事故防止は[一時停止]が最重要2

最終更新日:2024.3.17 ●[広島]自転車が絡む事故のうち6割以上交差点での安全不確認などの違反
 〃 ●「止まれの標識」を紹介する報道

2024.3.3 ●徐行の説明不足

2024.2.4 ●[静岡]事故原因を鑑みて交差点での一時停止を呼びかけ

2024.1.28 ●[高知]交差点での一時停止等を街頭で呼びかけ

2024.1.21 ◆[静岡]一時停止を最初に掲げる警部補
2024.1.7 ●[愛知]自転車側に一時停止の標識がある交差点での事故

2023.12.31 ◆[兵庫]自転車での一時停止違反の取り締まりが激増
 〃 ●[千葉]右側走行且つ徐行無視の自転車が車に当て逃げの事故ではあるが・・・
 〃 ●[静岡]自転車側に「止まれ」の標識がある交差点での事故

2023.11.26 ▲[沖縄]未承認の止まれの標識で3年間も取り締まり

2023.11.12 ●[山形]「(自転車マーク)一時停止」の看板はあるが「止まれ」ではない陸橋での事故

2023.10.1 ★非常に珍しい「徐行」に特化した記事
 〃 ★[長野]当然のように一時停止を真っ先に挙げる長野県
 〃 ★[長崎]こちらでも一時停止を最優先
 〃 ●[青森]並進・携帯と一緒に一時停不停止も並ぶ
 〃 ●[岡山]警告票では一時不停止が最多で並進をやや上回る
 〃 ▲HBC北海道放送(TBS系列)ではイヤホンを挙げるも・・・
 〃 ●HTB北海道(テレ朝系列)「検挙(=赤切符発行数)は一時不停止」がトップ
 〃 ●[栃木]赤切符発行数1位は一時不停止
 〃 ●[鹿児島](MBC南日本放送)指導警告最多は「一時不停止」で赤切符発行なし
 〃 ●[鹿児島](鹿児島読売テレビ)「一時不停止93件」
 〃 ▲▲[埼玉](テレビ埼玉)「イヤホン着用自転車の取り締まり」でも・・・
 〃 ●[埼玉](埼玉新聞)赤切符最多は遮断踏切立ち入り38件、指導警告最多は一時不停止274件

2023.9.10 ●[徳島]9年ぶり赤切符は「一時不停止」
 〃 ●[長野]一時停止の標識が無い見通しの悪い交差点での事故

2023.8.27●[山形]自転車側に一時停止の標識ありの衝突事故
 〃 ●[徳島]一時不停止と信号無視を取り締まり

2023.7.9 ▲文科省副大臣が自転車で横断歩道の歩行者に衝突事故

2023.7.2 ●表題こそ一時停止があっても中身は「ネズミ捕り」への不満

2023.6.11 ◆一時不停止での赤切符発行数が増加(2023年5月30日の全国一斉取り締まり日)

2023.5.28 ●自動車向けの記事でも自転車でも同じ「事故を未然に防ぐポイント」
 〃 ●[岐阜]信号も一時停止線もない夕暮れ時の交差点での事故

2023.4.9 ●[京都]事故を防ぐ取り組みとしての電柱幕

2022.12.11 ●[福岡]一時停止を重視しつつあっても既存の誤りから抜け出せていない一面も

2022.11.20 ★[広島]一時停止への注意喚起、●自転車の安全利用五則に一時停止が追加

2022.10.2 ★[愛媛]一時停止だけでなく徐行の呼びかけも行う常識のある啓蒙活動
 〃 ★[高知]プロ選手も最優先推奨の「一時停止」
 〃 ★徐行・一時停止の先【予測運転】の重要性を理解している先生による素晴らしい解説

2022.09.25 ★[福岡]ようやく自転車での一時停止の重要性に気付く?
2022.09.18 ●[山形]信号機も一時停止の表示もない交差点での事故
2022.09.11 ●[北海道]自転車側に[止まれ]の標識がある交差点での事故
2022.09.04 ★[静岡]重点を置いている一時停止への注視
2022.08.28 ●[島根]「自転車でも一時停止」を街頭で掲げる警察官、他
2022.08.21 ◆[京都]自転車への赤切符発行数は「一時停止違反」が最多
2022.08.07 ◆参考:(自動車)横断歩道での横断妨害とされた交通違反が撤回されたケース
2022.07.10 ●[愛知]自転車側に一時停止の標識の交差点事故
2022.07.03 ●[富山]自転車側の一時停止無視の可能性がある事故でも・・・止まれの標識が白化で識別不可能という酷さ
2022.07.03 ●[静岡]自動車側が一時不停止での事故の疑い
2022.05.22 ●[熊本]自転車が赤信号点滅を無視して進行したと思われる事故
2022.05.22 ★[静岡]「一時停止ではしっかり停まろう!」と街頭指導、★[愛媛]一時停止を呼びかけ
2022.05.22 ★[広島]一時停止をしないなど57人の違反を確認、★[広島]「速度抑えてね。一時停止で止まってね」
2022.05.08 ◆自動車サイトでの一時停止の遵守を促す記事、●[愛知]止まれ標識がない見通しの悪い交差点での事故
2022.04.17 ●生活道路の隠れた危険
2022.03.13 ◆徐行に関する記事
2022.02.20 ●[三重]自転車側に一時停止の標識のある交差点での事故~徐行や一時停止を守る意味とは~

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★交差点一旦停止でポイントがたまるアプリ
www.amanokuni.jp/ucma/campuslife/entry-429.html
amagasaki.keizai.biz/headline/731/
(以前紹介したが、埋もれているのは勿体ないので最上部に重点項目として掲載)
「一時停止の遵守によってポイントが溜まる」のようなシステムを、
保険やヘルメット着用優先などより遥かに意味のある事故防止として、
本格的に活用すべきではないだろうか。
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他では皆無に等しい一時停止に焦点をあてたページ。
(今後、交通法規3では一時停止以外の内容を扱う予定)

※徐行も同様に大切

「取り締まりで注意されたことがないから関係ない」とか
「みんなが守っていないから守る必要がない」とか
「大して危険だと思っていない」という人ほど真っ先に事故に遭う危険性が高い。

「どうせ衝突したとしても大してスピード出していないし、軽い接触事故くらい」と
甘く見て後から後悔しても遅い。

自分が加害者になるかもしれないし、被害者になるかもしれない。
どちらにしても「ヘルメット被ってるし保険入っているから大丈夫」なわけがない。
もちろん被害は軽減できてるとしても、事故そのものを防がなければ本末転倒。

最近になってようやく「一時停止を守っていないことが原因での事故」のニュース記事や
実際に起きている事故を参考に、守るべき内容として
僅かづつでも気付いてきた人が増えてきているような気はする。

自転車に限らず、公道で乗り物を安全に使うためには
「適切な速度・停止・確認」と譲り合いの精神が求められる。

公道は「公共物」であって、レース場ではないが、様々な人がいる。
自分がいくら正しいと思う方法で乗っていても、
相手も同じように正しい方法で進んできてくれるとは限らない。

だからこそ、自らを守るためにはそれらの危険性を最大限防ぐ努力を惜しんではならない。

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●一時停止と交差点の軽視

一時停止について「止まるのは当たり前なんだからイチイチ言われるまでもない」
交差点について「少々左右確認しなくたって事故なんて起こりゃしない」
という人達は、実際問題として交差点で事故が多いということをどう捉えているのだろうか。
一時停止の標識標示を無視し続けても「自分だけは絶対に事故は起きない」という自信は一体どこから来るのか。

そして、見通しの悪い交差点の場合、標識がなければ「一時停止(道交法43条)」が必要なかったとしても、
今度は道交法42条に罰則ありの「徐行」義務もあるため疎かにはできない。

※実際には「罰則や条文の有無」「指導や取り締まりの有無」という原則どうこうより、「事故統計でも最多」として
怪我や事故を防ぐために、単純に「身を守る手段」として、最も重要という意味で守るべき内容。

「そんな細かいことは守らなくても大丈夫」という落とし穴から
交通事故の加害者/被害者への「魔の入口」になっているにも関わらず、
「まるで意図的に"守る必要がない"ような有様で」
その大切なことを伝えることよりも
他の項目「保険/ヘルメット/聴覚などを優先することに意味がある」のような感覚に等しいのが現状。

●「止まる」を軽視する人には

toyokeizai.net/articles/-/271062
そして、「ここで道路に飛び出すとどうなるかな?」と言って考えさせましょう。
また、「止まる」「見る」「待つ」「安全に渡る」などの行動がしっかりできるように、
実際に体を使って繰り返し練習しましょう。とにかく、体で覚えることが大事です。
全ての自転車乗りと「関係各所も含めて」
「安全意識が幼児以下の人々」と思って、優しく丁寧に教える必要があるのだろう。

「事故を"防ぐ"ための方策を真剣に考えましょう」
実際に起きている事故割合の高いデータを最優先で参考にしましょう」
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★「止まれ」の標識はないが、道路上に「止まれ」がある場合の法的規制の違い

ougi-law.com/15149926866429
「等」で標示も含まれていると思っていたが、間違っていたようだ。

「標識令」で「止まれ」の標識は義務が発生するが、
「道路上の止まれの標示」で「規制」を敷かれているわけではないので
「一時停止の義務は存在しない」という。

これは今までの考え方が誤りだったため訂正の必要がある。

もちろん、わざわざ、道路に「止まれ」との標示が設けられ注意喚起されている以上は、
十分な注意を払って安全運転をした方がいいことはいうまでもありません。
今後は「"道路上の標示や停止線だけの場合」
 標識令を参考にする限り法的に義務化されているわけではありませんが、
「止まったほうが安全」なので事故防止のためには「止まることをオススメ」します"
という案内になる。

■「止まれ」の標識がある・・・止まらなければならない(不停止には罰則あり)

■「止まれ」の標識はないが、道路に「止まれ」と書いてある
 ・・・法的には止まる必要はないが、安全のためには止まったほうがいい。

■「止まれ」の標識も道路に「止まれ」もない交差点
 ・・・一見止まる必要がないように思えるが、止まったほうが安全。

そして

●徐行義務について

■自分が優先道路ではない小道を進行・・・徐行義務あり
■自分が優先道路を進行・・・徐行義務はないが、危険そうであれば徐行したほうが安全。

それでも結局のところ「事故"ゼロ"」観点からすれば、
「減速=速度を落とす」「徐行する」「止まる」ということに対して
抵抗感を持たず、「日常的な自転車走行時のマナー」として身につけることが
一番大切な安全意識に繋がると思うので、
今後とも「徐行・一時停止・確認」の重要性そのものが変化することはない。

「標識も大事だが、それだけを気にするのではなく、
その場所で事故が起きる可能性があるかどうか」
各々でよく見極めてもらいたい。

【重要】★一時停止について
道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前、
(停止線が設けられていない場合は交差点の直前)で一時停止【道交法43条】

「一時停止線」そのものは法的には守らなくても違反とはならない一方で、
「"止まれ"の赤色の一時停止"標識"」は「違反すれば罰則のある禁止事項」なので、
法的には「止まらなければならない」規則。
「自転車では一時停止違反の取り締まりはなさそうだからセーフ」というのは通用しない。
警告カードも取り締まりに含むのであれば、一時不停止への警告が最も多いという記事もある。
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●[兵庫]警告書の最多は一時停止、赤切符の最多は信号無視

www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201612/0009720054.shtml
一時停止違反などの255件で警告書を交付。警告に従わなかった悪質な違反15件には、交通切符(赤切符)を交付した。
県警交通指導課によると、警告は一時停止違反の29件が最も多く、信号無視23件▽通行禁止違反20件-と続いた。
赤切符の交付は信号無視10件▽携帯電話使用2件-など。
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(そのため、路地裏の標識のある交差点で本気で一時停止違反に赤切符発行すれば
"捕まえ放題"になることは間違いなしという)

自動車では最近取り締まりが増えてきている様子のある道交法38条によって、
「横断歩道で渡ろうとしている歩行者がいれば一時停止の義務がある」のは、
「自転車でも同様に守らなければならない規則」。

他にも
●「車道から歩道に上がる前」【道交法17条2項】
●「踏切の手前」【道交法33条】
★「横断歩道などで横断しようとしている歩行者が居る場合」【道交法38条1項】
●「横断歩道付近で停止している車両などの前方に出る場合」【道交法38条2項】
●「緊急車両の接近時」【道交法40条/41条】
★「歩道で歩行者の通行の妨げになるような場合」【道交法63条の4】
●「幼児や高齢者や障害のある者の近くを走行する場合」【道交法71条】

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【重要】★徐行について
【道交法42条】★見通しの悪い交差点侵入・通行時、曲がり角や上り坂の頂上付近や急な下り坂では徐行
【道交法63条の4の2】★歩道は(普通自転車通行指定部分に歩行者がいない場合を除き)車道寄りを徐行

歩道走行時は普通自転車走行指定部分がない限り「徐行」が大原則。(第63条の4)
(※普通自転車通行指定部分でも歩行者の通行を妨げるときは一時停止)

●歩行者用道路の通行時は徐行【道交法第9条】
●歩道と車道の区別のない道路を通行する場合、
 歩行者の側方を通過するときは、安全な間隔を保つか徐行【道交法第18条の2】
●道路外に出るときは左側端に寄り徐行【道交法25条】
●路面電車を避ける際に、安全地帯があるか乗降する者がいない場合、
 1.5m以上の間隔を保つことができるときは徐行で避けて通過可能【道交法31条】
●左折時は左端に寄って徐行【道交法34条】
●自転車も右折時は左端に寄って交差点の側端にって徐行(2段階右折)【道交法34条の3】
●環状交差点の右左折時は左端に寄って徐行【道交法35条の2】
●交通整理のない交差点侵入時に「優先道路」や幅員が明らかに広い場合は徐行【道交法36条の3】
■水たまりなどを通行するときは泥よけを付けるか徐行【道交法71条の1】
●幼児や高齢者や障害のある者の近くを走行する場合は徐行【道交法71条の2】
●通学通園バスの側方通過時は徐行【道交法71条の2の3】など

徐行の役割は非常に大きく、安全走行のために必須。

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◆【重要】赤信号の点滅=一時停止しなければならない

「信号は守らなければならない」という常識すら十分に浸透できているとは言い辛いのが情けない。

elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=335CO0000000270#23
赤色の灯火の点滅
一 歩行者は、他の交通に注意して進行することができること。
二 車両等は、停止位置において一時停止しなければならないこと。

【一時停止しなければならない】

×少しだけ減速してそのまま進む
×徐行しつつ進行する
「(見通しの悪い交差点の)"徐行義務だけでは不十分なので"信号機を設置しています」という
意図まで汲み取れないようでは交通安全など程遠い。

黄色の灯火の点滅
歩行者及び車両等は、他の交通に注意して進行することができること。
【飛び出しを警戒する必要がある】

片側2車線や3車線のような幹線道路のような大きい道路であれば、
「どう見ても止まらないと危ないことは見ればわかる」ので必然的に止まる人が多い。
一方で、
【要警戒】住宅街や路地裏などのそれほど広くない道なのに「信号機がある」
=過去に実際に事故が起きている可能性が高い
=交通量が少ないように思えて実は物凄く危険が潜んでいる

路地裏の信号機=「ここは車とか全然来なさそうに見えるけど、止まらないと本当に危ないですよ」として、
信号機がわざわざ設置され、一時停止が法的にも義務付けられていると見なければならない。

つまり、
「交通量の少ない狭い道は(且つ特に信号機が設置されているような箇所であれば),
「広い道よりも更に」慎重に走行しないと、
相手が「大丈夫だろう」と漫然運転をしている可能性があるため、
「事故に遭う危険性が非常に高い」ということになる。

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●道路交通法での規定
第七条 道路を通行する歩行者又は車両等は、
信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等
(前条第一項後段の場合においては、当該手信号等)に従わなければならない。
(罰則 第百十九条第一項第一号の二、同条第二項、第百二十一条第一項第一号)

【罰則】
第119条 3ヶ月以下の懲役 or 5万円以下の罰金
第121条 2万円以下の罰金 or 科料
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免許を持っているのに赤点滅の意味を忘れ一時停止していない人には、
「年齢など関係なく直ちに免許返納してください」と言いたい。

それにしても、幼少教育としては、きちんと「赤点滅の意味」まで教えているのだろうか。
いやそもそも「信号機や道幅に関係なく」「交差点は事故では起きやすい」と
念入りに理解させられているかどうかが問題。
(命を軽視する親権者であれば、"大袈裟すぎる・少々問題ない"で済ませるつもりなのだろうが)
本来は「信号機の意味すら理解できていないようなら、
絶対に公道で単独で自転車(幼児車/子供車)を使わせてはならない」と断言する。

