「わしの一発で、おぬしもメロメロじゃ!」
概要
「謎少女」「永遠の陽光」等の異名を持つ、小柄(152cm)で華奢(38kg、BMI値16.4)な美少女の容姿に反して年寄り臭い喋り方をする女の子。
実際
豪鬼を「ナウなヤング」扱いし、
齢六千を超える冥王が知己の様に喋る等、かなりの年月を生きている様だ。
闇の貴公子や
伝説の巨竜等も正体を知っている節があるが詳細は未だ語られていない。
善玉キャラだが
宇宙の支配者に「しゃしゃり出てくる理由が君にあるとは思えんのだが」などと
タメ口
で突っ込まれる「お邪魔虫」。
勝ち台詞等から「猫っぽいもの」が好きな事が窺えるが、
フェリシアはともかく
レオ、
ブランカまで守備範囲に入るあたり、やはり只者ではない。
なお、白く見える髪の色には「白髪説」「銀髪説」「色の薄い金髪の表現説」等がある。日本語的には全て「銀髪」で括って問題ないのだが。
CVは城雅子氏。幼女から老婆まで幅広く演じ分ける同氏だが、対戦格闘ゲームで演じたのはイングリッドただ一人。
キャラクターの生い立ち
元々は『CAPCOM FIGHTING ALL STARS』という3D対戦格闘ゲームのオリジナルキャラで、
同じくルーク、D.D.という二人の新キャラと共にデビューする予定だった。
しかし戦闘が出来るまで開発が進んでいた『CFAS』が発売中止となり、その後も紆余曲折を経て結局お蔵入りに。
これにより、イングリッドは当然ながらデビューの機会を失うという憂き目にあった。
ここまでなら比較的ある、発表されながらも消えていった不運なキャラだったのだが、雑誌等で先行発表されたこと、
また
『CFAS』発売中止前と発表後にもフィギュアやカプセルトイ等が発売されていた事などから密かな人気を博すようになり、
そして2004年、新たに作られたカプコンクロスオーバーの2D格ゲー『
CAPCOM FIGHTING Jam』にて、
オリジナルキャラとして
2Dドット絵を新規に描き起こされて
ようやく正式デビューを果たすに至った。
後に2006年のPSPソフト『
ストリートファイターZERO3↑↑』(以下ZERO3↑↑)にも出演。
ただしその数ヶ月後に発売された、PS2の『ストリートファイターZERO ファイターズジェネレーション』には
同じく追加キャラの
ユン、
マキ、
イーグル共々
出演していないのでイングリッドを使いたい方は要注意。
CFJでは初期カーソルこそ
リュウに譲ったものの、キャラ選択画面では
ド真ん中
に配され、
CPU戦では条件を満たした時にのみテーマソング「陽炎」を
BGMに乱入、
またデモや店頭ポスター、家庭用の取扱説明書、攻略本などでもリュウや
春麗以上にプッシュされていた。
上記の事情もあり、コアなファンから待ち望まれていたため、かなり鳴り物入りのデビューを果たしたと言える。
……が、肝心のCFJが、各キャラ出典作品そのままのシステムのためキャラ差以前に作品差が激しい、
クロスオーバーものの割にキャラ数が少ない、
タバサや
タオを切って
ヌールや
ハウザーを採用する等セレクト基準、
キャラのドットも使い回しが目立つ等の理由で、評判があまり良くないまま終わってしまった。
さらにイングリッド自体の性能が
かなり弱かった(詳しくは後述)ため使用人口も低く、
華々しいデビューとは裏腹に、残念ながら人気は伸び悩むことになってしまった。
CFJとZERO3↑↑で共演した
ユン曰く、「インコース高めを狙って大暴投って感じだなアンタ」。何の自虐だカプコン。
自虐ネタの類でキャラやファンを振り回すとは
感心しませんな。
しかし、繰り返すも本来なら闇に消えていたキャラクター。
不運・不遇とはいえデビューの場を与えられ、現在でも一定の人気を誇る彼女はハッキリ言って恵まれている方であろう。
『CFAS』ではイングリッド(ルークとD.D.も)は〝神なる力を持つ者〟「コードホルダー」と言う存在であるらしい。
そしてその中でもイングリッドは「ナチュラルコード」と呼ばれる、自然発生したコードホルダーであった。
なお、ルークとD.D.は後天的にコードホルダーの力を移植されたらしい。
例えるなら「三種の神器」である
草薙京とその力を移植された
K'、あるいは「聖女」である
愛乃はぁとと「人工聖女」である
ヴァイスの関係に近いだろうか。
ただしルーク達はイングリッドの力を移植された訳ではなく、また彼らに移植されたコードホルダーの力も人工的な紛い物ではない様だ。
そしてホルダー達は能力の他にそれぞれ独自の「紋章」を持ち、イングリッドはその特徴的な髪飾りが紋章であるとされている。
なお現在は「年齢不詳」のイングリッドだが、この時点では
16歳
と見た目通りの年齢の少女キャラとして設定されていた。
ただしこの頃から年寄口調ではあった。…つまりこの頃はロリババアではなく、「のじゃロリ」だったんだよ!!
