スコーピオン

目次

  1. スコーピオン(モータルコンバット)
  2. スコーピオン(形意拳)
  3. スコーピオン(マーベル)
  4. 未分類大会情報


スコーピオン(モータルコンバット)


SCORPION ~ 全蠍人


"Get over here!"

(こっちに来い!)

+ 担当声優
  • 共通
Ed Boon(エド・ブーン)
シリーズ全体(「Spear」のボイスのみ)

  • ハンゾウ・ハサシ
Simeon Norfleet
『MK:Armageddon』
Patrick Seitz
『MKvsDCU』『MK(2011)』『インジャスティス:神々の激突』『MKX』『CGrayzer GMod Shorts』
『MK Legends:Scorpion's Revenge』『MK Legends:Battle of the Realms』『MK Legends:Show Blind』
Ron Yuan(ロン・ユアン)
『MKX:Generations』『MK11』『MK:Onslaught』
井上和彦
2021年実写映画版(日本語吹替)

  • カイ・リャン
辻大介
『MK1』

ブーン氏は本シリーズの生みの親であり、彼があてたバトルハープーンのボイスは現在でも使われ続けている。
Seitz氏は『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドーや『僕のヒーローアカデミア』のエンデヴァーの英語吹き替えで知られており、
歴代演者の中でもSeitz氏の演じたスコーピオンの評価は高い。
辻氏はクウェート国で日本人同士の間に生まれたアメリカ人俳優。
2020年発売の侍と蒙古との戦いを描いたアクションゲーム『Ghost of Tsushima』にて、主人公である境井仁を演じたことで有名。

海外の格闘ゲーム『モータルコンバット』シリーズに登場するキャラクター。サソリ拳使いとかマーベルヴィランではない。
32歳没。本名不明で身長188cm、体重95kg、髪は黒で目の色は変化する。国籍は「冥府から甦る」、家族は「前世で妻子がいた」。
ちなみに人間だったころのコードネームは「ハンゾウ・ハサシ(Hanzo Hasashi)」
口から炎を吐き、相手を焼くフェイタリティを持つ。
マスクの下はガイコツで、炎とハープーンを操る。

2021年実写映画版での演者は真田広之氏。

過去に兄の方のサブ・ゼロに殺害され、復讐の為に地獄から蘇った日本出身の白井流忍者。
黄色い装束を着ているが、これは燐塊(サブ・ゼロが所属する中国の忍者組織)に対する憎しみの証である。

『モータルコンバットII』のエンディングでは兄の方のサブ・セロを殺して復讐を果たすもそれが過ちであることに気付き、
償いのために弟の方のサブ・ゼロを守ることを決意した。
ただし『4』以降この設定は若干無視されており、シノックの侵攻に際しては、クァン・チーに迫られ、
旧神達とそれに従う地球の闘士達と戦うことを余儀なくされる。激しい戦いの末にサブ・ゼロと相対し、
(自分と家族を殺害した)リン・クェイの総帥となった彼に怒りを再燃させ、サブ・ゼロに最後の止めを刺そうとする。
しかしそこへクァン・チーが現われ、スコーピオンがサブ・ゼロと戦うように仕向けたこと、
そしてスコーピオンの家族を殺害したのは他ならぬクァンチーであることを明かす。
クァン・チーはスコーピオンを地獄界へ追放しようとするが、
スコーピオンは最後の力を振り絞り、クァンチーを巻き添えにして地獄界へと去っていった(『MK4』)。

『MK:DA』~『MK:D』では、逃亡したクァンチーを追跡してシャン・ツンの館までやってきたスコーピオンだったが、
そこへシャン・ツンがモロクとドラミンをけしかける。
善戦するスコーピオンであったが、二人のパワーに圧倒されて敗北、二人によって魂の柱(Soulnado)に放り込まれてしまう。
肉体を失って完全に死んだかと思われたが、スコーピオンはそこで旧神と出会う。
ライデンの死で誰も止められなくなったオナガを止めるべく、スコーピオンは旧神に仕えるサーヴァントとなった。
再び蘇った彼はオナガの軍勢と戦い、地球の闘士達と共にこれを撃破することに成功する。

