてしまったなぁw)

【西城健太】
「いやいや、可愛い女の子ってのは得ですねぇ。僕が行っても”なんだお前?”で終わりそうですし」

【我如古眞実】
「じゃあ、あとは自販機で一台買って帰りましょうかー」

では、学食裏の自販機横丁に行きます。

【西城健太】
ラジオを売ってる自販機を探しましょう

自販機が数百台ずらりと並ぶ領域で、飲み物はもちろん、食材から学用品、制服から中古車まで何でもそろっています。

【我如古眞実】
「最近来なかったら中古車が増えてる!!!」
巨大自販機を見上げる

ラジオを売っている自販機には行列ができています。

【西城健太】
「ふむふむ。そのうちプレハブ住宅を売る自販機なんかもできそうですね」

【我如古眞実】
「うわぁすごい行列…」

行列に並んでしばらくすると、番が回ってきます。

【小中光】
「いつみても、この中古車自販機は立体駐車場よね」

【西城健太】
3人で1台でいいですよね

ラジオはデザインは同じで全6色、値段は999円。

【西城健太】
「さてさて、何色にしましょうか?」

【我如古眞実】
財力2でも買える優しい値段設定w


【西城健太】
財力2で買っちゃったらごはん食べられなくなりますけどねw

【小中光】
「ピンクちゃんでいいんじゃない?」

ボタンを押してスマホをかざすと、ガタンッといってラジオが出てきます。

【西城健太】
じゃあピンクを買って、機械工学研の部室に戻りましょう

では、機械工学研の部室に戻ったところで、3分休憩にします。38分ごろ再開します。

【我如古眞実】
はーい

【西城健太】
りょ

【小中光】
はい

では機械工学研の部室です。

【我如古眞実】
「買った買った♪」
お菓子を並べてお茶を準備します

【西城健太】
「ではでは。時間までどうしましょうかね。仮眠したいならあちらにベッドがありますから」

【西城健太】
「そうそう、僕は時間まで研究を続けてますので、何かあったら声をかけてください」

【小中光】
「カロリーちぇーっく」

【我如古眞実】
「そっかだいぶ時間あるかー」
お茶だけ飲んで少し寝てしまおう

【西城健太】
※ただしベッドは男臭いw

【我如古眞実】
掛け布団の上から寝ようw

とくに行動がなければ、午前2時になります。

【西城健太】
「そろそろ時間ですよ」と寝てるがにょこさんを起こします

【小中光】
理系の部室ってことだねー

【我如古眞実】
「……あーおはよう~」
布団からずりずりおちて眼鏡をかけます

午前2時になります。ラジオのスイッチを入れ、周波数を動かして放送を探ります。

すると音が入ってきます。

【西城健太】
念のために自作ラジオのほうもスイッチを入れます

【我如古眞実】
「つながった!」

【小中光】
どちらも鳴ってる?

【?】
「こんやもはじまりましたー! おだきゅうるみねのぬめぬめるみね帝国ー!(大声)」

2台とも受信しています。

【?】
「ぬとぬとるみね帝国は、出力10万ワット(当社比)、周波数42.195MHzぐらい、宇津帆島から放送していますっ!」

【我如古眞実】
「はじまったはじまった!」
バナナチップかじりながら聞きます

どことなく甲高い、女の子のような声が聞こえてきます。

【我如古眞実】
10万ワットって結構遠くまで届くの?

【西城健太】
電波の伝わってくる方向を探ります

健太は機械工学研簡単値5で判定してください。

【西城健太】
機械工学研:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値10以下)(各ダイス目:6,2,2)

【西城健太】
ぎりぎりでした~

機材を使って測定してみると、電波は学園中央部から出ているようです。

【西城健太】
「ふむふむ、発信源は中央部ですか」

【?】
「きょうの学食はみんな行ったよねー? ガ島パンの味はどうだったかな? 緩やかな◎殺にはうってつけの品物だっ!」

【我如古眞実】
「学内放送なんだ……〇殺!!!」
※医療関係として聞き捨てならないという表情

【?】
「明日はぜひ『鉄骨カレー』に挑戦してみてねっ! 応援団の〇〇がいつも喰ってるあれだ」

では、3人とも感性の簡単値7で判定してください。

【西城健太】
感性:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:5,4,3)