◆「多段階一時停止」の意義

kuruma-news.jp/post/443884
自車側の道路に一時停止が定められていない交差点では、とくに気がゆるみ、
一時停止がある場合に比べ、安全確認を意識しない人も多いかもしれません。
一時停止がある場合はもちろん、
一時停止がない場合でも、左右の安全確認をしっかりとおこない、
不安があるときは多段階一時停止をおこないながら通行しましょう。
バストラック向けの内容とはいえ、
自転車で事故に「遭わない」ためには行っておきたい一時停止の方法。

特にこれらの場所では警戒しておきたい。
●実際に出会い頭の事故があった場所
●速度を上げて走行している自動車・自転車が多い「道幅狭め」の交差点
●狭めの道幅なのに点滅信号[押しボタン]が設置されている場所
●脇道から大通りに合流する道
●通学路など交通量が多い場所

●「知らない」という問題

news.yahoo.co.jp/byline/hashimotoaiki/20211116-00268159
トラックドライバーならではの視点で、
内輪差や死角の詳細解説をされているが、それは置いておくとして・・・

要点はこの部分。
歩道では歩行者優先が大原則。
「とまれ」も「一方通行」も、「自転車を除く」という補助標識がない限り、
(↑標識の話であり、路面の"止まれ"ペイントについては法的拘束力なし)
彼らはそれらを守らねばならないのだが、
現状は「守る」以前に「守らねばならないことを知らない」ことが非常に多い。

しかし、行政や警察の街頭指導でもそれらを「優先的に」伝えようとする様子がほぼ見られない。
概ね。様々な交通規制の紹介をする際に「ついでに」紹介される程度の扱いで、
児童向け交通教育教材のほうが、
絶対的に優先すべき一時停止に関しては遥かにマシな内容となっているのが不可解極まりない。

横断歩道で渡ろうとしている歩行者がいれば停止するように
自動車に関しては今更重点的に取り締まりを行っているようだが、
自転車の一時停止義務については相変わらずほぼ放置という虚しさ。

電動キックボードにも言えるが・・・、
「公道とは何か」すら本気で知らない人間が
「平然と歩道走行するなどの、違法な使用方法で」乗り物を扱っているということに
危機感を持たなければならない。

◆徐行に関する記事

kuruma-news.jp/post/481938
一時停止については(自動車の場合)街頭指導で「横断歩道で横断しようとしている歩行者がいれば一時停止」の
"若干"指導強化傾向にある一方、

徐行については「全く」と言っていいほど、注意喚起がされていないように思う。
特に住宅街などでの「見通しの悪い交差点」は、事故の危険性があっても、
交通量の多い場所と比べると軽視されてしまう。

一応「登下校時の見守り」のような形で人は居ることはあっても、
自転車にも徐行義務があることを把握しているとは思えず、
また注意喚起したところで聞く耳を持つとも思えないどころか、
逆ギレで被害を被る可能性すらあるため、
警察官ではない人達に指導を要請するのは無理がある。

だからこそ、幼少期からの「通年での交通教育」を訴えかけ続けるのだが、
(拝金主義的志向で)ヘルメット着用や保険加入に熱心な人達は居ても、
事故「防止/予防」の観点から、
「予測運転や、速めにブレーキ操作を心がける」重要性に気付く人は
実質皆無に等しいのだから笑えない。

★非常に珍しい「徐行」に特化した記事

www.webcartop.jp/2023/09/1195862/0/
少なくとも「交通指導で徐行など一切存在しないかのように扱う多くの警察」や
そこらの"一流気取り"の新聞社や放送局などよりは遥かに先を行く記事。

各種雑多な記事でも全国的に見れば警察のページでも徐行について触れること自体が稀。

徐行の標識が少ないのは「あまりにも徐行が必要な場面が多すぎる」というよりは
「止まれ」を優先する必要があるために置き去りにされているような傾向。

しかし「徐行だったか否か」の水掛け論を避ける意味もあるとは思うが
今ではドライブレコーダー搭載車も少なくないので
事故時の速度まで分からないことが多いことも減ってきたはず。

さらに、「徐行」の標識が設置されていない場所でも、
道路交通法によって徐行が義務付けられている場所があります。
それが「左右の見通しがきかない交差点(交通整理が行われていたり、
優先道路を通行している場合は除く)」、
「道路の曲がり角付近」、「上り坂の頂上付近」、
「勾配の急な下り坂」の4カ所です。皆さんは、守れていますか?

自転車の場合は上り坂では自然に徐行になっていることが多く、
急な下り坂でブレーキをかけずに進む命知らずは少なく、
曲がり角は「見通しの悪い交差点」にも共通することなので
やはりまずは交差点を警戒することから考えたい。

場所で義務付けられているのではなく、
「場面」によって徐行が義務付けられているものもあります。それが以下です。
 ・「歩行者などのそばを通過する際、安全な間隔がとれないとき」
 ・「許可を受けて歩行者用道路を通行するとき」、「道路外に出るために車が右左折するとき」
 ・「交差点で右左折するとき」
 ・「交差する道路が優先道路、または、あきらかに道幅の広い道路のとき」、
「停車中の路面電車のそばを通過する際、安全地帯があるとき。
または安全地帯のない停留所において、乗降客がなく、
かつ1.5メートル以上の間隔があるとき」
 ・「ぬかるみや水たまりのある場所を通行するとき」
 ・「身体障害者や高齢者、児童・幼児のそばを通行するとき」
 ・「歩行者のいる安全地帯のそばを通行するとき」
 ・「児童・幼児などの乗降のために停止している通学通園バスのそばを通行するとき」

そして、信号のない横断歩道が近づくと、道路上に菱形のダイヤマークが書かれていますが、
これも「この先に横断歩道があるから徐行しましょう」と促すものになります。

これだけの徐行義務があっても
いつ「周知が十分なほど行われている」のだろうか?
すらすらと全項目とも常識として即答できる人など存在するとでも?

余程記憶力のある人でもなければ1回見て聞いただけで覚えられるわけがないし、
これだけの内容を「スタントマンショー」や「独演会」で教えられているわけがない。

だから「"通年での"交通教育が必要」と何度も書いている。

他にも犬の散歩や、
中央分離帯のない道路で、反対車線が渋滞しているときも徐行したほうが安全。
渋滞している側の側道から、割り込ませてもらったクルマが飛び出てくるかもしれないし、
無理に横断しようとする歩行者がいるかもしれないし、
渋滞を追い越そうとする二輪車や自転車がいるかもしれません。
そんなときでもすぐに停まれる速度なら、安心ですよね。

このあたりになると「予測運転の範疇」へ。
これらのような「かもしれない運転」こそ、事故の"防止"に効果的だからこそ、
被害軽減"可能性"でしかないヘルメット着用ごときに金を"取られ"夢を見るようなことはせず、
最低でも基本は無料の「予測運転」は努力義務化すべきと繰り返す。

運転していると、速度がのっているときに
わざわざブレーキをかけてスピードを落とすというのは、心理的にちょっと面倒に感じたり、
損するように感じたりするかもしれませんが、そんな考えを優先して事故を引き起こしたら、
それこそ取り返しがつかないことになります。

義務付けられている場所や場面以外にも、
「ここは落としたほうがいいな」と思ったら、
すぐに徐行をして予防運転に努めたいものですね。

そう、止まれの標識があるから、法的な義務を遂行することで安全かどうかだけで
考えるよりは、「どうすれば安全を確保できるのか」という方向で
「常に警戒し"ながら"」の運転こそ重要。これこそ必要不可欠な「ながら運転」。
「(具体的な明示のない)ながら運転が一律で悪い」かのような風潮にも疑問を呈する。

●徐行の説明不足

diamond.jp/articles/-/339180
仮に停止線や標識がなかったとしても、見通しの悪い交差点では徐行して進入しないと危険です。

「危険」という状況説明だけでなく「明確に違反」という解説が足りない。
だから「徐行しなくてもいい」などと勘違いをする。

過去のデータも見てみると、面白いことに平成29年度(2017年度)までは最高速度違反が多く、
平成30年度(2018年度)からは一時停止違反が多くなっているようです。
大きな法改正があったわけではなく、急にスピード違反者が減ったとも思えません。
これは取り締まりの方針が変わったと見るべきでしょう。

自動車では「一時停止違反」が取り締まりトップ。

自転車でも「一時停止違反にこそ警告カードを大量発行すればいい」のに
何故か優先度の低い遮音のような方向に必死になって
ようやく2023年に警察庁の通達があったが
それを把握していなかった様子の福岡県のような地域では
「多くの自転車事故の直接原因なわけがないのに」
恥ずかしげもなくそれ以降も遮音を槍玉としていたのだから呆れる。

信号無視や遮断踏切侵入違反であれば赤切符優先でも
(許可されている地域を除く)傘差し運転などであれば
「道交法71条派生の各地方条例違反」で個別処理可能であり
わざわざ明文化したのであればきっちり運用してもらいたい。

●生活道路の隠れた危険

news.yahoo.co.jp/articles/4ffebd11f6024d4b5123b83c3c7b93533d75e0b9
隠れた危険交差点、全国に78カ所 身近な生活道路の事故明らかに
身近な生活道路の小さな交差点で、人身事故が頻発している場所が全国各地にあることがわかった。
警察庁が公開する約68万件の事故データを独自に分析したところ、
そうした交差点で年6件以上の人身事故が発生している場所は19都道府県、計78カ所見つかった。
中には発生件数が県内トップクラスの交差点も複数あったが、
その多くは地元の警察本部が統計上、事故多発地点として把握していなかった。

【多くは地元の警察本部が統計上、事故多発地点として把握していなかった】
ということは・・・「重点取り締まり箇所の見直しが必要」と言える。

道幅が13メートル以上の大きな道路がからむ交差点よりも、
中~小規模の交差点での注意がより必要であることがデータからうかがえた。

やはり「生活道路での事故を甘く見過ぎている」という感想。
春の交通安全運動でも「啓蒙活動として多くの人の目に触れなければ意味がない」ことから、
どうしても「主要幹線道路」にばかり目が向けられてしまうというのが実情。

しかし、何度も繰り返しているように、
どんな小さい交差点でも見通しの悪い交差点では「徐行の義務(違反には罰則)」があり、
止まれの標識があれば止まらなければならないという「常識」は、
交差点同様に「見えにくい(事故が想定しにくい)場所こそ」問題視する必要がある。

分かりやすいのは「生活道路の小さい交差点なのに信号が設置されている」ケース。
黄色の点滅は見通しの状態に関係なく「徐行」。
言い換えれば「ここで徐行しなければ事故に遭う可能性がありますよ」ということ。

たとえ信号がなくても、どんな細い道でも、「飛び出しはある」と
常に「予測運転」していれば、被害/加害の事故に関わる確率は大幅に減らせる。

今回の分析を監修した久保田尚・埼玉大大学院教授(交通工学)は、
「生活道路はあまりにも膨大にあり、幹線道路に比べて対策が遅れていた。
(事故データなどを活用した)生活道路の危険地点を見つけ出す、
新たなシステムや手法を確立することが必要だ」と話す。


◆自動車サイトでの一時停止の遵守を促す記事

bestcarweb.jp/feature/column/414587
軽微じゃないよ! 止まらにゃ損損! 忘れがちな一時停止しなきゃいけない時と場所

どうせなら生活道路での交差点事故を防止するために
徐行義務についても書いて欲しかったが・・・
「止まる」を意識することは本当に重要。

それにしても、自転車系のサイトで
「保険に入ろう」「ヘルメットを被ろう」「左側通行を守ろう」という文字は何回も見たことがあるが、

一方で、
◆「自転車事故でも救護報告義務があります」
◆「車間距離をしっかり保ってください」
◆「一時停止をしっかりと守ろう」などの文言をまず見ないのは、
「本心では」事故「防止」や、交通法規遵守への関心は低いのだろうと思わざるを得ない。

自動車と事故に遭えば「間違いなく自転車側のほうが被害が甚大」にも関わらず、
危機意識が無さすぎるのは何なんだろうと。

対自動車には交通弱者を盾に「避けてくれるだろう」としか考えていないような輩があまりにも多く、
歩行者に対しても「▲ベルを鳴らしてどかせることが正しい」と思っているような輩など、
自転車乗り以外からの矛先が、自転車乗り全体に向かっているわけで、
現状その「無頓着」が、どれほど立場を悪くしているのか気付いて欲しいものだが、
事故に遭ったとして省みない思考力皆無の生物までいるというのだから、一生気付くことはないのだろう。

(元々の学習能力が著しく低い人達を除けば)
結局は、安全のために「最低限必須な常識」を、
常識として認識させない「教育の質の低さ※」が露呈しているだけとも言える。
(※交通教育を通年且つ反復学習を行う重要性に気付けない)


●自動車向けの記事でも自転車でも同じ「事故を未然に防ぐポイント」

kuruma-news.jp/post/649710
「事故を防ぐ」ために何を最優先でか考えるべきか。
自転車では金の臭いばかりが目立つ「ヘルメット・保険」に終始することがあまりにも不気味。
警察の啓蒙活動といえば
未だに聴覚絶対主義という実質的には無意味な指導の優先をしているところもあり
安全意識の「低い」思考停止の人達は洗脳状態で、
その優先順位の異常さに気付かず正しいと思い込む恐ろしさ。

警察庁が発表している「令和2年中の交通事故発生状況」によると、
クルマ対クルマの事故類型別事故件数の割合は、
「追突」が37%、「出会い頭」が30%、「右折時」が10%、「左折時」が6%と、
上位4種類だけで83%を占めています。
つまり、この4つの事故原因を意識しておくことで、かなりの確率で交通事故を防ぐ対策になりそうです。

事故には「原因」があって、その原因を取り除くことが最も肝心であり、
それは「ヘルメットを被り・保険に入り・聴覚が確保できていれば担保されるものではない」ことくらい
常識的に考えれば分かること。

運転手の思い込みや自己都合による「だろう運転」というのを聞いたことがあるかもしれませんが、
これは「動静不注視」と呼ばれており、「安全不確認」や「脇見運転」と並んで
交通事故原因のトップ3を形成しています。

「注意散漫になる原因」が「慣れ」であれば、「臆病運転に徹する」など、
(一応は適法状態で)カーオーディオ等とは一切関係ない。
「考え事や寝不足」をしているという状態だけで違反が問えないのと同じこと。


教習所の元教官 I氏によると、「慣れ」が慢心を生み、
「今まで通り大丈夫でしょう」という考えが関係しているようです。
「運転免許を取得した当時は、いろいろな意味で緊張しているのですが、
徐々に経験を積んで、運転に慣れてきた頃が一番危ないのです。
ある程度の経験を積むと緊張感が薄れ、
通い慣れた道では注意力が散漫になってしまうことがあります。
住宅街の路地の一時停止では、停止どころか徐行もせずに進入する人も見受けられますが、
そういったときに限って歩行者や自転車が横切ってぶつかってしまうということが多いのです」

自転車でも同じ。乗り始めは慎重に走行していても、「慣れると注意しなくなる」。
しかしなぜか自転車では(実質無意味な警察の指導の賜物により)注意散漫の原因に聴覚までも
含まれると思ってしまうのがいることそのものが、
むしろ事故防止のための最優先事項の適切な一時停止と徐行の完全遂行を「阻害している」節すらある。

そこで改めて重視されるのが「かもしれない運転」です。
これは「人が飛び出してくるかもしれない」「対向車が先に来るかもしれない」と、
これから起こるかもしれない危険を常に想定する運転の仕方です。
このように慎重に判断することで、事故の発生を未然に防ぐことを心がけましょう。

実際にはこのように「法で規定されていない予測運転」を行うことこそ
事故を未然に防ぐために重要なこと。

●[広島]自転車が絡む事故のうち6割以上交差点での安全不確認などの違反

news.yahoo.co.jp/articles/f4bc7dc7e19af3bd26d550d7eda7a415061c705b
県警によりますと、23年の自転車が絡む事故は、22年と比べて95件多い、996件で7人が死亡しました。
また、自転車が絡む事故のうち6割以上の626件で
自転車側に交差点での安全不確認などの違反が見つかりました。

だから「見通しの悪い交差点の義務である徐行」や、「止まれの標識を遵守させる一時停止」
見通しが良くても標識がなくても安全を確認するためにも「適切な速度」や
「予測運転」が重要と周知活動することが当たり前。

それを「音が聞こえていれば」歩行者や自動車に気付ける「だろう」などと
全体の交通安全を軽視する身勝手極まりないこじつけ理論で優先度を捻じ曲げるから、
いつまで経っても事故が減らない。

そんな「優先度が低い違反」をどれだけ気にして事故総数にはほぼ影響がないことは
これまでの警告カード発行実績でもう十分時間をかけてしっかりと証明されたのだから、
遮音関連の条文を抹消し、カーオーディオやオートバイなどの免許取得条件に聴覚試験がないように
「事故があれば」聴覚とは無関係でブレーキ操作が適切だったかだけを確認すれば済む。

