第185話『蓬莱学園異端奇書~Please read me』byかたくりこ 2024/10/05


ジャンル


あらすじ

学園祭準備帰りの加代子が拾った黒い本、その内容はホラー小説で…
加代子たちはその本にまつわる事件に巻き込まれることになる
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登場PC


主な登場NPC

登場応石

重要アイテム


リプレイ

では本日のメインキャラ及び被害者はどなたがなさいますか?

メインキャラは設定は多少ひどい目に合うのと設定が生えます

【小村加代子】
被害担当艦、じゃなくて担当者は立候補制なんだw

【レティシア・ビュッセマー】
カヨコとレティとアルミの運の無い方にしようぜ!(ぇ

【窓枠有海】
やめて!二人の運はどっちもゼロよ!

【小村加代子】
レティの運は5じゃん!

【レティシア・ビュッセマー】
フフリ

【窓枠有海】
1D6で一番多い人にしようぜw

【江戸川彗】
彗は運は高い方だなあ…

【レティシア・ビュッセマー】
よし、運ふるかw

【江戸川彗】
ああ、運判定ww

【窓枠有海】
簡単値0なw

【小村加代子】
だから0なんだってばー!

【レティシア・ビュッセマー】
被害担当艦が決まらないとシナリオが進まないからw

わくわく

【江戸川彗】
では簡単値0で失敗度高いやつが担当でどうでせう

【窓枠有海】
おk、それでいくかー

【レティシア・ビュッセマー】
それでいこう

【小村加代子】
うん、加代子は「幸運」持ってるぞw
(それは墓穴回避しかできない)

【窓枠有海】
運:【3d6】を振りました。結果は「10」です。(各ダイス目:4,3,3)

【江戸川彗】
運:【3d6】を振りました。結果は「17」失敗です。(成功値4以下)(各ダイス目:6,6,5)

【小村加代子】
運:【3d6】を振りました。結果は「13」です。(各ダイス目:5,4,4)

【レティシア・ビュッセマー】
運:【3d6】を振りました。結果は「11」失敗です。(成功値5以下)(各ダイス目:6,3,2)

【江戸川彗】
13失敗ww

【レティシア・ビュッセマー】
彗さんよろーw

【小村加代子】
彗ちゃん、加代子と同点決勝w

【江戸川彗】
よっしゃ

【江戸川彗】
運:【3d6】を振りました。結果は「10」失敗です。(成功値4以下)(各ダイス目:5,4,1)

【小村加代子】
運:【3d6】を振りました。結果は「9」です。(各ダイス目:5,2,2)

【小村加代子】
あ、負けたw

【江戸川彗】
勝った…戦いはいつもむなしい…

【窓枠有海】
「加代ちゃんやの…いったいナニがはえるのか!」

では加代子さんが被害者なのでシーン始まります

【小村加代子】
あるみんの裏切者~(ジト目

【小村加代子】
うう、はーい

【窓枠有海】
「オトコ作ってるんだからいいじゃない~♪」

今は学園祭前日、時刻は夜中だというのに帰宅する生徒の姿は多い。

木村加代子も学園祭の準備を終え、帰宅する途中だった

【小村加代子】
自動車部でパレード用の車の整備して、油汚れのついた手を気にしながら歩いてます

明日は忙しくなるだろう。なので早く帰って休まなければならない。そんな君は視界の隅で何かを捉えた

【小村加代子】
「え? あれ?」

【小村加代子】
目をごしごししようとして、油汚れに気づいてやめますw

そこにあったのは黒い本。タイトルや作者の文字はかすれていて読み取ることができない。

誰かの落とし物だろうか。それとも高値で売れる古書だろうか。どんな理由かはわからないが君はその本がとても気になった

【小村加代子】
拾う前に魔導書研でその本の正体らしきものを探ってみます

魔導書研なら簡単値0です

【小村加代子】
(ヤクいシロモノだったらスルーw)

【小村加代子】
魔導書研:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値5以上)(各ダイス目:5,5,1)

【小村加代子】
いや、失敗です

ではなんの警戒もなく手を伸ばしてしまうだろう。

結論から言うと、本に触れてもなにも起きなかった

【小村加代子】
んで、このタイミングで魔導書研レベルアップチェック

【小村加代子】
魔導書研:【3d6】を振りました。結果は「9」です。(各ダイス目:6,2,1)

黒いハードカバーの本は長年の月日の影響か傷んでいる。しかしページを開くと中の文章は無事ということがわかる

【小村加代子】
上がりませんw

さらりと読むと内容はホラー小説だった

君はこの本を持って帰る?

【小村加代子】
「けち(不利な特徴)」なので持って帰ります

ではあなたはその本をカバンにいれて自宅へと帰った

【小村加代子】
「学園祭が終わってから読もう。今読むと確実に徹夜するw」

次の日。学園祭当日は賑やか、を通り越してやかましいほどに賑わっていた。校舎は色々な飾り物を纏い、それどころか昨日とは確実に形が変わっている校舎すらある

誰しもが学園祭と向かい合い、あわよくば一攫千金を狙う渦中、君たちは何をしているだろうか

【江戸川彗】
黄昏のペンギン幹部としてセコいしのぎをしていますww(お家芸の陽動作戦による売上金強奪)

【窓枠有海】
「はい!そこ!違法建築ですよ!ちゃんと生徒会に申請だしましたか!」
と取り締まりながら模擬店巡りをします

【レティシア・ビュッセマー】
学祭準備中の不注意による怪我とか多発するので、保健委員会で看護師しますです

【小村加代子】
手芸部と自動車部を行ったり来たりしながら、合間に東洋医学研に顔を出して治療にもあたります。どうせはっちゃけてケガする連中がいるんだ

【モブ学生】
「ああ!超高層屋台が崩落した!」

では江戸川彗は違法建築によって作られたお化け屋敷(廃病院1/1スケール)の売上金を強奪し、窓枠有海はそのお化け屋敷に注意勧告をしているだろう

そんな風景を横目に木村加代子は部活をいったりきたりしていた。そしてお化け屋敷の横を通りかかったとき

【小村加代子】
あ、木村じゃなくて小村ね

あ、すいません

「きゃっ」

【小村加代子】
「わ、きゃん!」

一人の良く言えば透明感のある、悪く言えば地味な少女にぶつかってしまった

【小村加代子】
え、透けてる?

【少女】
「わ、わわ……」

【小村加代子】
「ご、ごめんね、大丈夫?」

透けてるのは切り抜きミスですね笑

【レティシア・ビュッセマー】
かわいい

少女はおっとととたたらを踏み、お化け屋敷にぶつかった

ギィ

【小村加代子】
あ、これドミノ倒しが発生するパターン?w

金属音がする。上をみるとお化け屋敷の飾りがぐぐぐと動いていた

その真下には少女がいる

ギギッ!

一層けたたましい音がなったと同時に数メートルサイズの金属製の看板が外れ、落下した

【小村加代子】
少女を突き飛ばします

足が動きませんでした

【小村加代子】
「きゃーっ!」

さくり。お菓子を切り分けるかのごとく軽い音がして、少女の右肩を中心として看板が彼女の体を切り裂く

【小村加代子】
正気度ロールだなぁ、これw

地面に金属がぶつかる耳障りな音と同時にお化け屋敷の近くにいる人達に血の雨が降り注いだ

【小村加代子】
「ちょ、ウソでしょ!」
あわてて少女に駆け寄ります。息があるなら応急手当して、病院へ連絡!

さっくり二等分されてます

【小村加代子】
うわぁ‥‥
人を殺したことはあるけど、過失で死なせてしまったのは初めてなので落ち込みつつ、風紀委員とか巡回班とかに連絡します

他の方はどう動かれますか?

【江戸川彗】
近くに居ていいんですかね?

【レティシア・ビュッセマー】
どこかからの通報があれば現場に向かいますが、通報なければ気付かないかも

ちなみにまっぷたつくらいなら蓬萊学園技術で治りそうな気はしますよね

【窓枠有海】
「なんてこと!急いで外科研に連絡!救急班!最悪狂科も呼んで!巡回班士の皆さんは交通整理を!」

江戸川さんと窓枠さんは現場にいます

【小村加代子】
風紀委員、保健委員、生徒会に連絡!

【江戸川彗】
事故に間に合うようなら超能力使おうとするだろうから、周りの騒ぎで気づく感じですかね。

「ざわざわ、ざわざわ」

そのような悲惨な出来事も祭りの熱を下げることは出来ず、野次馬がなんだなんだと集まってくる

小村さん。感覚【簡単値5】で判定をお願いします

【レティシア・ビュッセマー】
連絡あったので現場に急行です

【小村加代子】
感覚? 感性のこと?

感性でした

【小村加代子】
はーい

【小村加代子】
感性:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値8以上)(各ダイス目:6,6,1)

【小村加代子】
あ、、また間違えた。失敗です

【小村加代子】
で、感性の上昇チェック

なら、その野次馬の中であなたを見てる誰かがいたような気がした、が気の所為だと思うだろう

【小村加代子】
感性:【3d6】を振りました。結果は「14」です。(各ダイス目:6,5,3)

【小村加代子】
上がりました

レティシアさんが現場に急行し、少女の手当をしようとすると胸元のポケットから生徒手帳が落ちます

見ますか?

【レティシア・ビュッセマー】
一応被害者のものなので確保はしますね

中は見ます?

【レティシア・ビュッセマー】
被害者氏名とか必要なので確認しまする

【小村加代子】
「ねぇ、レティ‥‥」
声が震えておりますw

では少女の名前は雲河 累子(くものかわ るいこ) 2年生ということがわかりました

【レティシア・ビュッセマー】
「あれ? クァヨコ? そっちも出動?」

【小村加代子】
「その子、あたしにぶつかって、よろけて壁にぶつかって‥‥それで金属部品が落ちてきて‥‥」
そこで声が詰まります

その名前に聞き覚えがあるか、レティシアさんは【保健委員会 簡単値5】で判定をお願いします

【レティシア・ビュッセマー】
保健委員会:看護師:【3d6】を振りました。結果は「8」です。(各ダイス目:4,3,1)

【レティシア・ビュッセマー】
知ってそう

ではあなたは知っています。名前だけですが

彼女は学園内の公式の記録で

126回亡くなってます

【小村加代子】
ほわっつ?