【我如古眞実】
感性:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目:5,3,3)

【小中光】
感性:【3d6】を振りました。結果は「15」失敗です。(成功値8以下)(各ダイス目:6,5,4)

成功した人は、一瞬鉄骨カレーにチャレンジしてみたくなりましたが、我に返ります。

【我如古眞実】
「へー鉄骨……はっ!いかんいかん…」

【小中光】
失敗

【西城健太】
「これはこれは‥‥電波か声に怪しいものが乗ってるのは確実っぽいですね」

【西城健太】
ということで、あやとり研で探ってみます

光は鉄骨カレーを無性に食べたくなってきました。

【小中光】
「明日、食べなきゃ、鉄骨カレー!」

では、あやとり研簡単値5で判定してください。

【西城健太】
超統一理論あやとり研:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:5,5,1)

【我如古眞実】
「だめよ!おなかちゃん!きっと大変の事になっちゃうぅk」

【小中光】
「食べなきゃ」お目目ぐーるぐる

電波そのものにはトリックは無いようですが、自販機で買ったラジオに何か異様な感覚を覚えます。

【我如古眞実】
「鉄分補給はできそうだけどたぶんだめー」

【西城健太】
分解してみます。受信自体は自作ラジオでできてるから、それの対比実験も兼ねて

【?】
「そうそう、この前あったクーデター騒ぎは知ってるー? あたしの野望には特に影響はなかったけど──」

【小中光】
「学食が開くのは明日の7時から、並ばないと食べられない!」

健太はラジオを分解します。中身は何の変哲もないラジオのようです。

【西城健太】
あやとり研でチェックします

健太は機械工学研簡単値5で判定してください。

【我如古眞実】
「はいはいおなかちゃん落ち着いてねー(ぷすっ)」
鎮静剤をうちます

【西城健太】
ここは重要っぽいのでパワー乗せます

あやとりの前に。機械工学研で判定お願いします。

【西城健太】
はい

了解です。

【小中光】
Q~

【西城健太】
機械工学研:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値17以下)(各ダイス目:5,4,1)

ラジオの中身ですが、増幅装置の中に見慣れない、赤い透明な結晶体のパーツがあります。

【西城健太】
そのパーツをあやとり研でチェックします

あやとり研簡単値3で判定してください。

【西城健太】
超統一理論あやとり研:【3d6】を振りました。結果は「15」失敗です。(成功値11以下)(各ダイス目:6,6,3)