そしていい加減、大多数が軽視している徐行無視や一時不停止こそ、赤切符や違反金をとらなくても、
まずは徹底的に老若男女問わず声かけや注意警告を行なってもらいたい。

●「止まれの標識」を紹介する報道

news.yahoo.co.jp/articles/03ec9174ef03ce3faf3538ae3dfc7f4f0c25b6d3?page=2
「止まれの標識があるんですが、自転車は止まる気配がありません」
「自転車止まれ」という一時停止の標識があるにも関わらず、
スピードを落とす素振りもなく通行していく自転車。
一時不停止には5000円の反則金が科される見通しです。

止まれの標識の紹介は素晴らしいですが、若干勘違いされそうなので補足しておくと
「自転車止まれの補助標識が”あるから”止まらなければならない」ではなく、
「自転車止まれの補助標識が”なくても”止まれの標識では止まらなければならない」が正解。



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●[静岡]事故原因を鑑みて交差点での一時停止を呼びかけ

news.yahoo.co.jp/articles/f65a39e313f374e2723d29c8f3e2bfcab23b7824
これは、交通安全意識や正しい交通マナーを身につけてもらい
交通事故防止をはかろうと行われたものです。
31日 午前7時半ごろから行われた取り締まりでは、
自転車通学する高校生らが交差点に進入する際、
一時停止を呼びかけたりヘルメット着用を促したりしていました。

ヘルメット着用で焦点がボケてしまっているが、
事故そのものを防止するには一時停止が最も効果的。

当然、遮音状態の有無など一切関係ない。
仮に完全遮音であっても一時停止することが身に付いていれば普通に止まれるのは
カーオーディオが認められていることからも分かる。
音が聞こえていようが止まれの標識で止まらなければ違反であり、
標識がなくても、見通しの良い交差点でも周囲の安全状況に応じて
減速徐行一時停止の遂行に意味がある。

県警によりますと2023年、高校生が絡む自転車事故は789件で前の年より31件増え、
なかでも「出合い頭」の事故が最も多いということで、
県警は、今後も、取り締まりや注意の呼びかけを行っていくことにしています。

「出合い頭」の事故が最も多いから、その対策で一時停止を呼びかける。
この当たり前が理解できない地域の警察は
事故の防止など全く何も考えていないから無意味な注意喚起を続けてしまう。
恐らく余程事故が減ると困るのだろう。



●[高知]交差点での一時停止等を街頭で呼びかけ

news.yahoo.co.jp/articles/1700962b6a250498bc3830027008f2232e06f575
23日は生徒と高知警察署の警察官らおよそ20人が参加し、
交通安全のプラカードを掲げて、通勤・通学するドライバーや歩行者らに
交差点での一時停止や自転車ヘルメットの着用などを呼びかけました。

(高知警察署 吉本奉由 交通課長)
「(事故は)慣れた道で起きることが多いので『車が通らないだろう』と先入観を持たずに、
『車が通るかもしれない』『危ないかもしれない』という気持ちで通っていただけたら」

「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」を心がけようというのであれば尚更、
ヘルメット着用より、まずは「予測運転」を呼びかけるべきでは?

◆[静岡]一時停止を最初に掲げる警部補

news.yahoo.co.jp/articles/ed4f7e1d6898aa620184682a67940d3e7dcaa6bf
静岡中央警察署 交通課 鈴木寛治警部補:
「登校中の朝方の事故が高校生は多いですので、時間にゆとりを持った運転と、
一時停止とか、自転車も車両という意識をもって交通安全運転を心がけてほしい」

高校生に限らず、「一時停止の最優先が当たり前」なのだが・・・
何故か一時停止を徹底されてしまうと余程困るのか、青切符等の記事のコメント欄に湧くのは
「明らかに事故のケースの低い”優先度の低い内容を”取り締まれ」と書き込む輩が後を絶たないが
自身の交通安全感覚に誤りがあるとは絶対に認めることなどないだろう。


●[愛知]自転車側に一時停止の標識がある交差点での事故

news.yahoo.co.jp/articles/18f5dd4638f1d7551b90c5fea26b15646665805d
安城市横山町で6日午前1時前、側道から自転車で道路を横切ろうとした女子高校生(17)が、
出合い頭に乗用車にはねられました。
女子高校生は全身を強く打って救急搬送されましたが、意識不明の重体です。

警察は、乗用車を運転していた岡崎市に住む20歳の会社員の男を
過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

現場は自転車側の側道に一時停止の標識があり、警察が詳しい状況を調べています。

だから止まれの標識では自転車でも「絶対に」止まらなければならないことを
全国各地で「最優先で街頭指導」しなければならないと言ってるのだが・・・。
優先すべきでもないイヤホン自転車を捕まえ悦に入っている間に、
こうした「本当に防がなければならない事故」を防がなくて
何のための交通安全運動なのか。
「ヘルメット着用し周囲の音が聞こえていれば一時停止を自動的に守る」とでも?
そんなわけないだろうと。
標識の有無も横断する距離も関係なく、「予測運転・徐行・一時停止からの確認」
これらのセットを徹底させることだけが唯一無二と言っても過言ではない事故の防止。


◆[兵庫]自転車での一時停止違反の取り締まりが激増

news.yahoo.co.jp/articles/5b3971a4f1f13be602e6ef773e916bf02444a26d
(神戸新聞NEXT)
兵庫県内で2023年1~9月、自転車利用者による一時不停止違反の摘発件数が
22年同期比で4倍の1512件に上ったことが、
県警への取材で分かった。
違反に起因する人身事故が多発している阪神間で取り締まりを強化したため。

元々兵庫は全国でも有数の自転車への取り締まりが厳しい県でもあるが、
限られた人員で1500件超えは立派。

【違反に起因する人身事故が多発】
そう。これこそまさしく適切な交通指導。断じて並走や遮音なわけがない。
特に田舎では人員的に厳しいのもあるのだろうが
せめて東京だけでなく埼玉や「問題の神奈川県」・・・は無理として、
大阪は違反以前に違法駐輪の即時撤去を進めるほうが先かもしれないが同じ関西圏として
長野県でもお手本になるような取り締まりをある程度進めるべきに思える。

県警交通指導課によると、自転車の摘発件数全体が22年同期比32件減の3473件にとどまる一方、
一時不停止違反の摘発件数は22年の369件から1143件増加した。
違反の種別では信号無視(1558件)に次ぎ2番目に多い。

急増の背景には、一時不停止が原因で起きた人身事故が突出している現状がある。
自転車が最も過失の多い「第1当事者」になった事故1031件のうち
2割超に当たる249件あり、「信号無視」(73件)や
「横断・転回違反」(107件)などほかの違反を大きく上回っている。

自治体別の摘発件数は尼崎市の964件が最多で、
他では神戸や東播、西播地域に集中した。尼崎市では自転車が第1当事者の人身事故のうち
一時不停止が原因の割合が県平均(24・2%)を超える30・6%を占めており、
市内の警察署では重点的に取り締まりを行っている。

兵庫県が多い裏事情的な背景を考えると「住民の気性や気質」も然ることながら
職質や取り締まりを頻繁にしておくことで
「他の事件の検挙に繋がる聞き込みや暴力沙汰への練習台」でもあるのだろう。
地域のモラルが危険という認識があればこそ割れ窓の抑止のためには必要と。

他の地域でも事故原因で自転車の違反内容を見れば
どう考えても「適切に停止していなかったこと」なことは間違いないので
(互いに完全不動であれば事故は絶対に起きないため)(赤信号無視も一時不停止と同様)
「一時不停止」が赤切符でも警告でも最多でなければならないはず。

にも関わらず、未だ遮音に執着する千葉県は牧歌的で「警察庁の通達が届くまでの時差」とは思うが
報道関連のレベルも微妙な福岡県も犯罪抑止という意味では
もっと兵庫県に倣ったほうがいいのでは?

12月中旬にはJR尼崎駅近くの交差点に制服姿の尼崎東署員が立ち、
自転車での違反者に指導警告票を交付するなどしてルールの順守を呼びかけた。
同署の青山真悟交通課長は「『自転車だから大丈夫』という軽い気持ちが悲惨な事故につながっている。
未然に防ぐために悪質な運転には目を光らせたい」と話していた。

その通り。事故を【未然に防ぐために】一時停止こそ最重要。

もし「ヘルメット着用すれば自動的に全ての一時停止を厳守するようになる」
という不思議な催眠効果があるなら、こちらとしても全力で勧めているが、そんな効果など一切ないので
「(ブレーキ装置が正常であれば)お金もかからずに安全を徹底できる」ことに重点を置くのは当たり前。

全国で交通の通年教育を始め一時停止違反を厳しくし徹底しても事故が減らないようであれば、
「だったら装備具も充実させたほうがいいかもしれないですね」とは言えるが・・・
現状「洗脳されてしまっている残念な人達」
順番が真逆で金満主義的思想に毒されてしまっていることに気付いていないという問題が蔓延っている。

コメ欄の
「▲小学校や中学校で年数回交通教育があった」という人に聞いてみたい。

例えば道交法に記載されている
「自転車も一時停止しなければならない状況」
つまり「自転車を除くと書いていない車両や軽車両とある項目【"全て"】
【"完璧に"】答えられますか?

まさか小学校低学年での「赤信号で止まることだけが一時停止の義務」とでも思っているのでは・・・?
「たかがその程度の交通教育」では「十分ではなかった」からこそ
「自転車でも止まれの標識で止まる」ことすら浸透していないと分からないのだろうか?

子供の頃に「交通安全子供自転車全国大会」に出てたとかで他より詳しい妙な自信があったとしても、
www.jtsa.or.jp/topics/T-303.html
これに参加することは義務教育課程には「ない」のと、
全ての自転車に関する道交法「全て」「完璧」に言えない時点で道交法教育が「十分」とは言えない。
子供に限らず「常日頃から学ぶ機会のある状況でもない限り」習熟することは絶対にありえない。

それ以前に、学校や地域や年代でも「全く違う」くらい分かりそうなものだが・・・。
「俺は昔のことでもはっきり覚えているから覚えていないのが悪い」←いやいや…貴方と記憶感覚が同じ人が多いわけないでしょうが・・・
本当に「▲想像力の無さ」に呆れる。

バスやタクシーのような「職業ドライバー」ならまだしも・・・
普通に【全ての標識】を正確に答えられる人のほうが多いとは思えない。

だから(田舎は事故も人も少なくても引っ越して交通量の多い地域移り住むことも普通にあるので)
「全国一律で」"最低限の"教育を行き届かせる必要があると思うからこそ
"通年での"交通教育と毎回書いている。




●[千葉]右側走行且つ徐行無視の自転車が車に当て逃げの事故ではあるが・・・

news.yahoo.co.jp/articles/f3bcd505dcdc82c4eeb22d81758279a6fb3cca5e
まず、自転車側が▲2段階右折せず右側通行は問題。

しかし…道路幅からして
どちらかが「明らかな優先道路」とは言えないため、
自転車も自動車もドラレコ映像を見る限り「双方とも徐行違反」と言える。

加害者が悪い(この場合は自転車)としか思えないのは
「危険運転予備軍」の自覚が必要かもしれません。

「前方不注意」→「▲急ブレーキ急ハンドル」では
反対側に歩行者がいる場合など「更なる2次被害」も起こりやすいことから、
"双方ともに"「予測運転」→「減速」→「徐行」(→確認)が必須。

※徐行違反には「罰則あり」
しかし違反切符や警告カードどころか
「見通しの悪い交差点は絶対に徐行してください!」という声掛けすら
全くと言っていいほど行われているような様子もなく
事故"防止"の活動が一向に行われないのだから浸透するわけもなく。

千葉といえばイヤホン自転車への警告カードが多いという「不名誉」な称号があるが
これを千葉県警で見直すことができる人でも就任しない限りは何ら変わるわけがない。

交通安全活動って何なんですかね?
「事故を起こさないため」の、地道な周知活動すら出来ずに
今までの"しきたり"を変更せずに決められたことだけをするのが安全ですか?


▲「事故が起こったときだけ発信」されましてもねぇ・・・
news.yahoo.co.jp/articles/13c732dbd439f574cdbe0431316972241c0bc438
交通死亡事故が連続発生 指導や取り締まりの強化などを実施 静岡県警が緊急抑止対策

【自転車への呼びかけ】
 ・交差点では前後左右の安全確認を徹底しましょう
 ・一時停止場所では必ず一時停止をして安全確認しましょう

普段の交通安全期間だけであっても集中的に
「生活道路も含む」止まれの標識のある交差点で一斉に
警告カードを発行するなどを徹底していれば
被害者が出ずに済んだかもしれないし、
「通年での交通教育」が出来ていれば、
或いはSNSを通じて自転車のルールを「楽しく面白く」学ぶ機会でもあればと思うが
全く足りないどころかその「努力」さえ怠り続けている反省もなく
「事故が起こったので一応情報発信しました」でいいわけがない。

 ・事故による被害を軽減させるため、ヘルメットを着用するよう努めましょう
この後に及んでまだこんなことを言っている。

努力義務(笑) すらない「予測運転」は必要ないですか?
速度を抑えて走行する意味は?適切な減速は?徐行は?

ヘルメット被ればこれらが「自動的に」出来ますか?
ヘルメット着用の周知を「優先」する意味がありますか?
ヘルメット着用でも守れなかった場合の責任も自業自得?

普段から出来ることすべきことをせず、優先するまでもないようなことに必死になる。
「結果、事故が起こる」当たり前では?

違反を事前に抑止させられなかった人達に申し訳なくないんですかね?
守れたはずの命を守れなかったことが悔しいとは思わない?

「見せかけだけの"似非"交通安全活動」で満足しているような人達が本当に理解できない。


●[静岡]自転車側に「止まれ」の標識がある交差点での事故

news.yahoo.co.jp/articles/80be2542f6fba631f8048e6304453566ddae643f
25日午後6時半頃、東区有玉北町の信号機のない交差点で、
南方向に向かっていた車と西に向かっていた自転車が出合い頭に衝突しました。

現場の交差点には自転車側の道路に一時停止の標識があり、警察は目撃者の話を聞いたり、
車のドライブレコーダーの映像を解析したりするなど当時の状況を詳しく調べています。

だから「自転車でも止まれの標識では止まる!」という常識を
いつになったら周知活動するつもりなのか。

そんなに「金にできる」ヘルメットや保険のほうが重要か?


▲[沖縄]未承認の止まれの標識で3年間も取り締まり

news.yahoo.co.jp/articles/28abc4a075738fe77a8a16ca1b793bbd4c61599b
沖縄県警、無効な取り締まり269件 「止まれ」の標識、
公安委の承認がないまま3年設置 読谷村の交差点

沖縄県警は24日、読谷村伊良皆の交差点で、
適切な承認を得ないまま設置した「止まれ」の標識に基づいて
道路交通法違反(一時停止場所不停止)を取り締まっていたと発表した。
県警によると2020年の設置から約3年間で無効な取り締まりが269件あり、
反則金は約187万円に上った。今後、対象者の違反を取り消し、反則金を返還する。

自転車の取り締まりがあったという話ではないが、
当然、自転車も止まらなけば完全に違反となる「止まれ」の標識。

なかなか酷い話だが沖縄県ならまあ分かるというか、
自転車が地形・気候により、運用に適していないことから利用者が少ないのもあってか、
防犯登録の有効期限が実際には5年間ではないにも関わらず未だに放置されているが、
この件も同様に「沖縄時間(待ち合わせなど遅れるのが普通)」ということなのだろう。


●[山形]「(自転車マーク)一時停止」の看板はあるが「止まれ」ではない陸橋での事故

news.yahoo.co.jp/articles/105c5be2a13ff704bf0f94c7b5d4320055ad5eaf
7日、米沢市の県道で自転車と衝突して歩行者の男性が死亡した事故で、
警察は自転車を運転していた31歳の男を逮捕した。
自転車による人身事故での逮捕は、県内で初めて。

7日午前4時半ごろ
頭蓋骨を折る大けがをして意識不明の状態で病院に運ばれたが、約7時間後に死亡した。

警察は、自転車を運転していた大友容疑者の不注意が原因とみて重過失致死の疑いで逮捕した。
自転車による人身事故での逮捕は、県内で初めて。

現場は線路にかかる陸橋を下った合流地点で、
自転車に対して一時停止を呼びかける看板が設置されている。
この看板に法的義務があるとは思えないが問題はそこではない。

まず「午前4時半に人が通るわけがない」という思い込みによる事故。
自転車整備にしてもだが「簡単にできる"だろう"」という思い込みが危険を招く。

そしてこの場合「"歩行者"がヘルメット着用」していれば被害軽減できたはずだが、
「歩行者にもヘルメットを!」と着用を呼びかけなくて良いのだろうか?
と思うが、当然そんな論調など起こるはずもない。

結果論だが
●歩行者側は飛び出しを予見して「合流点には近づかない」
●自転車側はその看板に法的義務などなくても「止まる」必要があった。

そして今からでも遅くないので、行政は合流点に「強制的に止まらせる」ために
「鉄のポール」でも「逆U字柵」でも「柔らかいオレンジポール」でもいいので早急に設置すべきだろう。
(手前の地面に小さく点滅する赤色灯の敷設も望ましい)


