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第202話『灼熱のるつぼにて』by鉄猫 2025/08/11


ジャンル


あらすじ

支配の指輪を破壊すべく奔走する紅美
源三郎、あすかの協力を得て月光洞にある「灼熱のるつぼ」を目指す
黒幕の掌の上であるとも知らず…
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登場PC


主な登場NPC


登場応石

重要アイテム


リプレイ

【巫堂あすか】
はーい!


【妃子源三郎】
すんません。実は長い間このキャラ使ってなかったので、進級してたかどうかを判定したいのですが。

では、学力の簡単値9で判定してください。成功すると進級できます。

【妃子源三郎】
学力:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,3,1)

では、進級できました。おめでとうございます。

【妃子源三郎】
3年生になってました。

【妃子源三郎】
足手まといの彼女(NPC)も進級してた、でいいですか?

特に問題ありません。

【巫堂あすか】
「大先輩だ!」

【妃子源三郎】
はい、了解です。

特に能力値UPとかはありませんか?

【妃子源三郎】
いや、しかし旧島民だしいよいよもって進路がわからん。

【妃子源三郎】
はい、オーケーです。

では、スマホ応石のログインボーナス分です。それぞれ3D6を2回振ってください。

【妃子源三郎】
学力:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,3,3)

【妃子源三郎】
【3d6】を振りました。結果は「14」失敗です。(成功値5以下)(各ダイス目:6,4,4)

【巫堂あすか】
ログボ①:【3d6】を振りました。結果は「13」です。(各ダイス目:6,4,3)

【巫堂あすか】
ログボ②:【3d6】を振りました。結果は「9」です。(各ダイス目:5,3,1)

源三郎は「電」の応石を入手しました

あすかは「酒」の応石を入手しました

【巫堂あすか】
酒!あすかは偶然酒を持っていた!が出来る!

【妃子源三郎】
源三郎は画数の多いスマホ応石が多いな。合体ムズイ。

合体は、漢字の一部だけをもぎ取って、こじつけでできるので、閃いたら言ってください。

では、シナリオ開始します。

【妃子源三郎】
あ、一部でもいけるのか……了解です。

時は西暦2025年8月のお盆。

学内を襲った猛烈な暑さもどこかへと行き、生徒の大半は修学旅行に行ってしまいました。

宇津帆新町は、いつになく静かで、人の行き来も普段の半分ぐらいになっています。

【巫堂あすか】
「めちゃくちゃ暑かったねぇ…落ち着いてみたら本土の方がもっと暑いっぽいけど」

場面は源三郎の「妃子屋」の軒先です。

源三郎は商品の整理、あすかは軒先のベンチに座って、キュウリを齧っています。

【妃子源三郎】
「まあ、島はこれまでどおりで助かったよ。なんつっても、畑に被害があると笑えん。」

小夜子は用事で新町に買い物に行っています。

【巫堂あすか】
「このきゅうりおいしい!」ポリポリ

【妃子源三郎】
「そのスイカも食っていいぞ。どうせ売り物にならん。」

【巫堂あすか】
「やったぁ!先輩大好き!」シャクシャク

と話していると、通りの向こうに小夜子の姿が見えます。手にビニール袋を下げて、日傘をさしています。

【妃子源三郎】
「夏だねぇ……」空を仰ぎ見る。

【巫堂あすか】
「あっ!小夜ちゃーん!おじゃましてまーす」ぶんぶん手を振る

【妃子源三郎】
「おー、おかえり。冷蔵庫に冷えた飲み物あるよ」

小夜子がそれに気づき、日傘を振ります。

と、その背後に、黒い影が立ちます。

【妃子源三郎】
「!?」

【巫堂あすか】
「なに?!」スマホを取り出し警戒

体高2.5mはあるかと思われる黒い馬に、ボロボロの鎧をまとった、これまたボロのマントをはおった「騎士」です。

【妃子源三郎】
「うおおおおおお!」とりあえず駆け出すぜ。

騎士は右手に大剣を持ち、振り上げます。

【妃子源三郎】
いや、まさに電のスマホ応石の出番では。

では、源三郎はラブコメ技能簡単値7で判定してください。

【巫堂あすか】
「小夜ちゃんあぶない!いでよデジタルエリゴール!」

【妃子源三郎】
ラブコメ※:【3d6】を振りました。結果は「14」失敗です。(成功値12以下)(各ダイス目:6,4,4)

駆けだした源三郎は、石畳にけっつまずいて倒れます。

あすかはDDD簡単値5で判定してください。

【妃子源三郎】
「へぶっ!」
まさにコメディリリーフ

【巫堂あすか】
DDD★:【3d6】を振りました。結果は「11」失敗です。(成功値13以上)(各ダイス目:6,3,2)

【巫堂あすか】
成功です

【巫堂あすか】
「エリゴール!小夜ちゃんを守って!」

スマホから悪魔が躍り出ます。悪魔は騎士の一撃を受け止めます。

【巫堂あすか】
乗馬の騎士vs乗馬の騎士で(*´ω`*)

【妃子源三郎】
「ちっくしょー。運動不足でもねーのに」ようやく立ち上がるくらいか。

【巫堂あすか】
「センパイ!今のうちに小夜ちゃんを!」

小夜子は悲鳴をあげてしゃがみ込みます。その上で、騎士と悪魔の騎士が剣撃を交えています。

【妃子源三郎】
「よっしや、ハネ飛ばせ!」剣が離れたタイミングを狙って「電」のスマホ応石で攻撃しましょう。

では源三郎は器用の簡単値7で判定してください。

【妃子源三郎】
小夜子はもはや家族。「仁」の対象でありんす。というわけでパワー使えませんか。

パワー了解です。

【妃子源三郎】
器用:【3d6】を振りました。結果は「15」成功です。(成功値17以下)(各ダイス目:6,5,4)