【レティシア・ビュッセマー】
なんだその100日後に死ぬみたいなw

【窓枠有海】
(都市伝説の女であった…)

意味がわからないかもしれないが、雲河 累子という生徒は確かに保健委員会のデータで126回亡くなっていることになっている

【レティシア・ビュッセマー】
「あー、この方… 多分大丈夫じゃないかなクァヨコ、有名人よ」

【小村加代子】
「どういうこと?」
事情を聞いて、
「じゃあこの子生き返るの? そんな馬鹿な!」

【レティシア・ビュッセマー】
とりま保健委員に被害者が雲河女子であることを連絡

蓬萊学園なら126回死ぬくらいは珍しくないんですかね?

【窓枠有海】
「(126回死亡…?もしかして学籍売買?)」
小耳にはさんで違う方向に思いを巡らせるあるみん

【小村加代子】
累子の死体? をじーっと凝視してます

ではおびただしく流れていた血はもう在庫がなくなったのか流れることをやめ、先程まで蠕動していた、胃腸は働きを止めていた

ぴくりとも動かない

【レティシア・ビュッセマー】
準備してたのが怪我人対応パックだったので、死人用の準備に切り替えるように保健委員に指示

蓬萊学園でも死体は生き返らない………生き返らないよね?

【レティシア・ビュッセマー】
(わかりませんw)

【江戸川彗】
とりあえず遠巻きに見てる。

江戸川氏、血だらけです

【窓枠有海】
(時と場合による?>生き返る)

【小村加代子】
追い払われない限り、凝視は続けてます

経験からしてその体は死へ向かっていることがわかります

【江戸川彗】
では足元に血が寄ってくるのを見て、ヒッと軽く声をあげて下がりましょう。

【レティシア・ビュッセマー】
血まみれなのは死人を除くと江戸川、加代子の二人ですか?

近くにいた生徒数人も血だらけになってるかと思います

感染症がコワイですね

【江戸川彗】
あ、血がかかってるってことか。

【レティシア・ビュッセマー】
プシャーッ

【小村加代子】
血は本当はばっちぃんだぞー

【江戸川彗】
なんか魔法とかと違って、体についた血を超能力で落とすのが想像できない……

窓枠さんも近くにいたので血だらけですね

【レティシア・ビュッセマー】
じゃあ、血まみれの3人が負傷してないか確認と、負傷してたら手当ですな

【窓枠有海】
「(うわぁ…)」
※スパイ研で割りと大立ち回りやってる子

【窓枠有海】
スパイ研に問い合わせ、雲河 累子について調べます
噂の真実性、学籍売買の可能性についてなど

【小村加代子】
血まみれになること自体は慣れてるけど、人前では初めてなので、茫然としたフリをしてます。その間も累子からは目を離さない

【窓枠有海】
噂の真実性、学籍売買の可能性についてなど

【窓枠有海】
スパイ研に問い合わせ

では簡単値0で判定どうぞ

【窓枠有海】
スパイ研:【3d6】を振りました。結果は「7」成功です。(成功値7以下)(各ダイス目:5,1,1)

【窓枠有海】
成功しちゃったw

では126回死んだこと。それは間違いなく真実です

【レティシア・ビュッセマー】
めずらしいw

【窓枠有海】
「ええっ!本当に126回?!資料の間違いじゃなくて?」
別の意味でうろたえます

それと【脇役】という情報も手に入れます

少なくとも、蓬萊学園公式記録として雲河 累子本人は126回、亡くなってます

【レティシア・ビュッセマー】
じゃあ127回目か

【窓枠有海】
【脇役】、とは?>GM

【江戸川彗】
さて、そろそろ話しかけようか。「さっきから色々騒いでるのどういうことー?」>有海

【脇役】というのがなにかはわかりません。ただ彼女がそう呼ばれていたことはわかります

【窓枠有海】
「あ、彗ちゃん、今死亡事故があったのだけど、そのホトケが都市伝説の女で」

【小村加代子】
「あ、彗ちゃん‥‥それに木枠さん」

【窓枠有海】
「窓枠!まどわくですぅ!木枠じゃ昭和建築じゃないですか!加代ちゃんひどいっwww」

【小村加代子】
「ごめんね、あるみん。ちょっとショックが強すぎて」

【江戸川彗】
「ふむふむ……まったくわからん。」マスター、サイコメトリー的超能力で事故の前、彼女の行動を読み取ることはできますか。

【窓枠有海】
「とりあえず、救急より死体袋の方がよさそうね…」
改めて外科研などに連絡、死体処理に切り替えます

超能力に判定はいるんですかね

【江戸川彗】
超常心理学研がそうです。<超能力

では【簡単値 0】でどうぞ

【江戸川彗】
超常心理学研:【3d6】を振りました。結果は「14」失敗です。(成功値11以下)(各ダイス目:6,5,3)

【江戸川彗】
さすがに時間たちすぎかな。

では残念ながら血を流しすぎたのか、人としてよりタンパク質としての側面が強くなっていたのだろうか。なにも読み取ることはできなかった

超常心理学研………ならもう一回【簡単値 5】で判定をお願いします

【江戸川彗】
超常心理学研:【3d6】を振りました。結果は「6」成功です。(成功値16以下)(各ダイス目:2,2,2)

【江戸川彗】
おお、いい出目。

一瞬煙の香り、喫茶店、そして店に並んだ本が見えます。

そしてあなたの脳細胞はなぜか以前部活で聞いた話を思い出しました

一瞬だけ超能力に目覚める人がいる

【江戸川彗】
よし、この事を他のPCと情報共有します。後半の超能力云々も含めて。

それがどういった意味かはわかりませんが、記憶の中の煙の匂いは君に吐き気を覚えさせた

【江戸川彗】
「うえ、ちょけばヤバくない?マジ萎えなんすけど……」

情報共有OKです。皆さんどんな反応を示しますか?

【小村加代子】
「一瞬だけ超能力? 確かにこの学園でならあり得なくはない、けど‥‥」

【窓枠有海】
「超能力……でもこの子は現にここで死体に…」
と死体に目をやります

【レティシア・ビュッセマー】
「これから超能力で蘇るってこと?」

【小村加代子】
「死体の時間を巻き戻すとかなのかしら?」

保健委員はテキパキと少女だったものを死体袋に詰め、清掃を終えると去っていきました

【レティシア・ビュッセマー】
ギュッ

【江戸川彗】
「んさあー、同位体がおはようさんするとかマジヤヴァ案件とかもあるじゃんねー。」

【小村加代子】
「彗ちゃん、あるみん、とにかくシャワー浴びて服を着替えなきゃ。今着てる服は廃棄ね」

【レティシア・ビュッセマー】
とりま遺体を安置室へGOー

大人しく安置室まで持っていかれました。動いたりはしません。アニメや漫画じゃないんですから

ということでシーンを終わりますが、なにか行動されたい方はいますか?

【窓枠有海】
遺体見分結果の報告をレティにお願いして
シャワーして着替えたら事故の検証かなぁ

【江戸川彗】
「ガン萎えだわー。」とりあえずシャワー+着替えかな。その後は各PCと連絡して合流で。

【レティシア・ビュッセマー】
一応サンプルで血液採取するぐらいかな?
他はシャワーと着替えと調査結果が出たら皆に報告

【小村加代子】
シャワーと着替えを済ませたら現場検証に引っ張り出されるかな。多分重要参考人なのでw

事故の原因はシンプルに突貫工事による、不備です。遺体の見分の結果は変哲もないただの遺体でした

【窓枠有海】
「何の変哲もない事故に巻き込まれる都市伝説の女…かぁ」

【レティシア・ビュッセマー】
可哀想なので、遺体の顔をなるべくキレイにぐらいはするかな

では事故の検証をしている窓枠さんのHOLONがなります

【小村加代子】
「その126回が本当なら、今日の午後あたりひょっこり顔を見せるのかしら」

【窓枠有海】
「…あれれ?」
スマホのHolonアプリを起動して確認します

【江戸川彗】
ドライヤーブワーッ「存在自体がヤバくね?マジブルなんですけど。ウケる。」

『お疲れ様、アダマンチウムくん』

【窓枠有海】
「だれが金剛石の異名ですか!窓枠です!どうしましたか?」

その声は生徒会の、誰かだった。妙に胡散臭い声をしている

【窓枠有海】
スパイ研で特定できそうですか?

わたしが生徒会メンバー知らないゆえの謎の人物なので

『君が今突っ込んでる事件なんだけどさ、管轄外だから大人しくしといたほうが良いよぉ』

【窓枠有海】
了解です
運営スタッフの誰かですね

『じゃないと、痛い目みるかも」

【窓枠有海】
「痛い目ってどういう事?」

『ダイヤモンドは砕けないから君は大丈夫かもしれないけどさぁ、もしなにかあったらおじさん悲しいから』

『そんじゃ、まぁそういうことでほどほどにね』

といった感じで通話が切れます

【窓枠有海】
「えっおじさん?…って切れた…謎の人だけど…どういう事かしら」

【窓枠有海】
内容については他メンにも共有します

共有OKです。では謎の生徒会おじさんからの忠告があったあと、現場検証は速やかに終わり、一番の過失があるのはお化け屋敷運営だということになりました

小村さんは捕まったりはしなかったです

【小村加代子】
「よかった‥‥ここで拘束されたりしたら大変だもの」

なんやかんやで学園祭午後、日常に戻ってくることができた君たちは何をしているだろうか

【窓枠有海】
おじさんの忠告は気になりますが、都市伝説の女も気になるので調べ始めます

【小村加代子】
情報屋に累子の調査を頼んでおいて、自動車部で整備やってます

【江戸川彗】
さすがに事件が気になりすぎるので独自調査を開始する。他メンに断ったうえで超常心理学研に顔を出しましょう。先輩方ならなんかわかるかも。

先輩………どんな先輩がいますかね

【江戸川彗】
元生徒会長でやべえ超能力者が居ますが、他にも怪しい超能力者は沢山いそう。蓬莱だし。

レティシアさんはどうされますか?