★[長野]当然のように一時停止を真っ先に挙げる長野県

news.yahoo.co.jp/articles/67ad94a43187de558e6cf6498773c84de57f95b2
高校生が最多“自転車事故” 交差点で出合い頭目立つ  「一時停止は止まる」「ヘルメット着用を」

「しっかり周りを見る、イヤホンをしない、自分ができることをまずやっています。
ヘルメットしていない人はまだまだ多い、呼びかけが少しでも効いていけば」
生徒会長の話は「個人の感想」とはいえ、イヤホンそのものへの習熟度の無さが伺える。

「個人的にはイヤホンをつけて自転車には乗りませんが、
もしイヤホンをするなら音量など適正な状態にしてから
安全運転に一層気をつけて使ってもらえればと思います」か
そもそも正確に把握できていない相手もいるだろうことを想定すれば
存在しない条文として「触れない」のが正解。

長野中央警察署・茂木学 交通第二課長:
「自転車は車両(扱い)なので、一時停止は止まる、車道は左側を走る。
ルールを順守して安全な利用を心がけて」
徐行こそ出ないものの、
しっかりと「一時停止」を全面に打ち出しているからこそ、
横断歩道での一時停止する車両への
(実際には一時停止が基本で当たり前の規則なのにそうでもしなければ
理解されないという虚しい現実でもあるが)
挨拶運動の効果もあって横断歩道での車両停止率も高いのだろう。

事故データを鑑みればまず一時停止率を上げること
何よりもこれが最優先でなければならないのだが・・・
こんな当たり前さえ理解できない地域では
被害軽減"可能性に賭けて"ヘルメット関連が入り込んできて少しは逸れたが
相変わらず実質的にはほぼ無意味な遮音関連に躍起になっているのだから
全く持って異常な話で警察庁からの通達など全く意に介さないのか
本庁に反抗的な挑戦なのか分からないが、現状では効果があまりないように思える。

★[長崎]こちらでも一時停止を最優先

news.yahoo.co.jp/articles/90e6499e17f33ad66950570cae1a4b6adfd34f9d
取締りは、21日から始まった「秋の全国交通安全運動」にあわせて、全国一斉に行われました。
大村市の交差点では、大村警察署と交通機動隊の7人が通勤、通学の時間帯に実施。
一時停止違反の高校生ら34人に指導警告票を交付しました。

本来はこれが普通の光景。

●[青森]並進・携帯と一緒に一時停不停止も並ぶ

news.yahoo.co.jp/articles/c436720e11df069daca7037c23c627966f47750b
並進が出て来る時点で、あまり自転車への危険度の認識も低いようで中身としては弱いが
一時不停止も重要事項として挙がっている。

【青森警察署交通第一課 長尾健史課長】
「自転車利用者の違反で多いのは、2列に並んで自転車に乗る並進だったりとか、
一時停止の標識がある所でも止まらない、一時不停止といった違反が多くなっていましたので、
そういったことに注意するように声掛けしています

青森警察署管内では2023年、これまでに、自転車に関連する事故は77件発生していて、
信号のない交差点などで、自転車と車との出合い頭の事故が多い傾向にあるということです。

これらのほとんどで並進だったわけでもないでしょうに・・・。

●[岡山]警告票では一時不停止が最多で並進をやや上回る

news.yahoo.co.jp/articles/8fa340ea3c57b5b0171927065dfe086af7ceb134
赤切符は
「一時不停止」が7人、「しゃ断器が下りかけている踏切への立ち入り」が2件、
「信号無視」が1人でした。

指導警告票の交付は292件ありました。
最も多かったのが一時不停止(79件)で、
次いで並列運転(64件)、右側通行(26件)でした。

青森と似た傾向で他地域のようにイヤホンは一切出て来ない。


▲HBC北海道放送(TBS系列)ではイヤホンを挙げるも・・・
news.yahoo.co.jp/articles/2a4596a1404b98df589e7f53f2c8cc62272dc6b7
札幌市東区の東区役所近くでは、警察官がスマートフォンを見たり、
イヤフォンをしたりしながら自転車に乗っている人たちを呼び止め、
交通ルールを守るよう注意しました。

「イヤフォンをしたりしながら自転車に乗っている人たち」
全てが必ずしも違反者に該当するとは言えないのだが・・・・
「交通ルールを守るよう注意」という違反前提になっている不可解さ。

●HTB北海道(テレ朝系列)「検挙(=赤切符発行数)は一時不停止」がトップ

news.yahoo.co.jp/articles/fd875cdf524f29124cf73f41aa95e63c8525951a
一時不停止や歩行者の通行妨げなど50件超える検挙
秋の全国交通安全運動に合わせた自転車一斉取り締まり

自転車の取り締まりは25日、全道137カ所で、警察官のべ485人体制で行われました。
道警によりますと道路交通法違反で検挙した件数は1日で53件に上ったということです。
内訳としては一時不停止が最も多く29件となったほか、
歩道を走る自転車が歩行者の通行を妨げていたなどとして検挙されるケースもありました。

但しその後に続くヘルメット過剰連呼はどうかと思うが。

●[栃木]赤切符発行数1位は一時不停止

news.yahoo.co.jp/articles/f50b4a66f655824f93b5c21a9dbbb707e26ff077
栃木県内では各警察署ごとに選んだ重点地区などを中心に55箇所で行われ
指定場所一時不停止で6件、大音量でのイヤホン使用が2件、
ブレーキの効かない自転車を運転が1件の合わせて9件を摘発したということです。
指導・警告は95件でした。
注目すべきは
【大音量でのイヤホン使用】と「イヤホン使用そのものではない」と明示出来ている点。
栃木県警がまともか、とちテレの社員が普通に出来る人なのか。
そもそも遮音状態など赤切符発行するような優先内容ではないが、
それでも一定数の理解力があることが伺えることを評価したい。

●[鹿児島](MBC南日本放送)指導警告最多は「一時不停止」で赤切符発行なし

news.yahoo.co.jp/articles/75c5ef470275fddbd1abe1483f9374667e0427d8
25日、指導警告したのは203件で、このうち最も多かったのは「一時不停止」の93件、
次いで、並んでの走行を禁じる「並進禁止」が30件、
「右側通行」の21件などでした。摘発はありませんでした。

遮音一切なし。そうこれが事故のデータから勘案すれば「普通」。
一部の「異常な優先度」が野放しになっているだけ。
あとは並進より徐行無視に警告を行って欲しいものだが及第点。

●[鹿児島](鹿児島読売テレビ)「一時不停止93件」

自転車の交通指導取り締まり指導警告203件 約5割が一時不停止
news.yahoo.co.jp/articles/b521643b1527d3bb88ac79dd2f8be317fee3f803
一時不停止93件
並進禁止30件
右側通行21件
無灯火3件
信号無視2件
2人乗り1件
その他【傘さし運転など】53件

詳細内訳でもイヤホン等一切登場せず。

やはり警察庁からの通達を知らない一部の県警だけが「暴走」を続けて
それに呼応するように無知なマスコミが何も知らずに同乗を続けている状態なのだろう。


▲▲[埼玉](テレビ埼玉)イヤホン着用自転車の取り締まり
news.yahoo.co.jp/articles/02442cc63380f4d3a4be7ed83e305807467038f1
さいたま市大宮区土手町では、午前7時半ごろから、
大宮警察署の警察官や交通機動隊など17人が、道路の右側を通行したり、
イヤホンをつけて運転したりしている自転車の交通違反の取り締まりを行いました。

しかし実態は・・・
●[埼玉](埼玉新聞)赤切符最多は遮断踏切立ち入り38件、指導警告最多は一時不停止274件
news.yahoo.co.jp/articles/eba36b699ac95ac3834d996a0b211632071ded3b
同課によると、県下の取り締まりで交通切符処理(赤切符)が65件。
●赤切符:65件
内訳は遮断踏切立ち入りが最多の38件で、指定場所一時不停止17件、右側通行9件、
信号無視1件だった。
●指導警告:900件
指定場所一時不停止274件、無灯火163件、並進禁止127件、右側通行74件など。
同署管内は交通切符処理が4件、指導警告が24件。ほかに歩行者横断妨害違反が2件あった。

おかしいですね・・・?
遮音関連は警告すら一切見当たりませんよ?右側通行の74件”以下で
何故報道ソースに使う意味があるのでしょう?

これは「テレビ埼玉の報道姿勢の問題」か、「埼玉県警側の一次報道の問題」か。
いずれにしても交通安全に対する周知活動への問題があることは確実。


●[長野]一時停止の標識が無い見通しの悪い交差点での事故

news.yahoo.co.jp/articles/706bc6999afc57d0502afb76fe58c20a70a0e803
自転車の82歳男性が軽自動車にはねられ死亡 市道交差点で出会い頭に衝突
一時停止の標識なく金網フェンスなどで見通し悪い場所(長野・佐久市)

まさしく「法的に"徐行義務"の発生する場所」になるが、
記事でもコメントでも一切出て来ない。

これが「事故を"未然に"防ぐための周知不足」と言わず何というのか。

ヘルメット着用や保険加入で「未然に」防げるとでも?

当然、見通しの良い交差点でも事故は発生するので、
「最低でも徐行未満の減速」は必須であり、一時停止するに越したことは無い。

「もう高齢者だから」ではなく、年齢関係なく事故を防ぐための取り組みが
全く出来ていないことは何故問題ではないと言えるのか甚だ疑問。


●[徳島]9年ぶり赤切符は「一時不停止」

news.yahoo.co.jp/articles/e14fc2607b6aa532485f2604de1b7c635015eaae
実際には「一時停止線そのものに法的義務があるわけではない」ので、
あくまで「止まれ」の標識による「一時停止していること」が重要。

それにしても地域による差があると分かってはいたが
東京大阪兵庫に比べると甘すぎると思われても仕方ないのはある。

それよりも、周知不足の解消への取り組みについては各所でも動きが鈍いことが問題。

news.yahoo.co.jp/articles/5234689b38e57f813b19e38089662a0d24630852
「止まってください」と2度警告したが…「一時停止」無視、自転車の男に赤切符

今までロクに街頭指導もして来なかったので、
反則金導入へ向けての実績作りに勤しんでいるようにも思えるが
これだけを見ると状況的には「任意」のはずの職質を無視して振り切ったことに対して
一時不停止を持ち出されてきたようにも思うのが、
普段から各地で行われている意味不明な優先順位による交通啓蒙活動への不信感にもある。


●[山形]自転車側に一時停止の標識ありの衝突事故

news.yahoo.co.jp/articles/4f9ec79a6e99c3ff68c9a28201bce617e65cc858
交差点で自転車と軽ワゴン車が衝突 高校生が骨盤などを骨折 自転車側に一時停止の標識

警察によりますと、22日午後5時半ごろ、山形県高畠町船橋の町道交差点で、
北に進んでいた軽ワゴンと自転車で右から走ってきた自転車が衝突する事故がありました。

この事故で、自転車を運転していた町内に住む17歳の男子高校生が、
骨盤と恥骨を折る大けがをしました。

事故現場は信号機のない交差点で、自転車側に止まれの標識がありました。

詳細は書かれていないが
仮に、この事故でヘルメット着用し非遮音であれば
「骨盤と恥骨を折る大けが」を負わなかったのだろうか?

「▲頭さえ守ればいい、▲音が聞こえればいい」の末路がこうした事故に繋がると
なぜ気付かないのだろうか。

「ヘルメット着用してなくても、遮音状態であったとしても」
予測運転から徐行や「一時停止・(左右確認)」さえ守っていれば防げた事故では?

イヤホン自転車関連で報道姿勢に疑問を持ち
山形県のニュース発信元に問い合わせたことがあるが
自分たちの行動は何も間違っていないという驕りが前面で全く話にならなかった印象だが
そうした考え方がこうした事故発生の温床ではないと言い切れるのであれば
そのほうが余程危険な思考に思える。

一方でヘルメット努力「目標」を気にしない賢明な高校生たち
news.yahoo.co.jp/articles/7ecb2923778c61bce74f327c5bd0a4fdb0aec7a4
山形県村山市の高校で23日朝、
自転車ヘルメットの着用を呼びかける啓発活動が行われました。

23日朝は、1時間の間に自転車で登校した119人中着用していたのは7人

同じく「テレビユー山形」の記事。

所詮は「目標でしかないこと」に「義務」と付けるから解釈が捻じ曲がる。

ヘルメット着用するよりも、常用速度や予測運転や徐行や一時停止を守れば
「まず基本的に事故に遭うようなことはない」と常識的に分かっている高校生のほうが
多いわけではないとは思うが、
「ヘルメットが必要になるほどの事故実数が圧倒的に少ない」こともあり、
「そこまで意味が見いだせない」と、しっかりと理解できていることは間違いないようだ。

「オートバイでは必要でも、自転車では世界的に見ても不要な地域が圧倒的に多い理由」
 一般車の常用速度、金銭的負担や耐久性の問題、実態としての走行場所、
「座ってスロットル捻るだけで進むオートバイ」に対して
自転車では漕ぎ続ける必要があるため、風通しの問題など。
結局は「自転車での優先度が低い」。

●[徳島]一時不停止と信号無視を取り締まり

news.yahoo.co.jp/articles/861be304eb6e99c45b788fdb71e3ec1b334fad03
8月から全国的に自転車の取締りが強化されていることを受け
徳島県警は21日、徳島中央署、徳島名西署と合同で大規模な自転車指導取締りを行いました。

警察官約40人が国道192号の交差点5か所で
一時不停止や信号無視を取り締まったりヘルメットの着用を呼びかけたりしました。

徳島県警と地元警察署が大規模な自転車の取締りを合同で行うのは今回が初めてだということです。

反則金制度導入可否は「地方での実行可能かどうか」にあるので
指導が緩いとかほぼ無かった地域では、警察庁から直々に案内でもあったのだろうか?

徐行は一切登場していないものの、
ワイヤレスイヤホンは映像では写っていても文言としては一切登場してない。
今後も「常識的に優先度を理解し」一歩前進した地域の仲間入りであれば良いが・・・。

ヘルメット着用よりは「予測運転」を推奨で
事故の「発生そのもの」が減るのは余程何かマズいのかもしれないが
もし全世代に推奨するのは建前で、主に状況判断がつかない高齢者に勧めるつもりであっても、
本当に必要な人は理解できない可能性が低くヘルメット着用することはないと思われるので
やはり「一般車での常用速度や移動距離の範囲」からして、
「事故の発端となっている原因」を想定できるのであれば、
そこまで効果的というほどの意味があるようには思えない。



▲文科省副大臣が自転車で横断歩道の歩行者に衝突事故

news.yahoo.co.jp/articles/188df48752625d94b1c8781e27aadb7942f37449
けさ、東京・千代田区で自転車に乗っていた井出庸生文部科学副大臣が、
横断歩道を渡っていた60代女性と衝突しました。女性はけがをして病院に運ばれました。
きょう午前8時半ごろ、千代田区平河町で「自転車と歩行車の事故が起きている」と
目撃者から110番通報がありました。
捜査関係者によりますと、自転車に乗っていた井出庸生文部科学副大臣(45)が、
横断歩道を渡っていた60代女性と衝突したということです。
女性は頭にけがをしていて、病院に運ばれましたが命に別状はないということで、
警視庁が当時の状況を調べています。

◆確定「横断歩道側の信号は無かった」
news.yahoo.co.jp/articles/e094586c85e8fa3f0ec3d63a7927b5651669b794
現場は東京メトロ永田町駅近くの信号機のない横断歩道。
「押しボタン以前に信号そのものがない」ということは、
必然的に車道側にも、その横断歩道に対する信号はなかったと推定。

◆確定:現場の道路状況を動画で確認する限り
「片側1車線づつの狭い車道」「広い歩道」
つまり、植え込みや電柱などで歩行者を確認しにくい状況ではない。

他の要点は、
(1)横断歩道を渡っていた人が、
「どのような挙動で横断歩道に入ってきてどのくらいの速度だったのか」

(2)「自転車の走行速度はどの程度であったのか」

例えば、
(1)歩行者が小走りや、自転車が横断歩道に近づく直前で「急に」渡り始めた
(2)時速15km程度
であれば、急には止まれない可能性があるので事故は避けようがなかったかもしれないし、
「当たり屋」の可能性も完全には捨てきれず、歩行者の過失も少しはありそうでも・・・

一方で、
(1)直前まで停止していて自転車を確認する前に歩行速度で渡っていた
(2)時速20km超
であれば、歩行者を確認できていた状況であるため、
車で近年多い「横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば一時停止の義務」への
違反取締が増えているというニュースもあり、
当然「自転車でも同様の規制」のため、
全面的に自転車側の問題走行の可能性が高いと言わざるを得ない。