+ 2nd Timeline
時系列的には初代『MK』からのやり直しとなる『MK9』では、一族殺しの真犯人を知らずサブ・ゼロへの復讐に燃えている。
だがライデンにサブ・ゼロに勝利しても、命さえ奪わなければ白井流の再興を旧神達に持ちかけると約束されその決意は揺らぐ。
そして遂に来た対決の時、彼が取った選択とは…。
以上は初代『MK』のスコーピオンだがその後はほとんど話の展開に絡まず影が薄い。
過去シリーズでの華々しい活躍ぶりの反動だろうか…。

『X』では引き続き魔界の走狗としてジョニーとソニア率いるスペシャルフォースとの戦いに身を投じていたが、
ライデンによってクァン・チーの支配から解き放たれ、生前の肉体を取り戻すことに成功。
その後、10年近い歳月をかけて自らの流派である白井流の再興を成し遂げ、さらにサブ・ゼロの命がけの説得により、
自身と妻子、そして一族の全滅がクァン・チーの策略によるものだったことを知り、サブ・ゼロと和解を果たした。

そして、ストーリーモード後半においてスペシャルフォースがクァン・チーを捕らえたことを知ると復讐のために大勢の白井流忍者を率いて部隊を襲撃。
ソニアやケンシの説得という名のバトルも聞かずに首を切り落として殺害。一族の恨みを晴らすことに成功する。
が、その結果クァン・チー自身の命を触媒として旧神シノックが復活してしまうことに……。

次回作の『11』ではサブ・ゼロと共闘関係を築き、時の女神クロニカの手先となったサイバー燐塊、さらにはクロニカの軍勢との激闘を繰り広げる。
その過程でサブ・ゼロへの復讐に燃える過去の自分(『9』当時)との邂逅を果たし、説得を試みるが……。

2度目のリブート作である『Mortal Kombat 1』では存命中の人間として登場するが、実はこのスコーピオンはハンゾウ・ハサシではない。
では誰なのかというと、なんと過去作ではサブ・ゼロとして登場していたカイ・リャン(Kuai Liang)である
(従来のハンゾウ版スコーピオンもカメオファイターとして登場。サブ・ゼロはどちらもビ・ハン版)。
+ 『Mortal Kombat 1』におけるハンゾウ・ハサシ
ハンゾウ・ハサシ自身はストーリーモードでは一切登場せず
スモークのタワーモード(所謂アーケードモード)のEDにて夜道でスモークに襲い掛かった夜盗の少年として登場する
(スモークは当初(色々あってカイ・リャン共々抜けた)燐塊からの刺客かと思っていたが、あまりにお粗末な戦い方だったので撤回している)。
若くして夜盗に落ちぶれた彼の境遇にかつての自分を思い出し、彼を白井流の一員としてカイ・リャンと共に彼に修行をつけている場面で終わる。
ちなみに、スコーピオン(カイ・リャン)のタワーモードのEDでも白井流の一員となったハンゾウがちらりと写っている。

なお、今まで作品でハンゾウ・ハサシの妻だったハルミも登場しているが、こちらではカイ・リャンと結ばれている
NTRやんけ~~!!
+ 探索モードであるインベージョンモードのシーズン1ではなんと…
そして探索モードであるインベージョンモードのシーズン1では、
なんとクロニカを倒してその力を手に入れたと思われる『11』におけるスコーピオンことハンゾウ・ハサシが登場する。
『11』でのEDにてどう足掻いても妻子が死亡する運命に抗おうと一人で別の時間軸を渡り歩いていたハンゾウだったが、
どの時間軸でも妻ハルミが死亡する運命であり、諦めかけていた時ハルミが生存している時間軸を発見する。
しかしそれは上述の『1』の時間軸であり、ハルミがカイ・リャンと結婚している場面に遭遇してしまう。
怒り狂ったハンゾウはその場にいたハルミやカイ・リャン達を怒りのままに焼き殺してしまい
絶望のあまり全ての時間軸を破壊せんと暴走を始めるのだった……
『11』から引き続きハンゾウさんへの扱いが…