【西城健太】
むー、こっちにパワー乗せればよかった

何かであるかはよくわかりませんでした。

【西城健太】
「とにかくとにかく。この赤い結晶が問題であることはほぼ間違いないですね」

【?】
「あたしだったら、もちっと頭のいい方法で学園を征服するヨ。その時にはみんなよろぴくねー♡」

【西城健太】
「やれやれ。征服の第一歩はもう始まってるみたいですね」

【我如古眞実】
「なんか物騒なこと言ってるけど、自販機のラジオ分解しなかったらやばかったかんじね…」

【?】
「みんなが気にしてる相馬会長の女遍歴についても近々放送するよー。みんなの期待どおりの展開がっ!? お楽しみに~」

【我如古眞実】
「あ、それはちょっと楽しみw」

【小中光】
「(ヘタレだから副会長の据え膳もまだなはずー)」

【小中光】
「食べなきゃ、鉄骨カレー、むにゃむにゃ」寝言

【?】
「明日の学札相場は、手話研↓ 化学部↑ 株式研は暴落するからねー」

【我如古眞実】
「手話研ってあれより下がるんだ…」



【西城健太】
「さてさて。受信機側でわからなかったとすると、送信元を叩くしかないと思いますが‥‥いかがです?」

【我如古眞実】
「けど私たちが向かったところでできること限られてない?」

【西城健太】
「ふむふむ。送信元を突き止めて公安に連絡するとかもアリかとは思いますが」

【?】
「〇〇先生の弱みは、実は納豆。明日のラッキーアイテムは納豆で決まり!」

【我如古眞実】
「明日の被害は鉄骨カレー程度だから、明日までのうちにもう少し調べれるといいかもよねー」

【?】
「では、音楽も流すヨ~、https://www.youtube.com/watch?v=rZqto7k-pSw

【西城健太】
「なるほどなるほど。落ち着いてからもう一度結晶を調べてみましょうか」

【?】
「──そろそろ、御終いの時間だね~。それじゃあ、るみねのにちゃにちゃるみね帝国、また来世~」

【我如古眞実】
来世ww

ラジオからは空電だけが流れます。

【我如古眞実】
「番組名が出るたび変わるのも…キャラクター性?」

【我如古眞実】
「おなかちゃん起こして、今から電波の発信源あたりまで行ってみます?」

【西城健太】
「ふむふむ。どうやらこのラジオはこの放送を受信するためだけにあるみたいですね」

【西城健太】
「えぇえぇ、発信源は突き止めておいて損はありませんからね」

【我如古眞実】
「おなかちゃーん、あさよー(ぶすっ)」
※元気になるクスリ

【我如古眞実】
やばいんじゃないかw(セルフ突っ込み)

改めて計測をしてみると、電波は委員会センターの通信塔から発信されていたようです。

【小中光】
むっくり起きて、スマホのTODOリストに鉄骨カレー食べる、最重要

【西城健太】
「おやおや‥‥これはちょっとおちょくりが激しいんじゃないですかね」

健太はあやとり研簡単値5で判定してください。

【西城健太】
今度はパワー乗せます

了解です。

【西城健太】
超統一理論あやとり研:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値20以下)(各ダイス目:5,4,1)

電波自体は委員会センターから出ていますが、放送は別のところから行われているようです。その場所は、記念講堂の直下です。

【西城健太】
「なるほどなるほど。これがほんとの地下放送ってわけですね‥‥って、冗談じゃありませんよっ!」

【我如古眞実】
「今から行ってみましょうか!」

【西城健太】
「えぇえぇ、ちょっとお仕置きが必要な気がしてきましたよ」

【西城健太】
分解したラジオから赤い結晶体をポケットに突っ込みます

【小中光】
「(でも、面白い手法よね。クーデターよりはエレガントかも)」

【小中光】
「(それはそうと)鉄骨カレー食べなきゃ。真実さんも一緒に食べない?」

【我如古眞実】
「あたしは明日用事があるから~あはは(汗」

ではでは、シーンが変わりまして、講堂の近くです。

東京ドームより大きな記念大講堂が夜空にそびえています。

【西城健太】
地下への出入り口を探します

眞実はどこから地下に入ればいいのかは知っています。

【我如古眞実】
「…こっちよこっちー!」
健太を呼びます

【西城健太】
「はいはい、そっちですね」
走っていきます

【我如古眞実】
じゃあ健太の座標情報をもとになるべく近くに移動します

【小中光】
「こんなところがー」

【我如古眞実】
「下水族〇〇年の神秘ですよ♪」

見慣れないドアを開けると階段があり、その下には、レンガ造りの地下道が広がっています。

【西城健太】
「ほうほう。学園の中にこんな場所があったんですね」

【我如古眞実】
「下水という割には水とか壁もきれいなのよねー不思議なんだけど」

あやとりの指し示す方向を頼りに進むと、レンガの壁にまあたらしいドアがあるのに気づきます。

【我如古眞実】
「なんかモンスターが掃除してるって噂も……あら、こんなところにドアが」

【西城健太】
「おやおや、ここが当たりらしいですね」

あやとりはこのドアの向こうを指し示しています。

【小中光】
「白い巨大ワニとか?」

【西城健太】
「さてさて。突入するかやめるか。やめるなら公安あたりに報告するか否か。選択肢はいろいろありますね」

【我如古眞実】
1.TRPG的王道「罠がないか調べてこっそりあける」
2.ダンジョンRPG風「扉をけ破り中に躍り込んだ!」
3.リアリティ派「このまま公安に連絡をする」

【西城健太】
「そもそもせっかくここまで来たんですから、引き上げるってのは僕としては避けたいですねぇ」

【小中光】
コソーリ情報抜くだけ抜く?