2度目の出番となった『ZERO3↑↑』では、サイコドライブの正体がイングリッドの紋章であるという驚愕の後付け事実が明らかになる。
またEDを見る限り何かしらの組織に属しており、任務で時空を飛び交っているような描写が見られる。
ローズの「あなたの未来も、過去も、すべて白くかすんで見えない…」というセリフからも、彼女が時を超越した存在であるのは間違い無いようだ。
そして、次の目的地である201X年に飛び立つのであった。その目標は…。
「なんと!コヤツはさっきの小僧・・・・リュウではないか
面白いことになってきおったのう!にょほほほほ!」
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ええい、わしの次の出番はまだか!?
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というわけで『ZERO3↑↑』のエンディングは2010年代の再登板を期待させる終わりになっているが、
次回作の出番に関してカプコンから音沙汰の無い状況が続いている。
一応06年発売の『SNK VS. CAPCOM カードファイターズDS』には登場している。しかもレアリティは最高のS!やったねイングリッドちゃん!
が、このゲーム、ミニョンやビルシュタインが登場するようなゲームなので、正直イングリッドがいても「まぁそりゃ出るよなぁ」レベル。
しかもこのゲームは、ひたすら低コストのカードを大量に並べてゴリ押しするのが強いため、高レア・高コストのイングリッドには出る幕が…。
っていうかカプコン製のゲームじゃないですし。SNK製ですしこれ。
イングリッド登場後にリリースされた、参戦するチャンスである『VSシリーズ』にも、ご存じのように参戦は叶っていない。
タツカプUASに参戦する予定はあったようだが、お蔵入りとなってしまった。勿体無い…。
ちなみに、ストX鉄拳公式サイトの質問コーナーにはこんなやりとりもある。
Q:イングリッドお願いだからスパ4に追加して~
投稿者 : スパ4ファン
A:そもそもイングリッド様はストリートファイターなのか?という疑問が。
あ、でもストZERO3アッパーには参戦してましたねぇ。
では『 ナムカプ』や『 PROJECT X ZONE』、『 クロスエッジ』と言った、格ゲー以外のクロスオーバー作品ではというと、これも登場は果たしていない。
超越者キャラとして使い勝手は良いように思うのじゃが、どうかのう、カプコンさんや他のメーカーさん。
…もちろん、2010年代が終わるまではどうなるかは解らない。
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ほう、ここが201X年か |
そして 2013年3月、 カプコンの運営するブラウザゲーム『鬼武者Soul』において イングリッドが登場した。
ブースターパック「カプコンヒロインズ」で 春麗や モリガンといった人気キャラに並んでの堂々登場である。
そして同作には一応リュウも登場するので、上記の201X年とは2013年の事だった、と言っても間違ってはいない。
実に7年越しの伏線回収である。…誰じゃ、これでもう再登場しなくても辻褄が合うねと言った奴は!!
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ちなみに、『CFAS』で同期デビューを予定していたルークとD.D.はその頃に至っても
全く
音沙汰が無かった。
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……と思いきや、とうとう彼らの出番が |
『CFAS』初報から実に10余年以上の年月を経て、
ついに2014年1月、スマートフォンアプリ『オトレンジャー』にて、
謎の3人組 「CODE HOLDER」名義でようやくルークとD.D.も日の目を見ることになった。
……しかし、サービス開始から1年も経たない2014年10月に、サービス終了が決定した。
彼女らが何をしたって言うんだ!