原作ゲームでは技に癖が少ないため、シリーズ通して扱いやすく、初心者向けのキャラである。
初代から使用している必殺技の「Teleport Punch(単に「Teleport」とも、和名:デストラップイリュージョン)」は
画面外に出て反対側からパンチを当てるという珍しい技。
ただし画面端からでも裏回れるようになったのは『Ultimate Mortal Kombat 3』からで、
それまでは画面端からでは裏回れなかった経歴を持つ。
ちなみに「Spear(和名:バトルハープーン)」を直撃させた時のカメェー聞こえるらしい声、
および「ゲロォバヒー!!」は製作スタッフのエド・ブーン氏によるもの
(「Come Here!!」とこの項目冒頭の台詞の空耳。ゲロォバヒーの方がきつい言い回しとのこと)。
初代『MK』の「ゲロォバヒー!!」が好評だったためにマスターピース化しており、スコーピオンの声をプロ声優が当てるようになった現在でも、
これらだけはエド・ブーン氏が生声でアテているのだそうな。
海外だとサブ・ゼロとスコーピオンのライバル関係は人気が高く、セットで扱われることが多い。
『MK:D』以降では2人揃って初期カーソルに収まっており、さながら『ストリートファイター』のリュウケンと言った所か。

また、DCコミックのキャラクターが闘う格闘ゲーム『インジャスティス 神々(ヒーロー)の激突』においても、
主人公を差し置いてまさかのDLCキャラとしてゲスト参戦。
開発元が『Mortal Kombat』と同じ所故このサプライズが実現したのだろう。
モーコンキャラがDCコミックのキャラクターと共演するのはこれで二度目である。流石に究極神拳は無いが。
ここでのキャラデザインはジム・リー氏が担当。


キャラクター性能

初代ではヒットすると確実に追撃を決めることが出来る「Spear」と上記の性能により
画面端以外なら相手の飛び道具後の奇襲や切り替しとして使える「Teleport Punch」の2つを所持。
コマンドも比較的簡単な上に、ジャンプキック→Spear→アッパーカットだけで相手のライフを半分減らすことが出来るため、初心者に適しているキャラである。
ところが研究により他キャラが8割以上のダメージを出すコンボが開発される中、
彼の場合はどうやってもSpear→アッパーカットか締めのコンボでしか高ダメージが出せないという悲しい事実が判明してしまった。
また、Spearはしゃがむと避けられる上に硬直が大きいため気軽に使えないのも難点。
Teleport Punchもガードされると反確で画面端だと裏回れない上に隙をさらけ出すのでこちらも気軽に使えない。
つまり対戦だと立ち回りがつらい、コンボの最大ダメージが他キャラより安いという関係で見事に最弱キャラとなった。

『II』では操作性が改善されたお陰でコンボパーツが増えた他、
ジャンプ攻撃から繋げられる空中投げ「Air Throw(和名:幻空脚)」と、
リーチが長く下段判定を持つ「Leg Grab(和名:蠍双脚)」が加わったことにより強化された。
Teleport Punchが空中でも使えるようになったのも嬉しい。

『3』では最初は登場しておらず、バージョンUP版の『Ultimate Mortal Kombat 3』で追加キャラとして参戦したが…。
+ 『Ultimate Mortal Kombat 3』でのスコーピオン
Leg Grabが削除されたこと以外は相変わらす初心者向けのキャラであるのだが、
自分より移動速度が速い上に自分にはない相手を浮かすボタンリンクコンボを多数所持している人間版スモークの存在により、
ガチ対戦等ではあまり使われていない。
というか、ぶっちゃけると劣化人間版スモークという悲しい立場に置かれている。
コンパチキャラオリジナルより強いってどういうことだよ…。

それでもキャラランクでは真ん中ぐらいにいるし、
彼自身もフルコンで5割を超えるコンボが可能なので使い手による愛さえあれば勝てる…かも。
決して弱いわけではないのだが……。