【我如古眞実】
だれか公安にコネない?

【西城健太】
おなかちゃんのはコネと言えるのかな?

【我如古眞実】
連絡だけして引き上げずに突撃?

【西城健太】
公安がこの放送をどの程度危険視してるかにもよるんだよねぇ

【我如古眞実】
赤い結晶とセットで説明すれば説得力はあるかも

【小中光】
「仕方ない。影ちゃんカモン!」

では、「双子」発動です。

【西城健太】
「あれあれ?小中さん?ですよね‥‥って、あれあれあれ?」

【我如古眞実】
「おなかちゃん!男の娘だったの?!」
※よくわかってない

さて入れ替わりましたが、どうしますか?

【中尾影人】
「まぁ、せっかくですし、潰しましょう。局長に至急報を」

【西城健太】
「ではでは、至急報を出してから踏み込みますか」

スマホで非常連絡局に通報します。

公安の部隊は数十分ほどで到着するようです。

【我如古眞実】
「そうか…おなかちゃんは公安で実は男の娘だったんだ…」
※説明を受けてないのであらぬ思い込みをする

【中尾影人】
「手柄がネギしょって来ました。潰しましょう」

【中尾影人】
「ああ、姉がご迷惑をおかけしています」

【西城健太】
ではカギが閉まっているかどうかチェック

鍵は開いています。

【西城健太】
(なるほど、きょうだいという設定なんですね、と誤解w)