【レティシア・ビュッセマー】
当日まで看護の続きですねー
あのこがどうなったかはちょっと気になるかも

では窓枠さんからやっていきましょう

【窓枠有海】
あいあい

都市伝説の女、いわゆる雲河 累子の情報は簡単に手に入れることが出来た。

【窓枠有海】
「ふむふむ…これが」

平々凡々、すべてのステータスが2程度の本当にどこにでもいる学生です

【窓枠有海】
「なるほど【脇役】…あだ名なのかしらね」

ただ本当に記録上は126回亡くなっているので異質といえば異質

なぜそんな生徒が今まで誰の干渉も受けずに生活できていたかは大きな謎だ

【窓枠有海】
「なんだっけ、時代劇のおじさんを思い出しちゃうわね…こちらはリアルだけど」

友達の数も普通、特に仲良しもいなければハブられているわけでもない。噂を調べようにもその程度しか情報はでてこなかった

【窓枠有海】
友人たちは彼女が死んでいる事を知っている?
知っているならその後の状況とかを聞き込みに行きたいです

わかりました

【窓枠有海】
これまでの126回を知っている人がいる?という意味で

では雲河 累子が所属しているクラスに行って彼女について知ってる人を探してみるとすぐに見つかった

「はい? 雲河について?」

【窓枠有海】
「ええ、あの子の都市伝説、ご存じですか?」

「都市伝説? なんのことです?」

【窓枠有海】
「?…なんでも126回…先ほど127回目ですがお亡くなりに…」

「冗談やめてくださいよ。さっき雲河と話したのに」

「よくわかんないけど、いじめ、ってやつなんすかね」

【窓枠有海】
「ええっ!そんな?この子ですよ?」
データベースから引っ張った学生証の証明写真を見せる

「絶対その噂、嘘ですよ。雲河は目立たないけど悪いやつじゃないんで」

「………雲河、っすね。地味だけどちゃんと顔くらい覚えてますよ」

【窓枠有海】
(ここを深掘りしてもややこしくなるだけか)
「わかりました、こちらの誤情報かもしれません、失礼しました…あ、もしも雲河さんの事で気になることがあったっら連絡ください」
とID交換しておく

「うっす」

という情報が得られました

次は江戸川さんのシーンで

【江戸川彗】
はーい

超常心理学研は、なんの出し物してるんでしょうね

【江戸川彗】
勝手に言い出しますが、神経衰弱超能力あり対決とかじゃないすかね。

【江戸川彗】
もはや、何枚まで当てれるかという勝負。

ではあたった枚数によってもらえる景品が変わる一見運任せに見える企画を先輩が仕切っているでしょう

【江戸川彗】
「せんぱ~い、入りどうすか~?」

「はい残念ー。残念賞のマインドシーカーだよー」

「おっ、彗じゃんか。どしたのさ」

【江戸川彗】
「ファ・ミ・コ・ンwwマジウケるんすけど。あー、ちょいヤバ重めってのがあってー。」かくかくしかじか、と。

「あぁ、たしかにたまにうちに超能力に目覚めたって入ってくるやつがいるんだけど、すぐに使えなくなっちゃうんだよね」

「入部時にテストしてるから使えるのはマジ。でもすぐなくなっちゃうからなんかそういう薬でもあるのかなって。サイキックアッパー的な」

【江戸川彗】
「クスリキメてるとか、ウケるんすけど。でもアザーす。」任侠ヤクザ研とかかなあ……

「もしかすると悪徳大路とかに転がってんのかもねー」

「なに? それ以上超能力強化したいの? ならこのマインドシーカーを」

【江戸川彗】
「エスパー清田って気分じゃないんで~。あとちょけばソレ、おかしな乱数表が入ってるだけらしいっすよー。」

「いや、あれは超能力開花するための政府がばらまいたゲームなんよ」

「関暁夫が言ってたからまちがいないし」

【江戸川彗】
「マ?それマ?う~ん。」ちょっと信じてしまう。

「あ、そんなことより売り子変わってくれん?」

と、ここにいると売り子をさせられそうだ

どうします?

【江戸川彗】
「マジパネェっす。そして私の時間もパネェっす。」その場を逃げて、アドバイス通り悪徳大路に行こう。

では一旦ここでシーンを切って

被害者…もとい小村さんのターンです

自動車部はどんな出し物をしてるのでしょうか

【小村加代子】
基本的にパレードですね。トラクターからF1マシンまで、自動車部にあるありとあらゆる車で学内を練り歩く、じゃなくて乗り回します

ではそのための車を整備しているときでした。

【小村加代子】
あと、情報屋に頼むって言ってましたけど行動変更します

どうぞ

【小村加代子】
夜に拾った本を読んでます。タイミングとか怪しすぎるので何かカンに訴えてくるものを感じましてw

ではその本は主人公が色々なトラブルに巻き込まれる話でした。

一番最初の事件では眼の前を歩く人間が空から降ってきた鉄柱に潰される話

【小村加代子】
巻き込まれるトラブルの数をカウントしつつ読み進めます

そして二番目の事件は自動車がクラッシュして大勢の被害者をだして爆発する話、とそこまで読みすすめたときでした

あなたにとっては嗅ぎなれた匂い、ガソリンの匂いが濃くしました

【小村加代子】
急いで立ち上がって、屋外へ飛び出します

ではあなたが飛び出た直後、あなたが整備していたガレージの隣のガレージから爆発音が聞こえました

閉められたシャッターを中からバンバンと叩く音が聞こえます

【小村加代子】
シャッターをこじ開けます。カギがかかってたら、ブローチ(トレードマーク)の針を使って開錠

シャッターは熱く、触ることが難しいでしょう

あなたはおもわず飛び退いてしまいました

【小村加代子】
整備用の革手袋を使います

【レティシア・ビュッセマー】
ジュッ

近くにあった整備用の革手袋を使いシャッターを開けます。タンパク質の焦げる不快な匂いが一気に外に飛び出てきます

シャッターを開けたと同時にあなたに何かがもたれかかってきます

【小村加代子】
「整備中は換気のためにシャッターは開けておく規則だったでしょ!」
喚きながら水をかぶります

それは黒い人の形をしたものでした

両手を突き出した形で倒れたのであなたにすがりつくような姿勢で倒れる。

【小村加代子】
雲河さんじゃないでしょうね?

あなたの眼を焼け、落ちくぼんだ眼窩が見ていた

髪も服も焼け、誰かを特定することはできなそうだ

【小村加代子】
相手もろとも水をざばざばとひっかぶります

後ろでは光岡のOrochiが燃えている

【小村加代子】
服装から男か女かぐらいはわかりませんか? 焦げててもスラックスかスカートかぐらいはわかるかと

まっ黒焦げですのでわかりません

【小村加代子】
消火器を噴霧しつつ、「だれか生活委員消防局呼んで!」

爆発音を聞いた野次馬がすぐに集まってくるだろう。あなたが動くと死体は地面に引かれるように落ち、地面にぶつかると指の数本がぼきりと折れ、炭が飛び散った

消火器を噴射して、周りに叫ぶあなたを誰かが見ている。それは当然野次馬がいるからであるが、その視線はどこか特別だった

【小村加代子】
真っ青な顔で吐き気がこみあげてくるのを我慢してます

【小村加代子】
視線に込められた感情に気づきたいです。魔導書研か仕事人としてのカン(暗器研)で

では【感性or暗器研 簡単値10】で判定お願いします

【小村加代子】
暗器研:【3d6】を振りました。結果は「14」成功です。(成功値19以下)(各ダイス目:5,5,4)

【小村加代子】
(こんな死体、仕事人だって管轄外よ!)

ではその視線を辿ろうとして振り向いた人混みの中に

あなたと同じ顔をした少女がいた

あなたの脳裏にある言葉がよぎる

【小村加代子】
「え‥‥?」
一瞬固まります

(あの子がまだ生きていればきっとあのくらいの年齢だったな)

【小村加代子】
(あの子?)

それは昔亡くなった双子の妹の―――

【小村加代子】
「み、美代子ーーーーっ!?」

あなたが叫ぶと、美代子の姿はすっと人混みへと消えていきます

最後にあなたを見たその視線は、恨み、の感情がありありと分かる睨めつけるような視線でした

【小村加代子】
「そんな‥‥美代子は母さんと一緒に死んだはず‥‥」

美代子について実家に連絡かけるなり、なんなりしますか?

【小村加代子】
「そうよ、母さんと一緒に交通事故で‥‥あたしは海都(弟)が風邪ひいてたから留守番してて‥‥」

【小村加代子】
実家とは「絶縁(不利な特徴)」してるどころか命を狙われてるので連絡できませんw

実家について調べたことはありますか?

【小村加代子】
自分から積極的に調べたことはなかったですね。あまりに特殊な家(一族そろって仕事人)だったので

ではわかりません

連絡とれるじいやでもいればよかったのですが

【レティシア・ビュッセマー】
(実は連絡を取れる親戚がここに居ますw)

ではレティシアさんは知っててもおかしくないですね。親から聞いたのでしょう

加代子さんの母親と妹が亡くなった事件。それは交通事故ではありません

【小村加代子】
うん、やっぱり混乱してますね。レティのことは記憶からすっ飛んでましたw

【レティシア・ビュッセマー】
(な、なんだってー)

双子はどちらか殺さなければ不吉を招くと言われており、加代子さんの母親は双子を守るために戦っていたのですが小村掃部によりふたりとも殺害されました

【小村加代子】
兄ちゃんか!