2011年版『MK』ではサブ・ゼロと双肩をなすスタンダードキャラ。
補正切り効果を持つガード不可の炎で相手の足元を燃やすDemon Fireや中段の叩き付け斬りからの浮かせコンボ、
切り返しのワープ攻撃でコンボ組み込みにも使えるデストラップイリュージョンなど、同作のスタンダード的な技を持つ。
ハープーンは新システムであるエンハンスド(1ゲージ消費のEX技)で弱点を補うことが出来るようになった。
リュウのような素直な性能で守りを固めて相手の隙に差し込むサブ・ゼロ、
ソルのような攻撃特化で癖のあるスタンダードさを持つスコーピオンとは言い得て妙。

次回作の『X』では二刀流を操る「ニンジュツ」、旧来からの技に加えて炎の悪魔を召喚しての拘束や攻撃を行う「インフェルノ」
火球を放ったり、炎を纏って自身を強化する等、火炎の扱いに特化したヘルファイアという三つのスタイルを習得。
発生や攻撃範囲に優れる二刀流での斬撃が優秀なニンジュツ、挙動が素直で入門キャラとしても最適なインフェルノ、
難度は高いが極めれば非常に高火力なコンボが可能なヘルファイアなど、どのスタイルも高性能なのが魅力。

『11』では腰に日本刀を差し、さらに苦無は常に手で保持するようになるなど、より忍者っぽさがアップ。
代名詞のTeleport Punchはガードされると反確だが動作を途中で中断するフェイント版を習得したので(ただしゲージを消費)、
ガードを固めた相手に投げや下段技で択一攻撃を迫れるようになり、攻めの幅が広がった。
また、Spearは引き寄せた相手を刀で斬り捨ててダウンさせる仕様に変更されている。
それ以外の通常技や他の必殺技は相変わらずの癖のなさなので初心者へもオススメ。
強いて言えばコンボダメージが意外に伸びにくいのが難点だがこれもテクニック次第では克服可能。
まさしく初心者から上級者までという言葉を体現したような性能となっている。

+ 余談
上でも書いてる通りマスクの下はガイコツであるが、初代のエンディングでのみ死亡する前の素顔が見れる。
ん?お前日本出身じゃなかったっけ?

また、見た目に反して趣味が料理だったりする。
しかも実際にゲーム内のギャラリーにてスコーピオンが料理している動画があったりするが……?

さらに余談だが、マーベルのヒーローなどの人気キャラ同士の夢の対決を映像化して実現させる『Super Power Beat Down』にも登場。
パワーレンジャー』シリーズのホワイトレンジャーと対決している。

+ 映画版より 何気に最後フレンドシップ


MUGENにおけるスコーピオン

Kazmer13氏製作のMKII仕様やMike Obrecht氏製作のスーファミ版UMK3仕様、OMEGAPSYCHO氏製作のMUGEN1.0以降専用のMK1仕様、
Binho-RJ氏及びSeanAltly氏製作の手描き2Dスコ-ピオンなどが確認されている。
さらにBinho氏のものベースに『MVC風』アレンジを施したR@CE45氏(R@CE AKIR@氏)のスコーピオンも存在し、
これには究極神軒氏による外部AIが製作されている。

2020年5月にはJJkoolaid氏により、SeanAltly氏のものをベースにした『MVC2』仕様のスコーピオンが公開された。
こちらはMUGEN1.0以降専用で、中々の強さを持つAIがデフォルトで搭載済み。
また、ホルン氏による外部AIも公開されている。
紹介動画(公開先へのリンク有り)

これらの他にも、Mythos氏による『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが存在。
小さいながらもきちんとお馴染みの挙動が再現されている。
DLは下記の動画から



出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他

出演ストーリー

女神異聞録アルカナ(「魔人」スコーピオン)




スコーピオン(形意拳)