【妃子源三郎】
パワーの意味、超あった……

かざしたスマホから電撃が迸り、振り上げた騎士の剣に命中し、大きく跳ね上げます。

【妃子源三郎】
あとはかばいに走りましょうか。

そこに銃声が響きます。

【巫堂あすか】
「!?」

銃声は二発、三発と続き、騎士の頭部に次々と命中します。

【?】
「今のうちよ、はやく!」

【妃子源三郎】
「うおおおお!」今度こそ小夜子を抱えて逃げたいところですが。

【巫堂あすか】
「エリゴール!センパイをサポート!」

源三郎は小夜子を助け起こし、通りのこちら側まで戻って来れます。

銃声の主は、学園生徒の制服を着た、長い黒髪の女性で、右手にモーゼル自動拳銃、左手にトランクをさげています。

【巫堂あすか】
「!カッコイイお姉さま!」

【妃子源三郎】
「ハァハァハァ......礼を言わにゃならんな」

黒髪の女性が何かを唱えると、周囲につむじ風と雷鳴が奔ります。

【巫堂あすか】
「悪魔召喚…いえ、違う?」

そして、つむじ風から現れた三つ首の狛犬が、黒い騎士を数撃で地面に叩きつけます。

【?】
「ごめんなさい。巻き込んでしまって」

【巫堂あすか】
「強い…お姉さまはいったい?」

女性は源三郎とあすかの方を向いて、小さく頭を下げます。

【妃子源三郎】
「いや、純粋に助かったんだが。ということは何か君と関係が?」とりあえず小夜子の手は握ったまんまだ。

二人は噂の簡単値7で判定してください。

【巫堂あすか】
噂:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値11以下)(各ダイス目:4,4,1)

【妃子源三郎】
噂:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:4,3,1)

【巫堂あすか】
「!あなたは噂の!」

目の前の女性は、「都々目紅美」という、学園のオカルト系クラブでは有名な存在です。

かの南豪君武が所有していたという「支配の指環」の所持者で、何度か学園のパワーバランスを調停してきた、という人です。

【妃子源三郎】
「ああ、どっかで聞いたことあるぞ……たしか……」

【巫堂あすか】
「あなたが指環の調停者…」

噂では、その「支配の指環」の完全消滅を図っていると言われています。

【妃子源三郎】
「まあなんだ。何があったとて、助けられたのは間違いねえ。例にフルーツでも食ってってくれ。飲み物もあるぞ。」

【都々目紅美】
「ありがとう」

【巫堂あすか】
「お姉さま!これ美味しいですよ!」
きゅうりを手渡し

紅美は、地面に転がっている騎士の方に向かうと、その右手から一つの金色の指輪を引き抜きます。

【巫堂あすか】
「お姉さま…それは?」

【妃子源三郎】
とりあえずプレイヤーも忘れかけた設定、開発中の高級ライチと冷たい飲み物でもてなそう。

【都々目紅美】
「これは、『力の指輪』。持ち主に、力を与えると同時に、支配の指環のありかを指し示すものよ」

紅美は店先のベンチに腰掛け、源三郎に礼を言います。

【巫堂あすか】
「…?てことは狙われたのはお姉さま…?なんで小夜ちゃんが?」

【妃子源三郎】
「ほー、そんな指輪があるのか……。まあ遺跡だけでもこの島は特別だ。ちゃんとその通りの『力』があるんだろうなあ」

【都々目紅美】
「ちょうど私との間にいたからかな……迷惑をかけたわ」

【巫堂あすか】
「おh…小夜ちゃん不幸すぎる…無事でよかったぁ!」

【都々目紅美】
「これは、月光洞に住む『狂乱の錬金術師』という存在が、月光洞の支配体制を確立するために作ったものよ」

【妃子源三郎】
「ン…まあ運が悪いのはいつものことさ。そのために俺がいる」
「月光洞のことを出されたら何があっても不思議じゃねえ、って納得しちまうな」

【都々目紅美】
「力を得る代わりに、支配の指環の支配下に置かれる。そうやって、狂乱の錬金術師は、月光洞を我が物にしようとしたわけ」

【都々目紅美】
「でも、支配の指環は、ある時盗賊によって盗まれ、宇津帆島にもたらされた。歴代の権力者がそれを使い、繁栄するも、自滅していった」

【巫堂あすか】
「(…?その支配の指輪と力の指輪を魔王様に捧げたら喜ばれるのでは…?)」内心
「いや、魔王様はどちらかというと地上にばらまいて楽しんじゃうわね…」ボソッ

