PCE版に対して「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。
本項ではファミリーコンピュータ用ソフト『忍者龍剣伝』(判定:なし)と、そのPCエンジン移植版(判定:劣化ゲー)の両方を紹介します。
【にんじゃりゅうけんでん】
ジャンル | アクション | ![]() |
対応機種 | ファミリーコンピュータ | |
メディア | 2MbitROMカートリッジ | |
発売・開発元 | テクモ | |
発売日 | 1988年12月9日 | |
定価 | 5,500円 | |
配信 |
バーチャルコンソール 【Wii】2007年4月10日 【3DS】2012年8月29日 【WiiU】2014年3月25日/いずれも514円 |
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レーティング | CERO A(全年齢対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
当時では非常に珍しいドラマチックなビジュアルシーン 終盤の難易度は鬼畜レベル |
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忍者龍剣伝/NINJA GAIDENシリーズ |
後半~終盤のあまりにも厳しすぎる難しさは無視できないレベルだがクリアできた時の達成感は大きく、多分に上級者向けを意識した作品となっている。
当時では斬新なデモシーンや名曲ぞろいのBGMなど今も根強いファンが多い作品である。
腕に覚えのあるアクションゲームファンはぜひとも挑戦してみて頂きたい。
【にんじゃりゅうけんでん】
ジャンル | アクション | ![]() |
対応機種 | PCエンジン | |
発売元 | ハドソン | |
開発元 | Hudson-Era H.K. | |
発売日 | 1992年1月24日 | |
定価 | 6,500円 | |
判定 | 劣化ゲー | |
ポイント |
ほぼFCの焼き直し 本作独自の多重スクロール BGMは別仕様 |
FC版から3年もの時を経て発売された『忍者龍剣伝』のPCエンジン版。
全体的にFC版の移植と考えて間違いないが、BGMの違い、敵側に虎が出て来る、ステージ5では機械で構成された箇所があるなどの違いはある。
発売はハドソンであり、開発も当時存在したハドソンの香港開発子会社が担当している。
FC版に無い要素を盛り込んでいるのは確かなのだが、PCE独自の強みとして押し出すには弱く、FC版の中途半端な焼き直しとされている。
当時としても、既にFCで1作目をプレイした人が改めて本作をわざわざ買う意義は薄かった事だろう。
CD版で声優などを起用して盛り上げると言った大掛かりな追加要素があれば、評価も違ったかも知れない。
続く『II』や『III』が移植される事もなく、結果的にPCE版の忍者龍剣伝としては最初で最後となってしまった。
*1 スタッフロールではSAKURAZAKI名義になっている