「はっ!口程にもなかったな!」

名前:白少廷
流派:蠍子拳
年齢:21歳
性格:自己中心的、冷酷、女好き
趣味:女好き(蛇拳を除く)
家族:両親

台湾のゲームメーカーIGSの対戦格闘ゲーム『形意拳』のキャラクター。英字表記は「SCORPION」。
忍者でもアメコミでもレスラーでもない。

黒い長髪と紫のスーツが特徴である、薔薇の花を片手に携えたキザな青年。
金持ちの一人息子であり、そのせいか性格はやや自己中心的である。
無類の女好きであり、作中でも女性キャラのクレーンサオジンに(一方的に)アタックをかけては嫌がられている。
幼馴染で許婚でもあるレッドスネークは唯一頭の上がらない相手であり、彼女から逃げるために各地を転々としている。
エンディングでは美女を両手にウハウハ気分でいた所を彼女に見付けられ折檻されている。
しかし別にモテないというわけではなく、
故郷では名を知らぬ者はいないほどのプレイボーイであり、現在もその名は衰えていることは無い様である。
ゴーストキックとは世界最高峰の脚技使い「神の脚」の座を懸けたライバル関係にある。

     
海外製のゲームを日本に持ってくると言語翻訳のミスが生じる事は多々あるが、
この『形意拳』も例外ではなく、この人もなんか微妙に日本語がおかしい
しかしそれ以上におかしいのはドット絵である。
冒頭プロフィール下のニュートラルポーズや上記のしゃがみポーズ、これが蠍子拳(サソリ拳)の構えである。
一見して美形なキャラが何の脈絡もなくこんなポーズを取ってるだけでも十分おかしいのだが、
レバーを左右に入れるとこのポーズで這いつくばっていくのである(上記左のgif画像参照)。
しゃがみポーズの画像の姿勢で前後に動くので一見「特殊動作のしゃがみ移動なのか?」と思ってしまうほどだが、
れっきとした通常移動モーション「き…気持ちわるー!!(ガビーン」と声を上げてしまうこと必至。つーかこっちくんな。
普通にしていれば(多少濃いが)カッコいい方なのに対戦中の所作一つでそれを台無しにしている…という点では
ある意味げんじんしん様の先駆者であったといえるかもしれない。
とはいえ、一旦攻撃に移るとアクロバティックで実に華麗な動きを見せてくれる。この辺はさすが形意拳と言った所だろうか。
そんなこんなで一定の人気は得ているようで、某漫画のファンの投稿ネタに引っ掛けて「スコ様」と呼ばれたりとか呼ばれないとか。

+ モデル?
恐らく1989年の映画『スコーピオン・ファイター』に登場する、ウォンジン演じる悪役の「サニー」がモデルと思われる。

髪型、ポーズ、モーション、どれを取ってもスコーピオンです、本当にありがとうございました。
なお、蠍子拳は実在する拳法である。中国4000年の歴史をナメたらダメと言うことだろうか……。
「五毒拳」の一つでもあるが、『形意拳』にはムカデ拳、ヤモリ拳、ガマ拳の使い手は登場しない。

功夫映画ネタが多数盛り込まれた特撮作品『獣拳戦隊ゲキレンジャー』にもサソリモチーフの怪人が登場。
「戦慄の踊り子」の異名を持ち、その流れるような攻撃はスコーピオンにも通ずる…と思う。
同作にはムカデ拳、ヘビ拳、ヤモリ拳、ガマ拳の使い手も登場し、その5人で「五毒拳」を名乗っている。

2011年放送の特撮テレビドラマ『仮面ライダーフォーゼ』のサソリモチーフの女性幹部(ただし変身後の声は竹本英史氏)もこれをやっている。

地味にではあるが、蠍子拳の知名度は上昇しているようだ。
いつかメジャー拳法になる可能性が微粒子レベルで存在している……?

ゲーム中では長い手足を使った変則的な高速打撃を武器とし、攻撃、移動共に同作トップクラスのスピードを誇る。
攻撃力はあまり高くなく、遠距離戦はあまり得意ではないが、中段・下段両方の技を豊富に持っており
しかもそれらをキャンセル(派生)で連携させることができるので、接近しての攻撃能力は中々のもの。
中距離では隙の小さい空中二段蹴り「天刀旋風腿」で牽制しつつ姿勢の低い前後移動で隙を窺い、
首尾よく接近したならガードを激しく揺さぶれる連携によるガード崩しと、弱攻撃から(必殺技までお手軽に繋がるコンボ狙いで一気に削っていく。
移動の姿勢が低いのを利用して相手のジャンプをくぐり、背後からコンボを狙いにいくのも強い。