【レティシア・ビュッセマー】
(あまりにも酷い話なのでそれは加代子には伝えないでおこう…)

殺すのはどちらでもよく、お母さんは二人を頑張って一族から守っていたようですね

【レティシア・ビュッセマー】
(結局伝えないw)

【小村加代子】
これは加代子自身が記憶を捏造してますね。幼い少女が持って行くには厳しすぎる記憶だ

事故があったのでまたレティシアさん登場されますかね

【レティシア・ビュッセマー】
されましょうされましょう
事故があったらされましょう

【小村加代子】
「レティ‥‥」
呆けた表情で突っ立ってます

ではその場で混乱しながら、亡き妹の名前を叫ぶ加代子さんを見つけます

【小村加代子】
じゃあ
「美代子っ! なんでよ、美代子っ!」

【レティシア・ビュッセマー】
なんだか状況が掴めないけどとりまカヨコを抱きしめておこう

【小村加代子】
ではレティにしがみついて泣きじゃくります

【レティシア・ビュッセマー】
巨乳のハグをくらえー

【小村加代子】
「美代子よ、美代子だったのよ! あの子は死んだはずなのに! 生きてたの!? 美代子は生きてたの!?」

【レティシア・ビュッセマー】
混乱してる相手にまともな話しても無駄なので抱きしめる以外のことはなんもしませぬw

【小村加代子】
(現在の加代子には知る由もないのですが、下手人が兄さんなら死亡をきっちり確認しているはずです)

といったところでレティシアさんに抱きしめられながら混乱した加代子さんでシーンを切ります

【小村加代子】
はーい

【レティシア・ビュッセマー】
はーい

では時間が過ぎて19時。まだ喧騒は収まらない

一日の騒乱に揉まれた加代子さんは疲れながら何をしているのだろうか

また他の人達は何をしているのだろうか

【小村加代子】
あの本を読み続けてます。自分のカンが正しければ、この本は未完でラストのほうにあの金属部品落下事故の描写があるんじゃないかと

【江戸川彗】
んでは、一応他のPCに声かけたうえで、悪徳大路へGO。夜の悪徳大路こそ、なにかありそう。

【レティシア・ビュッセマー】
チア部の練習の手伝いにGO…

【窓枠有海】
夜なら自室でくつろいでいたところを先の事故で呼び出されて事故処理してるかな

では読み続けていると、いくつかの事件は他の人ではなく、主人公を狙った事件だということがわかります。主人公の周りにいた人が巻き込まれてしまい、憔悴した主人公が最後殺されるという話です

双子は亡霊であり、愚かな伝承によって殺された被害者で、幸せそうに生きている姉を恨んでいるようです

ここまで読めば内容の差異はあれどほぼ忠実にあなたの事件とストーリーがリンクしていることに気づくでしょう

【小村加代子】
「じゃあ主人公はあたし‥‥? 確かに今のあたしは幸せだけど‥‥」
視線をまだ帰宅してない先輩の部屋のドアに向けます

すいません、まだ学園にいてください

【江戸川彗】
りょうかーい。

【小村加代子】
あ、それじゃ自動車部の部室で座り込んでます。自動車部で知り合ったので

江戸川さんは登場されますか?

【小村加代子】
「美代子はあたしの不幸を望んでる。でも、海都はあたしの幸せを願ってた。恨むならあたしが直接手にかけた海都のほうが恨んでてもおかしくないのに。だから‥‥」

【江戸川彗】
はい、せっかくですから。とりあえず加代子が非常に状況が悪そうなのは、詳しい説明がなくても伝わってくるでしょう。

他の方は登場されますか?

【窓枠有海】
ガレージで事故があったので部室に様子を見に行きますかね
そうすると加代子を慰めるレティに遭遇と

【小村加代子】
「あたしは海都のためにも死ねない。先輩も、レティも、彗ちゃんやあるみんも‥‥あたしと一緒にいて、あたしのこと心配してくれてる‥‥」

「お姉ちゃんのせいでわたしはしんだのに」

どこからかそんな声が聞こえてきた気がした

【窓枠有海】
それは有海にも聞こえます?

聞こえます

【小村加代子】
「美代、子‥‥?」

【レティシア・ビュッセマー】
きょろきょろ辺りを見回しますが人の影は?

「お姉ちゃんのせいでみんな不幸になる、海都も、ママも、わたしも」

【江戸川彗】
「イケてる?加代子~。」そこらで登場しましょうか。

【窓枠有海】
状況を見て察してないながらに察して
「加代ちゃん大丈夫!?」
周囲を警戒します

【小村加代子】
「なんであたしのせいなの? 美代子が死んだのは交通事故でしょ?」
そう思い込んでます

「おねえちゃんは生きてちゃいけないんだよ。だってみんなおねえちゃんのせいで不幸になるんだから、そこにいる、ほかのひとも」

声の主は影も形もありません

【小村加代子】
「違う! 違うよ! 海都はあたしに生きていてって言ったんだよ! 生きて幸せになってって!」

【窓枠有海】
「そういう嫌がらせはやめなさい!校則違反ですよ!」
姿を探しながらも見つからない事に混乱しながっら

【江戸川彗】
「マ?今の声なに?」みんなに近づこうとして少し足がとまる。

ではしくしくと泣き声が聞こえたあと、その声は遠ざかっていきました

【小村加代子】
「そうよ、幸せになって、って‥‥」
自分も泣いてます

【レティシア・ビュッセマー】
人影は見えないけど声は聞こえたってことですよね?GM

です

【窓枠有海】
「なんでこんな嫌がらせを…まさか雲河さんの事と関係があるのかしら…」
昼間聞いた話(おじさんの忠告と雲河友人の証言)を皆に共有します

【窓枠有海】
有海はオカルトというよりは手の込んだ嫌がらせと考えてる

【小村加代子】
「この本も怪しいと思うの」
本をみんなに見せて、あらすじを話します

【小村加代子】
「誰が書いたのかまではわからないんだけど‥‥
そもそも、美代子はずっと昔に死んでるはずなのよ。お墓だってあるわ。だからあれはきっと、美代子を騙った誰かよ」

【窓枠有海】
「加代ちゃん恨まれる覚えは?、先輩との恋のライバルとか…」

【江戸川彗】
「なるー……マジヤヴァ案件待ったなし。」

【小村加代子】
「わからないの。美代子はあたしだけ生きてるのが恨めしいって言ってたけど‥‥でも、あれが本当に美代子なのかも怪しいし」

【小村加代子】
「そもそも美代子が死んだのは交通事故よ。それであたしが恨まれるのはおかしいわ」

【レティシア・ビュッセマー】
「クァヨコ…あのね、実はね… 今まで黙ってたんだけど」

【レティシア・ビュッセマー】
(カクカクシカジカ)

【小村加代子】
「え‥‥それ‥‥ホント‥‥?」

【小村加代子】
真っ青になってその場に崩れ落ちます。キャパを超えてしまった

【窓枠有海】
「加代ちゃん?!」
倒れ切らないように支えます

【小村加代子】
「そんな‥‥兄さんが‥‥」

【レティシア・ビュッセマー】
「アタシがオジサンに聞いたのはそういう話だったわ」

【江戸川彗】
「うーん、この話自体が本当だとして……雲河っちとはどうつながる~?」

【小村加代子】
「(じゃあ兄さんは昔に美代子を、そして今はあたしを殺そうとしてるのね。妹を両方殺すなんて‥‥ある意味兄さんも哀れよね)」

【窓枠有海】
「しかし、犯人はそんな情報をどこから…加代ちゃん、ノートからは次何が起こるか書いてある?」

【窓枠有海】
「彗ちゃん、そうね明日にでも雲河さんに会う必要があるかも」

【小村加代子】
本の最後のほうをぱらぱらとめくって内容を確認します。
「主人公は最後、後悔に押しつぶされながら死んでいくわ‥‥」

【レティシア・ビュッセマー】
「ねえ、クァヨコ、そのノート燃やさない?」

【江戸川彗】
「雲河っちは単独でヤバたんっしょ?ほんでこの本も激ヤバじゃん。」

燃やしますか?

【窓枠有海】
もう、次が最終なのか

【江戸川彗】
「待った待った。」その本をサイコメトリーで読み取ろうしてできますか?つまり加代子が拾う前を読み取る。

【小村加代子】
「そう、ね‥‥」
確かに燃やしたほうが精神的安寧にはいいのかも‥‥
というところを彗ちゃんに奪い取られますw

次のエピソードは本来主人公が飲もうとしたドリンクが取り間違えによって別の人に提供され、その人が毒殺されるという話です

サイコメトリーをしますか?

【江戸川彗】
やります。パワーをできればパワーを使います。友情努力を信じて!

判定は必要なく、触れた瞬間に情報が流れてきました

【江戸川彗】
判定必要ない方がヤバい気がするのなぜ。

寂しい、寂しい、寂しい、見てほしい、わたしを見てほしい、暗い、冷たい、辛い、ここから出てほしい、誰かわたしを見つけて

誰かわたしを読んで

そんな感情の本流が脳を焼き切る勢いで流入してきます

【江戸川彗】
「な゛ん゛だ゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!゛」慌てて手を放します。

手を離すと本は重力に従い、床に向かって落ちていく

【小村加代子】
「彗ちゃん! 大丈夫!?」

【江戸川彗】
「オェェェェ!」とりあえず吐いておこう。

彗さんの五臓に孤独感や絶望感が染み込んでいくように感じます

それだけ強力な感情でした

【小村加代子】
彗ちゃんの背中をさすりながら「ごめんね、ごめんね、あたしのせいで‥‥」

【江戸川彗】
「ヤバ、これマジヤバい。恨み辛みじゃない!」と言って、その感情について語りましょうか。

そんなときでした。窓枠さんのHOLONが着信します

窓枠さんは出ますか?

【窓枠有海】
「これは一体…?」
と彗の話に耳を傾けようとしつつ、着信に応答します

『やぁ、ガンダ二ウムちゃん』

【窓枠有海】
「だれがルナチタニウムですか!っておじさん?こんな夜にどうしたんですか?」

『その本、燃やされるとおじさんちょっと嫌味を言われちゃうんだよね。越権行為になっちゃうからさぁ』

『だから絶対止めてね。じゃないと君も怒られちゃうよお、ってことで』

と言われ通話が切れます

【窓枠有海】
「という事はおじさんの仕業…?いったい何なんですか……ってもう!!」

【窓枠有海】
「なんか、燃やすのはよくないみたいですよ」
電話の内容を端折って説明

【小村加代子】
「‥‥うん。あたしも‥‥燃やしたくない」

【レティシア・ビュッセマー】
「えーっ、クァヨコに悪いことが起きるよ! 燃やそうよ!」

【小村加代子】
「この本が、美代子とあたしをつないでるの‥‥恨まれてるけど、あの子はあたしの妹。それは変わらないから‥‥」

【小村加代子】
「誤解されてるなら、それを解きたい。それが無理だったとしても‥‥あの子には、静かに休んでほしいから‥‥」

【窓枠有海】
「このノートが何なのかはわからないけど、これは雲河さんに一度会う必要があるのかも、次の犠牲者が出るまでに」
所で先の焼死体はまさか雲河さん?