【中尾影人】
「姉は鉄骨カレーの場所とりに行きましたので代わりに私が」

【西城健太】
「ではでは、行きますか!?」

【我如古眞実】
あらぬ誤解をしたままなので
「(あーそういうことね)いえいえこちらこそ!てか鉄骨カレーはやめておきましょう!!」

【我如古眞実】
いきましょう

【西城健太】
ばーん!とドアを開けて踏み込みましょう

では、ドアを開けると、その向こうには四畳半の畳敷の昭和の匂いがする部屋があり、部屋の真ん中にはちゃぶ台が置いてあります。

【我如古眞実】
男らしい健太君であったw

【中尾影人】
「姉のダイエットに過去付き合わされた分とこれから付き合わされる恨み倍返しです」

ちゃぶ台の上にはラジオの部品がのっていて、その向こうには一人の女生徒と、なぞの?ぬいぐるみぽいものがいます。

【我如古眞実】
「なんて…昭和な…」

【西城健太】
「さぁさぁ、面妖なラジオ放送もここまでですよ!」

【我如古眞実】
「公安(関係者)だ!神妙に縛につけ!」
ノリノリである

【小田宮るみね】
「よくきたなりすなーのしょくん」

【小田宮るみね】
「わたしがわだいのおだきゅうるみねだ」

と、女生徒の膝の上のぬいぐるみ?が声を発しています。

【我如古眞実】
「…あなたがあんないたずらを??腹話術?」

【中尾影人】
「そうですか。あなたがガトーパンの黒幕ですか、姉のダイエットに付き合わされた恨み晴らします」

【小田宮るみね】
「わはは。いたずらではない、これは侵略だ」

【西城健太】
素粒子のひもを伸ばしてまずぬいぐるみを縛り上げます

【小田宮るみね】
「まぁまぁ、西城くん。ここは落ち着きたまえ。鉄火場はまたこんどにしよう」

【西城健太】
「おやおや、僕をご存じで?」

【小田宮るみね】
「そちらは公安の中尾くんだね? 小中さんも連れてくればよかったのに」

【中尾影人】
「意外と情報通なんですね」ネタモードからガチになります

【小田宮るみね】
「わたしのくちばしは素粒子の糸も切り裂くので……まぁ、ここにきたということは、計画が露呈したということかな?」

【中尾影人】
「まさか、本当に銀河帝国とは別口の侵略?」

【小田宮るみね】
「まぁ、君たちが上に報告するにはネタを聞かねばならんだろう? お茶をいれるので、少し落ち着くといい」

【西城健太】
「ふむふむ。計画とやらはこれのことですかね」とポケットから赤い結晶を取り出します

【我如古眞実】
「え?え?あのタコみたいなイカみたいなのがほんとに本体なの???」
※まだ事態が呑み込めていない

ぬいぐるみが足をひょこひょこさせて畳に降りると、女生徒が奥に引っ込みます。

【西城健太】
(あのアンテナみたいなドラえもんのしっぽみたいな触覚みたいなの、引っ張ってみたいw)

【我如古眞実】
「うわ!かわいい!」
ぬいぐるみを持ち上げようとします

【小田宮るみね】
「この赤い結晶は……なにをする」肢のうち2本がのびて、眞実を押しのけます。

【西城健太】
そのすきにひょいっと触覚?を引っ張ってみます

【小田宮るみね】
「これだから学園生徒というものは……まぁ、話の続きだが、こら、触角を触るでない。電撃喰らわせるぞ」

【中尾影人】
「あの?銀河帝国の方です?」

【西城健太】
「ふふふふ、電撃は怖くないですよ。”金”で避雷針を作りますからね」

【我如古眞実】
押しのけるのにめげずに膝の上にだっこします

【小田宮るみね】
「いやいや、わたしはるみね帝国の皇帝である! まぁ、いい。この位置ならいきなりぶっぱされることもないだろう」

【我如古眞実】
「わーぺとぺとしてるー」
ぺたぺた

【西城健太】
「まあまあ。電撃云々はいいでしょう。で、この赤い結晶は何なんです?」

【小田宮るみね】
「この赤い結晶は、遠く崑崙人が見つけ出した、とある鉱石を精製したものだ。これによって、ありていに言えば人間を洗脳する」

【我如古眞実】
「よいしょ…」
 胸
 皇帝
 ひざ

【西城健太】
はさんでるw

【小田宮るみね】
「ゆっくり時間をかけて、知らない間に洗脳するのだ。人が気づかない間にな」

【西城健太】
「いえいえ、僕たちは一発で気づきましたよ?」

【我如古眞実】
「あの赤い結晶にそんな力が…」
胸を皇帝の上で休ませながら顔はまじめに

【中尾影人】
「あの?皇帝なのに上がいるんですか?」

【小田宮るみね】
「上というのは、君の上ということだよ。中尾君。わたしのような者から聞いた荒唐無稽な話を話す相手だ」

【我如古眞実】
玉座がにょ子「その報告の情報がもっといるだろう?という皇帝陛下のお慈悲では?」

【小田宮るみね】
「まぁ、今回は実験にすぎない。すでに計画は20年前から始まっているからな」

【我如古眞実】
「皇帝陛下はこれからどんな悪だくみをなさる予定で?」
ぺたぺたしながら

【西城健太】
(健太は如意片のことをどの程度知ってるんでしょうか?)

健太は知性簡単値5で判定してください。

【西城健太】
知性:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,5,3)

【中尾影人】
「既に銀河帝国受け入れてるので、意外と報告通る気もしますが」

如意片については噂以上真実以下ぐらいは知っています。

【西城健太】
「ふむふむ。するとこの結晶は如意片の親戚ってあたりでしょうかね?」

【小田宮るみね】
「わたしの目的は、この学園の支配だ。なに、痛くもなく、気づきもしないレベルでのな」

【西城健太】
「ではでは。その鉱石とやらが続く限り、計画は続行するということですかね?」

【小田宮るみね】
「ラジヲ番組を聞かせるだけで、学園を意のままに操るわけだ。どのように操るかは、教えないけどね」

【小田宮るみね】
「赤い鉱石ラジヲ計画はこれで終了だが、また次の計画を実行するよ。楽しみにしてるがいい」

【西城健太】
「いやいや、操られるのはまっぴらごめんですからね。ここで潰しますよ」

【我如古眞実】
「あら?じゃあもうラジオはやらないんですね?」
くちばしをもみもみしながら

【中尾影人】
「あの?あなたの目的は実利ですか?楽しみですか?