MUGENにおける白少廷

+ Lord Skiff氏製作
  • Lord Skiff氏製作
一通りの必殺技超必殺技は完備されており問題なく使用可能なものの、分身攻撃などの「形意拳」固有のシステムは実装されておらず、
素材が揃えられていないのか、一部必殺技の追加入力がないなどやや体験版的な内容。
また超必殺技「天蠍狂刃斬」がオリジナルの非ロック乱舞技に差し替えられている。
ゲージも3本しかない(原作では9本溜まる)。
その代わりコンビネーションに原作になかったルートが多数追加され、全体的に必殺技の隙が少なく調整されていたり
ダウン追撃判定が追加されていたりして、これはこれで中々爽快なアレンジである。
攻め攻めな感じのAIもデフォルトで搭載されている。
ちなみに、アケ版と同様のEDも付属(但し字幕は英語)。

+ 日本破壊結社NHK氏製作
  • 日本破壊結社NHK氏製作
フリーティケットシアター終了によるリンク切れで長らく入手不可であったが、現在はMouser氏によって代理公開されている。
こちらのスコーピオンは上記の分身攻撃の他、リープアタックや後転奇襲、崩し投げ、ダウン追い討ち、移動起き上がりなどといった、
原作の特殊システムをすべて搭載、必殺技、超必殺技も追加入力も含めて完備されており、流石の完成度。
一度見たら忘れられない独特過ぎる挙動の数々を余す所なく楽しめる。
デフォルトのAIは存在しないが、5%オフ氏による外部AIが公開された。


「俺が男の中の男だと分かったか!」

出場大会

+ 一覧
更新停止中

出演ストーリー





スコーピオン(マーベル)


+ 日本語吹替声優
後藤哲夫
『アメイジング・フレンズ』、1994年アニメ版
梁田清之
PS『スパイダーマン』、PS2/GC/Xbox『スパイダーマン』
三宅健太
『スパイダーバース』
中尾隆聖
『Marvel's Spider-Man』
西凜太朗
『スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド』

マーベルコミックの代表作『スパイダーマン』シリーズのヴィラン。
初出は1964年の『Amazing Spider-Man #19』。
言うまでもないが、同名の黄色い忍者サソリ拳使いとは何の関係も無い。

本名はマクドナルド(マック)・ガーガン。身長188cm。体重100kg。
元々は売れない私立探偵だった。ある日、ピーターがいつもスパイダーマンの写真を撮影出来る秘密を暴くために、
デイリー・ビューグル発行人であるJ・ジョナ・ジェイムソンに、料金の安さから尾行を依頼されるも失敗。
その後、ジェイムソンはより面白くなりそうという理由で知り合いの科学者を仲介し、ガーガンを放射線と科学的処置によってスコーピオンに改造させる
こうしてスパイダーマンより強い腕力を得たガーガンはスパイダーマンを二度倒すという成果を挙げる。
しかし、改造の後遺症で徐々に邪悪な性質が顕になっていき、強盗等に奔るガーガンを見たジェイムソンはあっさり見限ってしまう。
この事に怒りを覚えたガーガンはジェイムソンへ復讐しようと彼を襲撃するも、駆け付けてきたスパイダーマンに三戦目にして敗北。
スパイダーマンに敗れて以降も、復讐のために幾度も戦いを挑んでいる。
後にシンビオートの宿主となり「ヴェノム・スコーピオン」となり、『シビル・ウォー』ではサンダーボルツとして参戦。
この頃にノーマン・オズボーン率いる「ダーク・アベンジャーズ」へスパイダーマン役として加入。
シンビオートの能力でエイリアンスーツを再現していた。
『ダークレイン』の末期でシンビオートを失い、投獄されていたが、アリステア・スマイスの協力で脱獄。
彼が作った新たなスーツを装備してスーペリア・スパイダーマンと戦った。
他にも、アルケマックスではティベリウス・ストーンのボディガードを務めたり、ブラックキャット率いるギャングの一員にもなったりした。