【妃子源三郎】
「自滅ってのがキモなんだろうな。たぶん呪いみたいなのはないんだろ。人間は業が深いぜ」

紅美が左手の人差し指に、ひとつの質素な金色の指輪がはめられているのがわかります。

【巫堂あすか】
「あら?お姉さまお相手が?」キラキラ

【都々目紅美】
「私は、これを、この世から抹消するために……」

【巫堂あすか】
違ったぁという顔をして
「これが支配の指輪…だからお姉さまが襲われる?」

紅美が「力の指輪」を左手でつまみあげると、力の指輪は急激に形を失い、人差し指の指輪に飲み込まれて行きます。

【妃子源三郎】
「いったいどれくらいの数の力の指輪が作られたんだ?」

【巫堂あすか】
「力の指輪は支配の指輪の分霊的な存在…?」

【都々目紅美】
「伝承によると、力の指輪は9つ。そして、今、その9つ目を……」

【都々目紅美】
「……これで、あとは」

【巫堂あすか】
「支配の指輪を壊すだけ…(ゴクリ)」

【妃子源三郎】
「もう少しってことか」

【都々目紅美】
「迷惑をかけたわ。ライチと飲み物、ありがとう」

紅美は立ち上がります。

【妃子源三郎】
「まあ待ちな。ライチじゃあ助け賃には足りないだろ」

【妃子源三郎】
「おい、あすか、ここはひとつ……」

【都々目紅美】
「?」

【妃子源三郎】
「最後の詰めが残ってるんだろう。協力しようじゃあないか。」

【巫堂あすか】
「んね!オカルト的にも興味あるし!(魔王様に何か役立つかも)」

【巫堂あすか】
「あれ?お姉さま?」

紅美は目をぱちくりしています。

【都々目紅美】
「手伝おう、て言うの?」

【妃子源三郎】
「そうそう。だって結果的には島のためになるんだろ。俺は卒業してもこの島の住人だからな」

【巫堂あすか】
「手伝えることがあるなら是非!」

【都々目紅美】
「……わかったわ。ありがとう」

紅美は右手を差し出します。

【巫堂あすか】
あくしゅー♪

【都々目紅美】
「私は、都々目紅美。紅美って呼んでくれてかまわないわ」

【妃子源三郎】
ガッシリとその手を握りましょう。
ガッシリとその手を握りましょう。
「この島と月光洞のためにあと一歩。みんなの生活を守るため、協力するぜ、紅美」

さて、シーンが変わります。各自蓬莱パワー+2です。

【妃子源三郎】
はいー

【巫堂あすか】


1時間後。三人は委員会センターの一番高い所にいます。

【妃子源三郎】
行ってくるぞと勇ましく~、とりあえず小夜子は店番なのだ。あそこは安全。

【巫堂あすか】
「いいながめー!」

三人の前には、生徒会執行部の三人がいます。

【巫堂あすか】
「おお…お偉方だ…そして中央に立つは破壊王はくば会長!」

【生徒会長】
「あー、月光洞に行きたい。と」

【妃子源三郎】
(……なにこの状況?)「俺からもお願いするぜ。一緒に鍋食った仲じゃないか」

生徒会長は紅美の申請書をちらりと読むと、副会長に渡します。

【巫堂あすか】
「行きたいです!」フンス!
尻尾ピシパシ

【生徒会長】
「まぁ、月光洞に行くのは止めやしない。だが、支援を出すことはできない。今まで通り、自力で何とかしてもらわないとね」

【巫堂あすか】
「学園の基礎理念ですね!」

【生徒会長】
「月光洞の開発と、そこでの政治体制は……ここで愚痴ってもアレなんだけど、少々ややこしくなっていてねー」

【巫堂あすか】
「群雄割拠状態?」

【妃子源三郎】
「生徒会の統制が届いてない、とか?」

【生徒会長】
「というわけで、私は見て見ぬふりをする」

【巫堂あすか】
「なるほど…二次創作と著作権に似てますね」

【副会長】
「月光洞内部で勢力を拡げつつある、反学園勢力があるのです。それと、今は事を構える事はできないのです」

【巫堂あすか】
「なるほど…結構危険地帯」

【妃子源三郎】
「統制どころか反体制かよ。まあ覚悟のうえだぜ。というか、何も状況は変わらん」

【巫堂あすか】
「ますます燃えてきた!」
※スリルシーカー

【副会長】
「ですので、今回は、生徒会がわざと見逃します。スターゲイトの通過時間はこちらで設定しておきますので、その時間に必ず通過してください」

【巫堂あすか】
「うーんこの無頼感」

【妃子源三郎】
「よっしゃ、これで第一関門突破というところか」

【生徒会長】
「まぁ、こっちでどうこうしよう、という連中は任せとけ。邪魔はさせない」

【巫堂あすか】
「がんばるぜぃ」フンス

【生徒会長】
「じゃあ、任せたぞ」

委員会センターを出ると、センターの前には迎えの車が待っています。

車に乗ると、車は島の北部を目指して走っていきます。

【巫堂あすか】
「おお…なんか非公認なのに公認感、スパイアクションものっぽい」

【妃子源三郎】
「映画で見たようなシーンよな。無意味に盛り上がってくるわ」

【巫堂あすか】
「おお…アレに見えるはスターゲート…初めて見た!」

車は北部山地の海岸線を走り、島の最北部にある捨て村、という無人の村につきます。

【妃子源三郎】
「あああ、ばあさんから聞いたことあるな、この村。こんなことになってんのかよ」

【巫堂あすか】
「廃村かぁ…こう、なんか出そうよね…」

その中央にある廃寺の真ん中に、SG(スターゲイト)と呼ばれる時空転送隧道の入口があります。

【都々目紅美】
「では、参りましょうか」

【巫堂あすか】
「はーい♪」wktk

【妃子源三郎】
「ああ、不謹慎だがワクワクするぜ」

三人はSGの方に歩いていき、五芒星が描かれた床が輝いたと思った瞬間。風景が一変します。

【巫堂あすか】
「一瞬だ!!」

【妃子源三郎】
「もうここは遠いとか、そういうレベルじゃねえんだよな。すげえ。」

歩いてきたそのままのスピードで隧道を抜けると、見知らぬ世界が目の前に広がっています。

頭上には紫色のぼんやりとした光を放つ、白い光球が浮いています。その周りに、帯状の光る円盤が、高速で回転しています。

【巫堂あすか】
「……これが月光洞…夕闇っぽい…」

地平線は無く、逆に地面が頭上に向かってせりあがっていくように見えます。

【巫堂あすか】
「あれ山かと思ったら違う!地面が遠くにせりあがってる!」

SGの出口は、地図上の「南極盆地」というところです。

【都々目紅美】
「私たちの目的地は、この地図に示された『帝国辺境』というところ。ここから約10,000㎞ほど先ね」

【妃子源三郎】
「おお……頭がどうにかなりそうだぜ。一万!?」

【巫堂あすか】
「いちまんきろ?!こう、、スターゲートでぱっと行けるイメージだった…何年かかるんだろ」

SGの周りは整備され、車が走っています。緑色の制服の間に、現地民と思われる彩色豊かな服装が見えます。

【都々目紅美】
「もちろん、歩いていくわけじゃないわ。ここまで用意するのに5年かかった」

【巫堂あすか】
「おおー異世界だ!」

【巫堂あすか】
「よかったー!」>徒歩じゃない

紅美が手を上げると、一台の大型トラックが停まります。

トラックの運転席から顔を出した、自分たちと同年代の女性が、荷台を指し示します。

【妃子源三郎】
「おお、よかった。トラックひとつでとんでもない安心感」

露子・グーテラオネ
「準備はできてる。いつでも行ける」

【巫堂あすか】
「おおーなんかインドとかの乗り合い的なイメージ!」

【都々目紅美】
「では、早速頼むわ」

【巫堂あすか】
「現地協力者なおねーさんつきだ!」

紅美はトラックの荷台を開けると、そこには円筒形の機械が据え付けられています。