まっ黒焦げなので身元不明ですね

歯型とかで司法解剖してるならわかるかもです

【レティシア・ビュッセマー】
(ていうか、血まみれでモルグ行きになった方の雲河さんはどうなってるんだぜ?)

さてそんな話をしていると、時刻は20時、お腹が空いてきてもおかしくない時間帯です

今日は学園祭。学園内でも出店がありますが、島内でも記念セールやキャンペーンなどが開かれています

これを食べれば夢が叶うと言われる幻のハナマルカツサンドも数量限定で売られていたり

幻の屋台、猫ラーメンが出没していたり

【窓枠有海】
猫らーめん…

【江戸川彗】
「なんかー、食うか―……。」まあ精神的ショックはともかく、グロは最初だけなんで、とりあえず何か食べようとします。

【窓枠有海】
「ねーおなかすいた…加代ちゃんは…大丈夫?」

【小村加代子】
食欲ないけど、食事はしないと。というわけで、先輩に「今日は部室に泊まり込みます」と一報入れておいて食事のことを考えます

【小村加代子】
「そうね。みんなで横丁にでも行く?」

今日の学食横丁は学園祭に負けじと盛り上がっており、路地裏には競争に負けた生徒が倒れたりしています

【小村加代子】
「‥‥あ、忘れもの! ごめん、みんな先に行ってて!」
と言って一人でその場を離れます

【小村加代子】
本当は次の殺人が毒殺だったことを思い出して、みんなを巻き込まないために離れようとしています

ではそのタイミングで【感性 簡単値10】を全員お願いします

【小村加代子】
感性:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,4,3)

【江戸川彗】
感性:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値20以下)(各ダイス目:5,5,1)

【窓枠有海】
感性:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値20以下)(各ダイス目:6,3,2)

【レティシア・ビュッセマー】
感性:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値17以下)(各ダイス目:6,3,1)

では加代子はどこからか【とてもいい匂い】を感じます。

それ以外の人はどこからか【とても嫌な匂い】を感じます

【レティシア・ビュッセマー】
かwよwこwww

【小村加代子】
なんか沙耶の歌みたくなってきたw

【小村加代子】
「あ、いい匂い‥‥おいしそう?」

どちらかと言うとアロマ系とかです

【江戸川彗】
よりによって、一番ダメな例えやめろww

【小村加代子】
「はぁ、落ち着く‥‥」

【窓枠有海】
「ナニこの匂い…どこかの屋台でくさやでも焼いてる…?」

【レティシア・ビュッセマー】
確認ですけど、他の人からすると多分腐敗臭ですよね?w

加代子さんはその匂いにとても惹かれます。今すぐその匂いのもとへ行きたいそんな気分になるほど

【小村加代子】
「え? そんな酷い匂いする?」

続けて加代子さんだけ【感性 簡単値15】で判定してください

【小村加代子】
感性:【3d6】を振りました。結果は「5」成功です。(成功値19以下)(各ダイス目:2,2,1)

では逆らえません。ふらふらとその匂いがする方へ足が進んでいきます

【江戸川彗】
とりあえず加代子を追いかけましょうか。

【レティシア・ビュッセマー】
「わっこらクァヨコ~」
ついていきます

【小村加代子】
「ふぁ‥‥」
目がうつろになってふらふら歩いてます。さながら酔っぱらいw

【窓枠有海】
「まって加代ちゃん!」

では学食横丁の奥の奥へと加代子さんは引っ張られて行きます。路地に行くに連れ、匂いは強くなっていき、足取りも早くなっていくでしょう

【小村加代子】
「いい匂いだよぉ、あるみん。えへ、なんだか落ち着くなぁ」
幼児化してます

【小村加代子】
「あは、あっちだ。いい匂い‥‥いい匂い‥‥」

【小村加代子】
「あ、そうだ。美代子とお風呂に入ったときの入浴剤の匂いに似てる‥‥」

【小村加代子】
「みよこぉ、おねぇちゃんとおふろはいろぉ‥‥」

匂いが最も強くなる場所、それはとある細長いビルに2階からだった

【小村加代子】
ためらわずに階段を上がっていきます。すでに理性はない

一回に【シーシャ&ブックカフェ 煙縁羅】と書かれた看板がある

【窓枠有海】
「ち、ちょっと加代ちゃん!」
と追いかけ続けます

【小村加代子】
目から完全にハイライトが消えた状態ですw

【江戸川彗】
「うわー、ヤバピーポーの匂いがするじゃん。」

では中に入ると

ぶわっと濃い煙が吹き出します

加代子さんにとっては【いい匂い】でしょうが他の人には【とても悪い匂い】です

【小村加代子】
「あー、みよこのにおいがする~」
幼児っぽい舌っ足らずな口調になってます

【窓枠有海】
「ぐ…きつい…これやばいよ…」

【レティシア・ビュッセマー】
「うわっ何この匂い」

【レティシア・ビュッセマー】
どういう種類の匂いですか? 確認

墨汁と紙を煮詰めたような匂いです

【店員】
「いらっしゃいませー」

【小村加代子】
「みよこぉ、どこぉ? おねぇちゃんとおふろであそぼぉ?」

【店員】
「あぁ、今回のお客さんやばいことになってない? 配合間違えてない?」

【店員】
「いや、いつも通りの配合のはずだけど」

【窓枠有海】
腐葉土てきな…>墨汁と紙を煮詰めたような匂い

【小村加代子】
幼児っぽい無邪気な表情でにこにこしてます

【店員】
「それか、深く取り込まれてるか。まぁどっちにせよ」

【店員】
「注文はどうする?」

【窓枠有海】
「(えっ…加代ちゃんちこんな匂いのお風呂なの…)」

【レティシア・ビュッセマー】
(えっ…クァヨコちこんな匂いのお風呂なの…)

【小村加代子】
「あのねぇ、みよこをさがしてるのぉ。おねぇさん、しらないぃ?」

【店員】
「ってまたお客さんが、ひぃふぅみぃよぉ。四人も?」

【店員】
「変ね。【主人公】は一人だけのはず」

【店員】
「あー、ちょっと注文の前に質問だけど、あんたらこの煙の匂い、どう思う?」

と店員が近くのシーシャを深く吸い込むと全員に向けて煙を吹きかけます

【小村加代子】
「んーとね、あまくってすっきりして、ほっとするにおいー」

【レティシア・ビュッセマー】
「こんな匂いの所でよく仕事できますね」

【窓枠有海】
「ドブとか…腐葉土?」

【江戸川彗】
(お?なんか知っとる)「この子の後にテクってきただけ、ヤニは吸わねーんだわ。」と顔をしかめつつ。

【店員】
「リノール。【主人公】はこの子だけだ」

【店員】
「じゃあそこの子以外はおかえり頂いたほうがいいかしらね」

【窓枠有海】
「まって、主人公ってどういう事?」

【店員】
「そんなこと言ってないけど?」

【店員】
「聞き間違いじゃない?」

【江戸川彗】
「そもそもこの店はなんなんだよー、色々説明とかあんだろー。」

【店員】
「店だって客を選ぶ権利があるんだよー。この匂いが駄目なら帰りなー」

と口論になりかけたときでした

「樹鈴さぁん、いきなり呼び出しって」

雲川 累子が店へ入ってきた

【窓枠有海】
「雲河さん!!どうしてここに!」

【小村加代子】
「あれぇ、るいこちゃんだぁ。ねぇねぇ、るいこちゃんー。みよこしらないぃ?」

【雲川 累子】
「え、あ、はぁ」

【江戸川彗】
「……キナ臭いってもんじゃないじゃん。」

【窓枠有海】
「あなたたち…加代ちゃんに何をしたの?」
ワルサーPPKを構える

【店員】
「わーっ、まったまった! 銃はやめろ! 貴重な本とかおいてるんだから!」

【レティシア・ビュッセマー】
「無事だったの? 雲河さん」

【雲川 累子】
「へ? あ、はい」

【小村加代子】
「ねぇねぇ、るいこちゃーん。るいこちゃんってぇ、まっぷたつになっちゃってたよねぇ? なんでいきてるのぉ?」

【レティシア・ビュッセマー】
「あなた死体袋に入ってモルグに居るはずなのにどうして?」

【窓枠有海】
「だったら!都市伝説もひっくるめてちゃんと説明してもらいましょうか!」
天井などの問題なさそうなところがあれば発砲

【眼鏡店員】
「………結構、知られちゃってるみたいね」

【江戸川彗】
「さすがにビビるわ。」

【眼鏡店員】
「とりあえず、全員座って。注文は?」

【小村加代子】
「みよこぉ。みよこにあいたいのぉ」

【江戸川彗】
「……フツーの炭酸水。」

【レティシア・ビュッセマー】
「コーラね、自家製のがあれば」

【窓枠有海】
「加代ちゃんと同じものを」
※ノートの取り違えて毒殺を警戒している

【店員】
「ほらしっかりしなって、あんたの口から注文してもらわないといけないんだから」

【窓枠有海】
「(私なら毒は効かないしね)」

【雲川 累子】
「わたしは、紅茶でお願いします。オレインさん」

【レティシア・ビュッセマー】
「なければルートビアで」

【小村加代子】
「えー、だってぇ、みよこにあいたいんだもんー」

【店員】
「じゃあ水でいい?」

【小村加代子】
「おみずぅ? のみものいえばいいのぉ? それならおれんじじゅーすぅ」

【レティシア・ビュッセマー】
(カヨコって小さい時こんなだったんだ…)