ガーガン以外にもスコーピオンを名乗った人物はおり、
A.I.M.によって胎児の頃に遺伝子改変を受け、腕から致死性の毒を放つ元S.H.I.E.L.D.エージェントの傭兵カーミラ・ブラック
改良型のスコーピオンスーツを装備するエレイン・コールが存在する(正確なヴィラン名はスコーピア。無論ゾイドワイルドとは無関係)。

スコーピオン(=サソリ)の名の通り、針の着いた長い尻尾を使った攻撃を得意とし、刺す以外にも、針先からレーザー(または電撃)を発射する事も可能。
空中約9mの跳躍も可能。

(参考資料:『マーベル・エンサイクロペディア』)

90年代のアニメ版では上記の経緯をほぼ踏襲しているものの改造人間化に関しては本人の同意の上であり、
その上で恨んでいる対象に改造に関わった科学者も加えられている。
尻尾から放つのは硫酸に変更されており、Dr.オクトパスのテンタクル・アームを溶かすほどの威力を持つ。
スパイディが本気で殴っても逆に手を痛めるほどに頑丈な尻尾だが、やはり電撃などの間接攻撃には弱く、
最後は蜘蛛糸で床に貼り付けにされて敗北、逮捕された。
後にキングピンが組織するヴィランチーム「インシディアス・シックス」(原作におけるシニスター・シックス)に加わり、
スパイダーマンと何度も再戦する事となる。
余談だが、コートを着て変装してても尻尾がジャマでバレバレでありドックオクから無茶苦茶バカにされて不仲であった

『MCU』版では『ホームカミング』にマック・ガーガンとして登場。
といっても単に「サソリのタトゥーを入れた凶悪犯」というだけで、バルチャーとの取引を阻止された際に逮捕された。
エンディングではスパイダーマンへの復讐を誓う素振りを見せていたが、その後の再登場は今の所無い。

彼といい、こいつといい、スパイダーマン誌に登場する改造人間は一度着たら脱げない系スーツを着させられてる奴が多いのだが、
トイレとかシャワーとかどーすんだろ…とか気にしてはいけない。
そもそもコスチュームを着せたまま収監する(そして脱走される)刑務所が存在する世界だし。読者への分かりやすさ重視


MUGENにおけるスコーピオン

Bambulin氏(Bam77氏)による、ベノムセイバートゥース等をベースにしたMUGEN1.0以降専用のキャラが存在。
現在は海外サイト「The MUGEN Multiverse」にて代理公開されている。

操作方法は『MVC』風の6ボタン方式で、チェーンコンボやエリアルレイヴが可能。
その長大な尻尾から繰り出される強攻撃や必殺技は凄まじいリーチを誇り、尻尾を地中に潜らせ地面から相手に刺す「Sting」や、
必殺技・超必殺技でキャンセル可能な連続突きを繰り出す「Fast Sting」等、相手の間合いの外から一方的に攻撃できる優秀なものが揃う。
……が、ほとんどの技がコンボに組み込めない上に、何故か削りダメージも0
加えてチェーンコンボもエリアル以外は弱→中までしか繋がらないという中々厳しい事になっている他、
超必殺技も派手で見栄えは良いが、発生が遅かったり最後まで繋がらなかったりで、これまたしんどい性能の技ばかり。
頼れるのは打撃投げ超必の「Lethal Tie」ぐらいで、他はぶっちゃけ死に技だったりする。せめて削りダメージがあれば…。
前述の通りリーチに優れており、個々の必殺技の性能も悪くはないので、相手の隙を突いて確実に攻撃を叩き込んでいきたい。

この他に特殊な能力として、三角跳びの要領で壁に貼り付き、そのまま壁や天井を伝って動き回る事が可能。
画面端からの脱出や空中必殺技での奇襲に使える他、スーパージャンプなどの対抗策が無いキャラは全く手出しできず、恐らく詰む。

対人向けのAIがデフォルトで搭載されている他、カサイ氏による外部AIも公開されている。
カサイ氏のAIはガン攻め思考で尻尾のリーチを十全に活かしてくるため、リーチの短いキャラや切り返し手段に乏しいキャラは苦戦を強いられる事だろう。
紹介動画(公開先へのリンクは古いものなので注意)

出場大会

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未分類大会情報

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最終更新:2021年09月04日 21:25