【巫堂あすか】
「冒険映画っぽくなってきたー」

機械はゆっくりと回りだし、青白い光を発し始めます。

【妃子源三郎】
「冒険映画っていうか。すでに冒険な件について」

【都々目紅美】
「ここまで来てなんだけど。準備は良い?」

【巫堂あすか】
「リアクター?BTTF?タイムリープしちゃう?」

【妃子源三郎】
「もちろんだぜ。覚悟完了」

【巫堂あすか】
「大丈夫okok!」

【都々目紅美】
「では、『灼熱のるつぼ』へ」

円筒形の機械の回転数が高まり、ジーっという音が響き、光が辺りを包みます。

【巫堂あすか】
「GOGO!」

そして、一瞬の静寂が過ぎ、真黒な洞窟へと風景が変わります。

洞窟の中は暗いですが、ところどころが赤く光っています。気温も高く、まるで溶鉱炉の横にいるかのようです。

【都々目紅美】
「ここが、灼熱のるつぼ。目的地であり、狂乱の錬金術師が住まう場所」

【巫堂あすか】
「うわっ!暑い…てか熱い!」

【巫堂あすか】
「いきなりボス戦!?」

【妃子源三郎】
「いいじゃねえか。目的地までまっすぐ(?)っていうのも」

【都々目紅美】
「そう。私は、5年かけて、ここまでSGの端末を運んできたの」

【都々目紅美】
「その苦労も、報われる時が来た、というわけよ」

【巫堂あすか】
「おお!」

【妃子源三郎】
「た、たしかに。5年かけて行けるかどうかよりはこっちのが現実的か」

三人が話していると、頭上から声が聞こえてきます。

【巫堂あすか】
「?!」上を見上げます

【?】
「……やっと来たか。待ちくたびれたぞ」

【?】
「『支配の指環』を返してもらおうか」

【巫堂あすか】
「出たなラスボス!」

【?】
「ほほう……今回は助っ人を用意したわけか」

【妃子源三郎】
「ぬ。なんか偉そう」

【?】
「どうだね、そこの二人。私と組まないか?」

【妃子源三郎】
「誘いをかけるなら自己紹介くらいしたらどうだ」

【巫堂あすか】
「あなたと組むと何か美味しいことが?」

【?】
「私は『狂乱の錬金術師』と呼ばれる者。この地に文明をもたらした者だ」

【狂乱の錬金術師】
「少なくとも、学生では知ることのできない、世界を知ることができるようになろう」

【妃子源三郎】
「『狂乱』なんて名前をつけられるくらいだ。それに関するコメントはあるのか?」

【狂乱の錬金術師】
「まぁ、確かに私は狂っているといって良いだろう。そうでもなければ、この異質な世界にとどまることなぞ、考えもしなかっただろう」


【巫堂あすか】
「狂ってる様は美しいよねぇ」

【狂乱の錬金術師】
「しかし、この世界は地球とは比べ物にならないほどの秘密に満ち溢れている。私はそのすべてを知りたい。そして手に入れたい」

【狂乱の錬金術師】
「そのために、この世界に秩序を作った。そのための道具が、『指環』だったのだよ」

【妃子源三郎】
「知識欲だけだったら、協力できるんだがな。その過程で色々やりすぎなんだろうよ」

二人は不思議に思いますが、相手はきれいな日本語を話しています。

【巫堂あすか】
「うんうんわかるわかる…その狂気美しいねぇ…ボクの魔王様に捧げてよ!」

【巫堂あすか】
「…あなた日本人ね!ボクたちと同じ外から来た!」

【狂乱の錬金術師】
「……そう。私はかつて、南豪という名を持つ者だった。もはやその名に意味は無いがな……」

源三郎は探検部簡単値7で判定してください。

【妃子源三郎】
探検部:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値10以下)(各ダイス目:5,2,1)

源三郎は話に聞いています。かつて月光洞の存在を調査し、ついにはその地にたどり着いた探検隊がいたことをです。

【妃子源三郎】
「……そうなのか!?だとしたら、”いつ”の日本人なんだ。まさか探検隊の……」

その探検隊を率いていたのが、南豪という男であったということをです。

【巫堂あすか】
「また南豪!生徒会長選にもいたよね?!…ってセンパイ”いつ”って…?」

もしその人物と同じ人物であれば、今から60年ほど前の話になります。

【妃子源三郎】
「ああ、かつての探検隊にも南豪の姓をもつものがいた……」かくかくしかじか

※探検隊の南豪隊長と、例の南豪君武とは同じ家の人間です。

【巫堂あすか】
「なんてこと…もう100歳近いことない?!」

※南豪君武が、「地球最後の秘宝」にこだわったのは、その探検行の話などを聞いていたからです。

【妃子源三郎】
「あの”南豪君武”と近しい人物である可能性だってある。彼の行動を考えれば云云……」知っているのか雷電的に情報を共有しておきます。

【巫堂あすか】
「知ってたのかセンパイ!」

【狂乱の錬金術師】
「私がこちらに来て……こちらの時間ではすでに3600年の時が過ぎている……指環を失いさえしなければ、この世界は我が物になっていた!」

【巫堂あすか】
「もう、ニンゲンは退場の時間じゃない?おじいちゃん?」召喚の為にスマホを構える

【狂乱の錬金術師】
「さぁ、どうする? 君たち。指環を取り戻すかね? それとも、その小娘と一緒に、るつぼに放り込まれるかね?」

【巫堂あすか】
「あなたは一つ勘違いしてるよ?世界はあなたのものじゃなくてボクの魔王様のものだよ!」
戦闘シーンに入るならデジタルエリゴール召喚します

【妃子源三郎】
「まあなんだ。南豪家だからダメとは言わん。しかし言葉の端々にある台詞回しが露悪主義を通り越して悪趣味なんだよ!」

あすかはDDD簡単値7で判定してください。

【巫堂あすか】
DDD★:【3d6】を振りました。結果は「13」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:6,5,2)

では、ずずいっと悪魔の騎士が召喚されます。

【巫堂あすか】
「魔王様の贄におなり!デジタルサモン!エリゴール!」

【都々目紅美】
「時間を稼げるかな?」

【巫堂あすか】
紅美に目配せします

【妃子源三郎】
「了解だ!」方向は定まらんが、突撃しよう。

【都々目紅美】
「その間に、指環をるつぼに放り込む」

【巫堂あすか】
(そうか相手がまだ見えないんだった)

紅美が走り出すのを見た狂乱の錬金術師は悲鳴を上げて、姿を現します。

【巫堂あすか】
「させないよ!」
エリゴールを狂乱と紅美の間に割り込ませます

【妃子源三郎】
「よっしゃあ!」そっちに向かって突撃しましょう。こちらに攻撃を誘導するように。

二人(と悪魔)の前に姿を現したのは、身長3mほどもある、手足が異常に細長い、ぼろをまとった人型です。

【巫堂あすか】
「ノスフェラトゥ?ノーライフキング?って感じかな?相手にとって不足なし!」

狂乱の錬金術師は、二人と悪魔に行く手を遮られ、紅美の方に向かうことができません。

【狂乱の錬金術師】
「う、ぉのれがっ!」

【巫堂あすか】
なんとなく嫌な予感がしてセンパイに紅美さんのサポートに行ってほしいんだけどできますか?>GM

その辺は会話をしていただければ。>サポート

【妃子源三郎】
では、声掛けさえしてもらえれば、妙案があります。

【巫堂あすか】
「センパイ!ここは任せて紅美さんのサポートを!」

【妃子源三郎】
「馬鹿野郎!一人でなんとかなるものかよ!」と叫んで、この場に残るふりをしつつ、デコイ(スーパーパワー)を置いて、紅美の方に走ります!!