【店員】
「はいよ。オレンジジュース2つに炭酸水に、クラフトコーラに紅茶ね」

【眼鏡店員】
「困ったわね。どこまで話したものか」ボソッ

【窓枠有海】
「なんなら生徒会経由で公安にガさ入れしてもらってもいいのよ!」ピリピリ

【江戸川彗】
「あばれるぞー。」

【眼鏡店員】
「生徒会? ………あなただけちょっとこっちにきて」

【窓枠有海】
「…加代ちゃんの無事を保証するなら」

【眼鏡店員】
「するから」

【窓枠有海】
ではおとなしく移動します、残る人に警戒するように目配せして

【小村加代子】
「あれぇ。あるみーん、どこいくのぉ?」

【眼鏡店員】
「………この件は特殊環境委員会と特殊図書館整頓隊が仕切ってるの。生徒会からの許可はもらってるんだからこれ以上かき乱すならそれは越権行為よ」

【眼鏡店員】
と耳打ちします

【窓枠有海】
「……把握した、でももう少しわかり易く伝えてよね」

【眼鏡店員】
「なんのことか知らないけど、この件に関して関わる人がでるなら警告なり妨害が入るはずなんだけどね」

【眼鏡店員】
「オレイン。注文出来たわよ」

【オレイン】
「あいよっ」

【オレイン】
そういってオレインと呼ばれた金髪のウェイトレスは雲河のところまで行き

【オレイン】
「ごめんね、累子ちゃん」

【窓枠有海】
「あんな変なおじさんの電話じゃわからないわよ(ヒソヒソ)」

【オレイン】
オレンジジュースを飲ませた

【小村加代子】
「やだぁ、そのおれんじじゅーす、あたしのー!」

変化はすぐに現れた。雲河の顔が真っ青になって倒れる。そのまま痙攣し始めた

【オレイン】
「はいはい、お嬢ちゃんはこっち飲もうね」と紅茶を押し付ける

【窓枠有海】
「これは…あのノートの…?」

【小村加代子】
「えー、るいこちゃーん! るいこちゃーん!」

【雲河 累子】
「ぐえー」

【小村加代子】
「取り違えのはずよね。それがなんで強引に彼女に飲ませてるの? 彼女は死なないって"知ってる"ってわけ?」
突然はっきりした口調でしゃべり始めます

【オレイン】
「そういうストーリーなんだよ。あんたなら知ってるだろ?」

【オレイン】
「で、この現場見られたわけだしどうするリノール」

【レティシア・ビュッセマー】
「ストーリー? どういうこと?!」

【小村加代子】
「ええ、あたしが【主人公】で、彼女が犠牲者になる【脇役】なのよね?」

【リノール】
「………それは、どうします班長?」

【レティシア・ビュッセマー】
「かよこ? 主人公とか脇役とかどういうこと?!」

あなた達の騒動にかんせずといった感じで二人が店の奥を見る

店の奥では一人のスーツを来た人がシーシャを吸っていた。二人の視線を受け、大きく煙を吐き出す

【スーツの人】
「本はね。寂しがりなんだ」

【小村加代子】
「美代子の存在は本が産んだ幻覚なのよね?」

【小村加代子】
「推測だけど」

【スーツの人】
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」

【スーツの人】
「ただ本によっては存在しない人物を存在させることくらいはするだろうね」

【スーツの人】
「―――死んだはずの人を蘇らせることだって」

【小村加代子】
「読者の‥‥【主人公】の境遇に合わせて、【主人公】を憑り殺す存在が現れるのよ、きっと」

【スーツの人】
「もし君の妹が存在してたなら、悪霊役に抜擢されたのかもしれないね。存在してるのかしてないのかは調べてないからわたしは知らない」

【小村加代子】
「そして【脇役】は結末まで【主人公】を殺させないための生贄と言うか人柱と言うか‥‥まあ、フェイルセーフね」

【スーツの人】
「それはちょっと違うね」

【スーツの人】
「そこの雲河 累子くんも【主人公】だ」

【小村加代子】
「そうかもしれないわね。あたしが言ってるのはただの憶測だから」

【スーツの人】
「そして君のストーリーでの【脇役】」

【小村加代子】
「って言うことは、累子ちゃんには累子ちゃん用の本があるってこと?」

【スーツの人】
「あるよ。そしてわたしにも」

【スーツの人】
「疑問は数多くあるだろうけど、とりあえずこっちから説明させてもらってもいいかな?」

【小村加代子】
「まあ、その人の人生の中では、その人が主人公なのよね」

【江戸川彗】
無言で周りを見渡す。

【小村加代子】
「ええ、聞くわ」

【窓枠有海】
「まずは…聞きましょうか」

【スーツの人】
「私達は【対有害図書対策合同班】 【特殊環境委員会】と【特殊図書館整頓隊】の合同出資によって生まれた組織」

【スーツの人】
「目的は意思を持った本 【自動文学】の回収及び保管。そしてその被害のカバー」

【スーツの人】
「今回は君が持ってるその本の被害を減らすために行動しているんだ」

【小村加代子】
「それなら、この本をあなたたちに渡せばこの件は解決するの?」

【スーツの人】
「できない。一度開かれた本は最後を迎えるまで終わることはない」

【スーツの人】
「それまでは内容をなぞらせる。多少の現実を変えてでもね」

【小村加代子】
「じゃああたしはこの本のとおり死ななきゃいけないの? それはごめんだわ」

【スーツの人】
「だから私達がいる」

【雲河 累子】
「も、もどりましたぁ。んぎゃぁっ!」自分の死体で躓く

【小村加代子】
「で、現実を変えた結果、累子ちゃんはこうやって死ねないってことね」

【窓枠有海】
「そして死体は増産される…なるほど秘匿されるわけね」

【雲河 累子】
「い、いたた。わたしは、いろんな死に方をして蘇る悪趣味小説の【主人公】になってしまって」

【スーツの人】
「その死んでも生き返る特徴を使って、被害を減らしてもらう【登場人物】として活躍してもらってる」

【小村加代子】
「なるほどね。悪い言い方になるけど、累子ちゃんはあたしの本‥‥主人公が周囲を巻き込んで死なせてしまう作品に利用されてるってことね」

【スーツの人】
「彼女が活躍してくれなければもっとひどい被害がでる。それでさっきの質問だけれど君に死んでもらうわけにはいかない。だから変装した彼女に、君の代わりに死んでもらう」

【江戸川彗】
「奇書をもって悪書を駆逐する?」

【スーツの人】
「本は【書かれた内容】通りに動くけど、たいていの本は多少のごまかしは効くからね」

【小村加代子】
ため息をついて
「必要悪ってわけね‥‥ごめんね、累子ちゃん。あたしが巻き込んだわけではないけど、結果的にそうなってるわね」

【雲河 累子】
「あっ、いえいえ。わたしもいっぱい死なないと終わらないから」

【小村加代子】
「生き返るとしても、死ぬときは苦しいわよね」

【雲河 累子】
「でも、夢見てるのと同じですよ。苦しくても起きればなんともないですから」

【小村加代子】
「事情はわかったけど‥‥あたしはこの本が許せない」

【窓枠有海】
「でも、雲河さんの最期はどうなってしまうの?当然こんな負担強いるのだから対処はみつかってるのよね?」
スーツの人に視線を送る

【スーツの人】
「………対処法はある。が最終手段だ」

【スーツの人】
「本が許せない、か」

【小村加代子】
「そうよ。この本は、あたしの妹を悪役にした。何も知らないまま、幼いうちに死んだ、あたしの妹を」

【レティシア・ビュッセマー】
「かよこ あなたシラフだったの?」

【スーツの人】
「わたしとしては本に罪はないと思っているよ。書かれ、読まれず、孤独を抱え、自己を表現しようとしている。それは本を読まなくなった人間の罪だ」

【小村加代子】
「うん、レティ。なんとなく真相に近づけそうな感じだったから、この人たち(と店員たちを示して)を混乱させて本音を引っ張り出そうと思って」

【スーツの人】
「図書館を未だに整理できてない私達の責任が一番強いかな」

【スーツの人】
「だからこうして助けようとしている」

【レティシア・ビュッセマー】
「…ブラフだったの? 心臓に悪いからやめてよねw」

【小村加代子】
「ごめんね。あとでケーキおごるから勘弁して」

【小村加代子】
「彗ちゃんとあるみんにもね」

【スーツの人】
「ケーキなら出せるよ。喫茶店だからね」

【窓枠有海】
「やった♪一番高い奴で♪」

【小村加代子】
「この匂いの中で食べられる? あたしにはいい匂いに感じられるけど、あなたたちは違うでしょ?」

【小村加代子】
(って、本のせいだったとしたらもう嗅覚も戻ってるのかな?)

【レティシア・ビュッセマー】
「匂いがいい匂いなのは本当なのねw」

【江戸川彗】
「なんだよー、もう。マジヤバ案件てことに代わりないじゃーん。オカルトかよー。(超能力を棚に上げる)」

【スーツの人】
「今度匂いを消しておくから食べに来てくれ。さて最終手段について話しておこうか、出窓くん」

【窓枠有海】
「?」

【スーツの人】
「………失礼、生徒会の人が君は名前を間違うと喜ぶと言っていたものだから」

【窓枠有海】
「わざと間違う人には乗りませんし、だいたい喜んでません!!(プンっ」

【スーツの人】
「それで最終手段だが」

【スーツの人】
「【本を燃やす】もしくは【結末を書き加える】ことだ」

【スーツの人】
「本を燃やせばさすがに本は生きてられない。ストーリーはすぐ終わる。がそれは本当に最悪の最終手段だ。人殺しと変わらない」

【小村加代子】
「そうね‥‥あたしとしても、美代子を悪役にしたまま終わらせたくはないわ」

【スーツの人】
「結末を書き加えれば、その本はそれをなぞるからハッピーエンドに無理やりかえることはできる。ただそれも、図書の保管という面からしたら面白くない」

【スーツの人】
「そして何より作家の意思を否定することになる」

【小村加代子】
「それなら、丸く終わらせる方法は?」

【スーツの人】
「累子くんに死んでもらって話を終わらせる

【窓枠有海】
「!!!」

【レティシア・ビュッセマー】
本って今誰が持ってんですっけね

【江戸川彗】
「テン下げじゃん……」

【小村加代子】
「でも、この本はあたしが死ぬことで終わってるのよ? 累子ちゃんが死んで、どうして終われるの?」

【窓枠有海】
「…本より命ですよ」
銃を構え直す

【スーツの人】
「さっきも言った通り本はある程度なぞれれば満足するみたいでね、変装した累子くんが君の代わりに死んで話が終わればそれが最善だ」

【雲河 累子】
「わ、わたしは納得してるので大丈夫ですよっ」

【小村加代子】
「書かれ、読まれず、孤独を抱え、自己を表現しようとしている。
あなた、そう言ったわね?」

【スーツの人】
「そうだね」

【レティシア・ビュッセマー】
今場が膠着してる感じなら、本にヒョイっと手を伸ばすことってできますかね?