これだから自転車も「まずは一時停止違反については徹底的に厳しくすべき」だろうに・・・

もし後者であれば「自転車の交通教育が必要なのはこの大臣から」になるが、
国交省でも公安でもなく「文科省」というのが何とも皮肉な話だ。

news.yahoo.co.jp/articles/3049c87fbf0b46dde7a1809e0ace1a868ec3772f
女性は頭を打って病院に搬送されましたが、命に別条はありませんでした。
井出副大臣にケガはありませんでしたが、ヘルメットは被っていなかったということです。

ヘルメット云々は「自転車側」の話であって、歩行者には一切関係がない。
努力"目標"すらない「"歩行者は"ヘルメット着用していませんでした」のはずもない。

「教育側の立場なら、お手本としてヘルメット着用は率先して行っていなければならない」
というなら、「事故防止の観点」から
まずは「横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば一時停止の義務」を
遵守できていたかどうかを重視すべきだろう。

▲「頭守って事故防がず」
これが正しい交通安全?なわけがない。
「被害軽減は事故を起こした・起きた後に備えるもの」であって、
何度も繰り返すが、ヘルメットに「事故の発生そのもの」を防ぐ催眠効果などない。

「重要な役職だからちゃんと身を守るべきだ」とは思わないのは
常に控えていなければ国が動かなくなるほど重要でもなければ、
代わりの人員はいくらでもいるような役職だからこそ、
そうして自由に自転車で移動出来ていることからも分かる。

●あとは「デイライト」があれば歩行者が気付いて
「避けてくれた可能性が僅かに」あったかもしれない
普通の60代の方に期待するのも酷な話であり、
やはり何よりもまず「事故防止には一時停止」が最重要。



●表題こそ一時停止があっても中身は「ネズミ捕り」への不満

gendai.media/articles/-/112604
「一時停止違反」と「歩行者妨害」の取締件数が急増のナゾ…
電動キックボード登場で混迷化する交通ルール

「街頭で交通誘導すれば事故は減る」より、
自転車の場合は特に「(赤信号では止まる以外の)基本ルールすら把握していない」ことこそが
大問題であり、そのためにはまず通年での教育が必須なのだが
そういう観点は一切出て来ず。

自転車にしても「ネズミ捕り」の場所は決まっているようで、
「その場所を避けて通れば済む」というのが実情。

狭い生活道路のほうが事故の危険が潜んでいても
全くと言っていいほど居ないのだから、
「交通取り締まりしていますというアリバイ作り」に勤しんでいるだけで
しかも毎日いるわけもないので、実際には大して意味がないという。



◆一時不停止での赤切符発行数が増加(2023年5月30日の全国一斉取り締まり日)

trafficnews.jp/post/126234
2023年5月30日、自転車の全国一斉指導取締りが実施されました。
自転車利用が多い都市部で定められている自転車指導啓発重点地区・路線を中心とした全国2880か所で、
警察官約9300人が動員されています。
その結果、いわゆる違反切符などの交付を受けた検挙件数は約500件。
谷 公一国家公安委員長は「昨年秋と比べると45.4%増加であった」と話しました。

自転車を対象とした全国一斉取締りの結果、
罰金の対象となる検挙件数は516件でした。
このうち検挙件数に注目してみると、
信号無視の189件(36.6%)と
指定場所一時不停止の199件(38.6%)
の違反だけで、全体の約75%占めます。

結果を受けて、谷国家公安委員長は6月3日の閣議後会見で、こう話しました。
「基本的なルールを周知するとともに、
合わせて4分の3がそういう違反行為をしたということで、
その辺もしっかり徹底を図る必要があるのかなと思っている」。

ヘルメット連呼しておいて今更徹底と言われても白々しく聞こえる。
まるでヘルメットさえ着用すれば事故まで防げるかのような妄言を振りまいて
「ああ、あとついでに今まで見て見ぬフリしてたけど、
自動車事故減ってきたし自転車への赤切符増やすから」のような有様で
おかしいと思わないのだろうか。

※(そもそも、色んな自動車も自転車もいるという想像力があれば
一般公道で実質命がけで速度出して乗ることが信じられないが)
そのような人達であれば、ほっといてもヘルメットは被るから、
わざわざ中途半端な「努力」規定など必要なかった。

自転車には罰則のない指導警告票の交付があります。
今回の交付件数の1万1525件は、昨年の秋の一斉取締りと比較すると24.7%の増加でした。
そもそも街頭指導で「一時停止への指導警告」の割合まで最も多いのかどうか。

「まずはルールの周知徹底」、身を守る「グッズ」はその後。なぜ優先すべき順番が分からないのか。
「子供でも教えれば分かるようなことを守っていない」のは
「"自転車でも"止まれの標識で止まること」なんて教えられてない人が圧倒的多数だからでは?
一体どこで「継続的に」「理解・浸透・実行する方法で」教えてもらえる機会があるのだろう。

一斉取締りの実施結果を、検挙件数の最も多い東京都と、
2022年の交通事故死者数が最多だった大阪府に絞ってみてみました。

東京都内の検挙件数は121件で全国の約20%を占めます。
指導警告票の交付は608件。大阪府は検挙件数54件、指導警告票交付513件でした。

東京での検挙121件のうち111件は、信号無視と一時不停止の違反です。
わずかに右側通行(2)、ブレーキ不良(1)、踏切をかいくぐる遮断踏切(7)がありますが、
それ以外は指導警告票の交付で終わっています。
また、大阪での検挙54件のうち40件は信号無視でした。
そのほかは指定場所一時不停止(5)、遮断踏切(7)に限定されています。

信号無視と一時不停止の違反が多いのは「取り締まりが非常に簡単」で
事故防止への効果も高く意味があるために優先度が高いのは至極当然。

そして「警察としては右側通行への関心度は実際には低い」ようだ。
まず「遮断踏切侵入のように見つけにくい・少ない」のは、
車道を走っている自転車が割合としては少なく、
並走等と同じで「危険が近づいて来ていることが明白」だからこそ
「事故にはなりにくい」ということでもあるのだろう。

その一方で、右側通行に厳しい人達の「一時停止違反への関心が低い」イメージが強いのは、
傾向として「止まっていない・止まるつもりがない」から都合が悪いのかもしれない。
速度を出しやすい車種であれば、
(まともに変速を使いこなせるのであれば)漕ぎ出しも早く、
「鍛えること」も目的の1つのはずなのに、止まることを躊躇うというのは余りにも本末転倒。
(※当然、ヘルメット着用が免罪符になどならない)

こうした結果を受けて「一時停止検定」とでも称して何かの番組企画で楽しく学ぶ機会を設ければ
まともな交通安全の啓蒙活動になることは間違いなくても、
こうした番組作りができるような人など皆無が現状。


●[岐阜]信号も一時停止線もない夕暮れ時の交差点での事故

news.yahoo.co.jp/articles/2e66aab4b207b8842cb050361daf1f3b7d22626f
道幅はほぼ同じで、薄暗かっただろうとはいえ
方向的に見通しの悪い場所といえるかどうか動画では分からないが、

信号までは過剰としても、少なくとも一時停止線や「止まれの標識」は必要としか思えないので
「行政側の不備」の問題でもあるといえるが、
あったところで一時停止を遵守していた可能性は低そうなので
結局は「徐行・一時停止以前に法規定がなくても"予測運転"を徹底しましょう」という案内になる。

●[京都]事故を防ぐ取り組みとしての電柱幕

news.yahoo.co.jp/articles/2c77270a06d0121fbcb1045ba7688c03a99726cf
自転車の交通事故を防ぐ 子ども達のイラストを活用した電柱幕 京都
交差点での一時停止を呼びかけています。
交差点では左右を確認することなど
「(交差点では)右左右を見てしっかり止まってほしいので、すこしでも事故を防ぎたいと思ってほしいです」
「罰則なし=実質的に啓蒙活動としての意味しかない」ヘルメット努力義務の記事が溢れていた一方、
違反者には明確に罰則のある「一時停止」を重視した記事は「異常とも言えるほど」少ない。

この場合、電柱幕の効果が実際どの程度有効で設置に至る判断になったのかということよりも
「交差点」「止まること」という「事故防止のためには当たり前」のことが
記事の短さや、コメントの少なさからも分かるように軽視されていることが分かることに
まずは「個人の安全意識として危機感を覚えること」が大切。


★[広島]一時停止への注意喚起

news.yahoo.co.jp/articles/d4d5f575d7157219f49b284cfc83cf47aa8533c8
広島市安佐南区の安川沿いでは17日朝、安佐南署員などおよそ15人が自転車の一時停止や右側通行を呼びかけた。
17日は自転車の利用者へ一時停止など24件の指導を行った。安佐南署では継続して活動することにしている。

「見通しが悪いとも言えなさそうな交差点」での
「路面標示の止まれ」がある場所での一時停止指導。

反対側には▼が見えているのでありそうな「止まれ」の標識が
手前にはなさそうなことが気になる。もう少し手間にあるのだろうか?

そもそも「停止線が消えかかっている」のを、まず補修しましょうよと。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ついでに、指導が必要なほど重点箇所であれば、
法的拘束力なくても、路面に「"自転車も"止まれ」に変更し、

学校側でも毎週のように指導を続けて、
守っていなかった者には、最初なら「掃除」、
繰り返すようであれば、居残りで学習機会を設けた上で「考えさせ」て、
それでも止まらないなら最終的には「自転車通学●日停止」のような
厳格な対処が必要と考える。

●「放送部や演劇部」があれば、簡易的なドラマを作って見せて考えさせるという案もある。
(新聞部があれば新聞でのシリーズ掲載も)

「交通教育」というのはこういうことだと思うのですが。

「▲教師・講師が教壇に立って教える+テキトーに試験や作文提出させる」
「▲スタントマンショーを見せる」だけでいいわけがない。

●自転車の安全利用五則に一時停止が追加

news.yahoo.co.jp/articles/aab5b7b853874a0c8d7a611712d69a7525dac251
1.車道が原則、左側を通行歩道は例外、歩行者を優先
2.【交差点では信号と一時停止を守って、安全確認】
3.夜間はライトを点灯
4.飲酒運転は禁止
(以下略)

鳥取県で過去5年、自転車に乗っている状態で事故にあって亡くなった人12人のうち
9人が信号無視や一時不停止など、なんらかの違反があったことがわかっている。

こうしたデータがあるのだから、
「まず一時停止をきっちり守る」ために最優先で考える必要がある。


★[愛媛]一時停止だけでなく徐行の呼びかけも行う常識のある啓蒙活動

news.yahoo.co.jp/articles/102c2655f4dbef727168c688930b4e9193510d44
自転車の交通量が多い松山市の県庁前では、
県警の自転車専門部隊「バイシクルユニット」の隊員が、
通学する学生に、交差点での一時停止や徐行などを呼びかけました。

しっかりと自転車に向き合っている地域だからこそ、
一時停止と徐行の重要性に気付く。

いっそのこと、思考停止の税金無駄遣い活動に尽力している地域への牽制の意味で
愛媛県発で「一時停止と徐行の重要性を周知させる教育機会を設ける条例(努力義務)」でも
制定してみれば良いのではとすら思う。


★[高知]プロ選手も最優先推奨の「一時停止」

news.yahoo.co.jp/articles/d486110bf7ec086281e5c14196c47f69d8d5aa11
ロードバイクで颯爽と登場したのは福岡のサイクルロードレースチーム「VC福岡」のレーサーです。
そんな強豪チームから佐藤信哉選手と檜室建斗選手が宿毛市立東中学校を訪れ、
2年生31人に向けて自転車教室を開きました。

佐藤選手は自転車も車と同じように「一時停止」など、
道路標識を必ず守って欲しいと呼びかけました。
その後 生徒たちは実際に自転車に乗り実習を受けました。

ゴール前では走り抜けたい気持ちを抑えて「一時停止」。
生徒たちはゲーム感覚で楽しみながら交通ルールを学んでいました。

生徒は「意識して一時停止などは止まれるようにしていきたい」


★徐行・一時停止の先【予測運転】の重要性を理解している先生による素晴らしい解説

kurukura.jp/safety/20220218-90.html
自転車のプロが中学校へ 地球の裏側までトレーニング!? 安全に走るコツも伝授【高知】
(高知さんさんテレビ)
親や祖父母による自転車教育も必要!
長山先生:もちろん、そうです。自転車で路地から交差道路に入るときは、
一時停止の規制があるときはもちろん、たとえなくても見通しが利かない路地から出る際は、
必ず一時停止か徐行をする必要があることを認識しておく必要があります。
編集部:左折の場合、ほとんどの自転車は一時停止もせずに出てきてしまいますね。
このような解説で「徐行」に触れていること自体が奇跡とも言える。

ただ、「路地から出るときは一時停止か徐行!」という教え方ではダメです。
「止まれ」ということは単に動作上止まるということではなく、
止まる理由は左右の自分と関係するものや事象を見落とすことなく
確認するために止まるということをしっかり認識させないと、形だけの一時停止となってしまいます。

長山先生:それには、日頃から両親や祖父母など、
子供にとって身近な大人が自転車の安全な走り方やルールを守ることの重要性について、
子供に本気になって繰り返し教えることが大切です。

やはり「自動車のサイト」。
自転車業界で自転車車道走行原理主義だったり、保険やヘルメット着用ならウンザリするほど見る一方で、
まともな交通安全として「事故"そのものを"防止」として徐行まで掲げている人は極めて稀。

そして、上記の内容こそ「事故防止のための交通安全の見本」というべきだろう。
講演で稼いでいる名前が上がるような人達でもなければ、
愛媛広島など一部地域を除いて「実質無意味な遮音注意に心酔している各警察」や
ロビー活動のお蔭かヘルメット着用と保険加入推奨しか頭にないロクでもない行政達とは全く異なり、

「幼少期であれば、自転車に乗る前にまず実際の道路を歩いて危険を確認しておく」
というのも欠かせないが、ここまでは触れていないものの、
他では全く見かけない「事故そのもの」を防止するために必要な
「教育」について同意できる内容。

●惜しいのは「学校単位での通年での交通教室」や
「自転車業界への注文」というところまで踏み込んで欲しかったのはあるので、
「家庭教育だけに依存」という形だけでは完全に十分とは言えないのが惜しいところ。

少しづつだが一時停止には触れている記事は見られるようになりつつある。
今後も、既存の"ねじ曲がった"啓蒙活動に影響されない、
「真の事故"防止"」を絶対とする人達が増えてくれることに期待する。



●[福岡]一時停止を重視しつつあっても既存の誤りから抜け出せていない一面も

news.yahoo.co.jp/articles/d338eb216c424cea6c71deb62a826432910cf511
(RKB福岡放送)
自転車の交通マナー取り締まりは通勤・通学の時間帯にあわせて、福岡県内約60か所で一斉に実施されました。
このうち福岡市中央区平尾では、一時停止をしなかった人や、
一方通行の道路を逆走して運転する人などが指導を受けていました。
なかには、一時停止するよう事前に指導されたにもかかわらず、
そのまま違反するマナーの悪い人も見受けられました。

news.yahoo.co.jp/articles/9c6734cb5cec20e4b87c17092eee58c988b5b906
(FBS福岡放送)
福岡県警では取り締まりを強化しています。全国的に取り締まりが強化されているのは、『一時不停止』、『右側通行』など4つの違反です。
これは警視庁と警察庁の違いを理解できてなさそうだが・・・

8日の一斉取り締まりのうち、私たちが取材した福岡市中央区平尾では、
午前9時までの1時間半で、2人が刑事罰の対象となる“赤切符”を交付され、
46人が警告を受けました。その大半は『一方通行の逆走』や、
『一時不停止』でした。
内容としては「逆走」「一時停止」のみ。

しかし一方で・・・
news.yahoo.co.jp/articles/cec4d49974a652d30bcd743557a0e0deae0e6aa4
(テレビ西日本)
警察官は、一時停止を守るよう呼びかけたり、
一方通行の逆走やイヤホンを付けて運転した人へ警告書を渡すなどしていました。

未だに実質無駄なイヤホン自転車への警告カード発行へ「疑問を呈している」ようにも見えるが、
警察・報道側双方で「いかなる場合でもイヤホン自転車は問題」として扱うことが
正しいと思い込み、物事を俯瞰で見ることも、切り分けて判断することもできないために
「間違いを認められない頭の固い人(偉い人?)」もいて困っているかもしれないと思うと、
今は「一時停止が当たり前に出てくるようになった変化」をまずは評価することが先決と言える。



★[福岡]ようやく自転車での一時停止の重要性に気付く?

news.yahoo.co.jp/articles/c4dd8eb3a706fa68b5bf9ac29e8c46bddd81709b
このうち、西鉄大橋駅前では、自転車や歩行者が多く行き交う通勤・通学時間に合わせ、
午前8時から指導取り締まりが始まりました。