【巫堂あすか】
おおw

では、狂乱の錬金術師が、あすかと悪魔とデコイに向かって突進してきます。源三郎は現場を離れ、紅美の後を追います。

【巫堂あすか】
「もう!ボクが可愛いからって!センパイには小夜ちゃんがいるでしょ(茶番)」

錬金術師と悪魔の騎士が交錯します。悪魔の騎士の攻撃を、狂乱の錬金術師はぼろの下から伸ばした十数本の腕でさばきます。

【狂乱の錬金術師】
「こざかしいぞ、小娘っ!」

【巫堂あすか】
「頑張れエリゴール!」

【巫堂あすか】
「いうて魔王様のフィアンセだぞ!おじいちゃんには負けないよ!」

【巫堂あすか】
「そして残念!男のコだよ!」
スカートぴらっ☆

【狂乱の錬金術師】
「なんだとー!」

では、あすかはDDD簡単値5で判定してください。

【巫堂あすか】
DDD★:【3d6】を振りました。結果は「8」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:4,3,1)

狂乱の錬金術師の隙をつき、悪魔の騎士が斬撃を叩きこみます。

狂乱の錬金術師は膝をつき、口と思われる場所から血を吐きます。

【巫堂あすか】
「さぁ…魔王様の贄におなり…」(慢心)

とあすかが勝ち誇ったところでシーンが変わります。

各自蓬莱パワー+2です。

【巫堂あすか】
はーい

【妃子源三郎】
はーい

源三郎は走って紅美の後を追います。

周りはどんどん熱くなり、赤い光が下の方を埋め尽くしています。

【妃子源三郎】
とりあえず全力疾走っすな。農家だから足腰は強いはず。

通路は狭くなり、ちょうど火口の上にかかった橋のようなところにたどり着きます。

その橋の上で、紅美がトランクを置き、左手から指環を引き抜こうとしています。

【妃子源三郎】
(たしかにあすかの言う通り、嫌な予感がするんだよな)

【妃子源三郎】
「周りを警戒しろー!」と叫びながら走っていきましょう。

そして、紅美は、ふと手を止めます。

【都々目紅美】
「……おかしい」

【妃子源三郎】
「な に が ? ゼェゼェゼェ……」

【都々目紅美】
「……すんなり行きすぎてる──」

【妃子源三郎】
「む……(たしかに3600年の化け物を出し抜けるものか?)

【都々目紅美】
「ここで私が、この指環を、この下に落とせばすべてが終わる……そんな簡単な話なの?」

【妃子源三郎】
「ちょっと整理しよう。指輪の処分方法は、いったい誰からどのように聞いたんだ?」

【都々目紅美】
「指環を始末する方法は、この指環を作ったという、細工族という種族から聞いたわ。もちろん、作った本人は、すでにこの世にはいなかった──」

【都々目紅美】
「『灼熱のるつぼ』に投じろ、と」

【妃子源三郎】
「指輪の発注者はあいつのはずだ。……あいつは指輪を返しにきたのか?と問いただしてきたな。そういえば。」

【都々目紅美】
「灼熱のるつぼはここ。そして、ここに指環がある」

【妃子源三郎】
「いや、違うか。『やっと来た』と言ったんだ」

【都々目紅美】
「と、いうことは……」

【妃子源三郎】
「確証はないが、あいつはここに来ることを知っていた。ここでしか処分できないことを知っていたか、もしくはその話を聞いてここに来ることを知ってたんだ。」

【妃子源三郎】
「思い出せ。細工族の態度はどうだった?あいつに対する態度は反抗的だったか?」

【都々目紅美】
「──『恐怖』だったわ。そして、『後悔』が見て取れた」

【都々目紅美】
「これは……」

【都々目紅美】
「罠だ」

【妃子源三郎】
「破壊できないのかもしれない。あいつなら時間をかけて回収できるだろう。あるいは回収の算段があるか。」

【妃子源三郎】
「しかし、だとすればどうすれば……」

【都々目紅美】
「力の指輪を回収させ、学園からパワーを吸い取ったのも……すべては……」

【妃子源三郎】
「指輪に旅をさせていたのか?そこまで……」

【都々目紅美】
「盗まれた、というのも偽りの話なんだわ。すべてはここに帰結させるための」

【妃子源三郎】
「なんだと!いや、じゃあ盗んだのは誰が」

【都々目紅美】
「指環が盗まれた、という話は誰から出てきた? 支配の指環は、狂乱の錬金術師が持っていた……その話は、細工族が話していた……」

紅美が膝を落とします。その両目から涙がこぼれます。

【妃子源三郎】
「恐怖……支配……そもそも細工族は、解放されていたわけでもなんでもないのか!」

【都々目紅美】
「奴は、私を利用して、指環を完成させたのよ……るつぼへの投入は、おそらく最後の儀式──」

【妃子源三郎】
「待て、今からでも何か一手があるはずだ!その指輪は、なにでできている?」

【都々目紅美】
「わからない──ただの金とも言えるし、何か特別なものかもしれない」

【妃子源三郎】
「なんとかしてそれを破壊するんだ。奴の思うつぼ、となる方法以外で!」

それでは、場面が変わって、あすかの方です。

狂乱の錬金術師は膝を落として、肩で息をしています。

【巫堂あすか】
「こんなに弱いなんて…魔王様満足するかしら?」(続く慢心)