できます

【小村加代子】
「贅沢ぬかしてんじゃないわよ! この世にいったいいくつ、読まれなかった物語や書かれることすらなかった物語があると思ってんのよ!」

【小村加代子】
「完結できただけ幸せってもんだわ!」

【窓枠有海】
「簡単に命を投げ出すことを納得しちゃいけません…本に良いようにされていい命なんてないのよ」>雲河さん

【江戸川彗】
「んー、さあ。累子ちゃん、あと何回死ななきゃいけないの?」

【スーツの人】
「なら君はこの島の図書をすべて燃やせというのかい?」

【レティシア・ビュッセマー】
じゃあ、本に手を伸ばして、最後のページに「なんやかんやあって全ての登場人物達は危ういところを乗り越えて、ややっこしいことは解消されて最後は幸せになりましたとさ、どっとはらい」と書き足しますw

【小村加代子】
「読まれてる本だってあるでしょうが!」

【雲河 累子】
「たしか1万回だから…9900回くらいかなぁ」

【スーツの人】
「それもいずれ読まれなくなり、自動文学へと至る可能性がある」

【小村加代子】
「それならこの世に本なんて産み出さないほうがマシってことになっちゃうじゃない。間違った前提で進んでるから、間違った方向に行っちゃうのよ」

【スーツの人】
「これは人間の罪だ。天災とでも思って向き合うことしかできない。それに私達は本を守る役目がある」

【小村加代子】
「ってレティ? あら、書き足されてる」

【スーツの人】
「本は生み出されるべきだ。だが、殺すことを私達は推奨しない」

【江戸川彗】
「一万は無理じゃね?」

【窓枠有海】
「主従が逆なのよ、本に遣われることがあってはならないわ」

【スーツの人】
「君はその本を燃やすかい?」

【小村加代子】
「本は人を楽しませるためにあるのよ。苦しめるためじゃないわ。そこんところ、わかってる?」

【スーツの人】
「なら君は人を楽しませない本はすべて価値がないと言うのか」

【窓枠有海】
「そこが主従が逆ってこと悲劇を楽しむ人が己の悲劇を望むわけじゃないのよ」

【小村加代子】
「毒にも薬にもならない本だって存在してもいいと思うわ。でも人を苦しめるなら話は別よ。そもそもの存在意義に反してるじゃない」

【小村加代子】
「だいたい人が悲劇を楽しめるのは、それが自分じゃないからでもあるのよ」

【江戸川彗】
「よくわかんねーんだけどさー。本を超えた本は、本扱いしなくていいじゃね?【魔導書】研究会ってあるじゃん。」

【スーツの人】
「どの本が自動文学になるかわからず、物語を止めることもできない。全部対症療法なんだ」

【スーツの人】
「君たちの言うことを実現化しようとするなら、どんな本も殺してしまい、この島に本を持ち込ませないようにしないといけない」

【窓枠有海】
「…原因を探さないとダメって事ね、いまはそのための時間稼ぎ」

【小村加代子】
「本が自ら読んでほしいと自己アピールすることは構わないわ。ただ読者を勝手に主人公にするなって言いたいのよ」

【スーツの人】
「それは本の本能のようなものだからね。読まれないために書かれた本はない」

【小村加代子】
「読者は本を読むことを楽しみたいのよ。苦しみたいわけじゃないわ。そして本は人を楽しませるためにあるのよ。苦しめるためじゃないわ」

【窓枠有海】
「探しましょう、原因を、そして潰す。読まれたいがために読者の命が軽んじられるのは間違ってるもの」

【スーツの人】
「その原因が見つかればわたしも喜んで死ねるよ」

【スーツの人】
「でもそれは今すぐではない。だから我々がいないと、この学園に何が起きるかわからないんだ。現実を捻じ曲げる力を持った本。それを悪用する人は必ずいる」

【小村加代子】
「‥‥あなたも【主人公】なの?」

【レティシア・ビュッセマー】
(レティの書いたことはどうなりますか…)

【スーツの人】
「………わたしは10万年生きる物語の【主人公】だ。決して忘れず、仲間の死を一人で看取る、この世界で最後の一人」

【窓枠有海】
「死ぬんじゃなくて生き足掻いて贖いなさい、雲河さんに負担をかけた責任よ」

【窓枠有海】
「10万年…」

【スーツの人】
「信じてくれ。わたしだってそれをしたくてしてるわけではない。だが我々がいないとどうなる。例えば超能力を得るなんて本をSSが読んだら」

【小村加代子】
「だから! そんな苦しい物語の主人公に、本が勝手に任命するなって言いたいのよ!」

【窓枠有海】
「有史以前?!」

【スーツの人】
「償えることはわたしが終わったあとにしよう。だから小村くん」

と言ったところで店の明かりが消える

【小村加代子】
「で、本が勝手に任じた主人公の座に、なんであなたは甘んじていられるの!?」

【江戸川彗】
「あー、そっかそっか。超能力がー、とかそれかー。ウゼー。」

【スーツの人】
「………本が、焦ったか」

【窓枠有海】
「?!」

【スーツの人】
路地裏のこの建物には表通りの光は届かない。まさしく一寸先は闇だった

「おねえちゃんはやっぱり、わたしが嫌いなんだね」

闇の中にぼうっと人が現れる。それは加代子と瓜二つの顔をしていた

【美代子】
「海都も嫌いだったの? だから殺したの?」

【小村加代子】
「美代子も本に"使われる"ことはないわ。本にどう書いてあろうとも、あたしは美代子との思い出が大切よ」

【美代子】
「嘘だ嘘だ嘘だ! お姉ちゃんは嫌いになった人みんな殺すんだ!」

【小村加代子】
「美代子も海都も‥‥あたしにとっては、すごく大切な存在よ」
知らないうちに頬に涙が流れています

【小村加代子】
「美代子。あたしは‥‥おねえちゃんは、美代子が大好きよ」

【美代子】
「お姉ちゃんのせいでママも死んだ! 海都も死んだ! お兄ちゃんも殺す気なんでしょ!?」

【美代子】
「お姉ちゃんは自分の幸せのために何人殺すの? どうせそこの人たちだってじゃまになったら殺すんでしょ!?」

【美代子】
美代子の手に注射器が握られる

【小村加代子】
「海都を殺したのは確かにあたしよ。でも海都はその罪を背負って、それでも幸せに生きてって言って死んだわ」

【小村加代子】
「それであたしは誓ったのよ。もう絶対に誰も殺さないって」

【美代子】
「そんなの信じない! だって悪いと思ってるなら死ねるでしょぉ? 生きたいから償わないつもりなんだ!」

【美代子】
注射器を振りかぶる

【小村加代子】
「生きることだって償いなのよ!」

【小村加代子】
注射器をブローチで払いのけます。針は出さない

【美代子】
「わたしだって、わたしだって生きたかったよぉ」

【美代子】
「死にたくなかったよぉ」

【美代子】
「なんで私ばっかり、お姉ちゃんみたいになりたかった! 幸せになりたかった!」

【小村加代子】
「そうよね。生きたかったよね。あたしと一緒に育ちたかったよね」
美代子を抱きしめます

【美代子】
「やめてよぉ、はなしてよぉ、わるいっておもうならしんでよぉ」

【美代子】
じたばたと暴れるが強い力ではない

【小村加代子】
「それはできないわ。今のあたしは、あたしが死なせてしまった人たちに責任がある。勝手に生きることから逃げ出すことはできない」

【美代子】
「責任なんてわからないよぉ、辛いよぉ」

【小村加代子】
「だから、あたしは言うことしかできないの。美代子。おねえちゃんはあなたが大好きよ」

【美代子】
「で、でも、ひぐっ」

【美代子】
「大好きなお姉ちゃんと一緒にずぅっといたかったよぉ」

【小村加代子】
「信じて、美代子。あたしは美代子も海都も大好き。嫌ったことなんて一度もない」

【美代子】
「………ほんと?」

【美代子】
「だっておにいちゃんが、おねえちゃんがいなければしぬことはなかったっていってたから」

【小村加代子】
「ほんとよ。ずっとずっと、大好きだった」

【美代子】
「おねえちゃん、わたしのこと、きらいなんだって」

【美代子】
美代子の体がどんどん小さくなっていく

【小村加代子】
「それは、双子を嫌う本家のしきたりのせいよ。憎むべきはあたしじゃない」

【美代子】
「わたしのこと、すき?」

【小村加代子】
「あたしはずっと、あなたが大好きよ」

【美代子】
「そっかぁ」

【美代子】
からんと注射器がおちる

【小村加代子】
「だから、ね。嫌なことはもう忘れて。あたしはずっとあなたが大好き。だから安心して眠って」

【美代子】
「うん、うん……」

美代子があなたから離れる

【美代子】
「ごめんね、おねえちゃん」

【美代子】
「おねえちゃん、だいすきな、おねえちゃん。ぜったい、しあわせになって」

【美代子】
「やくそく、して」

【美代子】
小指をさしだす

【小村加代子】
「うん。あたしは絶対、美代子を忘れない。大好きよ。美代子が見てるから、あたしは幸せになる」
小指をからめて、げんまんします

【美代子】
「うそついたら、はりせんぼん、のーます、ゆびきったっ」

美代子の表情が泣き顔から笑顔になる。

それは加代子が見たあの日の笑顔と同じだった

【小村加代子】
「また、いつか、会おうね。美代子‥‥」

【美代子】
「あっ」

美代子の手を誰かが引く、それは腕だけで誰の腕なのかはわからないが、男の手であることはわかった

【小村加代子】
泣きながら微笑んでます

【美代子】
「またね、おねえちゃん」

【小村加代子】
「海都、なの‥‥? 美代子のこと、よろしくね‥‥またいつか、ね‥‥」

振り返って片手を振りながら、そのままぱっとはじめからなにもなかったかのように消えた

ぱっと明かりがつく

【スーツの人】
「終わったようだね」

【小村加代子】
スーツの人につかつかと歩み寄って、ぱぁん! とビンタします

【スーツの人】
「甘んじて受け入れるよ」

【小村加代子】
「あなたみたいのを、負け犬って言うのよ! なんで抗わないのよ! 本気で向かい合わなきゃ、本だって理解してくれないわよ!」

【スーツの人】
「私は私の仕事がある。図書館に保管されている本を読み、それを記憶し、その知識で対処を考える【目次】としての役目が」

【スーツの人】
「この現象が終わりを迎えるまで、私は【主人公】を辞める気はない」

【スーツの人】
「本を、もらえるかな」

【小村加代子】
「そう。でもこの物語は、あたしの物語じゃない。この物語が無理やりあたしを引っ張り込んだだけよ。あたしの物語はあたしが探すわ」
言いながら本を手渡します