朝のあわただしい中で急ぐ自転車が事故を起こしやすいということで、
警察官が一時停止しなかったり、通行できない歩道を走る自転車を指導します。

南警察署・牧智交通第一課長は、「自転車は車両の仲間という認識を持って安全利用に努めていただきたい」と呼びかけています。

静岡・愛媛・広島くらいしかなかった近年の自転車の一時停止を重視している地域。
ようやく福岡も「金銭的負担を強いるヘルメット着用」の優先を周知させるよりも重要と気付いただろうか。

それにしても・・・、ヘルメット販売や保険勧誘に操られているのを、
黙って眺めているだけの「自転車ブレーキ関連会社」が他人事すぎるように思う。

この際、量販でもいいので各会社を纏め上げて、
それこそ地域エリアごとに「年1回ブレーキ周りの大改修キャンペーン」でも仕掛け、
「制動装置に注力することで真っ当に利益を上げられる」という方向性に気づけば
「憎しみを集める液剤」や「怪しい部品」になど頼ることなく稼ぐことができると思うのだが・・・。
経営側の「思考力」の問題か。余程同業他社の仲が悪すぎて首を絞め合っていることに気付いていないか。

●[山形]信号機も一時停止の表示もない交差点での事故

news.yahoo.co.jp/articles/8a770148602b7b725bcaf0613eed21f4b9668892
きょう午前10時前、山形県南陽市の信号機のない県道交差点で、
軽乗用車と自転車が接触する事故がありました。
この事故で、自転車に乗っていた70歳の女性が転倒し
左のひじ付近を骨折する重傷を負いました。
軽乗用車を運転していた81歳の男性にけがはありませんでした。

警察によりますと、現場は信号機や一時停止の表示がない交差点で、
道路を渡ろうとした自転車と交差点に進入してきた軽自動車が接触したということです。
●徐行義務があったかどうかだけで見ると
「見通しが悪い交差点とは書いていない」ので何とも言えない。

●優先道路侵入時の徐行義務については
「その通行している道路の幅員よりも交差道路の幅員が明らかに広い」かどうかが重要なので
「ほぼ同じような幅」であれば、この項の徐行の法的義務は生じない。

こういうのも、とりあえず道交法70条の「安全運転義務違反」が適用できるとして、
結局は、こうした法的義務の云々ではなく、
事故の"防止"は「適切な方法で一時停止すること」が大前提にあり、

車種不明でも「70歳の女性」というのもあり、
(特に高齢者が多い地域であれば尚更)「自動車は停止しない」
「再発進を躊躇しないように、自転車の扱い方や整備を適正に行っておく」ことがカギとなる。

自動車側は81歳で運転能力に問題がなかったかどうか、
もし1年以内に危険な状況があったのであれば、免許はこの際に即時返納が望ましい。
なければ「自転車の不安定な行動を予期した上での走行」が求められる。

●[北海道]自転車側に[止まれ]の標識がある交差点での事故

news.yahoo.co.jp/articles/137135e41dd446f350b889a97dda41fc09db21a8
速報 自転車で通学途中の女子高生はねられ、頭部から出血…
会話できる状態で搬送、自転車の側に一時停止の標識
news.yahoo.co.jp/articles/137135e41dd446f350b889a97dda41fc09db21a8
事故があったのは、江別市弥生町の江別警察署に近い交差点です。
9日午前8時ごろ、自転車で通学途中の女子高生が30代の女性が運転する乗用車にはねられました。
通勤途中の江別警察署の職員が事故を目撃して通報、女子高生は病院に搬送されました。
警察によりますと、女子高生は頭から血を流していましたが、意識はあり、会話ができていたということです。
現場は、信号機のない交差点で、自転車の側に一時停止の標識がありました。

ヘルメットに万能感を持っている人達は、このような事故があっても
「ヘルメット着用していれば頭の怪我を負うことは無かった」で済ませ、
また壊れたスピーカーのように「ヘルメットを買って被りましょう」を連呼するのだろうか。

常識的に「事故を防ぎたい」という感覚があれば、
「一時停止をしっかりと守ることの大切さ」を学ぶきっかけに出来るはず。

◆「注意一秒、怪我一生」という有名な標語は誇張?
人生で「真面目に徐行や一時停止をすることで、丸々一週間や一か月時間をロスする」としても、
「個々の注意を怠り失うこと」と「身体が無事で長く過ごせる時間」を比較すれば
「1ヶ月ですら"ほんの些細な時間"」でしかないと思うのが「"普通の"感覚」では?

だからこそ、有名無名問わず自転車業界人達や、警察の街頭指導を始めとする
「止まることを異様なほどに軽視している人達の存在」は、心の底から全く理解できない。

これが行政だけでなく「自転車業界のほぼ全ての人間を信用できない理由の1つ」でもある。


★[静岡]重点を置いている一時停止への注視

news.yahoo.co.jp/articles/f05047b726c967a37be2c9ed5ccca96ba1036ff5
2日朝、静岡市葵区の交差点近くでは、警察官らおよそ10人が自転車で通勤・通学する人に
安全運転を呼びかけました。
警察は、一時停止をしなかった学生に自転車指導カードを渡すなど、
交通安全の意識が高まるよう指導していました。

静岡中央警察署 交通第一課長 鈴木英文警部:
「自転車事故は、交差点での出合い頭の事故が非常に多く発生しています。
交通ルールを守っていただいて、自転車の事故防止に努めていただきたいと思います」

全国的に見れば、まだまだ数が少ない「事故防止」を意識した指導をしている地域。

(並走/遮音等の)実質的には「無駄な指導」に時間を割くようなことは避け、
「自転車でも出合い頭事故に注意しよう」と常識的に理解し、追随する地域が増えて欲しいと思う。

●[島根]「自転車でも一時停止」を街頭で掲げる警察官、他

news.yahoo.co.jp/articles/95e4cf3f6ee32a30ceaa53570696cfbf13faf941
よくある優先度を履き違えた実質的に無意味な啓蒙活動ではなく、
一時停止を周知する活動なので、素直に賛同できる。
細かいところでは、止まれの標識でも最新の「STOP」ありというのも良い点。

一方で、気になったのは、車道があまり広くないとはいえ
「警察官が通学自転車の歩道走行を特に気にも留めていなかったこと」。
いわゆる「車道走行原理主義」の人達が見れば
「義務教育段階で自転車の車道通行を徹底指導しないとは何事か」と激怒しそう。

島根県という地域的に考えれば「歩道を歩いている人も少ない」ことや、
歩道自体もあまり広くなく、舗装状態もそれほど良くなければ、
「むしろ歩道に誘導することで速度抑制効果があって安全」という総合的判断だろうか。

●「横断歩道の自転車横断帯を避けるように渡っていた」のも気になった。
全国的には廃止し消されている傾向でも、まだ廃止されていない場所であれば、
歩道からの流れで自転車はその場所を通るべきところを、
自動車が「食い込み気味に自転車横断帯の箇所まで突っ込んでくる」と分かっているから
「車道寄りの場所を意図的に避けている」?

本来は車通りも少なそうで、特に「通学路」であるなら尚更、
1車線を潰し、時間帯制限等で一方通行で、
自転車走行部分を確保する必要があるはずだが、
そこまでの整備予算もなければ考え方も湧かないのかもしれない。

◆[京都]自転車への赤切符発行数は「一時停止違反」が最多

京都で自転車「赤切符」過去最多のワケ 21年、突出して多い違反と重点地区とは (京都新聞)
news.yahoo.co.jp/articles/4f8e643a34f40959df05e660948b57ed0eaac32c
京都府警が2021年、自転車の交通違反に違反切符(赤切符)を交付した件数が、836件で過去最多となった。
重大事故を起こした自転車に違反が目立つことなどを受け、取り締まりを強化しており、
違反は一時停止違反が最も多い。

2013年が104件だったが、16年に730件に。コロナ禍などで一時減ったが、昨年は再び急増し、過去最多の836件に上った。

昨年の違反の内訳は、
一時停止違反が最多の482件で、
遮断機が下りた踏切への侵入が150件、
信号無視が143件と続く。
道路右側を通行する通行区分違反は28件、
無灯火は12件だった。

「スマホ注視」「傘差し運転」「サイレン音等が"聞こえない状態"」ほぼ使い道のない「警音器不備」も
含まれる安全運転義務関連は登場せず。
「並走」も「2人乗り」もなし。
使えば危険な状態に陥る場合もある「手信号(手合図)不使用違反」など当然あるわけもなく。

●「一時停止違反」を重視するのであれば、
止まれの標識がない「見通しの悪い交差点」での
「徐行違反」も20件ほどはあっても良さそうに思う。

しかし、こんなデータがあっても、
何故か注意喚起の最優先事項が「イヤホン自転車(音量無関係)」だったりする地域もあるから訳が分からない。

「事故の防止」の観点からすれば「適切に止まること」に勝る優先事項などあるわけがない。
互いに安全な場所に、適正な方法で完全停止していれば、通常は事故になるわけがないのだから。

●一方で、一時停止への周知が赤切符となっていないかどうか心配ではある。
「止まれの標識では自転車でも止まる必要がある(違反で罰則あり)」ことを、
どれだけの自転車乗りが知っているのだろうかと。

多くの人達にとっては周知活動も十分ではないのに「いきなり赤切符」ともなれば、
「それは段階を飛ばし過ぎでは?」と反発する人がいても不思議ではない。

特に「赤切符を発行される前の"教育の機会"がない」となれば尚更。
「子供の頃に聞いただけで忘れている」とか、
オートバイや自動車免許があっても「自転車は別」と思っている人達もいそうなこともある。



◆参考:(自動車)横断歩道での横断妨害とされた交通違反が撤回されたケース

news.yahoo.co.jp/articles/a0fff68cddc68120b79daeb2bd115db83df41d0b
「お先にどうぞ」で歩行者妨害は不成立 道を譲られたドライバーの交通違反が撤回へ 警察が謝罪

「条文どおりの原則論」からすれば、
「どんなに横断歩道で歩行者が譲っても絶対に車両側が先行してはならない」とされるも、
実際には・・・ドライブレコーダーでの記録と合わせて抗議すれば、
横断歩道に歩行者が自動車に対して譲っていることを確認できて、他に歩行者もいない場合
「そのまま進んでも違反ではない」とされる。

歩行者妨害は、道路交通法38条で定められており、警視庁の公式サイトでは
「歩行者や自転車が横断しているときや横断しようとしているときは、
横断歩道や自転車横断帯の手前(停止線があるときは、その手前)で
一時停止をして歩行者や自転車に道を譲らなければなりません」と書かれています。

歩行者を妨害したとして検挙されたドライバーが公開したドライブレコーダーの映像を確認すると、
横断歩道の手前で一時停止をした上で、歩行者に手で先に行くよう促されて進行している様子が
はっきりと映っています。

過去に警視庁の担当者に問い合わせたときには、
「(道を)譲られて通行した場合ははっきりと『切符は切らないように指導している』と回答していた」そうです。
これらの情報を踏まえて考えると本来であれば交通違反として成立しないはずです。

ドライバーの対応をした警察署に連絡を取って交通違反の撤回を求めました。
これに対して「交通違反が成立していない」ことを認めて、
謝罪するとともに歩行者を妨害したとする交通違反を撤回しました。


●[愛知]自転車側に一時停止の標識の交差点事故

news.yahoo.co.jp/articles/ec7a4007058b9cad6561c00fe4e934169ce35705
雨の中で自転車こぐ…高校生が交差点で巡回バスと衝突 乗客含め3人がケガ 高校生側に“一時停止”の標識

街頭指導で明々後日のほぼ無駄指導に執着しているような警察や、
ヘルメット着用で事故の"発生"が防げるわけもなく
一方的に「スタントマンショー」や「講演」を見せても、
「実際の通学路等での公道走行への影響」に対しては"実施・継続"効果を期待できるとは思えないので、

とにかく具体的に「通学路」であれば、自宅から学校までの場所に
「止まれの標識=一時停止義務」および「見通しの悪い交差点=徐行義務」が
実際に「どれだけあるのか」を把握するために、

自転車通学許可を与える際に、学校側でグーグルマップ等で確認しておき
生徒側にも把握させておいて、

「何箇所の止まれの標識があります」
「何箇所の見通しの悪い交差点があります」

と記述・提出させ、併せて、

「変速の正しい使い方」
 +「予測運転・正しい減速・停止からの再発進の方法」という

「具体的且つ明確な自転車で事故に遭わない(起こさない)」ための方法を習得してもらう必要がある。


●[富山]自転車側の一時停止無視の可能性がある事故でも・・・止まれの標識が白化で識別不可能という酷さ

news.yahoo.co.jp/articles/e51123766d677b70e972ba91575ad917c4b2f26b
自転車側に「一時停止」の標識…自転車で通勤中だった女性 左から来た車にはねられ重体 頭の骨折れる
(富山テレビ)
28日午前8時ごろ、富山市八尾町福島のスーパー農道の交差点で、
近くに住む会社員、
(外国人)
が通勤のため自転車に乗っていたところ、左から来た車にはねられました。

事故のあった交差点には信号機はなく、
(自転車側の)
道路に一時停止の標識がありました。

「外国人で日本の交通ルール(優先道路)・標識を学ぶ機会がなかった」としても、
標識が全くその役割を果たしていないというのは由々しき問題。

参考◆2017年時点で「外国人対応で止まれの下に"STOP"が書かれている標識」も存在する。
www.nikkei.com/article/DGXLASDG01H37_R00C17A7000000/

外国人が居る地域であれば特に
企業や事業所や学校側での道交法説明会と合わせて、
こうした標識の付け替えを最優先で行うべきではないだろうか。


●[静岡]自動車側が一時不停止での事故の疑い

自転車の高校生が軽乗用車の下敷きになり重傷 一時停止怠ったか 車運転の女逮捕 静岡・富士市
news.yahoo.co.jp/articles/529285cadd5f3f45e71fd8261fcf02191b39f383
29日午前8時前、静岡県富士市柚木の交差点で軽乗用車と自転車が衝突しました。

この事故で自転車に乗っていた富士市の男子高校生(17)が車の下敷きとなり
助け出されましたが、頭などをうち重傷です。
警察は車が一時停止せずに交差点に進入したとみて調べています。

脇道から飛び出しといえば自転車というイメージでも、この事故は立場が真逆。

加害者(この自動車運転手)は62歳の女性という話だが、
一時停止を理解できないほどの認知機能に衰えがあるのであれば運転免許は自主返納して欲しい。

免許を取得しているはずの自動車ドライバーでもこの有様。
いかに普段から一時停止を軽視しているのかがよく分かる。

だからこそ幼少期からの自転車教育でも「とにかく一時停止を徹底」しなければならないはずなのに、
中学に入って年1回の行事で済ませているようなところが殆どでは
一時停止の遵守など定着するわけもないという。

一応、静岡県の警察は自転車でも一時不停止への注意喚起をしている報道があり
「全国的に見て非常に珍しい(素晴らしい)地域」だが、やはり街頭指導だけでは限界がある。


●[熊本]自転車が赤信号点滅を無視して進行したと思われる事故

news.yahoo.co.jp/articles/bec5c80b2d4d6d2282ec0629d77f6133b34f212f
5月21日未明、熊本県益城町(ましきまち)で
自転車に乗って交差点を横断していた男性が軽乗用車にはねられ死亡しました。

現場は、信号のある交差点で自転車側が一時停止が必要な赤色の点滅信号でした。

「自動車側の信号が黄色点滅なら注意して走行してくれる」などとは絶対に考えてはいけない。
車通りも少ないなら尚更。
衝突して事故に遭えば重大な被害を受けるのは間違いなく自転車側。

だからこそ、他車の意識に「運を任せる」のではなく、
自転車乗りとして「一時停止」は最大限遵守してして走行しなければならない。
「自分の命を守りたいという意識があるのであれば」当然。

★[静岡]「一時停止ではしっかり停まろう!」と街頭指導

news.yahoo.co.jp/articles/61019b3b3be1288587afcfd3022a2ca20e4ac478
「自転車は車両です」5月20日は自転車マナー向上指導強化デー 
通勤時間に安全運転呼びかけ 静岡市
(静岡朝日テレビ)
 静岡市葵区の交差点では、警察官らおよそ13人が指導・取り締まりを行いました。
警察官らは、自転車で通勤・通学する人に
「一時停止ではしっかり停まろう!」などと書かれたビラを配り、
安全運転を呼びかけました。

優先順を履き違えていない「まともな」警察もあることが分かる。

★[愛媛]一時停止を呼びかけ

news.yahoo.co.jp/articles/b4d880824ab6ef3a078fd567d4a5bd91b82434b8
県内一斉に自転車集中取り締まり【愛媛】(愛媛朝日テレビ)
県警の集中取り締まりは20日県内16カ所であり、
このうち松山市余戸東の交差点では県警の自転車専門部隊
「バイシクルユニット」の隊員らが立ち、
自転車の利用者らに交差点での一時停止や左右の安全確認などを呼びかけました。