【西城健太】
と言いつつ、(無駄だろうなと思いながらも)あやとりで縛り上げます

【小田宮るみね】
「もちろん、楽しいからに決まっているだろう! ふへへへ」

【中尾影人】
(あ、詭弁部反映させてない)

【中尾影人】
「趣味ですな」

【小田宮るみね】
「誰もかれも、だれかに操られているんだよ。雑誌やテレビ、動画、噂。そんなもんさ」

あやとり判定は簡単値7です。

【我如古眞実】
「あー陛下のくちばしさわりごこちいいですねー♪」
とくちばしをもみもみしながら脳天に鎮静剤をぷすっと

【西城健太】
超統一理論あやとり研:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:6,6,1)

【中尾影人】
「ああ、貴方と共犯者になれそうな人に心当たりがあります」

するっとるみねにあやとりがからみつき、そこに脳天にぷすりと鎮静剤が。

【小田宮るみね】
「……(。´・ω・)ん? これは……」

【小田宮るみね】
「むがーーーーーーーーーーーーー!」

【西城健太】
げんじゅうにぐるぐると縛り上げます

急にるみねが大きくなります!

【我如古眞実】
「……人間用のお薬じゃ効かないかー!」

しっとりとしたすあまのような触感が襲ってきます。

【西城健太】
「うぇうぇ、たれぱんだですかーっ」

【我如古眞実】
「ひゃああ!ぺたぺたするぅー!」
※触手プレイ

四畳半いっぱいにるみねがぐんぐん大きくなります。

【西城健太】
うまく行くかわからんけど、触覚引っ張ってみます

手が届きません。>触角

【我如古眞実】
メスで切り裂いて脱出を試みます

【西城健太】
紐を伸ばして触覚に絡めて引っ張ります

では、眞実は外科手術研簡単値5で判定してください。

【我如古眞実】
外科手術研究会:【3d6】を振りました。結果は「4」成功です。(成功値13以下)(各ダイス目:2,1,1)

【中尾影人】
「仕方ない。マヨネーズをかけるか」

眞実は膨れるるみねから脱出して、地下道に出れます。

【我如古眞実】
「よっと!皇帝陛下!ごきげんよう!!」

健太はあやとり研簡単値0で判定してください。

【西城健太】
パワー使います

了解です。

【西城健太】
超統一理論あやとり研:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:6,5,1)

【我如古眞実】
(影人…食べちゃうんか…www)

健太があやとりを伸ばし触角そひっぱると、とたんに空気の抜けた風船のようにるみねがしぼんで、部屋の奥の方に飛んでいきます。

【中尾影人】
「いたーだきます」

【西城健太】
「ありゃありゃ」

そして、部屋の奥の押し入れに入ると、ぐばーっという音がして、部屋が揺れ出します。

【中尾影人】
「あれ?」

影人はすんででるみねに逃げられました。

【西城健太】
「これはこれは!?とにかく部屋から出ましょう、えっと、中尾さんでしたっけ!」

【中尾影人】
「はい」

部屋の奥の壁がガラガラと崩れ出し、向こう側にはるみねの姿をした巨大メカが! 

【我如古眞実】
めかるみねだ!!

【西城健太】
「うわわうわわ、これは地上に出たほうがいいと思いますよ!」

巨大メカは部屋をぶっ壊しながら地下の向こう側のどっかに行ってしまいます。

【我如古眞実】
「あー下水道の地図がまた書き換わっちゃう…」

3人が慌てて地上に出ると、ちょうど公安の部隊が到着したところです。

【寒戸文明】
「それで、学園の敵はどこに?」

【我如古眞実】
あ、文明ちゃんだ♪

【中尾影人】
「逃げられました。食かんを楽しみにしていたんですが」

【我如古眞実】
「文明ちゃーん!怖かったー!!」
ひしっ!