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二次創作絵等では割と大人びて描かれる事もあるが、公式ではむしろ一貫して童顔キャラとして描かれている。
他の
少女キャラと比べても一際
ロリ小柄、
中学生と比較してもなお
ロ小さな身体だが、
イラストや
ドット絵を見る限りは
相当な戦闘ry(お痛がすぎたようじゃな☆
と言うか公式二次創作問わずイラスト上では大抵
ロリ巨ny(貴様の望んだ結末がこれか…
原作でのイングリッド
高い移動速度とステップで高性能な通常技による差し合いに持ち込み、当身を取って投げを狙う玄人好みキャラ。
と同時に、クセはあるものの
波動昇龍キャラでもあるので、初心者が
リュウケンの真似事をしてもそれなりに様になる。
身体が小さく対空手段も豊富、
コマンド投げは持たないものの通常投げは範囲と威力に優れている。
しかしながら
- 低火力紙装甲で、コンボも貧弱
- 食らい判定が見た目より横に広くめくりに弱い
- 必殺技が扱い辛く構成もちぐはぐで、戦法が確立し辛い
- 豊富な対空手段がそれぞれに致命的な弱点を抱えている
- 当て身投げを狙う際、小さな身体が必ずしも利点とはならない
- 当て身投げの発動が派手で分かり易いため、先出しすると見切られ易い。
- 当て身投げでダメージを稼ぐキャラであるため、待ちキャラを崩す選択肢が少なくシビア
- 空中戦に強い通常技を持つが、ジャンプが緩やかなため自分から空中戦を仕掛けると対空技で落とされる
等の弱点を持ち、また登場キャラクターに出典ゲームのシステムが与えられるCFJにおいて、同作が初登場となるイングリッドに与えられた独自システムで見るべきものが前後転と移動起き上がりぐらいで、
イングリッド自身の弱点が補えるものでは無かった事から「弱キャラ」とされてしまった。
(システム自体はストリートファイターⅡ出身キャラの方が貧弱だったが、彼らには高い単発火力が与えられていた)
総合ダイヤでは
ヌールや
春日野さくらと最弱を争い、イングリッド≧ヌール>さくら、という意見をよく目にしたが、研究が進みきる前に
CFJそのものが廃れてしまった
。
なお、CFAS時点では「サンオクトパス」なる超必殺技が搭載される予定だった様だが、性能等は謎に包まれている。
MUGENでのイングリッド
MUGENでは、優秀なシステムが与えられた上で性能が強化されている場合が多く、
高性能な
当て身投げを駆使して小さな身体で大男共を翻弄、
キラキラ光る華麗な連続技で、対戦相手と
動画視聴者をメロメロにしている。
どのイングリッドも、複数のダメージソースをきっちり使い、また攻め手に回って一気に持っていく火力が無く、
他と比較しての絶対的なリーチの短さからターンの継続が難しいため、1ラウンドの間に攻守が何度も入れ替わる。
この辺りが、
カリスマとは言えず、明確な
魅せ技も
一打逆転の火力も持たないイングリッドが、
名勝負製造機と呼ばれる所以である。
下記の通り数多く作成されているが、現在では公開停止になってしまっているものも多い。
+
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GG風イングリッド |
GG風イングリッド
製作者:J氏(公開停止)
GGシリーズでおなじみのガトリングコンボやサイクバーストを搭載したイングリッド。
ゲージ技は全てオリジナル技に換装されている。burstゲージを持っているため見分け易い。
標準搭載されたAIは、最近のキャラクターを相手にしてもなかなかの動きを見せてくれる。
森気楼氏画の全身像のカットインに、光の玉を相手の頭上に落としたり、相手をコードホルダーの紋章に包み込んで爆発させたり、
勝利デモも搭載する等見栄えのするアレンジがなされているが、動画での出番はやや少な目。
中でも圧巻なのが、画面を横一線に貫通し上空から地上を薙ぎ払う2種の
ビーム
。
残念ながら公開停止で手に入らなくなってしまった。
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+
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MVC風イングリッド |
MVC風イングリッド
製作者:Beximus氏(公開停止)
エリアルコンボやスーパーキャンセルを搭載したイングリッド。
更にサンシュートが遠くまで飛ぶ等、一部の技が高性能になっている。
北千里氏画のカットインと、大きく爆発し長時間炸裂を続けるサンバーストが特徴。
また、本来は相手を上空に打ち上げて落とすサンデルタも、
相手を光の柱に包んでゆっくり上昇させながらダメージを与える形に作り直されている。
このサンデルタでKOするとイングリッドがバグで分身するが、お持ち帰りはご遠慮ください。
公開サイト「Mugen History」の閉鎖により現在入手不可。
どっせい!うさぎ氏が五段階に調整可能なAIを公開していたが、こちらもサイト削除で入手不可能。
「とっておき」のサンバーストを外す事が多かったりと遊びのあるAIだがかなり強く、的確なコンボが見ている者を飽きさせない。
かつてはアバレッタと共に多くのチームで大将を勤め、今なお出番の多いイングリッドである。