【スーツの人】
「そう、君の人生に幸多からんことを」

【レティシア・ビュッセマー】
(レティの落書きどうなった…)

【小村加代子】
「当然よ。美代子と約束したもの」

【窓枠有海】
(因果律のかなたに消えた>レティの落書き)

【スーツの人】
「それと、今回あった被害は請求してくれ。それと明日ケーキをごちそうするよ」

【スーツの人】
「みんなもぜひ来てほしい」

【小村加代子】
ため息をついて
「それがあなたの決めたあなたの生き方だと言うなら、あたしは口を出さないわ。あなたの人生、あなたが主人公だもの」

【江戸川彗】
「納得したわけじゃねーけどさー。……まあケーキは食うじゃんねー。」

【窓枠有海】
「大体事情はわかりました。生徒会としても貴方方の活動は黙認されてるのでしょうし…ただ個人的にはこんなことは早く終わらせれるほうがいいと考えます」

【小村加代子】
「彗ちゃん、巻き込んでごめんね」

【窓枠有海】
「協力の必要があれば要請を、お待ちしております。」

【江戸川彗】
(レティの落書きはさすがに無理があったんじゃ。)

【雲河 累子】
「いえいえいえいえ! だって私のちからで犠牲者を減らせるんだから光栄な仕事ですっ」

【江戸川彗】
「気にしなくていーしー。あーしも本土では超能力で色々あったかんね。」

【小村加代子】
「みんな、自分の意志で自分の人生を生きてる。それでいいと思うの」

【スーツの人】
「そう言ってくれると、助かるよ」

ということで後日。あなた達は【煙縁羅】に集まっていた。あの煙の匂いはなく、フルーティーな香りの煙が店内に気分が悪くならない程度に漂っている。

店内にいるのはあの日のメンバー

【小村加代子】
「モンブラン、もんぶらーん♪」

【小村加代子】
「モンブランは、白い山~っ♪」

【美代子】
「白い山~♪」

【スーツの人】
「………まさか、こうなるとは」

【窓枠有海】
「……あれ?なんか違う声が」

加代子の後ろに同じ顔が見えます

【小村加代子】
一口分のケーキをフォークに刺して、宙にかざします。
「(美代子も、食べよ?)」

【美代子】
「ぱくっ、おいひぃ!」体を通って床に落ちる

【江戸川彗】
「アレええの?マジ?」

【小村加代子】
「うん。美代子も笑ってるわ」

【スーツの人】
「どこかの誰かが結末を書き換えたらしくてね」

【スーツの人】
先日の黒い本の最終ページを広げる。そこには

【スーツの人】
なんやかんやあって全ての登場人物達は危ういところを乗り越えて、ややっこしいことは解消されて最後は幸せになりましたとさ、どっとはらい

【スーツの人】
と書かれてあった

【小村加代子】
「あーっ、これ、レティの字!」

【窓枠有海】
「因果の海を越えた!」

【レティシア・ビュッセマー】
どっとはらい

【小村加代子】
レティに抱き着いて、
「レティも美代子を助けてくれたのね。ありがとう!」

【美代子】
「私、お姉ちゃんのしゅごれーになったんだよ。えへんっ」

【美代子】
「レティおねえちゃんもありがとう!」だきつく

【レティシア・ビュッセマー】
カヨコ、今日はカヨコのおごりでよろしくね♪

【小村加代子】
「わぁ、それじゃこれからはずっと美代子といっしょなのね!」

【小村加代子】
「うん、おごっちゃう! みんな、どんどん食べてね!」

【レティシア・ビュッセマー】
「今日の払いは全部カヨコにつけてね♪」

【窓枠有海】
「やった!わたしジェラート!抹茶ラスベリー!」

【小村加代子】
今月の自動車部のお給料、全部吐き出しちゃうw

【小村加代子】
(先輩、ごめんなさい)

【レティシア・ビュッセマー】
「店員さん達もなんか食べちゃって大丈夫ですよ♪」

【リノール】
「本当ですか? ではありがたくいただきます」

【オレイン】
「じゃああたしはホールで食べよっ」

【雲河 累子】
「もふもふ、おいひぃ」

【小村加代子】
「お腹壊すわよ!」

【スーツの人】
「やれやれ、一流の悲劇より三流のハッピーエンドと言うけれども。………さてこれは上にどう話したものか」

【スーツの人】
「胃が痛くて、ケーキを受け付けれないね」

【窓枠有海】
「上の人、が会長の事なら心配ないと思いますよ?」

【スーツの人】
「いや、整頓隊は本の【保全】が目的だから」

【小村加代子】
「沢山の者が歴史の表舞台に出た。
だが、その終わりの文章は、常に、判を押したかのように一つである。
つまり、めでたし、めでたし。と」

【スーツの人】
「めでたしついでに一つ」

【スーツの人】
「小村くん。君も合同班に入ってくれないかい。【主人公】を野放しにすると特殊環境委員会がうるさいし、人手も足りないし」

【スーツの人】
「給料は出すから………私の胃痛に免じて………」

【小村加代子】
「あたしが? うーん‥‥あたし、特殊能力なんかないですよ? 特図に入れるような戦闘力もありませんし(涼しい顔でぬかしてますw)」

【スーツの人】
「ぐぅぅ………人手が、人手が足らない………」

とぼやいてエンディングです

長時間おつかれさまでした~

【窓枠有海】
おつさまでしたー!

【江戸川彗】
お疲れさまでした~

【レティシア・ビュッセマー】
おつかれさまでしたー

【小村加代子】
お疲れ様でした!

【レティシア・ビュッセマー】
これラストを書き換える、を選ばなかったらどうなったのか興味あるw

レティさんのせいで、最後まで生えっぱなしになりました

【小村加代子】
あれ、じゃあ消える可能性もあったんですか?

【レティシア・ビュッセマー】
デカいのが生えっぱなしになってしまった…

ありましたねぇ

【江戸川彗】
だいぶデカいなwまさに人一人分。

本を燃やす、累子が死ぬ、結末を書き換えるでエンディング考えてました

【小村加代子】
ああ、燃やしたら設定ごと消えちゃうんですね

【窓枠有海】
おおー
まるちエンディング

幽霊が成仏してーとか書いてたら消えますよ

本を燃やしてたら

【レティシア・ビュッセマー】
本燃やす=るい子死ぬ、かと思っていた

【美代子】
「またわたしを殺すんだね、おねえちゃん」

って言って消えてく予定でした

【小村加代子】
それは避けたかったw>また殺す

【江戸川彗】
普通に怖いし悲しいw

【窓枠有海】
せーふ

【レティシア・ビュッセマー】
しまったこのことでレティは沢山のお金を手に入れてウッハウハになりましたって書き加えればよかった(嘘

【小村加代子】
www

こういう悪用する人がいるから合同班が休めないんだ!

【レティシア・ビュッセマー】
www

【小村加代子】
あー、合同班入っても別にいいですよ。でもプライベート優先ねw

今回参加された方で合同班に入った設定にしたい方は入っても大丈夫です

【レティシア・ビュッセマー】
大丈夫ですよ! レティは恋と青春型なので書き加えるとしたら私にベタ惚れの彼が生えるぐらいですから!w

あと小村さんはアイテム(守護霊)を獲得です

【レティシア・ビュッセマー】
(何も大丈夫ではない)

【小村加代子】
了解です~

【江戸川彗】
実はこの子、クラブ技能二つしか持ってないんですよね。

【窓枠有海】
(そこに小さく別れる過程まで書き加える有海)

だから本を悪用する人がいるからっ!

たそペンなら、本悪用したそうですよね

【レティシア・ビュッセマー】
(やめろアルミサッシ!)

【江戸川彗】
完全に悪用する側ですねww

【窓枠有海】
(一人だけ幸せにはさせん!)

【レティシア・ビュッセマー】
おかしい悪用する人3しない人1だったwww

まぁ、また自動文学がらみのシナリオ作ると思いますので、そのときは【主人公】になってもいいですし、合同班として活動するも良しです

【小村加代子】
事実上新婚状態な人がここにいるんですがそれはwww

新婚(子持ち)

【レティシア・ビュッセマー】
ああ、カヨコが別れると書いて(悪い笑顔)

【江戸川彗】
さすがにやめとこうか、悪用に歯止めが効かぬww<合同班

【小村加代子】
ほら、実体がないからw>子持ち

【窓枠有海】
結婚は人生の墓場といいましてなw

【小村加代子】
「あるみん、それ遥先輩に言える?」

【窓枠有海】
「~♪」(口笛を吹きながら目逸らし)

では19時になるのでここらで切りましょうか

お疲れ様でしたー

【江戸川彗】
お疲れさまでした!

【小村加代子】
はーい、お疲れ様です。ありがとうございました!

【窓枠有海】
おつかれさまでしたー
面白かったです
合同班ネタにはまた参加しようw

【レティシア・ビュッセマー】
おつかれさまでしたー

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最終更新:2024年10月20日 02:10