そして、ふと息を止めると、笑いだします。

【狂乱の錬金術師】
「そろそろかの。あの小娘は、指環を落とすだろう」

【巫堂あすか】
「ん…?どういうこと?」

【巫堂あすか】
「それであなたはおわりでしょう?(棒)」

【狂乱の錬金術師】
「おまえたちは、指環と言えば、あの話を思い出すだろう?」

【狂乱の錬金術師】
「凶悪な力を秘めた指環を、火山に捨てに行く話を」

【巫堂あすか】
「トールキンの指輪物語…ボクは1巻で読むのやめちゃったけど」

【狂乱の錬金術師】
「もし、指環は火山で破壊できず、それを拾うことができる者が一人しかいなかったら?」

【巫堂あすか】
「そいつの思惑通り…ハッ!」

【巫堂あすか】
「おじいちゃんの仕込みって事?」

【狂乱の錬金術師】
「すべての苦労はご破算だ。すべての邪魔者を殺し、投じられた指環を、ゆっくり拾い上げればいい」

【巫堂あすか】
「でもこんなところで種明かししてよかったのかしら?ボクだったら、邪魔者を消し終わった後に独り言にしておくけど?」

【狂乱の錬金術師】
「邪悪な者たちに力の指輪を渡し、力を蓄えさせ、支配の指環で回収する。己が苦労しなくても、算段は進む」

【狂乱の錬金術師】
「絶望の声、というのはいつ聞いてもいいものでな。特に、若者のそれは」

【巫堂あすか】
「なるほど、今までは指環を『泳がせて』いたと?興味深いよねぇ」

【狂乱の錬金術師】
「程よく力もたまった。地球への道もできた。あとは、すべてを手にするだけだ」

【巫堂あすか】
「年老いると精力減退するけど性欲はあるから…変な性癖に目覚めるのよねぇ?」

【巫堂あすか】
「そんなにうまくいくかしら?」

【狂乱の錬金術師】
「美しい小娘が、青春をかけた時間が無駄になった、という話は小気味いいものだ」

【狂乱の錬金術師】
「ああ。うまくいく。そう話は作った」

【巫堂あすか】
「紅美さんは頭がいいし、強いわよ?」

狂乱の錬金術師は立ち上がると、両腕で悪魔の騎士をつかみ、真っ二つにします。

【巫堂あすか】
「?!エリゴール!」

【狂乱の錬金術師】
「さて。まずは小僧。おぬしからだ」

【巫堂あすか】
「上等!男のコだから燃えるシチュ!デジタルサモン!イフリート!」
熱いとこだし熱い悪魔!

では、DDD簡単値7で判定してください。

【巫堂あすか】
「(センパイ!紅美さん頼んだよ!)」

【巫堂あすか】
DDD★:【3d6】を振りました。結果は「10」成功です。(成功値14以下)(各ダイス目:5,3,2)

召喚された炎の悪魔が、狂乱の錬金術師につかみかかります。

【巫堂あすか】
「焼き尽くせ!」

では、DDD簡単値0で判定してください。

【巫堂あすか】
DDD★:【3d6】を振りました。結果は「10」失敗です。(成功値7以下)(各ダイス目:4,4,2)

【巫堂あすか】
ですよねー

イフリートとの戦いは一進一退を続けています。

さて、場面はかわりまして。るつぼの上です。

紅美は指環に手をかけたまま、ブツブツとなにやらつぶやいています。

【妃子源三郎】
「ううむ。一応やってみるか。なんかガラス容器、ないか?」

【都々目紅美】
「ガラス容器?」

【妃子源三郎】
「ああ、酸で溶けそうにないやつならなんでもいい」

紅美はトランクを開けると、中から人の掌が入るぐらいの大きさの、ガラスの箱を取り出します。

【都々目紅美】
「南豪君武の手が入っていたものでよければ」

【巫堂あすか(天の声)】
その容器はwwwww

【妃子源三郎】
「よし、それでいい。そこに置いてくれ。ってなんつーものをもっとるんだww」

【妃子源三郎】
えーとマスター、スマホ応石、って使えるんでしたっけ?

【都々目紅美】
「90年動乱の際に切り落とされた南豪君武の左手が入っていたものよ。支配の指環ごとね」

【都々目紅美】
「私の父が、宇津帆島から本土に持ち出したの。すべての話を終わらせる、そのために」

スマホ応石は使えます。

【妃子源三郎】
了解です。では、まず『湯』のスマホ応石でガラス容器を湯で満たします。

「ぶくぶく」

【妃子源三郎】
次にアイテムの効果で、肥料用の硝石と、消毒用の塩酸を持ってたことにしてよろしいですか。二つがダメなら、最初から一つで宣言します。

では、「運」の簡単値3で判定してください。成功したら、二つ用意できます。

【妃子源三郎】
運:【3d6】を振りました。結果は「8」失敗です。(成功値5以下)(各ダイス目:4,2,2)

【妃子源三郎】
さすがに厳しい。

では、どちらか一つは用意できます。

もしくは、「何か」を用意できます。

【妃子源三郎】
では、彼女に協力を求めましょう。

※アイテムの効果により。

【妃子源三郎】
「ここは火山だ。硝石を探してほしい。これこれこういうので」かくしかじか。

【妃子源三郎】
そしてアイテムの効果で塩酸を取り出します。

では、時間をかけて探索に入ります。

その間に、あすかの場面です。

イフリートと狂乱の錬金術師が殴り合っています。

どうやら膂力は狂乱の錬金術師がはるかに上回っているようです。

【巫堂あすか】
「つよい、つよいねぇおじいちゃん!年寄りの冷や水はよくないよ!(…強い…!)」

【巫堂あすか】
「(センパイ…うまくやってるかな?)」

【狂乱の錬金術師】
「このような炎の悪魔ごときで、私を止められると思うてか」

狂乱の錬金術師のボロから、数十本の腕が伸び、あすかを捕まえようとします。

【巫堂あすか】
「止められるか、じゃなくて止めるんだよ!」

【巫堂あすか】
「…!!!」
避けようとします

では、機敏の簡単値5で判定してください。

【巫堂あすか】
機敏:【3d6】を振りました。結果は「4」成功です。(成功値15以下)(各ダイス目:2,1,1)

【巫堂あすか】
「魔王様のお嫁さんになるには身体も一級でないとね!」
躱しながら

錬金術師の腕の群れが、大きく空振りします。

【狂乱の錬金術師】
「ぬぬ、小僧っ!」

【巫堂あすか】
大振りの所にイフリートから一撃かまします

では、DDD簡単値0で判定してください。

【巫堂あすか】
DDD★:【3d6】を振りました。結果は「13」失敗です。(成功値7以下)(各ダイス目:6,6,1)