【西城健太】
赤い結晶を証拠品として文明ちゃんに渡します

【中尾影人】
REC

【寒戸文明】
「そ、そうか……とりあえず、捜索しろ。君たちには聴取に来てもらいたいが、時間はあるかね?」

【西城健太】
「はいはい、ありますよ。ご協力しましょう」

【我如古眞実】
「はーい♪協力しますよ-」

【中尾影人】
姉から真実さんのあざとさ勉強したいから撮っておくようにいわれたので

【我如古眞実】
(文明ちゃんの弱みを握ろうとしたのかと思ったw

【寒戸文明】
「──また、『るみね』か。まぁいい」

【西城健太】
「おやおや?常習犯なので?」

【我如古眞実】
「あら?文明さんはよくしってますの?」

【寒戸文明】
「20年ほど前から学園にいる、と言われている『怪生物』だ。何を目的に何をしようとしているのか、全く不明だ」

【中尾影人】
しまった。知ってるか確認しとけばよかった

【中尾影人】
「楽しみの為に侵略すると言ってはいました」

【寒戸文明】
「SSなんぞと比べて、実弾を撃ってこないので重要度は低いが……まぁ、この辺りの情報は聞かなかったことにしておいてくれ」

【西城健太】
赤い結晶を渡しつつ「どうやらどうやら如意片に関係ありそうですよ」とひそひそ

【我如古眞実】
「趣味:世界征服ってやつですかぁ?…はい、医者ですから守秘義務は守りますよ♪」

【中尾影人】
つまり、実害のあるたそペン?

【寒戸文明】
「趣味で学園を乗っ取ろうとする奴はごまんといるからな」

【西城健太】
「やれやれ、これもまた日常の一つと言うわけですか」

【我如古眞実】
(まぁ学園だから仕方ないねw>趣味で乗っ取ろう)

【寒戸文明】
「今のところは、な。今のところは」

【寒戸文明】
「それでは、私はSSがらみの件があるのでここで」

【我如古眞実】
「おしごとがんばってー♪」

東の空が明るくなってきます。皆さんはかなり眠いです。

【西城健太】
委員会センターには行かないとですね。仮眠ぐらいはさせてくれますかね

【我如古眞実】
「さっき仮眠したけどさすがにねむーい…おうち(下水道)帰る前にお風呂していこう…さっきの触手でぺたぺたするし…」

【中尾影人】
「僕はこれから姉に鉄骨カレー付き合わされるんですけど」

【西城健太】
「あーあー、あのぺたぺたは困りましたね‥‥中尾さんはお疲れ様です」

【我如古眞実】
「がんばれ♪がんばれ♪」

というところで、カメラが引き、スタッフロールが。


朝になり、モブ生徒たちが行きかう。

そのポケットには、小さなマシンが。

【西城健太】
ラジオ計画は終わりだって言ってましたが、どうなることやら

【小田宮るみね】
「はろー、おだきゅうるみねのごわごわるみね帝国!」

シナリオ終了です。お疲れ様でした。

【中尾影人】
「会長の女性問題は結局やるのか」

【我如古眞実】
「るみねの『あそび』はまだ終わらないのね……うん確かにごわごわのがびがび…」

【西城健太】
ともあれ、お疲れさまでした!

【我如古眞実】
おつかれさまでしたー

【中尾影人】
お疲れ様でしたー



新しい敵、小田宮るみね登場! (キャラ的にはずっと前から同人の表紙などに登場してましたが)

【中尾影人】
退屈翁とかとコラボしたら趣味的かも

【我如古眞実】
そうそう、いましたよね>るみね
蓬莱学園の復習!!

【我如古眞実】
いまちゃんと見たら下水族に人気だった…しまった>るみね

【下水族】
「実際にるみねに会ったの!? すげー」

【我如古眞実】
まぁだっこして可愛がったからいいかw

【我如古眞実】
「ぺたぺたして気持ちよかったよー♪」
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最終更新:2021年09月19日 04:48