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CVS風イングリッド |
CVS風イングリッド
製作者:悪咲3号氏(公開停止)
アレンジが少なく性能的に一番原作に近いが、CVSの グルーヴが選べるイングリッド。
特にCグルーヴならCFJに、AグルーヴならZERO3↑↑に近いイングリッドがプレイ出来る。
ブロッキングや攻撃避け、ゲージ溜め等もCFJの別モーションからの流用だが、ラン型ダッシュのドットは
自作
。
そのあまりの違和感の無さから ジルなどと並んでCVSキャラと誤解される事も。
原作における上記の欠点もしっかり継承されているので、人操作でMUGENの強豪達を相手にするのは難…ゲフンゲフン
とは言え、グルーヴのおかげでイングリッドの弱点を補う選択肢と戦略が大幅に増えているため、そこに活路が見出せる。
カットインを持たず地味な印象だが、サンデルタKO時に原作通り画面いっぱいに浮かぶコードホルダーの紋章が美しい。
2011年10月を以て公開停止。
ヅァギ氏が10段階に調整可能なAIを公開していた。
ブロッキング・ ジャストディフェンスの確率も変更可能で、デフォルトは5(50%)。
オリジナルコンボ等の基本は搭載されており、相手の体力の6割以上を奪う超破壊力。
Sグルーヴの行動も設定されていて、特有の凄まじい悪あがきを見せてくれる。トッテオキジャトッテオキジャトッテオキジャ
上記のサンデルタKOを積極的に狙ってくるのも特徴の一つ。また、タッグ戦用の行動もあるようだ。
EXグルーヴなら大物食いもあり得るかなりの強キャラとなり、順調に出番を増やしていたが…
2013年9月22日に公開停止となり入手不可。
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MB風イングリッド |
MB風イングリッド
製作者:シロト氏
コンプゲー『DRIVE OF HONOR FIGHTERSⅡ』(通称DOH)の公開停止に伴い長い間公開停止されていたDOHイングリッドが、
改変許可を得たシロト氏によってメルブラ風にアレンジされて再公開されたイングリッド。
このため、シロト氏のキャラは基本的に改変自由だが、イングリッドは「改変元の明記」が条件となっている。
山なりに落ちるサンシュートが特徴。全体にアレンジが控え目だが、メルブラ特有のシステムは一通り揃っている。
アークドライブは相手を紋章の美しい輝きで包み込みながら、 カリスマブレイク気味なドロップキックで〆るのが可愛い。
ドロップキックで〆て
着地に失敗
する所がまた可愛い。通称 ホルダーキック。
デフォルトでレベル調整可能なAIが搭載されているが、外部AIも募集中。
UNA-10氏によるカットインが追加されており、サムネに使われることも少なくないのだが、
そのはっちゃけたポーズから「ババア無理すんな」等のコメントが後を絶たない。
また
「豊乳の人」・「巨乳に定評があるうp主」
などとして名高い(?)Moiky氏がニコ動内で公開している
オープンソースのカットイン素材もキャラ本体に標準搭載され、切り替えが可能となっている。
UNA-10氏カットイン参考動画 |
Moiky氏素材公開先 |
なお、カットインに使用するイラストは依然募集中との事である。今後の更新にも期待しよう。
えりんぎ氏によって五段階に調整可能な外部AIが公開されているが、残念ながら氏のパソコンの都合上、長らく更新されていない。
そして、Jurica氏による外部AIが公開された。氏本人曰く「β3版」という事で現在対人動作を調整中との事。
強烈な地上コンボからエリアルコンボまで見せてくれ、デフォルト設定では固めも中々に強力。AIコンフィグも追加され、対人スイッチ、切り返しやヒット確認、コンボ精度等を調整できる。
更新頻度も高く、公開数ヶ月で様々な動きが追加されているので、これからにも期待される。
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Pot's氏風イングリッド |
Pot's氏風イングリッド
製作者:Crazy Koopa氏
2011年12月に公開されたイングリッド。新MUGEN専用でAIは無い。
フォルダ名「ingrid」はBeximus氏と同じなので登録の際には注意しよう。
赤いヒットスパークにブロッキングやゲージ溜め、サンデルタ専用の美麗なカットインを備えたPot's氏風アレンジ。
ただしカスタムコンボはPot's氏のエクセルコンボよりオリジナルコンボに近い模様。
またPSP移植版であるZERO3↑↑参戦時の新規勝利モーションであるブリス絵に変身するドットと、電撃くらいモーションのドットが追加されている。
ReadmeでのCapcomへのメッセージが涙を誘う。
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コードホルダー |
コードホルダー
製作者:lunatic氏
神キャラ仕様のイングリッド。
上記シロト氏のMB風イングリッドが改変元である事が、付属のテキストに明記されている。
ディスプレイネームは「Code-Holder」。試合中は金色のエフェクトを纏っている。