【巫堂あすか】
すかっ

一進一退の攻防が続きます。

【巫堂あすか】
「(強くなってるということは分霊ではなさそうね…時間稼がないと)」

では、るつぼの上です。

源三郎は園芸部簡単値5で判定してください。

【妃子源三郎】
「みんなの」世界がダメになるかならないかなんだ!「仁」でパワー使えませんかね。

パワー了解です。

【妃子源三郎】
1点使用。

【妃子源三郎】
園芸部※:【3d6】を振りました。結果は「12」成功です。(成功値17以下)(各ダイス目:5,5,2)

では、硝石を集めて、準備ができました。

【妃子源三郎】
「よっし、王水作るぞ。たぶんアホらしすぎて逆に誰もやってないだろ!」

では、王水製作として、考古学研簡単値7で判定してください。

【妃子源三郎】
またしても先ほどと同じ理由でパワー使えませんか。

了解です。

【妃子源三郎】
2点使用。あとがこわい件について

【妃子源三郎】
考古学研:【3d6】を振りました。結果は「9」成功です。(成功値20以下)(各ダイス目:5,3,1)

では、王水が完成しました。

【妃子源三郎】
「そして指輪を入れる、と」

紅美は言われるがまま、支配の指環を容器の中に落とします。

指環はゆらめき、少し泡を出し始めます。

【妃子源三郎】
さらに、『電』のスマホ応石を使用し、微弱電流を流して、反応を加速させます。(ここはちょっと自信ない)

電流を流すと、少し泡の出が良くなったように見えます。

しばらくすると、指環から何かがずるりと出てきます。

【妃子源三郎】
「うわ!なんだこりゃ!」

見ると、金色をした指輪です。それが9つ。

【妃子源三郎】
「……あ、力の指輪か。」

9つの指輪は泡を吹き、どんどん細くなっていきます。

容器はグラグラと沸き立ち、蒸気を吹き始めます。

【巫堂あすか(天の声)】
9つの指輪いり王水!1000円から!さぁさぁ

そして、容器が爆発します!

【妃子源三郎】
墓穴いただきましたww
ぎゃーww

爆発した容器から指環が飛びます。

【妃子源三郎】
「紅美!キャッチだ!」

【妃子源三郎】
顔面を押さえてのたうち回っている。

手を伸ばした紅美が指輪を取ります。が、腕を伸ばし過ぎてバランスを失い、橋から転げ落ちそうになります。

【妃子源三郎】
「顔押さえてる場合じゃねえ!」必死に引きずり上げるようにしましょう。

では、まず機敏の簡単値7で判定してください。

失敗すると、紅美の手を取り損ねます。

【妃子源三郎】
ふむ……「指輪の回収」を目的とするなら、「仁」でパワー使えませんか(酷

パワー了解です。

【妃子源三郎】
機敏:【3d6】を振りました。結果は「15」成功です。(成功値17以下)(各ダイス目:6,5,4)

【妃子源三郎】
ほーら、無理を通してよかったww今日はダイス目悪いな

では、紅美の手を握ります。そこから持ち上げるのに、筋力の簡単値7で判定してください。

【妃子源三郎】
ここでも同じ理由で使えませんか

【巫堂あすか(天の声)】
センパイ男を見せてる!

パワー了解です。

【妃子源三郎】
筋力:【3d6】を振りました。結果は「11」成功です。(成功値17以下)(各ダイス目:6,3,2)

では、橋の上に紅美を引っ張り上げます。

【都々目紅美】
「ありがとう」

【妃子源三郎】
「彼女のいる身でね!君を死んでも助けるとは言えねえ!でも、世界がかかってるんだ」

【巫堂あすか(天の声)】
かっこいい…


【都々目紅美】
「……思いついたんだけど。聞いてもらえるかな?」

【妃子源三郎】
「もうなにを言っても大丈夫だぜ。こんなクソッタレな状況だ!」

【都々目紅美】
「壊せないのなら、誰の手にも届かないところに置くという手よ。そして、そこは多くの人の目によって監視される」

【妃子源三郎】
「……なるほど。それはそれで。当てはあるのか?」

【都々目紅美】
「拾おうとする者、それを阻止する者。それらが互いにからみあい、螺旋を描くところ」

紅美は悟ったかのような笑みを浮かべます。

【都々目紅美】
「火山に放り込むの。それも皆が知っている火山」

【妃子源三郎】
「!そうか、この火山である必要はないのか」

【都々目紅美】
「阿松岳。宇津帆島の」

【妃子源三郎】
「そいつはおあつらえ向きだ。よし、あすかが心配だ。動こう。」

では、あすかの方です。

【巫堂あすか】
はーい

【狂乱の錬金術師】
「さて、そろそろおしまいにしようか」

【巫堂あすか】
「(センパイまだかな…?)そう?ボクもそろそろ飽きてきたころだよ?」

【狂乱の錬金術師】
「減らず口を叩くのは、その口か?」

【巫堂あすか】
「なあに?この可愛いお口が気に入った?」ニヤリ

狂乱の錬金術師が、全身を使って攻撃してきます。数十本の腕と、長い手足がくり出されます。

【巫堂あすか】
「おおう…悪趣味~」
イフリートを前に出して防御します

では、DDD簡単値5で判定してください。

【巫堂あすか】
DDD★:【3d6】を振りました。結果は「6」成功です。(成功値12以下)(各ダイス目:4,1,1)

攻撃をイフリートが防ぎます。

そこに、源三郎と紅美が走ってきます。

【イフリート】
「hahahahahahaha!」

【巫堂あすか】
ここでDDD成長です

【妃子源三郎】
「待たせたな!」

では、3D6を振って奇数が多かったらレベルアップします。

【巫堂あすか】
「センパイ!紅美さん!」

【巫堂あすか】
制服は破れてないけど結構ボロボロな状態

【巫堂あすか】
DDD★:【3d6】を振りました。結果は「12」失敗です。(成功値7以下)(各ダイス目:4,4,4)