★[愛媛]一時停止などを呼びかけ(2)

news.yahoo.co.jp/articles/1ab3b94603bd649e82c1a7eca74c3a16b3f72191
全国一斉の自転車集中取り締まり 県内16カ所でも実施
「自転車は車・バイクと同じ仲間」【愛媛】
(テレビ愛媛)
このうち、過去に出会い頭の事故が多発している松山市余戸東の交差点では
警察官が街頭に立ち自転車で通学する学生らに一時停止などを呼びかけました。

松山東警察署 交通第一課・萩山誠課長:
「自転車というのは車やバイクと同じ仲間なんだということを
改めて認識していただきまして、
交通ルールは必ず守るということをお願いできたらと思います」

★[愛媛]一時停止などを呼びかけ(3)

県内16か所で一斉に自転車集中取り締まり【愛媛】
(南海放送)
news.yahoo.co.jp/articles/5495739d41350054b874d7f9587608e5a3452c59
登校中の高校生らに交差点では一時停止すること


★[広島]一時停止をしないなど57人の違反を確認

news.yahoo.co.jp/articles/b295c3af9e93253dbb132299f59515bf884b2dd6
自転車のマナーアップ 違反取り締まり 広島・佐伯区の交差点
(RCC)
20日朝の取り締まりでは、一時停止をしないなど、57人の違反が確認されたということです。

★[広島]「速度抑えてね。一時停止で止まってね」

news.yahoo.co.jp/articles/7201615eb74898a6a689fe33f55316eee5636382
速度抑えて一時停止を「自転車マナーアップ」強化月間 広島市内で取り締まり

警察によりますと、自転車違反で最も多いのは
一時不停止や高速走行といった安全義務を怠ったものだということです。

まずは「一時停止が重要」と絞り込んで注視しているかどうかで
「安全運転に関心があるかどうか」がよく分かる。














●[愛知]止まれ標識がない見通しの悪い交差点での事故

news.yahoo.co.jp/articles/536c513e8fc2bba0ce7299b95b52d84020e234b0
自転車で信号のない交差点に進入した際、右から来た軽乗用車にはねられました。

現場の交差点は自転車側の道路が住宅の陰に隠れ、軽乗用車側からの見通しが悪くなっていて、
警察が事故当時の詳しい状況を調べています。

自動車が速い主要幹線道路よりも、
こうした「生活道路こそ」道幅もそれほど広くないため、
感覚的に「たぶん車は来ない"だろう"」で進むと・・・・こうした事故が起こる。

「自転車側が左側通行であれば発見しやすい」のは勿論あるとしても、
道幅があまり広くなければ発見までの時間の余裕にはあまり差が出ないため、
「右側通行している自転車もいる」と予測できていれば、

事故防止の自衛のためには、
「自転車側」も「自動車側」も、見通しの悪い交差点では
守らなければ罰則のある「徐行」が絶対に欠かせない。
(更に、止まれの標識がなくても、止まって確認したほうが、より安全)

しかし現実的に、この交差点で事故を減らすためには、
(オレンジポールで道幅を狭くしても・・・自転車には無意味なので)
「交差点付近の道路に"凹凸をつけて縞状のガタガタ"にする」ような
「強制的に減速させる」構造に作りかえる必要がある。

●関連:「物理的な規制」が必要な場所
地下道では自転車を降りよう 小学生が交通安全呼びかけ【岩手・盛岡市】
news.yahoo.co.jp/articles/6aae070f989ce2ec081f1a80a32248dab3243182
根本的に、「速度を出しやすくなっていることそのもの」が問題。
入口から地下道も含めて、鉄柱やオレンジポールを山ほど設置して、
「どう見ても乗ったまま速度を出して移動できなくすればいいだけ」と言える。


●[三重]自転車側に一時停止の標識のある交差点での事故

~徐行や一時停止を守る意味とは~
news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20220214-1614-16048.html
三重県四日市市で14日午前、自転車に乗った20歳の男性が乗用車にはねられ、意識不明の重体です。
警察によりますと、14日午前7時前、四日市市大治田1丁目の信号のない交差点で、
自転車と乗用車が出合い頭に衝突しました。

この事故で、自転車に乗っていた鈴鹿市の会社員
が病院に搬送されましたが、頭を強く打つなどして意識不明の重体です。
乗用車を運転していた鈴鹿市の会社員の女性(26)にケガはありませんでした。

会社に出勤する途中だったとみられ、警察によりますと、自転車側に一時停止の標識があったということです。

◆シンプルに「一時停止(から左右確認)」していれば防げた事故。

「どうせ取り締まられることも注意されることもないのだから」と
多くの交通指導のように、一時停止も徐行も無視していれば、
「ある日、ある時、突然に」このような結末を迎えることになる。

果たして、多くの人達は、ブレーキ制動からの再発進の「僅かな手間と時間」を惜しむことが最優先で、
「ほんの少し面倒な手間と時間を省けるのであれば、一生を棒に振ることも惜しくない」
と、心の底から言えるのだろうか?

ブレーキ装置と「徐行、一時停止」違反での罰則が、
何のためにあるのか一度でも考えたことがないのだろうか?

答えは「他人への迷惑」とか「家族や知人等」以前に
【まず、自分の命を守るためにある】と考えられないことが、本当に不思議でしょうがない。

◆「自分の命が大切だから、徐行も一時停止もする」
たったこれだけのことが理解できない人間がいることに恐怖すら覚える。


●[山口]一時不停止に警告カード27枚(活動1時間内)

news.yahoo.co.jp/articles/f327e602c901fc85b6c1c4bec9cd8c59c765783a
通勤・通学時の自転車の事故を防ごうと、山口市の交差点で警察官が交通ルールの徹底を呼びかけた。

一時停止しなかった自転車の利用者に警察官が警告票を交付するなどし、交通ルールの徹底を呼びかけた。
自転車の交通ルールの徹底は9月30日までの秋の全国交通安全運動の重点項目にもなっている。

「まだルールが浸透していない部分が多く見受けられた。
自分自身の安全は自分が守るというのが前提になってくるので、止まるところは止まる、
守るべき交通ルールは守っていただくというのが重要。」

この交差点は通勤・通学する自転車の交通量が多く、地元の人から立哨の要望があった場所で、
1時間ほどで27件の警告票が交付された。

さすがに1日張り付いて警告カード乱発できるほど人員有り余っているわけがないので
一時停止自体への関心が若干でも前進したのであれば、意味があると見るべきだろう。

理想としては、ただ「止まればいい」だけでなく、
変速付き自転車に対して「一時停止の前に変速を軽くしておきましょう」という案内まで出来れば、
「止まってからの再発進が面倒」という層に有効な策になる。

本当は「学校単位」の「通年で」自転車関係の交通教育が実現し、
悪質者には通学に自転車使用停止措置まで出来れば、
「事故防止」にも確実に有効となるが、まだまだ遠い未来の話だろう。

事故の頻度が高めなのに、あまりにも止まらない自転車が多いということであれば、
学校や保護者や高齢者などを動員で声掛け運動を継続的に行うか、
監視カメラを設置で該当者に注意するようなところまで踏み込んでも良いのではと思う。

それでも改善しなければ最終的に「一時停止しなければまともに進めないような段差を設置する」しかない。

●[自動車]一時不停止違反が増加傾向(自転車も一時停止は義務)

kuruma-news.jp/post/423925
単に「今まで散々軽視してきたこと」をやっとまともに注視し始めただけのような気もするが・・・
2020年の交通違反 最も増加したのは「一時不停止」

2020年の交通違反のうち、最も違反件数が増えていたのは「一時不停止」で、
2020年の違反件数は160万4972件と、2019年の132万8154件よりも27万6818件(20.8%)も増加しています。
この一時不停止に加え、2020年に3番目に多かった交通違反は「歩行者妨害」であり、
こうした「横断歩行者妨害」が年々数値を増しているといいます。
警察庁ウェブサイトによると、2016年から2020年の過去5年間で、
自動車と歩行者が衝突した交通死亡事故は5451件発生しており、そのうち約7割の3900件が横断中の歩行者との事故です。
横断歩行者等妨害等違反の取り締まり状況(件数)は、
2016年の11万1142件に比べて、2018年には18万1290件、2019年には22万9395件、
2020年には29万532件とこの5年間で件数は約3倍に増えています。

「交通事故の原因となる違反について、一時停止が必要な交差点での一時停止違反が非常に多くなっています。
一時停止の標識がある場所では、自転車も含め必ず一時停止をしてください。
一時停止の標識がない場所がありますが、
代わりに道路に止まれと書かれている場所もありますので、
標識がない場所であっても気を付けながら走行するようにお願いします。
また、横断歩道で歩行者が渡ろうとしているときは、必ず一時停止して歩行者に道を譲るようお願いします。
自転車は車道走行とか左側通行以前に
「事故防止び大原則」の「正しく止まる」を、
今になってようやく徐々に浸透させようという動き。

自転車でも同様の規定であり、自転車の場合は特に、
自動車との接触事故の被害を"未然に防ぐ"ためには絶対に軽視できない。

自動車でも自転車でも「止まっていないから事故になる」という
当たり前のことを蔑ろにして、
直接の事故原因とは遠い優先度の低い内容に対して注意を促し、
実質税金の無駄遣いのようなことをしていれば
「事故が防げるわけがない」。

しかし「秋の交通安全運動期間が始まったから警官の動きに注意したほうがいい」という考えでは、
いずれ事故を起こし事故に遭う。

「自分(他)の怪我を防止し、何よりも命を守るために」
「普段から適切に止まることを"常に"意識して臆病に走行することが安全の要」

自転車→歩行者への加害者抑制は、まず「常用速度を厳格に抑えること」が肝心。
狭く酷い構造の車道は山ほどあることから、「歩道走行は必然」
だからこそ、「歩行者が最優先」で「安全を確保しつつ歩道を共有する」
という意味を理解する必要がある。

「歩行者保護/優先の概念が希薄で公道レース気分で走るような人」は
はっきり言ってしまえば、自転車に乗るべきではないと断言する。

※だからこそ、一般車より"基本的に速度の出しやすい"本格的スポーツ自転車には否定的な考え方。
完全私有地で自前の舗装路コースを所有しているなら、自由にスピードを上げて勝手に走ってくれればいいのだが、
「遊歩道で歩行者をまともに考慮せず走行するような輩」がいるような場所であれば、
数メートルおきに車止めを設置するなどして、物理的に強制停止させるような構造にすべきに思えて仕方ない。


▲自転車が一時停止無視で加害事故を起こした末路「禁錮10月、執行猶予3年(求刑・禁錮10月)の判決」

news.yahoo.co.jp/articles/a17b48c28570a07e6a52f7e9b7918c4e260745ed
静岡市駿河区で自転車を運転し、交差点の一時停止を無視して死亡事故を起こしたとして、
重過失致死罪に問われた静岡市葵区、農協契約職員の被告の男(25)に対し、
静岡地裁は21日、禁錮10月、執行猶予3年(求刑・禁錮10月)の判決を言い渡した。

判決によると、男は昨年9月19日午前7時頃、静岡市駿河区小鹿の交差点で自転車を運転中に一時停止の標識を無視し、
出合い頭に衝突した。
(原付オートバイと運転手は)
転倒し、3日後に死亡した。現場に信号機はなく、見通しは悪かった。

裁判官は「交差点に入る前に一時停止した上で、左右の安全を確認する注意義務があった。
被害者の生命が失われた結果は重大だ」と述べた。

自転車でも「止まれ」があれば「止まる」。
そして、標識無関係で「見通しの悪い交差点は徐行義務(違反者に罰則あり)」がある。


●[愛知]見通しの悪い交差点での事故

news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20210914-1650-11713.html
警察によりますと、14日午前9時20分ごろ、半田市横川町の交差点で、
自転車に乗っていた23歳の女性が出合い頭に車にはねられました。
女性は右脚の骨を折る重傷とみられていますが、命に別条はないということです。
車は女性をはねた後、交差点を直進する形で逃走しました。
現場は住宅街の中にある信号のない交差点で、警察はひき逃げ事件として逃げた車の行方を追っています。
「信号なし」
「止まれの標識なし」
※一時停止線はあるが法的義務は発生しない

一時停止でもいいが、法的な義務のある「徐行」がいかに事故防止に有効か分かる。
しかし、こうした事故が起こりやすい場所で街頭指導が行われるようなことがないので、
「徐行義務を知らない人だけ事故に遭う確率が高くなる」という罠。

※ヘルメットや保険はあくまで"事故後"を見据えて備えるものであり、事故を"防ぐ"効果は一切ない。

●[愛知]一時停止線のある交差点での事故

自転車の中学2年男子生徒が重体  自宅に帰る途中…交差点で軽トラックと衝突
news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-2021072812.html
現場は、田んぼや工場などが立ち並ぶ裏道で、自転車側に一時停止線がありました。
一時停止線は「止まれ」の標識のような法的義務が発生するわけでは「ない」が、
現実として止まる義務がなくても、このような事故が起こるということもあり、
特に「見通しの悪い交差点」では
「徐行が違反すると罰則のある法的に義務」なので、
安全に通行し、事故"ゼロ"を得るためには、
◆交差点では「徐行」が大原則
◆「止まれ」の標識があってもなくても「止まるべき」
という案内になる。


●[岐阜]自転車側に一時停止の義務のある交差点での事故

news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20210723-1708-10182.html
23日午後1時すぎ、岐阜県揖斐川町白樫の信号のない交差点で、74歳の男性が運転する軽乗用車が、
左から走ってきた自転車と出合い頭に衝突しました。
この事故で、自転車に乗っていた30代くらいの男性が病院に運ばれましたが、
全身を強く打ち、およそ1時間半後に死亡しました。

警察によりますと、現場の交差点は自転車側の町道に一時停止の義務があるということです。
乗っていた自転車は「スピードが出しやすいロードバイク系」ということもあり、
若ければ助かるというわけでもなく、
全身を強く打つようなことになればヘルメットでは防げない可能性もある。
だからこそ、「公道は自分専用の道ではない」と意識させ、
どのような車種でも「一時停止」を絶対に軽視させない、遵守させる策を行う必要がある。


◆[東京]警視庁「止まる」を重視してもらうためのポスター

news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210609k0000m040211000c.html
警視庁は9日、重大事故につながりやすい自転車の信号無視や一時不停止について
注意を呼び掛けるポスターを作製したと発表した。
絵が得意な北沢署地域課の土井亮太巡査長が同僚をモデルにして描いたユニークな作品で、
来月にも都内の各署で掲示する。

同庁交通総務課によると、自転車が関係した事故は今年1~4月に4294件発生し、
このうち1692件(約39%)が出合い頭の事故だった。
20年までの5年間では、出合い頭の事故の死者は計49人。
違反別では「信号無視」が20人と最も多く、
「一時不停止」「安全不確認」「交差点安全進行違反」がいずれも9人だった。
つまり「止まる」ということを普段から重視していない問題点があるということ。

この調子で、是非とも「"止まる"標識がある交差点」や、
標識がなくても徐行の義務がある「見通しの悪い交差点」で
"全ての自転車に"徐行を厳守させる指導を行って欲しいところ。

ポスターは、ロードバイクで走る男性に「自転車も 止まれ」と呼び掛けるデザイン。
一般車のほうが利用者数が圧倒的に多いことから、
「スポーツ自転車を目の敵にするような印象付けは相応しくない」という人も居るとは思うが、
普段から実業団ですらないのに(コスプレ)正装で目立つ格好且つ、「速度を上げやすい車種」で、
(コンポーネントや自転車の「価格が高ければ優位性がある」と勘違いしている人も含め)
全ての自転車の「お手本」になるべき存在だからこそ、
【止まる】という当たり前を、良い意味で"見せつけて"欲しいと願う。
(徐行、2段階右折、適正な車間距離の維持についても同様)

特に、軽量なスポーツ自転車の場合、速度を上げやすい一方で、
変速を適切に切り替えて使うという普通のことが出来るなら、
「(減速→徐行→一時停止→漕ぎ出し→徐行→加速)手間取るから、なるべく止まりたくない」
という人はいないはずだが、
まるで「変速を一切切り替えないのが典型のスポーツ自転車風のママチャリ乗り」のような感覚で
"公道"を使わせてもらっているという感覚が皆無で、
妙に一時停止を強制されるような構造を嫌い、
「交通量などを理由に」公共の交通安全を意識出来できない偏屈な人もいるようだが、
そのような人は反面教師として、見習わないように気を付けたい。


●[香川]止まれの標識のない見通しの悪い住宅街の交差点での事故

news.goo.ne.jp/article/ksb/region/ksb-14370584.html
「自転車に乗った女性は、この細い路地を通って見通しの悪い交差点で、左手から来る車にぶつかりました」

現場の交差点には塀などがあり見通しが悪く、警察は軽自動車を運転していた女性(72)に話を聞くなどして
当時の状況を調べています。
法的に義務のある【徐行】がどれほど重要か思い知らされる。
そして「止まれの標識がなくても、一時停止するほうが安全」。