時止めを無視し常時アーマー完備、トムキラーを持ち、AIも搭載済み。
1Pと7Pカラーは自重モードだが、通常キャラでは相手にならない。
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謎のイングリッド(ストーリー動画ネタバレ) |
ストーリー動画 Revelationsに登場した、オリジナルのイングリッド。
動画製作者maru氏による、J氏のGG風イングリッドのアレンジ。
残念ながらJ氏との連絡が取れないため、公開の予定は無い。
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他に、海外製作者氏によるZERO3↑↑仕様のイングリッドもいたが、AI未搭載のため動画への出番は無かった(現在は公開停止)。
ニコMUGENでのイングリッド
カプコンキャラとしてはマイナーだが、MUGEN動画ではトップクラスの出番に恵まれている。
原作で不遇なキャラにも好きなようにスポットを当てられるのもMUGENならでは。
美少女の容姿、CFJでは選択画面でリュウよりも目立つ位置に配置、条件付乱入キャラにコードホルダーという立ち位置から
主人公枠、
ヒロイン枠、
ラスボス枠等に対応出来るのが強み。
ただ、元がCFJのキャラであるため、いわゆる
作品別大会の出番は少ない、気がしたが
そんな事はなかったぜ!
一方で、「味方殺し」「9条流」「カニミソ」などといったネタ大会での出番がは少ない。
また、MUGENの人外年長者としては比較的まともな人格者であるため、ストーリー動画では
良識あるお姉さんや
組織のトップ等のポジションを勤めていたりする。
美少女キャラだが、「長く生きている」という事実と、
外見に反しての特徴的な年寄口調(取りようによっては
姫様口調だが)からか、
ニコMUGEN内では「ロリババア」「
高性能ばあちゃん」「求婚率の変わらないただ一人のババア」などと呼ばれる事が多い。
見目麗しい女性キャラをババア呼ばわりするとファンが反発したり、当該キャラが発言者を粛清した様なコメントが見られるものだが、
イングリッドはババア呼ばわりされてもファンの反発も無く、イングリッドが粛清した様なコメントも書き込まれない。
むしろファンの方が積極的に「
ババア結婚してくれ!」と叫ぶなど、格ゲーヒロインとしてはなかなか珍しい立ち位置を保持している。
作中人物からも度々、ババア呼ばわりされるが、
笑って受け流したり、
ちょっとしたお仕置きで許すキャラ付けが多い。
「ババア結婚してくれ」的な意味でニコMUGENでの立ち位置が近い
八雲紫と比べると、黒幕的な立ち回りは少なく、主役サイドでの起用が多い。
また年齢不詳であることから、『見た目相応』から『見た目より長生き』と幅広く扱うことができる。
ただ、CFJ、ZERO3↑↑共に、正体を知らない人間には基本的に子供、小娘扱いされている。
ファンがババア呼ばわりに寛容なキャラではあるが、作中人物にババア呼ばわりされる事は嫌う視聴者もいる。
特にストーリー動画などで「イングリッドの正体を知らない作中人物」にババア呼ばわりさせるのは、控えた方が無難ではある。
+
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大会ネタバレ |
好成績を修めたイングリッドだが、 第2回作品別Ultimateトーナメントには出場していない。
第一回に出場しなかったキャラを優先的に投入するコンセプト(第一回のベスト4チームからは一人も出場していない)のため、
出場はないものと思われたが、PART10にてサムネイルに登場、試合こそ無かったものの冒頭で質問コーナーの司会を勤め、
PART10全試合終了後、テーマソング「陽炎」をバックにまさかの
プロモーションビデオ
が始まり、視聴者のドギモを抜いた。
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「ちとやりすぎたかのぅ」
出場大会
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イングリッド |
イングリッド
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
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出演ストーリー
その他
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余談 |
可憐な容姿に似合わない年寄口調が可愛いイングリッドだが、 とある人物との共通点、相似性が指摘されている。 多岐に渡る共通点と相似性から、同一人物説さえ浮上する程である。下の画像をご覧いただきたい。
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ただし、お覚悟を |
…って、オロはCFJストIIIステージの背景で
普通に寝てる
のに同一人物説も何も。
実は親子とかだったりして
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