【巫堂あすか】
残念成長しなかった

レベルアップはしませんでしたが、蓬莱パワー+4点です。

【巫堂あすか】
いえい☆

【狂乱の錬金術師】
「? 指環は、どうした_?」

【妃子源三郎】
「ハハハハハ、化学の力じゃ勝てなかったよ。俺の負けだ。王水で力の指輪を溶かしただけだよ!」

【狂乱の錬金術師】
「──!!!!」

【巫堂あすか】
「なくなっちゃった?ねぇどんな気持ち?どんな気持ち?狂乱の!」

【都々目紅美】
「そして、指環は、ここよ」(左手を見せる)

【狂乱の錬金術師】
「ぐわーーーーーっ!」

【狂乱の錬金術師】
「おのれ、小僧ども! 許さんぞ、許さんぞ!」

【巫堂あすか】
「へっへーん♪」尻尾ピシピシ

【妃子源三郎】
「錬金術師なら、化学のことも知ってるだろう!愛想のない銀の指輪にするべきだったんだよ!」

狂乱の錬金術師は、目のようなところから赤い液体を流しながら、むちゃくちゃに腕を振り回します。

そこに、猛烈なつむじ風と雷撃が叩き込まれます。

巨大な三つ首の狛犬が、狂乱の錬金術師の腕に噛みつき、地面にその身体を何度も叩きつけます。

【都々目紅美】
「こいつが死ねば、新たな指輪は作られないわけね」

【妃子源三郎】
「たしかに(味方でよかった)」

【巫堂あすか】
「うーん魔王様の贄にしては小物だったなぁ」
痣だらけだけど強がる

狛犬は狂乱の錬金術師をズタボロにすると、紅美の方を向きます。紅美がうなずくと、狛犬は地面を蹴り、錬金術師の身体をるつぼの方に引きずっていきます。

【巫堂あすか】
「……まって紅美さん!」

【都々目紅美】
「なにか?」

【巫堂あすか】
「あいつは坩堝の中の指輪を回収できるって言ってたわ!」

【都々目紅美】
「ふむん」

【妃子源三郎】
「!そうか、溶岩に放り込む意味がないのか」

【都々目紅美】
「どうすれば?」

【巫堂あすか】
どうできるものでもないけど…そうだあたしの魔王様!
ルシファーに呼びかけます

【妃子源三郎】
「ただ水に沈めるのはどうだ。どうせ死なないだろうし」

と源三郎が言った瞬間。時間が停まります。

天井から黒い煙が湧きだし、そこから白いスーツの裸足のおっさんが姿を現します。

【巫堂あすか】
「魔王様、贄としてはご不満かもしれませんが3600年物の執念の塊…お口に合いましたらご賞味ください…」
たまには真面目にかしこまって伝えます

【ルシファー】
「何用かな? すいーと・はにー?」

【巫堂あすか】
「やだ、魔王様、かしこまっちゃったじゃないですかぁ」

【巫堂あすか】
さっくり事情を説明して贄として適当か判断を仰ぎます

【ルシファー】
「ほほう。3600年物の妄執の塊か。地上では滅多にお目にかかれない逸品だな」

【ルシファー】
「それでは、我が城でじっくりと、その妄執の原点から聞き出そうではないか。人をそこまで動かす、念というものをな」

【巫堂あすか】
「お気に召しましたらうれしいです❤」

【巫堂あすか】
「美味しくなかったらぺっしてくださいね♪」

ルシファーは狛犬から狂乱の錬金術師の身体を引きはがすと、くるくると丸めてポケットにしまいます。そして、出てきたのと同じように、黒い煙とともに去っていきます。

そして、時間が動き出します。

【巫堂あすか】
「……ふぅ」

【都々目紅美】
「で、どうすればいいの?」

【巫堂あすか】
「…もう終わったよ?お口に合うといいけど」

【妃子源三郎】
「とりあえず重りをつけてだな。アレ?どこいった??」

【都々目紅美】
「いなくなってる……」

狛犬はキョトンとした顔をしています。

【巫堂あすか(中の人)】
まぁこれで事態が悪化する可能性もあるw
なんせ魔王だし

【都々目紅美】
「とりあえずは、終わった、ということでいいのかな?」

【巫堂あすか】
「お口にあったら1999年くらいは大丈夫じゃないかな?」

【妃子源三郎】
「おおう……ボス戦がなんか飛ばされた件について。まあいいか。指輪を捨てに行く作業も残ってるしな。」

【都々目紅美】
「では、戻りましょう」

日は変わって翌日です。

【巫堂あすか】
「ふー!やっぱり学園は落ち着くね!」

灼熱のるつぼからSGへ、SGから宇津帆島へと戻ってきました。

紅美は現状を報告するために、二人と別れて委員会センターに行きました。

【妃子源三郎】
「イタイイタイ、酸で焼けた皮膚がイタイ……」

【巫堂あすか】
「センパイかぁいそ…」ツンツン

小夜子が闇ナースを連れて店に戻ってきます。

【妃子源三郎】
「ああああ、小夜子さんや、いつもすまないねぇ……(弱ってる)」

闇ナースは、救急箱からいろいろ取り出して、瞬く間に処置して、包帯でぐるぐる巻きにします。

【大藪満里奈】
「では、一週間ほど安静に。治療費は口座の方に」

【妃子源三郎】
「………(大人しくしている)」

闇ナースが去っていくと、いつもより静かな新町の喧騒が聞こえてきます。

また暑い夏の日が過ぎていきます。

というところで、本日のシナリオは終了です。

【妃子源三郎】
おつかれさまでした!

【巫堂あすか】
「もう数ぐお盆だねぇ、魔王様楽しんでるかな?」

【巫堂あすか】
おつかれさまでしたー!

お疲れさまでした。

【妃子源三郎】
大スペクタルだった。

【巫堂あすか】
これが最後の狂乱とは思えない…

【妃子源三郎】
てかまだ指輪捨ててはいないんよ。

【巫堂あすか】
先送りにはできた!

阿松岳まではまだ遠いですヨ。

【妃子源三郎】
しかしまあ、指輪の創造者は倒したようなもの。サウロン倒したくらいの感があるから、うん、まあ大幅前進?

【巫堂あすか】
これからが本番!

どんな敵が立ちふさがってくるのか、それはまたのお話です。

【巫堂あすか】
PL的には分霊的なものだと疑ってるる

【巫堂あすか】
新たな敵を楽しみに!

【妃子源三郎】
PL的には真の黒幕を疑っている

では、本日はここまで。

また次回ー

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最終更新:2026年04月28日 10:56