●[埼玉]「自動車側が一時停止違反」とはいえ・・・

news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-20210609074207.html
8日午前10時55分ごろ、埼玉県春日部市南2丁目の市道交差点で、
同市大枝、パートの女性(71)の自転車と、
同市内の無職男性(70)の乗用車が衝突。
女性が胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。

春日部署によると、現場は信号機のない丁字路。
千葉県野田市方面から蓮田市方面へ進行中の車と、
交差点を進行してきた女性の自転車が衝突した。
車の進行方向に一時停止の標識があったという。
この場合自動車側に一時停止の標識あり。

見通しの悪い交差点に該当しているのかは分からないが、
自動車が来ているのが「見えていたのであれば」減速や徐行、
「見えなかったのであれば徐行義務」で、
どちらにしろ、身の安全を守るためには、
どれだけ自動車側に一時停止の標識があり違反していて後に罰則適用されるとしても、
「自転車側で自衛しなければ」被害が大きいということを理解し、慎重に通行しておきたい。

ついでに、
胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
「頭」が先ではないことから、ヘルメット着用では被害軽減できていたかどうか怪しい。
この場合、「胸部プロテクターを装置していれば」助かった可能性があるが、
ヘルメット着用推進者は胸部プロテクターを薦めようという気はないのだろうか。

news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210609k0000m040211000c.html
警視庁は9日、重大事故につながりやすい自転車の信号無視や一時不停止について
注意を呼び掛けるポスターを作製したと発表した。
絵が得意な北沢署地域課の土井亮太巡査長が同僚をモデルにして描いたユニークな作品で、
来月にも都内の各署で掲示する。

同庁交通総務課によると、自転車が関係した事故は今年1~4月に4294件発生し、
このうち1692件(約39%)が出合い頭の事故だった。
20年までの5年間では、出合い頭の事故の死者は計49人。
違反別では「信号無視」が20人と最も多く、
「一時不停止」「安全不確認」「交差点安全進行違反」がいずれも9人だった。
つまり「止まる」ということを普段から重視していない問題点があるということ。

この調子で、是非とも「"止まる"標識がある交差点」や、
標識がなくても徐行の義務がある「見通しの悪い交差点」で
"全ての自転車に"徐行を厳守させる指導を行って欲しいところ。

ポスターは、ロードバイクで走る男性に「自転車も 止まれ」と呼び掛けるデザイン。
一般車のほうが利用者数が圧倒的に多いことから、
「スポーツ自転車を目の敵にするような印象付けは相応しくない」という人も居るとは思うが、
普段から実業団ですらないのに(コスプレ)正装で目立つ格好且つ、「速度を上げやすい車種」で、
(コンポーネントや自転車の「価格が高ければ優位性がある」と勘違いしている人も含め)
全ての自転車の「お手本」になるべき存在だからこそ、
【止まる】という当たり前を、良い意味で"見せつけて"欲しいと願う。
(徐行、2段階右折、適正な車間距離の維持についても同様)

特に、軽量なスポーツ自転車の場合、速度を上げやすい一方で、
変速を適切に切り替えて使うという普通のことが出来るなら、
「(減速→徐行→一時停止→漕ぎ出し→徐行→加速)手間取るから、なるべく止まりたくない」
という人はいないはずだが、
まるで「変速を一切切り替えないのが典型のスポーツ自転車風のママチャリ乗り」のような感覚で
"公道"を使わせてもらっているという感覚が皆無で、
妙に一時停止を強制されるような構造を嫌い、
「交通量などを理由に」公共の交通安全を意識出来できない偏屈な人もいるようだが、
そのような人は反面教師として、見習わないように気を付けたい。

●[香川]止まれの標識のない見通しの悪い住宅街の交差点での事故

news.goo.ne.jp/article/ksb/region/ksb-14370584.html
「自転車に乗った女性は、この細い路地を通って見通しの悪い交差点で、左手から来る車にぶつかりました」

現場の交差点には塀などがあり見通しが悪く、警察は軽自動車を運転していた女性(72)に話を聞くなどして
当時の状況を調べています。
法的に義務のある【徐行】がどれほど重要か思い知らされる。
そして「止まれの標識がなくても、一時停止するほうが安全」。

●[埼玉]「自動車側が一時停止違反」とはいえ・・・

news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-20210609074207.html
8日午前10時55分ごろ、埼玉県春日部市南2丁目の市道交差点で、
同市大枝、パートの女性(71)の自転車と、
同市内の無職男性(70)の乗用車が衝突。
女性が胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。

春日部署によると、現場は信号機のない丁字路。
千葉県野田市方面から蓮田市方面へ進行中の車と、
交差点を進行してきた女性の自転車が衝突した。
車の進行方向に一時停止の標識があったという。
この場合自動車側に一時停止の標識あり。

見通しの悪い交差点に該当しているのかは分からないが、
自動車が来ているのが「見えていたのであれば」減速や徐行、
「見えなかったのであれば徐行義務」で、
どちらにしろ、身の安全を守るためには、
どれだけ自動車側に一時停止の標識があり違反していて後に罰則適用されるとしても、
「自転車側で自衛しなければ」被害が大きいということを理解し、慎重に通行しておきたい。

ついでに、
胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
「頭」が先ではないことから、ヘルメット着用では被害軽減できていたかどうか怪しい。
この場合、「胸部プロテクターを装置していれば」助かった可能性があるが、
ヘルメット着用推進者は胸部プロテクターを薦めようという気はないのだろうか。


●[静岡]事故データを考慮した中身のある交通指導の実践の手本

news.goo.ne.jp/article/look/region/look-09fdb032b6628353a6679f8210133c8768dc7e60.html
静岡中央署 齋藤幸治 交通第一課長
「事故の傾向としては出合い頭ですね。
交差点では、一度止まって、安全 確認をしてから学校 に登校するようにしてください。」
このように「事故の傾向」を正しく把握し、反映させると、
「交差点での通行方法」に重点を置くのは当たり前の話。

そして「止まれの標識の有無」や「停止線」の有無を強調してしまうと、
それらが無い地点での事故を誘発するだけなので言わないというのも正解。
法的に言えば「見通しの悪い場所の手前での徐行をしなければ罰則」でも、
やはり安全のためには一時停止するに越したことはないのも確か。

安全教室などでは標識の有無にやたら関心を持って紹介している様子だが、
むしろ危険な傾向。

「飛び出しは常にある」と考えて、
警戒しながら周囲の様子を窺いつつ走行するというのが大切。

●[長野]歩行者優先と一時停止を掲げた街頭指導

news.goo.ne.jp/article/sbc21/region/sbc21-0399775.html
自転車による交通事故が増えていることを受け、長野市でけさ、街頭啓発活動が行われました。
JR篠ノ井駅の近くでは、長野南警察署の署員などが出て、
「歩道は歩行者優先」「必ず止まろう一時停止」などと書かれた看板を掲げながら、
交通ルールの順守を呼びかけました。
元々一時停止の遵守率が高い交通安全の先進県ということもあり、真っ当な街頭指導。

他地域は真似をすればいいだけなのだが、
自転車の場合特に「取り締まりをしているという体裁を保つため」か、
実際の交通事故の直接原因ではない優先順位の低い内容に熱心に注意している印象が強い。


●子供には優先的に教える一時停止

news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-245355.html
輪島市横地町の河原田小学校で二十八日、輪島署員による交通安全教室が開かれた。
全校児童二十七人が横断歩道の渡り方や自転車に乗る注意点を学んだ。

一、二年生の五人は体育館に敷かれたマットを横断歩道に見立て、歩き方を練習した。
署員と一緒に左右を指さして車が来ないかを確認し、手を上げて渡るようにと指導を受けた。
三~六年生は自転車に乗り、一時停止の標識を守ることや、
見通しが悪い交差点に気を付けることを教わりながら模擬コースを走った。
一時停止は子供だから教えなければならない交通ルールで、
大人には教える必要はないのだろうかという疑問。

自動車では横断歩道に歩行者がいれば一時停止するように促す指導が一部で行われていても、
自転車では何故か「止まること」よりも、ヘルメット着用という
"努力義務でしかない被害がゼロになるわけでもない装備品"を
過度に妄信している節があるのが不思議でしょうがない。

●[自動車]免許があっても一時停止を守るというわけでもない現状

news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20201121-567-OYT1T50136.html
信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしているのに車が止まらなかったとして、
愛知県警が摘発した件数が今年1月から10月までに約3万7000件となり、
全国最多となっていることが県警のまとめでわかった。

JAF愛知支部の担当者は「一時停止はマナーではなくルールだ。
100%にするため、ルールを周知する必要がある」としている。
免許を持っている自動車で守る人が少ないという事態には
自転車で一時停止すら守らせようとする機運が低い現状にもあることを、
最優先させるような問題でもない交通取り締まり(遮音・並走など)に躍起な人達は
「自分達が一時停止をまともに守っていない(守る気がない)」都合の悪さを誤魔化すために
知らないフリを続けるのだろう。

幼少期から自転車で「適切に止まる」ということを理解・実行できていれば、
これが自動車運転免許を取得したからといって悪い方法に変化するとは考えにくい。
だからこそ、幼少期から"通年での"交通教育には意味がある。

JAFは各都道府県で信号機のない同じ横断歩道2か所で、平日の昼間、職員が歩行者となって調査。
一時停止する割合が最も高かったのは長野県で72・4%。最も低いのは、宮城県の5・7%だった。
実際のデータとして長野県での交通教育の格の違いに如実に表れているといえる。

◆高齢者と一時停止

dot.asahi.com/wa/2020102100012.html
「高齢者の死亡事故は、多くが日没時の前後1時間以内。
照度がどんどん変わるのに、目がついていけないんです。
その時間帯には乗らないように。もちろん、すっかり暗くなった夜間も避けましょう。
どうしても夜間に乗らないといけないなら、自動車に早期に見つけてもらえるように尾灯をつけましょう」

自転車運転技術を過信しているだけではない。
高齢者の問題として、法令遵守の意識が低いことも挙げられる。
前述の警察庁発表によると、>高齢者での死者(第1・第2当事者)の
79%が法令違反をしていた(高齢者以外は72%)。
特に目に付く違反は、安全不確認の20%(同前12%)。
自動車や歩行者の見落としをしないよう心がけたい。

シニア向けの自転車講習会で指導を通じて気になった点があるという。
一時停止をきちんとしない人が多いというのだ。

「完全に止まったなら、また漕ぎ出すのは大変なんですよね。
それで、止まらずに行けるものなら止まらないという方がいるんです」(大槻氏)
過度に病院に集まり過剰の薬剤に頼る前に
こうした「シニア向けの自転車講習会」を気軽に受けられる仕組みを
不安定な頻度でメーカー主体に任せるのではなく、
各自治体単位で定例として取り組まなければならないと考える。

そして、ここでようやく「一時停止」の問題が表舞台へ。
地域独自の割引サービスや行政サービスを受けられるなどを特典に
独自の自転車免許のような制度を導入するなどして、
「法令遵守することで確実に得をする」という環境も整える必要がある。

自転車そのものに対しては
●「変速機を正しく使うこと」
●「軽量な自転車」「軽量なタイヤ」を選び購入することの意味
●「適正な空気圧を維持することで軽快になる」
●「異常に低いサドル、ハンドルの高さを是正し脚の力をかけやすくする」
●「スムーズに動くように各所に適切な整備が行き届いているかどうか」
など
様々な面から"本物の自転車"を理解してもらうためにできることは多い。

特に警察や行政には、こうした事実を正確に把握し「重要な課題がある」と認識してもらいたい。


●[愛知]珍しく検挙件数に応じ赤信号無視にも焦点を当てている記事

news.goo.ne.jp/article/nagoyatv/region/nagoyatv-003054.html
愛知県内の自転車違反の検挙件数は、去年1571件だったのに対し、
今年は8月末時点ですでに1356件に。中でも最も多いのは「信号無視」です。
スマートフォン以外にも、日傘やたばこを手に持ち、運転する人も目立ちます。
"ながら"に関しても順当な選択。
配達員が槍玉に上がるのは単に「目立つから」とか「分かりやすい」というだけで、
歩道や見通しの悪い交差点でのでの徐行無視や、
「止まれ」で一時停止しないなどの違反者全体に占める割合としては低いと考える。

●一時停止のみ焦点を当てて徐行義務には一切触れられていない記事

news.goo.ne.jp/article/sanyo/region/sanyo-20201008050000.html
左右の見とおしがきかない交差点への侵入/通行は徐行義務がある(違反には罰則あり)。
「止まれ」の標識がなくても、「出会い頭」の路面標示や
「そもそも交差点では、ドライバーは安全な速度で通行しなければならない。
表示がない道路を通る側も注意して走行してほしい」と呼び掛けている。
それ以前に、
道交法42条「徐行の義務」が存在していることを把握し、
「自らの身の安全のためにも」法令遵守しなければならない。

●[佐賀]一時停止の教育

news.goo.ne.jp/article/sagatv/region/sagatv-2020100903909.html
スタントマンが再現したのは、自転車の2人乗りや、
交差点で一時停止をしないなど日常で起こる可能性の高い自転車事故です。
2人乗りはTVで温泉タオル着用のように注釈を付けることを優先させたほうが早い気がする。
スケアードストレートはともかく、一時停止を守らなかった場合どうなるのかについて知ることは重要。

●[静岡]「止まれ」の標識を無視し衝突事故

自転車の男、原付きバイクと衝突し逮捕…一時停止の標識を無視か
news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20200919-567-OYT1T50272.html
2020/09/20 13:30読売新聞
静岡県警静岡南署は19日、静岡市葵区巴町、派遣社員の男(24)を重過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、男は19日午前7時頃、静岡市駿河区小鹿の市道交差点で、自転車を運転し、
右から来た葵区瀬名川の男性(50)の原付きバイクと出合い頭にぶつかり、けがをさせた疑い。男性は頭を強く打ち、重体。
現場は信号機のない交差点。静岡南署は男が一時停止の標識を無視したとみて調べている。
静岡県で「自転車でも[止まれ]の標識では止まらなければならない(違反者には罰則あり)」と
街頭指導してないなら知らなくても不思議ではない。
「本当に事故を減らす気があるなら」積極的に一時不停止に警告カードを発行するなど、
他にも周知徹底を図るはず。


●[愛知]自転車の摘発者数の上位は信号無視と一時不停止

www.chunichi.co.jp/article/121528
県警によると、新型コロナウイルスの感染拡大で飲食宅配のニーズが高まるにつれ、
県内では自転車の配達員の事故や交通違反が目立つようになった。
一般利用者の違反も増え、今年一~八月に前年同期比二百六十三人増の千三百五十六人が摘発された。
特に信号無視が六十九人増の七百八十八人、一時不停止が七十人増の二百五十四人と激増している。
▼摘発者総数:1356人
 ・信号無視:788人
 ・一時不停止:254人
───────────────
こういうデータがあっても、
依然として遮音関連を違反の代表格のように据えているような報道もあるので要注意。
法的拘束力の一切ない「警告カード」と、
罰則を伴う「摘発」=赤切符発行の違いすら伝えようとしていないのだから始末に負えない。


2021.12.12 ◆「多段階一時停止」の意義
2021.11.21 ●「知らない」という問題
2021.10.03 ●[山口]一時不停止に警告カード27枚(活動1時間内)
2021.09.26 ●[自動車]一時不停止違反が増加傾向(自転車も一時停止は義務)
2021.09.26 ▲自転車が一時停止無視で加害事故を起こした末路「禁錮10月、執行猶予3年(求刑・禁錮10月)の判決」
2021.09.19 ●[愛知]見通しの悪い交差点での事故
2021.08.01 ●[愛知]一時停止線のある交差点での事故
2021.07.25 ●[岐阜]自転車側に一時停止の義務のある交差点での事故
2021.06.13 ◆[東京]警視庁「止まる」を重視してもらうためのポスター
2021.06.13 ●[香川]止まれの標識のない見通しの悪い住宅街の交差点での事故
2021.06.13 ●[埼玉]「自動車側が一時停止違反の事故」とはいえ・・・
2021.05.23 ●[静岡]事故データを考慮した中身のある交通指導の実践の手本
2021.05.16 ●[長野]歩行者優先と一時停止を掲げた街頭指導
2021.05.02 ●子供には優先的に教える一時停止
2021.04.18 ★交差点一旦停止でポイントがたまるアプリ

2020.11.22 ●[自動車]免許があっても一時停止を守るというわけでもない現状
2020.10.25 ◆高齢者と一時停止
2020.10.18 ●[愛知]珍しく検挙件数に応じ赤信号無視にも焦点を当てている記事
2020.10.11 ●一時停止のみ焦点を当てて徐行義務には一切触れられていない記事
2020.10.11 ●[佐賀]一時停止の教育
2020.09.27 ●[静岡]「止まれ」の標識を無視し衝突事故
2020.09.20 ●[愛知]自転車の摘発者数の上位は信号無視と一時不停止
最終更新:2024年03月17日 19:31